録画中継

令和7年6月定例会
6月16日(月) 本会議 一般質問
おかやま未来プロジェクト
中島 純 議員
*一問一答方式
1 誰もが訪れやすい庁舎整備について
 (1) 授乳室内の設備
 (2) おむつ替えできる場所及び数
 (3) 調乳するための設備の設置場所及び数
 (4) おむつ等自動販売機の設置
2 保育施設における給食の提供について
 (1) 白米の持参について
 (2) 白米持参の廃止提案
3 教職員の働き方について
 (1) 岡山市立学校園における働き方改革推進方針
 (2) 令和7年度における時間外勤務の目標値
 (3) 働き方改革アンケートの調査結果
 (4) 教員の欠員数
 (5) 月上限,過労死ラインを超えて勤務していた教員
 (6) 年間上限を超えて勤務していた教員
 次は,順序に従いまして中島議員。
     〔4番中島純議員登壇,拍手〕
◆4番(中島純 議員)  皆様おはようございます。この3月に息子が誕生しました,2児のパパになりパワーアップしたおかやま未来プロジェクトの中島です。(拍手)ありがとうございます。今年度も子育て支援,教育関係の質問を中心にさせていただきたいと思います。
 早速ですが,通告に従いまして質問させていただきます。
 1,誰もが訪れやすい庁舎整備について。
 現在,令和8年5月末の完成に向けて新庁舎整備が行われているところです。この新庁舎は,市民の誰もが利用しやすい庁舎となることが求められますが,今回は特に子育て世帯の方々が利用しやすい市役所となることを期待し,現本庁舎での状況,新庁舎での施設整備計画について質問します。
 (1)新庁舎の授乳室内の設備についてお示しください。
 (2)現本庁舎と新庁舎について,おむつ替えできる場所と数をそれぞれお示しください。
 (3)新庁舎について,調乳するための設備の設置は予定されておりますでしょうか。また,予定されているのであれば,設置場所と数をそれぞれお示しください。
 (4)新庁舎について,子育て世帯の方々が紙おむつやミルク等の心配をすることなく,安心して来庁ができるよう,おむつ等自動販売機の設置を検討できないでしょうか。御所見をお示しください。
 2,保育施設における給食の提供について。
 現在,岡山市の公立保育園及び認定こども園において,毎日給食が提供されております。その中で,ゼロから2歳児クラス(3号認定児)については主食(白米)と副食(おかず等)の両方が提供されている一方,3から5歳児クラス(1・2号認定児)については副食(おかず等)のみの提供となっており,主食(白米)は保護者さんが毎日持参する運用となっております。
 毎朝白米のみを家庭で準備し,保育施設へ持参するといった行為は,ただでさえ多い朝の荷物を増やし,保護者さんの準備の手間もかかり,一定の負担となっているところです。また,特に夏場については食中毒のリスクも懸念され,衛生面においても課題があるかと思料します。
 以下,質問です。
 (1)主食(白米)の持参について,日々の保護者さんの負担や食中毒のリスク等様々な課題があるかと思いますが,岡山市としてこの現状をどのように捉えているのか,御所見をお示しください。
 (2)保護者さんの負担軽減,そして子どもたちの安心・安全な食環境を考慮し,公立保育施設について主食(白米)の持参を廃止し,全クラスにおいて主食(白米)と副食(おかず等)の両方を提供する体制,いわゆる完全給食へ移行すべきと考えますが,御所見をお示しください。
 3,教職員の働き方改革について。
 教職員の勤務状況について,令和6年10月に実施した勤務実態調査によりますと,10月のみのデータとなりますが,1教員1か月当たり,幼稚園27.3時間,小学校43.9時間,中学校52.2時間の時間外勤務が行われておりまして,80時間超え7.4%,60時間超え27.4%,45時間超え51.3%と,いまだに半数以上の教職員さんが月に45時間を超える時間外勤務を行っているという深刻な状況が続いております。
 令和6年度に実施された働き方改革アンケートの結果によると,時間外勤務の主な要因となっている業務について,昨年度と同様に小学校では授業準備等,中学校では部活動,クラブ活動等が半数以上を占めている調査結果となっておりました。
 岡山市は,令和5年度に時間外勤務が月80時間超えを超える教職員ゼロ,令和6年度に時間外勤務が月60時間を超える教職員ゼロを目指し,教職員の負担軽減を図るため様々な施策を展開してきましたが,残念ながら目標を達成することはできませんでした。
 こうした状況を踏まえ,令和6年6月議会において先進事例として,下校時刻の繰上げ,勤務時間内に部活動を組み込むことの実施,チーム担任制を導入している自治体へ複数視察し,岡山市においても導入できないか提案させていただいたところです。
 ここ数年の教職員の働き方改革の進捗状況を見るに,今後は従来の延長線上ではなく,抜本的な改革,学校の在り方自体を再考していく必要性があると強く感じております。
 教職員の働き方改革というのは,教職員さん本人の負担軽減にとどまるだけではなく,時間的,精神的余裕が生まれることによる教育の質の向上,児童・生徒の学びや成長を支えるとともに,教職員さんの御家族等の生活にも多大な影響を及ぼすため,よりスピード感を持って進めていかなければならない重要課題です。ぜひその点を十分に考慮していただき,今後のスピード感を持った対応を期待しつつ,以下質問いたします。
 (1)岡山市立学校園における働き方改革推進方針の取組期間が令和7年度末までとなっておりますが,今後の方針をお示しください。
 (2)令和7年度における時間外勤務の目標値をお示しください。
 (3)令和6年度に行われた働き方改革アンケートの調査結果について御所見をお示しください。
 (4)令和7年度における教員の欠員数をお示しください。
 (5)令和5年度及び令和6年度における時間外勤務について,月上限45時間,過労死ライン80時間を超えて勤務していた教員の割合を小・中学校別でお示しください。
 (6)令和5年度及び令和6年度における年間上限360時間を超えて時間外勤務を行っていた教員の人数及び割合を小・中学校別でお示しください。
 以上,御答弁のほどよろしくお願いいたします。(拍手)
○小川信幸 副議長  当局の答弁を求めます。
◎中原貴美 総務局長  大きな1番,誰もが訪れやすい庁舎整備についての項,新庁舎の授乳室等の設備について一括してお答えします。
 新庁舎では,授乳室を2階,5階,15階に設け,授乳用の椅子を設置します。調乳のための温水器は,2階と15階の授乳室の近くと5階の授乳室内に各1台を設置する予定です。
 おむつ替え台は,現本庁舎では1階の授乳室内に1台,多目的トイレに2台設置しています。なお,新庁舎では,2階の授乳室近くに2台,5階の授乳室内と多目的トイレに各1台,12階の多目的トイレに2台,15階の授乳室近くに1台の計7台を設置する予定です。
 おむつ等の自動販売機については,その設置の手法等について検討しているところです。
 以上です。
◎榎並義忠 岡山っ子育成局長  2番,保育施設における給食の提供についての項に順次お答えします。
 まず,白米の持参の現状についてです。
 白米の持参については,保護者の方から負担になっているという声も幾らかお聞きしております。また,衛生面については,保健所の助言の下,持参した主食を高温の保温庫で保管し,適切に対応しているところです。
 次に,白米持参を完全給食に移行すべきだが所見をについてです。
 全年齢に主食と副食を提供するには,配膳スペースや業務量の増加などの課題があると考えております。今後,現場の状況を把握するとともに,政令市の状況も研究してまいりたいと考えております。
 以上です。
◎三宅泰司 教育長  3番,教職員の働き方についての項を順次お答えします。
 まず,岡山市立学校園における働き方改革推進方針の今後の方針についてです。
 本市では,岡山市立学校園における働き方改革推進方針に基づき,教育委員会及び学校園で教職員の負担軽減や業務の効率化等の取組を進めています。現行の推進方針の期間終了後においても,引き続き教職員が心身ともに健康で生き生きと働くことのできる職場環境づくりを進めていく必要があることから,今年度,次期推進方針を策定し,働き方改革の取組を継続して進めてまいります。
 次に,令和7年度における時間外勤務の目標値についてです。
 令和7年度の時間外在校等時間の数値目標は,現行の推進方針で設定している時間外在校等時間が月45時間を超える教職員ゼロを目標としております。
 次に,令和6年度働き方改革アンケートの調査結果についての所見についてです。
 アンケートでは,推進方針の数値目標に関連した年次休暇の取得について改善が見られるなど,学校園の現場に働き方の見直し,ワーク・ライフ・バランスの実現といった意識が浸透してきているものと評価しております。
 また,在校時間が長くなる主な要因や負担感が大きい業務など様々な課題が見えてきたことから,今後の取組を進めるために参考にしたいと考えております。
 次に,教員の欠員数についてです。
 本年5月1日時点で,小学校で31名,中学校で2名となっております。
 この項最後に,令和5年度及び令和6年度に月45時間,月80時間を超えて勤務していた教員の割合と年間360時間を超えて勤務していた教員の人数及び割合についてのお尋ねです。
 月45時間を超えて勤務した教員の割合は,令和5年度,小学校が37.3%,中学校が46.6%です。令和6年度は,小学校が35.2%,中学校が43.8%です。
 月80時間を超えて勤務した教員の割合は,令和5年度,小学校が3.0%,中学校が11.2%です。令和6年度は,小学校が2.4%,中学校が8.3%です。
 また,年間360時間を超えて勤務した教員の人数と割合は,令和5年度,小学校が1,527人で全体の65.2%,中学校が897人で69.4%です。令和6年度は,小学校が1,451人で59.9%,中学校が893人で67.4%となっております。
 以上です。
     〔4番中島純議員登壇〕
◆4番(中島純 議員)  御答弁いただきありがとうございました。
 まずは,庁舎整備についてです。
 おむつ替えできるスペースの増設,おむつ自販機の設置の検討について,以前の議会答弁では,授乳室の増設についてもありがとうございます。
 以下,要望です。
 おむつ自販機の設置については事業者さん側の都合もあるかとは思いますんで,ぜひ前向きに御検討いただければと思います。
 また,新庁舎では,授乳室によって設備内容が異なるとのことなので,利用する人,利用用途が分かりやすいように,名称の変更についてもぜひ御検討いただければと思います。
 続いて,保育施設の給食提供についてです。
 担当課からの聞き取りによりますと,現在でも年に数回ぐらいは主食(白米)の提供をしておる日が設けられているとお伺いしております。ぜひ実際の保育現場への聞き取りだったり実態調査等を行っていただいて,オペレーション上大きな支障がない,工夫次第では何とかなりそうだということが確認できれば保護者さんの負担軽減,そして衛生面の観点からも白米持参の廃止について前向きに検討,検証を進めていただければと思います。
 続いて,教職員の働き方改革について再質に入ります。
 令和7年度における時間外勤務の目標値について月45時間と答弁があったと思います。
 そこでお伺いしますが,令和6年度に行われた働き方改革アンケートの調査結果も踏まえて,この目標を達成するために本年度予定されている具体的な取組,改善策をお示しください。
◎三宅泰司 教育長  過去に様々取組を行いましたが,今年度については学校徴収金,学童校外事故共済と災害遺児教育年金のキャッシュレス化を取り組んでおります。
 以上です。
◆4番(中島純 議員)  ありがとうございました。
 それじゃあ続いて,働き方改革アンケートについてなんですけれども,時間外勤務の主な要因とされている部活動については,本年度,具体的にどのような対応,対策を行う予定でしょうか。
◎三宅泰司 教育長  部活動については,以前から部活動ガイドラインというものの徹底を図っておりまして,平日の週1日,それから土日のうちどちらか1日を休むことにしておりますが,十分徹底できていない部分もあるようですので,その徹底を図ること,そしてすぐにということにはなりませんが,関係局と連携しながら,部活動の地域展開について取り組んでまいりたいと考えております。
 以上です。
◆4番(中島純 議員)  ありがとうございました。
 続いて,毎年取られている働き方改革アンケートの集計についてなんですけれども,次期推進方針も策定予定とのことだったので,その次期推進方針の策定に向けて,より詳細な実態を把握,検証するために,もうちょっと細かくやっていただけないかなと思いまして,クラス担任の有無だったり部活動顧問の有無,年齢別,役職別等に属性を細かく分けて分析する必要性があるのかなと思うんですけれども,その御所見だけお願いします。
◎三宅泰司 教育長  議員御指摘の点につきましては,今策定を進めている段階ですので,その中で考えていきたいと思います。
 以上です。
◆4番(中島純 議員)  ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。
 最後に1点だけ質問です。
 部活動顧問,特に運動部の顧問の先生しておる教員の方がメインになるんですけれども,全員ではないですが,平日の勤務時間外の部活動が1時間,17時から18時と仮定します。これが掛ける4日なので,合計週4時間,1か月4週間計算でも16時間です。休日の部活動が週3時間あると思うんで,1か月4週間なんで12時間。なので,部活動だけで1か月当たり合計28時間以上の時間外勤務がほぼ確定しておる状況です。部活動を勤務時間内に収める,いわゆる下校時刻の繰上げを実施すれば,現状よりもかなり目標値,月45時間に近づく,あるいは目標を達成できるんじゃないかなと思っております。
 部活動については,令和6年6月議会でも答弁がありましたとおり,教員が自主的,自発的な活動に整理されるとのことですが,実態としては,部活動顧問を断るというのは非常に難しく,ほぼ仕事になっておるケースが散見されるかなと思っております。
 教職員の働き方改革について,様々な施策の展開だったり予算を計上しておる一方で,就業時間以降にも当たり前のように部活動を続けているということに非常に矛盾を感じているところです。部活動が悪だという話ではなくて,勤務時間外に当たり前のように行われているということに対しての問題提起です。下校時刻の繰上げ,部活動を勤務時間内に収めることについて本格的に検証,検討を進めていくべきではないでしょうか。御所見をお示しください。
◎三宅泰司 教育長  議員御指摘の点は課題と考えておりますが,平日の部活動について,それぞれ中学校の校長先生方も課題と捉えておりまして,今現在,徐々に行われているのが部活動の最終下校時刻の繰上げです。大会等があれば6時,6時半までやるところがあるようですけど,徐々に学校によってかなり下校時刻を繰り上げているところがあると聞いております。
 そして,全国の教育長会議でも話題になりますが,文科省も特区とか特例で授業時間を短縮したり,午前中の授業を5時間にしたりするところもございまして,下校時刻の繰上げというところは国でも課題意識を持っていると認識しております。すぐにどこまでできるか分かりませんが,それぞれ先進事例を参考にしながら,できる範囲で検討してまいりたいと思っております。
 以上です。
○小川信幸 副議長  以上で中島議員の質問は終わりました。(拍手)
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