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吉本 賢二 議員
令和7年6月定例会 6月13日(金) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和7年6月定例会
6月13日(金) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議会
吉本 賢二 議員
1 監査の大切さ
2 津島排水区
3 人口減少対策
次は,順序に従いまして吉本議員。
〔31番吉本賢二議員登壇,拍手〕
◆31番(吉本賢二 議員) 皆さんこんにちは。自由民主党岡山市議会の吉本でございます。令和3年3月5日,4年と3か月ぶり,1,560日ぶりでございます。18年前にこの6月議会で初めてここへ立たせていただいて,そのときの気持ちを忘れることもなく今日はやらせていただきたいなと思うております。
また,市長,このネクタイなんですけど,うちの娘が今年の4月から岡山へ帰ってきて就職いたしました。あさってですか,父の日の初給料のプレゼントでございます。(拍手)それをつけて今日はやらせていただきます。ありがとうございます。
この4年間,まずはこの2年間,田口議長と一緒に議会のほういろいろさせていただきました。開かれた議会ということで,子ども模擬議会をやったり岡フィルの演奏会をここの場でやらせてもらったり,また議長記者会見をやらせてもらって,多くの市民の方にしっかりと岡山市議会を知ってほしいということを2年間やらせてもらい,またその前の2年間,監査委員をやらせていただきました。私の後が藤原哲之議員と福吉議員で,今はもう成本議員と太田議員ということで,また頑張っていただきたいなと思います。
監査事務局の仕事なんですけど,これ皆さんも御存じだと思いますけど,改めてちょっと説明だけさせてもらいます。
監査事務局と市長部局で同じ中なんですけど,あそこは独立したところでございます。ですから,監査委員は市長といわゆる対等なんです。今日重松代表監査委員が来ていただいておりますけど,4人は市長と一応対等な関係。市長に対してここがおかしいんじゃないか,あそこはえんじゃねんか,あそこは悪いんじゃねんかということを言わせてもらっているのが主な仕事でございます。簡単に言うと,1つ目,例月現金出納検査というものをやっております。これは会計管理者,水道局,市場,下水道局,病院などの決算状況を聞かせていただき,また2つ目といたしまして定期監査,市長部局,教育委員会関係はもちろん,外部団体や指定管理業者などの状況を調査して,これ3年に1回をめどに回させていただいておる。ここで現金の未回収であったり,ちょっと不正があったりしたら,指摘させていただいているということでございます。あとは,我々も決算委員会させてもらっておりますけど,あれの前の決算を最初に見させていただいて判こをつかせていただく,それの追加で住民監査請求,私のときは1回だけだったんですけど,この前の2年間の方々は5回出たと聞かせていただきました。内容は守秘義務がありましてここでは言えないんですけど,そういうような形のことをさせていただいておりますが,今回ちょっと残念だったのが日本郵政の貨物運送許可の取消し,まさかあんなことが起こるとは思っていなかった。どういうことが起こるかというと,はがき,手紙を出しても二,三日余計に届かなくなる,お中元,お歳暮が届かなくなるというようなこと。何が言いたいか,同じような公の施設,公の事業をしていてこういうことが起こってしまうと,もしも岡山市がそういうことを起こしてしまうと大変なことになるなと。私も営業マンしておりましたので,あのときはもう大変な,面倒くさいなと思ってはおりましたけど,改めて監査事務局のお仕事を一緒にさせてもらったところ,やっぱりこれは必要だと思っております。
そこで,今日お伺いしたいのは,まず1番目,監査の大切さということで,一番岡山市職員の経験の長い林副市長へお尋ねいたします。
監査事務局の業務は地味で目立ちませんが,行政,岡山市にとっては市民の信頼を裏切らないためのチェック機能の一つであり,大切な重要業務です。
ただ,一般職員の協力がしっかり得られているかどうかが心配でございます。監査事務局の立場,地位の向上を私はするべきだと思っております。それは,もう職員の気持ち次第でございます。御自身の経験を踏まえ,監査の大切さについて御所見をお願いいたします。
続きまして,2番目,地元のことでございます。4年ぶりでございますから,津島排水区についてお伺いいたします。
ただ,その前に一言,おととい水難事故が旭川のほうで起こってしまいました。本当に残念でなりません。男性の方は,1人目の中学生を助けて岸まで連れてきて,2人目も助けようとした結果,ああいう結果になったと報道で見させていただきました。本当にいろいろなことがありますけど,心より御冥福をお祈り申し上げたいと思います。
ここで,下水道河川局長にお尋ねいたします。
北区津島エリアにおいては,平成30年豪雨で多大なる被害が出た後,担当局を中心にソフト面,これどういうことかというと,まずは津島ゲートというものが岡山大学周辺,総合グラウンド周辺にありまして,そこに自動で動く遠隔操作用の監視カメラをつけていただきました。そういうことをすることによって,ゲートの開け閉めが本庁でできる。また,三野浄水場そばにゲートを開けたり閉めたりするところがありますけど,要は旭川からの水を防ぐことができるようなソフト面の対策についてはいろいろ実施してくれております。さらなる対策といたしまして,万成ポンプの増強や岡山大学北側の雨水対策を検討してくれています。現在の進捗状況を御説明ください。
3番目,人口減少対策ということです。
先ほど柳迫議員も,またこの後則武議員も,また多くの議員がこの件に関しては気になっていることかなと。私も4年3か月ぶりにここへ立たせてもらって何を言おうかなと思って,公共交通にしようかな,教育のことにしようかなと思いましたけど,やっぱりこれが今一番気になることかなと思いまして,聞かせていただきます。
まずは,質問から最初にさせてもらいます。大森市長へお尋ねさせていただきます。
大森市長が就任した平成25年の岡山市の人口は70万4,025人,出生数が6,700人の赤ちゃんが生まれました。今,令和6年の岡山市の人口は69万6,280人,7,745人減って,出生数は4,593人,残念なんですけど2,107人子どもの数が今減っているという状況でございます。
岡山市の独自色のある子育て支援策(自然増)を目指すこと,また企業誘致や学生,若い方の就職支援など経済活性化策(社会増)に含めて,人口減少対策について市長の御所見をお願いしたいと思います。
もう少し時間がありますんで,私の思いを少し話をさせていただきたいなと思っております。
まずは,先ほど出た自然増の件でございます。
もちろんですけど,結婚するか子どもを持つかは個人の自由だと私も思っております。そこに行政が,誰々が制約,縛りをかけることは間違っているとやっぱり思います。
ただ,何回も出ましたけど昨年の出生数が70万人をついに割れてしまった。国としては,2024年より3年間こども未来戦略,児童手当の拡充,出産一時金の引上げ等々をやっている。岡山市だけでは,正直なところもう限界が来ているんじゃないんかなと私も思っております。ですので,国の戦略,なかなかやっぱり選挙の前になるといろいろなネタが出てはきますけど,国と歩調を合わせながらやっていくことが必要なんじゃないのかなと思います。私も,18年議員させてもらっております。市長と一緒になって12年になりますけど,子どもの医療費の助成もやりました。就学前の待機児童の解消もやりました。今,児童クラブの待機児童の解消に向けて,民間の力を借りながら進めておって,もう数年後には解消するんじゃないかなと思っております。学校の普通教室,また今年の夏には特別教室にもエアコンがつきます。給食の無料化,無償化についても,いろいろここでも議論されておられますが,今国のほうでも進めており,また今年1年,2年,子ども・文教委員会で議論していただいて,もしも国がやったときに岡山市の負担が出ないようにということで,林敏宏委員長を中心としてしっかりと議論していただきたいなと思っております。
今までの経験,先輩方もお分かりだと思います。ここまでいろんなことをやってきましたけど,常に伴っていくのは財源の話でございます。じゃ,どうやってこの財源を捻出するか。それはやっぱりみんな思います,こういうことをやればいい,ああいうことをやればいい。じゃ,どこから財源を出すんか。我々も無責任になることはできません。将来のことを考えながら,子育て支援を大森市長を筆頭にしていろいろ市職員が考えてくれたことに同意させていただいてきております。
また,社会増の話もさせてもらいます。産業振興の面でございます。
ここ最近で,未来投資促進法や北区久米の鉄工団地,西大寺の産業ゾーンなど工業地帯の拡大など規制緩和を実施し,雇用を増やそうとしております。また,Iターン,Uターンのための就職活動時の交通費の助成などをして何とか岡山市に企業を誘致して,そこで多くの人たちに働いてもらいたいという戦略,政策をずっとやってきております。
もう一つ気になるのは,中小企業の人手不足の問題でございます。どこへ行っても,この問題は言われます。激しい人によっては,あんなに企業を誘致してこられると,うちで働いてくれる人がいなくなるじゃないかというようなお声を聞くこともあります。
ただ,やっぱり子どもが増える,社会増,自然増,ほかの県から都市から来てくれる,そのような岡山市であればいいのかなという思いでございます。ここで,岡山市の将来のビジョンを含めていろいろ市長にも聞きたいところもあるんですけど,今日お話をさせていただきたいのは,例えばですけど今四国新幹線の話が進んでおります。ぜひともやっぱり岡山に引っ張ってくるべきだと思うし,もしかしたら将来,鳥取や島根,山陰地方からもまた新幹線の話が出るかもしれない。そのときには岡山駅はあれでは小さいんじゃないか,もっと大きくしなきゃいけないんじゃないか,そういうような話も出るかもしれない。また,学生によるスタートアップ企業のメッカに岡山市もなるべきじゃないかなとも思うし,また歴史文化を生かした観光地が今非常に人気になっておりますけど,先ほど前島議員のところで宿泊税の話も出ました。我々自民党も,今まで宿泊税の議論はずっとしてまいりましたし,ぜひともこういうことをやる。もっともっとホテルを増やすべきじゃないか,もしかしたら駐車場に規制をかける,建物に規制をかける,ホテルを増やせるような政策を取っていかなければ将来の岡山市は衰退するんじゃないか,そういうようなことも考えさせていただいております。
また,あさって日曜日になりますけどファジアーノ岡山の市民デーに副市長などと我々も行かせてもらいますけど,やっぱりスタジアムを造ることによって岡山の盛り上がりはできてくるんじゃないんかな。また,岡山空港も今拡大のような話をしております。
そういう話,またこの後質問していただきますけど,我々自民党の中では代表質問で首都機能を一部誘致しようじゃないか,先般岡山県を含め16団体の方が防災庁の誘致を掲げております。こういうことをやっぱりすることによって,今の若い方,これから岡山に住もうという方,もしかしたらゼロ歳の園児,子どもが20年後に住みたいなというような政策をこれからは掲げていく時代が来ているのかなと思っております。
少子化対策で,いろいろ大森市長の下やっておられます。ほかの都市もやっている。やっぱり新しいお子さんが生まれたときは,それはもう当たり前のような状態になっている。これ残念でなりませんけど,今までずっと議論したけど2年後,3年後に生まれている子にとっては医療費が無料は当たり前,保育園も入れて当たり前,学校にエアコンがつくのも当たり前,やっぱりそういうことを当たり前かもしれませんけどやるべきことはやりながら将来の子どもたちが岡山に残ってくれる,そういうような都市にしていかなければいけないかなと思っております。
最後となりますけど,市長においては先ほど質問させていただきました。どうやって岡山市の独自色のある子育て支援策を,また企業誘致含めた社会増を含めて人口減少対策について,今の市長の思いを聞かせていただけたらなと思います。
長々と4年3か月ぶりでございますけど,話をさせてもらいました。みんなでこれからも一緒になってやっていきましょう。
ありがとうございました。(拍手)
○田口裕士 議長 質問の途中でありますが,午後1時まで休憩いたします。
午後0時0分休憩
~~~~~~~~~~~~~
午後1時0分開議
○小川信幸 副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 それでは,吉本議員の質問にお答えします。
私は,人口減少対策であります。
吉本議員の出した数字というのは,住基ベースの数字でありますが,岡山市の実態を一番現しているのは国調レベルの数字だろうと思っております。平成25年10月現在71万3,433人,それが令和7年5月現在で71万339人,約3,000人減っていると,合計特殊出生率は平成25年1.48に対して1.27という数字になっているわけであります。出生率が1.48から1.27ということで,どうしても自然減が大きく出てくる。その中で,3,000人程度の人の減少ということはある面,経済が動いているからこういった数字が出ているのかなと思っております。
市内GDPの伸びが政令指定都市の中で3番目,また民間投資の伸びは第2位ということで,経済的には相当の力を発揮しつつある。それを従業員レベルで見ていくと,平成24年と令和3年の比較なんですけども,9.6%伸びているということで,経済の伸びに対して人もそれなりに伸びてきている現象が起きている。じゃ,これからどうするのがいいのか,やっぱり気になるのは1.48が1.27になっている。柳迫議員の質問にもお答えしましたけれど,我々としてできる限りの少子化対策を総合的にやっていく必要があるだろうと,子育て環境の整備というのも一つですし,それには医療費の問題,保育環境の問題,放課後児童クラブなどの問題,また教育の問題,そして何といっても給与所得を伸ばしていかなければならない,こういったことが大きな我々の施策として考えていかなきゃならない要因だろうと思います。
ただ,当分の間,どちらにしてもこの少子化というのは続かざるを得ない。そういう面から見ると人が伸び悩んでも物が動いていくような,そういったことも考えなきゃいけない。したがって,今回の場合,雇用者が伸びなくても産業に対して助成していくというようなことを考えたところであります。
次に,経済をどうやって伸ばしていくのかということを考えていくと,岡山市が持つ特性というのは何なのかということをよく考えたほうがいいんじゃないかと思っている。一つは,やはり広大な平野と水が潤沢にあります。それから,各大学とか専門学校,こういうところで多くの人たちが学んでいる。もう一つは,よく言われる交通面であります。例えば広い平野を持っているということであれば,岡山市の場合,製造業というのもまだまだ伸びる余地はあります。交通面からいえば流通業,これも伸びる余地がある。今回,農地と産業のバランスを取りながら農振地域の一部解除など目指した地域未来促進法,こういったものを動かしていくということも考えたところであります。
先ほど吉本議員から出た新幹線なんかも,四国新幹線ができることによって岡山の交流人口,やはり大きく飛躍するだろうとも思っております。
それから,その要因をつくるためには,種をまいていかなきゃならない,ハレノワも一つの種でありました。岡山城のリニューアルも,種でありました。ほかの種としては,例えば今議論しているアリーナもそういうことであるんだと思います。全体をよく見ながら経済を伸ばし,そして伸びたものが賃金に跳ね返ってくるような,そんなシステムも考えながらやっていかなきゃならないと思っている次第であります。我々としては,岡山市民が岡山に住みやすい,そして生き生きと幸せが感じられる,こういう世の中にしていきたいなと思っている次第であります。
私からは以上です。
◎林恭生 副市長 監査の大切さについての所見ということです。
監査につきましては,私自身も何度も受ける側になった経験がございます。所管する業務を詳細に調べていただくわけなんで,結構緊張感を持っておりました。公表の際には,我々の立場としての意見を述べさせていただいたこともございますけれども,真摯に受け止めざるを得ない,そういうこともそれなりにあったというふうに記憶しております。監査事務局が従事する監査委員の監査は,市の財務や事業に関する事務処理の適正化だけではなくて,よりよい行政運営が行われるように意見していただく,市政にとって大変重要な役割を果たしていると認識しております。監査を受ける側の職員としても,監査の重要性を十分に理解するとともに監査結果を真摯に受け止めて対応することによって行政運営のさらなる向上につながっているものと認識しております。
以上です。
◎内海誠一郎 下水道河川局長 2番目の津島排水区についてお答えします。
平成30年7月豪雨において,津島排水区の岡山大学周辺や津島西坂地区などで約90戸の床上浸水被害が生じ,それを解消するため新たに雨水管の整備やポンプ増設を計画しています。雨水管の整備については,岡山大学北側に新たに取水ゲートを設置し,大学敷地内の西側を通り津島第5ゲートに接続する計画であり,岡山大学北や北東エリアの床上浸水の解消を図ろうとするものです。また,雨水管の整備にあわせ万成ポンプ場の敷地内に建屋を新築するとともに,ポンプの増設を行い排水能力を現況の約2.5倍にアップする計画です。本年度は基本設計を実施し,次年度以降,詳細設計,工事を進め,令和14年3月の運用開始を目指しています。
以上です。
○小川信幸 副議長 以上で吉本議員の質問は終わりました。(拍手)
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