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岡崎 隆 議員
令和8年6月定例会 6月15日(月) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和8年6月定例会
6月15日(月) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議会
岡崎 隆 議員
*一問一答方式
1 大規模災害に備えて
2 学校施設等のコンクリート片落下について
3 ナガエツルノゲイトウ等外来水生植物について
次は,順序に従いまして岡崎議員。
〔16番岡崎隆議員登壇,拍手〕
◆16番(岡崎隆 議員) 皆さんおはようございます。自由民主党岡山市議会の岡崎でございます。先ほど吉本議員がすばらしい質問をされて,私,初めて何か尊敬しましたわ。(笑声)
いや,質問の内容もすばらしいし,それから語りかけるように,こんなことを後輩の私が言うのも失礼なんですが,だんだんうまくなってきておる。(笑声)やっぱりそういうもんだなと,ぜひ吉本議員のような質問ができればなと思いますんで,頑張っていきます。
それでは,質問に入らせていただきます。
大きい1番,大規模災害に備えて。
平成30年の西日本豪雨災害から8年目の7月を迎えようとしています。この間,本市では,災害時の防災・減災につながる多くのハード事業,ソフト事業を行ってきました。私も西日本豪雨災害以降,毎年6月定例議会では,災害対策について取り上げてきました。今回もよろしくお願いします。
それでは,質問に入ります。
(1)平成30年7月の西日本豪雨災害等を踏まえ,災害に強く,安全・安心な都市基盤整備を行う上で重要となる施策として,市民及び事業者,国,県と連携して取り組む流域治水プロジェクトがあります。現在の状況と今後の課題について御所見をお聞かせください。
(2)岡山市と企業,大学等との災害時における連携協定を増やし,大規模災害に備えた協力体制を構築していくことが大変重要だと思います。現在どのような協定を締結されていますか,お尋ねします。
(3)内閣府においては,過去の災害の教訓やスフィア基準等を踏まえ,避難生活における良好な生活環境の確保に向けた取組指針を,令和6年12月に改定されました。
そこでお尋ねします。
本市におけるスフィア基準等に基づいた避難所の数と質の確保に向けた取組について,御所見と状況を教えてください。
(4)ため池が決壊したら,農地だけではなく集落も流される可能性があります。本市は,昨年度からため池管理システムの導入を行い,ICTで水位を遠隔監視できるよう対策を講じてくれています。本当にありがとうございます。ぜひこのシステムに,増水時,遠隔操作で放水できるシステムの導入も,今後は考えていただけないでしょうか,お尋ねします。
(5)西日本豪雨災害時の断水を教訓に,災害時協力井戸が全国で広がっているようです。大規模災害時では,地域によって数か月も断水が続くケースが想定されます。飲用水ではなく,トイレや清掃,洗濯などに使用する生活水を提供できる井戸が見直されています。
広島県の呉市では,西日本豪雨災害後に実施された調査で,市内に多数の井戸があることが判明し,その共助利用を支援する制度を2020年4月から始めたそうです。我が岡山市でも,共助用の井戸制度の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
大きい2番,学校施設等のコンクリート片の落下についてでございます。
学校において,このところ立て続けにコンクリート片や断熱材の落下が報告されています。報告があった最初の頃は,幸いにして人への被害はありませんでしたが,事故が発生した当初から懸念していました人的被害が,ついに6月10日の落下事故で発生したとの報道がありました。子どもたちが毎日通う学校でこのようなことがあってはいけません。今回の事態を踏まえ実施した調査によれば,多くの危険箇所があることも判明したようです。また,今回のコンクリート片の落下があったのは学校でありましたが,本市には多くの方が住む市営住宅もあります。今回の学校のように,コンクリートの老朽化による落下のリスクが市営住宅等でもあるんではないでしょうか。
そこでお尋ねいたします。
(1)これまで学校施設を定期的に点検してきたにもかかわらず,コンクリート片などが落下した事故について,教育委員会としてどのようにお考えでしょうか,お尋ねします。
(2)今回コンクリート片落下事故を受け,緊急的,応急的な対応が必要であると考えます。今後どういったスケジュールで具体的にどのような対応をしていくかお示しください。
(3)児童・生徒や地域の方が使う学校施設で起きた事故なだけに影響が大きく,学校施設の安全性は災害対策面,防災面でも必須であります。長寿命化計画と整合性を取りつつ,財政負担を平準化させながら学校施設を維持していくことが重要ではないかと思います。御所見をお聞かせください。
(4)市営住宅の定期的な点検について,どのようなことを行っているかお示しください。また,指定管理者との役割分担もあわせてお示しください。
(5)学校と同様に市営住宅は鉄筋コンクリート造が多く,3階建て以上の建物だけでも168棟もあるとお聞きしています。今回の学校事故を受け,住宅課としてどのように市営住宅の事故防止につなげていくつもりでしょうか,お尋ねいたします。
(6)学校や市営住宅のほかに,岡山市が設置者で,部屋があり人が出入りする鉄筋コンクリート製の建物のうち,昭和62年以前に築造されたもの等はどれくらいありますか。また,古いものから一斉点検が必要ではないでしょうか。
大きい3番,ナガエツルノゲイトウ等,外来水生植物についてであります。前議会で取り上げましたナガエツルノゲイトウについて質問します。
南米原産の水草で,地球上最悪の侵略植物と言われているナガエツルノゲイトウですが,全国で次々繁殖の確認が報告されているようです。物すごい繁殖力の水草ですが,乾燥にも強く,水上と陸上の両方に侵入し,一旦定着すると,河川やため池,田んぼだけではなく,水辺の環境も一気に破壊していきます。また,塩のストレスにも強く,海岸地域の汽水域でも繁殖できる,とんでもない生命力の強い植物であります。
岡山県でも昨年,倉敷市や矢掛町で繁殖が確認されました。現在はまだ繁殖の確認がない岡山市もいずれ確認されると思います。早期発見,早期駆除が重要であることは,他の自治体の取組を見ても分かります。
そこでお尋ねします。
(1)現在本市において駆除の対象となっている特定外来生物のうち,水生植物は何種類ありますか。
(2)現在本市において池や水路等で繁殖している水草の駆除に年間どれぐらいの予算が使われていますか。近年の状況が分かれば教えてください。
(3)本市でナガエツルノゲイトウが発見された場合,どのような手順で駆除を行う予定ですか。また,市民が駆除を行う場合,届出等の必要はありませんか。県とはどのような協議がなされているのか,あわせてお示しください。
(4)ナガエツルノゲイトウは,水上と陸上の両方で生息が可能であるということから,所有者不明の耕作放棄地等で発生が確認された場合,誰が駆除を行うことになりますか,お尋ねします。
最後,(5)市民にナガエツルノゲイトウの発生を早期に見つけてもらうため,本市独自のチラシや動画を作成すべきと,前議会で提案させてもらいましたが,その後どうなったでしょうか,お尋ねします。
以上で1回目の質問を終わります。
御清聴ありがとうございました。(拍手)
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
◎林原瑞気 産業観光局産業政策担当局長 1番,大規模災害に備えての項,遠隔操作で放水できるシステムの導入についてお答えいたします。
ため池の水位管理につきましては,ため池水位監視システムを昨年度,試験的に導入し,今年度も引き続き増設を予定しており,管理者の管理の省力化を図っております。
また,議員御提案の遠隔操作で放水できるシステムにつきましては,今後のため池管理を検討していく中で,利用目的や効果,費用,設置状況などについて,実際に導入している他都市の事例などを参考に調査研究してまいりたいと考えております。
以上です。
◎今井洋孫 理事 同じ項,順次お答えします。
まず,企業,大学等との協定締結についてです。
現在,本市では企業や大学等と307件の災害協定を締結しています。
主な内容として,環太平洋大学などの大学と災害時の避難場所の提供,岡山県建設業協会などとは救出救援活動等における応援出動,ホームセンターやコンビニエンスストア等とは生活物資の供給など,災害発生時に被災者支援や応急復旧などに協力いただく協定を締結しています。
次に,スフィア基準等に基づく取組についてお答えします。
本市は,避難所の良好な環境が保てるよう,国の避難生活における良好な生活環境の確保に向けた取組指針に基づき,避難所の環境改善に取り組んでいるところです。
具体的には,簡易トイレや簡易ベッドなどの備蓄物資の充実を進めるとともに,民間企業などとの協定により,災害時における仮設トイレの配備や避難スペースの確保などを進めています。
今後も,備蓄物資の充実を図るとともに,新たな分野でも協定締結を進め,民間企業等との連携を一層強化しながら,避難所の環境改善に努めてまいります。
続いて,共助用の井戸制度導入についてお答えします。
災害時には水道施設の破損等も想定され,大量に必要とされる生活用水として,井戸の活用は断水時の有効な対策の一つであると認識しています。
災害時における民間井戸の利用については,所有者の同意や利用上のルールなど,整理すべき課題があると考えており,導入に当たっては,国が示している災害時地下水利用ガイドラインや,既に制度を導入している他都市の事例なども参考に研究してまいりたいと考えています。
以上です。
◎末益大嗣 下水道河川局長 同じ項,(1)流域治水プロジェクトの状況と今後の課題についてお答えいたします。
流域治水プロジェクトは,近年の気候変動により,水害の激甚化,頻発化を踏まえ,施設整備に加え,流域のあらゆる関係者が協働して行う治水対策の全体像を旭川や吉井川などの各水系で取りまとめたものであり,令和2年度から取組を開始しております。
その中で,本市としては,平成29年に制定した岡山市浸水対策の推進に関する条例に基づき策定した基本計画に沿って取り組んでいるところです。
現在の課題としては,これまで平成30年7月豪雨を教訓に活動してきた強みがある一方,年月の経過とともに地域の関心が失われていく懸念があり,流域治水を計画的に推進するための協議,情報共有を目的とした大規模氾濫時の減災対策協議会などにおいて共有しているところです。
以上でございます。
◎小川徳久 財政局長 大きい2番,学校施設等のコンクリート片落下についてのうち,昭和62年以前に建てられた学校,市営住宅以外の人が出入りする部屋がある鉄筋コンクリート造の建物の数について,また古いものから一斉点検が必要ではないかについてです。
昭和62年以前に取得された学校や市営住宅以外の鉄筋コンクリート造で人が出入りする部屋がある建物は,公営企業分を除き,幼稚園,保育所や公民館など約140施設ございます。これらに限らず,市有施設につきましては,老朽化等に伴う事故を未然に防止するため,各施設所管課において建物の外壁等の劣化具合や損傷の状況等を調査する建築基準法に基づく,いわゆる12条点検等を定期的に実施し,建物の安全確保と適切な維持管理に努めているところでございます。
このたびの事故を受けまして,指定管理者を含む全ての施設管理者に対しまして,外壁等の緊急点検を実施するなど,各施設においていま一度,安全確認を徹底するよう促してまいりたいと考えております。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 同じ項,コンクリート片などの落下事故について教育委員会の考えはとのお尋ねです。
安全・安心の場であるべき学校施設で事故が発生したことを大変重く受け止めております。今回の事故により被害に遭われた生徒や保護者の方には,大変な御迷惑,御心配をおかけしましたことに対し,責任を痛感しております。
今後は,再発防止に向けてスピード感を持って対策を講じ,学校の安全確保に万全を期してまいります。
次に,今後の緊急的,応急的な対応のスケジュールと具体的な対応についてのお尋ねです。
先月発生した最初の落下事案を受けて,学校教職員の目視による緊急点検を行い,その結果,32校で危険と思われる箇所があることが判明しました。これに伴い,学校で直ちに安全措置を行いました。
この32校については,直ちに教育委員会の専門職員が現地を確認し,応急処置をするとともに,専門業者による緊急修繕のための準備を進めております。
一部は既に修繕に着手しており,8月末までに修繕を終える予定です。
また,32校以外の学校についても,同様に教育委員会の専門職員が現地を確認し,危険箇所を見つけ次第,順次専門業者による修繕を行います。
なお,緊急修繕でも対応ができない場合には,できるだけ早く改修工事に取りかかってまいりたいと考えております。
この項最後に,長寿命化計画と整合性を取りつつ,財政負担を平準化させながら学校施設を維持していくことへの所見についてです。
学校施設の維持管理につきましては,老朽化対策としての計画的な予防保全による施設の長寿命化と,それぞれの段階に応じた教育環境の質的改善を一体的に進めることにより,持続可能で安全・安心な学校環境を実現していくことが不可欠であると認識しております。
そのためには,中・長期的なトータルコストの縮減や財政負担の平準化を図ることが重要であると考えております。
あわせて,日常点検や法定点検だけでなく,今回のような緊急点検においても,見つかった不具合箇所に対しては,緊急性の高いものから随時修繕を行っていくことも大変重要であると考えており,迅速かつ適切な対応に努めてまいりたいと考えております。
以上です。
◎難波雅彦 都市整備局長 同じ項,市営住宅の定期的な点検はどのようなことを行っているのか,また指定管理者と市の役割分担もあわせて示せについてです。
市営住宅については,指定管理者による毎年の日常点検や,3年に一度の建築士による法定点検により,外壁や軒裏のコンクリートの浮きや剥離についても点検しております。
指定管理者と市の役割分担については,市営住宅の点検や修繕などの維持管理に関しては指定管理者が行い,国費を活用するような大規模な外壁改修工事等については市が直接行っております。
次に,今回の学校事故を受けどのように市営住宅の事故防止につなげていくかについてです。
今後,現在行っている点検に加えて,軒裏,ひさし裏を重点的に緊急点検し,落下の危険性があれば,立入禁止事項などの安全対策をした後,速やかに修繕を行う予定としております。
また,事故防止に向け,コンクリートの浮きや剥離に対する点検の強化についても検討してまいります。
以上です。
◎林原瑞気 産業観光局産業政策担当局長 3番,ナガエツルノゲイトウ等外来水生植物についての項,水草の駆除に使われた予算の近年の状況について,過去5年分についてお答えいたします。
ため池や農業用水路に係る水草の駆除を含む清掃等に使われた予算は,令和3年度,2億4,629万円余,令和4年度,2億4,315万円余,令和5年度,2億6,142万円余,令和6年度,2億6,882万円余,令和7年度,2億8,501万円余となり,おおむね増加傾向となっております。
以上です。
◎板野利泰 環境局長 同じ項,順次お答えします。
まず,特定外来生物のうち,本市で駆除対象としている水生植物についてです。
特定外来生物のうち,オオフサモ,ボタンウキクサ,アゾラ・クリスタータの3種類が市内で確認されておりますが,現時点でこれらの駆除は行っておりません。
次に,ナガエツルノゲイトウが発見された場合の駆除の手順,市民が駆除を行う場合の届出,また県との協議についてです。
本市に情報が入った場合,まず県に報告を行います。ナガエツルノゲイトウと確認され,駆除が必要な場合は,県が方針を立て,生育場所の管理者に駆除の要請を行います。
駆除の実施に当たっては,県と市で協議し,特定外来生物法に基づく手続や,管理者への防除に関する情報提供を行い,専門家の指導の下,作業を行うことを予定しています。
また,駆除した植物の処分方法について,現在検討しているところです。
市民が駆除する場合,届出の義務はありませんが,まず市または県に連絡をいただき,必要な手続の確認を行った上で実施することとなります。
県とは,外来種対策連絡会議等でナガエツルノゲイトウをはじめとした外来生物法の取扱いや対策の協議,研修などを行っております。令和7年度は,これらが5回開催され,このほかにも随時,協議を行っています。
次に,所有者不明の場所で確認された場合,誰が駆除を行うかについてです。
外来生物法では,調査や防除に必要な限度において,国及び地方公共団体職員が他人の土地へ立ち入ることができ,所有者不明な場合においても,相応な理由がある場合には防除ができるという規定がありますが,実際に発生した場合には,県とも協議しながら,状況に応じて検討する必要があると考えております。
この項最後に,ナガエツルノゲイトウのチラシや動画の作成状況についてです。
現在,岡山県,環境省の協力を得て,市民向けのチラシを作成しているところです。6月末からホームページの公表,公民館等へのチラシ配布を予定しております。
以上です。
〔16番岡崎隆議員登壇〕
◆16番(岡崎隆 議員) 御答弁ありがとうございました。
それでは,大規模災害のほうから再質問をさせていただきます。
まず,流域治水プロジェクトの一環だと思うんですけど,最近,旭川ダムの改良工事のことがよく話題になるんですが,国が行う事業だと思いますが,旭川ダムの改良工事に伴い,旭川水系で平成30年7月災害のとき大きな災害の元になった砂川,こちらに対する影響はどのようなことが予想されているのか,教えていただけたらと思います。
◎末益大嗣 下水道河川局長 旭川ダム再生事業が,支川である砂川へもたらす影響といったところで御質問がございました。
現在,国において進められている旭川ダム再生事業でございますけども,今回の取組で洪水調整機能が向上されることになっておりまして,現在の旭川ダムの場合に比べますと,本川の旭川への流量は低減されます。
支川である砂川への効果といったところにつきましては,国のほうで算出していないということは聞いておりますが,一般的に本川の水位が下がれば,支川の水をスムーズに流すなどの効果が期待できるため,支川であります砂川につきましても同様の効果が見込まれると考えております。
以上でございます。
◆16番(岡崎隆 議員) ありがとうございました。
次に,岡山市と企業,大学等との災害時における連携協定が307あるということで,非常に力強く感じております。でも,これはもっともっといろいろな方面で増やしていってほしいなと思うんですが,これから増やしていく予定,こういうことを今考えとんだということがあれば,教えていただきたい。
◎今井洋孫 理事 今後の協定に向けての動きの御質問だったと思います。
近年の災害現場の状況で,避難所環境を改善,向上していく必要があるというようなことがやっぱりよく言われております。
そういったところから,市としてもそういった避難所環境の向上に寄与するような企業との連携協定を考えているところです。
具体的に今動いているのが,入浴機会の提供に向けて民間企業との協定を結ぶべく,昨年度から協議を進めていると,そういう状況です。
以上です。
◆16番(岡崎隆 議員) ありがとうございます。
それから次,避難所生活,最近よく避難が長期化していく中で,避難所の中で残念ながら命を落とすとか,災害関連死ということが話題になっております。そういった中で,大森市長は内閣府の防災の事務方のトップをされていたということは有名な話でありますが,今回の避難所生活基準改定は,まさに内閣府の防災担当の部署から各自治体へ通知されたものと思います。ぜひ災害時における避難生活を少しでもストレスの少ないものに改善していく,そういったことを目指すための市長の強いリーダーシップを期待しております。
ぜひ御所見があれば,よろしくお願いいたします。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 確かに私は内閣府の防災統括官というのをやらせていただいていました。当時は,ここまでの議論はしておりませんけれども,それから東日本大震災,そして熊本の地震,能登の地震,そういうのがあって,様々な問題点が出てきて,こういう避難所の対策というのがクローズアップされてきた。後輩たち,よくやっているんじゃないかなと思っております。
私も現場で指揮を執る一人として,こういう避難所問題というのは,やっぱり大切にしていかないといけないなと思っております。そういう面で,この答弁を見てみると,女性,多いじゃないですか。こっち側はそれほど多くはないですけどね。
いや,それが,私は今回,人事をちょうど中原貴美副市長と議論するときに,避難所にしろ何にしろ,やっぱり女性の視点というのが重要だということで,ここにはいませんけども,安東さんというすばらしい女性を担当の室長にしてもらいました。
そういう面で,やっぱり見る視点が大きく変わってくるということが言えるんじゃないかなと思います。もちろん,それで済んだわけじゃないんで,この避難所生活,我々も平成30年7月豪雨,それこそ岡崎議員の近くであり,上道でも様々な問題点が露呈しました。我々としては,それらの生活改善を少しでもできるようにこれから旗を振っていきたいと思います。
以上です。
◆16番(岡崎隆 議員) ありがとうございます。市長の力強いリーダーシップに期待しております。
それから,ため池のところですけれど,これは山口県産業技術センターと同県の企業が協力して,遠隔操作で放水ができるような仕組みをつくったということで,池の栓を,モーターをつけたり,開閉するシリンダー方式にしたり,排水溝の管を設置するサイホン方式を取ったりしてやるそうです。それで,指示を出して30秒以内に作動して排水が始まるという優れものみたいなんで,ぜひこの辺を調査に行っていただけたらと思うんですが,いかがでしょうか。
◎林原瑞気 産業観光局産業政策担当局長 ため池の管理につきましては,先ほど申し上げた水位管理システム等々で増強して,適切な管理になるように努めているところです。今,この管理システムの効果を検証しているところでございますが,そのさらに先で,ため池管理をどのようにしていくのかということをこれからまたいろいろと検討する中で,この議員御紹介のシステムもひとつ検討していければと思っておりますので,調査研究してまいりたいと,このように考えております。
以上です。
◆16番(岡崎隆 議員) よろしくお願いします。
それから次,井戸のことですが,共助利用の井戸,これは非常にすばらしい取組だと思うし,自助・共助・公助とよく災害のときに言われますが,その共助の部分の最たるもんで,特に僕の住んでおるところでも,まだまだ井戸がたくさん残っておる。逆にその井戸がこういう形でまた役に立つことがあるんだなと思って感心しておるところですが,ぜひ長期断水に備えた井戸に対する制度をつくっていってほしいなと思いますが,本市でそういった災害共助井戸みたいなんは,実際把握されとんがありますか。制度的なもんではなくて,こうやって地域で使っているらしいよというのを把握されておるところはありますか。
◎今井洋孫 理事 現時点で本市の中で,共助井戸というのをやっているというのは,すいません,私はちょっと認識をしていないような状況です。
以上です。
◆16番(岡崎隆 議員) ぜひ呉市なんかも。自治会と連携の話をしたら,地域はよく知っておられるんで,その辺を把握してみていただける活動をちょっとやっていただけんでしょうか。
◎今井洋孫 理事 市内でどういったところで共助井戸というのを活用しているかというのは,少し調査してみたいと思いますし,またその井戸の活用に当たっては,最初に御答弁させていただいたかもしれませんが,他都市の事例等もちょっと研究しながら進めていきたいというか,考えていきたいと思っております。
以上です。
◆16番(岡崎隆 議員) ありがとうございます。
それから,学校施設のコンクリート落下です。今までにも学校施設のコンクリート片の落下というのはありましたか。
◎三宅泰司 教育長 今までも落下はあって,落下場所を落として鉄骨のさびを塗るという作業はしておりました。
以上です。
◆16番(岡崎隆 議員) これは20年ごとに外壁工事を行って,80年間建物を使用する計画ということなんですが,今の計画で大丈夫じゃろうか。校舎の状況によっては,前倒して外壁工事をやらんといけん場合もあるんじゃないかなと思うんですが,その辺いかがでしょう。
◎三宅泰司 教育長 今,長寿命化の中で,外壁等もやっているわけですが,なかなかたくさんの校数ができない状況です。答弁でも申し上げましたが,今回の点検で緊急的にというところはまず修繕をして,それで危険ではないと出ているところも,全て職員の目で見て,危険な場所があれば修繕,さらに工事が必要であれば,工事を早急にしていくと考えております。
以上です。
◆16番(岡崎隆 議員) あと,ちょっと気になっておることで,今回の学校のコンクリート片の落下の前に,上南公民館で落下があって,そのときは部屋の中の天井を破って落下しておったということ。やっぱり今回の点検の中に,場所によっては教室の天井裏も点検してみる,ふだん目視ができないところをやっておく必要があるんじゃないかと思うんですが,いかがでしょう。
◎三宅泰司 教育長 御指摘のとおりで,上南のほうは天井というか,屋上からの水の浸入,防水シートを張るということが大事なんですが,学校の場合も同じようなことが懸念されますが,やはり一番心配なのは,屋上に近い部屋,最上階だと思いますので,少しそのチェックというか,点検のことも考えていきたいと思います。
以上です。
◆16番(岡崎隆 議員) よろしくお願いします。
それから,市営住宅のほうなんですが,コンクリート片の落下,今まで報告ありましたか。
◎難波雅彦 都市整備局長 3階建て以上のコンクリート造の市営住宅についてですけれども,コンクリート片の落下のみの件数は実は把握していませんけれども,点検で浮きや剥離を把握して,落下前に修繕したもの,それと実際単体で落下したものを合わせた数については,過去3年では,令和8年度はなしですけれども,令和7年度は7件,令和6年度には7件,令和5年度には10件となっておりまして,いずれも人身事故,物損事故には至ってはいないと聞いております。
以上です。
◆16番(岡崎隆 議員) その報告を受けて,どのように指定管理者等も,打合せもあるんでしょうが,対応しているのか教えてください。
◎難波雅彦 都市整備局長 報告がありましたら,まずは指定管理者が現地に赴き,点検し,必要な修繕等を行っているような状況でございます。
◆16番(岡崎隆 議員) それで,現在落下防止のネットで対応しているところは何か所ありますか。
◎難波雅彦 都市整備局長 落下防止ネットを実施したところは,劣化が広範囲に広がっていました下内田改良住宅の2棟と,十日市改良住宅の1棟でございます。
◆16番(岡崎隆 議員) それで,今回の件を受けまして,点検の回数を増やしていく必要があるのではないかと思いますが,いかがでしょう。
◎難波雅彦 都市整備局長 点検の回数を増やすという御提案ですけれども,点検の回数を増やすというのは点検間隔を短くするということで,落下の事前の予防的措置としては有効なのかなと思っておりまして,実際,老朽化が進んでいるような市営住宅,高層の住宅については,その点検回数を増やして,その効果を検証するなど,点検の強化について検討していきたいなと考えております。
◆16番(岡崎隆 議員) もう時間がないんで,最後のナガエツルノゲイトウに行きます。
8種類のうち本市で確認されているのは3種類ということで,その3種類の駆除を行っていない理由は何でですか。
◎板野利泰 環境局長 これら3種類につきましては,外来生物法施行の2005年時点で,市内に既に広く頒布していたということ,またその後,用水路等の維持管理作業でほかの水草と一括に駆除されてきたことで,一定程度生育も抑制されてきたというようなこともございまして,現時点でこれらの駆除まで行われてこなかったと認識しております。
以上です。
◆16番(岡崎隆 議員) それから,ナガエツルノゲイトウですが,先ほどの答弁の中では,見つけた場合,駆除の届出は要らないということなんですが,特定外来種,移動させたらいけないというのが法律上あるんじゃないでしょうか。その辺の整合性はどんなんですか。
◎板野利泰 環境局長 市民の方等が小規模に駆除する場合,届出が不要となっておりますが,それを運搬したりするような場合には,公表するなどの手続が必要となってまいります。
以上です。
◆16番(岡崎隆 議員) それから,本市では水草の駆除に年間2億円以上,2億6,000万円とか8,000万円とか,これ鳥獣害の被害が1年間で1億円ですから,その倍以上使って,さらにナガエツルノゲイトウが来る前の状況がこれですんで,相当用心していかんといけんなと思っております。
今,駆除の要請があったところは,ほぼ対応できていますか。
◎林原瑞気 産業観光局産業政策担当局長 現時点では駆除の要請があったようなところは,対応できていると考えております。
以上です。
◆16番(岡崎隆 議員) これに関しましては,災害のときに排水機場じゃとか樋門に引っかかる。これが大変な災害を引き起こす原因になることを懸念して,私,今回言わせていただいておるんですが,駆除マニュアルがやっぱり必要になってくると思うんで,早急に県と話をしてまとめておくべきではないかと思いますが,いかがでしょうか。
◎板野利泰 環境局長 岡山県内において,県のほうが倉敷市,矢掛町で実際に昨年度から駆除をしております。それは国のマニュアルに沿ってやっております。そういった実際に経験したことも生かしながら,そういうマニュアルができるということが理想だと思いますので,また県等にそのあたりを働きかけていきたいと考えております。
以上です。
○田口裕士 議長 以上で岡崎議員の質問は終わりました。(拍手)
ご利用について
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