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長岡 将克 議員
令和7年11月定例会 12月10日(水) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和7年11月定例会
12月10日(水) 本会議 一般質問
公明党岡山市議団
長岡 将克 議員
1 防災講座について
2 公民館の防犯カメラについて
3 日本語の初期指導について
4 部活動の地域展開について
5 スポーツ産業について
午後3時14分開議
○田口裕士 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
順序に従いまして長岡議員。
〔13番長岡将克議員登壇,拍手〕
◆13番(長岡将克 議員) 皆様こんにちは。公明党岡山市議団の長岡将克です。本日最後の質問になります。
通告に従いまして質問に移ります。
大きい1,防災講座について。
11月15日,16日に地元の公民館で北公民館まつりが開催され,私も参加いたしました。2日間で延べ700名の方が訪れ,多くの方が発表や展示を楽しまれました。その中の一つに,防災の展示コーナーがありました。この防災コーナーの中心者は,昨年防災士を取得され,今年度より北公民館で防災講座を開講されている方でした。私も都合がつくときは,この講座に参加して,防災について学んでおります。
講座には,北公民館の地域にお住まいの方が参加しており,自助,共助,公助のうち,特に自助,共助に力を入れて地域の防災を考えながら学んでおられます。時には危機管理室より出前講座を行ってもらったり,参加者全員で災害図上訓練(DIG)を行ったりしています。先日は,第7版になった岡山市防災マニュアルを危機管理室から頂き,岡山市が進めている防災にのっとりながら活動されています。夏には,公民館から場所を変えて,南区にある水難救助訓練施設で風水害の疑似体験なども行われました。
今回の防災コーナーは,北公民館まつりで初めての試みだったため,皆さん興味津々で見学されておりました。その中で,地域のために防災について学びたいが,防災士になるのは責任がありそうだし,取得にもハードルが高そうという声を数人の方から聞きました。地域の防災活動や災害時のリーダー役として期待される民間資格の防災士ですが,取得までには,日本防災士機構が認証した研修機関が実施する防災士養成研修講座を受講して,研修履修証明を取得し,防災士資格取得試験を受験して合格しなければなりません。そして,消防署や日本赤十字社等の公的機関が主催する救急救命講習──心肺蘇生法やAEDを含む──を受講し,その修了証も取得することが必要です。
防災士までの道のりはなかなかハードルが高いと思いますが,地域のために防災について学び,役に立ちたいと言われる方は多くおられると思います。
そこで質問いたします。
(1)本市において多くの場所で様々な防災講座が開催されていますが,防災士まではいかなくとも,防災士のライト版のような防災の基本を学べる講座を本市独自で検討してはいかがでしょうか。そして,講座終了後には修了証のようなものを発行して,地域でも生かしてもらえるような取組はいかがでしょうか。御所見をお願いします。
(2)先日,玉野市で,災害発生時に実際に避難所となる学校体育館で避難生活や避難所運営を体験しながら学ぶ1泊2日の防災研修キャンプが開催されました。何もかもリアルで,県内一苛酷な防災訓練と言われておりました。参加した方から,ぜひ岡山市でも開催すべきではとの声がありました。御所見をお願いします。
大きい2,公民館の防犯カメラについて。
公民館は公民の館です。つまり,みんなの大きな家です。年齢や性別,国籍,障害の有無などに関係なく誰もが利用できます。出会う,つながる,学び合う,そして活躍する場であると公民館のパンフレットには書いてありました。
日常的に多くの方が利用する公民館ですが,先日ある公民館で窃盗被害が発生したとお聞きしました。被害者の油断もあったかもしれませんが,防犯カメラが設置されていなかったため,警察にも来てもらったようですが,犯人の手がかりを得るのは難しかったようです。現在,学校施設など防犯カメラの設置が進んでいますが,公民館の設置状況についてお示しください。
多くの方が利用する公民館では,防犯カメラの設置が必要になってきているのではないでしょうか。公民館に防犯カメラを設置するかどうかは,地域のニーズや状況によると思いますが,防犯カメラは犯罪の抑止力となり,地域の安全性を向上させる効果があると思います。特に,夜間や人が少ない時間帯に不審者の侵入を防ぐことも期待されます。もちろん,防犯カメラの設置には,利用者のプライバシー保護も考慮する必要があります。カメラの設置場所や映像の管理方法について,施設利用者の理解と協力を得ることも重要です。防犯カメラの設置について,今後の御所見をお願いします。
大きい3,日本語の初期指導について。
岡山市では,外国人市民が安心して生活を送るために必要な日本語を学ぶことができるよう,福浜公民館や西川アイプラザの友好交流サロン,市内の公民館などで外国人市民向けの日本語講座が開催されています。また,岡山県を中心に,外国ルーツの子どもたちの日本語学習をサポートする公益財団法人橋本財団のおかやまグローバルこどもサポートセンターと連携し,岡山市に引っ越してきた外国ルーツの子どもたちに対して,日本語の初期指導教室を丁寧に行っています。
おかやまグローバルこどもサポートセンターは,日本語指導が必要な子どもや保護者に対して,日本語学習と教科学習のサポートを無料で提供しています。未就学の親子,小学生,中学生,保護者,そして高校生も対象に,オンラインと対面の両方で対応しています。
子どもが日本の学校に適応するためには,日本語の基本的なコミュニケーション能力が重要です。日本語の初期指導教室は,子どもたちが日常生活や学校生活で必要な日本語を学ぶためのサポートを提供しており,これにより子どもたちは学校での授業に参加しやすくなり,日本の文化や習慣を理解する手助けにもなっています。
そこで質問いたします。
(1)岡山市立学校において,日本語指導が必要な児童・生徒数の増加の傾向数をお示しください。
(2)今後も外国ルーツの子どもたちが増えていくと思われますが,現在の課題や今後について御所見をお聞かせください。
大きい4,部活動の地域展開について。
11月15日から26日まで12日間,東京都を中心に東京2025デフリンピックが開催されました。このデフリンピックで,岡山大学教育学部3年の石本龍一朗選手が400メートルハードルで8位に入賞しました。石本選手は,本年9月よりスタートした岡北中学校の陸上部の部活動の地域展開の受皿である岡北陸上競技クラブで,前島議員や私と一緒にコーチをしています。特に,彼は短距離の指導を担当しています。身近な存在である石本コーチが世界大会に出場したことは,クラブの生徒たちにとても大きな刺激となり,喜びにもなっています。次のクラブの練習では,デフリンピックのお話を聞く予定で,みんな楽しみにしています。
この部活動の地域展開ですが,少子化や教師の働き方改革が課題となる中,部活を地域で支える制度の全国での実施に向けた補正予算案が閣議決定されました。文部科学省は,学校が主体で行ってきた部活動を地域のスポーツクラブなどに移行する方針で,大会への参加が可能となるなど,新たな制度の創設を目指しています。国のガイドライン案では,希望する先生が指導できる環境整備のほか,指導を強制しないことなどが盛り込まれています。全国実施に向けては,費用負担の在り方が課題になっており,文部科学省は年内にも保護者負担の目安を示す方針とのことです。
そこで質問いたします。
(1)本市においては,令和5年度から令和7年度をめどに休日部活動の段階的な地域移行を目指してモデル事業を取り組んできましたが,令和8年度からはどのような取組になるのでしょうか。モデル事業として取り組んできたことなど,多くの課題もあったと思います。御所見をお願いします。
(2)先ほどの岡北陸上競技クラブは,既存のクラブではなく,部活動の地域展開の受皿として新たにつくられたクラブです。指導者やスタッフは,人脈やネットワークを通じて,クラブの理念に共感してくれた方が集まってくれました。必ずしも指導者でなくても,クラブ運営に関わることは可能と考えます。多様な人材で運営していくのも一つの方法だと思いますが,御所見をお願いします。
大きい5,スポーツ産業について。
本市において,来年は第3期スポーツ基本計画の計画策定期間に入ると思います。第2期である令和4年度から令和8年度においても,岡山のスポーツを取り巻く環境は大きく変化していると思います。身近な例としては,ファジアーノ岡山が挙げられます。11月30日には,ホーム最終戦がJFE晴れの国スタジアムで開催され,2025年シーズン最多の1万5,623人が来場しました。昨年とは全く違う景色をシーズンを通じて感じることができました。
スポーツは,身体的,精神的,社会的な面で多くのよさをもたらし,生活の質を向上させる重要な要素ではないかと思います。
本市において令和9年度に計画する第3期スポーツ基本計画はどのような計画になるのでしょうか。
さきのアメリカメジャーリーグのワールドシリーズで優勝したロサンゼルス・ドジャースの2024年の総収入は約1,520億円と言われています。また,イングランドサッカー,プレミアリーグのマンチェスター・シティは,2023,2024シーズンの収入が約1,425億円に達していると言われています。ちなみにファジアーノ岡山の年間収入は約20億円,岡山シーガルズやトライフープ岡山はそれぞれ約4億円規模であったと聞いています。
数字だけ見ると大きな差に見えますが,スポーツ庁の資料によれば,30年前にJリーグが開幕した当初,プレミアリーグやメジャーリーグとの市場規模の差はそれほど大きくなかったとされています。確かに,30年前は,サッカーで言えば,イングランドのプレミアリーグよりもはるかにイタリアのセリエAのほうが,人気もビジネス規模でも大きかったと思います。ということは,この30年で大きな開きが生じたということです。もちろん,様々な取組や変革もあったと思いますが,裏を返せば,まだ日本,そして岡山においても,スポーツを産業として考えたときに極めて大きな可能性があるのではないでしょうか。
本年4月に発表されたスポーツ庁と経済産業省が連携して開催したスポーツ未来開拓会議の取りまとめでは,国内スポーツ市場を5兆円から2030年までに15兆円規模へ拡大するという目標が掲げられています。岡山市において,第3期スポーツ基本計画の中にスポーツ産業について考えていく必要はないでしょうか。御所見をお聞かせください。
以上で1回目の質問を終わります。
よろしくお願いします。(拍手)
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 それでは,長岡議員の質問にお答えします。
第3期スポーツ推進計画はどのような計画になるのか,スポーツ産業について考えていく必要はないかということであります。
まず,スポーツ産業って一体,定義といいますか,どの範囲までなのかというところですが,結構広い。まず,今回議論になっていますスタジアムとか,アリーナ整備も入りますし,もちろんプロスポーツ本体の運営も入るわけでありますが,それ以外にテレビ,インターネットによる放映,スポーツツーリズム,スポーツ用品の製造販売等多くの産業といいますか,多くの業が一緒になったものを全体としてスポーツ産業と呼んでいます。そういう面では,それらの振興というのは非常に大きな意味を持ってくるということが言えるわけであります。
私は,サッカーに関しての自治体の役員をやっているものでありまして,そういう面では長岡議員がおっしゃったように,プレミアリーグの伸びというのは顕著なものがあるというのは,数字として見た覚えがあります。たしか,記憶では,プレミアリーグ20チームだけでJリーグ,J1,J2,J3,60チームよりも多くの人たちを集めているということで,随分大きな産業になっております。一方で,アメリカでは,アリーナ整備がどんどん動き,NBA等々の集客が非常に伸びているということも伺ったことがあります。
そういったスポーツ産業,日本はまだまだというところがあるんじゃないかなと思っております。先ほど指摘があったスポーツ未来開拓会議の中でも,スポーツ興行や関連メディアなどの観る,魅せるスポーツの寄与が高いということも示されております。こういった国の今後,次期スポーツ基本計画などを参考にしながら,岡山市でのスポーツ産業の位置づけについて,ないしはその成長に向かっての施策について検討していきたいと思っております。
以上です。
◎嶋村真二 危機管理監 1番,防災講座についての項を順次お答えします。
初めに,防災の基本を学べる講座の開催についてです。
現在は,地震,水害等の災害リスクや,一般的な防災知識に関する内容の出前講座事業を行っているところです。
防災・減災の知識を地域に広めていただく人材の確保は重要であり,御提案の内容も含めて,こうした人材の育成に向けた講座内容の充実について検討してまいります。
次に,防災研修キャンプの開催についてです。
議員御提案のこのキャンプは県が主催しており,避難所生活などがリアルに体験できる訓練で,来年度も県内で開催予定であると聞いております。
地域で行う避難所運営などの防災訓練は,住民が主体となり,その内容について考え,実施していただくことが重要と考えております。地域から訓練実施の相談があった際には,こういったリアルな訓練の事例も紹介しながら,地域のニーズに合った訓練実施の支援をしてまいります。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 2,公民館の防犯カメラについての項,設置状況,設置について,また今後についての所見はとのお尋ねです。
防犯カメラは,現在,建て替えを含む5つの公民館の主に屋外に設置しており,駐車場や玄関付近を撮影しています。犯罪抑止や証拠の記録,利用者に安全・安心を提供する有効な手段である一方で,設置場所,利用者のプライバシー保護等,考慮すべき課題もあるところです。今後は,公民館に対する要望をしっかり聞き,設置場所等の課題を整理しながら,改修の機会とも捉え,設置することを検討してまいります。
続いて,3,日本語の初期指導についての項,日本語指導が必要な児童・生徒数の増加傾向,そして現在の課題や今後についてのお尋ねです。
令和7年5月1日現在,日本語指導が必要な児童・生徒数を令和5年と比較すると,小学生は32名増加して152名,中学生は19名増加して37名となっております。
課題としては,日本語指導が必要な児童・生徒への指導時間の確保が十分とは言えないところです。今後,日本語指導支援員の派遣を増やしたり,外部団体と連携したりすることで,児童・生徒の日本語習得を早め,学校生活への適応につなげることができるように努めてまいります。
以上です。
◎岩田修 スポーツ文化局長 4番,部活動の地域展開について,まず課題,令和8年度からの取組についてです。
部活動の地域展開における主な課題としては,学校との連携,指導者の確保とその管理,受益者負担の在り方などと考えております。
令和8年度につきましては,今後,国から示される方針も参考にしながら,地域の実情に合った部活動の地域展開について検討してまいります。
続いて,多様な人材で運営することについて所見をについてです。
地域クラブ活動は,部活動の教育的意義を継承,発展させつつ,地域の様々な人や幅広い世代との豊かな交流などの新たな価値を創出することが重要とされており,多様な人材の関わりは,これに寄与するものと考えております。
以上です。
〔13番長岡将克議員登壇〕
◆13番(長岡将克 議員) 御答弁ありがとうございました。
要望,そして質問というので何個かさせていただこうと思います。
まず,要望ですが,防災訓練のほう,参加した方から聞いた話では1泊して夜を過ごしたということで,様々な気づきがあったともお聞きしておりますので,ぜひこういった場をつくっていただいて,担当の職員の方にもぜひ来ていただいたりして,双方でのよい経験になればいいと思います。これは要望です。
続いて,3番目の日本語の初期指導についてですが,岡山市の担当者の方,現場の方は本当に頑張っていただいておるという声はたくさん聞いております。その上で,小学校の担当している先生の声をぜひ聞いていただきたいなと思います。これも要望です。
その上で質問を1ついたします。
実際,中学生がいると思います。中学生は今度は高校受験が行われますが,そのあたりのサポートというのはどういうふうにお考えでしょうか。御所見をいただけたらと思います。
それではあと,5番目のほうです。
これは,質問が2つあります。
先日,産官学の横断組織ということでおかやまスポーツ未来開拓会議というのが立ち上がったと新聞のほうで私,見させていただきました。今日会議があるとも聞いております。こういったところとどういった連携をされるんでしょうか。御所見を教えてください。
あともう一個,最後の質問になります。
今の現シゲトーアリーナですけど,数年前にフットサルの全国大会が岡山で行われました。そのときに,実は今のシゲトーアリーナは使えなかったんです,ボールを蹴っちゃいけませんということで。全国の大会が岡山の中心で行えなかったって,これすごい残念だなと。結局どこであったかといいますと,総社のきびじアリーナでやったとお聞きしました。せっかく全国から岡山に来られる,それが総社のほうであったというのは何かすごい残念に感じております。こういったことも今後行われると思いますので,ぜひ今度のアリーナですけど,これは質問になります。
新しいアリーナ,フットサルは使ってもいい環境になるのでしょうか。私,そのフットサルの件を聞いたときに,広島グリーンアリーナに電話して聞きました。そのときに,使えないんですかといったら,いや,使えますよと。何か特別なことをしていますかといったら,いや,していませんよというて,そんなレベルでありましたので,ぜひ全国大会ができるようなアリーナになっていただきたいと思います。
以上です。
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
◎岩田修 スポーツ文化局長 2問いただいたと思います。
スポーツ未来開拓会議とどういった連携ができるのかということですけど,今は特に具体の案を持っているわけではございません。どういった連携ができるか,これからしっかり検討していきたいと思います。
それから,シゲトーアリーナでフットサルが断られたと,新しいアリーナはどうかというようなことですけども,今のところというか,フットサルはできないとは考えておりません。できると認識はしております。ただ,今度,新たなアリーナは床がコンクリ床になりますので,メインアリーナのほうは。そういったところで,どういうふうな大会が開けるのかというのは今後の検討になるかと思います。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 再質問をいただきました。
近年,中学生になって日本へ来られる方も多くて,確かに高校受験は課題であります。我々としましては,高校入試を控えた中学生に優先的に日本語指導支援員を派遣して,教科内容と日本語の学習を結びつけた学習のサポートを行うことができるように努めております。
以上です。
○田口裕士 議長 以上で長岡議員の質問は終わりました。(拍手)
本日はこれをもって打ち切り,次の本会議は明日午前10時に開き,引き続き一般質問を行います。
本日はこれをもって散会いたします。
御苦労さまでございました。
午後3時39分散会
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