録画中継

令和7年11月定例会
12月8日(月) 本会議 一般質問
おかやま未来プロジェクト
中島 純 議員
*一問一答方式
1 新アリーナ整備事業について
 (1) 寄附額の評価及び認識
 (2) 総事業費の試算
 (3) 運営権対価の想定
 (4) ネーミングライツの想定
 (5) 施設利用料の設定
 (6) 体育館利用の改善状況
2 市職員の軽装勤務について
 (1) 軽装勤務期間を定める必要性・合理性
 (2) 通年軽装勤務の導入提案
3 手ぶら登園について
 (1) 送迎時の布団持ち帰りに伴う保護者負担の認識
 (2) お昼寝用マットの導入提案
 次は,順序に従いまして中島議員。
     〔4番中島純議員登壇,拍手〕
◆4番(中島純 議員)  皆様おはようございます。おかやま未来プロジェクトの中島です。
 早速ですが,通告に従いまして質問させていただきます。
 1,新アリーナ整備事業について。
 本議会において新アリーナ整備に関する補正予算が計上されました。この予算の成立によって新アリーナ整備事業が本格的にスタートするものと認識しておりますので,以下質問します。
 (1)寄附額約27億円について,岡山市としての評価及び認識をお示しください。
 (2)現時点の総事業費約280億円について,最新版の建設単価等で試算した場合,どの程度の増額になると試算しているのか,お示しください。
 (3)運営権対価について,現時点で最低価格の設定を想定しているのか,お示しください。
 (4)ネーミングライツについて,現時点で誰の歳入になると想定しているのか,お示しください。
 (5)プロスポーツチーム利用時の施設利用料,仮置き,1日当たり90万円について,設定の妥当性及び根拠をお示しください。
 (6)新アリーナ完成後,市民の方等の体育館利用環境の改善状況をどの程度シミュレートしているのか,具体的にお示しください。
 2,市職員の軽装勤務について。
 本市においても軽装勤務が期間を定めて実施されております。一方で,近年は通年で軽装勤務を認める自治体が増加している状況です。
 以下,質問です。
 (1)軽装勤務の実施期間を定める必要性,合理性をどのように捉えているのか,御所見をお示しください。
 (2)岡山市においても通年軽装勤務の導入を検討はできませんでしょうか。御所見をお示しください。
 3,手ぶら登園について。
 令和5年11月議会において送迎時の負担軽減のため手ぶら登園──お昼寝用簡易ベッド「コット」の導入を提案させていただきました。今回,約2年ぶりに少し角度を変えて手ぶら登園の実現に向けて再度取り上げます。
 前回の質問の際にはコットの導入に当たり購入費用,シーツ交換等による保育士さんの業務負担増加,保管場所の確保といった様々な課題が指摘されました。そこで,これらの諸課題を回避しつつ何とか送迎時の負担を軽減できないかと事例を調べたところ,天日干し不要な素材でつくられたお昼寝用マットを保護者さんが任意で購入し利用する場合,毎週末のマット本体の持ち帰りを不要とする運用を行っている自治体を確認しました。この方式であれば自費購入となるため市の財政負担はゼロ,シーツ交換等は今までどおりとなり,保育士さんの負担が増えることもなく,保管場所も従来と変わりないと。前回答弁で示された全ての課題を回避できるんではないかと思料します。
 以下,質問です。
 (1)送迎時に布団を持ち帰ることによる保護者さんの負担について岡山市としてはどのように認識しているのか,お示しください。
 (2)天日干し不要な素材でつくられたお昼寝用マットを保護者さんが任意で購入し利用する場合,毎週末のマット本体の持ち帰りを不要とする運用を認めることはできないでしょうか。御所見をお示しください。
 以上で1回目の質問を終わります。
 御答弁よろしくお願いいたします。(拍手)
○小川信幸 副議長  当局の答弁を求めます。
◎岩田修 スポーツ文化局長  大きい1番,新アリーナ整備について順次お答えします。
 まず,寄附額の評価及び認識についてです。
 自民党岡山市議会を代表されての花岡議員に市長が御答弁したとおりです。
 続いて,現時点での総事業,また運営権対価について一括してお答えします。
 事業費及び運営権対価については今後アリーナ整備運営事業者選定等支援業務委託において精査してまいります。
 続いて,ネーミングライツについて現時点で誰の歳入になることを想定しているのかについてです。
 ネーミングライツについては現時点では実施の有無も含めて運営事業者において判断いただく想定としております。
 続きまして,プロスポーツチーム利用時の施設利用料についてです。
 事業の採算性を検討するために設定したプロスポーツチームの利用料金は,現在実際に負担しているシゲトーアリーナ岡山の利用料金を参考に設定したものです。
 この項最後,体育館利用環境の改善状況をどの程度シミュレートしているのかについてです。
 地元トップチームの昨シーズンのシゲトーアリーナ岡山の利用は28日,うち週末23日でありますが,この利用が新アリーナに移行すればその28日が市民利用可能となります。
 以上です。
◎中原貴美 総務局長  大きな2番,市職員の軽装勤務についての項に一括してお答えします。
 市職員の軽装勤務についてはおかやま創政会を代表されての高橋議員に御答弁したとおりです。
 なお,今後年間を通じての働きやすい服装での勤務について,職員に向けて庁内LANの掲示板を通じて呼びかけるとともに,市民の方にもホームページ等でお知らせしたいと思います。
 以上です。
◎榎並義忠 岡山っ子育成局長  3番,手ぶら登園についての項に順次お答えします。
 まず,送迎時の布団の持ち帰りに伴う保護者負担の認識についてです。
 送迎時の布団の持ち帰りについては保護者の方から負担になっているという声も幾らかお聞きしております。また,国の調査においても同様の結果となっていることから,布団の持ち帰りが保護者の負担になっていると認識しております。
 次に,お昼寝用マットの持ち帰りを不要とする運用を認めないかについてです。
 お昼寝用マットの持ち帰りを不要とした場合でも,保護者は掛け布団やシーツを持ち帰り洗濯することとなります。また,登降園の際にシーツを外したりかけたりする必要があります。園においてはその作業スペースの確保やマットを利用する人とそれ以外の人が混在することで運用が複雑になることなど,課題が考えられます。今後,保護者の負担軽減策を考える中で検討したいと考えております。
 以上です。
     〔4番中島純議員登壇〕
◆4番(中島純 議員)  御答弁いただきありがとうございました。残念ながら答弁いただけませんでしたが,市長御当選おめでとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いします。
 順番前後して,要望から先に行きます。
 市職員の軽装についてです。
 創政会さんへの答弁にもありましたように,既に年間を通じて働きやすい快適な服装での勤務を認めているとのことですが,これクールビズ期間を設けているとあたかも期間外は軽装勤務不可と誤解する職員さん,特に新規採用職員さんだったり若手職員さんは影響を受けやすいのではないかなと思料します。
 現時点ではクールビズ,これ環境局マターになるんかなとは思うんですけれども,特に期間設定しなくても問題がないようであればぜひ廃止に向けて協議,御検討いただければと思いますので,これ要望です。
 続いて,手ぶら登園についてです。
 今回の提案は予算もかからんと比較的導入しやすいものにはなるんかなと思っています。今回は初めて取り上げた1回目の質問ということもあるので,まずは他都市の事例をしっかりと調査していただいて,特に問題なく実現できそうであれば送迎時の負担軽減に必ずつながるかと思いますので,ぜひ導入に向けて前向きに御検討いただければと思います。
 歳出へ入ります。
 新アリーナ整備について,今回は主に現時点でどの程度リスクヘッジ等を岡山市が考えられているのかを中心に組み立てております。
 まず,50億円の寄附が集まらなかった場合の代替財源及び市の方針をお示しください。
◎岩田修 スポーツ文化局長  今現在,50億円を目標に寄附を集めております。事業費自体今後精査していきますので,財源構成についても議会にお諮りしながら判断してまいります。集まらなかった場合というよりは,50億円集めるように努力してまいります。
 以上です。
◆4番(中島純 議員)  一応念のため確認なんですけど,50億円もし集まらなかった場合は,基本的には不足した部分は市の予算で賄うという認識で合っていますか。
◎岩田修 スポーツ文化局長  総事業費の中で財源構成については検討してまいります。
 以上です。
◆4番(中島純 議員)  堂々巡りになるんで,次に進みます。
 寄附額について,今50億円という設定していますが,50億円の達成ではい終わりとはならないんでしょうか。もちろん経済界さんも含めて岡山市もですけど,達成後も同じ熱量で寄附を集めていただけるという認識でよろしいですか。
◎岩田修 スポーツ文化局長  まずは50億円を目標にとさせていただいておりますが,当然50億円を超えるものに関しては我々もウエルカムになりますので,50億円を超えるように努力してまいります。
 以上です。
◆4番(中島純 議員)  ありがとうございます。岡山市の予算以外から負担すべき財源として50億円という設定が示されているかと思います。総事業費が上がった場合,もちろんこの数字も連動して増額させるという認識でよろしいでしょうか。
◎岩田修 スポーツ文化局長  総事業費をこれから精査してまいります。事業費が上がるか上がらないかということもありますけれども,その中で先ほどから何回も言うようですけど,財源構成についてはこれから検討して議会のほうにもお諮りしながら判断してまいることになると思います。
 以上です。
◆4番(中島純 議員)  1点,認識の確認です。これ,念のため確認するんですけど,この50億円というのは岡山市以外が負担すべき金額なのか,あくまでも集まればいいなといった目標額,希望額であるのか,どっちになりますか。
◎岩田修 スポーツ文化局長  今回,アリーナ整備事業に関しての主体の事業者ということになれば岡山市が今主体で動いているということで,あくまでその財源ということになりますので,目標額,希望額というふうな形にはなろうかと思います。
 以上です。
◆4番(中島純 議員)  ありがとうございました。
 次に,全国各地でアリーナ整備に関わらず大規模事業,公共施設に関する総事業費が当初の予定より大幅に増額している事例だったり,入札不調,事業費増額による事業の中止等様々な事例が散見されます。岡山市としてはアリーナ整備は岡山市の未来に必要不可欠であると結論を出しているわけなので,代表質問のほうで事業費の上限は設定しないという答弁があったかなと思うんですけれども,前提条件として財政的に問題がないというふうな判断されたら極端な話になりますけど,たとえ総事業費が400億円,500億円,600億円と増額したとしても事業を進める,議会に諮っていくというふうな理解でよろしいでしょうか。
◎岩田修 スポーツ文化局長  想定の話にはなろうかと思いますが,総事業費をこれから精査していく中で財源構成を明確にさせて,それが岡山市に与える財政的な影響がどうなのかということも含めて議会のほうにお諮りして,進むのかどうかという御判断になろうかと思います。
 以上です。
◆4番(中島純 議員)  ありがとうございました。
 次に,101億円の起債についてです。
 年間の返済額が3.4億円と試算出されていましたが,これ利息が一切考慮されておりませんでした。返済計画と,あとどの程度の利息が見込まれると試算しているのか,お示しください。
◎小林芳由 財政局長  利息については起債時の財政状況等が現時点では不明ですので,その精緻な試算というものはもちろん行っておりません。
 以上です。
◆4番(中島純 議員)  ありがとうございます。
 次に,経済波及効果についてです。
 20年間2,800億円,年間140億円と示されております。その私のもとにほんまにそうなるんかと,どのような計算根拠で行っているんかというのをよく市民の方から質問があります。不安に思っている方も多くいるのかなと。この経済波及効果の詳細について,ホームページ等で公表していくという意向はありますでしょうか。
◎岩田修 スポーツ文化局長  今回2,800億円,20年間でということで試算させていただいております。これは実際に今のスポーツのイベントであるとか,コンサートであるとか,そういうところでアンケートを取った結果で消費を積算して,産業連関表に基づいて計算したものでございます。計算自体ホームページに出すことは可能なんですがかなり難しいところではあるので,基本計画の中でどういうふうな考え方で出したかということは書いておりますので,そこで経済波及効果ということで試算ですから明確なものはなかなか難しいとは思いますが,ホームページに出すことは可能です。
 以上です。
◆4番(中島純 議員)  次に,ネーミングライツの件についてです。
 ネーミングライツの権利,事業者側に渡す正当性や妥当性についてお伺いします。
 また,ネーミングライツの権利を運営事業者さんに渡すことにより岡山市はどのような財政的メリットを得ると想定しているのか,お示しください。
◎岩田修 スポーツ文化局長  先ほども御答弁いたしましたが,今回,ネーミングライツは実施の有無も含めて運営事業者のほうに御判断いただこうと考えております。
 これに関しましては,ネーミングライツを事業者に渡すことによって今度は運営権の対価ということで幾らか返ってくるというふうな想定をしております。
 以上です。
◆4番(中島純 議員)  ネーミングライツは本来は市の歳入としてかなりの金額が見込まれているものを今の時点では一応事業者さんにやる,やらんも含めてですけど権利を渡すということなので,個人的にはこれもうほぼ税金を投入しておるというのと結構同意義になってしまうんじゃないかなと危惧しています。
 ほな,ネーミングライツの権利をもし事業者にやる,やらんは別にして渡すということであれば,せめてその部分,ネーミングライツの部分を運営権対価の最低額に設定する必要はあるのかなと思うんですけれども,そこら辺いかがですか。
◎岩田修 スポーツ文化局長  事業費の精査も含めてどのような形態で運営権対価を求めるか,それからネーミングライツに対してどのような提案をさせるかというとこら辺に関しましては,今後のアドバイザリー契約の中で要求水準書をつくってまいりますので,その中で示すような形になろうかと思います。今後の検討ということになると思います。
 以上です。
◆4番(中島純 議員)  ありがとうございます。一応今の時点で運営権対価も設定をどうするんかというのは決まっていないということなので,もし運営権対価の最低額を設定しないということになればゼロという可能性も大いにあるんかなと思っています。その上で,かなりの金額の歳入が見込まれるネーミングライツまで権利を渡すというのは納得ができんかなと思っています。アリーナ整備の大部分を税金で賄って,かつネーミングライツまで権利を渡すというのはやり過ぎじゃないかなと。
 他都市の事例,岡山県,香川県を参考に,仮置きでネーミングライツ年間5,000万円であった場合,想定される契約期間は約20年から30年ですかね。10億円から15億円になります。このネーミングライツの部分はせめてアリーナ整備の財源として充てていただければなと強く要望します。
 次に,各プロスポーツチームさんについての覚悟を聞きます。
 アリーナの規模が大きくなればなるほど当然自分たちのチームが支払う施設利用料もどんどん上がっていくわけで,現在のシゲトーアリーナと同程度の金額で使用するというのは難しいかなと思います。今現在,どの程度の施設利用料をお支払いしよるんか定かじゃないですが,ここまでの規模のアリーナとなると沖縄アリーナを参考にするとメインアリーナの使用料のみで1日180万円ぐらいするので,もしかしたら現状の数倍,数十倍ぐらいに跳ね上がる可能性もあるわけです。
 各プロスポーツチームさんについては,アリーナ整備検討会議の場においてもアリーナ建設に前向きであったと認識しております。ということは,これもちろん減免ありきじゃなくて正規の金額をしっかりとお支払いしますよといった覚悟を各チームさんは持たれた上でアリーナ整備を推進しているという理解でよろしいでしょうか。
◎岩田修 スポーツ文化局長  各チームの覚悟を私のほうから言うのはあれなんですが,当然利用料金を設定していく中でチームがそこで試合ができるというのが前提条件になりますので,そこはしっかりチームとも協議しながらどこまでいけるのか,それから実際試合になるとどういうふうな努力をしてチームが収入を得るのか,そこら辺はもうチームにお任せにはなりますが,ここはチームのほうもしっかりやるということは聞いていますので,しっかりチームとも協議して決めていきたいと思います。
 以上です。
◆4番(中島純 議員)  最後に1点,これ独立採算での運営を想定しておるので,イメージがあんまりついていないんですけど,成果指標の設定だったり,事業評価の手法については現時点でどのような想定をされていますか。
◎岩田修 スポーツ文化局長  今のところ事業評価ということよりは独立採算でやっていただくということで,ただ公の施設には変わりはありませんので,岡山市として譲れない運営のとこら辺は毎年なのかどうかまだ想定はしておりませんが,しっかりチェックはしていくことになると思います。
 以上です。
○小川信幸 副議長  以上で中島議員の質問は終わりました。(拍手)
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