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令和6年9月定例会 9月10日(火) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和6年9月定例会
9月10日(火) 本会議 一般質問
懐かしい未来
森山 幸治 議員
1 ユネスコ創造都市ネットワークについて
2 岡山城西の丸周辺広場整備について
3 障がいのある人の表現活動支援について
4 給食調理場の熱中症対策について
次は,順序に従いまして森山議員。
〔24番森山幸治議員登壇,拍手〕
◆24番(森山幸治 議員) 皆さんこんにちは。岡山市議会懐かしい未来の森山幸治です。
質問に入りたいと思います。
1番,ユネスコ創造都市ネットワークについて。
先月,創造都市ネットワークへ2013年に加盟された札幌市──メディアアートで加盟されておりますが──を視察いたしました。
創造都市札幌の定義や加盟10年のこれまでの取組や今後について御教授いただいたところです。創造都市とは,「文化芸術の持つ創造性を地域振興,観光・産業振興等に領域横断的に活用し,地域課題の解決に取り組む地方自治体」と文化庁が示してあります。
本市は,創造都市へ向けて文学分野を基軸に今後どのように取り組まれますか。岡山市にとって創造都市とはどういうものでしょうか。創造性による領域横断で地域課題解決になる指針が必要ではないでしょうか。
かねてから坪田譲治賞や一昨年より始まる旧内山下小学校等での文学フェスティバルなどに取り組まれていますが,この文学活動の拠点となるような整備が必要ではないですか。
人口減少社会にあって,日本の国際交流は質,量ともにバージョンアップが迫られています。今後,国際交流は持続可能な地域づくりの鍵だと考えていますが,各国ユネスコ創造都市との連携について具体的にどのようにお考えでしょうか。例えば,アーティストの交流があるようなアーティスト・イン・レジデンス事業というものも取り組んでみてはいかがでしょうか。
岡山城西の丸周辺広場の整備について。
同じく札幌にある札幌芸術の森は,芸術文化都市さっぽろのシンボルとして,個性ある新しい札幌の文化を育てることを目的に,札幌が誇りとする豊かな大自然と都市,芸術,文化が調和した環境づくりを目指して,四季折々の表情を見せる広大な敷地の中に国内外の彫刻作品を常設展示する野外美術館とか,あるいは森の中にある美術館,工芸館,あるいは企画展示事業,音楽・舞台芸術分野の創作,アトリエですね,それを公演する事業,またまた工芸,版画などの講習会事業とか,様々な主催事業を年間を通じて開催されている公園です。
質問します。
これに沿って本市の西の丸広場整備についてお聞きします。
この当該地は芝生広場によるオープンスペースが特色としておりますけども,札幌芸術の森のような文化芸術アート環境という柱になるコンセプトが必要ではないでしょうか。
次,このエリアでこれまでにぎわいを生んでいる石山公園と旧内山下小学校ですが,なぜにぎわいが生まれたのか。これまで過去10年のイベント開催の推移等を上げながら,その要因など分析,評価についてお聞きします。
2014年,旧内山下小学校跡地の活用を考える会,2017年,西の丸デェードリームを通して,当局においても研究検討が政策局にてされていますが,この内容,分析評価についてお聞きします。
これまで当局は,事業者サウンディング型市場調査にて旧内山下小学校の活用についての提案はほぼなかったという説明でしたが,このたび,この中身について資料請求したところ,事業者へ対して耐震補強費,修復費など全て事業者負担ということが前提でのヒアリングであることが明らかになりました。改めて,この旧内山下小学校の文化,歴史,まちづくりでの価値を評価した上で,再度ヒアリングする必要がありませんか。
そもそも,この岡山市にとって歴史的建造物の既存ストックの有効活用に対する認識をどのように考え,仕組みをお持ちでしょうか。
この旧内山下小学校について,芸術交流,文学フェスティバルの拠点となり,注目され続けていますが,今日まで一般利用ができない状況であります。ですが,そのニーズが多いです。暫定活用を前提として,その状況を改善する必要がありませんか。
最後,次年度からの公募条件策定,基礎設計の中身はどういうイメージを持っていますか。基礎設計についても,運営事業者と共有しながら進めていく必要がありませんか。
障害のある人の表現活動の支援について。
近年,障がい者アートという言葉を耳にする機会が多くなりました。その芸術性が国内外において注目を集めています。かつて障害のある人の美術作品は,公共施設などの小さなスペースで展示されることがほとんどでしたが,現在は一般的な美術作品と同じように美術館や画廊,ギャラリー等での展覧会も増えてきています。残念ながら,岡山市には市立の美術館や市民が自由に安価に使えるようなギャラリー,スタジオ,工房,アトリエ等を備えたアートセンター的なものが今ありません。現在では,文化庁や厚労省を中心に国を挙げて障害者の芸術活動を支援する取組が積極的に行われるようになっております。
ここで質問いたします。
創造都市を掲げる岡山市として,障害のある人々への文化芸術支援にはどのようなものがありますか。必要性と今後の取組についてお聞きします。
最後,給食調理場の熱中症対策について。
先日,小学校の給食調理場へ行ってまいりました。当日の気温は30度で,調理場は33度になっていましたが,それでも今日は涼しいくらいですと調理員の皆さんが言われていました。換気のための外気による熱風,スポットクーラーもついていますが,人の動きには対応しない。火のそばでは,最高で50度近くなる日もあるとか。昨年熱中症で調理員さんが倒れて骨折全治6週間という重傷を負った案件もありました。
子どもたちの口に入るものですから,基本衛生管理が高い上,衣服も重装備になって体感温度も高まり,大汗をかかれる。その汗による異物,菌の混入がないかと,必要以上に気にしなければならないことが増えて,肉体的だけではなく精神的にも追い込まれた労働環境であると感じました。
近年,学校現場においては,教室,特別教室へのクーラー設置が進み,今後体育館も検討に入っているやに聞いておりますが,この熱中症対策の議論がまだないのが,この給食調理場だと思います。
子どもたちの楽しみにしている安全・安心な給食のために,働く人の安全・安心な環境づくりについて早期に対応が必要ではないですか。文科省の学校給食衛生管理基準では,調理場は換気を行い,温度25度以下,湿度80%以下に保つよう努めることとあります。教育長の御見解と今後の施設整備計画と段階的な対策についてお聞きします。
1回目の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手)
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 それでは,森山議員の質問にお答えいたします。
私は,ユネスコ創造都市ネットワークということで,地域課題解決になる指針が必要なのではないかということであります。
文化芸術の持つ創造性というのをまちづくりに生かしていくということは重要なことだと思っております。この議会でも何度かお話ししていますけど,ハレノワは1年たって,まだ1年間なんですけれども,随分表町が変わっている。そして,岡山のこの中心街の大きな位置づけもまた変わりつつあるという面では,非常に大きなインパクトがあったんではないかなと思います。
今回,それこそ議会の議員さんからの最初お話があって進めてきた文学分野のネットワークに加盟して,私は2つの側面があるのかなと思っています。
1つは,国際交流ということであり,特にこういう政治的な分野ではない,非常に話しやすい,各国,各都市と話しやすい雰囲気の中で交流ができること,これは私は大きなことじゃないかなと思います。
2つ目としては,そういう海外の様々な方と話すことにより,そして彼らの動きによって我々が刺激を受けることだろうと思っています。これで岡山の文化も変わっていくんではないかと思っているところであり,これからの影響,いい影響を期待しているところであります。
そういう面で,議員御提案の指針ですが,まだ指針のイメージはよく分かりませんけれども,今申し上げたような効果があることは私は間違いないんではないかなと思っております。
したがって,エッセンスというのか,持っているものの本質というのか,そういったものをこういう例えば次期の総合計画とか,そういったところにどう位置づけていくのかというのも,我々にとって最も基本となるものが総合計画でありますから,そういう中への位置づけも考えていく必要があるんではないかなと思っているところであります。
私からは以上です。
◎岩田修 市民生活局長 ユネスコ創造都市ネットワークについて,市長答弁以外,順次お答えします。
まず,文学活動の拠点となるような整備が必要ではについてです。
文学の事業を進めていくに当たり,活動や情報発信の拠点があれば有効であると考えており,事業に関わる関係者からもそうした声をいただいております。
一方で,活動拠点として整備する場合,設置場所や整備内容のほか,運営方法,費用,効果なども含めて,その必要性を検討していくことになると考えております。
続いて,各国ユネスコ創造都市との連携について,具体的にどのような考えか,またアーティスト・イン・レジデンス事業に取り組んではどうかについてです。
ユネスコ創造都市ネットワークの年次総会に出席した際にも,ドイツのハイデルベルクやブレーメン等から岡山市との連携についてオファーをいただきました。今後,こうした都市との具体的な取組につながるよう協議を進めていくとともに,文学分野の加盟都市としっかりとコミュニケーションを取りながら,アーティスト・イン・レジデンスも含め,どういった連携が可能か検討してまいりたいと考えております。
以上です。
◎北川由佳 政策局長 岡山城西の丸周辺広場整備の項について順次お答えいたします。
まず,文化芸術アート環境といった柱になるコンセプトが必要ではないかについてです。
西の丸周辺広場については岡山城の城郭内であり,西の丸は池田光政公の隠居所にもなった重要な場所であること,国指定重要文化財の西手櫓や旧本丸の石垣,天守閣が望める場所であること,旭川河畔や石山公園に隣接しており,都心の中で貴重な緑のオープンスペースの確保が必要な空間であることといった特徴を踏まえ,歴史を感じる憩いの広場をコンセプトとしております。
なお,整備方針には,オープンスペースの機能として歴史・文化,にぎわい,憩い,防災を掲げており,市民の文化的な活動の場としても活用されることを想定しております。
次に,旧内山下小学校でなぜにぎわいが生まれたかについてです。
旧内山下小学校跡地では,平成26年度から平成29年度にかけて行った廃校を活用した社会実験において延べ3万人を超える方に御来場いただきました。この社会実験も含む過去10年間のイベント数は,4件から12件の間で推移しております。
旧内山下小学校跡地で多様なイベントが行われることにより,岡山城や石山公園などで行われるイベントとも相まってにぎわい創出につながっているものと考えております。
次に,旧内山下小学校跡地の活用を考える会,西の丸デェードリームの内容,分析評価についてです。
平成26年に開催した旧内山下小学校跡地の活用を考える会は,旧内山下小学校跡地の活用などについて広く御意見をいただくために行いました。
「石山公園や市民会館と一体的な空間」「アート,文化の拠点」「観光資源として庭園を復元」「災害時に活用できる空間」「校舎を残すべき,新たな施設に建て替えるべき」などの御意見をいただきました。
平成29年に開催した西の丸デェードリームは,さきにお答えした社会実験の一つであり,西の丸エリアの魅力向上と回遊性向上に資する拠点の創出を目的に,アート作品や城下町の絵図の展示,軽飲食の提供などを行いました。
来場者からは,飲食・物販施設や休憩所,世代を問わず集まれる場所などを求める声がありました。こうした御意見は,今後の西の丸周辺広場整備においても参考となるものと考えております。
次に,旧内山下小学校の文化,歴史,まちづくりでの価値を評価,再ヒアリングが必要なのではないかについてです。
令和4年度に実施したサウンディング型市場調査は,民間事業者による便益施設等の整備,運営の可能性などを把握することを目的に行ったものです。その中で,旧内山下小学校の校舎等も民間が自らの負担により活用が可能かどうかの確認を行いました。
校舎については,暫定活用を継続し,オープンスペースの利用状況などを勘案しながら,改めて取扱いを検討することとしております。今後,民間事業者を含め,様々な御意見をいただきながら考えてまいります。
次に,旧内山下小学校の暫定活用について状況の改善を,にお答えいたします。
現在,旧内山下小学校は,学校の利用ルールに準じて暫定活用しており,地域の体育団体等に利用されているところです。耐震性の不足や老朽化に加え,使い方においては消防法など法令上の制約もありますので,どのような使い方が可能か,教育委員会をはじめ関係部署と検討しております。
この項最後に,次年度からの公募条件策定,基礎設計のイメージ,基礎設計の進め方等についてです。
令和7年度には広場に必要な機能を精査した上で,市が整備するもの,民間が整備するものを仕分し,市が整備するものについて設計することを想定しております。
民間事業者の公募に際して,飲食・物販施設や多目的施設等について,統一が取れた歴史的景観に調和するデザインとなるよう条件設定を行っていく見込みです。今後の具体的な整備の進め方などについては,皆様の御意見もお聞きしながら考えてまいります。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 同じ項,歴史的建造物既存ストックの有効活用に対する認識と仕組みについてです。
本市の文化財行政においては,歴史上価値の高い建造物で,重要なものを市指定文化財に指定し,修復などの保護を行ってきているところです。
市指定文化財の活用については,保護に支障を来さない範囲において認めているところです。
以上です。
◎鈴木豪 都市整備局都市・公園担当局長 同じ項,石山公園におけるイベント開催数の推移とその分析評価についてお答えします。
石山公園の公園内行為許可申請を比較しますと,10年前,年間2件であったものが,令和5年度には29件ございました。途中,感染症拡大なども挟んでおりますが,都心の貴重なオープンスペースであることや,この間,公園活用の社会実験等により石山公園の活用やにぎわいの場としての可能性に対する認識が広がったものと考えております。
以上でございます。
◎岩田修 市民生活局長 障害のある人の表現活動支援について,障害がある人への文化芸術支援にはどのようなものがあるか,必要性と今後の取組についてお答えします。
平成30年に障害者による文化芸術活動の推進に関する法律が施行されました。
岡山市では,今年4月に改定された岡山市障害者プランや岡山市文化芸術推進計画において,障害者の文化芸術の鑑賞や発表の機会の確保などについて盛り込んでおります。
令和4年度からは,秋に開催する市民美術展で支援学校の生徒の作品を展示するコーナーを設ける取組等も行っております。
岡山市内には,障害者の文化芸術活動を支援する団体や就労支援につなげる活動を行う団体など,積極的に活動を行っている団体もあります。我々としても,障害のある方や支援する団体のニーズの把握も含め,文化芸術の視点からどういった関わりや支援ができるのかしっかりと検討してまいりたいと考えております。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 給食調理場の熱中症対策についての項,早期の対応への見解と今後の施設整備計画,段階的な対策についてのお尋ねです。
給食調理場は,高温多湿な労働環境下のため,熱中症のリスクが高い状況であり,スポットクーラーの整備や冷却ベストの配備等様々な対策を講じてまいりました。しかし,近年の猛暑の影響により,調理場内の気温,湿度はさらに上昇しており,これまで以上の熱中症対策が必要であると認識しております。
一方で,給食調理場の老朽化対策が喫緊の課題であり,現在,令和7年度末の岡山市学校給食調理場再整備計画の策定に向けて取り組んでおり,再整備の際には衛生管理基準を踏まえた整備を検討してまいります。
しかし,再整備には長期間を要するため,当面の熱中症対策としてハード面,ソフト面の両面で何ができるか研究してまいりたいと思います。
以上です。
〔24番森山幸治議員登壇〕
◆24番(森山幸治 議員) 皆さん御答弁ありがとうございました。
特に市長から冒頭,創造都市について今後の総合計画の中でいろいろ検討してみようというような御発言をいただきました。ぜひともお願いしたいですし,創造というものが,創造することは目的ではなくて,本来それは手段であって,それで地域課題を解決していくというようなことが,もう皆さんにも知れ渡っていくことがまずは大事ではないかなという思いで,例えば創造都市おかやまみたいなものをつくることができたらいいんではないかという趣旨で質問させていただきました。引き続きよろしくお願いします。
順不同になりますけども,今朝も石山公園のほうでラジオ体操を地域の皆さんと一緒にしてきたわけですけど,いつも20人から30人ぐらい地域の方が集まって,何か企画したイベントというわけではなくて,どこからともなく人が集まってきて,一緒に体操して,またラジオ体操のラジオが終われば,それぞれが去っていくというような,24時間本当出入り自由な公園というのが当たり前過ぎてあまり意識してなかったんですけど,今回質問を書いたりしたり,今日の朝改めて感じたんですけど,本当に何でもない自由というか,すごく貴いことだなと感じたんですね。
石山公園のこれまでの10年,パークマネジメント社会実験もうまくいっていて,開催件数も20倍,30倍ぐらいに増えているという中で,今回の広場整備について,私はこう考えていて,石山公園そのものがずっとスケールアップしていくというのが,あの公園のサイズが全体を凌駕していくというようなイメージで,淡々と市民の憩えるような公園をまずベースに考えていただきたいなと。どこか晴れの舞台とかオープンスペースとかという言葉が独り歩きしている面もあると思うんですけども,イベントに偏重していってしまってはいないかということに懸念があったものですから,まずは日常的に市民が憩える,そんなにぎわいの生まれる公園というのを視点に大事に取り組んでいただきたいと思います。これは,要望にしておきたいと思います。
内山下小学校について,これも10年の社会実験を通してきて,例えばまちづくりの中での内山下校舎の役割,あるいは文化面で見た校舎の役割というのは,うまくいっているんだろうなと思うんですけども,ここについての歴史性であったりとか,社会的な価値というものを客観的に評価する必要があるんじゃないかと。
教育委員会さんからも答弁ありましたけども,例えば今,国の有形登録事業の中で,公開活用事業というプログラムがあります。これは,今全国13ほどの廃校小学校が登録されていて,それを活用するための補助が一部出ているということでありますが,内山下小学校がその基準に合うのかどうかということを改めてお聞きしたいと思います。
そうだ,ごめんなさい,政策局にさっきの外部評価ですね,客観的な外部評価みたいなものがこれから必要なんじゃないかなと思うので,御見解をお聞きします。
その西の丸広場,これは御提案ですけども,歴史遺産を丁寧に見える化したり残していきながら,センターになるコンセプトという,文化芸術,市民のそういう活動を支援するような場所になっていけばいいのではないかということを改めて思うわけです。このカルチャーゾーンの中の拠点性ということにも高い価値があると思いますし,そのあたりについても再度答弁をいただきたいと思います。
あと障害のある方の表現,御答弁,非常に前向きにいただいたと思います。ありがとうございます。
いわゆるアール・ブリュットとかアウトサイダー・アートとか,この20年で日本でも障害の人たちの表現を支援していこうという流れがありますので。芸術性,アートって芸術性だけではなくて,その障害の方の新たな個性というか,価値を生かしてくれるというものにも非常に相性がいいということで,全国的にも多く今そういう取組が展開されているわけですから,できるだけ来年度何かしら事業の取組をお願いしたいと思います。要望でいいです。
給食調理場,熱中症対策です。これも御答弁ありがとうございました。
私も現場に足を運ばせていただいて,現場に行っていろいろのことが分かったんですけども,クーラー対策が必要なんだろうなという思いで行ったんですけども,一方で,現場に行くと,熱源ですね,ガスを使った調理があって,ひょっとすればここも新しい機器が開発というか発明されて,そういうものの導入というものも熱中症対策にもつながるのではないかなと思いますので,そのあたりもしっかり検証,検討をお願いしたいと思います。要望です。
再質終わります。
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
◎北川由佳 政策局長 2点再質問いただきました。
まず,内山下小学校について客観的な外部評価を,2点目が西の丸周辺広場整備に当たって文化芸術など市民の活動を支援する,そういう観点をということでいただきました。2点まとめてお答えさせていただきます。
今後具体的な整備の進め方につきましては,御意見を踏まえて検討していきたいと考えております。その中で,内山下小学校の客観的な評価につきましても,民間事業者の意見も聞きながら考えていきたいと考えておるところでございます。
また,どのような機能をその西の丸に持たせるかということにつきましても,具体的な整備の在り方とともに検討してまいります。
以上でございます。
◎三宅泰司 教育長 議員御指摘の国の制度ですけど,まず文化庁のほうで登録有形文化財建造物制度というのがあります。それには50年以上たった建物で価値があるものについて申請するかどうかなんですが,登録が済めば,その公開活用とか補助金のメニューもあると調べました。これについては,内山下小学校については建築後50年を経過しているため,建築年としては達しておると思います。登録基準に該当するかどうかについては,岡山市として登録する意思を,意思決定した上で国と協議して判断されるものであると認識しております。
以上です。
○田口裕士 議長 以上で森山議員の質問は終わりました。(拍手)
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