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内容
会議録
令和7年2月定例会
2月21日(金) 本会議 代表質問
自由民主党岡山市議会
岡崎 隆 議員
再質問・再答弁
〔16番岡崎隆議員登壇〕
◆16番(岡崎隆 議員) 本当にしっかりした答弁ありがとうございました。
午前中,自民党の会派60分の質問時間で,私50分で読み上げるというミッションがあったんですが,ちょうど49分45秒で読み上げたということで,ほぼ時間どおりにいって10分を残して再質問させていただきます。
まず,御津と灘崎,建部,瀬戸の合併20周年で,これは本当にめでたいことでもありますが,いろいろやっぱりあって,合併したときというのは本当にこう町が,この4町どっこもだったと思うんですが,その中で多くの町民の皆さん,当時の4町の皆さん非常に不安だったと思うんです。そういう中で,岡山市になって全然声が届かなくなるんじゃないかとかいろいろ不安を持った方もいらっしゃると思いますが,私も合併地域から選出されております。元瀬戸町であります。本当に当時の瀬戸町時代の財政状況,それから1年間に使っていたいろいろな行政コストを比較してみても,当時の瀬戸町時代の倍とか年度によれば3倍のお金がしっかり整備事業に回っているというようなことも本当にありがたかったなと思っております。
そして,やっぱり10年間で事業をやるということで,当時4つの町はそれぞれの約束事項,いわゆる新市の約束項目があったと思うんですが,おおむね片がついているわけですが,やっぱり10年で終わらんかった部分もありますが,よくその10年,例えば瀬戸で言ったら10年で100億円の事業費を入れて,当時の瀬戸町時代の事業を引き継ぎますということでありました。その100億円が出たら,あとはもう全然何もしてくれんようなるぞというのもよく当時言われていたのを思い出すんですが,ところがやっぱり新市の建設計画に基づいた事業は着実に行われ,さらにそれが終わった後,僕はここからが大事だと見ておったんですが,しっかりと当時の瀬戸町時代以上のお金,これは御津でも建部でも灘崎でも言えておることだと思います。しっかり市民要望に応えてやってくれておるということは,ひとえに支所を残してくださった,支所はじめ支所機能も非常に大きな役割を果たしたんだと思うんで,引き続き支所は存続していただくということは,ちょっとこの場で言わせていただいとこうかなと思っております。
記念行事,ぜひとも先行の御津・灘崎,建部・瀬戸は2年遅れですが,しっかりした企画を考えていただいて,当時の関係者の方なんかにも声をかけていただいてやっていただくようお願いしたいと思います。これは要望です。
それから,第七次総合計画ですが,いよいよ第七次総合計画をつくるために今,第六次総合計画10年の振り返りをしておるところだと思います。先ほども答弁いただきました。
その中で,まちづくり,地域づくりにはやっぱり区別計画が物すごく大切だと思います。第六次総合計画の中で初めて区別計画をやったと思いますが,さらに今度の第七次総合計画では区別計画というものに重きを置いていただきたいと思うんで,区別計画の策定の意気込みをぜひ局のほうからお答えしていただきたいと思っております。
続いて,11番目の更生保護女性会の活動ですが,いや,本当に新しい制度の新設をしていただいてありがとうございます。更生保護女性会の方が地域で果たしておる役割って本当に大事だと思います。今もう本当にいろいろな社会問題の中で子どもの非行だとかいろいろもう高度化していろいろなところからあらゆる犯罪にちょっと気を緩めたら入ってしまうような社会的な状況が広がってきて,見にくくもなってきております。そういう中から,一度犯罪を犯しても復活してくる子どもたちをしっかり支援する,そういったような活動をまた保護司の方なんかと一緒にやっていただいているわけですが,そこの中で,更生保護女性会にはサラちゃんとホゴちゃんというキャラクターがある。御存じですかね。非常に親しみやすい形をしております。このサラちゃん,ホゴちゃんがなかなか岡山市のイベントで見かけることが少ない。ぜひこのサラちゃん,ホゴちゃんを更生保護女性会の皆さんの力もお借りしながら市のイベントに来ていただいて,しっかり連携していることをアピールしてもらいたいと思うんで,その辺の御所見と,また更生保護女性会の活動には非常にいつも温かい言葉もいただいておる大森市長のほうからも今後の更生保護女性会に期待すること,もしありましたらぜひお答えしていただきたいと思います。
それから,オーガニックビレッジ,ありがとうございます。オーガニックビレッジを推進していく上で,消費者への有機農産物の理解を深めていく必要があるとやっぱり私も思います。令和7年度,どのような取組を考えているのか,またここのところで適正な有機農産物の評価ができる環境が要ると思うんです。それにはやっぱり農業者,消費者,流通業者等──有機農産物は高いというイメージがあります。それをこの3つのところでしっかり考えていく,そしてその環境づくりが必要だと思いますので,その辺を当局と考えが,認識が僕たちと合っておるかどうか,そこを確認したいと思います。
それから,活力ある農業振興で,今後スマート農業技術の導入についてどのような支援が必要か,ここもお答えしてもらいたいと思います。
それともう一つ,オーガニックのいわゆる有機農産物を使った給食のことで教育長が答えてくれて,ほんで小規模学校で導入していく方向性を今お願いしたわけですが,やっぱり第一歩を踏み出す,これが大切だと思います。これから社会の大きな流れにもなってくると思います。そこのところでやはり大変なのは分かります,本当に分かります。作る人,学校も決めんといけん,ほいでどういうふうに,どの商品をとか本当に言うはやすしで非常に大変な現場があると思うんです。それは重々分かって,まず一歩を踏み出しましょうという中で先進的に取り組んでいるところの研究等していただけるということで,しっかりそれを生かして今後やっていっていただきたいと思うんで,あくまで農水省のほうも学校給食にということを出していますんで,そこのところを再度教育長,お考えをお示ししていただきたいと思います。
それから,20番目の東大寺サミットのところの再質問します。
各自治体が過去に開催したサミットの取組を見ますと,地域の特性がよく出とんです。岡山市らしさを出してもらいたいと思いますんで,やはり東大寺瓦に携わった2人のリーダー,重源と栄西にぜひこのサミットに同時にスポットを当てていただきたいと思うんで,その辺いかがでしょうか。
また,地元の保存会も本番に向けて様々な企画を考えて,地元を盛り上げていこうというふうになってきているとお伺いしております。しっかり連携を取って取り組んでもらいたいと思います。
また,保存会はもとより地元町内会や公民館,瀬戸支所,東区役所と連携を取っていただいて,しっかりやっていただきたいと思いますが,その辺の連携についても当局の御所見をお聞かせください。
最後,28番,生活道路の維持管理についてでございます。
予算を増額したとの回答には本当に感謝します。ありがとうございます。しっかり整備していただきたいと思います。ただ,危険な箇所はすぐに対応してくれますが,なかなか修繕されない道路もあります。埼玉県の道路陥没の映像などにより,市民は非常に道路の損傷を気にしております。皆さん本当にびくびくしておると言っても過言ではないぐらい,大丈夫かと思っておると思います。
維持管理については,区長や区長代理が対応の進捗を今まで以上に追っていくべきではないでしょうかということで,御所見があればお示しください。
以上です。
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 それでは,再質問に対してお答え申し上げたいと思います。
最初の総合計画のお話でありますが,前回から区別の計画をつくってきたと。そこでもう少し区に重心が移れないかということだろうと思います。それは区としてそれぞれの特徴がある。私もそれをどうやって生かしていくのかということは考えていかなきゃならないんじゃないかと。各区と相談しながら,少しウエートを区のほうに置くように考えていきたいと思っております。
それから,更生保護女性会の関係ですが,犯罪を犯した方の更生といいますか,それからあと非行少年に対する同じような更生の問題,明るい社会づくり,本当に地道な仕事なんですよね,これは。私もいろいろな場でお話しさせていただいております。それらの活動に対して心から感謝を申し上げたいと思います。我々もできることはきちっとやっていきたいと思っていますので,これからもよろしくお願いしたいなと思います。
それからあと,東大寺サミットの関係ですが,関係機関との調整は木内局長から答えてもらいますけども,これ重源,昔はえいさいと言っていましたけどね,今はようさいというのが本当の名前だと言われているようでありますので。栄西は岡山の出身でもあるし,重源も岡山と非常に深い関わりがあると。前回の議会で私はそういう答弁させていただいたと思っていますが,それも大きな一つの要素として考えていきたいと思っております。
以上です。
◎後河正浩 保健福祉局長 更生保護女性会のサラちゃん,ホゴちゃん御紹介いただきましたけれども,社会を明るくする運動などいろいろなキャンペーンもやってございます。当然民間団体の皆さんのお力もいただきながらなんですけれども,保護観察所やそれから保護司の皆さんともしっかり連携して更生保護活動,何とかやっぱりもっともっと広がるように力を合わせてやらせていただければと思いますので,今後もお力添えをよろしくお願いいたします。
サラちゃん,ホゴちゃんもなるべくそういったところで御協力させていただいて,もう本当にいろいろと人に集まっていただく機会もございますので,そういったところで御紹介ができればと思いますので,また相談させていただければと思います。
◎小山直人 産業観光局長 2点,御質問いただきました。
まずは,有機農業に関する理解を深めるための令和7年の事業についてお答えいたします。
来年度は生産者,消費者,加工流通業者の3者が参加して,農業における環境負荷低減の必要性や農産物を作る場合の生産コストなどにつきまして話合いをするワークショップとか意見交換会を行う事業を予定しております。その中で,消費者の行動の変化であるとか,あと意見交換の気づきを今度は生産者の方が営農に生かしていくなど,そういったことを期待してこの事業を予定しているところでございます。
それからもう一点,スマート農業技術の導入について具体的にどういったことをしているのかという御質問だったと思います。
岡山市におきましては,スマート農業推進モデル事業補助金というのを設けまして,イチゴ,ナスの栽培に最適な環境を把握するため,環境モニタリング機器や炭酸ガス発生機器の導入などを支援してきました。今後は,近年異常気象により,豪雨とか暖冬なんかで露地栽培の収穫時期が早まるなど,ちょっと時期が変わってきているということから,毎日の平均気温を合計し,積算温度を測定することで作物の成長や収穫時期を予想することができるのではないかということで,そういったことを検証する実証実験を行う予定としてございます。
以上です。
◎木内啓子 産業観光局観光・MICE担当局長 地元保存会と連携を取って,また公民館等とも連携を取っていってはどうか,所見をということについてお答えいたします。
東大寺サミットの目的の一つに,歴史とか文化遺産を保護し活用した魅力ある個性豊かな地域づくりを進めることというのがあります。地域づくりに当たっては地元の盛り上がりを,あるいは連携はもう必須のことと考えております。また,区役所であるとか公民館とかと連携を取っていきたいと思います。先日も地元保存会の皆様に地域,現地でガイドをしていただいたりもしております。そういったことを続けながら,密接に連携を取りながらやっていきたいと思っております。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 有機農産物の学校給食への導入についてお尋ねいただきました。
先ほど私のほうが小規模校からどのような形で導入できるのか模索してまいりますと,模索という言葉を使いましたが,模索という言葉は手探りで探るということで,私の気持ちを議員さん全て代弁していただきまして,本当に難しいと思っています。ただ,農水省も学校給食でということは本当に書かれておりますので,何もしないということにはならないと思っています。やはり生産者の方,そして学校の意見とか状況を聞くことからまずは始めようかなと思っておりまして,担当課にそのあたりでまずは動いてみて,いつできるかというのは難しいかもしれませんが,一歩前に出なさいということですので,一歩前に進みたいと思います。
以上です。
◎安東功夫 北区長 道路修繕の維持管理の進捗状況をしっかり把握するようにということですけども,現在も要望が出てくればなるべく早いうちにどういう対応をするかということで,まずは返事をさせてもらっております。修繕に当たりまして,道路の修繕距離が長ければ,複数年にわたったりというようなこともありまして,単年で整備できないというところでなかなか進んでいないんじゃないかなというようなお声もあるかと思いますけども,その辺は丁寧に説明しながら進捗管理,どういった形でしっかりシステム的なことができるかというのはなかなか今のところ難しいかと思うんですけど,地元の方に対しては丁寧に説明して対応してまいりたいと考えております。
以上です。
○田口裕士 議長 以上で自由民主党岡山市議団の代表質問は終了いたしました。(拍手)
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