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赤木 一雄 議員
令和5年2月定例会 3月1日(水) 本会議 個人質問
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内容
会議録
令和5年2月定例会
3月1日(水) 本会議 個人質問
自由民主党岡山政隆会
赤木 一雄 議員
1 危険木伐採支援事業について
2 河川堤防の維持,管理について
次は,順序に従いまして赤木議員。
〔12番赤木一雄議員登壇,拍手〕
◆12番(赤木一雄 議員) 皆様こんにちは。自民党政隆会,赤木一雄です。
それでは,通告に従い質問します。よろしくお願いいたします。
1,危険木伐採支援事業について。
今回,令和5年度当初予算の新規事業で危険木伐採支援事業があり,私はとてもうれしく思いました。それは,私の学区で元神社跡(今は民家)に大きなクスノキの神木があり,その枝が農道を越え,民家の壁を壊すかの勢いで伸び続けており,今回の事業で解決できるのではと期待しています。
ただ,問題があります。2年前に相談を受けたとき,担当課に見ていただき相談したときは,通行上妨げがなければ木が上へ何ぼ生えようがどうしようが切りませんという御回答をいただきました。また,地権者の方も業者に神木の撤去の見積りを取られましたが,あまりにも高額なため断念されたそうです。そして,地元の方から再度相談を受け,地権者の方とお話をしようと何度も伺ったのですがお留守でした。また,町内会の方にも御協力していただきましたが,お会いできないまま今に至っております。
そこで質問いたします。
(1)民地に生えている巨木が岡山市の農道を越えて市民の財産を壊そうとしている場合,岡山市はどのような対応をしていただけますか。御所見をお願いします。
(2)また,一般市民の方が地権者の了解なく危険木を伐採することができますか。御所見をお願いします。
2,河川堤防の維持管理について。
市長をはじめ当局の皆様方には,浸水対策に御尽力いただき誠にありがとうございます。特に,今保・白石地区のポンプ場建設には心より感謝申し上げます。
さて,ポンプ場の建設により,雨水の浸水にはよほどのことがない限り大丈夫だと思います。しかし,堤防が決壊しては元も子もありません。今,県は堤防の高さが低いところについて,また河川内のしゅんせつ,草刈り等改修工事をされていますが,長年の雨水浸食により堤体の天端幅,一番上のこの幅ですよね,大体舗装していますが,この幅が3メートル未満のところや,のり面勾配が3割よりきついところが多数あるのではと心配しています。
そこで質問します。
(1)笹ケ瀬川と足守川の維持管理で県と市の役割分担についてお示しください。
(2)堤体に異常があった場合,市は県に報告する義務があると思いますが,御所見をお願いします。
(3)平成30年7月豪雨のとき,平島地区の砂川が決壊し,大変な被害が出ました。決壊した原因についてお示しください。
以上で1回目の質問を終わります。
御清聴ありがとうございました。(拍手)
○和氣健 議長 当局の答弁を求めます。
◎小川祥子 産業観光局長 1,危険木伐採支援事業についての項,民地に生えている巨木が市民の財産を壊そうとしている場合,市はどのような対応をするのか,また一般市民が地権者の了解なく危険木を伐採することができるのかについては,福吉議員に御答弁したとおりです。
以上です。
◎番場伸幸 下水道河川局長 2番,河川堤防の維持管理についての項に順次お答えいたします。
まず,県と市の役割分担についてです。
笹ケ瀬川や足守川については,管理者である県が通常巡視として年2回,重要区間については月2回の巡視を行っており,また出水期後には堤防護岸のひび割れやのり面に亀裂などがないか点検を行い,異常があれば補修等の対応をしております。また,堤防上の道路については,占用者である市が道路パトロールによる点検,路肩の草刈り,路面の補修等の維持管理を行っております。
次に,堤体に異常があった場合の県への報告についてです。
通行者や地域住民から市への通報,また道路パトロール等により堤防等の異常を発見した場合には,速やかに河川管理者である県へ連絡し,対応を依頼しております。
最後に,砂川決壊の原因についてです。
長時間にわたる豪雨により河川水位が上昇し,堤防の低い箇所で越水が生じたことや,長時間にわたり水位が高かったことから堤防に河川水が浸透し,強度が低下したことなどにより決壊に至ったものと県からお聞きしております。
以上です。
〔12番赤木一雄議員登壇〕
◆12番(赤木一雄 議員) どうも,愛と思いやりがある御答弁ありがとうございました。(笑声)昨日,熊代先生から久しぶりにこういう言葉を聞いてすごいなと思いまして,ちょっと引用させていただきました。ありがとうございました。
それでは,久しぶりに書画カメラを使いたいと思います。ちょっとイメージが違うんです。なかなか写真写りというか,これが悪いですよね。これがクスノキなんですよ。この上へ電線が走っとんですが,これがほとんど農道との境になるんです。農道というか隣地との境に近いんですけど。ということは,あの高さであれだけ隣地へ越境しておるということが一目瞭然なんですけど,ずっと我慢されて3年ぐらいたっているんで,すごいクスノキの成長が早い。どうしたものかということで,いろいろ相談もし,どうしてもここの地権者の方にお会いしたかったんですが,残念ながら会えずじまいで。勝手に切ったら違反じゃないですか,普通は。立場上,私もよう切らんかったです。今度,4月から切ってもいいということで私が頑張って切ろうかなと思っています。近隣の方の了解を得てから,また町内の了解を得て頑張ります。
以上です,この件は。
次に,堤防。
これがある地域の堤防の幅なんですけど,スタッフとも箱尺とも言うんですけど,色が違うじゃないですか。これが1メートル間隔なんです。要は,これ3メートルの箱尺なんですよ。ここへポールが立っとんのが見えると思うんですけど,これ2.7メートルしかないんですよ。舗装じゃなくて堤体の幅です。それが3メートル以上が望ましいということなんですよ。
それから,あとのり面なんですけど,ここの高さ,これポールと言うんですけど,これが2メートルなんですよ,このポールが。これ赤白になっていますが,20センチ幅でなっていますんで,これ2メートルで,今1メートル20センチぐらいあるんですけど,これで約2割の勾配になるんです。ちょっと2割よりきつい勾配なんです。堤体の基本設計では,これが3メートルです。これが,もう1メートル伸びたところで1メートル降りたところというたらこの辺ですよね。これからこう……。難しいな,これ見ながらやるの。まあ,そういうことですよ。それで,実際これが絵に描いたあれなんですけど,この上の線が3割,これは基準なんですよ。この下が2割で,今赤い線で書いたのが今写真をもとに書くとこんな感じになるわけです。この四角が舗装で,これでいいのかということなんですけど,よくはないですよね,皆さん。
要は,こちらが笹ケ瀬川,こちらが足守川なんですよ,これが。ここ今保地区,これ一帯吉備,吉備津,それから一宮,尾上とか,津高もですね,こんな感じで要は囲まれているんですよ。どちらの川も堤防が高いから,どっちかの川が決壊すると大変なことになるんですよね。新しいポンプ場をつけていただいても,決壊しては元も子もないというのはそういう意味なんです。御理解いただけましたか。
日頃,住民の方は通っているからあまり感じないと思うんですけど,私なんか久しぶりにそこを通ってみたんですけど,すごい細くなっているんです。昔のイメージよりも大分痩せたなと,雨で。舗装も傷んでいるし,これは何とかせんと,せっかくいいポンプ場ができたのにこのままではちょっと心配で仕方ないなと思って今回質問させていただきました。
当然,堤体の部分は県がやるというのは承知しております。しかしながら,市の職員の皆様にもこういう現状というのは知っていただきたいし,市のほうでできれば要望もしていただければ大変助かると思っています。当然私も,県会議員をはじめ県知事さんのところへ行って要望せにゃいけんとは思っております。でも,市と県両方関わることなんで,舗装だけは市なんですよ。堤体は県で,先ほども御答弁していただいたんですけど,舗装がめげたら当然市に言って直していただきゃええんですけど,堤体が痩せているとか,木が生えている,モグラが穴を空けとんじゃねえんか,水が増えたらどっか田んぼの中に水が湧きょうるでとかというたら県なんですよ。それを市民の人は一緒,どっちへ言うてええか分からん方は結構おられるんで,その辺ははっきり情報を発信するとともに早急に対応していくことが重要だと思っています。ぜひとも後押ししていただきたいなと思っていますんで,その辺についての御所見をお願いしたい思います。
以上で終わります。
ありがとうございました。
○和氣健 議長 当局の答弁を求めます。
◎番場伸幸 下水道河川局長 今,堤防の痩せているところ,あるいは堤防高不足,要するに堤防がきちっと整備できていないところについての認識と県に対する要望という御質問だったかと思います。
現在,県のほうは,笹ケ瀬川の合流点から県道岡山・倉敷線,撫川橋まで,これ約4.2キロぐらいありますけれども,そこについて順次堤防等の河川改修を行っているところでございます。今現在は,山陽本線から南側,足守川合流点から山陽本線の南側について順次行っているところでございまして,恐らく議員がおっしゃられるのは山陽本線から上,撫川橋までのことだと思います。
そちらについて県のほうに確認したところ,現在いつからするというのはまだお示しできる状況ではないということでございますけれども,県の笹ケ瀬川における河川整備計画にも入っておりまして,岡山市といたしましても期成会とか,あるいは政策提言等の際に毎年要望している箇所でもございます。やっぱり堤防が決壊するようなことになると非常に被害が甚大なものになりますので,地元の声を県に対して改めて強く要望してまいりたいと考えています。
以上です。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○和氣健 議長 以上で赤木議員の質問は終わりました。(拍手)
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