録画中継

令和6年2月定例会
3月1日(金) 予算特別委員会
自由民主党岡山市議団
安東 真理 議員
■甲第3号議案 令和6年度岡山市一般会計予算について
1 魅力ある授業づくり推進事業について
2 放課後児童クラブについて
3 文学創造都市について
 次は、順序に従いまして安東委員。

◆安東真理 委員  自由民主党岡山市議団安東真理でございます。
 それではまず、第10款教育費第1項教育総務費のうち、魅力ある授業づくり推進事業について一問一答でお尋ねいたします。
 第2期岡山市教育大綱で目指す育むべき5つの力、活用力、表現力、向上心、社会性、人権尊重の精神を育成すること、そしてその基礎となる2つの目標として全国平均レベル以上の学力と新規不登校児童・生徒の減少を設けて令和3年度から取り組まれてきておられます。
 東京大学では、2027年秋から授業は全て英語で行う5年制新課程を創設する方針を固めたということですが、生徒の英語力を向上させることは重要課題であると思います。
 また、不登校児童数が10年増え続けていることに対して、勉強だけでなく岡山市が開催する文化や芸術イベントに参加したり、命の大切さを考える教室を受けるべきです。
 令和3年度から第2期岡山市教育大綱に取り組まれてきて約2年が経過し、どういったところに効果が現れてきているのか、また今後表れてくるのかを知りたいので御質問させていただきます。
 (1)デジタル教科書の活用及びデジタル採点システム導入について、どのような効果を目指し、どのような予算を組まれているのかお示しください。
 (2)英語教育推進事業の予算額をお示しください。また、現在、小・中・義務教育学校への外国語指導助手の方が何人おられて、1か月に何時間授業を受け持たられているのかをお示しください。
 (3)生徒の英語力向上事業で、生徒の英語力評価、教員の見取り力の向上及び指導改善について、どういう方法で考えられ、どのような積算により予算を上げられているのかお示しください。
 以上で1回目の質問を終わります。
 御答弁よろしくお願いいたします。

○則武宣弘 委員長  当局の答弁を求めます。

◎ 教育長  1番、魅力ある授業づくり推進事業についての項、第10款教育費第1項教育総務費のうち、魅力ある授業づくり推進事業について順次お答えします。
 まず、デジタル教科書、デジタル採点システムの効果と予算です。
 デジタル教科書は、映像や音声資料が豊富に掲載されており、図形の操作やネーティブの発音確認といった視覚的、聴覚的に理解しやすくする効果があることから、子どもの好奇心を引き出し、学びが充実すると考えています。
 予算は、全中学校、義務教育学校後期課程の数学と英語の627万円です。
 なお、小学校、義務教育学校前期課程については、来年度からデジタル教科書と指導書が一体となるため、小学校費で計上しております。
 デジタル採点システムは、採点作業にかかる時間を大幅に短縮できるとともに、得点だけでなく個々の理解度を例えばグラフ等で確認することができるため、事後の指導に生かしやすくなることが期待されます。全中学校、義務教育学校後期課程、高等学校への導入を予定しており、予算は643万円余です。
 次に、英語教育推進事業の予算額と外国語指導助手の人数及び1か月の授業数です。
 事業費は、1億9,390万円です。
 なお、外国語指導助手については、現在45人を配置しており、1か月当たり、小学校では4時間程度、中学校では2時間程度の授業を割り当てており、義務教育学校においても同様でございます。
 この項最後に、生徒の英語力向上事業における生徒の英語力評価、教員の見取る力の向上及び指導改善の方法と予算額の積算についてです。
 今年度から中学校第3学年を対象に外部検定試験を実施しています。これにより、教員は生徒の英語力を共通の基準で客観的に把握することができるため、生徒一人一人の英語力をより適切に見取ることができていると考えております。
 また、この検定試験の結果から、生徒の学習の定着状況を把握するとともに、学級や個々の課題を分析することで事後の指導に生かしております。
 なお、外部検定試験実施に係る費用は、生徒1人500円で積算しており、285万円余となります。
 以上です。

◆安東真理 委員  御答弁ありがとうございます。
 それでは、再質問させていただきます。
 外国語指導助手を今後増やすことを踏まえて予算を組まれたのか、教育長、お示しください。

◎ 教育長  外国語指導助手については、先ほど申しました月の時間数は変わっておりませんが、小学校35人学級編制に伴う学級数の増加に対応するため、人数を増やして予算を増額しております。
 以上です。

◆安東真理 委員  それでは、不登校児童について質問させていただきます。
 魅力ある授業とは、勉強に対してはもちろんなんですけれども、社会科見学なんかも大きな役割を持っていると私は思います。
 市民生活局長にお尋ねします。
 ハレノワでの夏休み子ども舞台体験事業の予算とその内容をお示しください。

◎ 市民生活局長  ハレノワでの夏休み子ども舞台体験事業、これについてのお尋ねです。
 ハレノワでは、夏休みに子どもに舞台芸術に触れて親しんでもらうため、全国規模のフェスティバル「子どもと舞台芸術大博覧会 in OKAYAMA」を8月1日から4日間開催します。ハレノワ全館を使い、多くの子どもに遊びやワークショップを通して芸術体験を提供することとしております。
 ほかにも子ども向けの鑑賞事業を2つ予定しており、3つの事業を合わせて約1,600万円の経費を見込んでおります。
 以上です。

◆安東真理 委員  もう一つ、劇団四季の鑑賞事業の予算と内容をお示しください。

◎ 教育長  劇団四季の鑑賞の予算なんですが、今年度からコロナ明けで再開しまして久しぶりに私も行きましたが、非常に有効です。劇団四季の鑑賞事業である「こころの劇場」は、鑑賞料が無料であるとともに、会場使用料等が減免対象であることから、予算は舞台調整に係る手数料の40万円となっております。
 以上です。

◆安東真理 委員  私は、子どもたちにとって動物との触れ合いによって心に癒やしを与えることもとても必要だと思います。
 保健福祉局長にお尋ねいたしますが、池田動物園内のZOOねるパークなどで開催しているいのちの大切さを考える教室とはどのようなものなのか教えてください。

◎ 保健福祉局長  いのちの大切さを考える教室がどういったものかという御質問でございます。
 岡山市の動物愛護事業に関しましては、議員提案条例として一部改正も行われました基本条例がございまして、その中に動物共生社会の実現というものを掲げてございます。
 委員御紹介の教室につきましては、「いのちの大切さ」をテーマとして人と動物が共生する社会、これがどういうものかということについて子どもたちに考えてもらう学習の場として実施しているものでございます。対象は小学校高学年(5年生、6年生)を対象としておりまして、来年度につきましても今年度と同様、4回の開催を予定しているところです。
 以上です。

◆安東真理 委員  不登校児童の中には、ハレノワでの夏休み子ども舞台体験とか劇団四季の鑑賞イベントとかZOOねるパークなら行って体験してみようかと思ってくれる児童もいるかもしれません。
 教育長、ぜひとも参加を促していただきたいんですけれども、お考えをお示しください。

◎ 教育長  今委員御提案の不登校児童・生徒なんですが、私がいましたそよかぜ平福の子どもも本年度の6月に岡フィルの演奏会に御招待いただきまして、2名ほど自分たちでバスに乗っていったと聞いております。本当にすごくいい体験になったと聞いておりますので、こういった池田動物園のZOOねるパークであるとかハレノワでの体験活動など、関係各課と、関係機関とも相談しながら御招待いただければ、本当に積極的に周知して、できるだけたくさん行けるようにしていけたらなと考えております。ありがとうございます。
 以上です。

◆安東真理 委員  ありがとうございます。教育長、うれしいです。
 続きまして、放課後児童クラブについて入らせていただきます。
 第3款民生費第10項児童福祉費のうち、放課後児童健全育成事業について一問一答でお尋ねいたします。
 放課後児童クラブの待機児童解消は、岡山市の最重要課題の一つであり、早急に取り組み、解決されなくてはなりません。ただ、待機児童解消のためには、スペースと支援員等の成り手の問題があります。
 ここで質問させていただきます。
 (1)市立の放課後児童クラブ67クラブの令和6年度予算の運営費の考え方についてお示しください。
 (2)運営委員会方式の児童クラブの運営費は、令和6年度予算としてどう積算していますか。クラブ数及び市立の放課後児童クラブの運営費の内訳に違いがあれば、あわせてお示しください。また、障害児を受け入れた場合の補助金の考え方をお示しください。
 (3)令和6年度の届出予定の民間クラブの数、受入れ予定の人数をどのように見込んでいるのかお示しください。また、補助の予算をお示しください。
 (4)特別教室のタイムシェアをした場合の経費はどれぐらいかかるのか。また、どのような部屋で、受入れ人数はどのように想定しているのか、考え方をお示しください。
 (5)支援員等の給与増額を要望しますが、市立の放課後児童クラブの正規職員、パートタイム職員の給与水準と令和6年度からの手当等をお示しください。
 (6)待機児童対策などで予算額が前年よりも10億6,870万円増加しておりますが、令和6年1月末時点で把握している令和6年4月1日の待機児童数を学年別でお示しください。
 以上で1回目の質問を終わります。

○則武宣弘 委員長  当局の答弁を求めます。

◎ 岡山っ子育成局長  2番、放課後児童クラブについての項、第3款民生費第10項児童福祉費のうち、放課後児童健全育成事業について順次お答えいたします。
 まず、市立児童クラブの令和6年度予算の運営費の考え方です。
 67ある市立児童クラブの運営を委託する岡山市ふれあい公社への委託料は、令和6年度予算で26億5,000万円余を計上しており、前年度比で5億2,000万円余の増額となっております。その内容としては、クラブ運営に係る人件費21億円余、物件費1億5,000万円余、おやつ代1億3,000万円余のほか、事務の集中管理を行うふれあい公社事務局に係る経費2億4,000万円余となります。
 増額の主な要因は、受皿拡大に伴う支援員等の人件費や利用児童数増加に伴う備品等の増加、さらに新たな人材確保策としての採用、定着に向けた紹介手当及び継続勤務手当の導入、人材育成担当者の配置、募集広告の充実などでございます。
 次に、運営委員会児童クラブの運営費の積算、クラブ数、市立児童クラブの運営費との違い、また障害児を受け入れる場合の補助金の考え方です。
 運営委員会児童クラブの令和6年度の運営費は、児童数や支援単位、開所日数などを踏まえて、人件費や物品を購入する費用などを国の補助基準額を基に積算しており、クラブ数は昨年度と同じ18クラブ分を計上しております。
 運営費について、市立児童クラブとの違いはありませんが、ふれあい公社には全市立児童クラブの事務を集中管理するための事務局経費を委託料に含めており、一方で運営委員会児童クラブに対しては経費等に係る経費の補助を設けております。
 また、障害児を受け入れる場合、国の補助基準額に基づき、必要な支援員等を配置している支援単位に対し、200万9,000円の範囲内で補助を行い、障害児の受入れ人数に応じてさらに職員を配置する場合には、段階的に補助の増額を行います。
 次に、令和6年度の届出予定の民間クラブの数、受入れ予定の人数の見込み、また補助の予算額です。
 令和6年1月末に既存の届出済み民間5クラブから4月の在籍児童数の見込みを聞き取ったところ、1クラブは休止予定とのことでしたが、4クラブ合計で626人と、前年度の5クラブ分の合計に比べて15人増加しております。これらの届出済み民間クラブに対する令和4年度に創設した待機児童対策に係る補助金の令和6年度予算額は2,230万円です。加えて、新規参入や拡大を促すための補助制度を創設する予定とし、令和6年度予算に施設の改修や備品の購入等のための開設準備金として、国の補助基準額と同額の上限1,260万円を3事業所分3,780万円、及び賃貸物件活用のための賃借料補助として3事業所分820万円の合計4,600万円を計上しております。
 現在、令和6年度からの事業開始について1事業者から相談を受けておりますが、さらなる新規参入に向けて新たな補助事業の開始について、既存の届出済み民間事業者、類似事業を実施している事業者、さらに認可外保育施設などに早急に周知し、呼びかけたいと考えております。
 次に、特別教室のタイムシェアをした場合の経費、またどのような部屋で、受入れ人数はどのように想定しているかです。
 特別教室のタイムシェアの主な経費は、エアコンや発電機のレンタル費用、発電機の燃料代などで、1教室当たり約400万円の経費を見込んでおります。また、タイムシェアは、図工室や家庭科室などを利用し、教室の面積や状況にもよりますが、1教室当たり約40人の受入れを想定しております。
 なお、令和6年2月1日時点でタイムシェアを行っているのは6クラブで、タイムシェアの活用により令和6年度に向けた市立児童クラブの1次募集においては、140人の児童の入所決定ができているところです。
 次に、市立児童クラブの正規職員、パートタイム職員の給与水準、令和6年度からの手当の内容でございます。
 市立児童クラブの正規職員の初任給は、令和5年度の募集においては基本給と地域手当を合わせて14万8,800円です。パートタイム職員の時給は、3種類ありますが、基礎資格を持ち認定資格研修の修了者である支援員は1,140円、基礎資格を持ち直近の研修の受講予定者であるみなし支援員は1,100円、資格を持っていない補助員は990円です。
 令和6年度には、ふれあい公社の職員からの紹介により採用された人が一定期間継続して勤務した場合、紹介者に対して支給する紹介手当の導入を予定しています。正規職員の紹介は1人につき2万円で10人の確保を想定、パートタイム職員の紹介は1人につき1万円で50人分の確保を想定、合計70万円を予算計上しています。
 また、支援員等が1年以上継続して勤務した場合、支援員等本人に対して1万円を支給する継続勤務手当の導入を予定しており、800人分の800万円を予算計上しております。
 次に、令和6年1月末時点で把握している令和6年度の入所保留児童数を学年別にとのお尋ねです。
 令和6年1月末時点の入所保留児童数は、市立、運営委員会、保育所等、届出済み民間の全ての児童クラブで532人です。学年別の内訳は、1年生が9人、2年生が3人、3年生が30人、4年生が261人、5年生が164人、6年生が65人でございます。
 以上でございます。

◆安東真理 委員  それでは、再質問させていただきます。
 まず、532人の待機児童の解消策を具体的にお示しください。

◎ 岡山っ子育成局長  532人の現在の入所保留児への対応でございます。
 現在の児童クラブの入所保留者に対しましては、令和6年5月1日に向けては、中山、芳明小学校の児童クラブへの専用施設の建設や特別教室のタイムシェア等により、おおむね施設は充足しております。さらに、令和6年度予算においては、令和7年5月1日に向けまして、横井小学校児童クラブの建築費をはじめとする施設整備費を計上しているところです。
 一方で、人員の確保につきましては、令和6年度に新規事業を予定しておりますが、その中でもできることは前倒しして実施し、職員の採用定着の強化や効果的な広報により応募者数を増やす取組を行っているところです。市立児童クラブでは、就職相談会、また職場見学会を新たに実施しまして、3人の採用につながる見込みがあるほか、6人の正規職員の採用を予定しています。また、新たな紹介手当の制度の周知を既に行うとともに、民間人材派遣の活用を拡大しております。
 周知、広報の強化につきましても、既に募集チラシをリニューアルし、2月には町内会での回覧やSNSを利用したウェブ広告を実施いたしました。運営委員会等の児童クラブに対しても、募集広告等の経費への補助金を増額、新設することをお知らせし、活用の案内をしておりまして、相談をいただいているところです。さらに、先ほど申し上げた民間事業者への新たな補助制度についても、広く周知、呼びかけを行い、受皿を増やしていきたいと考えています。
 以上です。

◆安東真理 委員  続いて、学校敷地内以外の民間施設などを借りる場合の補助金を増額することはできないのか、御所見をお願いいたします。

◎ 岡山っ子育成局長  運営委員会における民間賃貸物件の補助だと思いますけれども、運営委員会が学校敷地外におきまして民間賃貸により事業を実施する場合、市が1支援単位当たり、年額306万6,000円を上限に必要な経費を補助しております。現在、運営委員会の児童クラブでは、岡山中央と御津南・五城の2つのクラブで計6支援単位が民間賃貸を使用しておりますが、いずれも補助基準内で経費を賄うことができておりまして、現在のところ増額は検討していないところです。
 以上です。

◆安東真理 委員  支援員等に対して令和4年2月から3%程度の処遇改善を行っていますけれども、扶養控除内で働く方には影響もあったと聞いております。このことも踏まえて、令和6年度予算で人員確保にどう取り組んでいくのかをお示しください。

◎ 岡山っ子育成局長  時給で働かれる方の処遇を上げた場合、扶養控除内で働く、いわゆる年収の壁の問題につきましては、1つには働きやすい環境整備を行うことで職場の魅力を向上し、その壁を越えてより多く働いてもらうようにしていきたいと思っています。また、様々な働き方もあることから、勤務時間が短い方であっても、より多くの人員を確保していきたいと考えております。
 具体の取組につきましては先ほど御答弁したとおりですが、人員の確保策をしっかり行って、様々な方に応募いただき、人員を増やしていきたいと考えております。
 以上です。

◆安東真理 委員  最後は市長へお尋ねいたします。
 令和7年待機児童ゼロへの市長の意気込みを聞かせてください。

◎ 市長  保護者の皆さんが働きやすい環境をつくっていくというのは我々の使命であります。目標に向かってぴしっと適切にやっていきたいと思います。

◆安東真理 委員  続きまして、最後、文学創造都市について、第10款教育費第5項小学校費うち、図書費について一問一答でお尋ねいたします。
 このたび岡山市は、ユネスコ創造都市ネットワーク文学分野で加盟都市に認定されました。すばらしいことであり、多くの子どもたちにも知ってほしいことです。これを機会に多くの子どもたちに本を読んでもらいたいと思うんですけれども、来年度の図書費、今年との増減を含めてお示しください。

○則武宣弘 委員長  当局の答弁を求めます。

◎ 教育長  3番、文学創造都市についての項、第10款教育費第5項小学校費のうち、図書費についてお答えします。
 来年度の図書費について今年度との増減を含めて示せということですが、来年度の小学校の図書費につきましては、5,058万円余です。今年度予算と比較して、610万円余の増額となっています。
 以上です。

◆安東真理 委員  それでは、再質問させていただきます。
 増額してくださいましてありがとうございます。地元ゆかりの坪田譲治氏の書物などを増やしていくべきだと思います。
 教育長としては、児童・生徒にユネスコ創造都市ネットワーク文学分野で加盟都市に認定されたことをどのように広めていかれるおつもりなのかお示しください。

◎ 教育長  このユネスコ創造都市ネットワーク文学分野ですが、市民生活局のマターなんですけど、当然教育委員会も一緒に動かないといけないと思いまして、今のところできるだけ協力する方向で動いております。
 我々としたら、坪田譲治作品や文学賞の受賞作品など地元にゆかりのある作品の整備や校内での展示、掲示など作品紹介を通じて、児童・生徒が地元にゆかりのある作品に興味・関心を持てる環境づくりについて呼びかけていきたいと考えております。
 以上です。

◆安東真理 委員  市民生活局長にお尋ねいたします。
 岡山市としてユネスコ創造都市ネットワーク文学分野で加盟都市に認定されたことをどのような方法で市民にお伝えするのか、予算も含めて御説明ください。

◎ 市民生活局長  ユネスコ創造都市ネットワーク文学分野、こちらへの加盟についてどのように周知するかです。
 岡山市のユネスコ創造都市ネットワークへの加盟などを広く知っていただくため、来年度はパンフレットやポスター、紹介動画、情報誌等の作成を予定しております。また、行政だけではなく、出版社やマスコミ、教育機関等のメンバーで構成する文学によるまちづくり部会や岡山ゆかりの作家などと連携し、御意見をいただきながら周知を図っていきたいと思っております。
 なお、予算については、文学によるまちづくり推進事業全体で3,800万円、そのうち情報発信に係る予算としては、おおむね1,300万円を予定しております。
 以上です。

○則武宣弘 委員長  以上で安東委員の質疑は終了いたしました。
 質疑の途中でありますが、しばらく休憩いたします。

    午後3時1分休憩
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