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林 敏宏 議員
令和5年11月定例会 12月8日(金) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和5年11月定例会
12月8日(金) 本会議 一般質問
公明党岡山市議団
林 敏宏 議員
*一問一答方式
1 乳幼児健診について
次は,順序に従いまして林敏宏議員。
〔26番林敏宏議員登壇,拍手〕
◆26番(林敏宏 議員) 皆様こんにちは。私は公明党岡山市議団の林敏宏と申します。
今日は1点,乳幼児健診についてお尋ねします。よろしくお願いいたします。
今回初めて一問一答で質問させていただきます。実はこの議会で50回目の質問ということで,私にとってはちょっとしたメモリアルな質問の場であるんですけども,そこであえて初めて一問一答を選ばせていただくということで,ちょっと緊張しております。
その貴重な時間なんですけども,1点話をさせていただきたいことがあります。
この議会,アリーナのことでスポーツの話があったりとか,いろんな話が出ています。昨日,うちの平元議員の質問で,都市格の話が出てきました。市長がそれに対して,そういったところもやっぱり大事だというふうな話をしてくださいましたけども,それで僕が思い出したことが,実は平成29年8月議会で,皆さん覚えていらっしゃるかどうか分かりませんけど,私も都市格の話の中で,海外,ヨーロッパで,そのまちの都市格を判断する基準として3つあるというふうな話をさせていただきました。
1つ目が,すぐれた教育機関として幼児教育から先端研究も担う高度な人材育成機関としての大学,2つ目が,人々の心を一つに結び合うとともに,子どもたちを心身ともにたくましく育てるスポーツクラブチーム,3つ目が,子どもたちの持つ感性を磨き,全ての差異を超えて人と人をつなぐ本物の世界人を育むオーケストラ,岡山市にはその3つがあるということで,これから本当に人口減少を迎えて少なくなる子どもたちを大事に育てることは重要な課題となってくると,そこに生まれて育ち,学び,社会に巣立つ人材を育む都市は,世界に向けて発信し得る魅力ある都市であることが不可欠となると。その条件として,先ほどの3つの資産を育てることは,これからの岡山市にとっても重要であると考えているというふうな話をさせていただきました。
その中で市長も覚えていらっしゃるかもしれませんけど,岡フィルのシェレンベルガーさんとの話をしていただきまして,しっかりそれは支援していくというふうなお話をいただいたところでございますけども,その後,私も再質問で都市格という話をさせていただきましたけども,人には人格というものがあるように,まちにもそういう格というものが必要であろうと思っていると。その格を決めるというのは,人であれば学力であったりとか,経済力ではなく,教養といったところが人格というようなものにつながっていくのと同じように,都市格を上げていこうとすると,文化をしっかり上げていかないといけないんじゃないかと,そのために必要なものは資産として,皆さんできっちりと協力して,思いを持って残していくということが大事だというふうな話をさせていただきました。
今回,スポーツクラブチームの話がありましたけども,そこがやっぱり大事なんじゃないかというふうな話がそもそもの起点じゃないかなと僕は思っています。ですので,やはりこの岡山市の都市格を守っていくという意味では,みんなが協力して守っていかないといけないという観点も踏まえながら,やっぱり考えていかないといけないんじゃないかなと思いました。すいません,貴重な一問一答の時間を使って,(笑声)多分宮地さんは大分ほっとされたんじゃないかなと思いますし,後ろに控えている保健福祉局の職員さんもちょっと安心したんじゃないかと思いますけども,あえてちょっと紹介させていただきました。
それでは,大事な一問一答の時間を使わせていただきます。よろしくお願いします。(「マラソンの話は出んのかな」と呼ぶ者あり)(笑声)そこはまた。それもいいんですけど,時間がありません。しっかり完走させていただきました。ありがとうございました。
それでは,通告に従いまして質問に入ります。
1,乳幼児健診について。
先日,乳幼児健診の対象を1か月児,5歳児に拡大する事業が盛り込まれた補正予算が国会で可決成立しました。全国の自治体でそれぞれ実施されている乳児健診と法定健診として義務化されている1歳6か月健診,3歳児健診に追加されることで,出産から就学前まで切れ目のない健診の実現が期待されます。今後,国は基準が整った自治体から開始し,政府は健診の実施方法や多職種連携などを記した自治体向けのマニュアルを準備していくこととしています。
現在,岡山市では,乳児健診は4回,法定健診と合わせて計6回受診が可能で,3歳児健診の視力検査には,いち早く弱視や屈折異常を発見できる機械を導入するなど,他都市と比較しても充実しています。
しかしながら,2年前の質問で指摘した課題はいまだ残ったままであり,さきに述べたように,国に新たな動きが出てきたことを受け,改めて岡山市の乳幼児健診について議論させていただきたいと思います。
まずは,2年前に指摘させていただいた点について,それぞれお尋ねします。
前回の質問では,ゼロ歳から1歳未満までに受診する乳児一般健康診査の政令市と県内15市との比較を行い,岡山市が行っている7・8か月児健診のみが半額の自己負担を求めていたことから,子育て世帯の負担軽減策として,無料化の提案をさせていただき,そしてその実施理由や予算等についても確認しました。
この7・8か月児健診の時期や費用負担の在り方について,現時点での当局のお考えを確認させていただきます。
また,平成28年度の包括外部監査において同様の意見が出されていましたが,この意見に対するこれまでの対応について,あわせてお聞かせください。
次に,岡山市が親子手帳別冊の受診票つづりに添付している2回分の健診の無料券についてお尋ねしていました。
この無料券の使用期限が,誕生日月の月末までとなっていることから,生まれた日によって使用できる期限に不公平が生じていることを指摘し,無料券の使用状況から影響を受けているケースも多いのではないかと考え,是正のため,使用期限を1歳誕生日の1か月後への見直しを提案しました。答弁では,1歳までに利用していただけるような周知の方法,乳児健診の趣旨が伝わるような周知の方法の検討をしていくとのことでしたが,その後の検討,対応についてお聞きします。
そして,今回の補正予算で新たに示された1か月児,5歳児の健診については,どのような対応をお考えでしょうか。5歳児健診については,実施している政令市は札幌市と川崎市の2市で,関連事業として,5歳児発達相談を実施しているのは札幌市,川崎市,新潟市,静岡市,大阪市,堺市,神戸市,広島市,北九州市の9市となっております。今回を契機に本市においても同様の取組を検討してはいかがでしょうか。当局の御所見を伺います。
1回目の質問を終わります。
御答弁よろしくお願いいたします。(拍手)
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
◎宮地千登世 保健福祉局感染症対策担当局長 1番,乳幼児健診について順次お答えいたします。
7・8か月児健診の時期や費用負担の在り方について,現時点での市の見解です。
7・8か月児健診については,発達の著しい時期である乳児期のうち,寝返りや座位ができるといった身体発達や,離乳食開始後の栄養状態を確認する上でも重要な時期であることから,平成3年度から半額費用を負担していただき実施しているものです。現時点では,実施方法等は適切であると考えております。
次に,包括外部監査の意見への対応です。
包括外部監査の意見に対し,7・8か月児健診の受診率向上について,自己負担額の軽減以外の方策を検討することとしておりました。従前からの健診の個別通知に加え,平成30年度に全保健センターに設置したさんさんステーションにおいて,妊娠届出時等の面談の中で乳幼児健診のスケジュールを説明しております。その結果,健診受診率は平成27年度の70.2%から,年によって増減はございますが,令和4年度には78%に上昇しております。
次に,健診の無料券を1歳までに利用していただけるよう周知方法等の検討,対応状況についてです。
令和3年8月議会での御指摘を受けて,令和4年4月以降に交付している受診券に,生後9から11か月を目安に使用してくださいと分かりやすく記載し,配布しているところです。また,さんさんステーションの相談等でも,乳幼児健診の受診時期について説明しているところです。
最後に,1か月児健診と5歳児健診の対応についてです。
現段階では,国から健診の詳細が示されておりませんが,特に5歳児健診の実施に当たっては,様々な課題が想定されていますので,国の情報を注視し,具体的な内容が分かれば,検討してまいりたいと考えております。
以上です。
〔26番林敏宏議員登壇〕
◆26番(林敏宏 議員) 御答弁ありがとうございました。
初めての一問一答なので,よろしくお願いいたします。
今日お手元にいろいろ資料を作って配付させていただきました。改めていろんなデータを見ていく中で,ちょっと一つへえって思ったのが,この資料1なんですけれども,先ほどの答弁で,平成3年というのが出てきました。この7・8か月健診を始めたのが平成3年ということで,当時どのくらい子どもが生まれていたんだろうと思って調べたら,6,594人ということでした。そこからしばらく7,000弱のところをずうっと行ったり来たりしながら,いっとき平成10年にピークがあって,その次のピークが平成25年でありまして,そこから約10年でここまで少なくなっているんです。改めて本当に大変なことだなというのを,前島議員じゃないですけど,確認させていただいたところでございます。
そんな出生数の状況の中で,先ほどいろいろ確認させていただきましたけども,その7・8か月とか,いろいろこの期間で行っている健診のことについて,令和3年6月議会の個人質問で尋ねさせていただいたことと,昨年の2月議会の委員会でうちの竹之内議員に代わりに聞いてもらったんですけども,その答弁が,7・8か月健診で予算が3,100万円,3から5か月健診で同じく3,100万円,単価はいずれも6,210円掛けるそれぞれ5,000件で計上しているというふうな話でした。
乳児一般健診は2回あるということなので,同じように6,200円掛ける2回分の1万件で6,200万円ということで,これだけたくさんの予算をつけてやっていただいております。
これ一応国からの交付金が入っているという話ですけども,基本全部市の持ち出しで行っていると認識していますけど,それで合っていますでしょうか。
◎宮地千登世 保健福祉局感染症対策担当局長 議員おっしゃるとおり地方交付税のほうの措置にはなっておりますけれども,岡山市の財源となっております。
◆26番(林敏宏 議員) ありがとうございます。
受診率を上げるためにいろんなことをやっていただいているというふうな話だったんですけども,それだけ必要であれば,なおさら自己負担を求めるべきじゃないと思うんですけども,自己負担を求める理由は何なんでしょうか。
◎宮地千登世 保健福祉局感染症対策担当局長 以前もお話をさせていただいたと思いますが,1歳半・3歳児健診につきましては国のほうが義務ということで回数を指定しておりますけれども,乳児健診につきましては各市町村の判断でという形になっております。政令市,それから県内等も各市町が乳児健診をしておりますけれども,大体2回から3回のところが多くなっております。岡山市においては無料の健診をまずは3回,それから健診の間が少し開いてしまうということもございましたので,岡山市独自として1回追加でしているものにつきまして,半額の自己負担をお願いしているという状況です。
◆26番(林敏宏 議員) 分かりました。
資料の中に,全国の自治体の健診状況があったと思います。その多くの自治体では9から10か月で健診していますが,そのことについてはどのように考えていますか。
◎宮地千登世 保健福祉局感染症対策担当局長 各政令市の実施状況も確認させていただきました。乳児の間が1年間ございますので,前半とそれから後半,9か月から10か月に実施されているというところも把握しております。実際子どもさんが成長していく中で,9から10か月のあたり,つかまり立ちしたりだとかという発育を確認する時期ではございます。岡山市は2回無料券をお配りしております。先ほども説明させていただきましたが,議員御指摘いただいたように9から11か月を目安としておりますというような記載をさせていただきまして,そこの部分で活用していただくということを目指したいと思っております。
以上です。
◆26番(林敏宏 議員) 7・8か月で座ったりとかを確認するというのがありました。これ7・8か月だと,どうしても経過観察になる場合が多いと思います。その場合,どの時期に再度受診すべきと考えますか。
◎宮地千登世 保健福祉局感染症対策担当局長 子どもさんの状況にもよると思います。実際,すぐ医療が必要な場合につきましては,もちろん各医療機関のほうから専門医等にお伝えするという形にもなりますし,子どもさんの発達状況,今までの成長段階に合わせて1か月後でいいという場合には1か月後でもありますし,2か月後というのは……。子どもさんによってばらつきあるかなと考えております。
◆26番(林敏宏 議員) 7・8か月の所見の判定,先ほどの座位は,介入が必要な月齢ではないことでもあるため,9・10か月で同様の健診を実施しても,十分に対応できると聞いています。であるならば,7・8か月で経過観察となっても,結局何もできずに,9・10か月頃まで様子を見るという状況になるので,7・8か月から9・10か月の月齢での健診にしたほうがいいんじゃないかと思うんですけど,どう思いますか。
◎宮地千登世 保健福祉局感染症対策担当局長 議員おっしゃられたように,7・8か月健診で要経過観察というような指導が出る場合もございますが,数字を取ってみましたら,やはり要医療というような形で,すぐに医療にかかったほうがいいよというように判断される子どもさんも一定数おられます。令和4年でいくと,141人というような人数も出ておりますので,そこの部分についてはやはり健診としてのチェックが入っていくことが必要かと考えております。
以上です。
◆26番(林敏宏 議員) 国の関係機関から出ているマニュアルを見ても,3・4か月の後は9・10か月が示されているようになっています。つまり9・10か月でも僕はいいんじゃないかなと思うんですけど,さっきと同じ理由でよろしいんですかね。であるなら,そこまで岡山市が7・8か月で必要と考えているのであれば,なぜほかの時期と同様の対応ができないのか。費用の件ですが,改めてお聞きします。
◎宮地千登世 保健福祉局感染症対策担当局長 答弁の繰り返しになってしまうかと思います。ただ,予算的な部分につきましては,やはり年度年度で各母子等の事業の優先順位を鑑みて,予算立てしているところです。ですので,例えば令和5年度であれば,産後ケアの拡充というところで,出産されたお母さん方の支援をまずやっていくべきだというような優先度合いをもって予算を立てましたので,自己負担の補充というか,無料化については,やはりほかの各事業等も含めて検討されるべきかなと考えております。
以上です。
◆26番(林敏宏 議員) もう一つお聞きします。
無料券,1回目,2回目があります。2回目が,1歳ゼロか月にやっぱり集中している傾向があります。これ7・8か月に設定していることが影響していると考えられませんか。
◎宮地千登世 保健福祉局感染症対策担当局長 出生後1か月というのは,基本的にどこの医療機関さんも産後のお母さんの健康状態,それから子どもさんの健康状態をまずははかる目安の月となっております。ですので,ほとんどの皆さんが,2か月……(「2枚目のというか,1歳ゼロか月」と呼ぶ者あり)失礼いたしました。反問お願いします。
○森田卓司 副議長 じゃあ,反問権で聞いてください。
◎宮地千登世 保健福祉局感染症対策担当局長 すいません。もう一度質問をお願いいたします。
◆26番(林敏宏 議員) 2枚目の使用が1歳ゼロか月,12か月目にすごく集中しています。7・8か月に設定していることが,この1歳ゼロか月になっていることにつながっていると考えられませんでしょうか。
◎宮地千登世 保健福祉局感染症対策担当局長 1歳の月に使用数が増えている実際の原因については,こちらも調べたことがございませんので,はっきりしたことを申し上げられないんですけれども,7・8か月の影響というよりも,ほかにも予防接種等,各医療機関にかかる機会も最近は増えてきております。最後,1回残った無料券を使用して,1歳のメモリアルな時期に健診を受けられるというようなこともお聞きしたことがございますので,そういったところが影響しているものかと考えております。
以上です。
◆26番(林敏宏 議員) メモリアル的なところも確かにあるかもしれませんけども,1歳ゼロか月で受けているということが不公平につながっているというようなこともあるんですけども,そこはどのようにお考えですか。
◎宮地千登世 保健福祉局感染症対策担当局長 議員から御指摘いただきましたので,岡山市としましては,できるだけ乳児の間,生後1年までの間に受けていただきたいということを進めるために,9から11か月で使用してくださいという記載を入れたり,それからさんさんステーションのほうで丁寧に御説明させていただいたりということを考えております。まだ令和4年については,1歳で受けられている方が相当数いらっしゃいます。実際,令和4年4月から妊娠時にお配りしておりますので,乳児健診の券を使われるのが令和5年の途中から始まっているのではないかと考えており,今後もそこの部分につきましては推移を見守っていきたいと考えております。
以上です。
◆26番(林敏宏 議員) 実は1歳になって来られるという方は,同時にその時期に予防接種を受けるようになっています。それもあって,要するに健診に来たときに一緒に予防接種を受けようというふうな話で受けられる場合が多いんですけども,そのときに,前回も言いましたけど,例えばその月の1日に,そこの表に書いていますが,1日に生まれた方は,そのできる期間が月末まであるんです。ところが,極端な話をすると,月末に生まれた子はその日しかないんです。具合が悪くなったときに,じゃあ次に代わりにできるかというと,そこから先は自己負担になってしまいます。そういう不公平感があるので,そこをしっかり是正していくべきだと言っているんですけど,そこはできないんでしょうか。
◎宮地千登世 保健福祉局感染症対策担当局長 繰り返しの答弁になりますけれども,1歳を超えての範囲を広げるのではなく,市としては1歳までに受けていただくことを進めていきたい考えは変わっていないところです。
以上です。
◆26番(林敏宏 議員) であるならば,今の無料券に明確に使用期限を設定しないといけないと思うんですけども,それはできるんでしょうか。
◎宮地千登世 保健福祉局感染症対策担当局長 使用期限につきましては,誕生日がある月末までというふうな明記にさせていただいております。他市町村では本当に誕生日の前の日までというようなものもございますけれども,岡山市としては,幾らか余裕を持ってという形にさせていただいていますので,そこを明記した形で使用させていただけたらと考えております。
以上です。
◆26番(林敏宏 議員) 例えばその使用期限を変更するということに対しては,どういう手続が必要になってきますか。
◎宮地千登世 保健福祉局感染症対策担当局長 まずは今お配りしている受診券,お手元に持っておられる受診券は,今も月末までというふうな明記になっておりますので,そこの修正をどういうふうにするか,それから大きいのは,健診につきましては県内どの医療機関でもそれが使えるというような形になっておりますので,岡山市の運用自体を変更するということであれば,各医療機関等への周知も起きるかなと考えます。
以上です。
◆26番(林敏宏 議員) できるかできないかでいうと,できるということですか。
◎宮地千登世 保健福祉局感染症対策担当局長 技術的なところでいえば,できるとは思います。
◆26番(林敏宏 議員) さっき1歳のときのメリットは,同時に接種ができて健診も受けるという話でした。逆にそれを前倒し,誕生日前までにしてしまえば,それは同時に受けるというメリットはなくなってしまいます。であるならば,横浜はまさにそうやっているんですけども,1か月ずらして,13か月未満とすれば,そのメリットが生きたまま,そこの不公平も解消できると思うんですけど,いかがでしょうか。
◎宮地千登世 保健福祉局感染症対策担当局長 1歳のとき,予防接種と健診を一度に受けるというようなメリットも,確かに議員おっしゃられたとおりだと思いますが,市としましては,健診と予防接種は同一に進めるものではなく,予防接種はあくまでも予防接種,それから健診は健診という形で考えております。政令市中でも1歳という健診をあわせてされているのは,横浜と相模原と聞いております。それ以外の政令市については,一応11か月というような形になっておりますので,岡山市も1歳までに受けていただくというところを進めていきたいと考えております。
以上です。
◆26番(林敏宏 議員) 市長,すいません,今までの議論を聞いてどのような感想を持たれましたでしょうか。(笑声)
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 一番感じたのは,林さんがよく勉強されていて,宮地さんがやっぱり保健師だなと,今,林副市長と話していたんですけど,やっぱり的確な時期の健診というのは,母子の健康を守っていくというのが重要であって,今のやり取り,そういう議論を通じて整理していくのかなと。ただ,これが本当に都市によって変わっているということ自体,何というか,私にはしっくりこないところも少しあって,単なる感想になりましたけれど,申し訳ありませんが,よろしくお願いします。(笑声)
○森田卓司 副議長 以上で林敏宏議員の質問は終わりました。(拍手)
本日はこれをもって打ち切り,次の本会議は12月11日午前10時に開き,引き続き一般質問を行います。
本日はこれをもって散会いたします。
御苦労さまでございました。
午後2時18分散会
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