録画中継

令和7年2月定例会
2月27日(木) 本会議 一般質問
みらいえ
高成 壯磨 議員
1 カーブミラー設置要件について
2 町内会の負担軽減を目指して:選挙立会人の公募について
3 旅先でのふるさと納税の導入について
4 支援措置誤交付事案について
5 公共施設での避難訓練について
6 公衆浴場がない地域での入浴支援策について
      午前10時0分開議
○田口裕士 議長  皆さんおはようございます。
 これより2月定例市議会第5日目の本会議を開きます。
 ただいまの御出席は42名であります。
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○田口裕士 議長  会議録署名議員に森山議員,川本議員のお二人を指名いたします。
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○田口裕士 議長  本日の議事日程は,お配りいたしておりますとおりでございます。
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△日程第1
 一般質問
 甲第3号議案~甲第87号議案
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○田口裕士 議長  日程に入ります。
 日程第1は,一般質問並びに甲第3号議案令和7年度岡山市一般会計予算について以下85件の議案についてであります。
 これらを一括上程し,一般質問を行います。
 それでは,順序に従いまして高成議員。
     〔1番高成壯磨議員登壇,拍手〕
◆1番(高成壯磨 議員)  皆様おはようございます。会派みらいえの高成壯磨でございます。
 まず,私から,先日行われた第66回西大寺駅伝競走大会岡山市マラソン議員連盟Bチーム一般男子の部で8位と善戦されました。おめでとうございました。私もAチームとして走らせていただき,議連として本市のスポーツイベントを盛り上げることができたのかなと感じましたが,これもひとえに則武監督の采配と議会事務局の御担当者様のお力添えがあってのことです。大会御関係の皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。
 さて,それでは通告に従いまして,まずは市民の皆様から寄せられた声から質問してまいります。
 大きな1番,カーブミラー設置要件について。
 議場の皆様は資料を映して話します。
 岡山市私道関連等道路反射鏡設置要綱についてお尋ねいたします。
 この要綱において,設置の条件としてこの資料が提示しているように,交差する私道が行き止まりの場合は,当該私道を使用している家屋が15戸以上であることと定められています。そもそもに立ち返れば,この要綱で言及されている道路反射鏡──つまりカーブミラーは,言うまでもなく車での事故予防のために設置するものです。そこに住む市民がどれだけ車を使っているのか,その程度で交通の事情を判断し,カーブミラーの設置について検討することが妥当だと考えます。
 そこでお尋ねいたします。
 (1)要件として15戸で線引きしている根拠,または経緯について御教示ください。
 (2)次に,戸数の計上,家屋の数え方について詳しく教えてください。
 空き家であったり多世帯住宅,またはアパートといった集合住宅の場合にはどのようにこの家屋がカウントされるのでしょうか。
 (3)また,この要綱に基づき,カーブミラーが設置された実績を過去5年分お示しください。
 続きまして,大きな2番,町内会の負担軽減を目指して。
 ここで1点修正ですが,通告では選挙立会人と書いていましたが,この場では投票立会人として発言いたします。
 投票立会人の公募についてお尋ねいたします。
 私が所属している保健福祉・協働委員会では,町内会に関する条例の制定に向けて準備を進めております。こちら,資料を映しておりますように,市民協働企画総務課が令和3年度にアンケートを実施したところ,町内会活動で負担が大きいものとして連合町内会から選挙や境界の立会いといった項目が挙げられております。
 そこで,この町内会への負担を軽減させるための対策として,ほかの自治体でも実施されている投票立会人の公募制度を岡山市においても導入を検討すべきと私は考えております。
 まず,現行の投票立会人の状況について確認し,その後公募について御所見を伺います。
 (1)本市での投票立会人の業務内容,研修,拘束時間,そして報酬についてお示しください。
 (2)1回の選挙が執行される際,投票立会人は全市で合計何名必要になるのでしょうか,お示しください。
 (3)投票立会人の確保について,現状の課題,そして町内会への負担の状況について市としてどのように認識されていますか,お示しください。
 (4)その課題に対する市の取組についてもお示しください。
 (5)そして,投票立会人を公募とする際のメリット,デメリットをどのように考えておられるか,御所見をお願いいたします。
 大きな3番は丸々割愛いたします。
 次に,大きな4番,支援措置誤交付事案についてお尋ねいたします。
 本件は,國友議員によるみらいえの代表質問でも取り上げた案件でございます。
 國友議員から責任の所在をただしたところ,発行事務については区,賠償が必要となる場合は市に責任があるとお答えいただきました。つまり,それぞれの組織のトップである各区の区長,そして市長が責任を持って対応するべき問題であると,そのような認識で私は受け止めております。
 そこで改めてお尋ねいたします。
 (1)支援措置により住民票の写し等が不交付となるケースはどれぐらいあるでしょうか。
 総務省から通知により自治体で支援措置が行われるようになってから20年近くがたちます。不交付になるケースがまれということであれば,今回の誤交付は,職員にとって慣れない作業のため起きてしまったものという受け止めでよいのでしょうか。御所見をお願いいたします。
 (2)今回の事案が発生したことにより,支援措置の対象となっている市民の皆様から行政への信用が失われてしまったのではないかと個人的に憂慮しております。今後,支援措置対象の皆様をしっかりと保護していく,このことを改めて約束していただきたいと思います。市としての決意でも,対象者へのメッセージでも構いませんので,市のこれからの姿勢について答弁をお願いいたします。
 続きまして,大きな5番に入ります。
 公共施設での避難訓練について。
 ここから銭湯に関する質問に移ります。年に1回は本会議でも取り上げたいと思いますので,今後ともよろしくお願いいたします。
 今,資料を映しております。こちら,先日私,議員派遣いただきました京都市にございます一般公衆浴場の梅湯へ視察へ行ってまいりました。目的は,一般公衆浴場での避難訓練についての調査でした。
 この梅湯は,銭湯を日本から消さないをモットーに,関西を中心に銭湯の継業,後継ぎを専門的に行うゆとなみ社という会社によって経営されております。ゆとなみ社代表の湊三次郎氏が生まれ育った浜松市では,南海トラフ地震への危機感から学校等でも避難訓練が身近な存在だったと言います。
 さて,湊氏は昔ながらのレトロ銭湯,激渋銭湯との出会いがきっかけで銭湯の世界へ足を踏み入れたとのことですが,現在経営されている10軒の銭湯において,御自身の経験を踏まえて自主的に避難訓練を実施されていることを教えていただきました。
 議場の皆様に資料を映しております。このような形でSNSで避難訓練の参加募集を告知し,またこの右側に映っているような避難指示手順書,これを銭湯として独自に作成して,日々の備えとして用意されているということです。
 また,この避難訓練を踏まえてどのような様子だったかと伺いますと,このように夜間に銭湯が停電すると浴室内は真っ暗闇になります。そして,床はお湯や泡でぬれていて,滑って危ない状況です。また,地震が起きた場合には,窓が割れたり鏡が割れたり,そうしたガラスの破片が床に落ちている,そんな様々な危険要素があります。加えて,入浴者は皆裸の状況です。そのため,このゆとなみ社では,女湯では浴衣,そして男湯ではパンツとTシャツの避難着セットを自社負担で用意しているとのことでした。この危ない床を歩くためのスリッパ,そしてこの暗闇を照らすためのペンライトも人数分そろえることで入浴者の安全を確保するための準備をされているとのことでした。
 ここから私の解釈を申し上げますが,公衆浴場法,そして物価統制令,また銭湯関係の各条例をあわせて考えると,一般公衆浴場──いわゆる銭湯は,行政側からお願いして市民のためにお湯を沸かしていただいている,そうした施設だと私はイメージしております。これらは,各補助金,固定資産税の減免,水道料金の配慮といった公的な支援にも表れていると思いますが,これを踏まえると,銭湯は半官半民の施設だとも言える,そのように私は考えております。
 そこで,こちらのゆとなみ社の取組を参考に,岡山市での公共施設での避難訓練についてお尋ねいたします。
 (1)岡山市が管理する公共施設,今回は公民館,図書館,そして各ふれあいセンターを取り上げたいと思いますが,これらの施設における災害時の備えについて概要をお示しください。避難訓練を行っている場合には,訓練の内容に加えて,参加対象者は職員のみなのか,利用者を含むのか,そして実施する時間帯はいつなのか,これらの観点からもお示しいただければと思います。
 (2)特に市が管理している温浴施設において,災害発生時にはどのように対応することになっているでしょうか。取組内容をお示しいただければと思います。
 (3)公民館,図書館,各ふれあいセンターにおいて,避難訓練の充実のために検討していることがあればそれぞれお示しください。
 続きまして,大きな6番,公衆浴場がない地域での入浴支援策についてお尋ねいたします。
 市内で現在も営業を続けている一般公衆浴場は,北区の2軒,南区の1軒,合計3軒のみとなってしまいました。今,議場で映しているこの北区奉還町の銭湯,私,昨日お邪魔してまいりました。このように,住宅街の中に銭湯ののれんとそのともしびを見つけると,私はそれだけで心が救われる思いです。所定の入浴料金──現在の岡山県では450円ですが,お金さえ払えば誰でも,どんなときでもお風呂に入れる。大きな失敗をしたときでも,いかに情けない自分だなと思うときでも,いつでも温かいお湯が自分を受け止めてくれます。静寂に身を任せ,熱い湯に己を委ね,この万成石でしつらえられた湯舟に浮かんでいると,生きていてよかったな,日本人に生まれてよかったなと,そうした気持ちになります。
 今年は終戦80年を迎える年ですが,こちらの銭湯は戦前から営業されていたとのことで,この建物は岡山大空襲の戦火を免れた,そのようなお話も伺いました。
 このように銭湯は,公衆衛生の観点から市民の暮らしを支え,そして心の側面からも市民に寄り添ってきた,まさに岡山市には欠かせない歴史文化遺産だと言える存在だと私は考えております。
 おかみさんに話を伺いますと,奉還町には一丁目から四丁目まで,各町内に銭湯があったとおっしゃっておりました。しかし,一つまた一つと銭湯の明かりは消えてゆき,うちが店を閉めてしまったら家にお風呂がない常連さんはどうなるのだろう,そのように思案することも多々あるようです。
 本市には,岡山市高齢者入浴促進事業の利用者がいらっしゃいます。給付要件を鑑みると,高齢者で自宅にお風呂がない方がいらっしゃるということです。このように市民の入浴のニーズというのは必ず存在しており,その市民のニーズに行政として応えてほしいと願っております。
 るる申し上げましたが,最後にこの通告のタイトルどおり質問させていただきます。
 (1)公衆浴場がない地域での入浴支援策について御所見をお示しください。
 以上で1回目の質問を終わります。
 御答弁よろしくお願いいたします。(拍手)
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
◎今井洋孫 都市整備局長  大きい1番,カーブミラー設置要件について,要件として15戸で線引きした根拠,経緯について,家屋の計上について,要綱に基づいて設置された過去5年分の実績について一括してお答えします。
 岡山市では,市管理道と私道とが交差する地点に道路反射鏡を設置することについて,岡山市私道関連等道路反射鏡設置要綱を昭和58年に制定し,平成28年に一部改正しております。
 設置条件の一つとして,交差する私道が行き止まりの場合は,当該私道を使用している家屋が15戸以上であることとしていますが,当時の詳細な資料が残っておらず,15戸以上とした明確な根拠等は分かりません。
 家屋の計上については,空き家,多世帯住宅,集合住宅は全て1棟を1戸としてカウントすることとしています。
 なお,要綱に基づいてカーブミラーを設置した実績については,令和元年度から令和5年度の5年間で5件となっております。
 以上です。
◎火矢悦治 選挙管理委員会委員長  大きい2番,町内会の負担軽減を目指して,投票立会人の公募についての項に順次お答えします。
 まず,投票立会人の業務内容,研修,拘束時間,報酬についてです。
 投票立会人の業務は,公正な選挙の実施を確保するため,投票手続の全般について立ち会うことや,投票箱を開票所へ送致することなどがあります。研修については,あらかじめ業務内容をまとめた資料を送付し,お読みいただいて,勤務当日を迎えていただくようお願いしています。当日の拘束時間は,投票所が開いてから閉じるまでの13時間で,報酬額は1万2,700円であります。
 次に,1回の選挙で投票立会人が合計何名必要かについてです。
 直近の岡山県知事選においては,当日投票所に268人枠,期日前投票所に640人枠を動員しております。
 次に,投票立会人の確保について,現状の課題と町内会への負担軽減についての市の認識及びその課題に対する市の取組について一括してお答えします。
 投票立会人は,学校の体育館など必ずしも冷暖房が備え付けられていない投票所で,長時間にわたって公正な投票事務の執行を確認するという負担の大きな業務と認識しております。交代制の導入や暑さ対策,昨年からの投票箱送致の謝礼の単価アップなど,負担軽減を図りながら対応しているところであります。
 この項最後,投票立会人の公募のメリット,デメリットについての所見です。
 主に若い人について一定の選挙啓発効果がある一方,限られた選挙準備期間の中で選挙が適正に行われることを立ち合い,確認するという重要な業務で,その選考に一定の時間を要することなどが考えられます。
 以上です。
◎小川卓志 東区長  4,支援措置誤交付事案について,不交付のケースはどれくらいあるのか,また今回の誤交付の原因は,支援措置対象者を保護していく決意はについて一括してお答えいたします。
 不交付の件数については,請求時の説明で取り下げられるケースがほとんどであり,直近2年では不交付決定の通知を行った例はありません。
 また,今回の誤交付の原因についてはみらいえを代表されての國友議員へ,支援措置対象者への決意については日本共産党を代表されての宿女議員へそれぞれ南区長が御答弁したとおりですが,同様の事態を二度と発生させることのないよう,正確な事務の遂行に努めてまいります。
 以上です。
◎後河正浩 保健福祉局長  5番,公共施設での避難訓練についての項,各ふれあいセンターの災害時の備えの概要,避難訓練の内容,それから温浴施設の災害発生時の対応,取組内容,避難訓練の充実に向けての検討についてあわせて御答弁させていただきます。
 各ふれあいセンターでは,消防法第8条に基づき消防計画を定め,自衛消防隊を組織し,火災や地震発生を想定した避難訓練と消火訓練をそれぞれ年1回実施しているところです。訓練は,職員や来館者を対象に,営業時間内に実施しております。ふれあいセンターの温浴施設につきましても,災害発生時には,職員が誘導し,迅速に屋外へ避難することとしております。
 今後の訓練充実について,現在の検討事項としては特にございませんが,議員御紹介の具体例も参考に,災害対策のための全庁的な取組の追加や消防署からの指導を踏まえ,適宜充実してまいりたいと考えております。
 以上です。
◎三宅泰司 教育長  同じ項,公民館,図書館の災害時の備えの概要,避難訓練の内容等についてと避難訓練の充実に向けての今後の検討についてのお尋ねです。
 公民館や図書館では,消防法第8条に基づき消防計画を定め,毎年避難訓練を実施しています。訓練は,各施設ごと,開館中や閉館時に職員のみ,あるいは来館者を含めて火災や地震発生を想定し実施しています。具体例としては,津波の被害を想定し,開館中に来館者と職員で隣接施設へ垂直避難の訓練を実施している公民館もあります。今後の避難訓練の充実については,様々なケースに対応できるよう引き続き関係部局と連携し,より効果的となるよう努めてまいります。
 以上です。
◎後河正浩 保健福祉局長  6の項,公衆浴場がない地域での入浴支援策について御答弁いたします。
 高齢者入浴促進事業では,自宅に入浴設備のない市民税非課税世帯の高齢者の方が本事業の対象としている公衆浴場を利用される際に入浴料金の一部を助成しております。この入浴券は,市内どの地域にお住まいであっても利用できますので,対象となる方にはこの助成をしっかりと御利用いただきたいと考えております。
 以上です。
     〔1番高成壯磨議員登壇〕
◆1番(高成壯磨 議員)  御答弁ありがとうございました。
 今の答弁を踏まえて再質問してまいります。
 まず,1つ目のカーブミラーの設置要件について詳しく教えていただきました。
 やはり,最初に聞いたこの15戸という根拠は今となっては分からないということだったんですけれども,それであれば,いま一度改めて事故予防の観点から要件について再検討いただいて,そんなこともしていただければよいのではないかと思います。
 この15戸,実際に実績を示していただきましたが,5年間で5件だけというところで,必要なところには,この要件でつけることができるところには全てついているということなのかもしれないんですけども,今特に市民の方から要望がある箇所というのは交通事故が起きる可能性が高いと地域の皆様が感じている場所ですので,そうしたところからも改めて見直しをいただけないかなと。例えば,15戸から要件の戸数を引き下げる,あるいは15戸以下の場合でも各区役所において現場の状況を調査し,関係者で協議をいただいてカーブミラーの設置を検討いただくなど,そのようなことをお願いできないかと思います。御所見をお示しいただければと思います。
 次に,町内会の負担軽減のため,投票立会人の導入をということでお尋ねしました。
 ほかの自治体で行っているこの先行事例の調査のために,私自身,神戸市西区に問合せしました。この西区は複数の大学があるということから,学生さんを対象にした公募の周知を行っているということでした。これは,選挙の啓発につながる,そうした狙いもあり,西区として独自に取組をしているもの,そして神戸市内のほかの区にもその取組が波及しているということでした。
 また,公募のみでこの投票立会人を全て充足させているわけではなく,従来のように地域から投票立会人を出していただき,それを補完する形で公募していると,そんな実態についても伺いました。
 先ほどの答弁を踏まえますと,今のプロセスにこの応募者の選考方法が追加されるということであったり,やはり人を集めるというところで周知が必要になってくる,そんなことも考えられます。
 公募制度導入に当たって,そうした課題が想定されますけれども,本市としては何が最もネックとなるとお考えでしょうか。そして,それをどうすれば解決できるのか,この点もあわせて御所見をお示しいただければと思います。
 次に,支援措置についても答弁をいただきました。特段再質問はありませんが,この20年近く必要だった見直しが今回改めてそのプロセスについて再発防止策が取られたということで,これからもしっかりと取り組んでいただければと思います。
 続きまして,避難訓練について,保健福祉局長また教育長から答弁いただきました。これらの避難訓練というところが今既に実際に各公共施設でも避難訓練は行われているけれども,こうした入浴の状況を踏まえてだとか,まだまだ充実して市民が安心できる公共施設になるんじゃないかなと,安心して利用できる場所になるんではないかと思いますので,引き続き御検討を続けていただければと思います。
 最後に,大きな6番についてです。
 答弁いただいたように,この高齢者入浴促進事業について,もっとより多くの人に使っていただければと,必要な方には使っていただければということで,銭湯を使っていただきたいという思いは私も同じく思っております。ただ,ちょっと見方を変えますと,市が運営しているそうした入浴施設,温浴施設もありますので,そちらに御案内するということもできるのではないかと思います。例えば,中区桑野にあるふれあいセンター内には桑の湯という施設が設置されておりますが,これを使っていただく,入浴が必要な方にはこちらを御案内するというような支援策も考えられますが,市としてどのようなことができるのか,御所見をお示しいただければと思います。
 以上になります。
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
◎後河正浩 保健福祉局長  ふれあいセンターの桑の湯の利用促進ということになろうかと思いますけれども,桑の湯そのものの利用促進ということではないかもしれませんけれども,桑の湯のあるふれあいセンターにつきましては,無料のふれあいバスを運行してございます。こうしたことで,桑の湯をはじめとする健康増進施設,こういったものを御利用いただいて,ふれあいセンター全体の利用促進につなげられればと考えているところでございます。
 以上です。
◎火矢悦治 選挙管理委員会委員長  公募導入に当たって想定される課題及び解決策の所見についてお答えします。
 投票立会人を公募する場合,応募の対象範囲の効果的な周知方法などに工夫は必要となってまいります。いずれにいたしましても,引き続き町内会の御意見をお聞きし,また議員御指摘の件を含め,立会人の負担軽減策を検討しながら公正な選挙の実施を努めてまいりたいと考えております。
 以上です。
◎今井洋孫 都市整備局長  カーブミラー設置の要綱の件で,15戸以下の要件というところも見直す中で再検討していただけないかという御質問だったと思います。
 この要綱の制定は昭和58年と,制定から40年以上を経過しており,また今まで大幅な見直しも行ってきておりません。こういった経過した中で社会環境等も変わってきていると思われます。カーブミラーの設置の考え方をいま一度整理もしながら,本制度の見直しについては,必要性も含め,検討してまいりたいと思います。
 以上です。
     〔1番高成壯磨議員登壇〕
◆1番(高成壯磨 議員)  御答弁ありがとうございました。
 最後,2つ答えていただいたところ,ここは実際に市民の声を預かって,私がこの場で代弁させていただいているという内容になります。実際に私の下に届く声としては,私が今住んでおります福浜学区の皆様から,交通量が多い県道洲崎・米倉線が東西に走っているというような地域ですから,特に通学路にもなるそうした道で子どもたちを守るためにも,また車の事故を起こさないためにも必要なカーブミラーを設置してほしいという市民の皆様の声が届いているということを改めてお伝えさせていただきます。
 また,投票立会人の公募についてということで,これも実際連合町内会長から個人的に直接お声をいただいた内容になります。公募が必要なところ,もう既に町内だけで集められるよというところ,町内ごとに事情が違うかと思います。このたび町内会に関する条例ができるということで,町内会の負担軽減,これを市としても議会としても,また町内会としても一緒になって取り組んでいくというところの目標が共有される,そうした契機になるかと思いますので,この投票立会人にかかわらず,これからも町内会から上がってきた声,御要望というのに真摯に向き合っていきたいと,それは私個人,一議員として,また保健福祉・協働委員の一委員として考えているところです。
 そして,最後,桑の湯について御答弁いただきました。
 こちらの桑の湯なんですけれども,ホームページを拝見しますと,ちょうど今,緊急設備修繕のため,当面の間営業中止ということがアナウンスされておりました。そこまで大きな問題はなかったらいいなと思っているんですけども,今回どのような修繕が必要になって,営業の再開はいつ頃立っているのか,そのあたり,最後,再々質問として御答弁お願いいたします。
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
◎後河正浩 保健福祉局長  桑の湯,大変御迷惑,御心配をおかけしております。実は1週間ほど前なんですけれども,ボイラー関連の機器のほうから漏水が確認されまして,ただいま修繕を実施しているということで,なるべく早期に復旧させていただいて供用開始できればと,3月上旬には何とかというような状況でございますので,いましばらくお待ちいただければと思います。すいません。
○田口裕士 議長  以上で高成議員の質問は終わりました。(拍手)
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