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竹之内 則夫 議員
令和5年2月定例会 2月24日(金) 本会議 個人質問
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内容
会議録
令和5年2月定例会
2月24日(金) 本会議 個人質問
公明党岡山市議団
竹之内 則夫 議員
1 「道路ネットワークの充実・強化事業」について
2 「交通結節機能強化事業」について
3 「生涯活躍就労支援事業」について
これより個人質問に入ります。
質問に入ります前に,一言議会運営についてお願いいたしておきます。
御通知申し上げておりますとおり,質問はお一人20分以内にお願いいたしたいと思いますので,御協力をお願いいたしますとともに,再質問の際には簡潔,明瞭に発言し,質問の趣旨が明確に伝わりますよう御協力をお願いいたします。
また,当局は質問の要点を十分把握され,議員の質問の重複,引用や同じ答弁の繰り返しを避け,簡明,的確に答弁されますよう,この際申し上げておきます。
それでは,順序に従いまして竹之内議員。
〔11番竹之内則夫議員登壇,拍手〕
◆11番(竹之内則夫 議員) 皆様こんにちは。公明党岡山市議団の竹之内則夫でございます。
個人質問の1人目を務めさせていただきますが,登壇するのは今回で最後となりました。今回3つの質問項目のうち,1項目めと2項目めは残念ながらこの4期16年の間で決着までたどり着けていない事業でございます。何とか晴れやかに卒業できますよう御答弁をいただければと御期待を申し上げつつ,質問に入らせていただこうと思います。
大きな1,道路ネットワークの充実・強化事業について。
中心市街地への流出入交通を適切に分散,誘導し,渋滞解消,交通混雑の緩和に資する外環状線の整備に重点的に取り組む事業の一つに,県道岡山赤穂線のJR軌道部アンダーパス工事等が盛り込まれています。令和7年度までに在来線及び新幹線のアンダーパス工事に一区切りつけるとともに,引き続きアンダーパス前後の取付け道路の工事を行い,宍甘交差点までの工事完了を目指す計画となっています。
さて,この宍甘交差点は,国道250号と県道岡山・赤穂線との交差点ですが,これまでの経緯を時系列で確認しておきます。
平成23年6月議会で渋滞緩和について質問した際には,当時の筒井都市整備局長から,「国道250号の宍甘交差点では,中心部へ向かう自動車が1日当たり約1万5,000台通行しており,特に朝のピーク時には長い交通渋滞が発生していることから,渋滞解消のための対策が必要な交差点であると認識しております。加えて,現在事業を進めている外環状線の県道東岡山・御津線が接続する交差点でもあり,増加する交通量に対して円滑な交通処理を図る必要があります。このことから,本問題の重要性にかんがみ,今年度まず交通の実態を調査してまいりたいと考えております。」との答弁をいただき,平成25年2月議会では,当時の山崎都市整備局長から,「国道250号につきましては,平成23年10月に交通の実態調査を行い,朝のピーク時には下り車線,すなわち中心部に向かう車線で長岡交差点を先頭に約3キロメートルの渋滞が発生するなど,下りの2車線化されていない区間が非常に混雑している状況を確認しております。
また,宍甘交差点は昨年の12月,国,県,市,警察等で構成されている岡山県道路交通渋滞対策部会においても主要渋滞箇所として選定されましたが,今後現状に加えて現在事業中の外環状線の一部である東岡山・御津線が接続されると,さらに混雑が増すものと考えております。
これらのことから,国道250号の長岡から東の区間の渋滞緩和及び宍甘交差点の交通負荷軽減のための対策を実施する必要があると考えており,現在下り車線の増設や宍甘交差点の立体化などについて検討を行っているところでございます。」との答弁をいただきました。
ちなみに,答弁にある県道東岡山・御津線ですが,現在は岡山・赤穂線です。
そして,この答弁に沿って平成26年の都市計画の変更で平面交差から立体交差へと交差方式が変更され,環状線としての機能強化を図ることとなっています。
そして,平成27年度,岡山・赤穂線として中区中井から宍甘間を事業化しました。
今日はお手元に当時の質問についての答弁を中心とした山陽新聞の記事,そして今現在の道路計画課からいただいた路線の事業計画をお配りしております。
その際に,残念ながら国の箇所づけ予算が確保できなかったことから,当面は宍甘交差点については,設計上は平面交差の計画を受け入れながら,1工区と3工区アンダーパス工事がスタートし,現在に至っています。宍甘以東の住民にとっては,片側1車線の国道の渋滞解消は長年の最重点課題です。しかし,仮に岡山・赤穂線が平面交差のままで開通すれば,今以上の渋滞が懸念されます。
そこで質問です。
1,アンダーパス工事終了に続き,前後の取付け道路が宍甘交差点までつながるのは令和何年度の予定でしょうか。用地買収など不確定要素はありますが,見込みをお答えください。
2,宍甘交差点までの工事が完了し,供用開始となれば,国道250号宍甘交差点から岡山・赤穂線等で牟佐や瀬戸と新幹線側道(県道今在家・東岡山停車場線)で中心部方面へとつながります。外環状線の利便性が上がること自体は歓迎ですが,道路が中心部から放射線上に延びている岡山市においては,中心部方面への渋滞緩和は優先課題です。現状の宍甘交差点の信号機の設定よりも東西に進む時間が抑制されれば,渋滞状況は悪化します。対策が必要と考えますが,いかがでしょうか。
3,平面交差と立体交差では,設計上,用地買収面積に違いが生じるのではないかと思います。立体交差に必要な用地買収を予定されていますでしょうか。
4,一方,宍甘交差点から西へは数百メートル先の長岡以西は下り2車線化となっており,渋滞緩和策として当局は宍甘-長岡間の2車線化を検討していたはずです。検討の経緯とあわせ,宍甘交差点の立体交差とは切り離した事業として推進することについて御所見を伺います。
大きな2,交通結節機能強化事業について。
乗降客数が多い駅にもかかわらず,現状で駅前広場が未整備である駅について,駅前広場を整備することで利便性及び安全性を向上させ,交通結節機能の強化を図っていくことで人や公共交通中心の社会への移行を目指すという趣旨に沿って,新年度予算案には庭瀬駅北口(完成式典の開催),高島駅南口(調査設計),上道駅(エレベーター等の設計)が盛り込まれています。
この中から,上道駅に関して伺います。
1,上道駅では1月末からボーリング調査,2月には交通量調査が行われました。調査結果をお示しください。
バリアフリー基本計画に基づき,特定事業としてエレベーター等の設計予算が上程されています。
橋上駅である上道駅では,南北それぞれ1階と改札口までをつなぐエレベーターの設置は岡山市,改札内で上下線2か所のホームをつなぐエレベーターの設置はJR西日本が担当することになります。ただ,ホームの形状から,改札とホームをつなぐJR設置のエレベーターは,設計段階から通常よりもかなりコスト高になるとの見通しを仄聞しており,現下のJR西日本の経営環境を思うと,早期設置を心配する声も聞こえてきます。
一方で,上道駅のようにエレベーター設置が構造上コスト高になりそうな駅では,共用式のエレベーターを設置している例もあると聞きます。
2,設計に当たって,岡山市はJR西日本とどのように協議,調整に当たられるのでしょうか。また,当たっておられるのでしょうか。
3,また,特定事業計画(案)では,エレベーター設置の具体的な実施時期は令和7年度から令和8年度ですが,今後の駅前広場の整備についてはどのようにお考えでしょうか。
大きな3,生涯活躍就労支援事業について。
昨年12月に全世代型社会保障構築会議がまとめた報告書では,これからも続く超高齢社会に備える第1は,女性や高齢者の就労を最大限に促進し,その能力発揮を実現することが必要であり,誰もが安心して希望どおり働けるようにしていくことが目標となるとし,その実現を求めています。
さて,高齢者等誰もが地域や社会で役割を持って活躍できる生涯現役社会を実現し,市民の健康維持及び自立を推進するため,令和元年8月から試行し,令和2年から本格実施してきた本市の本事業も丸3年が経過しました。利用者登録数,就労者数,定着率も堅調に推移しており,毎年希望者のうち200人近い方々の就労に結びついています。
また,利用者の年齢別で見ると,利用者の過半は65歳以上ですが,60歳から64歳の割合が低下し,65歳から69歳の割合が上昇していることが分かります。
なお,この事業の中核は,岡山市社会福祉協議会が運営している生涯かつやく支援センターです。
実は,私自身,4月で卒業を迎えるに当たり,どんなふうに我が身を社会で役立たせていくことができるのか,今後の処し方を決めかねていたことから,同僚議員の勧めで同センターで適性診断を受けさせていただきました。方向性さえ定まっていない中で,いきなりハローワークというのは気が重いという方もきっと多いのだろうと思いますので,まずは気軽に相談できる場があるというのは,私に限らずありがたいのではないかと思います。
ところが,この事業は,昨年に比べ新年度予算では予算規模が半減しています。国の地方創生予算が終了し,同様の予算規模を確保するのは難しいことから,経験値を加味し,支援体制をスリム化して臨もうということなのでしょうか。
そうだとすれば,冒頭紹介したように,今後ますますニーズが高まることが予想される中,スリム化しても十分な成果を上げる体制と言えるのか,少し気がかりです。
1,もしも体制をスリムにするのであれば,社協への負荷が増すことが想定されます。体制の基本は,人×スキルです。社協への委託費用は,見込まれる事業規模に見合うよう積算がなされているのかどうか,お答えください。
2,改めてこの事業に対する認識と評価,そして事業の今後に対する御所見をお示しください。
以上で1回目の質問を終わります。(拍手)
○下市このみ 副議長 質問の途中でありますが,午後1時まで休憩いたします。
午前11時50分休憩
~~~~~~~~~~~~~
午後1時1分開議
○和氣健 議長 午前中に引き続き会議を開きます。
当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 それでは,竹之内議員の質問にお答えいたします。
答弁に入る前に,昨日市政報告会に行かせていただきました。地元から信頼されている様子がよく分かりました。長い間お疲れさまでした。
私のほうは,長年やっていたけど結論が出なかったという駅前広場の整備の話をさせていただきたいと思います。
鉄道駅のバリアフリー化などは本当に重要な視点だと思っております。現在は上道,また庭瀬・高島駅において広場の整備などに取り組んでいるところであります。特に上道駅の南口駅前広場,昨日も通ってまいりましたけれども,その広場については国道250号と上道駅が近接し,商業施設等に囲まれていることから,ロータリーの拡張や駐輪場等の整備に必要なスペースの確保が難しい状況になっていましたが,商業施設が撤退するなど周辺の土地利用が変化したため,今年度から駅前広場整備の検討を進めており,まだスケジュールとして言える段階には至っておりませんが,今後用地買収に向けて関係者と協議を行う予定であります。
ちなみに庭瀬駅でございますが,北口駅前広場については,広場スペースが狭く,ロータリーや歩道等が整備されていないため,朝夕のピーク時には自動車,自転車,歩行者がふくそうし,危険な状況となっていたことから,広場スペースを拡幅し,ロータリーや歩道等を整備することとし,来年度秋の完成を目指して工事を行っているところであります。
高島駅の南口については,駅前広場が整備されておらず,送迎は駅周辺の道路上などで行われており,朝夕のピーク時には著しい混雑が発生していたため,駅前広場とアクセス道路を整備することとし,現在用地買収を行っているところであります。来年度からは,アクセス道路の工事に着手し,その後ロータリー等を整備する予定であります。
竹之内議員の長年の動きによって着実にものは動いておりますので,よろしくお願いいたします。
◎平澤重之 都市整備局長 1の道路ネットワークの充実・強化事業についての項,まず岡山・赤穂線について,アンダーパス工事終了後,前後の取付け道路が宍甘交差点までつながるのはいつ頃かというお尋ねです。
県道岡山・赤穂線の3工区につきましては,現在在来線及び新幹線のアンダーパスの工事を令和7年度中の完成を目指して進めているところです。
3工区の供用に向けては,アンダーパス工事完了後の取付け道路の整備や用地買収を含む宍甘交差点の改良を行う必要があることから,3工区の供用開始時期をお示しできる段階ではありません。
次に,宍甘交差点の信号で東西方向に進む時間が抑制されると渋滞は悪化するが対策はについてです。
3工区の供用後は,現在宍甘交差点を西に向かい,東岡山駅西の窪田踏切でJRを北向きに横断している交通が岡山・赤穂線に転換するため,国道250号宍甘交差点以西の交通量が大きく減少すると考えています。
こうしたことを踏まえながら,宍甘交差点の自動車交通を円滑に処理するために必要な交差点改良を行うこととしており,また供用開始時には警察において適切な信号時間の調整がなされるものと考えております。
次に,立体交差に必要な用地買収を予定しているかについてです。
宍甘交差点については,平面交差での暫定供用に向けて整備を行っておりますが,用地買収につきましては,最終形の立体交差に必要な区域で進めております。
次に,宍甘から長岡までの区間の下り2車線化の検討の経緯及び事業化についてです。
国道250号の宍甘から長岡間の西向きの渋滞対策として,平成24年度から下り線の2車線化の検討を行いましたが,事業を進めるに当たっては新たに用地買収が必要となるなど多くの費用と時間を要することが分かったことから,まずは既に着手している県道岡山・赤穂線の早期完成を目指すこととしました。
国道250号下り線の2車線化につきましては,3工区供用後の交通状況を見ながら,必要に応じて検討してまいりたいと考えております。
次に,2の交通結節機能強化事業についての項,上道駅でのボーリング調査と交通量調査についてです。
上道駅については,先般自由通路へのエレベーター設置の概略検討の中でボーリング調査を行ったところです。また,南口駅前広場の利用状況を把握するため,交通量調査も実施し,当日のピーク時には自動車がロータリー内で混雑し,多くの自転車やバイクが歩道上に駐輪されている状況となっていることが確認されております。
いずれの調査結果についても,現在取りまとめ中です。
次に,エレベーターの設計についてです。
エレベーター設置の概略検討については,設置検討箇所がJRの在来線や新幹線に近接していることから,運行事業者であるJR西日本に委託しております。検討結果が取りまとまり次第,JR西日本と役割分担などの具体の協議を行う予定としております。協議が調った後,エレベーター設置の詳細設計を行いたいと考えております。
以上です。
◎福井貴弘 保健福祉局長 3の生涯活躍就労支援事業についての項,まず社会福祉協議会の委託費用の積算についてです。
本事業は,これまでは事業の進捗や資金管理を行う中間支援組織を委託先に据え,社会福祉協議会と民間就労支援機関2社でコンソーシアムを組んで実施しておりましたが,次年度以降は社会福祉協議会と民間機関1社の体制で事業を実施する予定です。このため予算規模は縮小しますが,社会福祉協議会の予算割当てについては,これまで中間支援組織が担ってきた業務の一部が追加になることから,現在と同水準の支援が継続できるよう,業務量増加分を委託費用に上乗せする予定としております。
次に,事業に対する認識と評価,事業の今後に対する所見についてです。
高齢者等が就労により社会とのつながりを持つことは,生きがいや健康維持,自立の促進の観点からも非常に重要であると認識しています。本事業では,企業に対して雇用条件の調整や職場体験を提案するなど,利用者の状況に合わせた支援を行うことで課題を抱えている高齢者の就労にもつなげることができております。また,受皿となる企業等も現在500社以上に登録いただいており,高齢者雇用の土壌づくりにも成果を上げたものと考えております。
今後については,これまで培った就労支援のノウハウや登録企業の強みを生かしながら,事業の効率化や工夫を行うことで現在の実績を上回る支援を目指していきたいと考えております。
以上です。
〔11番竹之内則夫議員登壇〕
◆11番(竹之内則夫 議員) 大森市長,御答弁ありがとうございました。市長をはじめとした当局の執行部の皆様,それから一つ一つの市民相談に対応していただいた職員の皆様,そして議会の先輩,同僚の皆様には4期16年大変お世話になり,ありがとうございました。(拍手)
また,これまで議員活動を支えてくださいました地域の皆様にも,この場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。さらに,16年前に初当選後の初議会の傍聴に来ただけで,今日も傍聴席におりませんが,この間ずっと支えてくれた連れ合いにも感謝を伝えたいと思います。皆様本当に16年ありがとうございました。
さて,再質問でございます。
まずは,宍甘交差点についてです。
大きな道路工事は10年スパンの工事になりますので,日常的に利用する市民にとっては完成するまでの間というのはなかなか市の取組が進んでいるということが実感しにくい事業でして,私は今朝も11キロの道のりを市役所まで1時間以上かけてやってまいりました。まして宍甘交差点についてはアンダーパスの工事ということで目に見えないところで工事をしていますので,なおさら市民が実感しにくい状況で仕事をしていただいています。
先ほど今後のスケジュール感について御答弁をいただきました。まだはっきりと言えないところもあるということでございますけれども,本来なら3工区のアンダーパスの工事が完了して接道するときに立体交差が完了するというのが理想だったわけですけれども,当面平面で供用していくというような御答弁でございました。そうであれば,少なくとも──資料も用意しましたが,1工区と2工区の工事が完了した後,2工区の工事が完了して一気通貫するときに,ここは市も渋滞を想定していらっしゃったタイミングでございますので,何とか国の予算を確保して立体交差を完了していただきたいなと思っています。都市計画に沿って暫定の平面交差供用から早期に立体交差への設計変更ができるように,しっかりと国との交渉を進めていただければと思いますが,改めて大森市長に交差点の今後の整備方針と御決意をいただければとお願い申し上げます。
続いて,上道駅のバリアフリー化等についてであります。
岡山市が設置するエレベーターについては,着実に事業を進めていただいておりまして本当にありがとうございます。また,道路特定事業として令和8年度までに周辺道路の改修等も並行して計画に沿って進めていただくことになっておりまして,これは非常にありがたいなということで感謝を申し上げます。
さて,心配なのはバリアフリー,JRさんの動向がやはり心配でございまして,改札までは岡山市がエレベーターを設置しても,ホームと改札が未整備ってことになったんでは実態的には困るわけです。そんなことにはならないと思いますが,そこがきちんと進むような御協議を今後ともお願いしたいと思います。駅前広場についても同様に,相手がいらっしゃる中でありますが,今前向きな御答弁をいただきましたので,今後の当局の皆様の御奮闘に御期待申し上げたいと思います。
そして最後に,生涯活躍就労支援事業であります。
私自身,こうした事業が我が身に降りかかる年齢になってきたわけでありまして,より長く働くこと,貢献することに関心のある御同輩も周りでは随分増えてきております。今後生涯かつやく支援センターの役割がますます重要になる中で,予算案を拝見して少々びっくりしちゃいましたのでここで伺わせていただきました。
御答弁をお聞きしますと,要するに時限的な国の地方創生の予算で事業を生んで,そしていよいよこれから岡山市が独り立ちに向かって進むという,そういうような趣旨のように理解いたしました。これも今後に期待したいと思いますけれども,もし想定よりもニーズが増えてくる,こういう状況が変化した場合には,ぜひとも追加的な措置をお願いできたらなと思います。これは要望でございます。
以上をもちまして質問を終わります。
皆様本当にありがとうございました。(拍手)
○和氣健 議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 宍甘交差点の混雑というのはよく承知しております。全体として岡山というのは,中四国の中でも渋滞箇所が多い,そこはまちが動いている,その証左でもあると思うんですけれども,やはり道路整備の必要性というのは問われている。今の市民の皆さん方に税金を払っていただいているわけであります。これから遠い将来にどうなるかというよりも,やっぱり自分たちの緊急的な要請,それをぜひ満たしてほしいという気持ちというのは私も切に分かります。
一方で,私の経験を申し上げると,私,国土交通省の道路局に4年間いました。その2年は予算をやらせていただきました,ポジションは違いますけど。高齢者社会の中で福祉にお金が必要だと,少子化対策にも多くのお金が要るわけでありますけれども,そういう政府の様々な部署のせめぎ合いによって予算が成り立っています。そういう面では,今日も予算の会見をやりましたけれども,国土強靱化等々で様々なアクセス関係の整備も入ってくるだろうと思っておるんですけれども,全体の枠を確保しないことにはどうにもならない。
質問されてこっちが要請するのも変ですけれども,やはり自民,公明──私は政府予算を議論する中でのこの道路というものをどう評価していくかというのが非常に重要だろうと思います。林副市長は道路ずっとやっていました。林副市長もいますし平澤局長もいますし,我々もいろんな形で道路はやっていきたいと思いますが,ぜひお力添えをお願いしたいと思います。そして,市議会を卒業されても,岡山市のためにぜひ御尽力いただければと思います。
以上で答弁を終わります。
○和氣健 議長 以上で竹之内議員の質問は終わりました。(拍手)
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