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令和6年11月定例会 12月4日(水) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和6年11月定例会
12月4日(水) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議団
大月 晴一 議員
1 岡山市の将来を考える立地適正化計画について
2 洪水ハザードマップによる防災対応について
3 周辺地域の道路整備について
4 地域コミュニティ活動の維持について
5 市内河川の有機フッ素化合物の検出について
次は,順序に従いまして大月議員。
〔6番大月晴一議員登壇,拍手〕
◆6番(大月晴一 議員) 皆さんおはようございます。自民党岡山市議団,大月晴一です。
oniビジョンでテレビを通じて視聴の方,議場にお越しの方々,大変ありがとうございます。
では,通告に従いまして質問いたします。
1,岡山市の将来を考える立地適正化計画について。
立地適正化計画は,岡山市の25年後の人口4万人減少,市街化区域の人口密度の低下が進む,高齢化率が20%以上になるという予想の下,都市を支える機能の低下,地域経済の衰退,そして厳しい財政状況となるという予測を改善するため,都市をコンパクト化し,それにより生活の利便性が向上し,公共交通サービスの維持向上が図れ,都市活動が活発化し,外出機会が増え,滞在時間も向上し,消費も拡大することで行政サービスの維持もしやすくなる,効率化もできるという効果が生まれるというストーリーです。これをコンパクトシティ構想と呼んでいますが,周辺地域は置き去りにされていると住民からよく言われています。
周辺地域は,歴史と文化の資源がたくさんあるので,地域振興基金など様々な施策を打っていただいて,平日でもまちを歩く人の姿が見られるように変わってきています。
民間投資の伸び率ナンバーワンの状況を周辺地域にも起こしたく思います。周辺地域の人々は,子どもたちの減少による学校の閉校,公共施設の削減,金融機関の閉鎖の中,自分たちの力で高齢者が増えながらも,ぎりぎりの努力で地域を維持しようと頑張っています。しかし,立地適正化計画による周辺地域の維持,活性化の政策としては,地域コミュニティーの維持,活性化,次に移動手段の確保と2つの政策がメインと書かれています。
次の岡山市第七次総合計画では,我々も知恵を絞りますので,周辺地域の住民の生活改善計画案も,より多くの項目で検討していただきたく思います。
2月議会でお話しした岡山市のブータン,幸せを感じられる地域はここだと言われるような施策をよろしくお願いします。
そこでお尋ねします。
(1)周辺地域のコミュニティー活性化の新しい施策があればお示しください。
(2)令和3年6月作成の立地適正化計画における居住誘導区域図で高松,足守,一宮,北長瀬,津高を見てみると,どの区域も地図上では更地はほとんど残っていないように見えます。岡山市,年間の新築住宅件数は約2,000件かと思います。現在,50戸連檐での建築数は約400件。50戸連檐が使えるのは,あと一年少々です。最近では,不動産業者の廃業の話も聞くようになりました。次は,建設業にならないか心配です。20戸連檐等はありますが,50戸連檐廃止後では,市街化調整区域において住宅建築はできなくなるのでしょうか。
(3)足守幼稚園が今年度末で閉園となりますが,跡地について地域が利用できるように検討できませんか。
以上,御所見をお願いします。
2,洪水ハザードマップによる防災対応について。
地元学区防災訓練に数回参加して,各家庭に非常用持ち出し袋はあるか,非常食の備蓄はあるか等の質問を4問聞き,最後の質問として非常食の自宅への準備は必要かと尋ねると,必要と手を挙げる参加者が100%の会場もあれば,50%に届かない会場もありました。災害への準備の啓発の大事さを感じました。
では,洪水・土砂災害ハザードマップについてお尋ねします。
(1)ハザードマップは,100年から150年に一回程度起こるおそれのある大雨のものと,1,000年に一回程度起こるおそれのある大雨の地図が掲載されています。ハザードマップ内の活用法1で,市内で想定される災害を知るとありますが,なぜ2種類の想定を出しているのかお示しください。
(2)私の地元に二級河川があります。30年前までは,床下浸水ぎりぎりの状況によくなりました。50年くらい前は,床上浸水になりかかったこともありました。でも,ハザードマップでは浸水なしの白色です。河川改修等で安全になったと考えてもよいのか,当時,河川で越水が常に懸念されている地区は白色になったと考えてよいですか。
(3)私の地元には,土砂災害特別警戒区域の土石流が河川まで伸びている箇所が2か所あります。大雨のとき,川がせき止められる地区になるよとよく言われています。土石流発生時の厚みは50センチぐらいと書類に書かれていたように思いますが,ハザードマップ上で土石流が発生した際の河川の影響はどのようになるのでしょうか。
(4)また,足守川において,ハザードマップ上では浸水想定区域にはなっていませんが,過去には越水被害が起きそうなほど河川水位が上がっていた箇所がありました。越水被害が発生しそうな箇所を把握できているのでしょうか。御所見をお願いします。
3,周辺地域の道路整備について。
昭和46年の合併,その後の合併で,周辺部も広く存在します。足守中学校区の北半分は,岡山から吉備高原都市への道路,吉備新線を使えば,岡山駅に30分から40分という位置関係です。地域の方は,国道429号線,また吉備新線をメインに移動の道路としています。しかし,各地区からその道路に至るまでの道路の側壁はまだ山肌のままで,大雨が降ると崩れてしまいそうな場所もたくさんあります。周辺地域は,そのような地域が多いと思います。そのような場所は順番と言わず,まとめて工事計画はできないかと地元の方によく言われます。山腹が崩れると孤立集落となりそうです。
そこでお尋ねします。
(1)周辺部には救急車が通れないような幅の狭い生活道路が存在していますが,道路整備については,地元からの要望を受けて対応することになるのでしょうか。
(2)通学路の改善は早く着手できていますが,要望書に基づく道路整備を進める際,優先順位はどのように決まりますか。
(3)周辺地域は豪雨災害発生時に地元の建設業者の重機での対応が重要と思いますが,以前ほど重機が地元には見当たりません。災害発生時,回送車で運送したくても通行止めが予想されます。災害発生時の重機を必要とする対応はどのようにされているのでしょうか。
以上,御所見をお願いします。
4,地域コミュニティー活動の維持について。
今年も地元で夏祭りが各所で行われました。その中で参加の方々が一様に言われる言葉が,お互い年を取ったな,いつまでできるかな。腰は痛いし,準備する人間がもっとおったらええのにな。中学生のボランティアは助かるな。町内からの出店テントも人がおらんようになったから出せんようになったんじゃて。この地区は町内の寄附が集まるからできるけど,住人が減ってきているから寄附でいつまで続けられるかなとか。
岡山市区づくり推進事業補助金はありますが,単位町内会では小学校区までの規模ではないので申請ができない。
そこでお尋ねします。
(1)今回の自民党の政策提言にも入れさせていただきましたが,単位町内会でも活用できる町内会の活性化促進につながる補助制度の整備について検討できませんか。
(2)イベントを実施する際,人手の確保が難しいのが現状です。おかやまマラソンは,大勢のボランティアさんで運営されています。北区の推進事業の中でも,大学生のボランティアグループとの協力の話もありました。イベント等の地域コミュニティー活動に大学生のボランティアが参加できるような仕組みづくりは考えられませんか。
以上,御所見をお願いします。
5,市内河川の有機フッ素化合物の検出について。
有機フッ素化合物,いわゆるPFASについて,10月に御津地区の三谷川で暫定指針値を超過したことが公表されました。水道水については安心ということですが,ここでお尋ねします。
(1)岡山市水道局が水源である旭川の主な支流の調査をして分かったとのことですが,調査した河川名と数をお教えください。
(2)原因究明に向け,暫定指針値を超えたエリアでの発生源の絞り込みは進んでいますか。また,地下水について,井戸水の調査を行ったと聞いていますが,どのように井戸の選定をしたのかお知らせください。
(3)10月の現状把握,早速発表ありがとうございます。今後の調査をどのように進めていきますか。
(4)体調の異変に関する情報は寄せられていないということですが,やはり健康への影響が心配されます。現在国が定めている基準を教えてください。
以上,御所見をお願いします。
これで1回目の質問を終わります。
ありがとうございました。(拍手)
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
◎北川由佳 政策局長 1,岡山市の将来を考える立地適正化計画についての項,周辺地域のコミュニティー活性化の新しい施策についてお答えします。
各地域においては,人口減少や少子・高齢化が進む中でコミュニティーの担い手不足などの様々なお困り事を抱えており,そのような中でどのように地域を活性化していくか,重要な課題であると認識しております。
これまでも議員から御紹介がありましたように,周辺地域の活性化については地域振興基金も活用しながら取り組んでいるところでございますが,現在,現行の総合計画の振り返りを行っておりますので,その結果も踏まえ,地域の活性化に必要な施策を検討してまいります。
以上です。
◎榎並義忠 岡山っ子育成局長 同じ項,足守幼稚園の跡地の地域活用についてお答えします。
使用しなくなった園舎等については,ほかの行政用途での再活用の可能性がない場合には売却するのが基本方針となりますが,地元からの提案を含め,活用や購入等の相談があった際には丁寧な聞き取りを行い,関係部局とも連携しながら市有財産の有効な活用が図られるよう努めているところです。
足守幼稚園の跡地活用については,地元から地域活動に利用できないかという御相談をいただいております。今後,地域の御意見を丁寧にお聞きし,再活用や売却までの間の暫定的にはなりますが,有効な活用ができるよう検討してまいりたいと考えております。
以上です。
◎今井洋孫 都市整備局長 同じ項,50戸連檐廃止後の住宅の建築についてお答えします。
50戸連檐制度の廃止後についても,市街化調整区域内に住宅建築が全くできなくなるわけではなく,農業従事者の方が建築する農家住宅や線引き制度が導入された昭和46年以前から本家が引き続き所有している土地にその親族が建築する分家住宅などの建築は可能ではあるほか,平成13年以前より既に宅地である土地については,現在の50戸連檐制度の条件を満たせば,引き続き住宅の建築を許可することとしております。
以上です。
◎嶋村真二 危機管理監 大きな2番,洪水ハザードマップによる防災対応についてお答えします。
初めに,(1)2種類の想定をしている理由についてです。
100年から150年に一度発生するおそれのある大雨を計画規模降雨,1,000年に一度発生するおそれのある大雨を想定最大規模降雨とし,ハザードマップにはそれぞれの洪水浸水想定区域を示しています。
水防法では,想定最大規模降雨を前提として,浸水想定区域を指定し,公表することとなっておりますが,想定最大規模と計画規模で想定される浸水の範囲や深さに大きな差があるため,より発生頻度が高い計画規模降雨を想定したハザードマップについて作成し,周知しているところです。
次に,(2)浸水なしになっている地区の考え方についてです。
二級河川の洪水浸水想定区域については,県が指定し,公表しているものでございます。50年前や30年前との比較は一概にはできませんが,河川改修等で浸水の想定がなくなったものと考えられます。
続きまして,ハザードマップ上,土石流と河川の影響はどうなっているのかについてです。
洪水・土砂災害ハザードマップは,洪水と土砂災害のハザード情報を一緒に掲載しておりますが,それぞれ単独でシミュレーションしたものであり,土砂災害発生時の土砂が川に流れ込んだ場合にどのような影響があるのかといった複合的な状況までは想定しておりません。
以上です。
◎内海誠一郎 下水道河川局長 同じ項,足守川において越水被害が起きそうな箇所の把握についてお答えします。
二級河川足守川の管理者である岡山県が堤防高の低い箇所や堤防断面の不足する箇所について把握し,重要水防箇所としておかやま県全県統合型GISに公表しております。
以上です。
◎今井洋孫 都市整備局長 大きい3番,周辺地域の道路整備について順次お答えします。
まず,生活道路の整備は地元からの要望を受けて対応するのか,またその際の優先順位はどうなのかということについてお答えします。
道路の異状や損傷など,道路管理者として緊急の対応が必要なものについては,市が行っているパトロールや市民からの通報により迅速に対応しておりますが,道路の拡幅や交差点の改良,カーブミラーの設置など,地域の合意形成を必要とするものについては町内会等から要望書をいただいて対応しております。
要望書に基づく道路整備を進める際には,交通事故発生などの危険性,通学路や災害発生時の避難経路であるかどうかなど,また関係地権者等の合意形成の状況などを考慮し,優先順位を決定しております。
続いて,災害発生時の重機を必要とする際の対応についてお答えします。
災害発生時における道路施設の復旧については,職員が連絡を受け,現地状況を把握し,業者対応が必要と判断した場合には,まずは業者の事務所から現地までの距離や業者の規模などを考慮して対応をお願いしておりますが,災害発生場所の近隣に対応業者がいない場合は,地域を限定することなく,対応可能な業者を探し,お願いすることになります。緊急対応には様々な事象があり,事象ごとに対応できる業者も異なることから,災害の規模や状況に応じて適切な業者を選定し,対応を行うこととなります。
以上です。
◎田中哲也 市民協働局長 4番,地域コミュニティー活動の維持についての項を順次お答えいたします。
まず,単位町内会も活用できる町内会の活性化につながる補助制度についてです。
単位町内会に対しましては,地域住民の交流を促進し,コミュニティーの維持,発展を図ることを目的としたコミュニティ活動推進備品助成制度において,みこし,山車,太鼓など,地域の行事で使用する備品の購入費等を補助しております。
議員御提案の補助等の支援につきましては,現制度の拡充を含め,どういったことができるか検討してまいりたいと考えております。
次に,地域コミュニティー活動に大学生などのボランティアが参加できる仕組みづくりについてです。
本市のホームページ,おかやまNPO・ボランティアサイトつながる協働ひろばにおいて,NPO法人がイベント等を実施する際にボランティアの募集情報を掲載できるようにしているところであり,高校生や大学生の方の利用も多く見受けられ,募集内容によっては掲載したらすぐにボランティアが集まったとの声も聞いているところでございます。
現在,町内会等がボランティアを募集したい場合にも,このホームページに掲載できるように検討を進めているところでございます。
以上です。
◎見平孝行 環境局長 5番,市内河川の有機フッ素化合物の検出について順次お答えします。
まず,原因究明に向け,発生源の絞り込みは進んでいるのか,どのように井戸を選定したのか,今後の調査をどのように進めるのか,以上3点について一括してお答えします。
これまでに,三谷川周辺において河川やため池を合わせて18地点調査し,その結果,暫定指針値を超過した河川の周辺にある民有の井戸8か所で地下水の調査を行いました。また,三谷川周辺へ排出する可能性のある8事業場へPFASの取扱いに関する聞き取りを実施しました。しかしながら,現時点では原因の特定には至っておりません。
引き続き,原因の特定とその影響の及ぶ範囲を把握するため,国の作成したPFOS及びPFOAに関する対応の手引きに沿って調査を進めており,具体的には,地下水では超過が確認された井戸から半径500メートル程度を目安に,さらに範囲を広げて調査しています。
また,河川については,支川やため池を含め,原因が疑われる上流部に向かって範囲を広げて調査しています。
現在,河川やため池,井戸から,追加で摂取した18地点の水を分析中であり,結果が分かり次第,速やかに公表いたします。あわせて,岡山市独自の判断により,三谷川周辺事業場に対する聞き取り調査を継続するとともに,調査で濃度が高かった地点の周辺では,引き続きヘリコプターや監視員のパトロールによる不法投棄の調査や監視員による廃棄物の保管状況の確認等を行ってまいります。
次に,健康への影響が心配されるが,国の定めている基準はについてです。
PFOS及びPFOAについては,国において河川水及び地下水には1リットル当たり50ナノグラムという指針値が設定されていますが,農作物や血液中の濃度については評価する基準が定められていません。現時点では,人の健康への影響に関する情報が不足しており,不明な点が多いことから,国においてさらなる科学的知見の集積に向けて調査や研究が進められています。本市といたしましては,引き続きその動向を注視してまいりたいと考えております。
以上です。
◎栗原諭 水道事業管理者 同じ項,水道局が行った旭川支流調査の河川名と数はについてお答えします。
建部地区の誕生寺川,御津地区の新庄川及び三谷川の3河川です。
以上です。
〔6番大月晴一議員登壇〕
◆6番(大月晴一 議員) いろいろ御答弁ありがとうございました。
いろいろヒアリングさせていただいたりして,様々なことを教えていただいて,またその中でもお話しするとまた新しい回答をいただいて,私も大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
では,内容に入らせていただきます。
まず,立地適正化計画の部分なんですけど,居住誘導区域内を見てみると,更地が少ないとお話ししました。基本的に都市機能の維持という観点で考えて,駅周辺で便利がよくて,市街化区域に隣接する一まとまりのエリアを市街化調整区域から市街化区域に編入するというのは検討していただけるものでしょうか。
次に,ハザードマップです。
ハザードマップに記入されている土石流です。発生する可能性を地形の高低差と傾斜角度で表現していると教えてもらいました。
避難行動のタイミングを決める雨量の目安はどうでしょうか。また,土石流発生エリアに住む人の避難のタイミング,避難方法はどのように説明すればいいでしょうか。高いところへ逃げるとかいろんな話がいっぱい出てきているんで,もう一回整理をしたくなっています。
それから,3番目,道路整備について。
工事の順番,時期はいつからかとの話を地元の人からよく聞きます。要望を出す際に,土地の所有者の同意ができている場合は──さっきの話だったらちょっと違うかも分からないんですけど,優先度は上がっていくものでしょうか。御所見をお願いします。
4番目,フッ素化合物の話で,今回追加調査で見つかった場所の周辺をグーグルアースで見てみますと,結構な山林がばあっと広がっているエリアの近くから起こっているように思いました。このようなエリアから発生するとしたら,もしかしたら不法投棄が原因でそういうことも起こっているのかなというようなことを私は想像したんですけど──うちらのほうは結構そんなんがいっぱいありますから。今後の調査はどのように進めていくかということをもう少しお聞かせいただければと思います。
以上です。
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
◎嶋村真二 危機管理監 土砂災害のほうで,雨量によって避難の指示とかが出るかどうか,どういう情報を基に避難するのか,どのように避難すればいいかというお話だったと思うんですけれども,まず雨量によって土砂災害が起こるとかということではなくて,山が抱えている水の量がどうなのかで土砂災害の発生警報を出すようなことになっております。
避難のタイミングですけれども,気象台が発表する土砂災害警戒情報でありますとか,市が発令する避難情報に従って避難行動を取っていただくことになるかと思います。
どのように避難するかなんですけれども,情報が出ると速やかに警戒区域外に避難していただくことになりますけれども,避難が間に合わない場合,遅れた場合などは山の斜面の反対側の2階以上の部屋に避難していただくようにお願いします。
以上です。
◎見平孝行 環境局長 今後の調査についてもう少し詳しくというお尋ねだと思います。
先ほど申しましたように,河川水や井戸水の調査範囲を広げていき,調査区域を確定した中で,先ほど言われたように森林等の中の不法投棄,そういったものがないのかということをパトロール等しながら発見に努めていきたいと考えております。
以上です。
◎今井洋孫 都市整備局長 道路整備の要望について,関係権利者の同意が取れていれば優先順位が上がるのかという御質問だったと思います。
要望書をいただいたタイミングだとか,あとはその要望いただいた道路の整備の内容,危険性だとか,そういったところというのはやはり重視していかなきゃいけないと思っていますが,ただ総体的に合意形成がしっかりできていれば優先順位は上がっていく場合はあると思っております。
以上です。
◎鈴木豪 都市整備局都市・公園担当局長 立地適正化計画に関して,駅周辺などでまとまった土地がある場合に市街化調整区域から市街化区域への編入,こういうことが検討できないものかといったような御質問であったかと思います。
都市計画マスタープランでは,今後人口減少が進展する中,市街地については一定の密度を保った適正な規模を維持する観点から,原則として市街化区域の拡大は行わないこととしております。一方で,拠点周辺や主要な駅周辺などではコンパクトな市街地の形成にとって真に必要な場合には,計画的な市街地形成を前提として,農林,漁業との適切な調和を図るなどして市街化区域への編入を検討することとしてございます。
以上です。
〔6番大月晴一議員登壇〕
◆6番(大月晴一 議員) 前向きな回答ありがとうございました。
ハザードマップについてなんですが,以前地震のエリア,いろんな被害が起こるのを小学校区でやってほしいというお話をしていました。それがもうきっちり対応できていたんで,また今回のこういうことも参考にしながら私もいろいろ考えていきたいと思います。
それから,質問としましては,フッ素化合物の関係なんですけど,先日NHKのテレビがあったりして,結構いろんな情報がどんどん出ていました。今回も日本で十何か所の自治体が出していますんで,ぜひそういう自治体の情報をお互いに共有し合って,知らんかったんじゃということがないようにどんどん進めていっていただけたらと思うんですけど,それに対して御所見ありましたらお願いします。
以上です。
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
◎見平孝行 環境局長 他の自治体と情報共有してはというお尋ねだと思います。
他の自治体とは,個別の対応状況について,その有機フッ素化合物検出事例のある自治体にお聞きを今しているところですけれども,引き続き他の自治体との連携というのは重要なことと考えておりますので,情報共有を図ってまいりたいと考えております。
以上です。
○森田卓司 副議長 以上で大月議員の質問は終わりました。(拍手)
質問の途中でありますが,午後1時まで休憩いたします。
午後0時0分休憩
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