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9月8日(月) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和7年9月定例会
9月8日(月) 本会議 一般質問
おかやま創政会
柳迫 和夫 議員
1 防災・減災対策について
2 夏場の学校について
次は,順序に従いまして柳迫議員。
〔22番柳迫和夫議員登壇,拍手〕
◆22番(柳迫和夫 議員) 皆様こんにちは。おかやま創政会の柳迫和夫でございます。
傍聴にお越しの方,インターネット,oniビジョンで見ていただいている方,本当にありがとうございます。
本日は2つの項目についてお聞きしてまいります。
それでは,通告に従いまして質問させていただきます。
1,防災・減災対策について。
(1)事前復興計画について。
令和6年9月の議会でもお伺いしました事前復興計画についてお聞きします。
事前復興計画は,近い将来の発生が懸念される南海トラフ巨大地震などの大災害を見据え,地域の再建手順をあらかじめ決めておくものです。そのときの答弁は,大規模災害により壊滅的な被害を受けた場合には,基礎データの喪失,復興まちづくりを担う人材の不足等混乱が生じる可能性があり,データを整理,保存し,人員配置を検討しておくことなど,復興のための準備をしておくことは重要であると考えております。本市では,今年度,基礎調査として地形図やハザード情報などのデータを収集,整理しており,その結果を踏まえ,今後の計画について考えてまいりますというものでした。その後の状況についてお聞きしていきます。
ア,基礎調査としての地形図,ハザード情報などのデータの収集,整理状況についてお聞かせください。
イ,データの収集,整理した結果,どのようにそのデータを活用し,どのような対策等を検討されているのでしょうか,お聞かせください。
ウ,今後の予定についてお聞かせください。
(2)避難所の備蓄品について。
令和6年11月の議会でもお伺いしました避難所の備品についてお聞きします。
能登半島の地震で避難された人からの要望が多かったのが下着と言われており,能登半島地震で避難生活を余儀なくされている人たちが多くいる中で,災害時における女性にとっての困り事が改めて表面化されました。トイレの行きづらさや生理用品の不足などが指摘されており,生活必需品である下着も課題の一つと言われています。同じ下着を何日も着用したり,断水の影響で洗濯が困難で,また干す際にほかの人に見られてしまうなど,管理の難しさと不衛生な環境が懸念されており,使い捨て下着を備蓄品に追加してはどうかとお聞きしたところ,洗濯や乾燥の必要もなく,緊急一時的な使用としては有効なものと考えられます。本市の計画では,避難生活が長期化した場合,下着などの生活必需品については国などからの支援や協定先企業からの調達を想定しております。避難所における下着の備蓄につきましては,情報収集してまいりたいと思いますとの答弁でした。
一方,内閣府男女共同参画局では,男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドラインを公表しており,その中で,女性や乳幼児等のニーズを踏まえた自治体による備蓄や平時からの住民の備えを促す際に活用する備蓄チェックシートを作成しています。そのチェックシートに,避難所では物干し場がなかったり断水により洗濯できない可能性もあるため,使い捨ての下着やおりものシートなどがあると衛生を保つために便利ですと追記されるとの情報もあります。
そこでお聞きします。
ア,個人で準備されるのが望ましいですが,自治体の備蓄品としても一定数を準備すべきと考えます。御所見をお聞かせください。
イ,来年度以降の備蓄計画について新たな品目の追加などについてお聞かせください。
2,夏場の学校について。
(1)夏休みの在り方について。
9月に入りましたが,暑さはなかなか収まりません。先日,気象庁は6月から8月の夏の日本の平均気温が平年を2.36度上回り,1898年の統計開始以降で最高になったと発表しました。
このグラフを横軸に年,縦軸に1991年から2020年までの平均値との偏差──差ですね──を表したものです。注目していただきたいのが赤の線でございますが,これがずっと右肩上がりで上がっていくということになっておりまして,各年の平均気温の基準値からの偏差が3年連続で大きく最も暑い夏となり,長期的に見てもグラフにありますように今後も暑い夏となる可能性が高いとされております。
文部科学省は今年5月,全国の公立学校に熱中症事故防止を求める依頼を出しています。厳しい暑さの影響で夏休み期間を延長する学校が年々増加傾向にあります。熱中症対策として夏休みを延長するところもありますが,授業時間が不足します。1日5こまの授業を6こまにするなど対応しているところがあったり,1こまをモジュールに分けてスケジューリングするモジュラースケジューリングなども含め工夫の余地は十分あるように思います。
いずれにしても夏休みの在り方について,今の状況を続けていくことは適切ではないと思わざるを得ません。岡山市として夏休みの在り方についてのお考えをお聞かせください。
(2)登下校中の熱中症対策について。
夏の暑さが厳しさを増す中,子どもの登下校中の熱中症対策は,保護者としても見過ごせない課題となっています。特に,小学生は体温調節機能がうまく働かない場合や自覚症状にも気づかないケースも多く,知らないうちに熱中症のリスクにさらされていることもあります。
1日の中でも午後2時から3時は気温が最も高くなる時間帯です。この時間帯は,ちょうど小学校の下校時に重なることが多く,強い日差しと高温にさらされる危険性が高まります。特に,アスファルトの照り返しで子どもの背丈に近い位置の気温が高くなり,体感温度をさらに押し上げます。熱中症対策として,帽子をかぶらせる,タオルを持たせる,冷感グッズを持たせる,日傘を持たせるということが有効とされております。
また,ランドセルも含めて荷物を少しでも軽くする工夫も必要ではないかと思います。
そこでお聞きします。
岡山市の登下校中の熱中症対策についての現状と課題意識,今後の対策等について御所見をお聞かせください。
(3)学校内での給水について。
児童・生徒は,熱中症対策として水筒などを持参している姿をよく見ます。
そこで幾つかお聞きします。
ア,岡山市内の学校の水筒持参状況についてお聞かせください。
イ,授業中の水分補給についてのお考えをお聞かせください。
ウ,持参する水筒では容量が不足する場合があります。学校での水などの追加についての現状をお聞かせください。
エ,ウオータースタンドなどの設置が必要と考えます。ウオータースタンドの設置についてお考えをお聞かせください。
(4)水泳授業について。
日本における多くの学校では,昔から夏の定番授業として水泳授業が行われております。文部科学省によると,水泳の授業は学習指導要領で小学1年生から中学校2年は必修とされています。また,適切な水泳場の確保が困難な場合に限り座学を認めていますが,海や川で溺れた際に命を守るためにも水泳の実技授業は重要で,座学では限界があると記載されています。
しかし,近年ではその授業数が減少傾向にあると言われており,施設の老朽化などの問題のほかに天候の影響で水泳の授業が行えず,予定どおりの授業回数を確保するのが難しいということも理由の一つと言われています。
水泳授業が行われる時期は多くの学校で夏季に限定されており,梅雨や台風シーズンと重なります。屋外にプール施設がある学校では,天候不良になると授業を実施できなくなります。また,近年では熱中症が社会的問題となっており,水温が一定以上に達した場合は水泳授業を中止している学校も多くなっていると言われております。
天候や水温につきましては,年間の指導計画を立てる際に予測することは難しいため,水泳授業を実施できない場合には体育授業の組み直しが必要となります。
そこでお聞きします。
ア,1学期に小学校の水泳の授業は計画に対しどのくらい実施できたのでしょうか,お聞かせください。
イ,実施できなかった理由についてお聞かせください。
ウ,2学期に水泳の授業を実施するなどはできないのでしょうか,お考えをお聞かせください。
エ,ほかの自治体では,民間の施設等での授業も実施されていると聞きます。岡山市の学校のプール以外での状況と今後の方針についてお聞かせください。
(5)プレハブ校舎について。
岡山市でもプレハブの教室はいまだあります。プレハブ教室は構造上,通常の校舎とは違うため,エアコンが効きにくく暑いと保護者の方からお聞きしました。
ア,現在設置されているプレハブ教室への対応についてお聞かせください。
イ,また,プレハブ教室も最近のものは断熱性が高いものも多いと聞いています。今後設置するプレハブ教室についての断熱性,エアコンの能力等も考慮する必要があると考えます。御所見をお聞かせください。
以上で1回目の質問を終わります。
御清聴ありがとうございました。(拍手)
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
◎嶋村真二 危機管理監 1番,防災・減災対策についての項,(1)事前復興計画について,ア,データの収集,整理,イ,データの活用と対策,ウ,今後の予定について,まとめてお答えします。
データの収集,整理については,建物被害の想定や都市基盤の状況を重ね合わせるなど,どのような地域にどの程度の被害が発生するのかを整理いたしました。収集,整理したデータは,大規模災害発生後の復興計画策定に当たっての基礎資料として活用することを想定しており,あわせて復興の手順や体制を事前に検討しておくことで速やかに着手できるようにし,可能な限り復興に係る期間を短縮することを目的としています。関係部局と調整を行った上で,早期の公表を目指しております。
続きまして,(2)避難所の備蓄品について。
ア,下着を備蓄することについて,イ,新たな備蓄品目の追加について,あわせてお答えします。
使い捨ての下着については,各御家庭での非常持ち出し袋への常備に加え,避難生活が長期化する場合には,国などからの支援や協定先からの調達を想定しています。台風や大雨の中を避難する折,避難所に到着する前に下着までぬれてしまった場合などには,一時的な着替えとして下着を備蓄することは有効と思われます。
内閣府が作成している備蓄チェックシートの内容も参考にしながら,備蓄計画への新たな品目の追加について検討してまいりたいと考えております。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 2,夏場の学校のについての項,順次お答えします。
まず,夏休みの在り方についてのお尋ねです。
現在,特別教室を含む全ての教室に空調設備が整備されており,授業日数を確保するため夏季休業を小学校は3日,中学校は1週間短縮し授業を行っております。引き続き,暑さの状況を注視しながら,授業時数確保の工夫を含め,夏休みの在り方を検討してまいります。
次に,登下校時の熱中症対策についての現状と課題意識,今後の対策についてです。
暑さが厳しい時期における登下校については,日傘や冷感グッズの使用,体操服での登下校など,学校の実態に応じて対策しているところです。特に,中学校に比べ体力が十分でない小学校では,行き帰りの荷物を必要なものに絞るなど,登下校時の負担を軽減する工夫を行っております。
しかし,通学距離が長い学区では,下校時の水分補給等について課題があると考えております。水分が足りなくなった際の補充や下校時間の調整など,学校での対応について引き続き研究してまいります。
次に,学校内での給水についてのうち,市内学校での水筒持参状況,授業中の水分補給,水筒への水の追加,ウオータースタンドなどの設置について一括してお答えします。
学校では,児童・生徒に十分な水分を持参するよう指導するとともに,授業中に教員が児童・生徒の様子を見ながら水分を取るよう促すなど,いつでも水分補給ができるようにしております。
また,持参した水筒の飲料が足りなくなった場合は,学校の水道水を補充するよう教員が声がけを行っています。
なお,ウオータースタンドなどの設置につきましては,岡崎議員に答弁したとおりです。
次に,水泳授業についてのうち,1学期の小学校の水泳授業がどの程度実施できたか,授業中止となった理由,そして水泳授業の2学期実施の可否について,一括してお答えします。
小学校での水泳の授業時間は,学校によって異なりますが,今年度の水泳授業時間数の全体平均は1学年当たり約10.8時間が計画され,そのうち約9.6時間を実施できております。
授業が実施できなかった主な理由は,落雷や降雨といった天候不良によるものでありました。
また,中学校では2学期に水泳授業を実施している学校がありますが,小学校では対象となる学年が多く,授業編成が煩雑になることやプールの維持管理上の課題が生じることなどから,2学期へ変更したり長期にわたって実施したりすることは今のところ想定しておりません。
同じ項,学校プール以外の施設を利用した授業の実施状況と今後についての考えをについてです。
学校プール以外では,現在中学校1校が民間の屋内施設を利用し,小学校1校,中学校2校が本市の所管する屋内施設を利用して水泳授業を実施しております。民間施設等のプール利用に当たっては,施設の受入れに関する条件や移動の方法,校内の授業時間の調整等の諸課題を整理する必要がありますが,今後も引き続き検討してまいります。
この項最後に,プレハブ校舎についてのうち,現在設置されているプレハブ校舎への暑さ対策についてと今後設置するプレハブ教室についてを一括してお答えします。
現在,設置されているプレハブ教室への暑さ対策につきましては,エアコンの設置と断熱材の施工を行っています。また,必要に応じて二重サッシとなる内窓の設置や日射調整フィルムの施工等により対応しております。
今後設置するプレハブ教室につきましても,さらなる気温上昇も懸念されるため,より断熱性の高い材料の採用やエアコンの能力の検討など,暑さ対策に努めてまいりたいと考えております。
以上です。
〔22番柳迫和夫議員登壇〕
◆22番(柳迫和夫 議員) 御答弁ありがとうございました。
幾つか再質問させていただきたいと思っています。
まず,防災・減災対策についてです。
避難所の備蓄品についてお伺いしました。現在の備蓄品は備蓄を進めていっているというようなお話だったと思います。備蓄計画に対して,じゃ今どれだけ進んでいるのか,現状をちょっと教えていただいて,もし何か課題があればあわせてお聞かせいただければなと思います。
ちょっと順不同になっていますが,先ほどの事前復興計画,これいろいろデータを集めていただいて検討していただいているということで,できたときには公表していただけるということでございます。
ちょっと前にも触れましたけども,やっぱり事前に検討しておいて,いざ災害があって復興するとき,そこから一からやりますというのは物すごく時間もかかりますし,ぜひどんどん進めていただければなと思います。これは要望にさせていただきます。
もう一個が,夏休みの学校についてのお話を少し聞かせていただきました。やっぱり先ほどのグラフにもありましたが,どんどん夏場は暑くなってきている。今後そんなに下がることもないだろうということでいろいろお伺いさせていただきました。
その中で,質問させていただいて,岡崎議員にも御答弁いただいた冷水器等もあったと思います。冷水器だけがいいというわけではないんですが,やっぱり今水道水で補給していただいていると聞いています。水道水に対して,特に学校なんか上のタンクに水を入れて落としてくるところがまだまだ多いと聞いていますので,じゃ児童・生徒の水分補給についてどう考えるかというところで,やっぱり何か水分補給のために大きい水筒を持っていかないといけないとか,何本もペットボトルを持っていかないといけない,こういうのはちょっとやっぱりナンセンスかな。今朝のニュースでもありましたように,子どもは水筒を下げていって,そこで転倒してしまうと水筒によって体を痛めてしまうという事例もありますので,やっぱり学校で必ず水分を補給できる,補充できるような改善は必要と思っています。ウオータースタンドとか冷水器だけじゃなくていいんですが,来年の夏までに学校で給水できるようにすべきと思います。教育長の決意を改めてお聞かせいただいて再質問を終わります。
以上,よろしくお願いいたします。
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
◎嶋村真二 危機管理監 備蓄計画における備蓄の進捗状況と課題について再質問いただきました。お答えします。
令和8年度末に本市備蓄計画上の備蓄品目,数量がそろうように新規購入及び更新を進めているところです。
課題につきましては,備蓄している品物の使用期限であるとか賞味期限とかが近づいてきたときにどうやって,どのくらい,漏れなく更新していかなければいけないので,それが課題と考えております。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 冷水器等の設置についてですが,岡崎議員にお答えしましたが,やはりこれからの気候は下がることはないと考えられますので,何らかの水分の補充は学校で考えないといけないと思います。議員御指摘のとおり,本当に1日分の必要量を持っていこうとすると,かなり大きい水筒を持っている子もいるのは事実です。それを学校で補給ができるようにすれば,かなり軽量な,登下校の際の負担軽減になると思っています。そういったこともございますので,何ができるか,水道水の補充がやはり苦手というか,様々な理由で直接水道水が飲めない子もいるのは事実であります。そういったことを全て鑑みながら,何ができるか検討してまいりたいと思います。
以上です。
○田口裕士 議長 以上で柳迫議員の質問は終わりました。(拍手)
質問の途中でありますが,午後1時まで休憩いたします。
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