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赤木 一雄 議員
令和5年6月定例会 6月26日(月) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和5年6月定例会
6月26日(月) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議団
赤木 一雄 議員
1 スポーツ施設の拡充について
午前10時0分開議
○田口裕士 議長 皆さんおはようございます。
これより6月定例市議会第7日目の本会議を開きます。
ただいまの御出席は43名であります。
─────────────
○田口裕士 議長 会議録署名議員に土田議員,松田隆之議員のお二人を指名いたします。
─────────────
○田口裕士 議長 本日の議事日程は,一般質問並びに甲第91号議案から甲第93号議案,甲第95号議案から甲第130号議案までの39件の議案についてであります。
──────〇──────
△日程第1
一般質問
甲第91号議案~甲第93号議案,甲第95号議案~甲第130号議案
─────────────
○田口裕士 議長 日程に入ります。
日程第1は,一般質問並びに甲第91号議案令和5年度岡山市一般会計補正予算(第2号)について以下39件の議案についてであります。
これらを一括上程し,一般質問を行います。
それでは,順序に従いまして赤木議員。
〔31番赤木一雄議員登壇,拍手〕
◆31番(赤木一雄 議員) 皆さんおはようございます。自民党岡山市議団の赤木一雄といいます。
今日は一般質問最終日,トップバッターということで大変緊張しております,もう座るところ間違えたりね。おかしいなあというか,おかしい質問ばかりするかもしれませんけど,よろしくお願いします。
何でこんなに緊張しておるかといいますと,今回新人の皆さんがすばらしい優秀な方が多いなあと思いまして,今までのような質問をするのは恥ずかしくて,もうどうしようかなあと思うて。そういう意味で,今日スーツ下ろしたてなんです。これ871というブランド名で,よろしくお願いします。
それでは,通告に従いまして質問します。よろしくお願いします。
1,スポーツ施設の拡充について。
スポーツ庁の資料によると,幼児期に運動習慣を身につけると反射神経などが養われるため,けがや事故防止につながります。加えて,健康的な生活習慣の形成が成人後の生活習慣病の抑制につながるとも言われています。
幼児期は,脳や神経系が盛んに発達する時期で,7歳から8歳にその発達がピークに達すると言われています。ポイントは,幼児は様々な遊びを中心に毎日合計60分以上体を動かすこと,楽しく運動することがその後の人生によい影響を与えることは間違いないでしょうと書かれています。
そこで,岡山市を見てみると出来たてでいいところがある。皆さん御承知だと思います。ここが北長瀬未来ふれあい総合公園の一部,子ども広場というところなんですけど,この空間のことを言っています。これ全体のことは言っていませんので。本当にすばらしい公園ができました。
そこで質問します。
(1)このような子ども広場を各中学校区に1つ造っていただけないでしょうか。少子化問題にも寄与されると思いますが,御所見をお願いします。
(2)幼児が外遊びをするには最高の場所です。もっと多くの方々に来ていただくために駐車料金を無料にするか,せめて最初の2時間から3時間は無料になりませんか。御所見をお願いします。
次に,子どもの体力低下から見える課題について,スポーツ庁の資料から令和4年度全国体力・運動能力,運動習慣等調査結果によりますと,子どもの体力は水準の高かった昭和60年と比較して依然として低い数値で,特にボール投げの記録については平成22年度以降においても低下傾向にあります。昔に比べて現代の公園ではボール投げなどの禁止事項や規制が増えていると感じている保護者が多いという調査結果から,その原因も一つではないかと考えられています。
子どもたちの体力向上のみならず,将来的なスポーツ実施率向上のためには幼少期から運動に親しむことが大切。安全を確保しながら仲間,空間,時間の3間の減少に歯止めをかけ,子どもたちが外で伸び伸びと遊べるようにすることが求められています。
他都市の参考事例ですが,東京都武蔵野市では公園・緑地リニューアル計画においてボール遊びに特化した公園を市内の3駅圏に1つずつ整備することを定め,子どもたちが思う存分にボール遊びができるよう,ネットに囲われた空間を整備されました。
そこで質問します。
(3)岡山市でも公園・広場リニューアル計画を考えてもらえないでしょうか。御所見をお願いします。
次に,今年度から部活動の地域連帯,地域移行が始まりました。今後は部活動から地域クラブ活動に変わっていくところができます。そうした場合,活動場所が学校から市民体育館,公民館,学校体育施設など多様な場所,多世代,多種目での実施になります。そうなりますと,活動場所の取り合いになります。施設が足りなくなります。
そこで質問します。
(4)岡山市では今現在でも各種スポーツ大会の会場を確保することに関係者の皆様が大変苦労されています。子どものスポーツ機会を守るため,新しい体育館等が必要です。御所見をお願いします。
以上で1回目の質問を終わります。
ありがとうございました。(拍手)
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
◎中原貴美 市民生活局長 大きな1番,スポーツ施設の拡充についての項,各種スポーツ大会ができる新しい体育館についてです。
現在検討している新アリーナは,プロスポーツ以外の市民の方にも御利用いただける施設を想定しております。新たなアリーナが整備されれば,スポーツ大会の会場確保に苦慮されている状況も大きく改善されるものと考えます。さらに,子どもたちがスポーツに親しむ機会も増えることが期待されます。
以上です。
◎林良太郎 都市整備局都市・公園担当局長 同じ項,各中学校区に1つ子ども広場をつくれないか,岡山市でも公園・広場リニューアル計画を考えられないかについてお答えします。
公園の利用ニーズが多様化している中,公園の利用方法については地域の御意向を踏まえ,ルールを定めて利用をお願いしております。
赤木議員から御提案のありました子どものための広場やボール遊びができる空間の整備については公園利用に当たってのルールづくりやルールの変更,施設の在り方などについて地域の皆様からの御相談に応じていくとともに,地域でなされた合意を尊重して対応してまいりたいと考えております。
最後に,北長瀬未来ふれあい総合公園の駐車料金についてお答えします。
本公園の駐車料金については,周辺にある民間駐車場などの料金を参考に,利用者の利便性が低下せず,民業圧迫にもならないよう料金を設定しております。そのため,駐車料金の無料化や無料時間の延長は,周辺にある民間駐車場の収入や今年4月から管理を始めた指定管理者の駐車場収入へも影響を及ぼすことが想定されるため,現在のところは考えておりませんが,引き続き民間駐車場の料金の動向や利用者の皆様の声に注視してまいりたいと考えております。
以上です。
〔31番赤木一雄議員登壇〕
◆31番(赤木一雄 議員) それでは,再質問させていただきます。
毎回同じ答弁ありがとうございます。今日は真面目にやりたいんで。
公園からなんですけど,令和4年9月の議会質問で答弁されたのと全く一緒なんです。全然変わっていない。言うだけで終わるのは簡単なんですけど,実際に変化が見えない。行政も含め政治家も結果が命じゃないですか。できてみて初めてようなったなあと言われるんですが,もう今まで10回以上この質問をしましたが,何ら変わっていない。公園の愛護委員の皆様にもお話を聞いても,管理だけでも大変なんで,そこをどうのこうの変えるというのは行政の力が要ると思います。それなくして変わらないんですね。
幼児期の運動が大事なことはスポーツ庁の意見からも分かるように,気軽に子どもを連れて散歩して遊べるところをいかに確保するかというのは,これからの少子化問題も含めかけがえのない子どもたちのためにも,また将来の医療費の軽減にも私は寄与すると思うんです。そこをしっかり考えていただきたい。言うだけというのはやめてもらいたいんですが,その点について御所見をお願いします。
それから,2番目に現在の子どもたちを取り巻く環境,スポーツをする環境がだんだん減ってきているのは間違いないんです。私の学区でも昔は子ども会が各町内にあったんですが,今は自分のところを言うたらあれですが,陵南学区に13町内会あるんですが,今子ども会が残っているのは2つ,来年には1個になるんですよ。ポートボールは大分前からなくなりましたけど,ソフトボールをする子がもう激減しているんですね。
これはうちの学区だけではないと思います。全体的に子ども会が減っているのはいろんな事情があると思います。親御さん,保護者の事情も大きいとは思いますが,もう少し環境を整えて行政のほうも子ども会育成連絡協議会の発展のためにももう少し努力していただきたいと思いますが,その辺についての御所見もお願いします。
この岡山市議会でも,名前を出していいかな,吉本先生がソフトボールの指導をされておりますし,長岡先生がサッカーの指導,土田先生がバレーで合っていますか。やっている人はすぐ分かるんですが,ここ10年で急激に体力低下が始まっています。それから,私はミニバスケットを指導しているんですが,岡山市ミニバス連盟の顧問として三木先生にも大分前から御尽力をいただいております。
そうした面で,子どもにスポーツを楽しんでもらう機会をもっと増やしていただきたい。これはもう岡山市議会挙げて頑張っていきたいと思っていますんで,先生方御協力のほどよろしくお願いします。
どうすればできるかというのは非常に難しい。ほな,右から左へすぐ造りましょうかというて造れないのもよく分かる。ただ何とかしたいという気持ちがあるのが分かるような行動をぜひ始めていただきたいと思っていますので,公園を増やすとかいろんな問題はありますけど,根本的に──学校でも体育の授業はありますが,この学校の先生方が一番よく分かっていると思います。その辺で何か御所見があれば,今後の体育授業についてどうしていくかという御意見をお聞きしたいなと思います。よろしくお願いします。
最後に,アリーナ問題なんですが,今日の朝考えたんで,ごめんなさい。中原局長が言われたとおりかもしれないんですけど,これは令和4年9月に同じことを質問させていただいたんですが,そのときには──すいません,これ中原局長じゃなかった。林都市整備局長,今の副市長がアリーナの検討について経済団体からの要望と,それからシーガルズの要望,それからトップチームの支援を行っているということで,今後いろいろ申し述べて,いずれにせよ,みずほ住座の跡地利用については,今年度中を目途に整理したいと考えておりますと答弁されております。それは令和3年6月の質問なんです。これはまだ決まっていないんですが,この辺について答弁をお願いします。
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
◎中原貴美 市民生活局長 新アリーナの御質問ということで私のほうから答弁させていただきます。
現在,みずほ住座跡地でプロスポーツチーム等,経済界からの要請を受けて新アリーナを検討しているところでございます。従前御質問いただいたときには跡地をどう活用するかというような質問だったかなあと思うんですけれど,現在新アリーナの建設を検討している状況でございます。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 学校現場の様子ということなんですが,岡山市も子どもの体力低下に今歯止めがかかっていない状態がございます。実際に,学校現場の授業では週2時間程度の体育の授業はしておりますが,体育の授業だけでの体力向上はなかなか見込めない。運動に親しむというところを中心に体育の授業で行っております。
私の経験からいくと,休み時間,業間とか昼休み,特に小学校の場合は休み時間の運動場での運動,大勢出ている学校もあれば少ないところもあるんですが,コロナのときにかなり激減しているように感じております。これからそういった休み時間の活用あるいは先生方が出て子どもと一緒に遊ぶということも必要かなあと感じております。
そして,先ほど御指摘あった家庭での運動ということなんですけど,メディアが今たくさんありまして,中学校区,地域協働学校なんかの話合いでもメディアコントロールを学区ごとにしようということも出ているんですけど,ユーチューブとか,そういったメディアを見る時間が長くなっている部分もございます。様々な観点から取り組む必要があると思いますので,今後検討したいと思います。
以上です。
◎林良太郎 都市整備局都市・公園担当局長 子どもが遊ぶ場所をしっかり考えるだけじゃなくてしっかりやってほしいというような御質問だったと思います。
赤木議員御指摘のとおり,子どもが伸び伸びと遊ぶ場所の利用,公園の利用というのは非常に重要なものであると私どもも考えております。そうした公園の利用のルールの変更とか利用の仕方というものについては,地域の皆様方の御意向,御要望というのが第一だと思いますので,そういった地域の皆様の御意見も踏まえて,地域の皆様と協力しながら市としてもしっかり管理運営をしてまいりたいと考えております。
以上です。
○田口裕士 議長 以上で赤木議員の質問は終わりました。(拍手)
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