録画中継

令和5年2月定例会
2月22日(水) 本会議 代表質問
おかやま創政会
小林 寿雄 議員
1 市長の政治姿勢について
 (1) 次の10年を見据えた取組について
 (2) 財政運営について
 (3) 給料が上がる経済環境づくりについて
 (4) 子育て世帯の(経済)負担軽減について
 (5) 大盛トーク再開について
 (6) 2025年 大阪万博と瀬戸芸開催を見据えての取組につ
   いて
2 地域経済の活性化による,魅力と活力あふれるまちづくり
 (1) スタートアップ支援について
 (2) 雇用対策と人材確保について
 (3) 活力ある農業の振興について
3 コンパクトでネットワーク化された快適で多様なまちづくり
 (1) 持続可能な地方公共交通ネットワークの構築について
 (2) 道路ネットワークの充実について
 (3) 快適な住環境整備に関わって
 (4) 空き家の転用・利活用について
4 歴史と文化が薫り,誇りと一体感の持てるまちづくり
 (1) 宇喜多直家公・秀家公に関わって
 (2) 「歴史を伝える城,集う城」岡山城魅力アップ事業について
 (3) 岡山芸術創造劇場ハレノワ開館と商店街活性化について
 (4) 新アリーナ建設について
5 安心して子育てができ,若者や女性が輝くまちづくり
 (1) 放課後児童健全育成事業について
 (2) 困難を抱える子どもとその家庭への支援について
 (3) 子ども医療費助成について
 (4) 児童虐待防止の推進について
6 つながる教育で未来を拓く人材を育むまちづくり
 (1) 安心できる学校内科検診について
 (2) 教職員の働き方改革について
 (3) 不登校対策について
 (4) 特別支援教育の充実について
 (5) 就学前保育・教育と小学校の接続について
7 理解を深め合い,ともに築く市民主体のまちづくり
 (1) SDGsの推進 市民,企業との協働の展望
 (2) 地域コミュニティ支援について
8 住み慣れた地域で安心して暮らせる健康・福祉のまちづくり
 (1) 新型コロナウイルス感染症対策について
 (2) 健康寿命の延伸について
 (3) 地域共生社会推進計画について
 (4) 犬島で安心して暮らせるために
9 地域の力をいかした災害に強く安全・安心なまちづくり
 (1) 内水対策の強化拡充について
 (2) 帰宅困難者への対応について
 (3) 消防署周辺の道路整備について
10 豊かな自然と調和した市民の手による持続可能なまちづくり
 (1) EV急速充電スポットの拡充について
11 圏域をリードし,都市の持続的発展を支える都市経営
 (1) 外部人材の活用について
12 投票率向上と議員のなり手不足解消に向けて
      午前10時0分開議
○和氣健 議長  皆さんおはようございます。
 これより2月定例市議会第4日目の本会議を開きます。
 ただいまの御出席は38名であります。
      ─────────────
○和氣健 議長  会議録署名議員に江田議員,福吉議員のお二人を指名いたします。
      ─────────────
○和氣健 議長  本日の議事日程は,代表質問並びに甲第2号議案から甲第72号議案までの71件の議案についてであります。
      ──────〇──────
△日程第1
 代表質問
 甲第2号議案~甲第72号議案
      ─────────────
○和氣健 議長  日程に入ります。
 日程第1は,代表質問並びに甲第2号議案令和5年度岡山市一般会計予算について以下71件の議案についてであります。
 これらを一括上程し,代表質問を行います。
 それでは,順序に従いましておかやま創政会の代表質問を行います。小林議員。
     〔34番小林寿雄議員登壇,拍手〕
◆34番(小林寿雄 議員)  皆さんおはようございます。おかやま創政会の小林寿雄です。
 備前平野に春を呼ぶ西大寺会陽が終わりました。私も,今日の代表質問でしっかり創政会に春を呼べるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
 それでは,通告に従いまして,1,市長の政治姿勢について。
 (1)次の10年を見据えた取組について。
 大森市長が就任され,10年目の節目を迎えます。市長は就任以来,岡山市の未来を見据えて種をまき続けてこられた。また,変えるべきものは変えると所信で述べられているように,待機児の問題をはじめ実に多くの課題に対し果敢に取組を進めてこられました。それらが今,果実となって私たち岡山市民の前に次々と現れていると思います。ポテンシャルが高いと言われ続けていた岡山市から,ポテンシャルを生かして発展している岡山市に変貌を遂げることができたのではないかと思っております。
 一方で,大きな時代の変化の中で,これまで成り立っていた仕組みが機能しなくなってきている,あるいは変えるべきときに来ている,そうした問題は実に多くあるのではないか,そう思えてなりません。大森市長のときに手をつけておかなければ二度と無理なことも多いのではないかとすら感じています。
 大森市長には,次の10年をしっかり見据え,今まくべき種をしっかりまき,変えるべきものは今変える道筋をつける,そうした取組を進めていただきたいと切に願っております。
 そうしたことを踏まえ,来年度をはじめこれからの市政運営についての思いや展望,決意について改めてお聞かせください。
 (2)財政運営について。
 令和5年度一般会計予算は3,623億円と,過去最高となっています。この間積極的な予算措置を講じてきておられますが,財政の健全化はきちんと図られている。ここは大森市政の真骨頂だと思うところであります。所信の中で将来世代に負担を先送りすることなく云々と実にさらっと述べられておりますが,簡単なことではないと思っております。市長の財政運営の考え方などについて,市民に分かりやすく具体的に説明いただければと思います。
 (3)給料が上がる経済環境づくりについて。
 日本国内ではコストプッシュ型のインフレが進んでいます。物価上昇を上回る賃金の引上げがなければ,生活者にとって大変厳しい経済状況となります。
 日本の労働者の実質賃金指数は1996年以降下がり続けており,先進国で下がり続けているのは日本のみです。岡山市内の状況も,同様の傾向であります。今こそ賃上げが必要であり,そのための市内事業者への側面支援に行政が力を入れていく,あるいは賃上げの足かせになるものがあればそれを取り除いていく取組が必要です。
 ア,これまでコロナ禍や光熱費高騰への支援としてかなりの予算をつけ,また今議会の補正予算や来年度予算でも支援策を講じられようとしています。それらを含め,物価上昇に負けない賃上げへの支援として本市としてどのようにお考えか,お聞かせください。
 イ,国の地方創生臨時交付金など自治体が自由度を持って活用できる交付金などの財源を活用した本市独自の経済対策,物価・エネルギー価格高騰対策をどのように考えられるのか,御所見をお聞かせください。
 ウ,物価上昇を上回る持続的な賃金上昇のためには,人への投資が不可欠であります。技術革新を起こせる人材を育てなければ,経済成長も賃金上昇も起きません。国でも力を入れるリスキリングなどを行う市内事業者への支援など,一人一人の生産性の向上に対する行政支援が必要と考えます。御所見をお聞かせください。
 (4)子育て世帯の経済負担軽減について。
 少子化に歯止めがかかりません。少子化の原因とそれに対する手だては様々だと思いますが,経済的な理由により第2子,第3子を諦める傾向が強くなっているという指摘があります。少なくともそういう状況を少しでも改善させる取組がぜひとも必要だと思います。
 新年度以降の子育て世帯の経済的負担軽減についての取組と今後の展望についてお聞かせください。
 (5)大盛トーク再開について。
 大盛トークは,市民の方と市長が膝を交えて語り合いながら意見交換する目的で平成25年から開始し,過去36回行われておりますが,新型コロナウイルス感染症拡大により令和2年が最後で,それ以降開催されておりません。そろそろ大盛トークを再開しませんか。お考えをお聞かせください。
 (6)2025年大阪万博と瀬戸芸開催を見据えての取組について。
 このことについては,昨年2月定例会の我が会派の代表質問において太田議員から質問させていただいたところであります。そうした中,去る2月10日,高松市の大西市長と大森市長の話合いが行われ,相互に連携しての取組の方向性が確認されたと伺っております。
 ア,このたびのトップ会談の手応え,確認された方向性や具体的な取組,決意などについてお示しください。
 イ,日本遺産桃太郎伝説や犬島への公共交通によるアクセスの確保は大きな課題です。具体的に検討する必要があると思いますが,いかがお考えでしょうか。
 ウ,岡山市と高松市との連携の上に,本市としては倉敷市や総社市などとの連携や連携中枢都市圏内の連携についても強化していく必要があると思います。この点についてはどのようにされますか。
 2,地域経済の活性化による,魅力と活力あふれるまちづくり。
 (1)スタートアップ支援について。
 岡山市の経済成長の担い手として期待されるスタートアップへの支援が大幅に強化充実される予算となっています。岡山の活力を高めるためにも,スタートアップ支援は重要だと考えています。
 これまでの市のスタートアップ支援事業に対しては,自分の必要とするメニューがなかった,よろず支援拠点とのすみ分けが分かりにくい,いろいろな支援場所があるがシームレスな支援体制になっていない,事業計画や資金計画の策定についてなかなか具体的に相談できるところがない,ももスタはアウエー感が強く入りづらかったなどの声があるようです。
 ア,先ほど述べたことを踏まえ,ももスタの取組を含め本市のスタートアップ支援事業についてどのような課題意識をお持ちでしょうか。
 イ,来年度,どのように充実されるおつもりでしょうか。方向性,展望,具体的に強化充実すべき,あるいはしたい取組などについてお示しください。
 (2)雇用対策と人材確保について。
 就職・求職戦線は,インターネットでの求人サイトやスカウト型求人サイトが主流となっています。そして,その傾向はコロナ禍によって加速していると言われております。そうした中,市内で行われる合同説明会も人集めに苦慮しているのが実情のようです。こうなってくると,インターネット上での見せ方が物を言うようになります。
 また,スカウト型求人サイトを活用して採用を強化しようとすると,企業側に専門のスタッフがいなければ太刀打ちできません。求人サイトに登録料を払って載せてもらえば何とかなるというレベルの問題ではなく,人事部がしっかりと人材や資金を持っていなければ勝負になりません。地方の中小企業はそうした面では弱く,結果,人材確保で苦戦する。求職者は,職を求めていらっしゃる方は東京に流れてしまう。そうした傾向が顕著になっているようです。
 ア,先ほど述べた状況について,どのような課題意識をお持ちでしょうか。
 イ,合同説明会を否定するものではありませんが,その役割ややり方,ターゲットなどについて根本から見直すべき時期に来ているように思います。このことについてはどのようにお考えでしょうか。
 ウ,新規学卒者の流出は止めようがありません。東京などに対抗しての魅力づくりを同じ土俵でやっていくことには無理があると思います。どうするか。考えられることは2つ。1つ目として,都会に出ていった若者は30歳前後で転機を迎えるとも言われております。そうした若者たちをUターンに結びつける取組の強化充実が求められます。現状と課題,今後の取組の展望についてお示しください。
 エ,2つ目として,ふるさとのために自分のキャリアを生かそうというマインドを育てることだと思います。私はふるさとに学ぶ教育の確立が重要だということを再三申し上げてまいりましたが,改めてそのことの重要性を思う次第であります。このことについてはどのようにお考えでしょうか。また,具体的に取り組まれていることがあればお示しください。
 (3)活力ある農業の振興について。
 岡山市農林水産振興アクションプランが示されておりますが,その中でも今後の岡山市の特産品を継続して生産するためには,きめ細やかな新規就農サポート体制の構築,経営改善に取り組む意欲ある農業者への支援,販路開拓・拡大,ブランド化に向けた支援といった戦略に力を入れていかなければならないと考えます。課題山積ですが,もうかる農業,作りがいのある農作物でなければなりません。
 ア,就農希望者に対し,新規就農者と研修受入先のマッチングや,就農するにはある程度まとまった農地が確保されている必要があります。そうした土地の確保に苦慮しているとお聞きしております。このことを含め,きめ細やかな新規就農サポート体制の構築を今後どのようにしていかれようとされていますか。
 イ,もうかる農業とするならば,売れる農作物を生産しなければなりません。岡山市として何をどうしていこうと考えておられるのでしょうか。今後の戦略をお示しください。
 ウ,販路開拓・拡大,ブランド化に向け,おかやま秋の収穫祭地産地消マルシェなどで多くの新商品が生まれていますが,新たな展開につながっているのかどうか,今後の販路開拓・拡大,ブランド化に向けた意気込みも含め,お考えをお示しください。
 3,コンパクトでネットワーク化された快適で多様なまちづくり。
 (1)持続可能な地方公共交通ネットワークの構築について。
 懸案だった路線バスについては,運賃の適正化や路線再編などの取組について,これからバス事業者等との協議が進められることとなっており,今後の議論と早期事業化に大いに期待するところであります。
 一方,デマンド型乗合タクシーなどの新しい公共交通についても鋭意導入が進められているところでありますが,学区の中でも極端に交通の不便な地域の状況が学区として共有されていなかったり,あるいは交通が便利な地域の中にあっても買物等に非常に困っているという実例も枚挙にいとまがないのも現実であります。
 また,JRとは観光やイベントなどのときを除いて,日常的なコミュニケーション(議論,協議)が若干薄いような印象も持つところであります。
 公共交通ネットワークを持続可能なものとしていくためには,公共交通のビジネスモデルの転換や福祉の視点からの積極的な関与など,新たな発想での公共交通の再構築を図るべきと考えます。
 アについては割愛いたします。
 イ,デマンド型乗合タクシーなどの新しい公共交通の展開について,今後どのようにお考えでしょうか。今後の課題についてお示しください。
 ウ,交通結節機能強化や通勤通学の利便性向上と利用促進,観光客利便性向上などの視点でJRと日常的に協議していくこと,それを充実させていくことが重要ではないかと考えます。現在どのようにされていますか。また,今後協議を充実させるべきと考えますが,いかがお考えでしょうか。
 エ,生活支援体制整備事業の枠組みなどでの地域の支え合いによる移動支援も確立していく必要があります。この点についてはどのような認識と課題意識をお持ちでしょうか。また,そういった取組を進めていくに当たってのノウハウをしっかり蓄積していくことも重要だと考えます。その点についてはいかがお考えでしょうか。
 オ,高齢者,障害者をはじめ,誰もがどこに住んでいても安心して暮らしていくためには,地方公共交通を持続可能なものとすると同時に,きめ細かい移動手段の確立が急務です。ふれあい号やスクールバスの活用についても視野に入れる必要があると思います。それぞれについて,活用に当たっての障壁となる点についてはどのようなものがあるのか,お示しください。
 カ,来年度,持続可能な公共交通ネットワーク構築に向けたあり方検討を進めるとされていますが,どのような視点でどういった検討がなされるのか,お示しください。
 キ,持続可能な公共交通ネットワーク構築について,国のほうではどういう方向性で考えているのか,どういう動きがあるのか,現時点で分かる範囲でお示しください。
 (2)道路ネットワークの充実について。
 渋滞解消と道路整備については,市民の大きな関心事です。ドーナツ化現象の始まりとあわせて,あるいは新幹線ができるときにあわせて,国や県でしっかりやっておけばよかったのにとつい思ってしまいます。
 ア,それぞれの地域における道路整備事業の進捗や暫定供用についての地元説明・協議について,現在どのようにされていますか。積極的にそういった地域に対する取組をそれぞれの区と共にしていただきたいと思いますが,いかがお考えでしょうか。
 イ,それぞれのエリアで次の事業化をどうするかという課題もあります。そのことについてもあわせてそれぞれの地域で協議し,事業化の展望(道路整備がいつ頃までにどう進んでいくのかということ)を該当地域が持てるようにすべきと考えます。その点についてどのようにお考えですか。また,このことについても区と一緒にやっていただきたいと思いますが,あわせてお考えをお示しください。
 (3)快適な住環境整備に関わって。
 東区の人口減少の原因としては,単身者が住んでくれない,住む場所もないということだと私は考えていましたが,少々違い,ことはもっと複雑なようです。とはいえ,東区は東備圏域を含め製造業の集積があり,単身の従業員も多くいらっしゃる。単身者の定住は定着につながると考えられ,人口減少に歯止めをかけたい東区にとっては大きな課題であります。
 ア,製造業の従業員の受皿については,瀬戸内市も十分ではないのではないかということを仄聞しております。東区に若い世代に定着してもらうためにどのようなことが必要だと考えられるか,現状分析と今後の展望についてお聞かせください。
 イ,東区に単身者の居住できる住宅整備を誘導するという政策決定をするに当たっての障害はどのようなものがあるのか,具体的にお示しください。
 ウ,市営住宅などの土地,施設を活用して単身者の居住できる住宅を民間活力を生かして誘導するために障害となる問題としてどのようなことがあるのか,具体的にお示しください。
 (4)空き家の転用,利活用について。
 近年,岡山市内においても,適切に維持管理がなされずに老朽化が進む空き家が増加しております。国の空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき,本市では総合的に空き家の対策を行うことを目的とした岡山市空家等の適切な管理の促進に関する条例を平成28年1月1日に施行しました。
 ア,本市で実施している空き家に対するリフォーム助成の事業は,大変利用が活発に行われ,早期に予算が消化されたと認識しております。この点について具体的に御説明ください。また,新年度からの予算措置についてはどのようにお考えでしょうか。
 イ,空き家バンクへの登録を積極的に促していくことが必要です。新年度の取組についての御所見をお聞かせください。
 ウ,増え続ける空き家を所有者の方々に適正に管理していただくために,行政として新たなアプローチやインセンティブの付与が必要と考えています。御所見をお聞かせください。
 4,歴史と文化が薫り,誇りと一体感の持てるまちづくり。
 (1)宇喜多直家公・秀家公に関わって。
 一般社団法人西大寺活性化協議会の観光部会では,宇喜多直家公ゆかりの砥石城,乙子城,新庄山城,沼城を巡るサイクリングロードができないか,西大寺と宇喜多とのつながりを見える化できないかなど具体的に検討が進められております。また,戦国武将メシというテーマで,宇喜多秀家公が食べていたであろう食事の再現を試みているグループもあるようです。
 ア,岡山城のリニューアルの二の矢として,来年度,宇喜多直家公・秀家公にスポットを当ててほしいと思います。いかがお考えでしょうか。
 イ,民間ベースで様々な動きが具体的に出てきています。そうした動きに対して,市としてもぜひとも協働して形にしていっていただきたいと思います。この点についてはいかがお考えになりますか。
 (2)「歴史を伝える城,集う城」岡山城魅力アップ事業について。
 イベントなどを多数開催するなど,集う城を体現する場として様々な取組が展開されようとしています。石段修理や城内下馬門復元なども計画されており,今後岡山城はどのように変化していくのか,非常に楽しみです。
 岡山城魅力アップ事業の意味や期待される効果とともに,今後の事業展開の展望と期待する効果についてお示しください。
 (3)岡山芸術創造劇場ハレノワ開館と商店街活性化について。
 いよいよ岡山芸術創造劇場ハレノワが令和5年9月の開館を迎えます。また,ハレノワ開館を見据えての商店街振興の取組が進められてきており,今後に大きな期待を寄せているところであります。
 ア,これまでの商店街振興支援についての効果と事業の進捗状況をお聞かせください。また,来年度の取組として特に力を入れようとしている点についてお示しください。
 イ,6月4日にはプレオープン,9月1日がグランドオープンということになりますが,これから何かをするには,地元商店街の皆様や様々な団体の協力なくしては,準備期間も短く,間に合うのかと心配いたしております。現在の準備状況などをお示しください。
 ウ,ハレノワに関わって,周辺地域や地元市民の皆様との一体的な事業は考えられているのでしょうか。定期的にハレノワ周辺でのイベントも考えていく必要があるのではないでしょうか。御所見をお伺いいたします。
 エ,ハレノワのよさを体感してもらうために様々な演目を実施し,多くの市民の皆様に提供することとされております。いま一度市民の皆様にどのような演目に興味があるのか,市民アンケートを実施してはどうでしょうか。開館後の運営の参考にできるのではないでしょうか。御所見をお伺いします。
 (4)新アリーナ建設について。
 新アリーナ建設に関わる予算が明確に計上されております。
 ア,なぜ今岡山市で新アリーナなのか,またなぜ岡山県全体で取り組むべき課題なのか,市民に対して明確な説明を改めてお願いいたします。
 イ,今後,プロスポーツを中心としての県民全体の盛り上げを官民挙げて取り組んでいくことが重要だと思います。この点についてはいかがお考えでしょうか。
 5,安心して子育てができ,若者や女性が輝くまちづくり。
 (1)放課後児童健全育成事業について。
 この問題については,市立化をはじめ鋭意取り組まれてきており,大きな成果が上がっていると思います。しかしながら,保護者のニーズの多様化への対応や待機児童の解消など,課題も残っているのも実情であります。
 待機児童解消に向けては,1人当たり1.65平米を確保するための施設整備が伴います。現施設を増築したり近隣に活動場所を確保できる場合は順次行っていけばよいとは思いますが,様々な制約の中で難しいケースがあるのではないかと思います。
 ア,全て市立児童クラブで対応しようとするのではなく,民間の児童クラブや放課後子ども教室の活動と組み合わせていくことを模索すべき時期に来ていると思います。いかがお考えでしょうか。
 イ,とりわけ放課後子ども教室の活動と児童クラブの活動を組み合わせていくことは合理的ではないかと考えます。そうした動きを進めていく上で障害となることにはどのようなものがあるか,具体的にお示しください。
 ウ,民間の児童クラブを待機児童解消の受皿と考えるならば,利用料に対する保護者負担の考え方を整理する必要があります。現状どのようになっていますか。また,今後どのようにされるおつもりでしょうか。
 エ,活動場所については,学校施設を教育活動に支障がない範囲でこれまで以上に活用していくことが必要ではないかと考えます。学校の受けの姿勢や考え方はどうなっていますか,我が事として考えられているかどうか。また,学校と児童クラブ,教育委員会と岡山っ子育成局の連携については十分に行われていますか。現状と課題についてお示しください。
 (2)困難を抱える子どもとその家庭への支援について。
 このことについては,課題解決に向け具体的に着実に取組が進められており,一定の成果が上がっていると思います。また,来年度は子どもの生活調査をされる予定と伺っており,その調査結果を基にさらなる取組の充実が期待できるところであります。
 ア,この間の取組の成果と課題についてお示しください。
 イ,それぞれの子どもの状況について,学校との情報共有についてはどうなっていますか。また,それぞれの子どもの学校における学習指導や生活指導へのフィードバックはどのようにされているのか,お示しください。
 (3)子ども医療費助成について。
 新年度からの子ども医療費助成制度の拡充が提案されております。市長の英断に対し,我が会派としても大いに敬意を表したいと思います。また,我が会派の高橋雄大保健福祉・協働委員長をはじめとする所管委員会の皆様の活発な御議論にも敬意を表したいと思います。
 一方で,こうした医療助成の仕組みは,本来であれば国による統一的な仕組みが必要だとの思いも強くしております。政府においていろいろとお考えのようでありますが,今後の国による財源の保障の可能性などの見通しがあればお聞かせいただきたいと思います。
 (4)児童虐待防止の推進について。
 このことについては,議会においても様々な議論を重ねてきたところであります。当局におかれても,再発防止,子どもたちを守るという強い思いの下,市長を先頭に,関係者に御協力をいただきながら鋭意検討を重ねてこられたところです。
 ア,1つの事案に対して複数の職員で当たる体制を確立することが何よりも重要なポイントではないかと考えています。このことについてはどのようになっていますか。
 イ,学校との情報共有も重要です。このことについては具体的にどう改善,充実されましたか,お示しください。
 6,つながる教育で未来を拓く人材を育むまちづくり。
 (1)安心できる学校内科検診について。
 学校内科検診について,子どものプライバシー保護や心情面に配慮しつつ,校医さんや保護者,児童・生徒が安心して効率よくできるものにすべきときに来ていると思います。私どもとしては,内科検診や歯科検診はかかりつけ医にお願いするのがこれからの時代にふさわしいのではないかと考えますが,なかなか難しいようです。
 そこでお尋ねいたします。
 ア,学校内科検診について,11月議会で柳迫議員から指摘させていただいたところでありますが,来年度の学校内科検診について具体的にどのような改善がなされるのか,お示しください。
 イ,また,看護師の帯同はできないでしょうか。そうするに当たってクリアしなければならない課題を含め,お考えをお示しください。
 (2)教職員の働き方改革について。
 教職員の働き方改革の取組が進められてきていますが,なかなかの難問です。私は,教育制度が教職員定数も含め,働き方改革を成り立たせるものになっていない,制度として破綻しているとさえ考えています。そうした中,このたび岡山市立学校園における働き方改革推進方針(案)が示されました。
 ア,時間外在校等時間80時間以上の教職員をゼロにしていくということですが,その働き方が具体的にどうなっているのか,まずは見える化をすべきだと考えます。この点についてはどうお考えになり,どうされるおつもりですか。
 イ,保護者からの要望や要求について,学校や教職員は受容と共感を基本に,できるだけ子どもたちのために寄り添っての対応をすることが基本です。しかし,近年あまりにも不当で理不尽な要求や行動も耳にするところであります。こうした事案に対しての対応について,当該学校や教職員以外で対応できる,する仕組みを早急につくる必要があると思います。このことについてはどのようにお考えですか。
 (3)不登校対策について。
 このことについては,来年度以降の教育施策の重要な柱であると考えております。岡山大学と連携しての取組が進められることが発表され,期待するところであります。
 不登校を生まない取組はもちろん重要ですが,不登校になった子どもをどう支えていくのか,その取組も非常に重要ですし,現状十分だとは言えません。
 これまで,不登校児童・生徒の実態を明らかにするとともに,それぞれの状況への対応策を学力保障と居場所づくりの観点から具体的に考えるべきということを申し上げてきました。このことについてどのようにされるおつもりか,明確にお答えください。
 (4)特別支援教育の充実について。
 このことについても,本市の学校教育の大きな課題です。
 ア,特別支援教育コーディネーターがしっかりその役割が果たせるようにしていくことがまず必要だと考えます。この点についてはどのような工夫をされてきたのか,していくのか,お示しいただきたいと思います。
 イ,各学校の状況や特別支援教育コーディネーターに寄り添いながらコーディネートする,アドバイスする,そういった機能の充実が求められます。この点についてはどのようになっていますか。また,課題や今後の展望についてもあわせてお示しください。
 ウ,各校の特別支援教育コーディネーターがしっかり機能するためには,そこに専念できる体制をつくることが必要です。少なくとも担任を持ちながらとか教頭先生がということにならないようにすべきです。この点についてどのような課題意識をお持ちですか。
 また,必要があれば単市加配や定数配分や特別支援教育支援員制度など,全体を組み直しての体制の再構築も考えるべき時期に来ていると思いますが,御所見をお伺いします。
 (5)就学前保育・教育と小学校の接続について。
 小1プロブレムということが言われてかなりの年月がたっています。そうした問題の克服のためにも,また就学前保育・教育と小学校の接続について,一層確かなものにしていくことが求められます。
 ア,新教育研究研修センターに就学前保育・教育の研究部門を置くことは現時点では位置づけられておりませんが,ぜひ置くべきだと考えます。岡山っ子育成局としてどのようにお考えでしょうか。ワンテンポ遅れてでも設置すべきと考えますが,いかがでしょうか。
 イ,就学前の発達障害児支援については,整理,充実させるべき点が残っているのではないかと思います。ことばの教室に様々な負荷がかかっていることがその裏返しだと思います。発達障害者支援センターなどとの役割分担を整理した上で,障害児の支援に対して就学前から小学校への接続がシームレスになるような相談支援の拠点機能を新教育研究研修センターに置くべきと考えます。教育委員会と岡山っ子育成局のお考えをお示しください。
 7,理解を深め合い,ともに築く市民主体のまちづくり。
 (1)SDGsの推進,市民・企業との協働の展望。
 この項については同様の質問がありましたので割愛させていただきますが,しっかりと頑張っていただきたいということを申し上げておきたいと思います。
 (2)地域コミュニティー支援について。
 公助,共助,自助と言われる中,共助の役割は年々重要になってきています。こうした流れの中で実に多くの共助が連合町内会や町内会,各種団体に委ねられており,また増えているのが実情であります。
 一方で,町内会役員の高齢化や1年,2年ごとの役員輪番制も広がっており,様々な共助の取組や課題への対応が難しくなってきているのが実情だと思います。このことは,令和3年に市民協働局が取られた町内会等へのアンケート結果に如実に表れております。
 また,高齢化のために,これまで地域で行っていた様々な活動,とりわけ草刈りや用水路などの清掃ができにくく,あるいはできなくなっている実態も増えてきております。
 ア,公民館に配置している地域担当職員が町内会長や各種団体の役員などをしっかりサポートする役割を果たしていく。また,そのことができる人材確保と配置,例えば役職定年の職員を配置するなど,人事上の工夫をしていくことはできるのではないかと考えます。御所見をお伺いいたします。
 イ,高齢化のために,これまで地域で行っていた草刈りや用水路などの清掃ができにくくなっていると申し上げました。今のままの仕組み(町内会から要望を上げて順番を待つということ)ではどうにも対応し切れないと思います。新たな仕組みをそろそろ明確に考えるべき時期に来ているのではないかと思います。御所見をお伺いいたします。
 8,住み慣れた地域で安心して暮らせる健康・福祉のまちづくり。
 (1)新型コロナウイルス感染症対策について。
 ア,政府による本年5月以降の感染症法上の位置づけ5類への変更に伴い,個別接種や集団接種の運用や予算措置などはどのように変わるのか,現時点での御所見をお聞かせください。
 イ,本市では5類引下げ後も,相談窓口の継続など市民の安心につながる適切なサポート体制を確保するとされております。具体的にどのようなサポートを考えておられるのか,お示しください。
 ウ,また,状況に応じて市民に対して適宜情報発信していくことは非常に重要です。このことについてはどのようにお考えでしょうか。
 (2)健康寿命の延伸について。
 ア,かねてから本市の課題となっていた健康寿命については,昨年度のおかやまケンコー大作戦や今年度の後継事業の成果もあり,市民周知が進み,具体的な改善結果も見られるようになりました。来年度からは,これまでの成果や課題などの分析を踏まえて,新たな健康寿命延伸に資する事業を実施される予定です。事業の具体的な内容についてお聞かせください。
 イ,昨年は,コロナ禍の外出控えなどによるリスクの高まりへの対策やおよそ3割と言われる低い認知度を改善するため,フレイル強化月間が設定され,様々な取組が行われました。
 本市では令和元年から,おおむね65歳以上の方を対象に,できるだけ早い段階から介護予防に取り組んでいただくことで高齢者の皆さんが要介護状態になることを防ぐことを目的にフレイルチェックを無料で実施しています。同事業については,コロナ禍においても様々な工夫をしながら利用者の数を伸ばしておりますが,来年度以降のさらなる利用促進に向けてどのような取組をお考えか,御説明ください。
 また,企業や組合の退職者会などでの学習会や啓発活動も有効だと考えられます。あわせて御所見をお伺いいたします。
 (3)地域共生社会推進計画について。
 本市では,保健・医療・福祉施策の基本となる指針を総合的に定めた岡山市地域共生社会推進計画によって,行政の縦割りを排した全分野,全世代型の地域包括ケアシステムを確立し,子育てや介護,障害,生活困窮など,複雑化,複合化した課題に対して適切に支援につながる施策を展開してこられました。
 ア,住み慣れた地域で安心して最期のときまで暮らせる環境を整えるためには,地域の在宅医療を支える医療や介護人材の育成と多職種連携が必要であります。本市では平成30年から在宅医療・介護サービス提供体制検討ワーキンググループを設置し,地域ケア総合推進センターとの連携を強化しながら,それぞれの地域ごとに望ましい体制整備を進めてきたと認識しておりますが,ここまでの進捗と成果についてお示しください。
 イ,また,全市的なサービス提供体制の構築に向けて事業を進めるに当たって,コロナ禍の直撃は新たな課題の発生や軌道修正を余儀なくされるケースもあったと推察されます。課題の抽出状況と今後の展望についてお聞かせください。
 ウ,本市では,相談支援包括化推進員をハブにしながら,複合的な生活課題,福祉の課題に対して各分野の専門相談機関が連動しながら支援を実施する総合相談支援体制づくりを進めてきました。しかしながら,コロナ禍によって地域の福祉課題はますます複雑化,多様化しており,過去には想定していなかった様々な課題が浮き彫りになっています。特に懸念することは,誰にも相談できない課題を抱えた個人や世帯の社会的孤立・孤独化が深刻化していることであります。必要な支援が対象者に届くためには,地域の中で課題を拾い上げられる仕組みの構築やアウトリーチ型の支援の構築が必要ではないでしょうか。今後の取組に関する御所見をお聞かせください。
 (4)犬島で安心して暮らせるために。
 ア,犬島でイノシシが繁殖して,島民の方をはじめ犬島自然の家の職員も大変不安を感じています。自然の家の周りも広範囲に掘り起こされていたり,キャンプ場のテントサイトの周りも掘り起こされている状況です。今の状態では危なくて,キャンプに来てくださいとは言えない状況であります。このことについての対応はどうなっていますか。
 イ,犬島に簡易郵便局がありましたが,現在閉鎖状態となっています。これにより,手紙が送れない,切手が買えない,小包が送れない,振込ができないなど,非常に困った状況となっています。当面,生活支援体制整備事業,犬島で元気に暮らす会の枠組みでの助け合いでしのいでいくことが検討されようとしていますが,高齢化が進む一方の島ではそれすらも持続可能ではありません。
 島に住めなくなっている現実を前に,そして共助ではどうしようもない現実を前に,岡山市としてこれをどう考えるのか,どういう手だてを講じるべきなのか。犬島だけが不便なところではない,岡山市全体のルールの中でということをよく言われます。しかし,離島は犬島だけですし,陸地の過疎地域とは全く違う状況を抱えていることは明らかです。ぜひとも島民が安心して暮らせるための支援策,犬島ルールを構築していただきたいと思います。島民に犬島で住むことを諦めさせないでいただきたい。郵便局閉鎖への対応については,島民に寄り添ってお考えいただくよう要望したいと思います。
 いずれにしても,島民に犬島で住むことを諦めさせない取組について,方向性を含め御所見をお伺いいたします。
 9,地域の力をいかした災害に強く安全・安心なまちづくり。
 (1)内水対策の強化充実について。
 本市にも大きな被害をもたらした西日本豪雨から4年半,浸水被害の大きかった地域から浸水対策が鋭意取り組まれ,着実に進んでいるところであります。今後,百間川流域などでの取組が進められようとしています。ただ,危ないところはそれらのところだけではありません。計画的なしゅんせつなどを含め,順次浸水対策を進めるべきと考えます。今後の取組やお考えについてお示しください。
 (2)帰宅困難者への対応について。
 災害は昼夜を問わず発生します。とりわけ地震はいつ来るか分かりません。平日の昼間に災害が発生した場合,土地カンのない多くの帰宅困難者が発生します。
 ア,帰宅困難者への対応について,休息場所などの確保を含め,どのようになっていますか。
 イ,帰宅困難者などへの対応に協力していただける企業への支援についてはどのようにされていますか。
 ウ,駅などに人が一斉に多く集まることも考えられます。その場合の対応は大丈夫でしょうか。食料等の支援体制などを含め,現状と課題についてお聞かせください。
 (3)消防署周辺の道路整備について。
 中消防署倉田出張所は,令和2年8月1日に旭東出張所(旧庁舎)から移転し,6小学校区を管轄しております。同出張所の南側にはクリニックなどが多数立地しており,クリニックなどに通う患者さんと出張所に戻る緊急車両などが擦れ違う機会が多く見られます。しかしながら,出張所南側の市道は4メートルの幅員が確保されておらず,緊急車両などが利用するには適していないと言わざるを得ませんが,御所見をお聞かせください。
 10,豊かな自然と調和した市民の手による持続可能なまちづくり。
 (1)EV急速充電スポットの拡充について。
 私たちの会派は,EV急速充電スポットの拡充について求め続けてまいりました。充電スポット設置については,設置者がほぼ自己負担なく設置できるよう手厚い補助が組まれております。それでも設置が進んでいないのが実情です。商業施設にしてみると,設置する意味や価値が見出しにくい,またスーパーなどでは買物時間内では十分な充電ができないため,駐車場の一等地を潰してまで整備する必要性を感じないということのようです。
 自動車は,世界的にEVシフトが急速に進もうとしております。日本におけるEVのシェアの低さを見たとき──先般新聞に2022年のEVシェア,日本で1.7%,倍増したというのが載っておりますが──このままでいいのかという懸念を抱きます。充電スポットが増えない限りEVは増えません。こう考えると,この問題は環境セクションの問題ではなく,産業セクションの課題だとも言えます。
 ア,莫大な購入補助をつけて国内のEV普及をさせようとしている意味,意義について,環境と産業の両面からお答えいただきたいと思います。
 イ,商業施設において充電スポットを設置するモチベーションが高まる手だて,お金ではなくそのことを考えませんか。
 ウ,市有施設に有料の充電スポットを設置していきませんか。また,それを進めるために何らかの障害があるのであれば具体的にお示しください。
 11,圏域をリードし,都市の持続的発展を支える都市経営。
 (1)外部人材の活用について。
 今年度に引き続き,各業界の最前線で活躍する高い専門性を持った人材を戦略マネジャーとして活躍いただく計画とお聞きしております。
 ア,今年度の外部人材の方はどのような業務に関わったのでしょうか,またどのような成果があったのでしょうか,お聞かせください。また,来年度の採用人数や業務内容等についてお聞かせください。
 イ,当事者の方は,市の仕事に携わっていただいてどのような感想をお持ちでしょうか。この制度の今後の運用や市政運営に反映させるべき課題はあったのでしょうか。
 ウ,外部人材の登用について,今後の展望と課題についてどのようにお考えでしょうか。
 最後,12,投票率向上と議員の成り手不足解消に向けて。
 もうすぐ統一地方選挙です。投票率向上と円滑な投開票事務の執行について切に願っているところであります。
 (1)ミスのない円滑な投開票を進めるために,統一地方選挙に向け,どのような点について気をつけられるのか,お示しください。
 (2)投票率の向上については,今回特に啓発を含めどのような取組をされるのか,具体的に教えてください。
 (3)高齢化や高齢者だけの世帯が増えている中,投票所へ行きたくても行けなくなっている方が増えているのではないかと思われます。こうした状況の対応について具体的に検討すべき時期に来ているのではないかと思います。どのようにお考えでしょうか。
 (4)議員の成り手不足が話題となっております。成り手不足解消に向けては,様々な観点からの手だてが必要だと思います。
 提案ですが,例えば大学生の年齢の若者の議会をしてはどうかと思います。実際に5分程度の質問を議場でしてもらい,市当局の方に答えてもらう。議長は現職議長にしてもらう。質問者は事前に質問原稿を送り,審査の上選抜されたメンバーとする。自分の思いや考えを市当局にぶつけ,それに対する回答をもらう。まさに議員の役割の醍醐味ではないかと思います。そうした経験は,議員になろうと思わなくても,政治への関心を高めたり,必ず先々生きてくると思います。そうした取組を考えませんか。御所見をお伺いいたします。
 以上で1回目の質問を終わります。
 御答弁よろしくお願いします。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○和氣健 議長  質問の途中でありますが,しばらく休憩いたします。
      午前10時52分休憩
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