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令和5年11月定例会 12月7日(木) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和5年11月定例会
12月7日(木) 本会議 一般質問
おかやま創政会
太田 栄司 議員
1 岡山市国際友好交流都市との友好を深めるために
2 岡山市の安全・安心のまちづくりについて
次は,順序に従いまして太田議員。
〔23番太田栄司議員登壇,拍手〕
◆23番(太田栄司 議員) 皆様こんにちは。おかやま創政会の太田栄司でございます。
傍聴にお越しいただきました皆様,本当にありがとうございます。
本日もこうやって3期目を務めさせていただいているということで,初心を忘れずに市民の皆さんのために一生懸命頑張っていきたいと思います。今回も市民の皆様からいただいた声を質問にさせていただいておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。
それでは,早速ですが,通告に従いまして質問に入らせていただきます。
1,岡山市国際友好交流都市との友好を深めるために。
現在,岡山市は,サンノゼ,サンホセほか4都市の合計6都市のほかに,2地域,グアム準州ほか1地域と友好交流を行っております。今年度は,韓国の富川市と台湾の新竹市に市民訪問団と議員連盟訪問団が訪問いたしました。
私は,今回韓国の富川市を訪問させていただきました。富川市のことをお話ししますと,友好都市を締結してから昨年20周年を迎えましたが,コロナ禍だったということで,今年度に20周年を記念しての訪問というふうな形となりました。
さて,この富川市は,ユネスコ創造都市ネットワークの文学部門でアジアで初めて選定されており,岡山市も先日,文学分野における新規加盟について10月31日付で認定されております。同分野での加盟認定は,日本国内では初めてであります。国際友好交流都市である両市の友好関係を今後も継続しつつ,先進の富川市に負けないような文化芸術界はもちろん,全市民が参加できる総合芸術祭などを開催していただき,そのイベントを通じて活力と魅力ある岡山市となることを願っているところであります。
先ほど富川市訪問について触れましたが,訪問初日の歓迎セレモニーにおいては,富川市長の心温まる歓迎の御挨拶をはじめ,音楽や歌による熱烈な歓迎を受けました。また,これまでの功績をたたえ,セレモニーの中では2名の方が富川市名誉市民の称号を受章されました。
2日目には,岡山フルーツフェアと題して富川市庁舎1階ロビーをお借りしてのシャインマスカットと紫苑の試食,桃ジュースの試飲を職員や市民の皆様にしていただき,皆様から大変おいしいと好評価をいただいたところであります。岡山市の魅力を発信できたものと思っております。今後の販路拡大につながることを期待しております。あわせて,今回のこのイベントの成功は,多くの皆様に御尽力をいただいたたまものと感謝申し上げたいと思っております。
さらには,富川市庁舎近くの公園には,岡山庭園と銘打って,敷地内に両市の友情が末永く続くことを願う石碑の設置や桃の木の植樹をしていただきました。
そこでお尋ねいたします。
(1)今回の国際友好交流都市の訪問を経て,市長の率直な感想をお伺いいたします。また,今後さらなる友好を深めるための思いなどがあれば,お話しいただけたらなと思っております。
(2)富川市での事例を御紹介しましたが,岡山市国際友好交流都市との友情を誓う,または願うようなものを岡山市においても何か形に残すことはできないものでしょうか,お尋ねいたします。
2,岡山市の安全・安心のまちづくりについて。
安全・安心まちづくり条例では,「すべての市民は,安全で安心できる「おかやま」を目指すため,その能力を生かし,地域社会の中でそれぞれの役割を果たしつつ,相互に補い合い協働するよう努めること。」としており,交通の危険のないまちづくり,自動車などの安全運転の励行を規定に示されております。
(1)横断歩道橋の整備についてであります。
条例により岡山市の安全・安心の確保を推進している中で,先日,地元行事に参加させていただいたときに横断歩道橋の整備をしてもらえないかとのお話がございました。その後,近くの横断歩道橋を確認したところ,さびていたり穴が空いていたりして怖いと感じたところであります。大人がこのように感じるのであれば,いつも使用している子どもたちも,通学に使っているこの横断歩道橋は大丈夫なのだろうかと不安や恐怖を感じているのではないかと思うところです。
そこでお尋ねします。
ア,現在,岡山市内には幾つの横断歩道橋がありますか。
イ,横断歩道橋の定期点検はどうしているのでしょうか。周期やどのような点について点検しているのか,基準などがあればお示しください。
ウ,岡山市内の横断歩道橋の修繕計画はどうなっていますか。
エ,他の自治体では,老朽化した歩道橋の撤去を進めているところがあるとお聞きします。岡山市では,老朽化した歩道橋を今後どうしていくべきとお考えでしょうか。今後の方針などがあればお示しください。
オ,地元町内会から要望を出しているが,いつ修繕していただけるのか町内会長さんは把握していないとお聞きしております。修繕計画について,地元町内会長や小学校にどのように周知しているのでしょうか。
カ,町内会や通学路がある小学校からは,子どもたちの不安を早急に取り除いてあげたいとの思いがあります。横断歩道橋の修繕計画を早めることはできないものでしょうか。何か事が起こらない限り対応してもらえないのでしょうか。
(2)岡山市公式LINEアカウント,道路・公園損傷等通報機能について。
岡山市では,令和5年8月1日より道路や公園の損傷などについて,市民の皆様から電話などで情報提供いただいているところですが,本市LINE公式アカウントに道路・公園損傷等通報機能を追加し,お手持ちのスマートフォンのLINEからも情報提供いただけるようになりました。スマートフォンをお持ちの方であればどなたでも御利用でき,より手軽に,より正確に情報提供していただける仕組みとなっております。
最近でも,道路の管理瑕疵による専決処分の報告などもいまだにあると感じております。少しでも早く道路や公園の損傷を把握し,事故が発生しないうちに対応しようという思いもあると思っております。
そこでお尋ねしたいと思います。
ア,道路の損傷,公園の損傷それぞれでこれまでにどれくらいの件数が通報されているのでしょうか。また,対応状況はいかがでしょうか。
イ,市民の方にとってはとても有効な機能であることは間違いありません。こうした機能追加についての広報はどのようにされたのでしょうか。この広報による岡山市公式LINEアカウントへの登録状況には影響があったのでしょうか。
ウ,さらなる広報が必要だと思いますが,今後の広報活動はどうしていくつもりでしょうか。
以上,1回目の質問を終わります。
御答弁よろしくお願いします。
ありがとうございました。(拍手)
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 太田議員の質問にお答えします。
私は,最初の国際友好交流都市の訪問を経ての率直な感想をというところであります。
実は富川市長さんとは──昨年市長さんが来られたんですが,私コロナで欠席せざるを得なくて──初めてお会いしました。台湾の新竹市も今年初めて高市長と話をしました。それまではオンラインでやったことはあるんですけれども,やはり対面でやるというのはお互いが理解し合う,行動の背景といいますか,政治的な背景を含めて様々な議論ができたというのは,私としてはすばらしい経験だったと思います。
一連を通して思ったのは,もちろん意味があっていいんですけれども,子どもたちが交流していくとなると,我々岡山でずっと育っていくと,韓国であれ,台湾であれ,違う環境の子どもたちが一体何を考えているのか,どういう行動をしているのか,そこの相互理解ができていくことで,大きな意味では平和といいますか,そういったものにつながっていくんじゃないかという感じはいたします。だから,お互いの交流を絶やすことなくやっていき,そういう中で子どもの交流などをこれからも進めていくということは重要だと感じました。
以上です。
◎田中哲也 市民協働局長 1番,岡山市国際友好交流都市との友好を深めるためにの項,市長答弁以外についてお答えいたします。
国際友好交流都市との友情を何か形に残るものにできないかについてです。
これまで岡山市では,国際友好交流都市との交流の記念として,モニュメントの設置や,その都市を象徴する花木を植樹するなど,そのときに応じて友情のあかしを残してまいりました。昨年には,姉妹都市縁組50周年を記念して,ブルガリアのプロヴディフ市から石像の寄贈を受け,北長瀬未来ふれあい総合公園に設置いたしました。今年,プロヴディフ市長と訪問団,駐日ブルガリア大使が岡山市を訪問された際には,石像の前で記念式典を行い,皆様に大変喜ばれました。
今回,富川市で記念石碑の設置や植樹をしていただいたところであり,富川市との友情のしるしとして岡山市としてどのようなことができるのか,これまでの交流を踏まえつつ検討してまいりたいと考えております。
以上です。
◎吉田元紀 政策局長 2番,岡山市の安全・安心のまちづくりについての項,市公式LINEの道路・公園損傷等通報機能の機能追加の広報,アカウント登録状況への影響,市公式LINEの今後の広報活動についてお答えいたします。
機能追加の広報としましては,7月の市長定例記者会見で取り上げるとともに,市民のひろば8月号に特集ページを設け,ホームページなどでも周知を行ったところです。
現在の市公式LINEアカウント登録者数は6万7,500人と,広報を行う前の7月中旬と比べて約7,500人増加しておりまして,広報について一定の効果があったものと考えております。
市公式LINEにつきましては今後も新たな機能を充実させていくこととしておりまして,そうした機会を捉えて積極的に周知広報してまいりたいと考えております。
以上です。
◎平澤重之 都市整備局長 同じ項,横断歩道橋の整備についてのうち,まず岡山市内の横断歩道橋の橋梁数と定期点検の内容及び点検基準についてです。
岡山市が管理する横断歩道橋は77橋あり,道路法に基づき,5年に1度法定点検を行っております。法定点検では,岡山県横断歩道橋点検マニュアルにのっとり,塗装の劣化や鋼材の腐食等の損傷状況を調査し,横断歩道橋の損傷度合いを4段階で判定しております。
次に,岡山市内の横断歩道橋の修繕計画,老朽化した横断歩道橋の今後の方針,横断歩道橋の修繕が早められないかについてです。
岡山市内の横断歩道橋の修繕計画については,法定点検の結果に基づき,平成31年に岡山市横断歩道橋長寿命化修繕計画を策定し,早期に修繕が必要なⅢ判定以上の横断歩道橋54橋について優先的に修繕を行っているところです。これまでに27橋の修繕が完了し,今年度5橋修繕し,残りの22橋についても来年度以降,順次修繕を行うこととしております。
また,老朽化が著しく,利用者が少ない横断歩道橋について,地元関係者等との調整が整った場合は撤去することとしております。
次に,修繕計画の地元住民への周知についてです。
岡山市横断歩道橋長寿命化修繕計画については,岡山市のホームページに掲載し,各横断歩道橋の修繕時期などをお示ししているところです。
また,工事の実施に当たっては,あらかじめ小学校や地元町内会へ通行の規制等について相談しており,今後も地域の御理解と御協力を得ながら進めてまいりたいと考えております。
次に,LINEの道路・公園損傷等通報機能についてのうち,通報件数と対応状況についてです。
公式LINEを活用した道路,公園の損傷等の通報については,令和5年8月から運用を開始しており,11月末時点において,道路では223件,公園では30件,合計253件となっております。
対応状況についてですが,全ての通報に対して現地を確認し,道路では157件,公園では20件,合計177件と,約7割の対応が完了しております。
以上です。
〔23番太田栄司議員登壇〕
◆23番(太田栄司 議員) 御答弁ありがとうございました。
それでは,再質問させていただきますけれど,まずはちょっと要望だけさせていただきます。
2の安全・安心のまちづくりについての中で,横断歩道橋の整備についてお聞きしました。計画的に整備していただいているということで,またちゃんと5年に1度は点検もしているということです。そういったところは感謝申し上げますけど,先ほども言いましたように,町内会からも要望があったりといったときにはすぐに対応して,臨時の点検じゃないですけど,簡単でもいいのでちょっと確認していただいて──横断歩道橋を利用する方からすると,私もちょっと見に行きましたけど,本当に下の道路が見える,車が通過しているのが見えて,恐怖を覚えました。
不備があれば,優先順位はあるけれど,点検はしているよと。不備があれば優先順位も変わるんだろうなと今理解したんですけど,何か要望があったときにはきっちり見ていただいて,その点検結果,危険性はないよというようにきちんとお知らせして,丁寧な説明をしていただきたいと思います。これは要望としますが,どうぞよろしくお願いしたいと思います。
では,1点だけちょっと再質問させていただきます。
先ほど,岡山市国際友好交流都市の友好を深めるためにということで市長のほうには感想をいただいて,これから未来ある子どもたちの交流などをもっとやることが重要なんかなというようなこともお話しされました。本当に私もそういった思いでありますし,私の知人の子どもたちも,韓国でしたか,1回行かれて,本当によかったと,友好交流できたよというような感想もいただいていますので,そういったことをどんどんやっていただけたらなと思っております。
先ほど,何か形に残るものはできないかということで質問させていただきました。局長のほうから,北長瀬未来ふれあい総合公園の中にも幾らかあるよというような御答弁があったと思うんですけど,今回前向きに,韓国に対しても,例えば岡山駅から近い,岡山市庁舎からも近いというようなことになると北長瀬未来ふれあい総合公園になるのかなと思いますけど,そういうものを設置するためには設置する場所をこれからもどんどん考えていかないといけないんだろうなと思います。また,今後そのほかの国際友好交流都市とも形に残るものを考えられるのかなとも思います。
となると,現在建設中の新庁舎に隣接する公園もこれから整備されていくという中で,その辺を視野に入れて考えていく必要があるんじゃないかなと思っております。その点についての御所見をいただけたらと思います。
以上で再質問を終わります。
よろしくお願いします。
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 確かに,岡山庭園すばらしかったですよね。桃の木を植えた翌朝に散歩してみましたら,朝早くから整備している方が,我々が植樹した桃の木を手入れしていました。非常に丁寧に対応していただいているということで,富川市の皆さん方には本当にお礼を申し上げたいと思います。
あのときに一緒に行った方々とは,我々も何か対応しなきゃいけないねという話をしたと記憶しております。どういう形でやっていくのか等々,新庁舎の近隣の公園までは考えたことはなかったですけれども,いろんなことがあるんだろうと思います。ただ,相手方にやっていただいているということを忘れずに,我々のほうもきちっと対応していくというのは基本だろうと思います。我々が岡山でうらじゃをやりましたら,台湾も同じように現地の踊りで対応していただく。それが心と心の通い合うものだと思っていますので,富川市の心を忘れずに対応したいと思いますので,よろしくお願いいたします。
◎田中哲也 市民協働局長 モニュメント等を設置する場合の場所についての御提案をいただいたと思います。
やはりそういったものを設置する場合は,周辺環境との調和や安全性の面を考えた上で十分なスペースも必要だと思っておりますので,具体的な設置につきましては関係部署としっかり協議して検討してまいりたいと思います。
以上です。
○森田卓司 副議長 以上で太田議員の質問は終わりました。(拍手)
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