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令和6年2月定例会 2月28日(水) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和6年2月定例会
2月28日(水) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議団
大月 晴一 議員
1 地域振興基金について
2 地域防災について
3 建物の耐震補強の必要性の情報を広めることについて
4 一人暮らし高齢者が安心して暮らせる街づくりについて
次は,順序に従いまして大月議員。
〔6番大月晴一議員登壇,拍手〕
◆6番(大月晴一 議員) 自民党岡山市議団大月晴一でございます。お茶の間でoniビジョンを通じて,またインターネット中継で御覧の皆様,そして大勢で議場にお越しいただいた皆様,大変ありがとうございます。
インドへ視察に行ったお話をします。
インドの人口は約14億人,普通の生活費は1か月10万円だそうです。でも,人口の約半分,7億人の生活費は1日2ドル,1か月9,000円だそうです。とても貧富の差が大きい国と聞きました。
プネー市の大学フュエルビジネススクールに行きました。インドには,義務教育がないそうです。その大学は,貧しい家庭の子どもたちに大学教育しているそうで,この18年間で10万人の学生を送り出しています。
ただ,その大学に入学できるのは150人に1人だそうです。
大学の教室で我々議員団の歓迎会があり,学生さんたちにお会いしました。そのときの学生さんたちの笑顔,全員が未来を目指すきらきらした目に触れて,その純粋さに感動し,とても熱いものを感じました。今弱い日本ですが,私たちにもまだまだチャンスはあると,とても大きな勇気をもらいました。
では,通告に従い,質問させていただきます。
1,地域振興基金について。
基金35億円,毎年最大3.5億円をめどに経済,産業の振興を行い農業振興や道路整備,コミュニティービジネスを支援する地域の歴史,文化を掘り起こして地域の活性化につなげる生活交通や子育て環境の整備で地域住民の生活を守る目的で使われる地域振興基金が北区は高松,足守,南区は灘崎,東区は西大寺,旧瀬戸町など周辺地域に有効に活用されています。私の身近では,2020年オープンの造山古墳ビジターセンター,昨年オープンの高松城址資料館,旧木下権之助屋敷表門保全事業も完了,引き続き今まさに工事が進む旧足守藩侍屋敷保全事業が着工され,地元でも目に見えて陣屋町がきれいに変わりつつありとても好評です。大森市長,当局の皆様,大変ありがとうございました。
そして,今年2024年は大森市長の大盛トークでお話しいただき,北政所ねねの没後400年をきっかけに陣屋町足守にも光を当てていただけることになりました。内容の刷新が待ち遠しい足守まちなみ館リニューアル,藤田千年治邸の保全事業,そして岡山シティミュージアムでの木下家企画展の計画等,大変ありがとうございます。吉備路の大切なポイントである地区に新しいにぎわいが訪れるのが楽しみです。
そこでお尋ねします。
(1)地域振興基金は,次の展開としてどのような地域づくりをイメージし進むでしょうか。
(2)秋の紅葉,冬の雪景色,また春の桜として観光客が絶えない近水園です。風雨にさらされる構造ですので,なかなか保全といっても難しいと思いますが,建物は外環,構造体共に傷みが来ています。まず,吟風閣の保全工事,同時に庭園も含めて維持保全計画はいかがでしょう。建物脇の植物園部分の土地も含めて,陣屋跡として一体の計画を考えて庭園として桜,紅葉を加えて1年を通じた公園として計画し歴史と文化を子どもたちに伝えられる施設となれば,お堀にはコイが泳ぎ水面に吟風閣が映り若いカップルの結婚式の前撮り等人気になり陣屋町ににぎわいが増えると思います。今のままでは雑草の処理がますます必要になり,有害鳥獣対策も進めなくてはいけなくなりそうです。
(3)造山古墳保全整備工事が進み昨年に千足古墳もきれいになり,散策するのにとてもよい状態になったと思います。今年も,吉備路周遊バスも計画されていると思います。シーズンには,結構駐車場が混んでいます。そうなると,駐車場でのバスの転回も難しい中,行われています。
そこで,(ア)駐車場の拡張工事を検討いただけないでしょうか。
(イ)現地の駐車場への案内看板ですが,2か所ありますが,やや小さく感じます。もう少し大きくできないでしょうか。
(4)周辺地域には農業生産者の減少が起こっています。県外の農産物のニーズが高いらしく,メロンなどは100年の歴史があるのに知名度が落ちているようです。とてももったいなく感じます。今後,後継者が頑張れるように,基金を使って今ある特産品メロン,白桃,また葉物野菜,温室トマト等再度のブランド化を図ることを支援いただくのはいかがでしょう。
(5)周辺地域のアーツフェスティバルの話も聞くようになりました。昨年,北区主催の地域イベントを行って,やり方次第で人は動き来場は増やせると感じました。また,様々な芸術家,画家,書家,音楽家が周辺地域にも生まれてきています。開催場所をもっと周辺地域にも増やしていただきたいと思います。御所見をお願いいたします。
2,地域防災について。
自主防災組織助成金の活用で,地域の災害に対する準備も徐々に進んでいると思います。また,ハザードマップも全戸配布ができ,防災会の実施などで浸水のエリア,深さの理解も進んでいると思います。そして,今年の能登半島地震で地震の揺れのすごさを再確認いたしました。カーナビの映像が放送され,住宅が大きく揺れるのを見ました。断層の動きによる被害の地域で,港が5メートルも隆起したことを知りました。また,液状化による被害もたくさん報道されました。
岡山市の地震被害予測のハザードマップを岡山市ホームページで見ますと,岡山市全体を1枚で表現しています。岡山市地図システムに入り見ていけば詳しく理解できますが,一般の方がより理解しやすいように最初に表示されるハザードマップを変えられないかと考えました。
そこでお尋ねします。
(1)自主防災組織の活動運営費助成金について,以前に答弁いただいた申請件数から自主防災組織を結成している町内会の申請数は約20%程度になると思いますが,自主防災組織未結成も含めた連合町内会及び単位町内会それぞれの活動運営費助成金の申請率は何%になるか,過去3年分お示しください。
(2)地震による揺れやすさ,地震危険度,液状化のマップに中学校区の表示と国道,鉄道路線をはっきりと把握できるものに変更してホームページにアップできませんか。建物の全壊率5%以上が中心の国道2号線の北側に対し,全壊率が10%以上に増える国道2号線より南側,自分たちの住まいする住所がどのエリアに当たるのか,より理解できると思います。また,同じ学区内でも津高地域センターの南側のように部分的に全壊率が5%に増えるエリアがあることなど伝わりやすくなると思います。御所見をお願いします。
3,建物の耐震補強の必要性の情報を広めることについて。
岡山市の建物耐震化率は88%です。南海トラフ大地震発生の全壊棟数を見てみますと,その数に驚きます。揺れで1万3,000棟です。そして,死者は倒壊のみで200人から400人で,地震被害以外も含めると1,200人から1,400人と予想されています。この死者数は,今回の能登半島地震の約5倍です。私はもう一度各小学校区で被害予想をより詳しく表し,建物の状況が分かるエリアから発信し,御本人または身内の安全をより自分のこととして周知したく思います。
そこでお尋ねします。
(1)足守中学校,高松中学校,中山中学校区を各小学校区に置き換えて,それぞれの学区での南海トラフ巨大地震での揺れによる全半壊の建物の被害予測棟数はどうなるでしょうか。
(2)地震が起こった後で耐震補強工事をやっておけばよかったと思う市民を減らすためには,様々な形で啓発することが大切と思いますが,助成金を使う数が増えない理由は何だと思いますか。御所見をお願いします。
4,独り暮らし高齢者が安心して住まえるまちづくり。
公民館でお聞きした話です。令和4年9月に介護予防・日常生活圏域ニーズ調査が行われました。調査は65歳以上の6,000人対象,エリアは岡山市内の京山,香和,中山,高松,足守,御津,建部の7地域です。回収率は76%,4,572件です。
結果です。高齢者になっても安心して暮らせるかの問いで,1位は京山75.2%,4位は建部61.6%,5位は香和60.2%,7位は足守52.5%でした。
次に,幸福感があふれる者,あなたは現在どの程度幸福ですかの問いでは,これは岡山市36中学校区対象のデータとなりますが,岡山市平均は49.6%,これに対し足守中学校区は58.8%でトップ1位の成績でした。岡山市のブータンということはありがたい結果です。
いろんなアンケート項目がありますが,この結果は興味深いものでした。とはいえ,独り住まいの高齢者が増えています。
そこでお尋ねします。
(1)認知症高齢者の行方不明が起こるようになりました。そうなると,見つからないという不幸な結果につながっていきます。高齢者世帯の見守りは難しいと思いますが,防止策はないでしょうか。いろんな情報機器があります。御所見をお願いします。
(2)近くの医院に行く,買物に行くときの自動車の送迎の件です。いつもは友人とか近所の人の厚意で連れていってもらえる。しかし,都合が合わないときに気軽に頼める仕組みはできないでしょうか。友人,知人が助け合える仕組みです。御所見をよろしくお願いいたします。
以上で1回目の質問を終わります。
ありがとうございました。(拍手)
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 それでは,大月議員の質問にお答えいたします。
私は地域振興基金であります。
どのような地域づくりをイメージしているのか。地域振興基金については,私が2期目の選挙のときに各地域を回った中で,特に周辺地域でもう少し活性化できないのかという御指摘いただいて動かしたものです。そのときに様々な基金の棚卸しの議論をこの中で行い,35億円が使えるということでやらせていただきました。当初は,平成30年度でありますけど,コミュニティービジネスの創出支援,そこで商売していこうという──そこでというのは人口減少地域です──そこで商売していこうという視点からその支援ということで始めたところですが,次第にこの議会でも様々な議論があり,それだけでは足りないということで令和3年度に地域の歴史文化の継承等々を含めた活用することになったと,そして現在に至っております。時々足守の話は出るわけでありますけれども,岡山市の中ではやはり特色のある地域だと思います。秀吉系のいわゆる木下家を継ぐ藩としては,全国で2つしかないわけであり,独特の地域を形成してきていると思っております。地域資源としては様々なものがあると,私も行くたびに思うところであります。今年も,この基金を活用しての様々な事業を予定されているということであります。私としては,非常に喜ばしいことだと思っております。ぜひこの基金を活用して地域の存在感をより高め,交流人口を増やすことによって地域の存在感,そして地域に住んでおられる皆さん方の誇りを醸成していただきたいと思います。岡山市のブータンというのは初めて聞きましたけれども,なかなかこれは使えるなと思った次第であります。一緒になって足守を元気にできればと思っておりますんで,よろしくお願い申し上げます。
◎中原貴美 市民生活局長 大きな1番,地域振興基金についての項,アーツフェスティバルの開催についてです。
これまでのおかやま国際音楽祭や今年度再編したおかやまアーツフェスティバルでは,地域振興基金を活用して建部町文化センターや灘崎文化センター,吉備津神社,かながわSAKAGURA,西大寺観音院,瀬戸町総合運動公園など地域の資源を生かして市民が気軽に参加できるコンサートや催しを実施してきました。このうち,市内で活動する団体が実施する企画提案事業については助成金の増額を行っており,来年度についても同様の仕組みで募集を行う予定です。
以上です。
◎小川祥子 産業観光局長 同じ項,造山古墳駐車場の拡張工事の検討,駐車場への案内看板をもう少し大きくできないかについてです。
造山古墳周辺では千足古墳も整備され,また新たな倭国論・吉備と大和の二頭政治についても情報発信していくこととしており,駐車場の拡張については今後の利用状況等も見ながら考えてまいります。
また,駐車場への案内看板につきましては,安全面も含め高さや大きさなどを考慮しながら検討してまいります。
以上です。
◎小山直人 産業観光局産業政策担当局長 同じ項,(4)今ある特産物メロン,白桃,また葉物野菜,温室トマト等再度のブランド化を図ることを支援してはどうかについてお答えいたします。
岡山市産農産物のブランド化については,平成4年度から首都圏のサンドイッチ専門店で白桃やブドウのサンドイッチを販売するフェアや東京の飲食店で黄ニラやパクチーなどの創作メニューを提供するフェアを実施しており,認知度向上と販路拡大に取り組んでいるところです。今後は,足守メロンやイチゴ,千両ナスなど高品質で訴求力のある農産物についてもJAや生産者の方々と相談しながら効果的なPRを行い,ブランド化を図っていきたいと考えております。
以上でございます。
◎三宅泰司 教育長 同じ項,吟風閣と庭園の保全工事と維持保全計画についてです。
足守の貴重な歴史遺産の一つでもある近水園の吟風閣につきましては,地域振興基金を活用して令和6年度に屋根の葺き替えを中心としました保全工事を行うこととしています。また,庭園につきましても,日常的な管理を行いながら適正な保全を図ってまいります。
以上です。
◎荒木昭彦 危機管理監 2,地域防災についての項,自主防災組織への活動運営費助成金過去3年分の申請率についてお答えいたします。
令和2年度,令和3年度,令和4年度の活動運営費助成金申請率は,連合町内会では20.8%,16.7%,22.9%です。また,単位町内会では15.4%,12.7%,12.4%となっております。
次に,地震の揺れやすさマップなどの見直しについてです。
国においては,現在南海トラフ巨大地震の被害想定の見直しを行っているところです。地震の揺れやすさマップ,地震危険度マップ,液状化危険度マップについては,今後新たな被害想定を踏まえ修正を行う際に議員御指摘の国道,鉄道などの目標物も表記し分かりやすいものに見直してまいります。
次に,3,建物の耐震補強の必要性の情報を広めることについての項,南海トラフ巨大地震発生時の揺れによる全半壊となる想定被害棟数についてお答えいたします。
まず,足守中学校区においては足守小学校区が45棟,蛍明小学校区が29棟,高松中学校区においては鯉山小学校区が121棟,加茂小学校区が149棟,庄内小学校区が257棟,中山中学校区においては中山小学校区が309棟,平津小学校区が102棟,馬屋下小学校区が29棟,桃丘小学校区が8棟となっております。
以上です。
◎平澤重之 都市整備局長 同じ項,助成金を使う数が増えない理由についてです。
令和3年度から令和5年度に行った揺れが大きいと想定される地域を戸別訪問した際の市民の反応としては,木造住宅の耐震に関する補助制度があることを知らない方も多く,耐震改修を行わない具体的な理由は改修費用を捻出することが難しい,面倒である,将来まで住む予定がない,地震被害があっても仕方がないといったものでした。このたびの能登半島地震を受けて耐震化への関心が高まっているので,これを機に広報紙折り込みリーフレットの全戸配布や戸別訪問などの様々な手法を用いて丁寧に耐震改修の重要性を説明するなどの普及啓発活動とともに,耐震改修などに係る補助制度の周知により一層努めてまいりたいと考えております。
以上です。
◎後河正浩 保健福祉局長 4番,独り暮らし高齢者が安心して暮らせるまちづくりについての項,まず高齢者の行方不明防止策と情報機器についての所見でございます。
岡山市では,高齢者が行方不明となった場合に警察捜索の補完的なものとして,行方不明者の情報を協力者にメール配信する岡山市行方不明高齢者さがしてメール事業を行っております。また,見守りを行う家族等の負担軽減を図るため,介護保険では認知症老人徘回感知機器の貸与を行い,総合特区でも靴などに装着できるGPS端末を貸与する介護機器貸与モデル事業を実施しているところです。
次に,友人,知人間での送迎の仕組みづくりについてでございます。
地域の住民同士による自家用車を使った移動支援活動を推進するため,令和6年度より活動団体やこれから活動を検討する団体を支援する事業を行う予定としております。この事業では,移動支援に精通したアドバイザーを団体に派遣し,活動の立ち上げや運営のサポートを行います。また,運転ボランティアの確保と養成のための講習会の実施,移動支援に使用する車両の自動車保険料や安全を確保するための運転適性診断受講料の助成等を行うことで新たな活動の広がりや持続可能な地域活動を支援してまいります。
以上です。
〔6番大月晴一議員登壇〕
◆6番(大月晴一 議員) 市長をはじめ当局の皆さん,いい回答ありがとうございました。
3点ほどお聞きします。
地域振興基金の関係で,近年木下利玄の生家の隣の敷地にイノシシが出てきておりまして,今後シャクヤク園に拡大していくことが予想されています。イノシシが入らないように対策ができないでしょうか。
地域防災について,自主防災組織運営助成金の関係で,さっきの単位町内会が入るともう少し20%が25%とか30%近くになるのではないかと思ったんですが,ちょっと逆の格好になるので少し残念なんですが,結構ハザードマップとかを配布されたりして講習会とかに近いことされていると思うんで,もう少し役所のほうから自主防災会活動運営助成金を申請する方法が分かりやすく,こういうことをしたらここまでできますよというマニュアル等をもうちょっと作っていただいて広めていただくと,さっきの20%とか12%とかというのが上がっていくんじゃないかと思うんで,そのあたり御見解をお願いします。
建物の耐震補強の必要性についての部分ですけど,やはり今言っていただいた180号線沿いあたりは言われた数ぐらいで約3%ぐらいの全半壊なんですが,途中申しました2号線バイパスあたりはがんと増えますんで,もうちょっと周知する方法はないかなと。その場合に調査のときに戸別訪問なさったということだったんですが,そういう気になるエリアは多分業者さんの講習というてもあんまり業者さんも上手に言わんと思うんで,市のほうで考えていただいてこういう直し方というか,耐震補強の工事の仕方があればこういうことができる,しかも金額はこんな感じですというのをもうちょっと耳にすると,ああやっぱり命を守るためにはやろうかなという人が増えるんじゃないかなと。直接もう集会所等でやると何か変わるような気がします。私も住宅会社におったんで,何かそんな感じがしますんで,そのあたりを思います。
最後ですけど,独り住まいの高齢者の方の対応の関係ですけど,いろいろいい機器もあるようなので,それの交付受付件数はどのくらいあったか,ちょっと教えていただけたらと思います。よろしくお願いします。
以上です。
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
◎荒木昭彦 危機管理監 活動運営費助成金の申請率が少ないということで,マニュアル等でも作ってもう少し上げるようにという御質問いただきました。
先ほどお知らせしました申請率は令和2年度から令和4年度というコロナ禍ということもございまして,なかなか活動制限もあってできなかったという事情がございます。それで,今年度少し比較しています。我々としては,令和4年度からコロナ禍であっても災害リスクは変わらないんで積極的に活動をお願いしたいという働きかけをしておったんですが,その結果,今年度5月にコロナが5類になったということで徐々に活動が活発になってきております。それで,現状でも令和4年度と比較するとかなり上がってきておりますので,引き続きその活動を積極的にやってくださいという働きかけをしていきたいと思っております。
それと議員御指摘いただきましたマニュアル等,これにつきましてはちょっとマニュアルにはなっていないんですが簡単な申請様式になっておりますので,それを毎年度当初に各町内会長,連合町内会に積極的な活動してくださいというのとあわせまして送付しておりますので,それを活用いただければと思っております。
以上です。
◎後河正浩 保健福祉局長 機器等の登録の実態ということでございますけれども,まず介護保険の認知症老人徘回感知機器の貸与につきましては令和5年4月から12月までの実績なんですけれども,361人の方に貸与させていただいております。
一方,総合特区のGPSの端末のほうなんですけれども,これも同じく昨年4月から2月現在までに26人の方に貸与してございます。
あわせてなんですが,さがしてメールの事業のほうなんですけれども,これ今年1月末時点の登録者数のほうが330人いらっしゃいまして,協力者数のほうは2,501人という状況でございます。
以上です。
◎平澤重之 都市整備局長 耐震改修をもっと促進するための取組とか工夫についてどうかというお話でした。
先ほど答弁させていただきましたけれども,令和3年度から令和5年度に行った南のほうの地域になりますけれども,揺れが大きいだろうと想定される地域を戸別訪問した際には,補助制度があることを知らない方が多かったというのがまず一番の問題かなと認識しております。
それから,改修費用を捻出することが難しい,面倒であるとか,地震被害があっても仕方がないというような,どちらかというと関心が低いというところも感じたところであります。特に南のほうでいくと,地震よりも浸水対策のほうに関心が高いのかなと感じたところでありますけれども,今回の能登半島地震を受けて耐震化の必要性というのが本当に皆さん関心が高くなってきていますので,今の御提案いただいた具体の耐震化の例とか,それを行った際の費用がどれぐらいかかるかとか,そういったことも含めて丁寧に制度とか,それから必要性とかを説明していって耐震改修を多くの方に行ってもらえるように努めてまいりたいと考えております。
以上です。
◎林良太郎 都市整備局都市・公園担当局長 木下利玄生家の隣接地などでイノシシの被害が出ているので何か対策できないかというような御質問いただきました。
大月議員おっしゃった,この区域は近水公園の区域になっていまして,近水園を中心とした公園ということで多くの市民の皆さんに利用していただいているという憩いの場であります。こうしたイノシシの被害がありますと施設の保全,また利用者の皆様の安全を脅かすので,対策が必要だと思いますけれども,隣接する広い山林などから入ってきている可能性もありまして,どのような対応するのが有効なのかについて,まず研究してまいりたいと考えております。
以上です。
○森田卓司 副議長 以上で大月議員の質問は終わりました。(拍手)
質問の途中でありますが,午後1時まで休憩いたします。
午前11時56分休憩
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