録画中継

令和8年6月定例会
6月15日(月) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議会
安東 真理 議員
1 スマート窓口の推進について
2 物価高・コスト高に苦しむ中小企業への経済支援について
3 動物行政について(動物愛護事業に関して)
 次は,順序に従いまして安東議員。
     〔6番安東真理議員登壇,拍手〕
◆6番(安東真理 議員)  自由民主党岡山市議会,安東真理です。通告に従いまして質問をさせていただきます。
 1,スマート窓口の推進について。
 岡山市では,新庁舎開庁に合わせ,行かない,書かない,待たない,回らないのコンセプトの下,スマート窓口化を進めてこられており,令和8年度中には,地域センター等も含めた各区の住民系窓口でスマート窓口を導入予定と聞いております。先行導入された北区では,大きな成果を上げているとも伺っており,新庁舎移転を前にした時期になりますので,市民サービス窓口について伺います。
 (1)北区では令和7年2月からスマート窓口が先行導入されています。どのような効果がありますか。特に今年の繁忙期について,具体的な取組内容とともにお示しください。
 (2)11月の新庁舎移転時に向けて,さらなる取組を行っていますか。
 また,北区以外の各区,地域センター等へはどう展開されますか。
 (3)マイナンバーカードを活用したコンビニ交付や電子申請の拡充など,行かない窓口の環境整備は進んでいますが,来庁が必要なケースも残ります。新庁舎ではどのような対応をする予定ですか。
 2,物価高・コスト高に苦しむ中小企業への実効性ある経済支援について。
 市内の小売業者の方から切実な声を伺いました。近くに競合店があれば,商品の値上げすらまともにできない。その上,経費や仕入れ値はどんどん上がる。世間で議論される消費税減税も,期間が限定されれば,レジや本部システムの改修,請求書発行システムの変更だけで数百万円の持ち出しになります。数万枚に及ぶ商品陳列棚の価格表示の作り替えや貼り替えの手間,食品と生活必需品の税率混在,インボイス未対応の農家からの仕入れ計算など,現場の事務負担は既に限界を超えています。業務用も営む事業者にとっては,請求書発行システムの改修だけでも数百万円という負担が生じます。国の補助金は手続が煩雑で,今すぐ目の前の現金を必要とする小規模事業者には届きにくいです。そして今,中小企業に賃上げの体力はないです。生き残るために,消費税減税に伴うシステムの改修費の補助をしてほしい。市内の中小企業を助けるなら,岡山市内のスーパーや飲食店のみで使える,本店や本部が岡山市内にある企業のみで使える地域振興券を発行するなどして,売上げが上がるような対策をしてほしいという声です。
 そこで質問いたします。
 (1)岡山市では,3月31日に市内中小企業向けの経営相談窓口を設置されましたが,どういった相談が上がってきているのでしょうか。
 (2)国の重点支援地方交付金について,小規模事業者に向けた支援は考えられていますでしょうか。
 3,動物行政について。
 今回,岡山県内の動物愛護団体が立場を超えて一つになって協議会設置の請願が提出されました。私はボランティアとして長年,動物愛護活動に関わってまいりましたので,紹介議員にならせていただきました。このたびの請願に関しましては,全会派の方々から御賛同いただき,また紹介議員として名を連ねてくださいましたこと,心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
 しかし一方で,飼育放棄や多頭飼育崩壊の対応,地域猫活動の問題,財源の確保など,行政だけでなく,関係者が連携しながら取り組んでいくことがますます重要になっております。民間団体のノウハウやネットワークを公的に組み込む協議会というプラットフォームがあってこそ,スピード感と質が飛躍的に向上すると考えます。
 先進自治体では,官民協働の協議会を設置したことで,譲渡が劇的にスムーズになった事例や,市民,ボランティア,行政の連携による飼い主のいない猫の繁殖防止と保護活動を成功させている事例,民間主導のクラウドファンディングが成功した事例もあります。
 そこでお伺いいたします。
 (1)現在,本市ではどのように関係団体の意見を把握しているのでしょうか。
 (2)本市が掲げる動物愛護の目標を早期にかつ高いレベルで達成するために,こうした先進事例をモデルとした岡山市独自の官民協働協議会の設置に向けて,具体的な検討に一歩踏み出すべきではないでしょうか。まずは関係団体との意見交換の場を今年度中に設けてはどうかと考えますが,市の見解を伺います。
 以上,1回目の質問を終わります。
 御答弁をよろしくお願いいたします。(拍手)
○小川信幸 副議長  当局の答弁を求めます。
     〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長  それでは,安東議員の質問にお答えします。
 私はスマート窓口の推進についての中,新庁舎の移転に向けての取組,また北区以外の各地域センター等への展開はどうかということであります。
 新庁舎の市民サービス窓口には,フロア中央に分かりやすい窓口案内を設置します。また,どこからでも見やすい呼出しモニター,落ち着いて座って相談を行えるローカウンター,またお子様連れの方のためのキッズスペースなどを整備いたします。北区では,窓口支援システムを先行導入しており,子育て世帯の転入をモデルとしたケースで,氏名,住所等の記入回数が54回から10回に減少するなど,市民の負担軽減につながっているということであります。現在,北区以外の3区役所においても窓口支援システムの試行中であり,今後,支所,地域センター等の出先窓口でも順次試行を開始し,新庁舎への移転と同時期に窓口支援システムを全市に展開することとしております。
 また,スマートフォン等で,市内全窓口の混雑状況が簡単に確認できる混雑マップを導入する予定でもあります。
 以上です。
◎遠藤千里 北区長  1,スマート窓口の推進について,市長答弁以外についてお答え申し上げます。
 まずスマート窓口の導入効果,そして今年の繁忙期の具体的な取組です。
 北区で令和7年2月から先行導入している窓口支援システムでは,書く回数の削減による市民負担の軽減のほかにも,市民の方へ必要な手続の案内書をお渡しできることによる案内漏れの防止や,システム自動入力の機能による処理時間短縮が図られております。
 また,例年,時間延長や日曜開庁を行っている3月,4月の繁忙期におきましては,今年は引っ越し手続の専門窓口化や,内部の作業動線最適化による処理スピードの向上,職員の協力体制構築による窓口の増設,予約制度導入による来庁者の平準化などにより,最混雑日の比較では,最大待ち時間が,前年4時間55分から今年は47分に,平均待ち時間では,前年2時間53分から今年は16分に短縮するなど大きな効果がありました。
 次に,来庁が必要なケースに対して新庁舎での対応でございます。
 現在は,別の庁舎にある税と住民票等の窓口ですが,新庁舎では同じ2階フロアに入り,それぞれの証明書を一つの窓口で受け取ることができる証明窓口のワンストップ化を実現いたします。
 また,窓口サービスの向上に向けて,職員による窓口体験会や市民アンケートを行っており,快適なフロアづくりや窓口での説明内容の最適化に活用するなど,市民ニーズの把握や,さらなる改善につなげているところです。
 なお,中・東・南の3区役所では,順次,窓口カウンターを改修し,今年11月には,北区役所と同様の証明窓口のワンストップサービスを提供する予定でございます。
 以上です。
◎林原瑞気 産業観光局産業政策担当局長  2番,物価高・コスト高に苦しむ中小企業への実効性のある経済支援についての項,相談窓口での相談状況について,国の重点支援地方交付金を活用した事業者支援について,一括してお答えいたします。
 長引くエネルギー価格,物価高騰に加えて,中東情勢の変化に伴う事業活動への影響が懸念されることを受けて,岡山市は3月31日に市内事業者向けの特別相談窓口を設置しており,これまでに燃料費等の高騰や,それに伴う資金繰りに関すること,塗料やシンナーなど石油由来製品の供給不足に関することなどについて御相談や情報提供をいただいております。
 また,経済団体等からは,中東情勢における事業者への影響について,これまでの価格高騰に加え,資材等の供給制約による事業の一時的な縮小などが見込まれる状況であり,資金繰りの悪化が懸念されるという声を聞いております。
 本市では,これまでにエネルギー価格や物価高騰などによる事業者の経営コストの増加に対して国の交付金を活用して省エネ機器更新緊急支援補助金や,省人化・省力化設備投資支援補助金などの事業者支援に取り組んできたところですが,引き続き事業者の現状や,国,県の動向を踏まえ,経済界の声をお聞きしながら,適宜適切な支援を検討してまいります。
 以上です。
◎高木由里 保健福祉局健康衛生担当局長  3番,動物行政についての項,一括してお答えします。
 関係団体からの意見把握,協議会設置に向けて意見交換の場を設けてはについてです。
 動物行政の推進に当たりましては,ボランティア団体や関係団体の皆様との連携が重要であると認識しております。
 現在は,事業の実施や個別の相談などの機会を通じて御意見を伺っているところでございます。
 協議会等につきましては,関係者が情報共有や意見交換を通じて連携を深める上で有効な仕組みであると捉えております。
 協議会等の設置に向けましては,関係者の皆様の御意見を伺う必要があると考えております。
 意見交換会に限らず,様々な方法がある中で,まずは個別に丁寧にそれぞれのお話を伺いながら検討を進めてまいります。
 以上でございます。
     〔6番安東真理議員登壇〕
◆6番(安東真理 議員)  御答弁ありがとうございました。
 経済支援について1つだけ再質問させてください。
 経営相談窓口以外に相談できる手段とか,今こういった補助事業がされているとか,情報を知る手段には,経営相談窓口以外に何があるんでしょうか。
 それから,健康衛生担当局長に要望です。
 私は動物がいとおしくて仕方がありません。もちろん嫌いな方がいらっしゃる,それもよく分かっています。動物には責任がないし,こういう現状になっているのは,人間の身勝手とか無責任さだと思っているので,これを解決するのは人間しかいないと思っています。
 猫が嫌いな人が野良猫に水をかけたり,石を投げたりして虐待している姿を私は子どもたちに見せたくない。そういう思いがあるからボランティア団体はみんな頑張っています。
 昨日も岡山市のあるお年寄りのおうちに,愛護団体が猫を保護しに入りました。約30匹の猫のうち,13匹が一つの部屋に閉じ込められて,ふん尿いっぱいの中にいました。空調もなくてウジ虫が湧いている。そういう異常な環境で約30匹の猫が何とか生きていました。昨日は24匹を保護して,残りの子はまた後日,保護してくださいます。
 多頭飼育崩壊や地域猫活動は,個人負担とか動物愛護団体で解決したり,動物愛護団体が主体で費用も負担して解決するのにはやっぱり限界があります。
 動物愛護の観点からだけじゃなくて,独り暮らしの高齢者の観点からも,行政が介入していかなければいけないのではとすごく感じています。
 こういった問題を解決していくためにも,協議会の設置を強く要望したいです。
 皆さん,私は今ここでボランティア団体たちの切実な声を代弁させていただいておりますことを御理解いただきたいと思います。
 どうかよろしくお願いいたします。
○小川信幸 副議長  当局の答弁を求めます。
◎林原瑞気 産業観光局産業政策担当局長  岡山市が実施する様々な経済上の支援につきましては,広報連絡ですとか,メディアを通じた周知ですとか,あと公式LINEによるプッシュ型の通知というようなことで,積極的に発信するようにしております。
 また,国のほうも,ワンストップでホームページで紹介できるようなページを設けておりまして,そちらで見ていただきますと,より幅広な事業が把握できるかなと思います。
 また,私ども,ふだん事業者の方々の身近にいらっしゃいます商工会議所ですとか,商工会とも密に連携を取っており,そちらのほうも窓口等開いておられますので,そちらのほうも御紹介できようかと思います。
 以上です。
○小川信幸 副議長  以上で安東議員の質問は終わりました。(拍手)
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