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山田 正幸 議員
令和5年2月定例会 2月21日(火) 本会議 代表質問
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内容
会議録
令和5年2月定例会
2月21日(火) 本会議 代表質問
自由民主党岡山市議団
山田 正幸 議員
再質問・再答弁
〔30番山田正幸議員登壇〕
◆30番(山田正幸 議員) 御答弁いただきましてありがとうございました。
それでは,再質問させていただきます。
まず,2番の岡山城主要部跡地整備方針についてですが,とりわけ地域の思いは大切だと考えております。これまで当局がいただいた地元,地域の声をどのように受け止めて,どのように形にしていきたいとお考えなのか,お示しください。
9番の野犬対策事業についてですが,ボランティア団体の方々の協力もあって,少しずつ新しい家族に迎えてもらえる犬も増えてきたというのは本当にうれしいことですし,ボランティア団体の方々には感謝を申し上げます。まだまだ人員不足が続く中で頑張っているボランティア団体の中でも,特に熱心に活動されている方や貢献されている方に表彰することなどは考えられないでしょうか。御所見をお願いします。
それから,10番の証明書自動交付機の廃止についてですが,これから年度末年度始めにかけまして,区役所の市民保険年金課や地域センターなどの窓口がとても混雑するようになりますけども,自動交付機に代わりますコンビニ交付を市民の方がもっと利用するようになれば混雑の解消になると思っております,いかがでしょうか。
また,窓口の混雑を解消するために何かよい方法を考えていらっしゃるでしょうか,お示しください。
それから,12番の移転開場40周年を迎えた中央卸売市場の今後についてですが,SNSでの発信についてインフルエンサーに発信してもらっているとのことですが,どれだけの人に影響を与えるかというのが重要だと思っております。インフルエンサーの発信について,どのような効果があると認識されていますでしょうか。認識を踏まえて,今後どのようにしていきたいのでしょうか。御所見をお示しください。
また,市場の将来を考えていくために,来年度具体的には何をする予定なのでしょうか,お示しください。
それから,14番の有害鳥獣被害対策についてです。
来年度もモデル実証地区を実施するとのことですが,今までに実施したモデル実証地区において特に効果があった取組について,具体的にお示しください。
それから,17番ですが,ゼロカーボン研究会についてです。
ゼロカーボン研究会ですが,今まで様々な視点から研究を重ねてきたと思います。岡山市の取組として,太陽光以外に発電手段を行えているのでしょうか。
令和5年1月31日に行われたゼロカーボン研究会では小水力発電の提案が行われたと思います。岡山市は河川も多く,水路も多いということが特徴の一つです。水力発電だけは民間で行うことが困難でございます。水力発電に関しての当局として,市としての御所見をお聞かせください。
それから,19番ですが,公共交通についてで,1番の桃太郎線LRT化についてです。
桃太郎線LRT化ですが,LRT化が進まないということは関西高校前の渋滞解消も先送りにということになろうかと思います。関西高校前の渋滞緩和は利用者からの要望も大変多くて,喫緊の課題だと思っております。今後のお考えをお示しください。
それから,タクシーチケットについてですが,タクシーチケットについての考え方をお示しください。
バス路線がない,デマンドタクシーの動きもない,その地区では公平性の観点から見てもタクシーチケットは有効だと思うんですが,そのタクシーチケットについての考え方をお示しください。
それから,22番の学校における働き方改革の推進についてで,3番目のICT活用支援事業についてですが,保護者連絡ツールの事業内容,メリットはということで,先日保護者連絡ツールの導入に向けました試行の実施の広報連絡もございました。こういった保護者連絡ツール事業などは保護者の協力を得ることが最も大切だと思っておりますが,保護者の理解,協力というのはどのようにこれから得ていかれるのでしょうか,お示しください。
それから,24番の校則の見直しについてですが,答弁をお聞きしておりまして,岡山市の小・中学校では常識とかけ離れた校則,いわゆるブラック校則というものはないと考えてよろしいのでしょうか。それとも,時代にマッチしていないと多くの先生が感じていますけども,見直しにエネルギーを割くほどの余裕がないということなのでしょうか,お示しください。
以上で再質問を終わります。
よろしくお願いします。
○和氣健 議長 当局の答弁を求めます。
◎吉田元紀 政策局長 岡山城主要部跡地整備に関して地域の声をどう受け止め,どう形にしていくのかという御質問についてお答えいたします。
地域の声につきましては,これまでも主要部跡地整備方針を検討するに当たりまして,ワークショップの開催をはじめ聞いてきておりまして,例えば整備する機能として防災機能を持たせるというようなことを盛り込みましたり,例えば内山下小学校の扱いについて暫定活用,継続というところも地域の声を踏まえて盛り込んだところでございます。今後につきましても,地域住民の方々の声など十分に聞きながら進めてまいりたいと考えております。
以上です。
◎中原貴美 市民生活局長 コンビニ交付についてのお尋ねです。窓口の混雑解消になるのではというお尋ねです。
自動交付機に比べてコンビニ交付は交付手数料が100円安い,それから市内約300か所の店舗で基本的には午前6時半から,それから夜の11時まで利用できるというメリットがございます。これらのメリットを周知して,コンビニ交付の拡大に努めていきたいと考えております。
そのほか,現在証明書はコンビニ交付に加えてスマートフォンとマイナンバーカードで御自宅からネット申請,交付請求もできますし,また今月からは転出届がオンラインで手続ができるようになっております。ネットですとかオンライン,こういったサービスを拡充することで窓口の混雑緩和につなげていきたいと思っております。
以上です。
◎福井貴弘 保健福祉局長 野犬対策の中でボランティア団体とか貢献のあった方を表彰することはできないかという御質問だったと思います。
岡山市で動物愛護事業という整理の中で岡山市の行政に積極的に協力いただいて,その功績が顕著な方とか団体に対して表彰制度がございます。一定の従事年数であるとか,年齢であるとかの条件はあるんですけども,そういった条件,基準に合致していらっしゃれば表彰することは可能であると考えております。
以上です。
◎小川祥子 産業観光局長 モデル実証地区で特に効果があった取組についてのお尋ねです。
意欲的な地域において,捕獲を強化したいとの要望があり,駆除班と地域住民と役割分担を明確にしまして現地実習を行うとともに,問題解決に向けた意見交換などの話合いの場を設けるなど具体的な支援を行った結果,以前より多くの捕獲に結びついております。
以上です。
◎大杉誠 市場事業管理者 移転開場40周年を迎えた中央卸売市場の今後について,2点再質問をいただきました。
まず,SNS等活用した情報発信の効果についてです。
市場ツイッターでは,おかいちちゃんというんですけど,最近1週間で4,000回を超える閲覧があり,また1万人を超えるフォロアーを抱える市場インフルエンサーがインスタグラムへ市場内の飲食店舗など13本の記事を投稿するなど,積極的な広報活動を行っております。
短期的な売上増加の効果はこれから期待するところですが,市場のファンになってリピーターになってくれる長期的な効果も期待しております。今後もSNS等の情報発信の効果的な方法については場内事業者と共に研究していきたいと考えております。
それからもう一つ,市場の将来を考えていくため具体的に来年度は何を予定しているんだという御質問です。
来年度予定しておりますのは,本年3月に移転する姫路市中央卸売市場や現地建て替えに向けて計画を進めている広島の中央卸売市場など,他市場の状況等について情報収集を積極的に行っていきたいと考えております。それとともに,場内業者へその情報共有を図っていきたいと考えております。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 大きく2点,再質問をいただきました。
1点目は,保護者連絡ツールの次年度の活用についてですが,当然保護者の理解,協力の下に活用するものであると認識しております。
周知の方法ですが,まずは学校に周知して,学校にしっかり理解していただいて,その後に保護者への周知となると思います。電話で行っていた欠席連絡を自分ができる時間にメールで打つというか,スマートフォンで連絡できる。あるいは手紙も子ども便じゃなくて,学年だより等もスマートフォンで見れるようになると,そういったメリットを伝えた上で利用の促進は行っていきたいと思います。一定数協力できないという方もいらっしゃるとは思うんですが,その方には丁寧に電話,紙で配る等の工夫はしたいと考えております。
大きな2点目のブラック校則に当たるものはないかというお尋ね,それから見直しはなぜできないのかというところですが,以前話題になったブラック校則というのはなかなか全国統一基準というか,その範囲はなかなか難しいとは思います。
私が覚えているのは,ネットで見たんですが,体操服の下に下着を着ないというような内容のものがあったと思います。もうそういったものは本当に時代錯誤というか,変えるべきであったと思うんですが,小さいものを入れていくとどうなるか分からないんですが,今教育委員会の認識としてはブラック校則に当たるものはないと認識しております。
校則の見直しに割く余力はというところですが,各学校において昨年12月でしたか,文科省から生徒指導提要が示されました。校則の見直しについて,そこに何点か視点が入れられていたわけですが,それを当然学校に下ろして,今学校のほうで見直しを進めている途中でもあるし,もう済んでいるところもあるんですが,丁寧に把握して,さらに個別に教育委員会のほうで支援していきたいと考えております。
以上です。
◎國米哲司 環境局長 ゼロカーボン研究会について,2点の御質問をいただきました。
1点目は,太陽光発電以外の発電手段は行えているのかという質問ですが,岡山市において太陽光発電以外といえば焼却場でのごみ処理発電,これが大きいものとなると思います。
2点目は,水力発電に関しての所見ですが,令和4年度での研究会,5回開催しましたが,興味深いテーマと講師を選定することができたと考えております。
その中で,5回目の研究会で小水力発電について発表があり,参加者のアンケートの中でも今後聞いてみたいとの意見もいただいているところです。
岡山市としても,小水力発電の事業者との取組について研究しているところではございますが,適地があれば検討していきたいと考えております。引き続き,事業者等からの情報収集に努めながら,岡山市における導入について研究していきたいと考えております。
以上です。
◎平澤重之 都市整備局長 2つ再質問いただきました。
まず1つ目,関高前踏切の辺りの渋滞についてです。
国道180号の関高前踏切付近の渋滞については現在中断しておりますが,桃太郎線をLRT化することにより踏切を廃止して,自動車と同じ信号処理とすることで渋滞緩和を図ってまいりたいと考えております。
また,国道180号の渋滞緩和などを目的として,国が国道180号岡山西バイパスと主要幹線道路との交差点を立体化する本線整備を事業化しております。この事業が完了すると,バイパスへの転換により関高前の通行量が減って渋滞緩和が期待できるということでありますので,国に対して事業の推進についてしっかりと要望してまいりたいと考えております。
それから,タクシーチケットについてです。
タクシーチケットについてですが,デマンド型乗合タクシーは先ほどもお話ししましたけれども,生活交通を持続可能なものとするだけでなく,地域の活性化やコミュニティーの維持にもつながる優れた仕組みであると考えており,タクシーチケットを配付する考えはありません。
議員御指摘の移動手段がない地域にお住まいで困っているという方には,ぜひ遠慮なく一度交通政策課に電話をいただきたいと思います。交通政策課のほうでは電話をいただければ状況をしっかりお聞きした上で,丁寧な対応をしてまいりたいと思いますので,ぜひよろしくお願いいたします。
以上です。
○和氣健 議長 以上で自由民主党岡山市議団の代表質問は終了いたしました。(拍手)
本日はこれをもって打ち切り,次の本会議は明日午前10時に開き,引き続き代表質問を行います。
本日はこれをもって散会いたします。
御苦労さまでございました。
午後3時55分散会
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