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令和7年2月定例会 2月26日(水) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和7年2月定例会
2月26日(水) 本会議 一般質問
公明党岡山市議団
平元 道隆 議員
1 学校防犯対策事業について
2 GIGAスクール端末の活用と保護者理解について
3 市立幼保連携型認定こども園の整備後の対応について
午後3時10分開議
○森田卓司 副議長 休憩以前に引き続き会議を開きます。
次は,順序に従いまして平元議員。
〔25番平元道隆議員登壇,拍手〕
◆25番(平元道隆 議員) 皆さんこんにちは。公明党岡山市議団の平元です。あと5人です。
それでは,通告に従いまして質問させていただきます。
1,学校防犯対策事業について。
新年度当初予算に学校内における児童・生徒の安全を確保し,子どもの教育環境を守るため,全ての市立学校への防犯カメラ設置が盛り込まれました。公明党岡山市議団としても,岡山市による防犯カメラの設置を提案してきました。事業化に感謝を申し上げます。
学校の安全対策は,23年前の児童8人が犠牲となった大阪教育大学附属池田小学校の事件が契機となり,全国の学校で防犯カメラやオートロックシステムなど防犯設備が取り入れられています。近年は,スマートフォンやドローンなど,IT機器を駆使した取組も広がっています。
もちろん,防犯カメラなどの設置だけで安全が保障されるものではなく,現場の教職員,保護者などの関係者それぞれが高い危機意識を持って常に対応できるかが問われるのは当然です。その上で,教職員の負担軽減や抑止力の向上に様々な技術力を活用し,不審者の発見等につなげていくことは大切な取組であると思います。
以下,お伺いします。
(1)本事業の概要についてお聞かせください。また,防犯カメラの管理者,ランニングコスト等の負担についてはどのようになるのかお聞かせください。
(2)既にPTAや地域が設置している防犯カメラがある学校はどのようになるのか。また,その場合,通学路内の危険箇所等への設置は可能であるのかお聞かせください。
(3)同じ敷地内に他の公共施設があり,日中に校門が閉められない学校がある中で,今後どのようにして防犯力を高めていかれるのかお聞かせください。
(4)市立園も状況は同じであると思います。保護者や地元地域から設置要望もあるとお聞きしています。今後どのようにされるのかお考えをお聞かせください。
2,GIGAスクール端末の活用と保護者理解について。
GIGAスクール構想により,岡山市でも2021年に全小・中学校で児童・生徒1人1台の学習用端末が導入されました。児童・生徒それぞれの理解度を解析して問題を出すデジタルAIドリルなど,新たなデジタル技術の活用や端末を有効活用した学習の質の向上に取り組まれています。
一昨年度の3学期から,端末の持ち帰りをモデル校でスタートし,今年度からは,毎日,本格的に全校で端末を持ち帰り,自宅でも端末を使った学習が行われています。その一方で,保護者からは,端末の長時間使用により,視力や聴力の悪化,姿勢の悪化,十分な睡眠の確保が難しくなること,そして登下校時の端末の持ち運びによる身体的な負担の増大など,子どもたちの健康面への悪影響について心配する声や,端末を勉強以外の目的で使用してしまうといったお声もお聞きしています。
せっかくの効果が期待できる取組であっても,保護者の理解がなければ,続けることは難しいと思います。端末を有効活用した学習の質の向上の取組を継続するため,保護者の懸念に対し丁寧な情報提供を行い,十分な理解を得ながら学校と家庭が連携して子どもたちを見守っていくことが大切です。
以下,お伺いします。
(1)端末の持ち帰り開始から1年が経過しますが,その効果をどのように分析されているのかお聞かせください。また,端末の持ち帰りはどのように行われているのかお聞かせください。
(2)子どもの健康面への配慮についてどのように取り組まれているのかお聞かせください。
(3)保護者理解のために行っていることについてお聞かせください。
(4)タイピング練習のサイトの広告表示から不適切なサイトへ誘導されていて,そのことに気がついた保護者が夜な夜な閲覧履歴を削除しているといったお声もお聞きしています。教育的に非常に質の高いものもある中で,フィルタリングの導入についてはどのようにお考えかお聞かせください。
(5)夜間使用を一律に制限している自治体もあり,時間制限を希望する保護者もおられます。時間制限の導入についてはどのようにお考えかお聞かせください。
(6)毎日持って帰るように学校からは言われているが,端末が重いので充電が切れそうになったら持ち帰って充電だけしている現状もあるようです。持ち帰っての活用等,実のある対応を行うべきですし,端末の重さについての対応も引き続き検討していくべきであると思います。御所見をお聞かせください。
3,市立幼保連携型認定こども園の整備後の対応について。
本市では,限られた人員や財源で将来にわたり安定的に良質な就学前教育・保育を提供することなどを目的に,36中学校区に1園ずつ市立幼保連携型認定こども園の整備を進めるとともに,その他の市立園は民営化や廃止を含めて検討することとしています。保護者や地域関係者が中に入って,民営化や統廃合等の難しい交渉や調整をされている関係者の御尽力に改めて感謝を申し上げます。
また,昨年6月議会で質問した小学校との連携時の移動に係るバス等の御対応をいただきましたことに重ねて感謝を申し上げます。
こども園整備もいよいよ終盤になり,難しい案件も多くあると思います。また,開園後も運営面を含め様々な御対応もあるかと思いますが,幼稚園が統廃合され,こども園となった園の御関係の方から通園についての御相談をいただきました。
こども園整備に由来し,小学校区内に幼稚園がなくなり,学区外のこども園に行くことになった保護者から,遠距離になり,悪天候の日やほかの兄弟が病気のときなどは通園が難しくなり,教育の機会が失われることもある。自家用車での送迎もできるようにしてほしいとの御相談でした。
多くの園で,幼稚園要件1号認定の子どもは,徒歩,自転車で送迎,保育園要件2号,3号認定の子どもは,徒歩,自転車もしくは自家用車で送迎を原則とされています。地域や園により例外的な取扱いもあるかもしれませんが,基本的には幼稚園要件の子どもは,徒歩,自転車が原則とされています。
地域の方々も,原則である徒歩,自転車での送迎のため,開園までに実際に通園の道を歩き,危険箇所へは安全対策を市へ要望するなど全面的に協力してくださっていますが,毎日学区外へ徒歩,自転車での通園を行うことは本当に大変であると思います。
そのこども園は,幼稚園要件の在園児100名強のうち,学区内の子どもは30名弱で,あとの70名は学区外から通園しています。幼稚園,保育園合わせて自家用車での通園を行っている子どもは100名を超える中で,園内の駐車場は14台程度,園外の契約駐車場は十数台程度となっています。一斉に来て,一斉に帰ることになる幼稚園要件の子どもの自家用車での送迎はかなり困難であると思います。
子どもや家庭の状況から,やむなく駐車場を契約し,自家用車での登園を行っている保護者もいるとお聞きしています。もちろん,岡山っ子育成局としても,園の近くの駐車場と交渉したり,運営面で帰りの時間を変えたりするなど御対応いただいていますが,駐車場の台数拡大以外には対処は難しいのではないかと思います。
これまでの地域で積み重ねてきた幼稚園の歴史からのある意味で歴史を変える事業ですので,開園後もその課題解消に努力を継続していただきたいと思います。
(1)こども園整備に由来し,学区外通園者が発生した園は何園あるのかお示しください。
(2)開園前の説明会での駐車場の説明はどのように行ったのかお聞かせください。
(3)障害児受入れ園,セーフティーネットとしての公立園における駐車場について,市当局の認識はどの程度が適切とお考えかお聞かせください。
(4)対象園のPTAからの要望とその対応についてお聞かせください。
(5)そもそも中学校区に1園ずつ市立幼保連携型認定こども園の整備を進め,統廃合すれば,こども園整備に由来した学区外通園者が発生することは想定されていたと思います。その対策はどのように検討されていたのかお聞かせください。
(6)対象園への保護者の負担や運営面の対応だけで済ますのではなく,市として駐車場確保や警備員配置などの具体的な対応が必要ではないかと思いますが,御所見をお聞かせください。
以上で1回目の質問を終わります。(拍手)
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 それでは,平元議員の質問にお答えします。
私は,学校防犯対策事業での概要でありますけれども,来年度では,犯罪の抑止,そして万が一犯罪が起こった場合の逮捕がしやすくなる,そういう視点から,防犯カメラ,そして防犯灯を多く設置することにいたしました。特に学校の防犯カメラは,全ての学校,124施設に設置することを考えております。その内容は,1施設にカメラ,録画装置,モニターのセットを導入するものであり,町内会でつくっていただく防犯カメラとあわせて子どもたちが安心して学べる,こういう教育環境をつくっていきたいと思います。
以上です。
◎榎並義忠 岡山っ子育成局長 1番,学校防犯対策事業についての項,市長答弁以外について,市立園の防犯カメラの今後についてお答えします。
園児の安全確保や不審者等への抑止力のなどの観点から,防犯カメラの設置は有効だと認識しておりますが,門扉への施錠など,園によって様々な防犯対策が考えられることから,今後設置について検討してまいりたいと考えております。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 同じ項,防犯カメラの管理者,ランニングコスト等の負担についてです。
防犯カメラの管理者は,施設管理責任者である学校長となります。
修繕費等のランニングコストについては,必要に応じて,今後検討してまいります。
次に,PTAや地域設置の防犯カメラはどうなるのか,また通学路内への設置は可能かとのお尋ねです。
PTAや地域が設置している防犯カメラについては,引き続き使用していただいたり,設置者と学校で相談して撤去していただいたりすることは可能です。
今回,設置する防犯カメラについては,学校に不審者を侵入させない,あるいは犯行に及ばせないための対策を強化する目的であるため,設置場所は学校敷地内となります。
この項最後に,日中に校門を閉められない学校の防犯力向上についてです。
学校は,それぞれの実情を踏まえた危機管理マニュアルを作成し,それに基づいた防犯対策を実施しています。全ての学校で校門,そして校門から校舎入り口までの動線,そして校舎入り口の3か所で,不審者侵入防止のために3段階のチェック体制を取っています。
また,日中に校門を閉めることが難しい学校では,職員による来訪者への声かけや受付での来訪者の確認及び名札の着用の依頼等を行っています。
教育委員会では毎年,管理職を対象に危機管理担当者連絡協議会を開催し,過去の事例を基にした不審者侵入防止対策の協議や危機管理マニュアルの見直しについての検討等を行っており,学校の防犯力の向上を図っています。
続きまして,GIGAスクール端末の活用と保護者理解についての項,順次お答えします。
まず,端末の持ち帰りの内容と効果,保護者理解のために行っていること,夜間使用等の時間制限についてのお尋ねですが,おかやま創政会を代表されての柳迫議員に御答弁したとおりです。
次に,子どもの健康面への配慮についてです。
各学校ではメディアコントロールの一環として,目の健康や姿勢,よりよい生活リズムづくりなどの指導を,年間計画に位置づけて行っております。また,家庭に対しては,端末持ち帰りガイドを配布し,端末利用時における健康面に関する留意事項についても伝えており,引き続き端末の適切な利用について子どもへの周知啓発に努めてまいります。
次に,フィルタリングの導入についてです。
学習者用端末には,文部科学省が推奨するセキュリティー設定をし,不適切なサイトやコンテンツに接続できないように努めております。
この項最後に,持ち帰り時の活用内容と端末の重さへの対応についてです。
持ち帰った端末は,授業の振り返りなどに活用しているところですが,持ち帰りによる身体的負担を軽減するため,毎日の持ち帰りを小学校3年生以上にしたり,端末以外の持ち帰る量を減らしたりするなどの工夫を学校ごとに行っているところです。
次期端末更新では,文部科学省が推奨する仕様の範囲内で可能な対応を進めてまいりたいと考えております。
以上です。
◎榎並義忠 岡山っ子育成局長 3番,市立幼保連携型認定こども園の整備後の対応についてに順次お答えします。
まず,学区外から通園者がいる園は何園あるかについてです。
市立認定こども園には,指定の学区はありませんが,市立認定こども園22園のうち,令和6年4月1日現在,幼稚園利用のお子さんが施設のある小学校区以外から通園している園は22園全てです。
次に,開園前説明会での駐車場の説明についてです。
幼稚園利用のお子さんは,徒歩,自転車での通園が原則であることを説明しています。また,妊娠中や傷病等で,徒歩,自転車での通園が困難な場合には,園に相談するように説明しております。
次に,公立園における駐車場はどの程度が適切かについてです。
駐車場の台数については,施設の面積や形状,地域の事情等を勘案しながら,可能な範囲で整備を行っており,保育利用の定員の1割程度を目安として整備しております。
次に,PTAからの要望とその対応についてです。
駐車場に関しては,こども園移行前の幼稚園の通園方法と同様であることを丁寧に説明しておりますが,幼稚園利用のお子さんも,自家用車で通園を可能にしてほしいという要望をいただいた場合には,近隣で駐車可能な場所を探すなど,可能な範囲で対応しております。
次に,学区外通園者が発生することへの対策と,市として具体的な対応が必要ではないかについて一括してお答えします。
統廃合により通園距離が遠くなる在園児の変化に対応するため,敷地の要件にもよりますが,可能な範囲で敷地内駐車場を多く整備するよう配慮しております。
そのほか,駐車場を増やしてほしいという要望があった場合には,保護者負担にはなりますが,近隣の賃貸駐車場を探すなど,できる限りの対応をしているところです。
以上です。
〔25番平元道隆議員登壇〕
◆25番(平元道隆 議員) 御答弁ありがとうございました。
ちょっと順番があれですが,教育長からちょっと。
端末の持ち帰りから1年が経過して,時間制限の話とかは,創政会の御答弁のとおりということで,そういうお声が結構あるというのは聞かれていることだと思うんですけども,検討中だということなので,保護者の不安を理解に変えていく必要があると思いますし,結論を出される時期というのがあるのか,そういうタイミングがあるのかどうかというお考えをお聞かせいただければと思います。
難しければ,現状不安を持っておられる保護者は結構いらっしゃるので,改めて教育委員会としての現状を説明というか,分かっていただくような形を何か取られたほうがいいんじゃないかと思いますけども,その御所見をもしいただければと思います。よろしくお願いします。
それと,防犯カメラ,市長御答弁ありがとうございます。よろしくお願いします。
岡山っ子育成局長にちょっとお伺いしたいことがあります。
こども園の整備後の話のところで,私,御相談いただいたのは,ある保護者の方で,その方はその保護者御自身が自分が通っていた幼稚園に,自分の我が子も通わせたくって,結婚して,子どもができて,御主人と御相談して,同じ小学校区内に住んで,小学校も見据えて学区内の園に通わせてやりたかったという気持ちがまずベースとしてあって,学区内の幼稚園がなくなってしまって,新しい園に行くことになって,その園はとてもいい園なんだけど,せめて駐車場を確保してもらえないかというお声だったんです。この方以外にも何人かお声を聞いている方がいらっしゃいます。
通常の規模の園であれば,今局長が御答弁してくださったとおりの御対応で私はいいんだと思います。ただ,園の定員が200名を超える園とか,ちょっと規模感が違ってくるのかなというのも思いますし,実際に困っておられる保護者もおられるわけです。今までがこうだからこれからもこうですみたいな感じにどうしても聞こえてしまうんですけど,これからもそういった御認識を貫いていかれるのかというのを,ちょっと御認識をお話しいただければと思います。
よろしくお願いします。
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
◎榎並義忠 岡山っ子育成局長 今までのとおりの認識で今後も進めるのかという再度の御質問でございます。
議員おっしゃるとおり,こども園になるとやっぱり規模も大きくなりますし,今までどおりでいかない部分もあると思います。そうしたことから,まず整備するときに,先ほど保育園利用の1割という一応のその目安を申し上げましたが,敷地の条件もあるんですけれども,それ以上のできるだけ多めの面積の駐車場をまず用意するようには,設計時に考えます。それは今後もやっていきます。
その上で,それでも今回のように足りないというお声を開園前にいただいて,そのときに何とか賃貸の駐車場を借りることができたので,用意して,保護者負担にはなりますけれども,入っていただいた。今回,秋頃,それでもまだ足りないと言われたので,もう少し借りる段取りをして,やっと話がまとまりつつあると聞いております。他園とのバランスもありますので,基本的な考えはありますけれども,できるだけ柔軟に,できる限りのことはやっていきたいと考えております。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 端末持ち帰りの件ですが,今年度持ち帰りのときも児童・生徒用と,それから保護者用の端末持ち帰りガイド,答弁したとおりなんですが,A4裏表の印刷のものをお配りしております。来年度も多分改定しながら,これは配っていかないといけないと思うので,御心配の向きができるだけ解決できるような内容に修正しながら,このガイドはまた作っていきたいと思います。
そして,先日も答弁しましたが,保護者の方が夜の使用の時間制限のところが一番御心配だと思うんですが,今の担当課のほうでいろいろ当たって知恵を出しておるところです。年度途中でもそういったことができればいいかなと思っておりますんで,年度を待たずして,できるだけできることがあったら時間制限をかけていきたいと考えております。
以上です。
〔25番平元道隆議員登壇〕
◆25番(平元道隆 議員) ありがとうございました。最後,市長に聞かせてもらってもいいですか。時間ないのか。
今議会の市長が,自民党さんの代表質問の御答弁の中で,ちょっと正確ではないですけど,市長に御就任されたときは,待機児童がゼロだったけれど,現場のお声を聞いたら入れないといった声が多くって,それが市民のためであるなら,定義を変更して待機児童の解消に取り組んできたといったような御趣旨の御答弁されたと思います。言わば役所内の常識を超えて,市民のためにあえて火の中に入っていかれた,ちょっと大げさかもしれませんけど,思います。すごいと思います。
私,関係ない話ですけど,御縁があって,市長が岡山市にちょうど帰ってこられたとき,御一緒させていただく機会を得まして,当時私,議員じゃなかったんですけど,私としてはずっと大森市長と御一緒させていただいたと勝手に思っています。当時2歳だった娘も中学2年生になりまして,市長になられて,待機児童の解消とか子ども医療費の助成とか,子ども関連の施策にこの市政のエナジーの相当部分を注いできたといった御答弁を過去の議会でされたのも覚えていますし,仕上げが大事なんじゃみたいな話も,私もぜひ仕上げが大事なんでやってくださいみたいなお願いしたこともあります。今局長が答弁してくださったりとか,担当課の職員の方も,基本的には原則にのっとって,柔軟に保護者の方への説明とか現状できることは全てされているんだと思います。
ただ統廃合とか,民営化とか,そういうこども園整備というのは,これまでと違った施策といいますか,改革というか,行ってこられたので,当然状況というのは変わるんだと思います。
今回は駐車場がもっと要るんじゃないかみたいな,こんな質問だったですけど,ほかにも今までとは違った課題や困り感というのが保護者の方にも,また職員の方にもきっとあるんだろうと思います。
ぜひ──ぜひというか,真っさらな気持ちで,整備後の園の困り事とか,不具合とかを調査というか,確認していただいて,保護者とか園だけに何か負担させるような結果になっているので,それも含めて検証していただいて,市としてとにかく改善できるものはしていただくようにできんもんかなと思います。
そこで,例えば予算的に何か必要なことがあれば,また御検討いただきたいですし,私はこども園整備の1000分の1ぐらいの予算があればできることがいっぱいあるんじゃないかと思いますけど,本当に最後仕上げをするという意味で御検討いただけたらと思うんですけど,市長さんぜひ整備後,また開園後の困り事の調査というのを御検討いただくことはできないでしょうかと申し上げまして,終わらせていただきます。
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 就任当初からいろいろな実態を見て,子ども関係にやっぱり相当投資していかなければならないと申し上げてきました。その結果が,就任当時から比べて,子どもへの投資が約2倍近くなっているというのは,そういうことだろうと思っています。ただ大きく方針を変えたところもありますから,平元議員御指摘のように,まだまだ不具合というか,そういう言い方がいいかどうか分かりませんけれども,新しくできたものに対して,市民の皆さん方,いろいろと御意見もあろうか思います。そういう意見は,不断に取り上げながら,聞きながら,一つ一つ整理していきたいと思っておりますんで,よろしくお願いいたします。
○森田卓司 副議長 以上で平元議員の質問は終わりました。(拍手)
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