録画中継

令和7年9月定例会
9月9日(火) 本会議 一般質問
みらいえ
土田 貴行 議員
1 公平公正な選挙のために
2 新庁舎について
3 岡山市の人口について
4 岡山市の夏のお祭りについて
 次は,順序に従いまして土田議員。
     〔11番土田貴行議員登壇,拍手〕
◆11番(土田貴行 議員)  お疲れさまです。みらいえの土田貴行です。
 暑さ寒さも彼岸まで,お彼岸ももうすぐそこまで来ているのに,なかなか涼しくなりません。間もなく始まる岡山市のトップを決める選挙があるからでしょうか。今回は,市長選を見据えた質問をさせていただきます。最後までよろしくお願い申し上げます。
 早速ですが,通告に従い質問に入らせていただきます。
 まず,大きな1番,公平公正な選挙のために。
 間もなく4年ぶりの市長選となります。
 そこで,市長選挙のことに関して幾つかお尋ねしたいと思います。
 (1)4年前の市長選では,選挙公報が全戸配布にならないということがありました。そのことに関して,どのようにしてそのような事態になったのか,経緯をお示しください。
 (2)公職選挙法に,各世帯に選挙公報を配布することができない場合は,都道府県の選挙管理委員会に届け出てとありますが,岡山県の選挙管理委員会に届出はされたのでしょうか。
 (3)また,届出した上で,選挙公報につき,同項の規定により配布すべき日までに新聞折込みその他これに準ずる方法による配布を行うことによって,同項の規定による配布に代えることができる。この場合においては,当該市町村の選挙管理委員会は,市役所,町村役場その他適当な場所に選挙公報を備え置く等当該方法による選挙公報の配布を補完する措置を講ずることにより,選挙人が選挙公報を容易に入手することができるように努めなければならないとの条文があります。県選管に伺ったところ,これは市長選挙には該当しないとのことでした。しかしながら,この条文に準じて考えていくことは必要かと思いますが,御所見をお聞かせください。
 (4)その上で,どのような措置を講じ,実行されましたか。その結果,何戸,何%の戸数への配布がかないましたか。
 (5)以上のことから考えて,満足とか反省とか,どのようなお考えを持たれましたか。御所見とあわせてお示しください。
 (6)教育長にお尋ねいたします。
 学校教育現場,特に中学校,高等学校では,選挙前については特別なカリキュラムや告知などを行うことはないのでしょうか。
 続きまして,大きな2番,新庁舎についてお伺いいたします。
 新庁舎の建設が着々進行しております。かなり素朴な疑問もございますが,市民の皆様から伺っている声に関してもお尋ねしたいと思います。
 (1)完成時期がこの時期になった経緯についてお聞かせください。
 (2)将来的に人口減少にもかかわらず,現庁舎より規模がかなり大きいものだと思われます。また,その割に規模が大き過ぎないかという市民のお声も伺います。どのような理由でこの規模になりましたか。
 (3)現庁舎と比較して,市民の方が利用しやすくなる仕組みや施設は新庁舎のどんなところにあるのでしょうか。また,どんな工夫がされていますでしょうか。
 (4)費用面でお尋ねいたします。
 最終的に総工費がお幾らになるのでしょうか。また,もう費用がかさむ要素はないのでしょうか。
 続きまして,大きな3番,岡山市の人口について。
 先ほどの項でも触れましたが,岡山市の人口は減少に転じております。日本全体の流れと考えられればそれまでかと思いますが,一方では様々な施策を打っておられると思います。人口減少,少子・高齢化に歯止めをかけていただきたく,お尋ね申し上げます。
 (1)人口増加には人口流入を図らねばならないと思います。特に若年層の流入が一番効果的ではないでしょうか。若年層の岡山市への定着,Uターンに関しての御所見をお聞かせください。
 (2)もっと若いうちから,岡山市への愛着の醸成や,将来岡山市で暮らしたいとの気持ちを持ってもらうことが大切だと思います。
 そこで,教育長にお尋ねいたします。
 岡山市のことを学び,岡山市への愛着を育てる時間は,週にどれくらい,年間どれくらいあるのでしょうか。
 (3)そもそも若い方たちが岡山市に住み続けたいと思えるような,よい仕組みづくりはできないのでしょうか。例えば,地元大学への進学の優遇措置や,市内にもっと企業を誘致,それも大企業を誘致するなど,将来への展望も,人生設計も望めるような仕組みづくりはいかがでしょうか。そのまま岡山で結婚,さらに岡山で子どもを産むことで,もっともっと優遇してもよいのではないでしょうか。御所見をお示しください。
 (4)さらに,移住者限定で,岡山に長く定住したことで優遇を受けられるような仕組みはできないでしょうか。カウント開始の年齢の下限や年齢の上限を設けた上で,岡山市で暮らした年数に応じ,優遇されるような仕組みをつくってはどうでしょうか,御所見をお示しください。
 最後に,大きな4番です。岡山市の夏のお祭りについて。
 先日は,岡山市の夏の一大イベントのうらじゃ祭り,総踊りに参加いたしました。市民の方々が踊り手,裏方,様々なサポートと,いろいろな形で関わっておられました。昨年は裏方として参加したのですが,様々な感動,様々な思いが感じられる本当に有意義なイベントであると感じました。
 そこで,自分の夢も含め,お尋ねしたいと思います。
 (1)うらじゃ祭りが盛んになる一方で,花火大会が中止になって一年一年と経過しております。いまだに花火大会が復活するというお話は出ていませんでしょうか。
 (2)席を有料販売にして,商工会議所や岡山市の負担を減らす一方で,費用を確保することでの復活の早期化は検討できないものでしょうか。また,復活の提案はできないものでしょうか。御所見をお示しください。
 (3)中区のロケーションは,自分としては最高のロケーションだと思います。旭川もあり,百間川もあります。小規模からでも,中区主体での花火大会の復活はあり得ないでしょうか。
 (4)花火大会にこだわってまいりますが,小学校から大学まで様々な学校園が中区の中にあります。それぞれの年齢層に応じた企画の募集に御協力いただけたりしないのでしょうか。例えば,幼・小でしたら,こんなお店が欲しい,こんな花火が見たい,高校,大学生ならお金の問題も企画提案できるのではないかと思いますが,教育長のお考えをお聞かせください。
 (5)さらには,大会開催後でしたら,作文コンクール,図画コンクールの題材になるかとも思います。中区の活性化,さらには教育現場の活性化にも資する事業ではないかとも考えます。そういった観点から,花火大会の検討は,人口増や定着化とも相まって進まないかとも考えますが,いかがでしょうか。教育長,中区長の御所見をお伺いできませんでしょうか。
 以上で1回目の質問を終わらせていただきます。
 御答弁のほど,よろしくお願い申し上げます。
 ありがとうございました。(拍手)
○小川信幸 副議長  当局の答弁を求めます。
◎三宅泰司 教育長  公平公正な選挙のためにの項,学校教育現場の選挙前の特別なカリキュラム等についてのお尋ねです。
 中学校では,社会科の公民的分野で国民の政治参加の大切さや選挙の意義について,高等学校では,公民科の公共,政治経済で選挙制度や主権者としての政治参加の在り方等について学ぶなど,年間を通じて計画的に主権者教育を行っております。選挙前には,高等学校にチラシを配布することで,周知に努めております。
 以上です。
◎火矢悦治 選挙管理委員会委員長  同じ項,選挙管理委員会関係について順次お答えします。
 まず,4年前の選挙公報配布の経緯についてです。
 4年前の令和3年当時,岡山市には選挙公報の配布業務を委託できる業者が1社しかなく,配達員の高齢化や人材不足等により,事業者から全戸配布ができないとの申出があったため,市の選挙公報の発行に関する条例に基づいて,新聞折り込みに変更したものです。
 次に,岡山県選挙管理委員会への届出について,公職選挙法には,届出が定められているのは衆議院議員総選挙,参議院議員通常選挙,都道府県知事選挙であり,当該選挙において新聞折り込みをする場合は,岡山県選挙管理委員会へ届け出るとしています。一方,岡山市長選挙の選挙公報については,市の条例に基づいて手続を行っており,届出はしておりません。
 次に,選挙公報の配布を補完する措置について,措置の状況と実績について一括してお答えします。
 市の条例では,各世帯への配布のほか,新聞折込みその他これに準ずる方法により配布に代えることができると規定しており,この場合必要な措置を講じるものとするとされています。令和3年の市長選挙では,新聞折り込みで17万5,050部を配布するとともに,必要な措置として,市の関係窓口,公民館,図書館等の施設へ約4,000部を備え置きました。そのほか岡山市ホームページへ掲載を行いました。
 なお,市内世帯数に対する新聞折り込みの割合は53.6%でした。
 最後に,前回の市長選挙における選挙公報の所見についてです。
 条例に基づき補完措置を講じたほか,当時可能な限りの対応は行ったと考えておりますが,今後も全戸配布ができるよう努めてまいります。
 以上です。
◎中原貴美 総務局長  大きな2番,新庁舎についての項,まず完成時期についてです。
 現在の本庁舎は,平成9年度の耐震診断により,大規模地震,震度6強から7で倒壊する危険性があることが判明しました。その後,学校園や公民館等早急な対応が必要な市有施設の耐震化の進捗や,市の財政状況を勘案しながら慎重に検討し,それらの耐震化にある程度のめどがついた平成30年度に基本構想を策定しました。その後,有利な地方債の活用を念頭に,令和元年度の基本計画を経て,令和2年度から令和3年度に基本設計及び実施設計を行い,令和4年度に建設工事に着手しました。現在,令和8年5月末の完成を目指し,工事を進めているところです。
 次に,新庁舎の規模についてです。
 新庁舎の規模については,当初,基本構想と基本計画では総務省基準に基づき,延べ床面積を約5万8,500平方メートルと設定しました。その後,令和2年度の基本設計において,今後デジタル化により文書量の削減が見込まれることから,倉庫や書庫などを見直し,延べ床面積を約2,200平方メートル削減して,約5万6,300平方メートルとしています。
 次に,市民が利用しやすくなる仕組み等についてです。
 新庁舎は,現在の本庁舎と分庁舎に分かれている各種証明書の発行,住民異動の手続,市税の相談などの窓口を集約するため,効率よく手続ができるようになります。また,ICTの活用で,申請書に記入する手間や待ち時間の削減などを実現するスマート窓口を導入する予定です。さらに,新庁舎内の案内サインは,スムーズに目的地にたどり着けるよう,分かりやすいデザインとします。
 この項最後です。事業費についてです。
 現時点の事業費は約318億円を見込んでおり,財源には,有利な地方債である合併推進債を活用しています。今後も物価や人件費の上昇が続き,スライド条項が適用されることがあれば,増額の可能性はあります。
 以上です。
◎北川由佳 政策局長  3,岡山市の人口についての項,(1)若年層の岡山市への定着,Uターンについての所見,(3)若い人たちに岡山市に住み続けたいと思えるような仕組みについて一括してお答えします。
 岡山県流動人口調査によると,岡山市の15歳から39歳の若年層は,令和5年10月1日から令和6年9月末までの間に522人の転入超過となっております。日本人のみについて見ると,同じ年齢層では505人の転出超過であり,15歳から19歳は転入超過である一方,20歳から24歳は転出超過となっております。これは,岡山市内には大学等が多くあることから,進学により転入してくる一方で,就職等を機に転出していると推測されます。こうしたことから,岡山市に進学等で転入した人を含め,若い世代に引き続き岡山市に住み続けてもらえるよう,様々な方面からの施策を実施しているところです。
 まず,若い世代の定着には,就職したいと思える企業があることが重要だと考えており,市内企業のDXなど生産性向上への成長支援やスタートアップへの支援,企業立地の推進とともに市内に多くある企業の働きやすさや仕事のやりがい,福利厚生制度などを紹介したOKAYAMA COMPANY GUIDEを作成し,広く周知に努めています。
 ほかにも,大学生のためのキャリア形成応援事業,女性が働きやすい市内企業を認証するきらりと認証,大学生が地域課題の解決等に取り組む学生イノベーションチャレンジ推進プロジェクトなど,様々な取組を行っているところです。
 また,いわゆるUターン,Iターン就職への取組としては,移住相談者への支援を行っているおかやまぐらし相談センターにおいて,首都圏,関西圏の大学約300校の学生に対して,岡山市内の企業情報の提供などを行っています。
 あわせて,保育や放課後児童クラブの待機児童対策や子ども医療費助成の大幅な拡充など,子育てしやすい環境づくりとともに,若者に対する結婚支援や不妊治療への支援も行っているところです。
 以上です。
◎福田広志 市民協働局長  同じ項,移住者限定で,岡山市で長く定住したことで優遇される仕組みをつくってはどうかについてです。
 移住者以外の市民との公平性の観点や,対象者の特定,移住された時点で5年後,10年後に給付金を交付することを約束することの難しさ等から実施は困難であると考えております。
 以上です。
◎三宅泰司 教育長  同じ項,岡山市のことを学び,愛着を育てる時間についてのお尋ねです。
 岡山市のことを学ぶ時間としましては,例えば小学校3年生の社会科で年間70時間,平均すると週2時間程度ですが,岡山市の特産物や生活の移り変わりなどについて学習しております。
 岡山市への愛着を育てる時間としましては,全学年の道徳で郷土の伝統と文化の尊重,郷土を愛する態度について学習しておる状況です。
 以上です。
◎木内啓子 産業観光局長  4番,岡山市の夏のお祭りについての項,花火大会が復活する話は出ていないか,席の有料販売により早期復活の検討はできないか,また復活の提案はできないかに一括してお答えいたします。
 花火大会につきましては,平成30年度の豪雨災害により中止となって以降,安全確保の見通しがつかず,令和元年度から,その代替事業として烏城夏まつりなどを実施してまいりました。同年に立ち上げた岡山商工会議所のワーキンググループにおいて,再開に向けての検討もされましたが,現時点で復活の話は伺っておりません。
 近年,有料席の販売を行う花火大会があることは承知しておりますが,最終的には,納涼花火大会実行委員会の事務局として長年尽力され,現場の状況を一番よく把握されている岡山商工会議所の検討結果を尊重しつつ,岡山市を含むおかやま桃太郎まつり運営委員会において判断されるものと考えております。
 以上です。
◎三宅泰司 教育長  同じ項,花火大会の企画募集への学校園の協力についてと,花火大会は教育現場の活性化にも資するのではないかとのお尋ねです。
 仮に花火大会が実施されるとなった場合のお答えとなりますが,企画の募集について依頼があれば,必要に応じて子どもたちへの周知に協力してまいりたいと考えております。地域の様々な行事に携わったり,各種コンクールの題材にしたりすることは,子どもたちにとって貴重な経験となり,地域と共にある学校づくりにつながるものであると考えております。
 以上です。
◎浦田隆次 中区長  同じ項,(3)中区主体での花火大会の復活は,(5)中区の活性化に資するのではないかの質問に対して一括してお答えいたします。
 花火大会については,区づくり推進事業として,地域が主体となり,祭りのメニューの一つとして実施している例はございますが,中区が主体となって実施する予定はございません。
 また,区役所の役割は,地域が主体となって行う活動への支援を行うことであると考えており,引き続き町内会や学校などと連携を図りながら,中区の活性化を図ってまいりたいと考えております。
 以上です。
○小川信幸 副議長  質問の途中でありますが,午後1時まで休憩いたします。
      午前11時56分休憩
     ~~~~~~~~~~~~~
      午後1時0分開議
○田口裕士 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
     〔11番土田貴行議員登壇〕
◆11番(土田貴行 議員)  丁寧で心の籠もった御答弁,本当にありがとうございました。
 それでは,再質問させていただきます。
 まず,大きな1番に関しまして,公平公正な選挙のためには,全戸配布は最も必要なことだと考えますが,今回の市長選挙ではどのように対策をお考えですか。お示しください。
 それから,大きな2番に関しまして,新庁舎について,いろいろな工夫や市民の方々のための施設があるとのことでしたが,それはどのように市民の方にお伝えされておりますでしょうか。また,十分伝わっていると思われますか。御所見とあわせて教えてください。
 それから,大きな4番に関しまして,岡山市では,花火大会ができないにしても新たなお祭りを行うお考えはございませんか。また,中区では,花火大会に限らず独自でお祭りを行うお考えはございませんか。それぞれに御所見をお示しください。
 以上で再質問を終わらせていただきます。
 よろしくお願いします。
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
◎中原貴美 総務局長  再度の御質問で,新庁舎の工夫が市民に伝わっているかというお尋ねです。
 テレビやラジオの市政番組ですとかホームページ,それから広報紙でも折々に新庁舎の機能や整備の進捗について市民にお知らせいたしております。ですから,伝わっているのではないかなとは思っているんですが,特に市民が利用されるスマート窓口,こちらのほうは,担当の部局ともしっかりと相談しながら情報発信を行っていきたいと思っております。
 以上です。
◎木内啓子 産業観光局長  市で独自に祭りを行う考えはないかについてです。
 本市では,年3回行う烏城灯源郷のほか,春はさくらカーニバル,夏は烏城夏まつりや県内最大級の祭りであるうらじゃ,秋は秋のおかやま桃太郎まつり,集え!岡山城,冬はMOMOTAROH FANTASYのほか,岡山城で初夢まつりや節分祭を行うなど,季節に応じたイベントを1年を通して開催しているところです。
 今後とも多くの方に楽しんでいただけるよう,こうした現在行っている一つ一つのイベントをしっかりと盛り上げていきたいと考えております。
 以上です。
◎火矢悦治 選挙管理委員会委員長  今回の市長選挙での選挙公報についてお答えします。
 今回の市長選挙においては,全戸配布ができるよう事業者と既に契約済みであり,現在,配布準備を進めております。全戸配布のほかにも,市の関係窓口等の施設への備置き,市のホームページへの掲載も行う予定です。
 以上です。
◎浦田隆次 中区長  中区独自でのお祭りをという考えはございませんかという再質問をいただきました。
 現時点では,中区が主体になってお祭りを実施する予定はございませんが,花火大会にしても,お祭りにしても,地域の主体性や熱意が何より大切であると考えます。区役所としては,引き続き地域が主体となって実施する区づくり推進事業などへの支援を行うことにより,地域を盛り上げていきたいと考えております。
 以上です。
○田口裕士 議長  以上で土田議員の質問は終わりました。(拍手)
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