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花岡 栄太郎 議員
令和8年2月定例会 3月2日(月) 予算特別委員会
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内容
会議録
令和8年2月定例会
3月2日(月) 予算特別委員会
自由民主党岡山市議会
花岡 栄太郎 議員
■甲第4号議案 令和8年度岡山市一般会計予算について
1 道路ネットワークの充実について
2 産後ケア事業について
3 倒木対策について
4 岡山市の可燃ごみ広域処理施設について
5 東部クリーンセンターごみ処理施設火災対策について
■甲第20号議案 令和8年度岡山市下水道事業会計予算について
6 下水道施設の老朽化対策・耐震化について
次は、順序に従いまして花岡委員。
◆花岡栄太郎 委員 皆さんこんにちは。自由民主党岡山市議会の花岡栄太郎でございます。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、早速ではございますが、甲第4号議案令和8年度岡山市一般会計予算及び甲第20号議案令和8年度岡山市下水道事業会計予算について質疑を始めさせていただきます。
1番、道路ネットワークの充実について。
第8款土木費第5項道路橋りょう費などについて一問一答で質疑をいたします。
岡山市ではコンパクトでネットワーク化された都市構造の実現に向け過度の自動車依存から脱却するため公共交通との連携強化を進めるとともに、深刻化する慢性的な渋滞に対応するため、広域ネットワークの強化や都心への自動車の流入抑制など利便性が高く、人と環境に優しい道路ネットワークの構築を進めています。その中でも、外環状線内に集中する渋滞箇所を原因とした時間的損失や都市機能の低下、居住環境の悪化などの抜本的な取組として外・中環状線の整備を重点的に進めており、早期の完成が期待されています。
そこでお尋ねいたします。
(1)中環状線全体の供用率は現在どの程度となっているのか、あわせて現在事業を進めている都市計画道路下中野・平井線について、その整備状況と今回の予算案を踏まえた今後の具体的な整備スケジュールをお聞かせください。
(2)外環状線について供用率と現在事業を進めている主要地方道岡山・赤穂線、主要地方道岡山・玉野線、岡南大橋東詰、一般国道180号岡山環状南道路のそれぞれの路線について、現在の整備状況と今回の予算案に基づく今後の具体的な整備スケジュールをお聞かせください。
以上でございます。
○和氣健 委員長 当局の答弁を求めます。
◎ 都市整備局長 1番、道路ネットワークの充実について順次お答えします。
まず、中環状線の供用率と都市計画道路下中野・平井線の整備状況及び今後のスケジュールについてです。
中環状線の供用率は、令和6年度末で約90%となっています。都市計画道路下中野・平井線については、現在旭川渡河部における橋梁上部工の架設工事、中区平井でのランプ工事、北区十日市中町での電線共同溝工事等を進めており、事業費ベースの進捗率は令和6年度末で約55%となっています。引き続き早期完成を目指し、現在進めている旭川渡河部での橋梁上部工の架設工事等を進めるとともに、中区平井における主要地方道岡山・玉野線をまたぐ橋梁の下部工の工事等に着手する予定としています。
続いて、外環状線の供用率、主要地方道岡山・赤穂線、主要地方道岡山・玉野線、岡南大橋東詰、岡山環状南道路の整備状況と今後のスケジュールについてです。
外環状線の供用率は、令和6年度末で約49%となっています。主要地方道岡山・赤穂線については、現在JRアンダーパス工事や中区中井側からの用地買収等進めており、事業費ベースの進捗率は令和6年度末で約42%となっています。引き続きJRアンダーパス工事や用地買収等を進めるとともに、JRアンダーパス工事前後区間の工事に着手する予定としています。主要地方道岡山・玉野線、岡南大橋東詰については令和8年1月より工事に着手しており、今後は令和9年度末の完成を目指し順次車線数を増やす工事を実施してまいります。岡山環状南道路については国において整備を進めているところですが、事業費ベースの進捗率は令和6年度末で約92%となっており、今後は令和8年度中の供用を目指し舗装や安全施設等の工事を行う予定と伺っています。
以上です。
◆花岡栄太郎 委員 それでは、質疑させていただきます。
近年建設資材価格や人件費が上昇をしておるわけではございますけども、中環状線や外環状線などの整備を着実に進めるためには、これらの影響にどのように対応していくのか、お聞かせください。
◎ 都市整備局長 建設資材や人件費の上昇への対応について御質問いただきました。
委員がおっしゃるとおり、近年建設資材の価格や人件費が上昇しております。これによって工事費の今後進めていく費用の増加が懸念されるところなんですけれども、我々としては工事の進捗に著しい影響が出ないよう、今後進める工事においてコスト縮減策や、また財源確保についてもしっかり努めていきたいと考えております。
以上です。
◆花岡栄太郎 委員 (1)のところなんですけども、旭川橋梁の上部工はどのような工法で施工されるのか、工法の概要も含めてお聞かせください。
◎ 都市整備局長 下中野・平井線の橋梁上部工の工法について御質問いただきました。
旭川橋梁の上部工の架設工法については、送り出し工法という工法で予定をしています。この工法なんですけども、具体的には北区下中野側の護岸近くの陸上部に作業台を設置し、その上で組み立てた橋桁を旭川渡河部に向けて水平に押し出し、中区平井側の橋脚に到着後、橋桁を橋脚に固定させるというような工法です。
以上です。
◆花岡栄太郎 委員 今送り出し工法ということなんですけども、現地の条件や安全性や工期、コスト面などを踏まえ、数ある工法の中からなぜ送り出し工法を採用したのか、その理由をお聞かせください。
◎ 都市整備局長 なぜこの工法を選択したのかというような御質問にお答えします。
今回の上部工の架設現場については、河川内での架設延長が210メートルと非常に長くなります。通常河川の中で上部工架設する場合には、河川内に作業台、いわゆる仮桟橋等を設置して、そこにクレーンを設置してそこで架設するというような工法を設置することが多いんですけども、この工法で行いますとやはり河川の渇水期でないと作業ができないというふうに非常に工事の施工期間に制約を受けることになります。
ただ、この送り出し工法を行うことによって河川内にそういう作業台を設置しないことになりますので、いわゆる出水期においても上部工の架設が可能なことになることから、コスト縮減や工期短縮も図れるという利点がありますので、今回この送り出し工法を採用しようと考えているところです。
以上です。
◆花岡栄太郎 委員 次に移らさせていただきます。
2番、産後ケア事業について、第4款衛生費第1項保健衛生費第2目保健対策推進費のうち、産後ケア事業について一問一答で質疑をいたします。
産後ケア事業は、出産後のお母さんが地域で安心して子育てができるよう産科医療機関や助産所において心身のケアや育児サポート等の支援が受けられるものです。
そこでお尋ねをいたします。
(1)短期入所型、通所型、居宅訪問型の利用件数が年々増加しているとお聞きしていますが、今年度の利用件数と来年度予算における見込み件数をお聞かせください。
(2)11月議会の代表質問で、産後ケアの公費負担拡充についてお尋ねをいたしました。来年度予算は今年度予算から大幅に増額がされていますが、質問趣旨も踏まえ御検討いただけたのでしょうか。あわせて来年度予算における公費負担額をお聞かせください。
以上です。
○和氣健 委員長 当局の答弁を求めます。
◎ 健康衛生担当局長 今年度の利用件数と来年度の見込み件数についてお答えします。
産後ケア事業の利用件数は年々増加しており、令和8年1月末時点で短期入所型1,787泊、通所型673日、居宅訪問型511回となっております。令和8年度予算では、こうした増加傾向を踏まえ短期入所型2,970泊分、通所型1,280日分、居宅訪問型880回分を見込んでおります。
次に、来年度の公費負担額についてです。
来年度の公費負担額は、実施期間における人件費や物価高騰への影響について11月議会でいただいた質問の趣旨も含め様々な御意見を踏まえた上で、産後ケア事業については少子化対策や母子保健の観点から大変重要な事業と考えており、利用促進を図るとともに利用者の負担軽減や事業者の質を確保するため増額することといたしました。今回の増額により、来年度の公費負担額について短期入所型は1万7,000円から2万5,000円に、通所型は7,000円から1万2,000円に、居宅訪問型は4,000円から6,000円となります。引き続き産婦が安心して利用できるサービスを目指してまいります。
以上でございます。
◆花岡栄太郎 委員 今回の公費負担の拡充は、利用者にとってどのような影響があるのかお聞かせください。
◎ 健康衛生担当局長 このたび公費負担額を大幅に引き上げることで、利用者の自己負担額の軽減につながる効果が期待できるものと考えております。また、実施機関の体制が安定することで、利用しやすさやサービスの維持向上にもつながるものと認識しております。
以上でございます。
◆花岡栄太郎 委員 それでは、次に移らさせていただきます。
3番、倒木対策について。
第8款土木費第20項都市計画費第25目公園費のうち、倒木対策について一問一答で質疑をいたします。
近年台風や線状降水帯による豪雨、突風などの影響により全国的に街路樹や公園樹木の倒木被害が増加しています。岡山市においても、道路や歩道への倒木が発生し交通の妨げや安全確保に支障を来す事例が見られました。こうした状況を踏まえると、樹木の健全度を的確に把握し事前に危険を察知、対処することが倒木防止の上で極めて重要であると考えます。
そこでお尋ねをいたします。
(1)来年度予算において倒木防止を目的とした点検、剪定、伐採などにどのような考え方で予算を計上しているのか、お聞かせください。
(2)街路樹や公園樹木の倒木リスクを樹齢や樹種、過去の倒木実績などを踏まえ、どのように把握、評価し予算配分に反映するのかお聞かせください。
以上です。
○和氣健 委員長 当局の答弁を求めます。
◎ 都市・公園担当局長 倒木対策についてお答えします。
まず、倒木防止を目的とした点検、剪定、伐採についてです。
樹木管理においては剪定等の管理作業の際に異常があれば報告されることになっており、危険と判断した場合などは速やかに撤去する措置を講じています。来年度予算においては、本市のイメージを印象づけるシンボル的な路線での緑のボリュームアップの取組や近年増大する倒木リスク、こういったことを踏まえまして、樹木の点検、診断を適切に行うための方法や評価指標等を検討し、岡山市街路樹・公園樹木管理指針を改定する委託費として1,000万円、市内全ての街路樹を総点検する委託費として2,000万円を拡充し計上しております。
次に、倒木リスクを樹齢や樹種、過去の倒木実績などを踏まえてどう評価、把握し反映しているかについてです。
倒木リスクを踏まえた管理に当たっては、樹種等の諸元や過去の点検記録を基にした評価、分析が必要です。今年度より実施している台帳のデジタル化や来年度実施する街路樹へのIDプレートの設置等により、こうしたデータを一元管理するとともに岡山市街路樹・公園樹木管理指針を改定し、樹木の点検、診断、伐採、そして植え替えなどを計画的に行う維持管理の仕組みの導入に取り組んでまいります。
以上です。
◆花岡栄太郎 委員 倒木を未然に防ぐためには、専門的な視点も必要だと思います。本市では樹木医などの専門家の知見をどの程度活用しているのか、お聞かせください。
◎ 都市・公園担当局長 倒木を未然に防ぐための樹木医などの活用といった御質問だったかと思います。
これまでも市民からの通報あるいは倒木が発生した際には、樹種や生育環境などが類似する周辺の街路樹や樹木について樹木医の方に診断を行っていただいて伐採などの対応を行っております。来年度改定を予定している岡山市街路樹・公園樹木管理指針においては、樹木医の方による診断の基準やフローなどを定めて倒木事故の防止に努めてまいりたいと考えております。また、昨年度より岡山市公園協会に委託して実施している街路樹などの剪定の出来栄え調査や技術指導においても、協会に在籍する樹木医の方に指導をしていただいているところでございます。
以上です。
◆花岡栄太郎 委員 次に移らさせていただきます。
4番、岡山市の可燃ごみ広域処理施設について。
第4款衛生費第5項清掃費第10目じんかい焼却処分費のうち、ごみ処理広域化処理施設整備・運営事業費について一問一答で質疑いたします。
岡山市では老朽化した既存焼却施設の更新や将来のごみ量の変動への対応を図りつつ、安定的かつ効率的なごみ処理体制を構築するとともに、周辺自治体と連携した広域処理により長期的な運営の安定化とコストの最適化を目指す可燃ごみ広域処理施設の整備を進めています。この建設工事の請負代金は6年間で約233億4,900万円と伺っておりますが、来年度の予算額が約176億8,600万円と全体の約76%を占める理由についてお聞かせください。
以上でございます。
○和氣健 委員長 当局の答弁を求めます。
◎ 環境局長 4番、岡山市の可燃ごみ広域処理施設について、6年間にわたる工事の請負代金全体のうち令和8年度予算額が約76%を占める理由についてです。
現在整備中の可燃ごみ広域処理施設は、昨年2月から建築工事、12月からは主要部のプラント工事に着手し、令和9年4月の試運転開始に向け工事を進めているところです。整備事業のうち建設工事の予算は、年度ごとの出来高予定に応じて決定しているもので、令和8年度は建築工事に加えて施設全体の大きな割合を占めるプラント工事の出来高が加わるため、現在の工事請負代金額の約73%に当たる約171億1,900万円を見込んでいます。そのほかに、市内で処理し切れない可燃ごみを市外処理する費用として約4億9,400万円などの関係費用もあわせて予算計上しております。
以上です。
◆花岡栄太郎 委員 それでは、質疑させていただきます。
まず、主要事業の中でも特に大きな額となっておるわけではございますけども、その財源の内訳についてお聞かせください。
◎ 環境局長 財源の内訳としましては、国の交付金が約49億2,000万円、起債が約70億円、玉野市と久米南町からの負担金が約39億7,000万円、基金が約12億6,000万円、一般財源約4億3,000万円となっております。
以上です。
◆花岡栄太郎 委員 次に、プラント設備についてなんですけども、新たに導入されている技術などがあればお聞かせをいただきたいと思います。
◎ 環境局長 新たに導入されている技術は、主なものとしてまずピット内のごみ質の均一化を図るためにAIを用いてごみの攪拌を自動で行う制御システムといったもの、それからまたごみの発熱量をレーザーを用いてリアルタイムで演算する自動燃焼制御システムなどを導入することとしております。
以上です。
◆花岡栄太郎 委員 次に、市の中心部近くに位置する焼却施設ということで、大規模な災害時の対応等で特出できるものがあればお聞かせをいただきたいと思います。
◎ 環境局長 一つは大規模地震などで焼却炉が緊急停止して外部からの電源供給が完全に断たれたようなブラックアウトの場合ですが、そういうときでも大容量の非常用発電機によって焼却炉が完全停止した状態からも立ち上げが可能であり、ごみの受入れが継続できるといったことがございます。それからまた、備蓄倉庫の設置や飲料水の確保を行いまして、最大200名の近隣住民の方の避難受入れが可能といったようなことが挙げられます。
以上です。
◆花岡栄太郎 委員 次に移らさせていただきます。
5番、東部クリーンセンターごみ処理施設火災対策について。
第4款衛生費第5項清掃費第10目じんかい焼却処分費のうち、東部クリーンセンター運営費について一問一答で質疑いたします。
(1)東部クリーンセンターにおいて今回導入される設備、消火薬剤添加装置の概要と予算化するに至った経緯、加えて発火件数などと効果についてもお聞かせください。
(2)火災が発生した際に消火体制を強化することは重要であり、一定の効果が期待できるものと理解をしております。一方で、被害を最小限に抑えるためには火災発生後の対応だけではなく、そもそもの火災発生件数を減らしていく取組も極めて重要であると考えます。火災予防の観点から、具体的にどのような取組を進めていくものがあるのか、お聞かせください。
以上でございます。
○和氣健 委員長 当局の答弁を求めます。
◎ 環境局長 5番、東部クリーンセンターごみ処理施設火災対策についてです。
まず、消火薬剤添加装置の概要と予算化に至る経緯、発火件数と効果についてです。
今回導入の消火薬剤添加装置は、ごみピットで発火した際に使用する既設の放水銃に消火薬剤を添加するものです。東部クリーンセンターでは、令和5年度11件、令和6年度9件、令和7年度は1月末現在で6件の発火があり、いずれも施設への被害はありませんが、他都市では火災により焼却施設が甚大な被害を受け市民生活に深刻な影響を与えた事例が生じているところです。そのため、本市では発火の際の早期消火に有効な手法について検討を進め、先進都市の事例等から消火薬剤を添加することが有効であると判断し、これを導入しようとするものです。この消火薬剤は可燃物に対して高い浸透性があり、水のみに比べて燃焼を抑える等、当該施設で発生する発火に対し効果的であると考えております。
次に、火災予防の具体的な取組についてです。
東部クリーンセンターでは、施設見学で来場する小学生にリチウムイオン電池の危険性などを伝えるため、資源分別用パンフレットを配布し正しい分別方法を保護者に伝えてもらうようお願いをしているところです。加えて本市では広報紙やホームページ、ごみ分別アプリ等を活用し、リチウムイオン電池等の適正排出について繰り返し周知を行っております。来年度はモバイルバッテリーやリチウムイオン電池を内蔵した小型家電等の誤って排出されやすい品目について廃乾電池等を回収するコンテナにモバイルバッテリーのイラストを掲載したシールを貼るなど、市民に分かりやすく周知することで適正排出を促し施設の火災予防につなげてまいります。
以上です。
◆花岡栄太郎 委員 それでは、質疑させていただきます。
本事業で整備する消火薬剤添加装置の他都市での導入実績についてお聞かせください。
◎ 環境局長 今回検討に当たって調査した範囲ではありますが、東京都八王子市、静岡市、愛知県春日井市のごみ処理施設で導入されています。
以上です。
◆花岡栄太郎 委員 あと使用する消火薬剤についてなんですけども、この使用する消火薬剤に有機フッ素化合物、いわゆるPFASなどが含まれているのか、お聞かせください。
◎ 環境局長 消火薬剤については、製造等が禁止されているPFAS、PFOA等を含まない製品の使用を考えています。購入の際は、成分を確認する等安全性に配慮してまいります。
以上です。
◆花岡栄太郎 委員 安心をいたしました。次に参らせていただきます。
6番、下水道施設の老朽化対策・耐震化について。
第1款資本的支出第1項建設改良費のうち、下水道施設の老朽化対策・耐震化事業について一問一答で質疑をいたします。
(1)下水道施設は市民生活や都市機能を支える重要なインフラです。今回の予算において、老朽化対策を重点的に進める必要性についてお聞かせください。
(2)下水道は災害時にも機能確保が求められます。重要管路やポンプ場、処理場の耐震化の進捗状況と今年度予算で実施する耐震化の内容についてお聞かせください。
以上でございます。
○和氣健 委員長 当局の答弁を求めます。
◎ 市長 それでは、花岡委員の質問にお答えします。
私は、下水道施設の老朽化対策、耐震化で今回の予算において重点的に進める必要性についてであります。
令和7年1月に埼玉県八潮市で下水道管の破損に伴う道路陥没によりトラックの運転手が巻き込まれ死亡したことに加え、市民約120万人が下水道使用の自粛を余儀なくされるなど重大な事故が起きました。
これを受けて、本市独自で直ちに路面下の空洞調査を実施しましたが、事故を起こすような空洞は発見されず一安心したところであります。その後、令和7年3月から国の要請があり、今後老朽化した大規模な下水道管約38キロメートルを対象に管内からテレビカメラ調査を進め、そのうち優先的に取り組むべき約9キロメートルの調査については8月までに完了したところであります。
その結果、直ちに陥没につながるおそれは確認されなかったものの、約140メーターについては管の腐食が確認されたため、応急的な措置を施し、今後管の更生工事を進めていきます。また、残りの約29キロメートルについては今年度中に調査結果を取りまとめ、先送りすることなく必要な対策を図っていきます。
埼玉県八潮市の事故を踏まえると、テレビカメラ等による点検を進め、異常が見られた場合は早期に対策を行うといった予防保全による取組を進めていく必要があると考える。令和7年度においては下水道管の老朽化対策費用を約3億円としていましたが、令和8年度は新たに創設された国の補助制度の活用により財源を確保し、約27億円を予算計上しております。
主な事業として、今年度調査を行った結果、緊急度Ⅰとなった奥田幹線や天瀬幹線など、布設から50年以上経過している中心市街地の幹線管渠の更新を実施していく予定であり、今後下水道管の老朽化対策を強化していきます。
以上です。
◎ 下水道河川局長 同じ項、(2)重要管路やポンプ場、処理場の耐震化の進捗状況と実施する耐震化の内容についてお答えします。
下水道管路約2,800キロメートルのうち、重要な幹線約580キロメートルの耐震化をまず進めており、令和6年度末時点で約81%が対策済みとなっています。
一方で、ポンプ場や処理場の27施設のうち、令和6年度末時点で4施設の耐震化が完了しています。
令和8年度においては、耐震化等に係る費用として約62億円を計上し、主な事業として奥田幹線や天瀬幹線の更新工事、平井排水センターや金岡ポンプ場の耐震化工事などを行う予定としております。引き続き、災害が発生し機能が停止すると市民生活に大きな支障となる急所施設から、順次耐震化を進めてまいります。
以上でございます。
○和氣健 委員長 以上で花岡委員の質疑を終わります。
質疑の途中でありますが、午後1時まで休憩いたします。
午前11時45分休憩
ご利用について
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