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令和8年2月定例会 2月26日(木) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和8年2月定例会
2月26日(木) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議会
和氣 健 議員
1 路面電車の駅前乗り入れと環状化について
2 郷土の偉人の顕彰について
午前10時0分開議
○田口裕士 議長 皆さんおはようございます。
これより2月定例市議会第5日目の本会議を開きます。
ただいまの御出席は45名であります。
─────────────
○田口裕士 議長 会議録署名議員に高成議員,藤原議員のお二人を指名いたします。
─────────────
○田口裕士 議長 本日の議事日程は,お配りいたしておりますとおりでございます。
─────────────
○田口裕士 議長 この際,市長から発言の申出がありますので,これを許可します。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 皆さんおはようございます。
議長から発言のお許しをいただきましたので,御礼と御報告をさせていただきます。
昨日の本会議において,後期高齢者医療保険料の急激な上昇を抑制するため,県後期高齢者医療財政安定化基金を特例交付するよう,岡山市長並びに岡山市議会議長連名で岡山県知事並びに岡山県議会議長に対して要望することを御提案したところ,市議会各会派の皆様から御賛同をいただきました。御礼を申し上げたいと思います。
つきましては,至急文書を県に送付させていただきますので,御報告させていただきます。
ありがとうございました。(拍手)
──────〇──────
△日程第1
一般質問
甲第4号議案~甲第25号議案,甲第27号議案~甲第80号議案,承認第1号
─────────────
○田口裕士 議長 日程に入ります。
日程第1は,一般質問並びに甲第4号議案令和8年度岡山市一般会計予算について以下77件の議案についてであります。
これらを一括上程し,一般質問を行います。
それでは,順序に従いまして和氣議員。
〔42番和氣健議員登壇,拍手〕
◆42番(和氣健 議員) 皆さんおはようございます。多くの皆さん方の御理解をいただき,この場に立つチャンスをいただくことができ,大変ありがとうございます。
この時期は本当に流れが早いといいますか,1月はすぐ往ぬる,2月が逃げる,3月は去るというふうなことで,時間の経過が非常に早いように思います。また,ちょっと振り返ってみますと,この1年は何か選挙,選挙,選挙で,ようけしたなという感じがして,そんなような気がしておりますけれども,市長選もうまくいったのではないかなと思っておりますし,ほかの選挙も皆さんがそうだとは思いませんけれども,我々にとっては何かうまくいった選挙だったなと思っております。
これから新しい年度が始まるという大切な時期でありますけれども,ここで退職される職員の皆さん方には大変御苦労さまでございました。一市民として,これからも市政の動向に気をつけて,そして協力できるところには協力してほしいなという気持ちでおりますけれども,健康に注意され,御活躍いただきますようにお願いしたいと思います。
さて,それでは,通告に従いまして質問させていただきます。
1,路面電車の駅前乗り入れと環状化についてということで質問させていただきます。
1995年に岡山商工会議所が都心部の1キロメートルスクエアの路面電車環状化構想を発表しました。今から30年前のことでありました。その後,LRTヨーロッパの視察団が結成されて,私もその一人として参加させていただきました。日本政府の援助もあったりして,とても民間団体の行政視察とは思えないような細かい,温かい御説明をいただく有意義な視察でありました。
フランスの南東部に位置するまちグルノーブル,欧州議会本部の置かれてあるストラスブール──ここはドイツ領になったりフランス領になって複雑な政治事情に巻き込まれたまちでありました。
また,都心の1キロメートルスクエア構想の中心的な立場であった福武總一郎氏が理想として,まちづくりのモデルとしたまちウィーン等,いずれも路面電車で有名なまちでございますけれども,このまちまちを視察させていただいたのでありました。
そこで,超近代的なデザインの低床電車,これは度肝を抜くほどの衝撃でありました。それだけでなく,その他多くのことを学んだのでありました。
ヨーロッパ各国には,多少の差異はあるものの,公共交通に対する国民意識あるいは制度そのものが大きく異なっていることを痛感したのでありました。
自動車社会真っただ中,道路事業至上主義にある我が国に対し,ヨーロッパ各国は公共交通の重要性をいち早く感じ,明らかにLRT導入にかじを取り始めていたのであります。
端的に言えば,公共交通に税金を投入することに対する認識がまるで違っており,この壁を打ち砕くのは簡単なことではないなと正直感じたのでありました。
先人たちのこうした路面電車構想提言は貴重なものであり,そのとおりなのでありますが,時間のかかるものかなと見ておりました。その後,徐々に公共交通に対する認識が変化しました。
30年という月日が長かったのか短かったのか分かりませんが,やっと今日,岡山でそのことが実現するに至ったのであります。感慨深いものがあります。当局の粘り強い取組のたまものだと敬意を表したいと思い,そして質問させていただきます。
(1)広島では駅前乗り入れを進めた形式,すなわち駅舎乗り入れを果たしました。圧倒的に利用者にとって利便性を向上させています。また,宇都宮市の事例も大きな評価を受けているようであります。参考になる部分もたくさんあるのではないかなと思います。
また,富山市が成功した都市と言えるのではないでしょうか。これらの事例なども大いに参考になると思われます。それぞれ都市の事情が異なり,一概には言えないと思うが,どのようにそれぞれを分析され参考にしようとされているのか,お聞かせをいただきたいと思います。
次は,ちょっと省略いたしまして,(3)岡山の都心部が駅前に集中していては,健全なまちの在り方とは言えません。駅前のにぎわいを拡大するためにも,人を便利に移動させる装置である路面電車を活用する必要性は高いと考えます。環状化の路線延長,さらには次へのステップについてどのように考えておられるのか,お尋ねします。
(4)駅前乗り入れ,環状化により乗客数,運賃収入の見込みをどのように考えておられるのか,お示しをいただきたいと思います。
次に,2,偉人顕彰についてお伺いいたします。
郷土の偉人を知ることで郷土愛が生まれる。また,身近に感じるだけに,自分も先人に続けるよう頑張りたいという子どもたちが育つためにも極めて重要なことと思います。
議会でも,この重要性は高いというところから,アンケート調査に取り組んでおるところでございます。市民の皆様には,このアンケートに御協力をいただければと思います。
さて,地元に北長瀬出身の土光敏夫さんがおられます。大野小学校,関西中学──現関西高校ですが──ここの御出身である土光敏夫さんも,偉人顕彰の対象者であり,既に岡山県名誉県民,岡山市名誉市民として評価を,顕彰を受けているところでございます。
彼は石川島重工業,石川島播磨重工業社長,東芝社長・会長を歴任,経団連第4代会長に就任し,第二次臨時行政調査会でも辣腕を振るったのでありました。
他方,橘学苑の理事長,校長を創設者の母親から引き継いだ教育者でもありました。質素な暮らしぶりで「メザシの土光さん」として親しまれておりました。
1974年,昭和49年,経団連第4代会長に就任し,以降2期6年にわたって財界総理として第一次石油ショック後の日本経済の安定や企業の政治献金の改善などに尽力したのであります。
1981年には,鈴木善幸首相,中曽根康弘行政管理庁長官に請われて第二次臨時行政調査会長に就任しました。首相は臨調答申を必ず断行することを確約したのであります。
行政改革に執念を燃やした土光は,増税なき財政再建,三公社──国鉄・専売公社・電電公社──民営化などの路線を打ち出しました。さらに1986年までは,臨時行政改革推進審議会の会長を務めて,行政改革の先頭に立ったのでありました。
謹厳実直な人柄と余人の追従を許さない,抜群の行動力,そして質素な生活から「ミスター合理化」「荒法師」,怒号敏夫──怒号というのはどなり立てる怒号ですけども──「怒号敏夫」「行政改革の鬼」「メザシの土光さん」などの異名を奉られたのでありました。
今でも土光敏夫さんの生家が北長瀬に残っています。彼はここで生まれ育って,その後,大野小学校から関西中学で学んでいる人であります。
相続人が地元におられず,どのような意向をお持ちなのかちょっと分かりませんが,彼の輝かしい功績は岡山の誇りであり,顕彰するに値すると思います。
この名誉市民に対して,顕彰碑の建立,生家の保存など,市として前向きに検討されてはいかがかと思います。御所見をお聞かせいただきたいと思います。
以上で第1回の質問を終わります。
ありがとうございました。(拍手)
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 それでは,和氣議員の質問にお答えします。
私は,路面電車の駅前乗り入れと環状化,他都市の事例をどう分析しているのか,それが岡山の路面電車の延伸にどう影響していくのか,そういったところをお話し申し上げたいと思います。
卑近な例では,令和7年8月に広島駅へ路面電車を乗り入れた広島市では,1日当たりの利用者数が,供用開始後1か月間で,前年同時期に比べ1割,約9,000人増加しています。乗換えの利便性向上が利用者の増加に大きく寄与することを表していると思います。
岡山市においても,路面電車の岡山駅前広場乗り入れによって,利用者が1割程度,約1,000人増加することを見込んでおり,さらにハレノワ線の整備により利便性が高まることで利用者が増加し,にぎわいが都心全体に広がることを期待しているところであります。
また,LRT事業として新たに軌道を整備した富山市や宇都宮市では,沿線の地価上昇や人口の増加など,回遊性の向上だけではなく,まちづくりに関する効果も確認されており,岡山市においても同様に都市経営に好影響を与えるのではないかと期待しているところであります。
以上です。
◎平澤重之 理事 同じ項,市長答弁以外についてお答えします。
まず,さらなる路線延長と次のステップについてです。
岡山市路面電車ネットワーク計画に位置づけた他のルートについては,自民党市議会を代表されての吉本議員に御答弁したとおりです。
次に,駅前乗り入れ,環状化の利用者数,運賃収入の見込みについてです。
路面電車の岡山駅前乗り入れで利用者数が1日約1,000人増加し,また延伸環状化により,新設のハレノワ前電停を1日約700人の方が利用することを見込んでいます。
これにより,岡山駅前乗り入れでは年間約4,500万円の収入増,延伸環状化では年間約3,100万円の収入増を見込んでいます。
以上です。
◎北川由佳 政策局長 2番,郷土の偉人の顕彰についてお答えします。
郷土の偉人の顕彰については,郷土への愛着と誇りを醸成するものであり,地域を盛り上げたいという皆様の熱意と相まって地域活性化にもつながるものと考えております。
土光敏夫さんにつきましては,地元の歴史を顕彰する団体からの御提案により,平成30年度に「土光敏夫さんのふるさと」という歴史のまちしるべを,卒業された大野小学校前に設置し,その功績を御紹介しております。
以上です。
○田口裕士 議長 以上で和氣議員の質問は終わりました。(拍手)
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