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前島 慶太 議員
令和6年11月定例会 12月6日(金) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和6年11月定例会
12月6日(金) 本会議 一般質問
みらいえ
前島 慶太 議員
1 おかやまマラソンのさらなる魅力向上のために
2 公立夜間中学開設に向けて
3 地方分権を推進するために
4 誰もが生きやすい岡山市へ~12月10日は世界人権DAY~
5 ハロウィーン当日の岡山駅前の混雑を緩和するために
午前10時0分開議
○森田卓司 副議長 皆さんおはようございます。
これより11月定例市議会第4日目の本会議を開きます。
ただいまの御出席は41名であります。
─────────────
○森田卓司 副議長 会議録署名議員に鬼木議員,桑田議員のお二人を指名いたします。
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○森田卓司 副議長 本日の議事日程は,一般質問並びに甲第180号議案から甲第214号議案までの35件の議案についてであります。
──────〇──────
△日程第1
一般質問
甲第180号議案~甲第214号議案
─────────────
○森田卓司 副議長 日程に入ります。
日程第1は,一般質問並び甲第180号議案令和6年度岡山市一般会計補正予算(第5号)について以下35件の議案についてであります。
これらを一括上程し,一般質問を行います。
それでは,順序に従いまして前島議員。
〔3番前島慶太議員登壇,拍手〕
◆3番(前島慶太 議員) 皆様おはようございます。傍聴へお越しの皆様,お越しくださいましてありがとうございます。前島慶太です。
明日,あさってと岡山が大変盛り上がる日だと思っております。あしたはファジアーノ岡山,勝手にスコアを予想しました。2対2と予想します。ここはあえて現実的に。先制されても逆転されても最後に昇格するのは岡山なので,安心して御覧ください。(拍手)
さて,11月10日,おかやまマラソンを走りました。おかやまマラソンは出場する方1万6,000通りのエピソードがあります。ボランティアの方だったり,応援の方だったり,惜しくも抽せんに外れた方々を合わせると数万通りのエピソードがあると思います。何かそれが僕はこのマラソンのいいところだなと思っております。
私のことで恐縮なんですけど,2時間41分で走りまして(拍手),それが山陽新聞に名前と順位が載るんですよ。住んでいるところも載るんですけど,岡山市民で9位でもう本当にうれしい限りでした。
そこから大項目1番に入ります。おかやまマラソンのさらなる魅力向上のために。
ほかの大型マラソンと比べて倍率が高いことなどから,おかやまマラソンは大変魅力ある人気の大会であることが分かります。さらに,魅力を向上させるために何点か質問いたします。
(1)早めにゴールした人にゴール後おもてなし給食を味わってもらえるようにしませんか。誰でも何個でもマラソンコース上で逃してしまったおもてなし給食をゴール後に食べられるようにするというのは難しいと思うので,例えば3時間以内にゴールした人に限るという縛りを設け,1人1つだけマラソンコース上にあったおもてなし給食をゴール後に食べられるようにするというのはいかがでしょうか。
(2)岡山の一大イベントとなったおかやまマラソンを海外からの観光客誘致に使えないかとの思いで質問いたします。
ア,申込み枠の中に既に海外枠がありますが,この海外枠の中にという形でもよいと思うので,国際友好交流都市枠をつくるのはいかがでしょうか。
イ,国際友好交流都市におもてなし給食を出してもらうのはいかがでしょうか。
続いて,大項目2,公立夜間中学開設に向けて。
来年4月開設の岡山市立岡山後楽館中学校の夜間学級(夜間中学)についての質問です。
(1)入学願書の提出は,11月29日まででした。応募者は何名でしたか。応募者の年齢構成,外国人応募者の数もあわせてお示しください。
(2)入学願書の提出は,11月29日を過ぎても受け付けていますということを広く広報しませんか。夜間学級案内資料を改定し,入学願書は日付を問わずいつでも受け付けていますという旨の記載を入れるのがよいと思います。御所見をお示しください。
(3)面談の結果は12月中に通知する予定になっています。面談結果通知はもう始まっていますか。
(4)夜間中学入学希望者には様々な背景があり,これまでの学びの実態も様々です。また,日本語を十分習得できていない外国人が入学することも予想されます。彼ら,彼女たちをはじめとしたこれまで学びの機会を十分に得られなかったがために幾多の困難を抱えてきた入学希望者が,学んでよかった,長年の疑問や課題が解決できたと思える個々に合った教育課程を編成することが必要になってきます。今年4月から教育課程を検討されていますが,その検討状況をお示しください。
(5)2月議会でのみらいえ,國友議員による経済的事情により就学が困難である生徒に対しての支援制度はとの質問に対し,教育長は経済的支援については現在,先進地における実施内容の調査を進めており,岡山市における制度の在り方を検討しているところですと答弁されています。夜間中学へ通うことを望む方々への経済的支援について,現時点でのお考えをお示しください。
(6)夜間中学には岡山市内の中学校教員を中心に教員を配置されると思いますが,教員配置のための人事異動希望調査,研修などはどのようにされますか。
大項目3,地方分権を推進するために。
日本経済新聞によれば,経団連が今年7月に開いたフォーラム内で,2040年の経済・社会ビジョンの策定に向けた議論の中で道州制が久しぶりに話題に上がったそうです。この記事を読み説きますと,複数の自治体でのシステムの共通化や広範囲のドローン宅配網の構築,都道府県の垣根を越えた国公立大学の再編など,かつての道州制の議論から一歩進んだ議論が期待できそうです。
私は,中央省庁の持つ権限を大きく地方自治体に移譲し,現在の中央集権体制から地域のことは地域で決められる地方分権・多極型の国家に移行すべきと考えます。この権限移譲により多くの地域課題の解消は専ら地方政府が行い,中央政府の機能は外交安全保障,マクロ経済政策,憲法改正議論など,国家の本質的かつ最も重要な役割に限定することで,地方,そして日本という国家を同時に強化することができると考えます。地方から人材,特に若い人材が都市部へ流出し,地方の衰退に歯止めがかからない現状で,自立した地域を目指す道州制の議論に期待しているところです。
(1)地方分権を進めるために必要なこと,今後の議論で期待する点など,大森市長の御所見をお願いいたします。
また,あわせて道州制について同様に市長の御所見をお願いいたします。
(2)地方分権に関して,岡山市が独自で,また他市と共に国へ要望している主な内容をお示しください。
(3)岡山市を中心とした8市5町で形成する岡山連携中枢都市圏,私は連携中枢都市圏の最大の目的は地域の活性化と地域経済の継続的な発展だと考えています。岡山連携中枢都市圏が経済成長に効果をもたらした主な取組をお示しください。
また,岡山連携中枢都市圏の経済はどの程度成長しましたでしょうか。岡山連携中枢都市圏の経済成長のために今後力を入れていきたい取組もあわせてお示しください。
大項目4,誰もが生きやすい岡山市へ。
人権課題について触れます。
人権課題について考えますといろいろなこと,例えば女性であったり,子どもであったり,高齢者であったり,障害者,感染症患者,外国人,犯罪の被害者,その御家族,インターネットによる人権侵害など,様々な種類の人権課題が頭に浮かんできます。
当選させていただいたときから一度人権について取り上げたかったのですが,なかなか啓発以外思いついてきませんでした。そんな中,先日女性に振られた際に男性らしくないと暗に言われまして,今回取り上げるに至りました。
今回,1つだけあえて男性の人権を問います。副題を12月10日は世界人権デーとしていますが,元はといえば11月19日が国際男性デーであることを知り,質問しようと思いました。
本会議ではよく女性の人権は取り上げられてきましたが,男性のそれについて言われることはありませんでした。もちろん男女で対立をあおりたいわけではないのですが,様々な会社が行っている幸福度調査では,どの調査でも男性のほうが女性よりも幸福度が低いという結果が出ています。そのような背景を踏まえ,今回はあえてむしろ男性のほうが生きづらい社会になっていませんかという角度から問うてみます。
男性の更年期障害についてです。
更年期障害に関する取組としては,鳥取県庁が更年期障害と見られる症状で業務が困難な職員は男女問わず年間5日までの特別休暇を取得できるようにしています。また,男性従業員が9割を超えるホンダでは,社内報で男性更年期の啓発活動をしたほか,社員が割引で医療機関を受診できるようにしています。
経済産業省によれば,男性の更年期障害による欠勤や業務効率の低下などの経済損失が年間1兆2,000億円に上るとのことです。また,2022年の厚生労働省の意識調査では,50代男性の14.3%が御自身に更年期障害の可能性があると回答しています。さらに,同調査では,更年期障害自覚者のうち40代の男性の86.6%,50代男性の86.5%が医療機関を受診しておらず,医療機関を受診することのハードルの高さがうかがえます。
(1)男性の更年期障害について市はどのように考えていますか。女性の更年期障害だけでなく,男性更年期障害も市民,市内企業の認知度,理解を深めるべく啓発,周知しませんか。
大項目5,ハロウィン当日の岡山駅前の混雑を緩和するために。
10月31日,仮装してハロウィンを楽しむ方々,主に若者が岡山駅前東口広場に集まっていました。年々人が多くなっているように思います。暴走バイクが現れ,それに飛び蹴りを食らわす人も出現するなど,大変荒れた様子が全国ニュースにもなりました。私の周りでは,ハロウィン当日は岡山駅東口周辺に近寄りたくないという方もいらっしゃいました。
2025年,来年のハロウィンは金曜日です,例年以上に岡山駅東口に多くの人が集まってしまうのではないかと懸念しています。基本的にはJRや県警が対策に力を入れなければいけないことだとは思いますが,岡山市としても何かできることはないかとの思いから質問いたします。
(1)ハロウィン当日の夜,岡山市中心部にて混雑が原因で起きたと思われるけがなどを理由とした消防局の救急出動はありませんでしたか。
(2)岡山市としてはJRや県警とどのように連携を取り,どのような対策を打たれていますでしょうか。
(3)仮装するのは止められないにしろ,集う場所を分散させることはできると思います。10月31日に岡山城,石山公園周辺でハロウィンのイベントを行うことで人を分散させるのはいかがでしょうか。岡山城西の丸周辺広場は来年度,広場の設計を行う予定です。ぜひハロウィンの日に岡山駅東口よりも岡山城西の丸周辺広場へ行こう,と思ってもらえる広場,そのようなイベントが開催可能な広場にしていただきたいです。御所見をお願いいたします。
(4)岡山市立の学校では,生徒に対しハロウィンの日はコスプレして岡山駅前に集まり過ぎないようにといった呼びかけは何かされていますでしょうか。
以上で1回目の質問を終わります。
御答弁よろしくお願いいたします。(拍手)
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 皆さんおはようございます。それでは,今日一日よろしくお願いいたします。
前島議員の質問にお答えします。
おかやまマラソンすばらしい成績,本当におめでとうございました。前島議員の2時間41分で入られた情報と前の副市長の竹中さんが3時間30分切ったという情報が駆け巡っておりました。岡山市内で9位ということでありますけれども,全体でも2桁,96位ということで本当にすばらしい成績でありました。
成績だけじゃなくて完走するというのも,ないしは参加するというのもいいんで,本来はその問いに対してお答えはしたかったんですが,そこは市民生活局長にお譲りするということで,私は地方分権の話をさせていただきたいと思います。
地方分権を進めるために必要なこと,今後の議論で期待する点,道州制についての所見をということであります。
何と廃藩置県というのは明治4年なんですね,1871年。当時の政府があっという間に廃藩置県を成立させたということで,七不思議の一つとも言われているものですが,そのときは本当に市町村の数というのは多かったわけであります。それから,市町村合併を繰り返して市町村の規模,能力は拡大していく一方で,広域自治体である都道府県のありようはそれ以降変わっていないということであります。
市町村と県という2層性,様々な問題があると思いますが,とりわけ我々の岡山市,いわゆる政令指定都市でございます。これと道府県との間には相当の問題が生じている。一つには二重行政ということでありますし,また我々8,000人のスタッフがいるわけです,先生を含めてですけども。それだけの能力を持っている,役割があるということに対して財源が見合っていない,ないしは権限も同じ問題が生じているということで,私としては相当の制度疲労が生じているということが言えるのではないかと思います。社会情勢の変化に合わせて制度を見直していく必要があると思っております。
指定市の市長会として今法制化を求めている特別市制度は大都市に権限と財源を一元化し,二重行政を解消するもので,基礎自治体として現場力と総合力を発揮でき,市民サービスの向上,圏域の発展につながるものであります。
地方制度調査会の勉強会のようなものがこれから動き出すという話にはなっております。我々としては第一歩になるんではないかということで期待しているところであります。また,国会議員の間にも我々に対応していただける組織が出来上がっておりまして,そういったところとの議論も進めていかなければならないと思っております。
それから,議員御指摘の道州制でありますが,これは現在の国,都道府県,基礎自治体の役割を再構築しようとするものであり,特別市制度を推進する立場にもつながると思いますし,制度疲労を起こしている今の制度を変えていくことにもつながることになるんではないかと思っております。私としては十分この議論を進めていくべきだと考えているところであります。
以上です。
◎岩田修 市民生活局長 大きい1番,おかやまマラソンのさらなる魅力向上のためにについて順次お答えします。
まず,早めにゴールした人にゴール後おもてなし給食を味わってもらったらどうかについてです。
今大会は,地元企業,団体から過去最大となる26品目の岡山らしい沿道給食を御提供いただき,ランナーから高い評価をいただいたところです。早くゴールされたランナーの方々にはエキスポ会場での飲食ブースで御当地グルメなどを楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします。
続いて,(2)おかやまマラソンを海外からの観光客誘致に使えないかで,海外枠の中に国際友好交流都市枠をつくってはどうか,また国際友好交流都市におもてなし給食を出してもらってはどうかについて一括で御答弁いたします。
今大会においても海外枠を設けており,主に香港や台湾などから参加していただきました。国際友好交流都市に限らず多くの海外ランナーに参加していただきたいと考えており,現在のところ国際友好交流都市枠の創設は考えておりません。
また,国際友好交流都市からのおもてなし給食の提供につきましては,仮に申出があれば検討してまいります。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 2,公立夜間中学開設に向けての項,順次お答えします。
まず,応募者の人数,年齢構成,外国人の応募者数について,入学願書は11月29日を過ぎても受け付けるということを広く広報しないか,そして面談結果の通知は始まっているかとのお尋ねです。
夜間中学への応募者数,年齢構成,外国人応募者数については森山議員に御答弁したとおりです。
随時入学についてはホームページ等で周知しておりますが,入学説明会や個別相談の際にも丁寧に説明しています。また,夜間学級案内資料については次回作成時には随時募集の記載も含めて見直しを行いたいと考えております。
なお,面談結果の通知は生徒募集案内に示しているとおり,今月中に行います。
次に,教育課程の検討状況についてです。
夜間中学の教育課程は月曜から金曜まで,1単位時間40分の授業を1日4時間,週当たり20時間とし,年間総授業時数を700時間程度と考えており,令和7年度の教育課程については入学予定者の状況を踏まえて検討を進めているところです。
次に,経済的支援の現時点での考え方についてです。
経済的支援については,中学校卒業に向けた学びの場としての性格を踏まえ,経済的事情により就学が困難な生徒等に対する支援について検討しているところです。
この項最後に,教員配置と研修についてです。
教員配置については所属長を通じて教職員に勤務条件の周知等を行いながら夜間中学の特性にも配慮し,適切な配置となるように努めてまいります。
また,研修については教育研究研修センターが実施する研修講座で教職員に必要な力量を身につけられると考えていますが,開校後は生徒の実態に応じた校内研修の充実等も図っていきたいと考えています。
以上です。
◎北川由佳 政策局長 3,地方分権の項に順次お答えいたします。
(2)地方分権に関して岡山市が要望している主な内容はについてです。
国に対しては,市長がお答えした特別市の法制化のほか,指定都市市長会や岡山県市長会等を通じ,国と地方間の税源配分の是正や法令等による義務づけ,枠づけ,関与の見直しなど,地方分権改革の推進について要望しております。
次に,同じ項,(3)連携中枢都市圏の圏域の経済効果,経済成長のための今後の取組についてはです。
現在,岡山連携中枢都市圏では圏域全体の経済成長の牽引,高次の都市機能の集積・強化,圏域全体の生活関連サービス向上のためスタートアップ企業支援,JRの利用促進と駅機能強化,夜間中学の設置等,44の事務事業を進めております。
圏域内総生産額は圏域形成前の平成28年度には4兆7,129億円でありました。令和元年度にかけて増加の兆しがありましたが,新型コロナウイルス感染症の影響もあり,令和3年度は4兆5,597億円となっております。その後の推移は現在算出中です。
圏域内入込客数は平成28年の1,892万人から令和元年には1,904万人に増加しましたが,こちらもコロナの影響もあり,令和3年は1,107万人まで落ち込んだ後,令和5年は1,677万人まで回復しております。今後も圏域における経済成長や安定的な住民サービスの提供のため,連携中枢都市として責任を果たしてまいりたいと考えております。
以上です。
◎後河正浩 保健福祉局長 4番,誰もが生きやすい岡山市への項,男性の更年期障害についての市の考え,啓発,周知についてです。
厚生労働省が令和4年に実施しました調査では,40歳代以降の方で男性にも更年期にまつわる不調があることについて知っていると回答した割合は,女性で約3割から5割,男性では約1割から2割となっており,特に男性において認知されていない状況でございます。
現在,市として男性の更年期障害に特化した取組はございませんけれども,男女に関わらず更年期障害があることについてどういった周知啓発ができるか,研究してまいります。
以上です。
◎北川由佳 政策局長 ハロウィン当日の岡山駅前の混雑緩和の項,岡山城西の丸周辺広場についてお答えします。
岡山城西の丸周辺広場は様々な人が憩い,楽しめる広場として整備する方針であり,様々なイベント利用も想定しております。
なお,ハロウィンのようなイベントでの利用可否についてはその内容により判断がされることとなります。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 同じ項,市立学校での呼びかけについてです。
ハロウィンに限らず,公共の場での立ち振る舞いについてはふだんの生活指導や道徳の授業等を通して指導しているところでございます。
以上です。
◎上田匡 消防局長 同じ項,ハロウィンに関連した救急出動についてです。
令和6年10月31日の夜間,岡山市中心部でハロウィンの混雑に起因した救急出動はありませんでした。
以上です。
◎安東功夫 北区長 同じ項,岡山市はJR,県警とどのような連携や対策を取っているかについてですが,毎年ハロウィンに向けては事前にJRや岡山県警等と当日の安全対策について会議が行われており,岡山市も出席しています。今年は新たな対策として岡山市公式Xで通路確保のお願いの呼びかけを行い,当日はカラーコーンなどを現地に配置した上で,JRや岡山県警等と協力しながら約20名の北区職員が歩行者の安全な通行の確保に努めております。
以上です。
〔3番前島慶太議員登壇〕
◆3番(前島慶太 議員) 市長,局長の皆様御答弁ありがとうございました。
再質問いたします。
まず,大きな5番のハロウィン当日の岡山駅前の混雑を緩和するためにところです。
市役所の職員の皆様と事前の打合せをする中で,救急出動もありませんでしたし,当日交通のところもバスとか電車は特に困ったことはなかったみたいで,あと苦情も来ていないというのをお伺いして,私がひどく捉え過ぎていたのかなというのは思いました。
人が集まるイベントといったら夏のおかやま桃太郎まつりだったり,おかやまマラソンであったり,岡山駅東口のクリスマスのイルミネーションだったりといろいろあると思うんですけど,こういうイベントと今回僕が取り上げたハロウィンの違いって何が違うかというと,主催者がいるかどうかだと思うんです。主催者がいないハロウィンの集まりというのは主催者がいない分ひょっとすると何か予期せぬことが起きるかもしれないということを私は思って今回あえて取り上げました。
一昨年,昨年と岡山駅前に10月31日に行って,人混みで辟易して今年は近寄らなかったんですけど,私の考え過ぎなだけであったようで安心しました。
来年は,金曜日というのは気になるので,要望なんですけど,今年はXで10月31日駅前へ行かないようにというのを呼びかけてくださっていたので,来年もしっかりと,こういうのを継続していっていただいて,予期せぬ出来事が起きないように,何か問題が起きないようにということを要望しておきます。
質問なんですけど,観光に詳しい副市長の林さん,ここまでいろいろ述べてきたんですけど,見方を変えればこれは僕はチャンスだと思っています。何もしなくても高校生,大学生の若い方々がハロウィンの日はコスプレして岡山駅前に集まってくれる,これはぜひ観光に生かせるチャンスだと思うんですけど,他都市の方々もハロウィンの日はコスプレして岡山へ集まる,こういう流れをつくるのはいかがでしょうか。林副市長の御所見をよろしくお願いいたします。
あともう一つ,連携中枢都市圏を取り上げさせていただきました。一番は経済成長だと私は思っているんですけど,今少子・高齢化,人口減少が言われる中で,県も施策を打っているけど,連携中枢都市圏があるので,岡山市がこの8市5町を巻き込んで人口減少対策を打つというのもありだと思います。
例えば一例ですけど,8市5町の中で働く20代,30代,それ以上の未婚の方々を一堂に集めて岡山市出会いのひろばのさらに大きなバージョンをやるというのもありだと思います。常識にとらわれない,前の岸田首相も異次元の少子化対策とおっしゃっていましたけど,常識にとらわれない少子化対策を8市5町でできると思いますが,副市長の中原さんの御所見をよろしくお願いいたします。
以上です。
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
◎林恭生 副市長 ハロウィンを観光の視点で生かしたらどうかということだと思います。
ハロウィン,岡山でも以前は大分暴れるというか,態度があまりよくない状況にあったのが,ここ最近はあまりニュースでも見なくなったんで,それなりに収まってきているのかなと思いますが,先ほどの北区長の答弁にあったように,いろんな人がそうならないように努力しているというのが一方で実はあったということだと思います。
考えてみると何が一番問題だったのかというと,ある1か所に集まって,多分そこでずっと滞在していて通行の支障になったりする,そこが一番問題なのかなと思います。それを思うと例えばどこかの公園で集まってもらうとか,あまり支障にならないところに誘導できるみたいなことができれば観光の上でも人にもっと集まってもらえるようなことにできるんじゃないのかなと思います。場所なんじゃないかなという気がしますんで,そういうことができるのかどうか,考えていきたいと思います。
以上です。
◎中原健一 副市長 連携中枢都市圏に関する御質問をいただきました。
議員おっしゃるとおり,連携中枢都市圏でまずは経済成長を目指していくというのは一つの大事なところだと思いますけれども,その前提として人口の流出を都市圏全体として食い止めていくということが重要だと考えております。
そうした中で,様々な対策が考えられるところですけれども,一つは人口流出,当然ながら広域的に取り組むところは広域自治体である県がしっかり取り組むべきところというところもあると思いますので,私どもも市町村のほうの連携中枢都市圏としては市民生活,そういったサービスに密着しているという基礎自治体としての特性を生かしながら,特に都市機能の充実ということを全体として図っていく必要があると考えております。
そういう意味では,関係市町村の御意見も聞きながら,市民に求められている都市としての魅力というものは何があるのか,そういう中で行政としてどういうことに取り組んでいくかということをしっかり見詰めながら検討を進めてまいりたいと思っております。
○森田卓司 副議長 以上で前島議員の質問は終わりました。(拍手)
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