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令和6年2月定例会 2月29日(木) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和6年2月定例会
2月29日(木) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議団
山田 正幸 議員
1 自己肯定感を持てる教育について
2 道路整備について
3 白タク導入について
次は,順序に従いまして山田議員。
〔20番山田正幸議員登壇,拍手〕
◆20番(山田正幸 議員) 皆様こんにちは。私は,自由民主党岡山市議団の山田正幸でございます。
インターネット中継やoniビジョンで見てくださっている皆様,ありがとうございます。心よりお礼を申し上げます。
それでは,通告に従いまして質問に入らせていただきます。
大きい1番,自己肯定感を持てる教育について。
日本の毎年の自殺者数は2万人前後です。2022年の小・中・高校生の自殺者数は514人で,過去最高となりました。
日本の未来を担っていくのは,この小・中・高校生です。小・中・高校生にとって明るい未来は我々にとっても明るい未来です。明るい未来を持っている小・中・高校生であれば自殺を考えていないと思います。
タイトルになっている自己肯定感とは,ありのままの自分を肯定する感覚のことです。他人と比較するのではなく,そのままの自分を認め,尊重し,自己価値を感じることができる心の状態を指します。人間関係やパートナーシップ,仕事や自己実現が土台となり,幸福に大きく影響する感覚です。
内閣府の調査によると,日本人はほかの国と比較すると,自分を肯定的に捉える人の割合が少ないとのことです。自己肯定感を持てば前向きになれます。失敗やミスをしたときも前向きの考えを持ち,立ち直りやすいです。そして,人の違いを受け入れられ,円満な人間関係を築けます。
自己肯定感のある若者が増えれば,日本の未来は明るい未来になります。そのためには,伝統のあるすばらしい日本の歴史と偉人について学ぶ必要があります。自己肯定感を持てる教育が必要だと思います。御所見をお示しください。
大きい2番,道路整備について。
東京のような公的交通機関の整っているところでは,移動のためには電車やバスを使うほうが便利ですが,地方では首都圏に比べて公共交通機関が充実していません。岡山市内でも郊外は公共交通機関が整っていないところがほとんどです。自家用車を使うしかないところが多いです。各家庭において,自動車免許証保持者につき車1台あるというようになります。
人口減少地域では,道路を整備して幹線道路の周りを市街化地域にして企業誘致を図り,若い人を呼び込むことが必要です。これが地域の活性化につながります。
私の地元では,免許を返納している人を除いて,各家庭ほとんど家族の人数分自家用車が必要となります。移動のためには車で移動するため,道路の摩耗度が激しいと思います。道路の損傷があり近くの人々の生活に支障が出る場合,道路整備を岡山市にお願いしています。
道路整備をお願いした場合,すんなり道路整備してもらえる場合とうまくいかない場合があります。大多数の利益のため,ごく一部の人の損失を無視するのはよくないことですが,俗に言う声の大きい人の意見が通るというのはいかがなものでしょうか。私が市議会議員に押し上げていただいて約10年になりますが,地元の住民に依頼を受けて,この道路整備は地元にとって利益になると思って奔走しても,後回しにされることが多いのが現状です。
道路整備を考える場合,全員一致の賛成が望ましいのですが,最大多数の最大幸福という考えは受け入れないのでしょうか。
道路の拡幅など道路整備をして,企業誘致,まちおこしをしたいと住民は望んでいます。結局は,人口増加のために画策して地元を活性化したいのです。道路整備案がこのように一部の人の反対のために暗礁に乗り上げた場合,何か救済策はないでしょうか。御所見をお示しください。
大きい3番,ライドシェア導入について。
現在,タクシー不足が深刻な問題になっています。これは,タクシードライバーの高齢化,新型コロナウイルス禍収束後に急増している外国人観光客によると考えられます。コロナ感染が拡大したとき,利用客が減少し,タクシードライバーを辞めた方が続出したせいでもあります。バスなどの交通手段がない交通空白地でもタクシー不足です。
タクシー以外の自家用車が客を運ぶことは,道路運送法で原則禁止されています。公共の福祉の概念からタクシー不足を解消するため,一般ドライバーが自家用車を使って有料で客を運ぶライドシェアが考えられます。政府は,ライドシェアを4月から解禁する方針を固めました。タクシー不足に悩む観光地での交通手段の確保が東京や大阪のような大都市では期待されます。一方,岡山市では,現在の状況では,ライドシェアは必要ないのではないでしょうか。
そこでお聞きします。
岡山市ではタクシー不足について,岡山駅の周辺,また西大寺駅周辺はどのような様子でしょうか。御所見をお示しください。
御清聴をいただきましてありがとうございました。
以上で第1回目の質問を終わらせていただきます。御答弁をお願いいたします。(拍手)
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
◎三宅泰司 教育長 1番,自己肯定感を持てる教育についての項,自己肯定感を持てる教育についての所見についてです。
岡山市の子どもの8割から9割が自分によいところがあると感じており,全国的にも高い状況にあります。これは,人権が尊重される環境を土台とし,自分らしさを発揮して活躍できる活動や互いのよさを認め合えるような人間関係づくりに学校全体で取り組み,自己肯定感が育っているからだと考えています。
また,社会科や道徳等の学習では,歴史上の人物や偉人の生き方を通して,自分のよさや可能性を再認識できるよう意識して進めております。
以上です。
◎平澤重之 都市整備局長 2の道路整備についての項,道路整備が暗礁に乗り上げた場合の救済策についてです。
地元要望により,拡幅等の道路整備を行う場合は,地元において事前に沿道の土地所有者の合意形成を図っていただくようお願いしているところです。
しかしながら,整備を進めていく中で,用地買収の交渉等において土地所有者の了解が得られず調整に時間を要する場合があります。こうした場合には市としても粘り強く交渉してまいりますが,地元においても再度話合いをしていただくなど合意形成に向けた御協力をお願いしたいと考えております。
次に,岡山駅周辺,西大寺駅周辺のタクシー不足の様子についてです。
岡山駅及び西大寺駅周辺におけるタクシーの需要と供給の実態については把握しておりませんが,現時点で両駅周辺でタクシーが不足しているとの声はいただいておりません。
なお,市域全体としては,タクシーの台数に対して運転手が不足していることが喫緊の課題となっていることから,タクシーが公共交通として持続可能となるよう,今年度より運転免許取得支援を行っております。
以上です。
〔20番山田正幸議員登壇〕
◆20番(山田正幸 議員) 御答弁をいただきましてありがとうございます。
再質問させていただきます。
大きい1番の自己肯定感を持てる教育についてです。
御答弁ございましたけども,子どもたちの自己肯定感を育むために,ほかの取組としてどのようなことをしていますでしょうか,お示しください。
以上で再質問を終わります。
ありがとうございました。
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
◎三宅泰司 教育長 子どもたちの自己肯定感を育むためのほかの取組という御質問をいただきました。
例えば,一人一人が係や当番活動,行事などで役割を持ち,活躍することができるような機会をつくったり,学級活動等で互いのよさや頑張りを認め合う場を設定したりするなど,子どもたちが自分は役に立っている,大切にされているという実感を持つことができるように取り組んでいます。
以上です。
○森田卓司 副議長 以上で山田議員の質問は終わりました。(拍手)
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