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大月 晴一 議員
令和7年11月定例会 12月8日(月) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和7年11月定例会
12月8日(月) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議会
大月 晴一 議員
1 吉備の中山万葉の道と足守文庫を活用した観光振興について
2 持続可能なコミュニティを生み出すためについて
3 新型コロナワクチン接種について
次は,順序に従いまして大月議員。
〔7番大月晴一議員登壇,拍手〕
◆7番(大月晴一 議員) 皆さんおはようございます。自民党岡山市議会,大月晴一でございます。
昨日,足守プラザで足守プラザとか足守まちなみ館を運営している岡山市近水観光振興会の主催で第34回緒方洪庵,第28回木下利玄作文コンクール表彰式が行われました。地元の小学校6年生,また中学校2年生対象で,上位入賞の生徒さんの朗読がありました。その中で緒方洪庵を学び,自分の進路,パイロットや水産業に関わる仕事に就きたい。洪庵先生のように地域を大切にする郷土愛を持ち,水産業を全国に広めたい。また,利玄先生が愛した足守の豊かな自然のすばらしさを大勢の人に伝え,家族を大切にし,感性豊かな大人になりたいですとも読み上げがありました。生徒たちに宿っているすばらしい歴史と文化の気持ちを皆さんにお伝えできたらと思います。
テレビ,oniビジョンで御視聴の方,議場にお越しの大勢の方々,大変ありがとうございます。
では,通告に従い質問いたします。
1,吉備の中山万葉の道と足守文庫を活用した観光振興について。
桃太郎線の沿線では地域の歴史,また土地の特色を生かして地域活性化が行われています。吉備文化の発祥の地である吉備の中山は備前と備中の境目にあり,枕草子で清少納言は天下の名山であると絶賛しており,また頼山陽は吉備路を旅したときにコイに似ているので鯉山とも言われ,現在鯉山小学校の名が残っています。
東に備前藩主池田光政公が造営着手し,その子綱政公の代に完成させた吉備津彦神社,西に仁徳天皇が創建し,再建600年を迎えた吉備津神社,頂上には大吉備津彦命の墓と伝えられる全長120メートルの前方後円墳,御領と地元で呼ばれている中山茶臼山古墳があり,古くは古今和歌集に「真金吹く 吉備の中山帯にせる 細谷川の音のさやけさ」と詠まれ,新古今和歌集には「常盤なる 吉備の中山おしなべて 千歳をまつの深き色かな」,また金葉和歌集など多数詠まれています。
石碑の設置場所は古代吉備文化財センターの北寄り,備前と備中の境界を示す標柱,国境石の辺りと想像しています。これらの和歌3首を石碑に刻んで訪れた人に味わってもらうことで万葉の小道を訪れた人の心に潤いと活力を与え,吉備路の強烈なインパクトを与えます。観光地吉備路の一つのテーマを増やすのはどうでしょうか。子どもたちの郷土愛にもつながると思います。石碑設置が地域の方々の一つの目標だと伺っております。
続いて,足守文庫の整備です。
足守文庫は昭和38年,足守町時代につくられた資料館です。今,展示品の大半は岡山シティミュージアムに保管されています。足守藩木下家の歴史の資料,工芸品,美術品,また初代藩主家定公の妹ねね(高台院)の使用したもの,また豊臣家の誇りに関する貴重な品々があります。足守地域の住民にとって足守の誇りを地元で展示したいというのが大勢の方の望みです。
今年の吉備ロマン無料循環バスでは足守観光駐車場にお昼に到着するとほぼ満員の乗客が全員降りました。そして,足守のまちに歩いていかれました。以前は食べるところもないまちと言われていましたが,今はおいしいカレー屋さん,イタリアンのレストランなど増えました。また,去年の予算で足守まちなみ館のリニューアルも行われ,足守の紹介のビデオも流されています。来場者も1.5倍に増えたそうです。
陣屋町足守は,地域の建物約300戸のうち江戸時代の伝統的家屋の姿をとどめるものが約100戸と非常に高い割合を占めていて,時代の波とともに失われることなく貴重な文化財が残っています。カレー屋さん,イタリアンのお店も伝統的家屋で営業しています。
江戸時代末期の商家として残った藤田千年治邸も岡山市に購入いただいたので,まちのシンボルの保全も安心です。その陣屋町を生かすイベントも洪庵さくらまつり,足守メロンまつり,雛めぐり,そして先日,今年もマルシェが実施され,手作り品,食べ歩き,音楽イベントも行われました。自然を満喫できる近水園では,桜,ボタン,蛍,紅葉の名所として大森市長に様々御支援いただいています。
そして,そこにもう一つ家族そろって1日を過ごしてもらう足守文庫で歴史に触れて実感いただくのです。足守藩を実感できるのは,実物に触れるのが大切と思います。私も小学生の頃足守文庫を見学し,ねねの使った道中風呂や足守藩最後の藩主利恭公に陸奥国の二本松藩丹羽家から嫁いだ琴姫が嫁入り道具として持ち込んだ御籠を見て足守のお殿様に思いをはせたものでした。
ただ,整備といっても解決しないといけないハードルはたくさんあります。木下家の品々は寄託品であります。個人所有です。今の足守文庫が建つ場所は,県の名勝の中です。私も微力ながらこの実現に努力したく思います。
そこでお尋ねします。
(1)岡山市から万葉の頃日本を代表する和歌に詠まれ,枕言葉にもなる吉備の中山を石碑で強く発信しませんか。
(2)備前と備中の境目に立ち,石碑の和歌を詠むことで万葉の歌人のことを考えながら言葉から景色を想像する,また近くの古墳から伝説の世界に,備前,備中国境から国づくりの話に,その後の戦国時代にも興味が湧くその地域への世界の出発点,きっかけになるものではないでしょうか。
(3)足守文庫の整備計画,現時点での取組状況はどうでしょうか。
(4)シティミュージアムの分館として展示することを考えた場合,現在ある足守文庫の床面積で移動展示等企画展は規模的に可能でしょうか。
(5)造山古墳は瀬戸内で古墳を通じた地域連携が始まっています。陣屋町足守も連携を進める場合,市からの支援は何が受けられますでしょうか。
2,持続可能なコミュニティーを生み出すためについて。
まず,他市の勉強をして感じたのが地域の事業者との連携で,人材の交流,確保が図れる,また市役所職員の動き方で地域も動くのではと思いました。我々の地区でも障害者施設の職員さんが業務として,また医療施設の方々が参加いただいたりして大きな力になっております。また,ボランティア団体との連携,学校との連携が考えられます。地域の高齢者,子育て中の若い人の力も大きいと思います。
そこでお尋ねします。
(1)地域のイベントに幹部の方には来賓としてお越しいただいていますが,市の担当職員さんも参加できませんか。情報発信して活性化できる,地域のノウハウも獲得でき,新たな動きにもつながるのではと思います。現状はいかがでしょうか。
(2)市のホームページでボランティアの募集ができるようになりました。その応募の様子,利用できることの市民への広報の取組はいかがでしょうか。
(3)地域の事業所と町内会をマッチングする方法は具体的にどのような施策がありますか,御所見をお願いします。
3,新型コロナワクチンの接種について。
コロナ感染が始まった頃を考えました。予防接種を受けるため,各企業が接種会場をつくり,ワクチンを打ってもらいました。その後,計画的に入荷でき,ワクチンの接種も数回実施され,今では5類になりました。
感染のリスクは高齢者,持病のある人のリスクは,同様と思います。しかし,高齢者等の自己負担金額が高い。総社市では2,000円,岡山市は1万1,560円と高いという声をよく聞きます。
そこでお尋ねします。
(1)なぜこのような金額の差が発生するのでしょうか。
(2)本年度中に金額の変更はないのでしょうか。また,介護施設等に対して何か取組をしていますか。
(3)今後の金額の変更の計画はありますか。御所見をお願いします。
以上で1回目の終わります。
よろしくお願いいたします。(拍手)
○小川信幸 副議長 当局の答弁を求めます。
◎木内啓子 産業観光局長 1,吉備の中山万葉の道と足守文庫を活用した観光振興についての項,まず和歌に詠まれる吉備の中山を石碑で発信しないか,また石碑が歴史,文化の話に広がるきっかけにならないかについて一括してお答えします。
吉備の中山は,日本遺産桃太郎伝説の構成文化財にも認定されており,市としても大切な歴史・文化遺産の一つだと認識しております。そのため,案内看板などを設置しPRしているところです。今後の観光誘客のため,石碑でのPRなども含めどういった方法が効果的なのか,関係者や地域の方と相談してまいりたいと考えております。
続きまして,陣屋町同士の連携を進める場合の市からの支援についてです。
造山古墳においては民間の団体同士による自発的な交流が行われていると伺っております。陣屋町に関する活動においても地元団体から御相談がありましたらどういったことができるか,検討したいと思います。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 同じ項,足守文庫の整備計画,現時点での取組状況,そして移動展示等企画展は規模的に可能かとのお尋ねです。
足守文庫については県指定名勝近水園の範囲内に立地しており,同地での建て替えは制限されております。この地域は指定文化財が集積しており,陣屋町足守の歴史的価値を一層生かすためにどのようにしていくのがよいか,関係部局とも協議しながら引き続き検討してまいりたいと思います。
また,シティミュージアムの木下家資料の展示についても足守文庫の在り方を検討する中であわせて考えてまいりたいと思います。
以上です。
◎福田広志 市民協働局長 2番,持続可能なコミュニティーを生み出すためについての項,順次お答えします。
地域イベントへの職員参加の現状についてです。
本庁や区役所の担当職員は,地域で実施される区づくり推進事業のイベントや取組への参加を通じてSNS等を活用して広く情報発信を行っております。また,地域活動を支援する地域担当職員は,実際に地域の会議等へ足を運び,地域の実情の把握や関係構築を進めるなど,地域活性化の推進に努めています。
次に,市のホームページでのボランティアの募集の様子や広報についてです。
岡山市が平成26年から運営している岡山NPO・ボランティアサイト,つながる協働ひろば内に今年度から町内会がボランティアを募集できるページを開設しております。周知,広報については岡山市町内会ハンドブックへの掲載のほか,年度初めに市内の町内会にチラシを送付しております。今後は新任町内会長などを対象とした説明会でもお知らせするとともに,新たな情報発信の手法も検討してまいります。
次に,地域の事業者と町内会をマッチングする施策についてです。
本市では,多様な主体をつなぎ協働を促進するためコーディネート機関であるESD・市民協働推進センターを設置しており,事業者を含め様々な団体のマッチングについて丁寧に対応しています。
さらに,事業者が地域と協働した社会貢献活動をつながる協働ひろばにおいて紹介し,広く周知することでこうした活動が市内各地に広がるよう啓発に努めています。
以上です。
◎高木由里 保健福祉局健康衛生担当局長 3番,新型コロナワクチン接種についての項,順次お答えします。
他市との金額の差の理由についてです。
本市の自己負担額の考え方は,公明党を代表されての平元議員に御答弁したとおりです。
次に,本年中の金額変更及び介護施設等への取組,今後の金額変更について一括してお答えします。
本年度は,10月から接種を開始しており,年度途中の自己負担額の変更は,関係機関との調整及び問合せ等による接種医療機関の通常診療への影響等も懸念されることから困難と考えております。
また,介護施設等への取組といたしましては,感染症予防の観点から施設管理についての電話相談や現地に赴いての助言などを行っております。
なお,令和8年度以降の自己負担額につきましては,関係機関の御意見も踏まえつつ,当初予算編成の中で検討してまいります。
以上でございます。
〔7番大月晴一議員登壇〕
◆7番(大月晴一 議員) ありがとうございました。今回私も厳しい話の質問をしましたんで,なかなかどきどきしましたけど,一応1回目が終わりまして,再質問に入らせていただきます。
本当にいろいろ御答弁いただきましてありがとうございました。
まず,吉備の中山の歌碑についてです。
なかなか難しいテーマとは思いながらしているんですけど,平安時代,西暦905年古今和歌集でうたわれています。次世代に残せるものとして,また桃太郎線沿線の観光振興の次の手として石碑をと考えました。地元の方々の意見も大きく入っています。引き続き,地域の方々の意見も聞いていけたらと思いますが,いかがでしょうか。御所見をお願いします。
続いて,足守文庫の展示について。
まずは岡山市での保管,展示が大切と思っています。去年の企画展「豊臣家の誇り・備中足守藩木下家資料」では4,029人の来場がありました。さすが人気の木下家と思いました。
今後の観光振興のために木下家の品々をより多数シティミュージアムのホームページに掲載する。木下家の所蔵品の知名度を上げることで陣屋町足守により興味を増大させることもできる。品々の価値も高めたいと思います。御所見をお願いします。
周辺地域での10年先のコミュニティーの維持をするための方法を考えます。
今後のコミュニティー維持が大変だと思います。今活動が活発な地域でよく聞くように思います。本当に今頑張っておる地域の人が,何かできるんかなと口にするんですよ。やっていないところが言うんなら分かるんですが,逆のことが起こっています。それで,今回こういう話をしているんですけど。
市からの支援策の方法の一つとして職員の方の関わり方が結構重要だと思います。しかし,地域担当職員の経験年数の差があったりするので,関係づくりが難しいとか,研修が大切になっているのかなとも思っていますが,活発な町内会に積極的に関わり,一緒に活動することで様々な効果が生まれるのではないかと思っていますが,御所見をお願いします。
それから,地域と事業者の連携についてなんですけど,本当に僕もいろいろ見ていきましたらそのホームページ等に当たりました。私の地域でも大きな力となっています。つながる協働ひろば等で発信を行われているように思いますが,内容をより見つけやすくする方法を考えるべきと思いますが,御所見をお願いします。
以上で2回目を終わります。
○小川信幸 副議長 当局の答弁を求めます。
◎福田広志 市民協働局長 今2点,再質問をいただきました。
1点目は地域担当職員の関係ですが,経験年数の差があって,なかなか地域の活性化につながるようなところに差があるということもありますので,そこの差については活発なところ,町内会の活動事例を研修等通じて,あと連絡会議を通じて共有することによって今後につなげていきたいと考えております。
もう一点,つながる協働ひろば等のSNSの検索の関係ですが,引き続き各種の講座やフォーラム等の開催時に機会を捉えて広く周知していきたいと思います。
以上です。
◎木内啓子 産業観光局長 引き続き,地域の意見を聞いてほしいが,御所見をという御質問だったと思います。
吉備の中山,私も歩かせていただくことがございますが,古代吉備のロマンを感じるとともに豊かな自然や里山風景を楽しみながら散策できる魅力のある山だと思います。訪れる外国人の方も少なくないと聞いておりまして,さらなる観光誘客に結びつけるためにどのような発信方法が効果的なのか,地域の方々の御意見にも耳を傾けてまいりたいと考えております。
以上です。
◎岩田修 スポーツ文化局長 シティミュージアムに保管してある木下家の資料をホームページ等で紹介できないかということなんですが,シティミュージアムに関しましてはそれ以外にもかなりの収蔵品,寄贈品等々ございますので,どういう形で公表というか,ホームページ等々に御紹介できるか,検討してまいりたいと思います。
以上です。
〔7番大月晴一議員登壇〕
◆7番(大月晴一 議員) 御答弁ありがとうございました。
本当に1歩ずつ私もするしかないなと思っているんですけど,今いろんなお話をお聞きして繰り返し進めていかないかんなと,その中で一番シティミュージアムの関連を思っておるところなんですけど。結構本がありますよね。あの本に載っておるような内容の写真ぐらいは出ていたらと思うんですが,まだ全部は出ていないんですよね。そのあたり教えて,それでこれからどこまで載せられるか,もう少しお聞かせいただけたらと思います。
以上です。
◎岩田修 スポーツ文化局長 すいません,どこまでできるか,現場のほうと調整させていただきたいと思います。
以上です。
○小川信幸 副議長 以上で大月議員の質問は終わりました。(拍手)
質問の途中でありますが,午後1時まで休憩いたします。
午前11時50分休憩
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