録画中継

令和8年6月定例会
6月12日(金) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議会
松田 隆之 議員
*一問一答方式
1 歴史資源等をいかした地域振興について
2 ももちゃりのリニューアルについて
3 ふるさと納税について
4 農業政策について(地域計画等)
5 生活道路の改良について
6 空き家対策について
 次は,順序に従いまして松田隆之議員。
     〔19番松田隆之議員登壇,拍手〕
◆19番(松田隆之 議員)  こんにちは。自由民主党岡山市議会の松田隆之でございます。
 今月7日日曜日,備中高松城址公園本丸跡において清水宗治公444回忌祭典,宗治祭が行われました。高松城址とその城主清水宗治公は高松地域の宝物であり,この地域に住む私たちが守り育てていきたいと思っております。そして,この地に育つ子どもたちにも,そのことの大切さを伝えていきたいと思っております。雨の中ではございますが,献茶,読経,焼香,高松城址保興会名誉会長の大森市長の挨拶と続き,無事終了することができました。本当に多くの市の職員にも御出席いただきました。感謝を申し上げます。
 また,7月12日には午前6時より宗治蓮,蓮見会がございます。四百有余年の歴史を超えて幻想的に美しい花を咲かせていますので,ぜひ御覧ください。
 前置きが長くなりましたが,通告に従い質問に入らせていただきます。
 1,歴史資源等を生かした地域振興について。
 岡山市内には,個性的な歴史・文化資源が各地域に存在しております。また,古代には吉備と呼ばれた地域であり,造山古墳など古代吉備の繁栄を伝える遺跡が数多く存在しております。歴史資源等の継承は郷土への愛着,誇りの醸成や地域の魅力創出につながることから,市は歴史・文化を生かした魅力づくり,日本遺産の活用,地域の文化財の保存,活用,発信に積極的に取り組んでおります。
 そこでお尋ねいたします。
 (1)市は現在,造山古墳ビジターセンター機能拡充基本計画の策定を進めております。策定理由と機能拡充内容及び今後のスケジュールについてお示しをください。また,昨年度古墳の規模や形状を正確に把握するとともに,新たな倭国論の裏づけとすることを目的に大型古墳のレーザー測量を行っていますが,何が分かったのでしょうか。そして,測量結果をどのように活用されるのか,お示しをください。
 (2)市は令和4年度より歴史の魅力を伝える歴史観光ウェブサイトおかやまレキタビを活用した情報発信を行っております。アクセス数及び成果についてお示しをください。
 (3)備中高松城址資料館は令和5年6月4日にリニューアルオープンされ,その後7万8,000人程度の来場者で大幅増となっており,今年度中には10万人に達するのではないかと期待しております。今年度の資料館魅力アップ事業についてお示しをください。
 (4)吉備津神社,吉備津彦神社のトイレ水洗化について,昨年度合併処理浄化槽,下水道接続,簡易水洗の比較調査が行われました。今後の改修計画についてお示しをください。
 2,ももちゃりのリニューアルについて。
 市は令和8年3月18日,13年前より中心部における移動手段として定着しているシェアサイクルももちゃりを全面リニューアルし新サービスを開始しております。電動アシスト付自転車,ノーパンクタイヤの導入,登録,貸出し,返却,料金プランの変更と戸惑った利用者も多いのではないでしょうか。
 そこでお尋ねいたします。
 (1)新サービスを開始して3か月です。利用状況を移行前の比較とともにお示しをください。
 (2)運営事業者及び利用者の声並びに市の目標や課題があればお示しをください。
 (3)令和8年4月1日から自転車の違反に対し青切符が導入されます。通行区分違反や指定場所一時不停止など市が担う安全への取組についてお示しをください。
 (4)高齢者や障害者等を対象にした利用料金の割引制度は運営事業者の判断とのことですが,市として導入していただけないでしょうか。御所見をお示しください。
 3,ふるさと納税について。
 市はまちづくり人づくり応援寄附金(個人の方のふるさと納税,以下ふるさと納税という)は観光や産業の活性化につながることから積極的に取り組んでいます。令和7年6月議会一般質問の御答弁において,岡山市が開催,参加するイベント等において,ふるさと納税のPRチラシを配布するなど,他部局と連携して周知に取り組み,寄附額の増加につなげてまいりたいとの答弁がございました。
 そこでお尋ねいたします。
 (1)ここ数年のふるさと納税受入額,市民が他の自治体に行ったふるさと納税による市民税控除額と差引き収支についてお示しください。
 (2)岡山市は寄附の際にふるさと納税で応援したい分野,希望使途を選択していただいております。希望使途の多い分野と金額及び使い道の公表についてお示しをください。
 (3)現在,お礼品協力業者の募集を行っております。お礼品の拡充や掘り起こしへの期待についてお示しをください。
 4,農業政策について。
 周辺地域の農家では担い手不足と高齢化の問題は長い間指摘し続けていますが,改善の兆しは見られていません。昨年度末の高松土地改良区総代会において,地域の認定農業者から稲作振興に向けた戦略が見えないとの声をいただきました。岡山市第七次総合計画や農林水産振興アクションプランを拝見すると,施策の方向性とともに多くの戦略も示されています。しかしながら,農業者には伝わっていないのではないでしょうか。
 そこでお尋ねいたします。
 (1)周辺地域の小規模米農家は肥料や燃料,農業機械などの資材価格の上昇にあえいでおります。市として何が必要と考えられているのでしょうか,お示しをください。
 (2)令和7年3月に策定された地域計画のブラッシュアップは年2回の更新とお聞きしました。その後の更新協議の場の設定はいつどのように行われたのでしょうか。目標地図の表示方法の改善とともにお示しをください。
 (3)農地の集積,集約化を推進するために農地貸借は相対の利用権設定が廃止され農地中間管理機構(農地バンク)経由に一本化されております。取組状況についてお示しをください。
 (4)市内には72か所を超える農林排水機場があり,それらの運転,停止は受益地域の住民に委ねられています。一方で,水系としての運転,停止判断や機場管理も重要です。市はどのように水系の水位や機場の運転状況を把握し管理しておられるのか,お示しをください。
 5,生活道路の改良について。
 道路は社会生活や産業・経済活動,救急・防災活動などを支えるための最も基礎的な社会基盤であり,自動車交通への依存度が高い岡山市においてはとりわけ重要な役割を担っております。岡山市の管理する道路の改良率は一般国道が97%,主要地方道が95%,一般県道が83.2%及び市道が51.1%となっており,市道の改良率は低くなっております。中でも日常生活に欠かせない比較的狭い生活道路では,応急修理や局所修繕のまま,ひび割れやわだち掘れのまま,白線が消えたままなど,満足度も低く市民ニーズを反映した道路改良が求められております。
 そこでお尋ねいたします。
 (1)生活道路の拡幅及び修繕の取組方針についてお示しをください。
 (2)生活道路の修繕費は,1年間で25億円から30億円程度とお聞きします。住民の安全を確保するための道路調査,修繕はどのように実施しておられるのでしょうか,お示しをください。
 6,空き家対策について。
 令和6年度の岡山市空家等実態調査によれば,市の空き家棟数は1万3,061棟であり,この10年間で4,401棟増加,空き家率は約3.4%となっております。老朽度,危険度ランク別の空き家棟数では,建物全体に危険な損傷が及びそのまま放置すれば近く倒壊の危険性が高まると考えられる建物が318棟,2.5%,建物全体の危険な損傷が激しく倒壊の危険性があると考えられる建物が297棟,2.3%となっております。
 そこでお尋ねいたします。
 (1)空家等対策の推進に関する特別措置法等にのっとり認定される特定空家等の認定条件と岡山市の認定に至るまでの具体的な流れや事情及び特定空家等の件数を御教示ください。
 (2)管理が行き届いていない空き家等について市が適切な管理を行うよう求めている助言,指導,勧告,命令の件数と所有者の対応状況をお示しください。
 (3)空家等管理活用支援法人の役割と活動内容について御教示ください。
 以上で1回目の質問を終わります。
 ありがとうございました。(拍手)
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
     〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長  それでは,松田隆之議員の質問にお答えします。
 私は最初の造山古墳ビジターセンターの拡充基本計画の策定理由等と,そして昨年度実施した古墳のレーザー測量から何が分かったかという点についてお話ししたいと思います。
 古墳は権力の象徴だとずっとこの場でも申し上げていましたけども,5世紀の初頭というと,この造山古墳と同等なものというのは大和に1つだけ上石津ミサンザイ古墳というのがあります。そういう面で,ほぼ同等の力を持っていたということが言えるんではないかと思い,我々は古代吉備は大和王権と並ぶ勢力を持ち二頭政治を行っていたという新たな倭国論を提唱しました。好評を得ていると思っているところであり,ビジターセンターも開館5年目で10万人のお客さんを受け入れることができたということであります。
 松田議員も何回か行かれたと思いますが,ビジターセンターはスペースの面,また設備面から見ても出土品を展示することができないということで歴史的な価値を,魅力をまた発信する機能としてはまだまだ十分ではない。不足していると言わざるを得ないわけであります。また,大型バスで訪れるツアーや学校の課外学習も増えてきていますけれども,駐車場が狭く進入口にも課題があります。今,それらの課題解消のため,基本計画を策定しているところであります。内容はまだ検討中でありますが,例えば出土品の展示やデジタル技術を活用した展示により古代吉備の歴史を体系的に見学し体験できる施設として機能拡充し,その歴史的な価値や魅力を発信していければと思っております。用地確保も含めた基本計画は今年中の策定を目指しますが,大きな方向性が見えた段階で概要の案を示したいと思います。
 また,レーザー測量でありますが,今回測量した9つの古墳は現在そのほとんどが樹木に覆われ詳しい形状についての把握が困難でありましたけれども,レーザー測量により古墳の大きさ,種類,構造などを詳細に把握することができました。このことによって,4世紀後半の円墳としては国内最大級の規模を誇り,現在発掘中の小盛山古墳が奈良県の富雄丸山古墳と相似形であるということが分かりました。富雄丸山古墳というのは,蛇行剣とかが出てきて空白の4世紀の中でいろいろと何が起こっていたのかということを指し示す今話題の古墳でありますけれども,そういったものと相似形であるということも分かったところであります。これは畿内にも引けを取らない規模の古墳を数多く有する吉備が,5世紀初頭に大和と倭国を共同統治したとする二頭政治の裏づけとなるものとも考えているところであります。これらについても発信しながら,我々としては歴史・文化遺産を活用しわくわくする魅力の創出と分かりやすい発信に取り組み,さらなる観光誘客と市民の地域への愛着と誇りの醸成につなげていきたいと思います。
 以上です。
◎木内啓子 産業観光局長  歴史資源等を生かした地域振興についての項,市長答弁以外についてお答えします。
 歴史観光ウェブサイトおかやまレキタビのアクセス数と成果についてです。
 おかやまレキタビでは,本市の歴史・文化遺産等に観光的な視点を加えた歴史のストーリーやその舞台を訪ねるモデルコースなどを紹介しています。令和4年度に公開し,令和6年度にはストーリーを追加,令和7年度には古代吉備を発信する特設ページの開設を行いました。アクセスした人数は,令和4年度1万9,592人,翌令和5年度は1万2,252人と減少したものの,令和6年度には4万1,547人,令和7年度には8万1,896人と増加してまいりました。また,ストーリーの関連スポットを周遊するイベントも実施してきており,県内外の参加者から御好評いただきました。岡山の歴史や文化に対し多くの方に親しみを感じていただいているものと考えており,今後も認知度向上や現地を訪れるきっかけとなるよう内容の充実を図ってまいります。
 続いて,吉備津神社,吉備津彦神社のトイレ水洗化の改修計画についてです。
 吉備津神社,吉備津彦神社の観光トイレにつきましては,令和7年度に行った調査を基に公共下水道への接続,合併浄化槽の設置,簡易水洗化,それぞれのコストや工事内容について庁内の関係部署等と協議しているところです。現時点では方向性の決定まで至っておらず今後の改修計画をお示しすることはできませんが,本市にとって重要な観光地の一つである両神社にふさわしいトイレとして整備できるよう迅速に検討を進めてまいります。
 以上です。
◎三宅泰司 教育長  同じ項,市長答弁以外,レーザー測量の結果の活用について答弁します。
 レーザー測量の結果については市のホームページで公開するほか,埋蔵文化財センターや市役所での展示を予定しております。また,レーザー測量を基に模型を作製し,来年2月にシティミュージアムで開催する葬られた歴史をテーマとした企画展で展示することも予定しております。
 以上です。
◎鈴木豪 都市整備局都市・交通・公園担当局長  同じ項,今年度の備中高松城址資料館魅力アップ事業についてお答えします。
 資料館は,リニューアル後もパネル等の展示を追加するなど,毎年度魅力向上に努めてきたところです。今年度は,昨年度実施したレーザー測量の成果から作成した地形データを基に水の流れを分析する水理解析を実施し,デジタル空間に再現した備中高松城の水攻めの様子を用いてパネルを更新する予定です。
 以上です。
◎福田広志 市民協働局長  2番,ももちゃりのリニューアルについての項,市が担う安全への取組についてお答えいたします。
 市では,自転車がどこを走ればよいか分かりやすくするため,矢羽根型路面表示や自転車のピクトグラムなど車道や歩道に表示するとともに,交通ルール遵守やマナー向上のためチラシを作成するなど啓発に努めているところです。
 なお,自転車専用通行帯や一時停止等,交通規制に関する標識・標示の設置につきましては,岡山県警察が実施しております。
 以上です。
◎鈴木豪 都市整備局都市・交通・公園担当局長  同じ項,順次お答えします。
 まず,ももちゃりの利用状況の移行前との比較,運営事業者や利用者の声,市の目標,課題について一括してお答えします。
 ももちゃりの利用状況については,リニューアル前の1日当たりの利用回数約1,400回に対して,リニューアル後は4月が約1,150回,5月は約1,300回と増加傾向になっております。利用者からは,電動アシスト付で走行が快適になった,ポート数やエリアが拡大し便利になったという声をいただく一方で,ポートに自転車がないときがある,エリアを拡大してほしいなどの御意見を伺っています。
 また,事業者からは,利用は順調に推移していると伺っており,引き続き車両の配置の改善や増車,エリアの拡大などを通じて利便性を高め,当面はリニューアル前の利用水準に向けて取り組んでまいります。
 次に,高齢者や障害者等を対象にした割引制度についてです。
 リニューアル後のももちゃりの利用料金は30分165円で他都市と同等ですが,月額利用の場合は本市は2,200円と利用しやすい設定となっております。議員御提案の高齢者や障害者等を対象とした割引制度に関して運営事業者とも協議しましたが,全国一律に運用している現行システムでは特定の利用者に限った割引の適用が困難であるなど技術的な課題もあることから,現行の料金設定での利用促進を図ってまいりたいと考えております。
 以上です。
◎小川徳久 財政局長  大きい3番,ふるさと納税についての項に順次お答えいたします。
 まず,ここ数年のふるさと納税受入額及び市民税控除額と差引き収支についてです。
 直近3年の状況について申し上げますと,令和5年度は寄附受入額が4億4,000万円余,市民税控除額が33億3,000万円余,交付税措置後の差引き収支がマイナス6億2,000万円余となっており,令和6年度については寄附受入額が6億9,000万円余,市民税控除額が36億6,000万円余,交付税措置後の差引き収支がマイナス5億6,000万円余となっております。令和7年度につきましては市民税控除額が国から公表されていないため,その額及び交付税措置後の差引き収支は現時点では把握しておりませんが,クラウドファンディング型ふるさと納税を含む寄附受入額は7億9,000万円余となってございます。寄附受入額は年々増加しており,差引き収支についても一定の改善は見られておりますが,いまだ差引き収支はマイナスの状況にあるため,引き続き寄附受入額の増加に努める必要があるものと考えてございます。
 次に,希望使途の多い分野と金額及び使い道の公表についてです。
 岡山市のふるさと納税では総合計画で掲げる都市づくりの基本方向をベースに応援したい分野を選択できるようになっており,令和7年度のふるさと納税受入額は7億9,000万円余のうち,受入額の多い応援したい分野の上位3つについては地域経済の分野が2億8,000万円余,女性・子育ての分野が1億5,000万円余,教育の分野が5,000万円余となっており,全体の約6割を占めております。応援したい分野に係る寄附額については市のホームページに掲載しており,各分野における政策を推進するための事業の一般財源として活用しているところでございます。
 この項最後に,お礼品の拡充や掘り起こしへの期待についてです。
 昨年度は桃やブドウの先行予約の開始時期を12月から9月に早めたほか,返礼品の拡充のため返礼品協力事業者の拡充や複数事業者の地場産品を組み合わせた定期便の開発などに努めたことによりまして寄附額は約1億円の増収となってございます。今年度は先行予約のさらなる前倒しですとか寄附が増加傾向にあり市への誘客につながる旅行クーポンの拡充,さらには果物狩りなどのいわゆる体験型の返礼品と言われるコト消費の返礼品の開発など寄附単価の高い返礼品を中心にさらなる返礼品の充実強化を図ることで寄附の受入れを増やしてまいりたいと考えております。
 以上です。
◎林原瑞気 産業観光局産業政策担当局長  4番,農業政策についての項,周辺地域の小規模米農家は資材価格の上昇にあえいでいるが,市として何が必要と考えているかについてお答えいたします。
 地域農業を維持していくためには,大規模農家のみならず小規模米農家の方々にも安心して営農していただくことが必要だと考えており,これまでも肥料や生産資材が高騰した際には幅広い農家を対象に様々な支援を行ってきたところです。肥料や燃料,農業機械といった資材価格の上昇など先行きが不透明な中で,今後令和8年産米の収穫状況や令和9年度春肥の価格動向などを注視しつつ,JAや生産部会など農業関係者の方々からの意見も伺いながら,営農を継続していくためにはどのような支援が必要なのかを検討してまいりたいと考えております。
 続きまして,地域計画の更新,協議の場の設定はいつどのように行われたのか,目標地図の表示方法の改善内容はについてお答えいたします。
 地域計画の更新に当たっては協議の場を設けることとしており,地域の農業者や農業委員,JA,農地中間管理機構等,地域の関係者の参集を呼びかけ対面またはオンラインでの開催を行うこととしています。
 ただし,認定農業者の認定などに伴う農地の利用の変更など軽微な変更については,ホームページ等で意見を伺うこととしております。
 令和7年度の地域計画の更新は軽微な変更であったため,5月,12月に市のホームページにおいて意見を伺い7月,1月に公示(後刻,「公告」と訂正)を行った上で市のホームページでも公開しております。また,令和8年1月に公示(後刻,「公告」と訂正)した地域計画の目標地図は,PDFファイルの加工方法やホームページの表示方法の改善により以前よりも鮮明で農地の判別がつきやすくなり,計画本文と別に目標地図を掲載することで利用者の利便性が向上しております。
 続きまして,農地中間管理機構経由の農業貸借の取組状況はについてお答えいたします。
 令和7年度の農地中間管理機構を経由した農地貸借は,新規更新が2,180件,機構から耕作者への貸付けのみの変更が57件であり,令和6年度とほぼ同程度となっております。
 最後に,どのように水系の水位や機場の運転状況を把握し管理しているかについてです。
 平成30年豪雨以降,各区の農林水産振興課等において排水機場などに遠隔監視カメラの設置を増やし,現在65か所でネットワークを通じた排水機場の運転状況の確認を行っております。またあわせて,用水路に設置した水位状況を監視する機器を今後増設する予定としており,引き続き水位変化の把握に努めてまいります。
 以上です。
◎難波雅彦 都市整備局長  5,生活道路の改良についての項,生活道路の拡幅及び修繕の取組方針,生活道路の道路調査,修繕の実施について一括してお答えします。
 岡山市では,幹線道路から生活道路まで約6,500キロメートルの道路を管理しており,道路の修繕については道路パトロールや市民らの通報,要望により危険度や緊急度の高いものなどを優先し,緊急度が低いと判断した箇所については地域バランスなどを考慮しながら順次対応しているところでございます。さらに令和5年8月からは岡山市公式LINEからの通報システムでも道路の不具合,損傷等を受け付けております。幹線道路においては,このほかにも5年に1度,舗装の路面性状調査を実施しており,この結果に基づき順次舗装の補修を行っているところです。
 なお,生活道路の拡幅については,町内会等からの要望書をいただいた後,現地状況を確認し整備効果や交通事故発生などの危険性,通学路の有無に加え関係地権者等の合意形成なども考慮し個別に判断しているところです。
 次に,6,空き家対策についての項,順次お答えいたします。
 特定空家等の認定条件,認定に至るまでの具体的な流れや事情及び現在の特定空家等の件数についてでございます。
 特定空家等については,国のガイドラインに準じて定めた基準に基づき作成した判定票を基に保安上の危険性や周辺への影響度を基に認定を行います。通報等を受けた空き家については,担当者が現地確認及び判定票に基づく評価を行うとともに課税情報等を基に所有者調査を実施し,まずは建物所有者等に対して助言を行い,改善が見られない危険性の高い空き家を特定空家等に認定いたします。また,危険性の高い空き家の解消を進めるため現在は助言に当たって改善報告期限を設けており,期限までに改善の意向が確認できない場合は特定空家等と認定し指導を行うこととしております。
 なお,現時点の特定空家等の件数は29件となっております。
 次に,管理が行き届いていない空き家等への助言,指導,勧告,命令の件数と所有者等の対応状況についてでございます。
 令和6年度末までに助言を行った管理が行き届いていない空き家は約1,500棟あり,そのうち3分の1程度が除却等により解消されております。
 なお,令和7年度に行った助言は249件あります。
 また,これまでに指導を行った特定空家等21件のうち,15件については除却等の対応がなされ,6件は指導継続中です。管理不全空き家等については,16件のうち改善の意向ありが4件あり,12件が指導継続中です。
 なお,これまで勧告や命令は行っておりません。
 改善に向けた対応がなされない危険性の高い空き家については繰り返し指導を行い,状況に応じて勧告,命令等の措置を行ってまいります。
 最後に,空家等管理活用支援法人の役割と活動内容についてです。
 民間法人等が活動しやすい環境を整備し本市の空き家対策の取組の補完的な役割を果たすことを目的として,令和7年3月より空家等管理活用支援法人の募集を開始し,令和7年度末時点で6団体を指定しております。空家等管理活用支援法人の指定に当たっては,市民からの相談等に対して不動産,法律,相続等の専門家によるワンストップ対応と空き家の発生抑制に関する活動を必須条件としており,現在は市民からの空き家全般に関する相談対応や空き家問題に関する周知啓発等の活動を行っております。また,今年度より空き家所有者への意向調査等を基に,民間の専門家である支援法人から所有者に対してアドバイスや支援などを実施する官民連携の取組も予定しており,大きく増加している比較的状態のよい空き家の利活用や流通の促進を図ってまいります。
 以上です。
◎林原瑞気 産業観光局産業政策担当局長  4番,農業振興についての地域計画の答弁の中で,7月,1月に公示を行った上で,その後に令和8年1月に公示を行った上で地域計画ということで,公示,公示と2か所申し上げたんですけれども,7月,1月に公告を行った上で,その後も令和8年1月に公告した地域計画ということで,公告のほうが正しいので訂正させていただきます。
 以上です。
     〔19番松田隆之議員登壇〕
◆19番(松田隆之 議員)  どうも御答弁ありがとうございました。市長ありがとうございました。
 もう本当に市長はよう御存じのように,造山古墳蘇生会が本当に頑張っておられます。こんな質問するんじゃということで連絡したら,もう市長,御存じなんじゃというて聞いとんですけど,大阪府高槻市ですか,あそこの今城塚古代歴史館というんがあるんですか,そこがええところなんで,またそこも参考にしてほしいというようなことも受けておりますので,またよろしくお願いします。
 それから,一問一答なんですけれども,農業政策の項,地域計画の更新に係る協議の場の設定ということなんですけれども,協議の場の開催については軽微な変更であったためにホームページに掲載して意見いただくと,そういうふうな形式で行って協議の場を設けなかったというような御答弁だったろうと思うんです。形式上はさっき言われたようにホームページでもいいんですけど,私はその協議の場を設けて岡山市とか農地バンクの人とかJAとか認定農業者,そういう人が一堂に会して農業の将来の在り方について協議することが岡山市の農業政策を地域の方々に伝えて理解を得るよい機会になると思うとんです。本当はホームページでやれば早くてええんですけど,そうやって地域協議の場を設けることがやはり私は大切なんではないんかなと思っておるんですが,御所見をお願いします。
◎林原瑞気 産業観光局産業政策担当局長  地域の場等々のオフラインというか,対面での場の設置について,設定についてのお話だと思いますが,今後農業を持続的に継続していくためには地域の方々で関係者が集まって一堂に会して将来に向けていろいろお話し合う場というのは確かに必要だと私どもも思っております。ですので,農業関係者の集まる場等々に対しては,そういう場を設けていってはいかがでしょうかという形で促しております。そういった地域計画の場以外でも農業関係者の方々が集まるような場というのは積極的につくっていければと思っておりますので,そういう対面での地域計画においてもできるだけできるよう促していきたいと考えております。
 以上です。
◆19番(松田隆之 議員)  ありがとうございます。よろしくお願いします。
 次に,農林排水機場の関連でお伺いしたいんですけれども,さっき御答弁では機場の運転というのは監視カメラで確認してというような御答弁だったろうと思うんです。確かに除じん機のところへカメラをつけて除じん機が動いておる,水の流れが動いておるということは,関係課2か所ぐらいだったと思うんですけれど,そこでは確認しておるというのは私も承知しておるんですけれども,先日,今月6日午前2時頃,私の家の前の立田のポンプ場がトラブったんです。土木員から,どこへ連絡してもつながらんということで私のところへ連絡があったんです。私から北区の災害本部に連絡して,その足ですぐポンプ場に行ってトラブルは対応できたんです。だから,連絡も北区の災害本部から土木農林分室に行って,土木農林分室からポンプを管理しておられる業者に行って,そうやってできたんですけれども,本当に連絡体制においてやはり災害本部とポンプ場とポンプを管理しょうるところとかメンテナンス会社,そういうところの連絡体制というのは整っておるんですか。うちのポンプ場を運転しょうる人って,もう75歳から80歳ぐらいの方ばっかりなんです。どこへ連絡しても困るんじゃというて朝の2時頃僕のところへ連絡あったんですけど……。(「すみません」と呼ぶ者あり)
○田口裕士 議長  質問はされておるんで,当局の答弁……。されておるよな。(「はい」と呼ぶ者あり)その後あったから,ねえと言われておるから。
◎林原瑞気 産業観光局産業政策担当局長  排水機場等々の運用につきましては地域の方々に大変お世話になっておりますので,そういった形のときに不便されることがないような形で私ども心がけていきたいと考えております。実際に災害が起こりますと,区役所等々に本部等々詰めますので連絡体制はできておりますし,その先の業者等々への連絡もつくような形にしております。今後もそういった形に加えて,何か地域の方々の利便性向上につながるようなことは考えていきたいと,このように考えております。
 以上です。
○田口裕士 議長  以上で松田隆之議員の質問は終わりました。(拍手)
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