録画中継

令和6年9月定例会
9月10日(火) 本会議 一般質問
おかやま創政会
柳迫 和夫 議員
1 安全・安心のまちづくりについて
 次は,順序に従いまして柳迫議員。
     〔22番柳迫和夫議員登壇,拍手〕
◆22番(柳迫和夫 議員)  皆様こんにちは。おかやま創政会の柳迫和夫でございます。
 本日,午前中最後かなと思っております。少しの間,御静聴ください。
 1,安全・安心のまちづくりについて。
 (1)災害時の対応について。
 8月8日に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。この地震の発生に伴って,南海トラフ地震の想定震源域では大規模地震の発生の可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられたことから,同日,南海トラフ地震臨時情報が発表されました。
 この地震の震源付近の地震活動は,当初は活発でしたが,時間の経過とともに低下しており,地震の発生から1週間経過したことから,南海トラフ地震臨時情報発表に伴う政府としての特別な注意の呼びかけを終了しています。
 そこで幾つかお伺いします。
 ア,今回,南海トラフ地震臨時情報が発表されましたが,市民の方からは何をどのようにすればいいのか分からないというお話をお聞きしました。どのようにすればいいのかお聞かせください。
 イ,災害への備えとして,家具,家電の転倒防止が上げられます。しかし,まだまだ実施していない家庭が多いと言われております。いま一度市民の方への周知を図るため,どのような手法をお考えでしょうか,お聞かせください。
 ウ,災害が平日昼間に発生した場合,家族がいろいろな場所にいることが考えられますが,家族間の連絡方法についてお聞きします。災害発生時には電話などがつながりにくくなります。岡山市が推奨している連絡方法についてお聞かせください。
 エ,岡山市中央卸売市場は海沿いにあり,液状化や津波のリスクがあると考えます。市場利用者が一番多いときには,どのくらいの方がいるのでしょうか。また,そのときに地震等が発生した場合の避難先についてお聞かせください。
 オ,今回の台風10号の関係で,岡山市は中学校区に避難所を設置しました。どのくらいの方が避難したのでしょうか,お聞かせください。また,避難場所として体育館や特別教室などが考えられますが,どこを利用したのでしょうか。また,車中避難が可能な場所も明示され,分かりやすかったとの声も聞きます。車中避難の可否はどのような基準で判断されるのかお聞かせください。
 避難者が少ない場合,特別教室以外では公民館でも対応できると思います。公民館の活用についてもお聞かせください。
 カ,岡山市には防災マニュアルと防災ハンドブックがありますが,両者の違いについてお聞かせください。
 (2)浸水対策について。
 ア,旭川中上流ダム再生事業について。
 近年,線状降水帯による豪雨など,同じところに雨が降り続くといった事例が多く発生しています。旭川ダムは完成から約70年経過しており,旭川中上流ダム再生事業について国に強く働きかけているとお聞きしました。旭川中上流ダム再整備が進めば,旭川流域の水害リスクは大幅に低減できると考えられています。中心市街地を含む流域全体についてどのような効果が期待されるのでしょうか,お聞かせください。
 イ,浦安11号雨水幹線について。
 平成23年9月の台風12号により,岡山市南部では大きな浸水被害が発生しました。そのため,浸水被害の軽減を目的として,貯留管としての地下トンネルを整備する浦安11号雨水幹線を進めています。雨水貯留管の設置工事は完了したと聞いています。現在どのような状況で,使用開始はいつ頃の予定なのか。あわせて,取水ゲートは数か所あると聞いています。どのゲートをどの順番で開けるかなどお聞かせください。
 また,この貯留管にたまった雨水はどのように放出するのでしょうか,あわせてお聞かせください。
 ウ,岡南ポンプ場について。
 岡南ポンプ場は,建設から約50年が経過し,設備の老朽化が進んでいます。そのため古くなった設備を新しくするとともに,地震,浸水に対する対策工事を実施していますが,工事の進捗状況及び使用開始時期についてお聞かせください。
 また,このポンプ場は自動除じん機が設置されているとお聞きします。回収したごみはベルトコンベヤーで移動させ,ホッパーという金属の箱に集めます。ホッパーが満杯になり,ポンプの運転に支障となることはありませんか,お聞かせください。
 エ,想定雨量について。
 気候変動等の影響により,近年,局所的な集中豪雨が増加する傾向にあり,降雨の変化や浸水被害状況を正確に把握し,対策に反映することが重要です。このため,下水処理場やポンプ場に設置された雨量計のデータの活用や正確で詳細な浸水被害状況を把握することが大切と考えます。
 先ほどお聞きしました対策を検討された当時の想定雨量はどのくらいなのでしょうか。また,近年,線状降水帯やゲリラ豪雨が増加しており,局所的な降雨があります。今後の取組の方針についてお示しください。
 (3)地域の防災活動について。
 ア,防災士について。
 特に大規模災害が発生したときには,行政の支援には限界があり,個人の避難行動は自助,共助に頼ることとなります。
 阪神・淡路大震災では,助かった人の約8割が近隣住人により助けられたという報告があるほか,平成30年7月豪雨では住人同士の避難の声かけが功を奏したと言われております。
 このように,いざというときに災害を乗り越えるために,日頃から防災活動をはじめとしたコミュニティー活動を通してお互いに助け合う地域づくりを担っていくことが重要であり,こうした共助の中心となるのが自主防災組織です。
 その自主防災組織で活動活性化に御協力いただける人に防災士の資格を取得してもらう取組を平成29年度から実施しています。現在の自主防災組織は幾つあり,その中で防災士の資格を取得されている方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。また,ここ5年間の取得された方の人数についてもお聞かせください。
 あわせて,自主防災組織に防災士の資格を取得されている人がいない原因,要因についてもお聞かせください。
 イ,安否確認について。
 安否確認タオルなどを使う安否確認は,地震などの災害発生時に世帯全員が無事であることを知らせるため,白い布やタオルなどを玄関やベランダに標示するものです。
 これが,安否確認タオルを実施した例で,ポストとか門扉とか家のところに,黄色いタオルに無事ですとか,無事と,こういうような標示をしているものです。すいません,戻ります。
 安否確認タオルの標示がない場合は,安否確認が必要であるというサインであり,無事でないことを隣近所で気づきやすくなります。
 東日本大震災でも,タオルやハンカチを玄関先に標示して,短い時間で安否確認ができた事例があります。
 消防や警察など外部からの支援があった場合にも,救助が必要な家を早く見つけることができます。実際,専用の布で無事ですといったメッセージ付のものもあります。さっき見ていただいたもののようなものがあります。御所見をお聞かせください。
 (4)事前復興計画について。
 大規模な災害に見舞われた際のため,事前都市復興計画を策定し,復興ビジョン編,復興プロセス編,行動マニュアル編で構成している都市もあります。
 復興ビジョンでは,基礎データと被害想定から復興のまちづくりの課題を整理しています。その中で,復興まちづくりで目指す将来都市構造は,地震被害想定の被害が発生した場合,都市計画マスタープランの将来都市構造を踏襲することとなり,なお想定を大幅に超える被害が発生した場合は拠点等の再配置について検討することとしています。
 また,復興まちづくりの基本理念を設定するとともに,市街地や産業等の分野ごとの復興まちづくりの目標及び基本方針を定めております。市街地の復興の基本方針の一つに,復興地区区分に応じた市街地整備を位置づけており,地域の実情に沿った市街地整備の推進と市街地の早期整備を推進するため,まちづくりの主体や整備手法の異なる復興地区区分を設定しています。
 復興プロセス編では,市民,事業者,行政等の協働による復興体制,時間軸・分野ごとの市民,事業者,行政の復興手順を示しています。また,復興のまちづくりへの意識向上の取組として,平常時より復興まちづくりの訓練や講座等を実施することを位置づけています。
 行動マニュアル編では,発災後の混乱期でも着実な復興業務を行えるよう,市職員が取るべき行動内容を整理しています。
 このような大規模災害が発生した想定でどのように復興を進めていくかを検討していく必要があると考えます。御所見をお聞かせください。
 最後,(5)岡山市営の墓地について。
 岡山市営の墓地において地震や土砂崩れ,倒木など災害後に復旧するルールについてお聞きします。
 地震でお墓が倒れた場合の墓石の復旧や,墓地に接する市道にある樹木の倒木による墓石の損傷,参道や墓地の土砂崩れの復旧についてのお考えをお聞かせください。
 以上で1回目の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)
○森田卓司 副議長  当局の答弁を求めます。
     〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長  それでは,柳迫議員の質問にお答えいたします。
 私は,浸水対策の旭川中上流ダム再生事業についてお話し申し上げたいと思います。
 今朝,松田議員から笹ケ瀬川右岸といいますか,高梁川の流域に係る浸水対策の話があり,ポンプ施設の話とか用水路の水位の調整とかという話を申し上げました。当時はそこのところの内水氾濫が相当あった。もう一つは,何といっても砂川の堤防決壊であったわけであります。ただ,それ以外にもこの旭川中上流地域というのが,床上・床下で計約600戸の浸水が発生する。床上浸水だけで約270の戸数がそういう状況になってしまっているということであります。
 この解決では,旭川中上流ダムの再生事業が私は必要不可欠だろうと思っております。したがって,早期に実施すべきであると思っております。
 具体的に言いますと,ダムの事前放流を行うとともに,利水容量の一部を減らしていくということで,洪水調節容量を約600万トン増加させ,ピーク時の旭川の流量を抑制するということであります。
 このダム再生事業を含む河川整備が完成すれば,旭川流域で床上浸水の99%が解消する──平成30年7月豪雨と同じ降雨があった場合の話でありますけれども──と承知しております。
 国においては,先ほど申し上げましたように,ダムの事前放流など既存ストックを最大限活用しようとする治水機能増強検討調査の実施が今年度新たに要件化されて現在実施中でございます。
 我々としては,早期の建設事業,早期実施を図るべく,私自身も何回か関係のところに伺って話をしていたところでありますが,令和7年度の予算概算要求に建設費の計上はなされませんでした。
 我々としては,今行われている国土交通省の調査を早急に取りまとめていただくとともに,具体的に早期実施が何といっても重要であります。様々な機会を捉えて一層の要望活動を行い,実施主体が国ですから,もう国に動いてもらうしかないということでやらせていただこうと思っております。
 以上です。
◎嶋村真二 危機管理監  1番,安全・安心のまちづくりについての項,(1)災害時の対応について,順次お答えします。
 初めに,南海トラフ地震臨時情報発表時の市民の行動についてですが,市民の皆様には,ハザードマップでの避難場所や避難経路の確認,水や食料などの備蓄,家具などの固定,家族との連絡手段を決めておくなど,日頃からの備えの再確認をお願いします。
 また,気象庁や政府の方針,岡山市からの情報も確認しながら,慌てずに行動していただきたいと思います。
 次に,家具,家電の転倒防止策の周知についてです。
 地震への備えとして,家具,家電の転倒防止策については,自分の身を守る対策としても有効であると考えております。以前から防災マニュアルへの掲載や防災訓練,出前講座の場などにおいて啓発を行ってきたところでありますが,引き続き周知を図ってまいりたいと思います。
 次に,災害時の家族間の連絡方法についてです。
 まず,事前に避難先を家族間で話し合って決めておくことが災害発生時には有効です。また,電話などがつながりにくい場合の連絡手段としては,安否確認やメッセージを伝えることができる災害用伝言ダイヤル171がありますので,御活用いただければと思います。
 続きまして,台風第10号における避難者数,避難場所,車中避難,それから公民館の活用についてです。
 多少の出入りがあった中で,総避難者数は25人,ピーク時には22人で,主に中学校の体育館を避難場所として使用しました。
 車中避難ができる避難場所の基準としては,ハザードマップにより浸水想定がない市立小・中学校・義務教育学校の運動場としています。
 また,避難場所を事前開設する時点では,避難者数の予測が不可能であることから,まずは収容可能人数の多い中学校の体育館を中心に開設することとしております。
 公民館の活用につきましては,地域の実情や台風の影響の大きさなども考慮し,対応してまいりたいと考えております。
 次に,防災マニュアルと防災ハンドブックの違いについてです。
 防災マニュアルには,防災に関する全般的な情報が掲載されており,市民の皆さんに行ってほしい防災対策の基本となるマニュアルです。
 防災ハンドブックは,女性の視点を踏まえた地域防災体制の充実を図るために,令和3年に女性市民が参加して作成したもので,女性やお子様がおられる御家庭の不安を解消する内容となっております。
 続きまして,(3)地域の防災活動について,順次お答えします。
 まず,防災士についてです。
 8月末現在,自主防災組織の組織数は1,202団体となっています。その中で,防災士の資格を取得されている方は137名おられます。
 本市では,平成29年度より町内会から御推薦をいただいた方に市主催の防災士養成講座を受講していただいておりますが,ここ5年間での受講者数は166名,そのうち防災士資格を取得された方は120名です。
 防災士の資格を得るためには,養成講座を受講して試験に合格した後,救命講習を受ける必要がありますが,登録料の支払いや救命講習を受ける手間などの負担が防災士資格取得までに至らない原因と思われます。そこで,資格取得数の向上を図るため,今年度から市が救命講習を開催することとしております。
 次に,安否確認についてです。
 タオルなどを使用した安否確認は,災害発生時における避難誘導や救助実施の効率化を図ることができ,有効であると考えますが,導入に際しては地域内での取決めの共通認識が必要と考えております。
 なお,自主防災組織が地域での運用を決めて必要な物を購入する際には,自主防災組織等育成事業助成金の対象としていますので,御活用いただければと思います。
 次に,事前復興計画についてです。
 大規模災害により壊滅的な被害を受けた場合には,基礎データの喪失,復興まちづくりを担う人材の不足等混乱が生じる可能性があり,データを整理,保存し,人員配置を検討しておくことなど,復興のための準備をしておくことは重要であると考えております。
 本市では,今年度,基礎調査として地形図やハザード情報などのデータを収集,整理しており,その結果を踏まえ,今後の計画について考えてまいります。
 以上です。
◎岩田修 市民生活局長  5番,岡山市営墓地について,地震等で墓石が損傷した場合,また参道や墓地の土砂崩れの復旧について御答弁いたします。
 市営墓地の災害時の対応については,一般的には墓所区画内は使用者が復旧し,それ以外の参道,水くみ場等の公共部分とされる箇所においては市が復旧することになります。
 また,市有地に自生する樹木が倒れ,墓石等市民の財産に損害を与えた場合においては,地形や樹木の生育状態等々,個々の災害時の状況を鑑みて個別に判断することとなります。
 以上です。
◎國米哲司 市場事業管理者  同じ項,岡山市場の利用者数と災害時の避難先についてお答えします。
 中央卸売市場は,液状化の危険が極めて高い地域となっており,周辺道路は津波による浸水も想定されております。
 市場利用者が最も多いと考えられる8月上旬の10日間で入場者数を計測したところ,24時間当たり平均で延べ約2,900人でした。
 当市場においては,南海トラフ地震防災規程を定め,地震防災隊を組織しております。地震発生時には,避難誘導班が青果卸売棟と水産卸売棟の屋上及び花卉市場立体駐車場の2階または管理棟3階に集合させ,避難させることとしており,場内業者にも周知しています。
 また,災害発生時に混乱することがないように,年に1度の防火防災訓練も実施しております。
 以上です。
◎内海誠一郎 下水道河川局長  (2)浸水対策のところの浦安11号雨水幹線の使用開始予定,ゲート操作の順序,放流方法についてお答えします。
 浦安11号雨水管築造工事は,特殊マンホールを施工中であり,令和7年度の出水期の暫定供用を目指して工事を進めているところです。
 モニターカメラや水位計により,リアルタイムに水路を監視し,その状況に応じて取水ゲートの遠隔操作をすることで,浸水被害の防止に取り組むこととしております。
 また,浦安11号雨水幹線にたまった雨水は,排水ポンプにより晴天時に児島湾へ少しずつ排出することとしております。
 次に,同じ項の岡南ポンプ場の使用開始予定,ホッパーの運用についてでございます。
 岡南ポンプ場は,ポンプ設置工事をほぼ完了しており,この9月末には使用開始の見込みです。
 ホッパーのし渣については,たまり具合を確認し,ポンプの運転に支障とならないよう,年10回程度搬出しているところであり,今後とも適切な維持管理に努めてまいります。
 次に,想定雨量と今後の取組方針についてでございます。
 本市では,おおむね10年に1度の確率で発生する時間雨量53ミリを計画雨量としてポンプ場や雨水管渠によるハード対策を進めております。また,用水路の事前水位調整や開発行為等における雨水流出抑制施設の設置促進などのソフト対策にも力を入れ,計画を上回るような大雨が降ったとしても大きな浸水被害が発生しないよう,浸水シミュレーション結果を踏まえながら段階的かつ計画的に整備を進めています。
 今後も計画的なハード対策と積極的なソフト対策により,浸水被害の低減を図ってまいります。
 以上でございます。
     〔22番柳迫和夫議員登壇〕
◆22番(柳迫和夫 議員)  御答弁ありがとうございました。
 市長から旭川中上流ダムの整備ということでお話をいただきました。国がやられる事業ではありますが,旭川,この前の台風のときも結構水位が上がってきていて,私たち南区のほうは下流のほうにありますので,一刻も早いダムの整備というのを本当に要望しているところでございます。ぜひ今後もよろしくお願いいたします。
 それでは,幾つか質問させていただきたいと思っております。
 まず,先ほどありました地震発生時の家具とか家電の転倒防止策の周知についてお伺いします。
 これは,いろんな手法でPRしていますよというお話だったと思います。そういうイベントとかに参加されている方はそういうのが分かってくるんですが,一般の方なんかはそういうところに参加できない方もいらっしゃるので,例えばなんですが,「わかるかわる岡山市」なんかで動画でこういうふうに家具が倒れてくるんだよとか,そういう自分の身になって考えられるようなツールというのも有効ではないかなと思います。こういうことを取り上げて周知してみませんかというのが一つでございます。
 もう一つが,家族間の連絡方法で,先ほど災害伝言用ダイヤル171というのをお伺いしました。以前私も防災訓練とか,この171の存在は知っているんですが,いざ,この171ってどうやってかけるんだろうとか,どういう順序ですればいいのかなというので,何かそれを訓練できるような方法というのがあればお示しください。
 最後,1点要望になるんですが,事前復興計画についてです。
 先ほど御説明いただいてハザードマップとかを活用しながらやっていきたいと言われるんですが,特に大規模災害で地震とかがあった場合,どうまちを復興していくかというのは,発生してからじゃなかなかつくれないと思います。こういうところは液状化で危ないのでこういう対策をやっていこうというのをいろいろ検討して,プランというのを事前につくっていくべきだと思いますので,これからもぜひ積極的にこういうプランニングをお願いしたいなと思っております。
 以上で再質問を終わります。
 ありがとうございました。
○森田卓司 副議長  当局の答弁を求めます。
◎嶋村真二 危機管理監  2点再質問いただきました。
 まず,「わかるかわる岡山市」で家具,家電の転倒防止策についての周知をしてはどうかというお話でしたけれども,こういった動画による周知はより具体的となるために大変有効であると考えます。これらも含めまして,今後どのような媒体で効果的な周知ができるのか検討してまいりたいと思います。
 それからもう一点,災害用伝言ダイヤル171の訓練ができるようなのはないかということでしたが,毎月1日と15日に,また今年は過ぎてしまったんですけれども8月30日から9月5日の防災週間で,また次ですとお正月の三が日などに体験利用できる機会を提供されております。これはNTTさんのほうから提供されていることなんですけれども,市民の皆様にはこういった機会にぜひ体験していただきまして,使用方法について慣れていただけたらと思います。
 以上です。
○森田卓司 副議長  以上で柳迫議員の質問は終わりました。(拍手)
 質問の途中でありますが,午後1時5分まで休憩いたします。
      午後0時3分休憩
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