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藤原 哲之 議員
令和8年6月定例会 6月15日(月) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和8年6月定例会
6月15日(月) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議会
藤原 哲之 議員
1 小学校の暑さ対策について
2 岡山市の課題について
(1) 政策局
(2) 岡山っ子育成局
(3) 産業観光局
(4) 教育委員会
次は,順序に従いまして藤原議員。
〔39番藤原哲之議員登壇,拍手〕
◆39番(藤原哲之 議員) 皆さんこんにちは。自由民主党岡山市議会の藤原でございます。
一般質問は,昨年の6月議会から1年遠ざかっておりますので,いつもどおりの質問ができるか非常に心配いたしておるところでございますが,しばらくのお付き合いをよろしくお願いいたします。
まずは,今までのように気象の話から入らせていただきます。
今年の気象状況を見ますと,6月10日,気象庁発表によりますと,今年もエルニーニョ現象は春から発生しているそうでありますし,またそれがスーパーエルニーニョに発達するようなので,世界的な異常気象が心配されております。
この影響で,今年は例年より台風の発生が多く,その勢力も強大なものになると言われております。
今年は既に台風6号による大雨や強風の影響で,岡山市においても災害が発生しております。さらなる災害が起こらないように願っております。
岡山県では,今年は5月から平年を上回る高温に見舞われ,まだ5月というのに,夏日はもちろん,真夏日も記録いたしております。その影響で,熱中症での救急搬送者数は例年と比較しても大分多いと伺っております。
そして,今月の4日には,中国地方が梅雨入りしたと気象庁が発表されました。例年より2日早く,昨年より19日遅い梅雨入りだそうでございます。梅雨による集中豪雨だけは遠慮してもらいたいと思っております。
平成30年豪雨の記憶は忘れられるものではございません。その豪雨の発生から,はや8年が経過しております。当局には,いつ災害が起きても十分対処できるだけの体制づくりをお願いしたいと思っております。
今年も災害のない年になることを願い,質問に入らせていただきます。
大きな1つ目,小学校の暑さ対策について。
1,昨年の9月議会において,岡崎議員の質問で取り上げられておりました案件と少しダブりますが,今まさに地球は経験したことのない酷暑にさらされております。今年も40度超えの酷暑日が度々発生するのではないかと懸念いたしております。
岡崎議員は各学校に冷水器の設置を訴えられ,全校に設置するようになりましたが,他都市においては,熱中症対策として,児童が首に巻くネッククーラーを学校で冷やすための冷凍庫を設置している事例があります。
また,先日の新聞報道を見ますと,子どものランドセルにつけて体を冷やすランドセル用冷感パッドを子どもに貸与している都市の報道もございました。
私は,このネッククーラーや冷感パッドなるものは全然知りませんが,これらが熱中症対策に有効なのであれば,岡山市としても今後取り組むべきであると考えますが,当局の御所見をお伺いいたします。
2,私の暮らす灘崎地域は,広大な干拓地に位置しております。そのような地域の中に小学校がございます。当然,通学路の途中には,木陰も休む場所もありません。
子どもが保育園児のときには,親の送り迎えで通園されておりましたが,小学校に通うようになれば,遠い子どもの場合には,3キロメートル,また4キロメートルの距離を集団登校で通っているのが現状であります。
ぴかぴかの1年生は,新しいランドセルを背負い,3キロメートル以上もの道のりを歩いて登校しております。教材など重たいものは教室に置くなど,学校で工夫していると聞いておりますが,今の子どもたちはランドセルだけでなく,水筒や様々な教材も持参しており,小さな子どもにはランドセルが相当重たく,大変しんどい目をしていると伺っております。
さらに,現在の気象状況を見ますと,年々,温暖化は加速してきており,このままいきますと,岡山でも7月には酷暑日を観測するんではないかと心配いたしております。子どもたちの健康が心配でなりません。
例えば,日傘の使用や通学路の途中に休憩所を造るとか,スクールバスの基準を緩和して,我々の暮らす干拓地でも走らせるとか,また親の送迎を許可するとか,何がしかの暑さ対策が必要と考えますが,当局の御所見をお伺いいたします。
大きな2つ目,岡山市の課題について。
昨年の6月議会において,多くの局の課題とその対応の状況をお伺いいたしました。そのときから1年たちましたので,その後の状況がどのように変わったのか,取組の成果が現れてきたのかお伺いいたします。
まずは,当局の答弁を簡単に紹介いたします。
1,政策局では,それぞれの地域において,地域課題の解決と魅力ある地域づくりを進め,人口減少,高齢化が進む中でも活力のある地域をつくっていきたいという答弁でございました。
2,岡山っ子育成局では,放課後児童クラブの待機児童対策,保育の質の向上,困難を抱える子どもの支援などに取り組むとの答弁でございました。
3,産業観光局では,地域で大切にされてきた歴史・文化遺産を磨き上げ,さらに受入れ環境の整備等を通じて,一層の観光誘客に努めるとの答弁でございました。
4,教育委員会では,子どもの成長を支える教員,とりわけ増加する若手教員の資質の向上に取り組んでいく必要がある。今後も,子どもの社会的自立に向けて学校教育の充実のため取り組むとの答弁でございました。ただ今回の報道等を見ますと,教育委員会には新たな課題が表面化してきたと思っております。
学校の耐震化は済んでおりますが,やはり老朽化は進行しており,今年に入り,3校でコンクリート片が落下するという事故が起きているとのことでございます。この課題に対しても,今後の方針をお示しください。
各局のこの1年の取組と成果が出ていればお示しをください。
以上で1回目の質問を終わります。(拍手)
○小川信幸 副議長 当局の答弁を求めます。
◎三宅泰司 教育長 1,小学校の暑さ対策についての項,ネッククーラーや冷感パッドなど熱中症対策の所見と,登下校に対して何らかの暑さ対策が必要ではとのお尋ねです。
熱中症対策の一つとして,各学校がネッククーラーや冷感パッド,日傘などの使用について取り組んでいるところであります。また,各学校の対応に加え,今年度から全校に整備した冷水器を活用し,水筒へ水分を補充できるようにしております。
なお,冷水器については,運用状況についてのアンケートを行い,実態を把握した上で,増設を検討してまいります。
スクールバスの対象拡大など,現時点での対応が困難なものにつきましては,他都市の暑さ対策の事例を参考にするなど,児童・生徒の安全・安心に向けた対策を研究してまいります。
以上です。
◎北川由佳 政策局長 2,岡山市の課題について,この1年の取組と成果の項,(1)活力ある地域づくりについてお答えします。
まず,地域の歴史・文化の継承においては,地域の熱意に応えながら好機を捉え,地域振興基金も活用しながら各地域で様々な事業を積極的に実施してまいりました。
吉井川沿岸常夜燈群の日本遺産への追加認定や,足守,高松の歴史を生かした地域づくりなど,地域ぐるみの取組が実を結び,その成果が着実に現れてきています。
また,スマート農業の推進やサウスヴィレッジのトイレリニューアル,吉備路周遊バスなど,農業振興や観光誘客にも地域振興基金を活用し,地域の活性化を進めてまいりました。
さらに,コミュニティービジネス創出に向けた講演会やセミナーの開催などを通じて,地域コミュニティーの維持,活性化や,市民や企業など多様な主体による地域づくりの機運醸成に努めてまいりました。
加えて,本市の特性である広域拠点性を生かした道路ネットワークの充実強化や,産業拠点周辺での開発許可の緩和など,企業の投資を呼び込む取組の成果が現れてきています。
令和7年度の企業立地実績は,立地件数が20件,投資額が359.3億円となり,いずれも公表を開始した平成25年度以降で最高となっており,これも活力ある地域づくりにつながっています。
第七次総合計画では,特色をいかした活力ある地域づくりを政策に明確に位置づけました。
今後も,地域課題の解決と地域の魅力向上に向けた取組をより一層充実させてまいりたいと考えております。
以上です。
◎田中恵美子 岡山っ子育成局長 同じ項,岡山っ子育成局の令和7年度の取組と成果についてお答えいたします。
放課後児童クラブについては,待機児童対策として9か所の施設整備を行い,478人分,民間事業者は8事業者の参入により503人分の受皿を確保し,入所児童数の増加につなげました。
次に,保育関係では,令和6年度以降,3年連続で待機児童ゼロを達成するとともに,保育の質の向上を進めております。
障害児保育については,補助の拡充を行い,令和8年3月時点での受入れは1,348人となりました。
また,医療的ケア児については,私立園への働きかけを行い,少しずつ対応いただける園も増え,8人の受入れを行いました。
最後に,困難を抱える子どもの支援につきましては,令和7年4月に,市内6か所にこども家庭センターを設置し,妊産婦から子育て世帯まで切れ目のない支援を実施しているところでございます。
以上です。
◎木内啓子 産業観光局長 同じ項,歴史・文化遺産の磨き上げや受入れ環境整備による観光誘客への1年間の取組と成果についてお答えします。
これまで文化財と観光の融合をテーマに掲げ,古代吉備や宇喜多家の再評価や発信などを行ってまいりました。
昨年度は造山古墳や岡山城のVR動画制作,宇喜多氏を語る歴史シンポジウムや,東大寺サミットプレイベントの開催,市広報紙への新たな倭国論特集記事の掲載,亀山城跡駐車場整備などを実施したところです。
こうした情報発信やイベント,受入れ環境整備を継続的に行う中,岡山城は令和7年度の天守入場者数が過去最多の45万7,451人を達成したほか,造山古墳ビジターセンターは,令和2年の開設から僅か5年で来館者が10万人を突破したところであり,観光誘客に一定の成果があったものと考えております。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 同じ項,教育委員会についてです。
教育委員会では,考える力の基礎となる学力の育成に取り組み,全国平均レベル以上の学力を維持してまいりました。
基礎となる学力に加え,予測困難な時代に必要となる探究的な学びの充実に取り組んでいるところです。
不登校については,個に応じた支援を充実することにより,出現率を全国平均より抑えておりますが,依然増加傾向にあるため,学校だけでなく,社会全体で子どもを支える体制づくりに取り組んでまいります。
また,子どもの成長を支える教員の育成については,指導主事等の学校訪問による指導体制の充実に加え,初任者をグループ分けし,研修担当を複数配置するなど,若手の指導力向上に向けた支援の強化を進めてまいります。
なお,コンクリート片の落下への対応方針については,岡崎議員に御答弁したとおりです。
以上です。
〔39番藤原哲之議員登壇〕
◆39番(藤原哲之 議員) 御答弁どうもありがとうございました。
それでは,何点か再質問をさせていただきます。
まず,教育委員会ですけども,最近の気象状況をずっと見てきておりますけども,今までと同じような状況ではない,我々が子どもの時代の状況ではないということをしみじみと感じます。
地球は沸騰状況にあると,国連の事務総長もおっしゃっておられましたように,異常気象が当たり前の時代となってきております。このようなとき,小学校に入学した新1年生は,私の暮らす干拓地においては,長い子どもで4キロメートル,まあまあ普通で3キロメートルというような長い距離を歩いて登校しております。1時間以上かかる子もおられます。しかも,木陰もない,休む場所もない,このような状況をこのままほっといていいのかなと思っております。
今までの決まりでできないのであれば,規則のほうを変えてでもそれに対応すべきと考えますが,教育委員会のお考えをお聞きいたします。
また,コンクリート片の落下の状況でありますが,この前の報道で子どもがけがをされたと,それも直している場所での事故だったと伺っておりますけども,やはりこのようなコンクリート片が落ちるということは,その当時のコンクリートに混ぜた海砂の影響が大きいのかなと,アルカリ反応,アルカリ何とかと言うたと思いますけど,やはり打音を聞くとかいろんな方法で,専門家に任せて全校を点検すべきだと考えますが,教育長,再質問でよろしくお願いします。
○小川信幸 副議長 当局の答弁を求めます。
◎三宅泰司 教育長 まず,気温上昇についてですが,これも全国的なもので,岡山県や岡山市だけではないんですが,他都市の状況もしっかり情報収集してやっていく必要があると思いますが,現状,岡山市立学校熱中症対策ガイドラインを作っておりまして,それに沿ってやっていくのと,登校についてはまだ朝のうちですが,下校時のほうが気温が高くなりがちです。下校にも,そのガイドラインには,できるだけ体を冷やして,帰る前に体を冷やすことが大事であるとか,今回冷水器を各校1台だけですけど,つけましたので,帰りの水筒にも冷水が入れられるという状況に持っていっております。もし必要であれば増設も考えておりますので,今の取組の状況をしっかり注視してまいりたいと思います。
それから,先ほど御指摘の海砂の関係ですけど,これはまた上南公民館のときにも話題になりました。昭和62年以前のものは入っているんじゃないかということなんですが,議員御指摘のとおり,中性化するとさびやすいということがあるんで,原因の一つであるかもしれませんが,その分析をすると時間が結構かかりますので,もう午前中答弁したとおりで,本当にスムーズに早急に対応していきたいと思っています。
うちの施設課の職員が専門家でありますので,まずはその点検で早急に修繕に取り組んでいこうと考えております。
以上です。
○小川信幸 副議長 以上で藤原議員の質問は終わりました。(拍手)
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