録画中継

令和6年6月定例会
6月17日(月) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議団
花岡 栄太郎 議員
1 都市計画道路下中野・平井線等の幹線道路整備について
2 キャッシュレスでの公金納付について
3 内水氾濫対策について
 次は,順序に従いまして花岡議員。
     〔8番花岡栄太郎議員登壇,拍手〕
◆8番(花岡栄太郎 議員)  皆さんこんにちは。自由民主党岡山市議団の花岡栄太郎でございます。本日はどうぞ皆様よろしくお願いいたします。
 それでは,早速ではございますが,通告に従い,質問を始めさせていただきます。
 1番,都市計画道路下中野・平井線等の幹線道路整備について。
 岡山市における幹線道路は,都心部から放射状に延びており,自動車が都心に集中するため,都心周辺部で著しい渋滞が発生しています。現在,これらの渋滞解消を図るため,放射状道路の整備だけではなく,都心への自動車流入の分散化や通過を目的とする自動車交通の流入抑制に資する環状道路の整備を進め,全体として放射環状型の道路ネットワークの充実強化を図っています。
 また,国が整備を進めている一般国道180号岡山環状南道路,岡山市南区藤田から岡山市南区古新田の2,900メートルは,広域交通・物流拠点との連結性を向上させることを目的として令和6年度開通を目指して整備が進んでいます。
 さて,中環状線の一部である都市計画道路下中野・平井線では,県道岡山・児島線(岡山市北区下中野)と県道岡山・玉野線(岡山市中区平井)を結ぶ総延長3,210メートルのうち,旭川工区1,110メートルの整備が行われており,河川内の橋脚が3基完成し,中区側では陸上部の橋脚が1基完成しています。この旭川工区が完成すれば,旭川に架かる桜橋や京橋など周辺道路の朝夕の慢性的な渋滞の軽減につながると期待されています。また,環状道路をはじめとする幹線道路網が整備されることにより,中心市街地への車の流入量が減り,市内の渋滞の緩和や医療施設へのアクセス性などが向上することも期待されます。
 そこでお尋ねいたします。
 (1)都市計画道路下中野・平井線(旭川工区)においては,一日でも早い開通を望まれている声を多くお聞きいたしますが,今後の早期開通に向けてのお考えをお聞かせください。
 (2)外環状線の市道江並・升田線の進捗状況をお聞かせください。
 (3)県道岡山・牛窓線(3工区)は,現在約98%の用地を取得し,事業費ベースの進捗状況は昨年度末で約84%となっているとお聞きしていますが,暫定開通など今後のスケジュールについてお聞かせください。
 (4)国道250号と一般県道原・藤原線を連結する延長3,500メートルの区間を整備することにより,混雑緩和や周辺道路の交通事故減少等の交通の円滑化を期待できる主要地方道岡山・赤穂線(中井から宍甘)の進捗状況と今後の施工予定をお聞かせください。
 (5)岡南大橋は,外環状線の一部であり,現在2車線での通行となっていますが,特に岡南大橋東詰では,朝夕のみならず日中でも慢性的な混雑が見られます。この混雑解消に向けて,江並南交差点において東向きの左折,東向きの右折,南向きの右折をそれぞれ1車線追加するなどし,江並西交差点においては東向き直進を2車線,西向きの直進を1車線追加する計画とお聞きしています。交通シミュレーションの結果と今後の施工予定についてお聞かせください。
 2番,キャッシュレスでの公金納付について。
 新年度になり,年度当初は軽自動車税をはじめ固定資産税などの納税通知書が自宅に届く時期になりました。納税通知書が封入された封筒にも「コンビニエンスストア等での納付やスマートフォンアプリでの納付も御利用いただけます」との記載があり,窓口開設時間に制限のある金融機関に足を運ばなくても,自宅近くのコンビニや自宅でスマホを利用して公金納付ができるようになりました。市民目線でのサービスが徐々に広がってきています。
 そこでお尋ねいたします。
 (1)今現在のバーコード決済及びQRコード決済が利用できるスマートフォン決済アプリについてお聞かせください。
 (2)自宅でいつでも納付が可能な各種キャッシュレス納付についても順次拡充がなされていますが,そもそも公金の納付手段として金融機関や市役所担当課での窓口納付,口座振替,コンビニ・スマホ収納など様々なものがありますが,年間取扱件数やそれに要するコストの概算はどのような程度かお聞かせください。また,基本的な考え方として,どの納付手段を推奨しているのかお聞かせください。
 (3)様々なスマホ決済アプリが世の中に存在する中,どこが対応していてどこが未対応であるか,少し分かりにくい面があると感じています。キャッシュレス納付と一言で言っても,バーコードによる支払いと市税では国の施策として令和5年度から地方団体から送付される納付書に付された地方税統一QRコードを利用した支払いがあり,後者のQRコードによる場合には私自身の利用しているスマートフォン決済アプリでも対応されていると後でお聞きいたしました。これらの点を踏まえ,市民向けの周知について工夫されている点についてお聞かせください。
 (4)キャッシュレスでの公金納付が導入されたことによる市民のメリット,あわせて行政内部,金融機関のメリットなどの効果をお聞かせください。一方で,デメリットがあれば,その点も含めてお聞かせください。
 (5)国においてはデジタル庁,総務省などの連絡会議においてeLTAXを活用した公金納付の拡大の検討がなされ,どの地方公共団体においても相当量の取扱件数がある国民健康保険料や介護保険料などの公金,道路占用料などのその性質上,当該地方公共団体以外にも納付者が存在する公金にも範囲を拡張されていくようです。この流れにどのように対応されているのかお聞かせください。
 3番,内水氾濫対策について。
 今年も大雨のリスクが高まる季節になりましたが,近年,市街化が進み,農地が減少する中で水田の保水力も年々減少し,ゲリラ豪雨などにより内水氾濫被害が懸念されています。市内には,下水道の雨水幹線に雨水を取り込むためのゲートが計画されているのも含めて44基あります。ふだんの晴天時にはゲートは閉じられていますが,一たび大雨が降った際にはゲートは開放され,ポンプ場などの下水道施設へ雨水を取り込み,まちを浸水から守る働きをしています。主に用水路などに設置されています。現在,下水道河川局では,ゲートの遠隔操作化など施設を高度化することにより,浸水安全度を高める取組を行っています。
 そこでお尋ねいたします。
 (1)ゲート遠隔操作化とはどのようなものか,またその効果についてお聞かせください。
 (2)今現在,遠隔操作化されているゲートは何か所あるのかお聞かせください。
 (3)今後のゲート遠隔操作化予定をお聞かせください。
 (4)ゲートの電源供給が途絶えたときの対応についてお聞かせください。
 (5)遠隔操作を行う際には,セキュリティーに注意する必要があります。不正アクセスやハッキングなどのリスク対策についてお聞かせください。
 以上で1回目の質問を終わります。(拍手)
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
     〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長  それでは,花岡議員の質問にお答えします。
 私は,最初の下中野・平井線において,今後早期開通に向けての考え方はということであります。
 この都市計画道路下中野・平井線は,都市の骨格となる中環状線の一部を形成する幹線道路であります。都心に集中する自動車を分散し,既存の旭川の橋梁における交通渋滞の緩和に大きく寄与するものだと考えております。
 現在,御指摘にもありましたが,約98%の用地を取得しており,現在は橋梁の下部工がおおむね完成しているところであります。
 今後,2020年代の完成を目指し,残りの用地取得を進めるとともに,ランプや上部工,取付け道路等の工事を順次進めることとしており,今年度はランプの下部工の工事を予定しているところであります。
 来年度以降は,上部工の工事に着手することとしていますが,多額の費用が必要となるため,しっかりと財源確保に努めながら,できる限り早期に開通するよう取り組んでまいりたいと思っております。
 以上です。
◎今井洋孫 都市整備局長  幹線道路の整備について,市長がお答えしたもの以外,順次お答えします。
 まず,市道江並・升田線についてです。
 外環状線の一部として整備している市道江並・升田線については,現在中区江並から中区桑野間で事業を進めており,進捗状況については,約7%の用地を取得しているところです。引き続き用地取得等を進め,早期の開通を目指してまいります。
 次に,県道岡山・牛窓線(3工区)についてです。
 主要地方道岡山・牛窓線(3工区)については,都心と西大寺地域を結ぶ都市計画道路平井・神崎線の一部として中区山崎から中区海吉間の整備を進めております。今後できる限り早期に開通するよう,残りの用地取得に努めるとともに,ボックスカルバート工事,舗装工事などを順次進めることとしております。
 次に,主要地方道岡山・赤穂線(中井から宍甘)についてです。
 主要地方道岡山・赤穂線(中区中井から東区宍甘間)の進捗状況については,現在新幹線及び在来線のアンダーパス工事を進めているところであり,事業費ベースの進捗率は,昨年度末で約41%となっております。
 今後はアンダーパス工事完成後,取付け道路や宍甘交差点の改良などを行い,まずは宍甘交差点から県道東岡山・御津線までの区間の早期開通を目指してまいります。
 また,並行して中井側からの用地買収も進めるとともに,今年度は中区国府市場から中区土田間の測量や予備設計などを実施することとしております。
 この項最後,岡南大橋東詰交差点の交通シミュレーションと今後の予定についてです。
 交通シミュレーションを実施するに当たり,江並南交差点において東向きの左折,東向きの右折,南向きの右折をそれぞれ1車線追加するなどし,また江並西交差点において東向きの直進を2車線,西向きの直進を1車線追加したところ,江並西交差点を起点とする東向きの渋滞はおおむね解消し,江並交差点から江並南交差点付近で発生していた渋滞も改善することが確認できました。
 この結果を受け,今年度は詳細設計を実施し,来年度以降は工事へと進めてまいりたいと考えております。
 以上です。
◎戸取幸子 会計管理者  2番,キャッシュレスでの公金納付についての項に順次お答えします。
 まず,現在利用できるバーコード決済とQRコード決済アプリについてです。
 現在,バーコード決済については,PayPay,LINE Pay,d払い,au PAY,PayB,J-Coinの6社です。
 QRコード決済については,PayPay,d払い,au PAY,PayB,J-Coin,FamiPay,楽天ペイなど26社です。
 次に,年間取扱件数とコストの概算,推奨する納付手段についてです。
 令和5年度における公金収納取扱い総件数は,約307万件です。内訳は,従来の金融機関や市窓口での納付,口座振替に加え,コンビニエンスストア,スマートフォン決済アプリ及び地方税統一QRコードを利用した納付などです。
 コストは,公金収納事務全体で1億1,000万円余となっています。
 納付手段については,生活様式やニーズに合わせて選択いただくことが前提ではありますが,市としては安全,確実な口座振替を推奨しています。
 次に,市民向けの周知についての工夫についてです。
 現状としては,各担当課のホームページをはじめ,広報紙を使ってのお知らせ,納付書の裏面や同封するチラシ等により周知を図っているところです。
 次に,メリット,デメリットについてです。
 市民のメリットとしては,生活様式に合わせて自宅での納付も可能になるなど支払い手段の選択肢が増えたことが最も大きいと考えます。
 また,行政内部と金融機関にとっては,お互いのやり取りが電子的に実施されるため,双方の事務処理の軽減につながることがメリットとなっています。
 デメリットとしては,市への入金のタイミングが遅れることが上げられます。
 この項最後に,eLTAXを活用した公金納付の範囲の拡大の流れにどう対応するかについてです。
 令和3年度から関係各課と事務改善検討班を設置し,市税を中心に各種事務改善やキャッシュレス化の流れに対応してきましたが,今後は市税以外に対象範囲が広がることから,検討班の拡大や財務会計システムの改修を含め,総務省などから適宜情報を得ながら,eLTAXの活用に向け準備していく予定です。
 以上です。
◎内海誠一郎 下水道河川局長  3番,内水氾濫対策について。
 (1)ゲートの遠隔操作化とその効果,(2)遠隔操作化しているゲートの箇所数,(3)今後のゲート遠隔操作化の予定について一括してお答えします。
 下水道河川局で管理している雨水を取り込むためのゲート35か所のうち,25か所が遠隔操作化を行っており,残り10か所も令和7年度までに完了する予定です。
 また,現在整備中の浦安11号雨水幹線(1工区)及び今後工事に着手する2工区に設置する9か所についても,引き続き遠隔操作化を行う予定です。
 ゲートの操作は,地元操作員や市の職員により現地で行ってきましたが,地元操作員による場合は,高齢化や後継者不足により継続的,安定的な操作体制の維持が課題となっています。また,市の職員による場合は,ゲリラ豪雨など予測できない降雨に対する速やかな開閉操作が課題となっていました。
 こうした課題に対応するため,現地に行かず持ち運び可能なタブレット端末を操作することで,現地の状況を確認しながら速やかな開閉操作が行えるよう遠隔操作化を進めてきたところです。その結果,地元操作員の大幅な負担軽減ができ,開閉操作の迅速化などの課題に大きな効果を上げているところでございます。
 続きまして,(4)ゲートの電源供給が途絶えたときの対応についてでございます。
 停電などにより遠隔操作ができない場合は,市職員が現地に行き,手動により対応します。
 最後,(5)でございます。遠隔操作を行う際のリスク対策についてでございます。
 遠隔操作化においては,VPN回線を利用することにより,誰もが侵入できない遠隔操作専用のネットワークを構築するとともに,タブレット端末による遠隔操作については,データの暗号化を行うなどのセキュリティー対策を行っております。
 以上でございます。
     〔8番花岡栄太郎議員登壇〕
◆8番(花岡栄太郎 議員)  御答弁大変ありがとうございました。また,市長,御答弁ありがとうございました。
 それでは,早速ではございますが再質問させていただきます。
 まずは,岡南大橋東詰の渋滞対策についてお聞かせいただきましたが,県道岡山・玉野線から岡南大橋へ進入しようとする自動車が,江並南交差点の混雑を避けるために江並交差点より近隣の生活道路に進入して混雑を起こし,周辺の地域住民の生活に影響が出ていると地域の方からのお声をお聞きしていますが,この対策によって混雑解消につながるのかお聞かせください。
 次に,キャッシュレス公金納付でございますが,アプリがどの料金を支払う際に対応しているのか,少し分かりにくいと感じております。より分かりやすくするための工夫を御検討いただけないかと考えますが,御所見をお願いいたします。
 最後に,内水氾濫対策でございますが,ゲート遠隔操作化は人的操作が必要ですが,今後水位計等の設定値に対して行われる開閉操作や内外水位による開閉操作などの自動化についてお考えをお聞かせください。
 以上で再質問を終わります。
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
◎今井洋孫 都市整備局長  岡南大橋東詰の交差点の渋滞によって周辺の生活道路への流入が増えているということで,解消するのかという御質問だったと思います。
 議員御指摘のとおり,岡南大橋東詰の交差点の渋滞によって周辺の生活道路への自動車の流入が多いということは認識しておりまして,この交通シミュレーションによって道路整備後は幹線道路の渋滞がおおむね解消することが確認できていることから,道路整備後は周辺の生活道路への自動車の流入は減少するものと考えております。
 以上です。
◎内海誠一郎 下水道河川局長  ゲート操作の自動化についてお答えさせていただきます。
 遠隔化操作を行っているゲート数の増加によりまして,操作する職員の負担,こちらが増大しつつございます。
 議員御提案の水位等による自動の開閉操作については,開閉時の安全確保などの課題もございますが,操作する職員の負担軽減とさらに速やかなゲートの開閉につながると考えられると考えております。そうしたことから,具体的な検討について進めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
◎戸取幸子 会計管理者  市民向けの周知について,より分かりやすくするための工夫についての再質問をいただきました。
 バーコード決済とQRコード決済で取り扱っているアプリ,事業者が異なることや,公金の種類によって使える,使えないがあるなど複雑で分かりにくくなっていると認識しています。各収納担当課における今までの取組の充実に加えて,一覧できる形でのお知らせなど,何ができるか検討してまいります。
 以上です。
○田口裕士 議長  以上で花岡議員の質問は終わりました。(拍手)
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