岡山市議会
会議録検索サイトへ
文字サイズの変更
標準
大
録画中継
トップ
/
会派名でさがす
/
自由民主党岡山市議団
/
令和5年11月定例会 12月11日(月) 本会議 一般質問
会議名でさがす
議員名でさがす
会派名でさがす
操作方法について
※用語の検索は会議名、議員名、会派名、発言通告(質問項目)を対象としています。
1倍速
1.2倍速
1.5倍速
2倍速
内容
会議録
令和5年11月定例会
12月11日(月) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議団
山田 正幸 議員
1 偉人教育について
2 廃園・廃校の跡地利用について
3 下水道の普及について
4 まちおこしについて
次は,順序に従いまして山田議員。
〔20番山田正幸議員登壇,拍手〕
◆20番(山田正幸 議員) 皆様おはようございます。私は,自由民主党岡山市議団の山田正幸でございます。
インターネット中継やoniビジョンで見てくださっている皆様ありがとうございます。心より御礼を申し上げます。
それでは,通告に従いまして質問に入らせていただきます。
1,偉人に関する教育について。
最近,私と同年代の人,数人と話したのですが,最近偉人について学ばない,伝記を読まないという話が出ました。私が小・中学生の頃は図書室に行って伝記を借りて読んだものです。一つの目的のためにたゆまぬ努力をする,世のため人のために尽くす,人から尊敬される人になりたいと思ったものです。
郷土岡山には偉人が数多くいます。以前,個人質問で郷土の偉人に関する教育について聞いたことがあります。それぞれの地域で郷土の偉人を紹介しているというような話を伺ったと思います。
教育には知育とともに徳育が必要だと思います。AIが車に搭載され,目的地を入力すれば目的地まで安全に行けるそうです。AIロボットは,人間以上に社会にとって役立つようになるでしょう。いろいろな職業についてもAIが十分に果たすようになるでしょう。こういう時代だからこそ,魂の教育が必要になると思います。偉人の生き方を知り,日本人の魂に触れるのも重要です。
偉人について学んだり,伝記を読むのは郷土の偉人がいいのではと思います。私たちが日頃暮らしているところで暮らしていたのだなと思いをはせることができ,親近感も湧くと思います。
私が小・中学生の頃,郷土の偉人について学んだことはないと思います。山田方谷,津田永忠,石井十次の名前を知ったのは大人になってからです。岡山市にゆかりのある偉人の生き方を取り上げた郷土資料集があると伺っていますが,偉人もいろいろいる中でどの人を学んでもらいたいか,公募して,公募を基に副読本を作成して活用していくのはいかがでしょうか。御所見をお示しください。
2,廃園,廃校の跡地利用について。
日本では第2次世界大戦後,2回のベビーブームがありました。第1次ベビーブームは1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年),第2次ベビーブームは1971年(昭和46年)から1974年(昭和49年)です。このベビーブーム世代が中学校・高校入学時には受入れ人数増加のため新設校ができました。その後,出生数が減少し,生徒数に対して教室,校舎のほうが多いという現象が出てきたのです。
第2次ベビーブームの子どもたちが高校に入学する頃,新設校を建設するときやがて訪れるであろう人口減少を考慮して,老人ホームとしての利用を考えて設計しているという話を聞いたことがあります。
上南中学校区には今年度まで開成幼稚園と政田幼稚園の2園があります。次年度は,この2園を統合するとともに保育機能を付加し,政田幼稚園を改築して移行して一つのこども園となります。
(1)こども園の開園までの今後の予定をお示しください。
また,開成幼稚園の園舎は廃園後どのようになりますか,お示しください。
(2)今後,廃園や廃校となる施設については売却が基本であるとお聞きしていますが,地元の活性化のためにもぜひ有効活用すべきと考えています。御所見をお示しください。
3,下水道の普及について。
私の住んでいる東区の上南学区には,岡東浄化センターがあります。すぐ近くに浄化センターがありながら,浄化センター付近の一部を除いて下水道の整備が進んでいません。岡東浄化センターのある上南学区で下水道整備が進んでいないのは不自然です。
東区の人口が減少傾向にある中,市全体で見ても東区は下水道の普及が遅れています。もし他の地区の人が東区に住みたいと思っても,下水道設備がなければ住もうとする気持ちにブレーキをかけてしまうこともあります。いろんな御意見と御見解があるかと思いますが,下水道の普及は快適な生活には必要条件だと思います。
そこでお尋ねします。
(1)令和4年度末の市全体の下水道普及率は68.8%とお聞きしておりますが,東区の下水道普及率をお示しください。
(2)今後の下水道の整備方針をお示しください。
4,まちおこしについて。
戦後の復興を目指し,人口増加に対する策を講じなければいけないような時期にまちおこしについて考える必要はなかったと思います。しかしながら,現在は人口減少が問題となり,経済活動,文化活動,産業活動など,地域活性化が必要となってきました。岡山市の北区,中区,南区,東区の4区において人口減少が最も著しいのは東区です。そこで,東区の住民にとって東区の活性化は重大なテーマとなっています。活性化を図り,若い世代の人口が増えればと思います。
下水道の普及についての質問で話が出ました岡東浄化センターのところには六番川サッカー場があります。ここはファジアーノの練習場となっています。
(1)ここへのアクセス手段がなく,練習を見に行きたいと思っても公的交通機関の一つであるバスによる方法もありません。以前,バスによる手段の提案もさせていただきましたが,いかがでしょうか。再度提案させていただきます。
(2)道路をファジアーノ通りと名づけてまちおこしの一助とすることはいかがでしょうか。御所見をお聞かせください。
漱石フォーラム,漱石ロードプチマルシェ,防災マルシェ等々いろんなイベントを開催しています。
(3)イベント会場の駐車場の整備,道路拡幅等の推進を当局としても後押ししていただきたいと思います。御所見をお示しください。
御清聴いただきまして誠にありがとうございました。
以上で第1回目の質問を終わらせていただきます。
御答弁をお願いいたします。(拍手)
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
◎三宅泰司 教育長 1,偉人教育についての項,公募による偉人の副読本作成についてのお尋ねです。
議員御指摘の郷土資料集は,岡山県内の教員を中心に作成したものであり,現在道徳の授業で活用しております。郷土の偉人について改めて副読本の作成は考えておりませんが,学習指導要領や地域の実態を踏まえ,道徳や総合的な学習の時間などを通して引き続き偉人の生き方について学んでいく機会を設けるようにいたします。
以上です。
◎遠藤千里 岡山っ子育成局長 大きな2番,廃園,廃校の跡地利用について,2点お答えいたします。
まず,上南中学校区の市立こども園の開園までの予定及び開成幼稚園廃園後の園舎の活用予定でございます。
上南中学校区に整備する市立認定こども園につきましては,元の政田幼稚園の場所になりますが,令和5年11月末に園舎が完成しており,令和6年1月から3月までは一旦政田幼稚園として使用いたします。令和6年4月には開成幼稚園を統合するとともに,新たに保育要件のお子さんの受入れを行い,認定こども園として開園いたします。
開成幼稚園廃園後の園舎につきましては,現在のところ開成小学校の放課後児童クラブの施設として活用を検討しているところです。
次に,廃園跡地の活用についての流れでございますが,大月議員に御答弁したとおりです。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 同じ項,廃校の有効活用については,大月議員に御答弁したとおりです。
以上です。
◎嶋村真二 下水道河川局長 大きな3番,下水道の普及について順次お答えします。
初めに,(1)東区の下水道普及率についてです。
令和4年度末時点での公共下水道の人口普及率は,東区で58.9%となっております。
続きまして,(2)今後の整備方針についてお答えします。
本市では,生活環境の向上を目的に,岡山県策定のクリーンライフ100構想に基づき適切な役割分担の下,下水道,合併処理浄化槽,農業集落排水といった汚水処理施設の効率的,効果的な整備に取り組んでいます。このうち,下水道事業につきましては岡山市下水道事業経営計画2016に基づき主に市街化区域の整備を行っているところであり,今後も着実に進めてまいりたいと考えております。
以上です。
◎河田雅博 東区長 大きな4番,まちおこしについての項,(2)まちおこしの一助としてファジアーノ通りと名づけては,(3)イベント会場の駐車場や道路拡幅等の後押しをについて一括してお答えします。
地域や広く市民の間で道路に愛称をつけようとする取組によって地域が盛り上がることは,まちおこしの一つとして有意義であると考えています。また,地域の方々が自主的に実施されている漱石フォーラムや漱石ロードプチマルシェなどのイベントについては,まちおこしにつながるすばらしい取組だと感じています。
なお,道路等の整備についてはどのような支援ができるか,関係部局と連携しながら相談に応じてまいりたいと考えています。
以上です。
◎平澤重之 都市整備局長 同じ項,六番川のサッカー場へのアクセス手段としてバスは考えられないかについてです。
議員御提案の六番川のサッカー場へのバス路線新設については最終的には交通事業者の経営判断となりますが,厳しい経営環境の中,限られた運転手での運行を行っており,また需要がスポーツイベントなどの特定の日に限られることから,路線バスとしての運行は困難であると考えております。
以上です。
〔20番山田正幸議員登壇〕
◆20番(山田正幸 議員) 御答弁をいただきましてありがとうございます。
再質問させていただきます。
1,偉人に関する教育について。
郷土資料集では具体的にどのような人物を取り上げて,子どもたちはどのようなことを学んでいるのでしょうか,お示しください。
2,廃園,廃校の跡地利用について。
跡地等の有効活用に当たっては,なかなか活用し切れていないと感じています。ぜひ東区の活性化につながるようにイベントの開催,郷土資料館の建設など,地元の方の御意見をよくお聞きしながら市からも積極的にアイデアを出していただきまして取り組んでいただきたいと思います。これは要望とさせていただきます。
3,下水道の普及について。
(1)東区以外の区についても下水道普及率をお示しください。
(2)下水道と合併処理浄化槽については,役割分担を行いながら整備に取り組んでいるとのことですが,どのように役割分担を行っているのでしょうか,お示しください。
以上で再質問を終わります。
御清聴いただきましてありがとうございました。
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
◎三宅泰司 教育長 現在の郷土資料集での学習内容,具体的なものについてのお尋ねがありました。
具体的には,3人お伝えしようと思うんですが,まず石井十次について思いやりの心,犬養毅について善悪の判断や自立,人見絹枝について希望と勇気,努力と強い意志などについて学んでおります。
以上です。
◎嶋村真二 下水道河川局長 東区以外の各区の下水道普及率についてお答えします。
北区が70.5%,中区が66.7%,南区が73.4%でございます。
次に,役割分担についてですけれども,汚水を集約して処理する下水道は,家屋が密集する都市部において効率的な整備が可能となることから,主に市街化区域で整備を進めています。
一方,市街化調整区域のように家屋が点在する地域では,汚水を集約する下水道管の延長が長くなり,整備に要する経費や時間が増大することから,各戸で汚水を処理する合併処理浄化槽によるものとしております。
以上です。
○森田卓司 副議長 以上で山田議員の質問は終わりました。(拍手)
ご利用について
この議会中継は岡山市議会の公式記録ではありません。
録画中継は、会議の翌日から起算して、おおむね3日後(土、日、祝日を除く)からご覧いただけます。ただし、編集の都合上、配信が遅れる場合があります。
映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
「岡山市議会インターネット議会中継」に掲載されている個々の情報(文字、写真、映像等)は著作権の対象となります。岡山市の許可なく複製、転用等を行うことは禁止されています。
戻る