岡山市議会
会議録検索サイトへ
文字サイズの変更
標準
大
録画中継
トップ
/
会派名でさがす
/
自由民主党岡山市議団
/
令和5年6月定例会 6月21日(水) 本会議 一般質問
会議名でさがす
議員名でさがす
会派名でさがす
操作方法について
※用語の検索は会議名、議員名、会派名、発言通告(質問項目)を対象としています。
1倍速
1.2倍速
1.5倍速
2倍速
内容
会議録
令和5年6月定例会
6月21日(水) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議団
江田 厚志 議員
1 岡山市中央卸売市場の現状と今後について
次は,順序に従いまして江田議員。
〔7番江田厚志議員登壇,拍手〕
◆7番(江田厚志 議員) 皆さんこんにちは。自由民主党岡山市議団の江田厚志です。
冒頭に何かお話をしようと思っていたんですが,何も浮かばなかったし,柳井議員のほうも手を横に振ったので,このまま通告に従い質問のほうに入りたいと思います。
市民,県民の食を支える青果,水産の中央卸売市場,生活に潤いを与える花卉卸売市場は岡山市民を支える重要なインフラの一つであります。中でも食の台所とも言える市場は,今後も市民,県民の生活を支えるためには欠かすことのできない施設でございます。
また,岡山中央卸売市場は移転開場40周年,開設60周年を迎え,卸売業者をはじめとする関係業者皆様方の大変な努力で支えられていると改めて実感しております。
しかし,現在の市場を取り巻く環境は大変厳しいものがあり,少子・高齢化による食料消費の減少や,消費者ニーズ,取引形態の多様化等により,取引高が年々減少傾向となっており,また施設の老朽化をはじめとして多くの課題を抱えていると思います。
そこでお伺いします。
(1)市場が正常に機能しないと食料品の供給が不安定になり,消費者や生産者に深刻な影響を及ぼす可能性があります。市場は大きな役割を果たしており,将来も持続可能なものとするためには具体的な計画と取組が必要です。岡山市卸売市場経営戦略や個別施設計画を含めて,これらの課題に対してどのようなアプローチを取るべきかについて御所見をお示しください。
(2)昭和58年の移転開場から40年が経過しているので施設の至るところが老朽化しています。中でもシャッターなどはがたつきが激しいところも多くあり,壁面なども色が落ちています。シャッターをはじめとする老朽化した箇所に対する対策,対応について御所見をお示しください。
(3)以前市場を拝見したときに市場内に設置されている時計が停止しておりました。塩害対策を施した時計が必要ということでしたが,その後の進捗及びこのような設備の管理はどのようになされているのか,例えば時期や状況に応じて定期的にチェックするなど,現在の対応についてお示しください。
(4)市場内に設置されている果物や野菜をモチーフにしたモニュメントが設置されております。どのような経緯と目的で設置され,費用は幾らかかったのでしょうか,お示しください。
また,費用対効果を算出することは困難だとは思いますが,設置したことによる効果について御所見をお示しください。
(5)市場裏手にある搬入用のエリアに雨風対策としてウイングつきのトラックに対応した屋根が設置されております。しかし,ウイングを全開にしても屋根の天井は非常に高いように見受けられました。高過ぎる屋根によって本来防ぐはずの雨風は横から侵入し,搬入物がぬれてしまっています。屋根が本来の機能を発揮し切れていないように感じますが,設計の段階からどのような経緯であの高さになったのでしょうか。経緯と目的についてお示しください。
(6)市場内各エリアに搬入搬出できる場所がありますが,中でも立体駐車場の場所は屋根があることにより食品がぬれることなく荷受けできるということで大変好評な声を聞いております。屋根がない箇所での食品管理はブルーシートをかけたり,風対策でおもしを乗せたりを雨風吹く中することもしばしばあるそうです。
市場内正面部分の平面駐車場を立体駐車場化することは考えの一つとしてあるかと思います。もちろん施設整備に大きな費用を投じれば,駐車場使用料の増額も含め様々な課題が出ると思います。現在ある平面駐車場の立体駐車場化について御所見をお示しください。
(7)市場内を移動する際にフォークリフトを使用しておりますが,その横では多くの方が食品を扱っております。移動する際にはほこりも出ますし,フォークリフトの排気も浴びます。事業者の方への影響もそうですが,そこで扱っている食品は人の口に入っていくものです。他都市の市場ではフォークリフトの動線を限定し,一部電動化で対応するなどの事例もあります。御所見をお示しください。
(8)市場内に冷蔵庫,冷凍庫がございます。もともとは多くの事業者が利用されていたように感じますが,今では各事業所に自ら冷蔵庫,冷凍庫を設置している業者が多くいらっしゃいます。現在の利用状況をお示しください。
(9)農林水産業や食品メーカーを中心に新商品を創出する取組があり,市内では清水白桃,シャインマスカット等数多くのブランド果物があります。また,市場オリジナルブランドの商品開発も進み,廃棄される桃の皮を餌にした桃鯛などSDGsの要素も含んだすばらしい商品もあります。このような商品をはじめとした特産物を使い岡山市民に市場に目を向けてもらい,来てもらうことは市場の活性化につながると思います。
本市ではSNSのインフルエンサーを起用し,市場に対する発信や飲食店に対するPRをされていますが,現在までの取組に対する評価や課題,今後の取組について御所見をお示しください。
(10)岡山市中央卸売市場は地元の生産者と流通業者をつなげ,地域経済の成長に貢献しています。市場では地元農家の農産物が集められ,流通,販売されております。そして,市場での競争によって農産物の価格が形成され,農家の収益に直結しております。
市は農業振興を担当しており,市場の需要動向や流通のトレンドを把握し,新しい栽培品種や農業の生産性向上の情報を地元農家や関係者に迅速に提供し,農家や関係者の収益安定や消費者の利益につなげるべきです。農林振興担当部局としての御所見をお示しください。
(11)市場内で働かれている方々のお食事どころでもあり,岡山市中央卸売市場を市民の方に知っていただく一つとしてふくふく通りがございます。しかし,時間によっては非常に人通りが少なく,閉まっているお店も目立ちます。現在,ふくふく通りの店舗稼働状況はどのようになっているのでしょうか,お示しください。
また,空き店舗の利活用も含め,ふくふく通りの将来についてどのようになってもらいたいのかも御所見をお示しください。
(12)ふくふく通り内にある一部店舗において借主が突然お店を閉め,連絡が取れなくなるなどのトラブルが発生していたと聞きます。貸出先の店舗の使用が適切になされているかなどの使用状況についてはどのように把握されているのでしょうか,お示しください。
(13)中央卸売市場は岡山市の重要インフラの一つであり,本市の食や生活に深く関わっております。ぜひとも児童・生徒の方々に見学に来ていただき,知っていただくのはよいのではないかと思います。コロナ禍の落ち着きも少し取り戻した今,校外学習先として選んでいただくのも一つかと思います。教育委員会としての御所見をお示しください。
また,これは海外からのお客様も同様ではないかと思います。岡山城,後楽園だけでなく,日本の,そして岡山の食文化事情を知っていただく場所としてよいのではないかと思うのですが,産業観光局としての御所見をお示しください。
以上で1回目の質問を終わりたいと思います。
御清聴ありがとうございました。(拍手)
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
◎小川祥子 産業観光局長 1,岡山市中央卸売市場の現状と今後についての項,海外からのお客様にも岡山の食文化事情を知っていただく場所としていいのではについてです。
岡山市中央卸売市場内の市場ふくふく通りについては,インバウンド向けの魅力的なコンテンツの一つとして認識しており,コロナ禍前からインフルエンサーなどを活用し,市場での飲食や岡山の新鮮でおいしいフルーツが購入できることについて情報発信を行ってまいりました。今後も引き続き,インバウンド向けのコンテンツとして活用したいと考えております。
以上です。
◎小山直人 産業観光局産業政策担当局長 同じ項,(10)市場の需要動向や流通のトレンドを把握し,農家や関係者の収益安定や消費者の利益につなげるべきではないか,所見をについてお答えいたします。
農産物を安定的に供給していくためには,市場の需要状況などの情報だけでなく生産指導や出荷体制の構築なども必要であることから,営農指導の知見があるJAや岡山県において取り組まれているところです。
本市では,市産農産物の認知度向上を図るため,首都圏で岡山市産の桃やブドウを使ったフルーツサンドの販売や,NECの社員食堂で千両ナスとレンコンを使ったメニューを提供するなどの魅力発信事業を実施しており,市産農産物のブランド価値を高め,販路拡大を図ることで農家の収益向上につなげる取組を進めているところです。
以上でございます。
◎國米哲司 市場事業管理者 同じ項,順次お答えします。
まず,市場の課題に対してのアプローチについてです。
令和4年3月に策定した岡山市卸売市場経営戦略は,10年後の市場のあるべき4つの目標像を定め,これを達成するため5つの基本戦略に基づいたそれぞれの行動計画を市場内事業者と市場事業部が実行し,3年ごとに実行状況を検証の上,必要に応じた計画改定を行いながら将来にわたり継続していく持続可能な市場を実現しようとするもので,現在開かれた市場づくりや岡山市卸売市場個別施設計画に基づく施設整備などの取組を積極的に進めているところです。
将来の市場の在り方については非常に難しい課題でありますが,同時に非常に重要な課題であると考えており,今後も引き続き市場関係者との話合いを行いながら他市場の動向や調査研究等も行い,どのように進めていくか研究してまいりたいと考えています。
次に,老朽化した箇所に対する対策,対応についてです。
本市場では,将来にわたって事業を継続していくため施設の保全等の方針を示す岡山市卸売市場個別施設計画を令和4年3月に策定しました。本計画では,老朽度や改修規模,影響度等を総合的に判断し,優先順位を定めて計画的に保全を行うこととしており,現在この計画に基づき順次保全等を実施しているところです。また,シャッターの故障や雨漏り等突発的な不具合が生じた場合は,その都度修繕を実施しています。
次に,設備管理についてです。
場内の設備管理については,機械設備や電気設備等の定期点検に加えて職員や受託業者による日常点検を実施しており,不具合があればその都度修繕等の対応をしております。
なお,市場入り口のデジタル時計の修繕については既に発注済みであり,8月末までには完了する見込みです。
次に,モニュメントについてです。
市場のモニュメントは市場を訪れる方々に対し視覚的なアイコンとなり,市場の各部門の取り扱っている品目を分かりやすく伝えるとともに,イメージアップに寄与することを目的に令和4年3月に当市場で流通する代表的な品目であるマスカット,タイ,バラをモチーフにそれぞれ青果棟,水産棟,花卉棟に設置しました。設置費用は約250万円です。
効果としては,見学者から市場らしく印象深い風景がよかったなどの声が寄せられており,これからも市場のイメージアップにつながるものと考えています。
次に,屋根つき荷さばき場についてです。
屋根つき荷さばき場は,卸売業者からの要望を受け荷下ろしや荷さばきの際に雨や直射日光による商品の劣化を防ぐため,本年3月に整備したものです。
屋根の高さについては,卸売業者の意見を聞きながら大型ウイングつきトラックの最大限の高さを考慮し設定しています。まだ運用を始めて間もないところであり,今後運用していく中で改良する必要性があれば使用者と相談しながら対応してまいります。
次に,平面駐車場の立体駐車場化についてです。
立体駐車場化は,費用や使用料増額の問題に加えて車高の高いトラックへの対応が困難であることから現実的ではないと考え,平面駐車場の一部に屋根を設置することを提案し,現在場内事業者の代表者と市場事業部で構成する施設整備検討委員会の中で検討しているところです。
次に,フォークリフトのほこりや排気対策についてです。
場内業者はフォークリフトの電動化を進めておりますが,ほこりの発生を防ぐためには運転の仕方などにも注意する必要があると考えており,今後市場関係業者と市場事業部で構成する運営協議会の会議において,衛生管理を念頭に置いたフォークリフトの運用について課題提示を行いたいと考えております。
次に,市場内の冷蔵庫,冷凍庫の利用状況についてです。
市場内には関連事業者として冷蔵・冷凍倉庫事業を行っている会社があり,冷蔵品,冷凍品の受託を行っております。利用状況は,現在空きがない状態であるとお聞きしております。
次に,市場インフルエンサーについてです。
昨年から始めたおかやま市場インフルエンサーは,インフルエンサー3名の各SNSを通じて市場の知名度の向上や魅力を伝えるため400回を超える投稿を行い,積極的にプロモーション活動を行いました。
インフルエンサーの任命後,コロナ禍で客足が減っていたふくふく通りにも多くの方が訪れるようになり,市場の大型イベント,おかやま市場フェスではコロナ禍前と同程度の6,000人余りの来場がありましたが,インフルエンサーの貢献によるものかどうか,定量的な評価はできておりません。
今後は,インフルエンサーのパフォーマンスや市場への貢献度を評価できる仕組みを研究し,より影響力があるインフルエンサーを任命するなど,市場の知名度向上と来場者の増加に向けた取組を進めてまいります。
次に,ふくふく通りの稼働状況,将来についてです。
ふくふく通りは市場関係業者への便益提供や市場機能の充実を図るための役割に加え,市民に市場のことを身近に感じていただくことができる場所としての重要な役割を担っており,より多くの皆様に親しまれる施設にしていきたいと考えています。現在空きとなっている3店舗についても,ふくふく通りの魅力向上が図れるよう,貸出しに向けて準備を進めているところです。
また,今年度は市場関係業者と市場事業部で構成する運営協議会が多言語対応のホームページを立ち上げ,ふくふく通りの情報発信にも取り組むこととしております。今後とも市場の関係者の方々と意見交換をしながら一緒になってふくふく通りを盛り上げてまいります。
最後に,ふくふく通りの使用状況の把握についてです。
施設の使用状況の把握については職員が日々巡回確認しておりますが,その中で不適切な使用状況や休業が続くような状況があれば借主等に聞き取り調査を行うなど,問題解決に向けた対応を行っています。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 同じ項,校外学習先として中央卸売市場を選ぶのはどうかとのお尋ねです。
校外学習の行き先については,各学校が学習内容の関連性に合わせて決めており,小学校では社会科などにおける施設見学の対象となり得ると考えております。
なお,生徒が働く人と接することにより,働くことの意義を考える中学生の職場体験活動を中央卸売市場で行っている例もございます。
以上です。
〔7番江田厚志議員登壇〕
◆7番(江田厚志 議員) 御答弁ありがとうございました。
本当に今,中央卸売市場の施設を全体的に見ても少し暗いイメージというか,老朽化したところもかなり増えてきているのかなあと。施設自体が40年,そして開設60周年という節目を迎えておりますので,次のステージもそろそろ考えていかなきゃいけないのかなあという中でいろいろ伺ったんですけども,実際に働かれている方々が先を見て具体的な,こういうふうなものを取り組んでいくというようなビジョンとか,そういうものを求められているのかなというところはあるので,特に事業者の方々,実際そこで働かれている方々,そういう方と一緒にしっかり話し合っていただけたらなと思っております。
コロナ禍もあったので,なかなかそういう機会が設けにくかったのかなというところはあるとは思うんですけど,就任されて間なしということもありますので,ここから新しい関係性をしっかり構築してもらえたらなと思っております。
シャッターとかああいうがたつきに関しては,そういう突発的なものに関してはすぐ対応させていただきますよということで非常にありがたいなと思っているんですが,そこを気づくかどうかというのも,これもまた事業者の方々からの申出というか,そういった報告があって気づくことがほとんどだと思うんです。
時計の点検に関しても,恐らく日常点検の中から気づいたというよりは向こうからお話があって気づいたんだと思うので,なかなか日常点検していても気づかない部分というのをカバーしているのが常に働かれている方々なのかなと思いますので,そこはしっかり共有していただければなと思います。これは要望でお願いします。
モニュメントに関してなんですけども,来た方々でいいイメージを持たれている方ももちろんいらっしゃると思うんですけど,いろんな意見があります。これも実際に働かれている方々からしたらあれにどれぐらいの金かけてあんなものが要るのかなとか,そういった部分の声も正直僕聞いたことはありますので,これも事業者の方々を含め,実際には働かれている場所の看板になるわけですから,しっかり話をしていただければなと思っています。
すいません,雨風対策の屋根は設置されたばかりでというところではあったんですけど,僕も一番大きいタイプのトラックの高さに合わせているというのは,すいません,存じ上げていなかったので,ぜひ今後は運用を見ながらまた問題箇所があったらぜひ対応していただければなと思っております。
立体駐車場の部分で屋根をというところで,これも施設整備の検討委員会のほうで話をしていただくということだったので,これもしっかり聞き取りをしていただければと思っております。
フォークリフトの移動とかで,周りに対する影響とか,他都市の市場の施設とかを見ると非常に新しくなってきているのかなあというところもあって,フォークリフトもかなり電動化が進んできてきれいにさび分けがされているというか,そういうところもあるので,またそういった施設に対して興味を持ってもらえるように事業者の方々と一緒に視察に行っていただいて,その現場を見てこういった市場の在り方があるんだなというのをお互いに意見交換できるような形をつくってもらえたらなと思います。また機会があればぜひ行ってもらえたらと思います。
インフルエンサーの部分なんですけども,400回投稿で,これ実は先に言おうと思ったんですけど,本当は評価できる仕組み,こういうSNSを活用してどういった反応があったかと,いいねの数だったりとか,ユーチューブだったら動画の視聴回数だったりとかというところはあるんですけども,それでもどれぐらいの波及効果が出ているかというのってすごく見えにくいところです。限られた財源の中でそういったインフルエンサーを起用して何かするというのは分かるんですけども,しっかりと投じたら投じた分でどれぐらいのフィードバックがあるのかというのが見える仕組みづくりへの投資をぜひしていただきたいなと思っております。
ほかの議員さんとかも言われていたと思うんですけども,もうちょっと知名度の高いインフルエンサーさんというか,キャストを起用していただいて市場のイメージアップを図っていただければなと思っております。こちらも要望にさせてください。
一つだけ再質問なんですけども,現状の話と将来の話をいろいろしてきたんですけども,事業者の方々でよく出てくる話はもう正直10年後,20年後の話以前に来年,再来年がもう分からんというような不安視するような声も結構出ているのかなあと見受けられます。正直このコロナ禍でいろいろ大変だったというところもあって,そこからさらに乗り越えてすぐに軌道が戻せるわけではないので,不安視する気持ちというのがあるのかなと思っています。
施設の老朽化をはじめとして施設の細かいところ,将来もしっかり見据えていろいろ大きな構想も素朴な疑問もいろいろやり取りができるような場所をつくっていただけたらなと思いますので,現状で満足するんじゃなくて将来のビジョンをしっかり見据えていただいたものを共有して,共に市場をよいものにしてもらえたなと思います。事業者との意見交換についての御所見をいただけたらなというのと,喫緊でもし会をしていたとかというのがあれば,ぜひその感想も含めてお話しいただけたらなと思いますので,よろしくお願いいたします。
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
◎國米哲司 市場事業管理者 事業者とのコミュニケーション,意見交換ということで御質問を受けました。
私,最初着任したとき気持ち的に心配していたことがあります。それは取扱量,取扱高ですね,金額的にいうと平成3年頃をピークに徐々に下がっていって,今半分ぐらいになっているんですかね,そういう中でコロナ禍があり,それで燃料の高騰があり,そういう中で場内の業者さんがどういう気持ちというんですか,気持ちのほうが折れていたらもうそういうのが一番まずいなあと。そういう中で,着任していろいろ聞くところ,議員言われるように若手の中でも将来どうやっていくかという意見交換の中でそんな将来のことまでは考えられないと。もうここ一,二年,明日のことを考えるのがいっぱいいっぱいというような意見もあったということはお聞きしております。
私としても,卸業者の方,仲卸の方々,関係の売参の方ともいろんな事あるごとに意見交換すると,そういう中でもまだ今の現状をどねえかしていかにゃいけんというファイティングポーズとしっかり捉えていますんで,私としてはそういう気持ちが折れないようにしっかり足並みをそろえていく必要があるのかなあと思っています。
市場というと卸,仲卸だけでなくていろんな事業者の方,小売の方もいらっしゃいますし,物流の方も関係してきますんで,そういう方としっかり意見交換して,一緒に将来を見ていくということが必要なのかなと思っております。今後も機会を見つけながらしっかり対応はしていきたいと考えております。
以上です。
○田口裕士 議長 以上で江田議員の質問は終わりました。(拍手)
ご利用について
この議会中継は岡山市議会の公式記録ではありません。
録画中継は、会議の翌日から起算して、おおむね3日後(土、日、祝日を除く)からご覧いただけます。ただし、編集の都合上、配信が遅れる場合があります。
映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
「岡山市議会インターネット議会中継」に掲載されている個々の情報(文字、写真、映像等)は著作権の対象となります。岡山市の許可なく複製、転用等を行うことは禁止されています。
戻る