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髙橋 誠一郎 議員
令和7年11月定例会 12月9日(火) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和7年11月定例会
12月9日(火) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議会
髙橋 誠一郎 議員
1 用水路転落防止策について
2 教員の校務DX化について
3 防災対策・防災協定について
次は,順序に従いまして高橋誠一郎議員。
〔5番高橋誠一郎議員登壇,拍手〕
◆5番(高橋誠一郎 議員) 皆様こんにちは。傍聴席の皆様,本日もありがとうございます。自由民主党岡山市議会の高橋誠一郎です。
まずは大森市長,4期目の御当選おめでとうございます。市長選と同日に,岡山市中区のほうでは市議会議員の補欠選挙がございました。その補欠選挙で御支持いただき,この場に立たせていただいております。今後は,皆様と共に岡山市のために,そして未来の次の世代の岡山のために懸命に懸命に頑張っていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
それでは,通告に従いまして一般質問に入らせていただきます。
1,用水路転落防止策。
(1)令和6年6月定例会以降の進捗について。
昨年6月の定例会では,江田議員が転落事故防止について質問されました。その際,市長から危険箇所約2,500か所を抽出し調査したこと,年間のフェンス設置距離を伸ばしてきたこと,通学路や市街地など優先度,地域に応じた整備をしてきたことなどの取組が説明されました。
そこでお尋ねいたします。
ア,この1年間で新たに対策がなされた内容をお聞かせください。
イ,また,試験されていた蓄光材での新たな転落防止策の効果はありましたか。お教えください。
(2)中区の危険箇所の重点化について。
私の住んでおります中区は4区の中で宅地の占める割合が一番高く,生活道路と用水路が極めて近接する地域であり,特に子どもや高齢者の転落リスクが高いと考えます。
そこでお尋ねいたします。
中区での危険箇所数と今後の対策予定をお聞かせください。
(3)危険箇所の市民参加型,見える化について。
学校,PTA,自治会,高齢者団体など地域の声を取り込みながら危険箇所の見える化を進めていくことが重要だと考えます。最近ではスマートフォンの位置情報を活用し,市民が簡単に危険だと思う場所を投稿できるアプリもできてきております。岡山でも,ノートルダム清心女子大学が転落地点を可視化できるリーフレットを作成してくれました。岡山市でも,道路についてはLINEで道路・公園損傷等通報機能を実装しております。
そこでお尋ねいたします。
危険箇所の見える化について,市として検討されているものがあればお教えください。
2,校務DX化について。
(1)校務DXの各取組の進捗について。
校務DX化は,教員の業務の負担軽減につながります。省力化して生まれた時間を,生徒と直接向き合う時間に充てていただきたいと思います。現在の岡山市は,GIGA端末の活用や欠席連絡のオンライン化は全国的にも高い水準にある一方,保護者連絡のデジタル化は遅れているとの説明を受けました。また,紙資料,押印,ファクスの残存,学校間の取組格差,ICT支援員の活用度の違いといった様々な課題が指摘されました。
そこでお尋ねいたします。
教材共有のクラウド化,保護者連絡の省力化など校務DX計画に掲げられた各取組について現時点でどの程度実現していると認識されているか,お教えください。
(2)教員の雑務,事務に要する時間の把握について。
教員の校務について,どの校務に負担を感じるかの調査はあるが,どの校務に何時間かかっているかという定量データはないとの説明がありました。しかし,データがなければ,どの業務を優先してDX化すべきか判断できません。教員の負担感のみ解消され教員の雑務の時間が減らずに,生徒と向き合う時間が増えなければDX化の意義は半減いたします。
そこでお尋ねいたします。
ア,教員の業務時間,とりわけ雑務,事務作業に係る時間を把握するお考えはありますか。
イ,教員の新たな負担とならないよう,どのような方法で把握していくお考えでしょうか。お教えください。
(3)学校徴収金DXについて。
給食費の公会計化により,学校の現金管理などの負担は大きく改善されたと聞きました。公会計化前後の給食費未納件数を見ますと,公会計化前の令和5年度が143件,公会計化後の令和6年度が1,174件と大きく増えております。これは学校の教員が多大な時間と労力を給食費徴収に当てていたこととも言えます。学校には,給食費のほかに教材費,修学旅行費,卒業アルバム代など学校ごとに徴収しなければならない項目がまだまだ多くあり,教員の時間も多く取られているのが現状です。教員には,生徒に向き合う時間を増やしていただきたい。
そこでお尋ねいたします。
ア,学校間の運用の違いを踏まえ,どのように標準化や負担軽減を図っていくお考えでしょうか。
イ,給食費以外の学校徴収金について,DXプラットフォームの整備を進めていくお考えはありますか。お教えください。
3,防災対策・防災協定について。
昨夜,北海道,青森のほうでは震度6強の地震がありました。被災された方には,心よりお見舞い申し上げます。
(1)避難施設としての小・中学校の暑さ対策について。
小学校,中学校の体育館は,地域の主要な避難所として位置づけられています。中学校については,エアコンの設置は令和9年夏前までの供用開始の予定となっております。一般的な避難所の課題として,体育館では暑さ対策が不十分で全国的に熱中症リスクが指摘されています。また,中区の防災訓練に参加した際,体育館でもプライベート空間を作れるパーティション設置を体験させてもらいました。プライバシーを作れる一方,空気の通りが悪くなり夏の避難時には耐えられない暑さになるのではと感じました。
そこでお尋ねいたします。
ア,市立小学校へのエアコン整備状況,設置完了までの見通しをお示しください。
イ,設置完了までに災害が生じ避難施設となった場合の代替の暑さ対策は何でしょうか。
(2)防災協定の締結状況について。
災害時には,行政独力のみならず物資提供,輸送,施設提供,人材派遣など民間企業との協力が不可欠です。最近ではキッチンカーの団体とも協定を結び,万が一の災害に対して様々な対策を講じられておられます。しかし,防災協定は複数部局にまたがり,市民には全体像が分かりづらい状況です。
そこでお尋ねいたします。
ア,現在締結している防災協定の総数と内容を教えてください。
イ,直近3年間で新たに締結された協定件数について教えてください。
ウ,今後新たに協定締結を考えられている分野,業種,団体等を教えてください。
(3)アマゾン等との防災協定締結の可能性について。
災害時の対応で不可欠なものの一つに,物資の集積,輸送があります。2025年4月に岡山市南区で稼働したアマゾンの岡山南デリバリーステーションがあります。延べ床面積が約7,000平方メートル,中四国最大規模の配送拠点であり,こうしたところとの協定は物資輸送の面で有効だと考えられます。アマゾンとは,尼崎市や相模原市など他自治体でも締結の前例があります。御所見をお聞かせください。
以上で1回目の質問を終わります。
よろしくお願いいたします。(拍手)
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
◎今井洋孫 都市整備局長 大きい1番,用水路転落防止策について,(1)令和6年6月定例会以降の進捗についてのうち,この1年間で新たに対策がされた件数,そして蓄光材についてお答えします。
令和6年度に実施した用水路転落防止対策については,市内で108件実施しており,転落防止柵については約4.5キロメートル設置しました。転落防止柵の設置が困難な箇所については,視線誘導標,道路びょうなどを設置しています。
蓄光式の道路びょうについては,令和5年度に南区西市地内,北区横井上地内,東区瀬戸町下地内に設置しており,設置区間において転落事故の発生は確認されておりません。
続いて,(3)危険箇所の市民参加型見える化についてお答えします。
危険箇所については,平成28年度に狭い道路に隣接する用水路やカーブの外側にある用水路など,転落の危険性がある約2,500か所を地域の方々とともに抽出し,令和5年度までに転落防止柵設置などのハード対策を完了させました。令和5年度からはハード対策と並行して啓発チラシの配布などソフト対策も実施しており,その中で転落の危険性がある箇所を例示し情報提供を求めています。転落防止対策については,継続して転落事故の発生箇所や地元からの要望箇所において対策を進めておりますが,それに加えて令和6年度からは高齢者が多く事故密度が高い12の小学校区の町内会と連携し,転落の危険性がある箇所について地域の声を取り込みながら対策を進めているところです。危険箇所の見える化については,今後どのようなことができるか研究してまいりたいと考えています。
以上です。
◎浦田隆次 中区長 同じ項,(2)中区での危険箇所数と今後の対策予定についてお答えします。
令和6年度の調査の結果,中区管内の危険箇所は3小学校区で41か所でした。これらへの対策は順次進めており,令和7年11月までに12か所について転落防止柵などのハード対策を完了しています。残りの箇所につきましても,引き続き地元調整を行い令和8年度中に対策を完了する予定です。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 2,教員の校務DX化についての項,順次お答えします。
まず,校務DXの各取組の進捗についてです。
現在取り組んでいる校務DXにおいては,教員の負担軽減を図るため会議や研修のペーパーレス化や学校ホームページの管理方法を全校統一にするなど着実に進んでいるものと考えております。
一方で,保護者連絡のDXについては,欠席連絡の省力化は実現したもののアンケートや配布物の配信機能の活用が進んでいないなど教職員,保護者の利便性向上に資する取組の強化が必要であると認識しております。今後も随時,各取組の進捗状況を確認しながら校務DXの一層の推進に努めてまいります。
次に,教員の事務等に要する時間の把握について,教員の業務時間,事務作業等に係る時間を把握する考えは,そして新たな負担とならないための把握方法はとのお尋ねです。
教員の勤務時間については,教員自身が出退勤時にシステムを使って打刻したデータにより把握しております。業務ごとの時間については現行システムでの把握は困難ですが,教員の働き方改革をより効果的に進めていくためには定量的な状況把握も必要なことから,今後現場の教員の負担とならない把握方法について研究してまいりたいと考えております。
この項最後に,学校徴収金のDX化について,学校間の運用の違いを踏まえ標準化や負担軽減を図っていく考えは,そして給食費以外の学校徴収金についてDXプラットフォームの整備を進める考えがあるかとのお尋ねです。
学校の事務負担軽減や保護者の利便性向上の観点から,給食費以外の学校徴収金に係る事務についてもDX化の検討が必要であると認識しております。
一方で,学校徴収金は学校ごとに徴収内容や金額や時期が異なっており,一律の取扱いとすることは難しい面がございます。こうした中,今年度からは学童校外事故共済などのキャッシュレス化に取り組んでおり,引き続き業務標準化やプラットフォーム整備の視点も交えて検討してまいりたいと考えております。
以上です。
◎嶋村真二 危機管理監 3番,防災対策・防災協定についての項,順次お答えします。
初めに,(1)避難施設としての小・中学校の暑さ対策についてのうち,イのエアコン設置完了までの暑さ対策についてですが,備蓄しているスポットクーラーや空調が整備されている特別教室の活用を想定しております。また,状況によっては,物資供給の協定を締結している事業者から追加の空調機器の調達も行ってまいります。
次に,(2)防災協定の締結状況について,ア,防災協定の総数と内容,イ,直近3年間の協定締結数,ウ,新たに協定締結を考えている分野,業種,団体等についてあわせてお答えします。
本市締結の協定は305件で,直近の3年間では33件の協定を締結しております。その内容は,避難施設となる場所の提供や建設機械等の応援出動,仮設トイレなど防災に関する資機材のレンタル,スーパーやコンビニからの生活物資の供給などとなっております。近年の災害現場の事例を踏まえて,トイレや暑さ寒さ対策といった避難所環境の改善が求められているところであり,新たな協定の締結については御協力いただける事業者がいらっしゃいましたら,さらに協定の締結を進めてまいりたいと考えております。
次に,(3)アマゾン等との防災協定締結の可能性についてです。
大規模災害時における国や民間からの支援物資を集積,仕分,輸送するためのスペースやこれに係る人員,資機材の確保は,被災自治体の重要な課題の一つであると認識しています。本市では,物資輸送に係る協定は2者と締結しております。また,支援物資の集積には岡山ドームの利用などを想定しておりますが,物資の集積場所に関する協定はございません。集積,輸送について御協力いただける事業者がいらっしゃいましたら,協定の締結を進めてまいりたいと考えております。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 同じ項,避難施設としての小・中学校の暑さ対策についてのうち,市立小学校へのエアコン整備状況,設置完了までの見通しについてです。
小学校体育館エアコン設置の見通しにつきましては,公明党を代表されての平元議員に御答弁したとおりです。
以上です。
〔5番高橋誠一郎議員登壇〕
◆5番(高橋誠一郎 議員) 御答弁ありがとうございました。
再質問を2点させていただきたいと思います。
1つ目が,2番の校務DX化についてなんですけれども,今計画始まったばかりでこれから取り組んでいかれることがしっかりと理解できました。ありがとうございました。
ただ,文部科学省の資料によりますと,学校徴収金の徴収管理については基本的には学校以外が担うべき業務と分類されたと覚えております。学生時代の一年一年というのは貴重な時間になりますので,一年でも早くDXが進み学校徴収金についても先生の手が離れ,先生が直接生徒と向き合える時間が増えるように取り組んでいっていただきたいと思います。
そのDXプラットフォームの作成についてなんですけれども,学校徴収金で利用できるプラットフォーム作成,自前でしていこうとすると当然プライバシーやセキュリティー対策など計画,完成まで多大な時間がかかっていくことが予想されます。現在既に民間の学校徴収金を代行するシステム等もあると聞いております。岡山市一体として,そういったものをスケールメリットを生かして導入していくことも今後御検討いただけないか,御回答お願いいたします。
そして3番,防災協定について,もう一つの再質問させていただきます。
協定の数や内容について,たくさんの事業者と連携して今もどんどん増やしていっていただいていること理解できました。ありがとうございました。
やはり先ほども御答弁ありましたとおり,災害が暑い日,寒い日,いつ起こるかというのは分からない。また,岡山で大規模イベントがあるときに,災害が発生するような事態も考えられます。そのようなときに避難所で体調を崩さぬよう避難所の環境改善をこれからもしていくべきだと考えます。そのためにも今後も協定を充実させていって,官民一体となって災害対応していくべきだと思いますが,御所見をどうぞよろしくお願いいたします。
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 高橋議員,最初の質問ということでありますが,堂々とした質問で,これからも一緒になって頑張っていきましょう。
防災の協定の話でありますけれども,防災協定に関していくと特に今避難所の話が指摘されています。近々では大きな災害というと,南区の大規模な山林火災が今年3月にありました。そのときも民間企業の方々,様々な協力していただき我々としても随分役立った,ありがたかったところであります。また,平成30年7月の豪雨も同じであります。そういう面で,我々としては多くの皆さん方と協定を結んでいるところでありますけれども,これからも足らない部分ないしは積極的に応援していただけるような企業があれば,我々としては積極的に対応して協定を結んでより充実した体制にしていきたいと思っていますんで,よろしくお願いいたします。
◎三宅泰司 教育長 学校徴収金業務についてですが,議員御提案の民間サービスの活用も含めた様々な方法を比較,分析した上で岡山市の実情に応じた推進方策を検討してまいりたいと思います。
以上です。
○田口裕士 議長 以上で高橋誠一郎議員の質問は終わりました。(拍手)
質問の途中でありますが,午後1時10分まで休憩いたします。
午後0時4分休憩
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