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小林 寿雄 議員
令和6年9月定例会 9月9日(月) 本会議 代表質問
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内容
会議録
令和6年9月定例会
9月9日(月) 本会議 代表質問
おかやま創政会
小林 寿雄 議員
再質問・再答弁
〔36番小林寿雄議員登壇〕
◆36番(小林寿雄 議員) 御答弁ありがとうございました。
時間もありますので,順不同になるかと思いますが,再質問させていただきます。
学校跡地活用,財政局長が頑張っていただけるということで,本当にありがとうございます。
ただ,教育長のほうに御答弁ちょっといただきたいんですけど,学校施設というのは学校でなくなった瞬間に維持できる仕組みを持っていない,基本的に,私はそう思っているんです。だから,最低限の維持管理しかできないということは,きちっとやっていこうと思うと所管をばちんと目的を決めて持っていかないと基本維持管理ができない,そういう仕組みになっているだろうと思うんです。そこに手を入れないと,なかなか活用できないんじゃないかと思っているんですね。取りあえず大家として,大家として必要な維持管理ができるような仕組みづくりがやっぱり要るんだろうと思うんで,そこについてはどういう形で対応できるのかということを教育委員会のほうでしっかり御検討いただきたいと思います。その点についての御所見いただければと思います。
あわせて教育長のほうにお尋ねしたいんですが,就学前と小学校の接続の問題です。これについては,やっぱりこれからの岡山の教育の充実を考えるときに非常に重要な柱になっていくんではないかなと思うんです。今回の議会でも質問がありましたが,子どもたちの学力をどう考えていくのか,あるいはチャレンジし続ける子どもの育成はとか,あるいは学力でいえば無解答率を下げていこうという話があったと思うんですけれども,そういうことについても就学前からシームレスな取組の中でできていくんではないかと思いますし,そこに着目した取組を展開していくことがこれからの岡山の教育の充実に非常に大きな意味をもたらす,5年,10年たったら必ず非常に大きな効果が生まれてくるんではないかなと思っておりますので,ぜひここの取組を進めていただきたい。
ただ,やみくもに就学前でこれやってよ,みたいな,さっき言ったように3か月もたったら学ぶ意欲がなくなっているじゃんみたいな,そういう中であれやってくれ,これやってくれみたいな話を持っていくと責任転嫁の応酬みたいなことにどうしてもなるんです。早い話がけんかになる。なので,やっぱりアセス等の分析結果をしっかりとやって,それを岡山っ子育成局と教育委員会で共有していく上で,子どもたちの学びを保障していくためにどういうところから手をつけていけばいいのかということを整理して実践につなげていく作業がぜひとも必要だと思うんで,まずはそういうことを踏まえながら教育委員会のほうで,せっかくアセスとかいろいろやられているわけですから,お取組いただきたいと,御所見をお願いします。
それから,観光で地域の光を観てもらうための取組なんですが,結構こだわらせていただいて当局とも相当のやり取りさせていただいたんです。何でこれにこだわっているかということなんですけれども,先ほど申し上げたように岡山の観光というのは本当にこの間動いてきていると思うんです。これはさらに広がっていくと思うんですよね。市長のほうも,この点については頭の中にいろんな思いとか構想をお持ちなんだろうと思うし,それが順次できていく,そうした中で地域の光を観てもらう,具体的なそういう動きが定着していく,実を結んでいくことが岡山の観光を重層化させていくことになるんではないか。岡山の観光振興というのは,地に足のついたものになっていくんではないか。重ねてそれぞれの地域での誇り,愛着,そういったものがきちっと醸成されていくんではないかな,ひいては岡山市全体のまちづくりに大きな意味を持つと思っています。なので,この取組大変だと思うんですがぜひ頑張っていただきたいということで,改めて御決意なり言っていただければ。
ここからは要望なんですが,と言いながら大変なんですよね,これ。公民館でもいろんな活動やっていたり,いろんなことされているんですよね。財源一つ取っても活性化基金が使えるのか,あるいは区づくり推進事業の中に位置づけていくのか,公民館の取組なのか,あるいは観光のMICEの本体で抱え込むのか,いろんな整理が必要だと思うんです。なので,その点については局内でしっかりと調整したり,あるいは事と次第によっては総務局長も協力していただけると思うので,機構だったり体制だったりとか組んでいくということもあるんじゃないかなと思うんで,しっかり先を見据えながらお取組いただきたい,要望です,これは。
あとまちづくりのゼミなんですが,ワークショップ等いろいろ行っていくということなんですが,あんまり難しく考えずにアリーナの関連にしてもまちづくりにしても,ここが窓口になるんで情報は出しますからやってみませんかみたいなラフな形でもいいのかなと思うんで,ここのあたりについては大学も非常に多い,そういう優位性も持つ岡山市なので,しっかり決まったイベントとか形ではなくて楽に門戸を広げて関わってもらうようなことでいいかなと,そういうこともぜひお考えいただきたい。具体的にどうこうという話じゃないんで,少しラフな形でもいいんじゃないかということで,お含みおきいただきたいと,要望しておきたいと思います。
それから,児童クラブなんですが,国の動向を注視しながら,職員さんの話ですが,注視するだけじゃなくてこの間岡山市からしっかり口を突っ込んでいって国のほうの仕組みを変えさせたという経過もいろんな場面で,先ほども市長から公共交通の話ありましたけど,あると思うんで,岡山からしっかり発信して国の制度をつくり変えてもらう,そういうところへ踏み込んでいっていただきたいなと思います。これも要望にしておきたいと思います。
それから,まちづくり,我が会派としてもしっかりと非常に大事な局面に来ていると思うんで,参画させていただきたい,協力させていただきたいということは申し上げておきたいと思います。
以上。
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
◎木内啓子 産業観光局観光・MICE担当局長 観光振興に関する地域の声について改めて決意をということでございました。
関係部局とも連携いたしまして,地域の盛り上がりをしっかり後押しできるよう丁寧に対応してまいりたいと考えております。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 2点再質問いただきました。
まず,学校跡地活用についてです。
これについては自主的に財政局長のほうで手を挙げていただきましたが,活用についても教育委員会として連携しながら一緒に考えていく必要があると思っています。議員御指摘の維持管理なんですが,学校が廃校になった途端にもう学校施設ではないので教育委員会の学校施設課が修繕等は行えません。そして,当然文科省の補助金ももらえません。このあたり今内部で就学課が担当となって議員御指摘のとおりで,小修繕とか地元の方の暫定利用を行っているところです。このあたり今後様々な局とも連携しながら,施設の維持管理をどうやったら継続的にできるかというところも考えていかないと今後の利活用につながらないと思いますので,しっかり考えていこうと思います。
2点目,就学前と小学校の接続についてです。
この点については,小1プロブレムというのが言われてもうかなりたちます。徐々に最近では話題になっていないのは改善されているのか,忘れられているのかというところは心配になるんですが,それぞれの学校・園でそれぞれで就学前と学校との接続はされています。今架け橋教育ということで文科省からもそこの接続をということで考えておるんですが,もう少し教育委員会としてどうするかというところを打ち出せていません。そのあたりはやはり学校任せではなくて,この課題について教育委員会としてどういったことをするかというところを打ち出していく必要はあると思います。そのときに,低学年のアセスの検討分析結果は大事だと思います。これを踏まえた上で,就学前教育といっても幼稚園が減っていきこども園が増え保育園があるという様々な管轄の就学前のところと教育委員会とどう連携していくかというのは若干難しい面はあるんですが,そうはいうても同じ子どもを扱うところなんで,知恵を出しながらやっていく必要があると思います。この点については,本当に教育委員会として何ができるか,しっかり考えていきたいと思っております。
以上です。
○田口裕士 議長 以上でおかやま創政会の代表質問は終了いたしました。(拍手)
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