録画中継

令和7年11月定例会
12月8日(月) 本会議 一般質問
懐かしい未来
森山 幸治 議員
1 岡山城西の丸周辺広場整備・石山公園整備について
2 学びの多様化について
3 表町商店街の点字ブロックについて
4 岡山市立岡山後楽館中学校夜間学級について
      午後1時0分開議
○田口裕士 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 次は,順序に従いまして森山議員。
     〔24番森山幸治議員登壇,拍手〕
◆24番(森山幸治 議員)  皆さんこんにちは。懐かしい未来の森山幸治です。
 早速質問に入りたいと思います。
 傍聴席の皆さんありがとうございます。
 1,岡山城西の丸周辺広場整備,石山公園整備についてお聞きします。
 (1)今後の公共工事,広場を管理運営する民間事業者公募のスケジュールについてお聞きします。
 (2)Park-PFI等導入に関するサウンディング調査,これを14者,延べ19企業にお聞きをされ,結果が出ています。どのような提案がありましたか。
 (3)中エリア(市民会館跡地)の施設についてです。
 これ,まず機能についてはサウンディング調査の結果において飲食店とかイベントスペースとか就業・起業支援,防災機能云々とかありましたね。これについてですけども,旧内山下小学校の活用の是非についてこれから議論していこうじゃないかとなっている状況の中で内山下小学校の結論が出てから判断するべきではないでしょうか。ここへの二重投資を懸念します。
 (4)そして,建築物についてです。これもこれまで指摘させていただいています。誰もが親しんだ市民会館の跡地,近代建築の名建築とも言われております。その跡に施設をつくるということは相当レベルの高いものが求められるのではないかと思います。歴史文化を大切にしたまちづくりの文脈,なぜその意匠なのか,ストーリーも大いに問われます。
 さらに,この西の丸周辺にある民間施設への逆メッセージにもなりかねません。施設は必要ではないと思いますが,いかがですか。
 (5)石山公園のシンボル,にぎわい機能であったステージを撤去することの代替としてこの中エリアの広場へ設置が検討されています。ありがとうございます。しかし,これは建築物とは別で整備していただきたいと考えますが,いかがでしょうか。
 現在,ステージの存在は大きなにぎわいの効果を出していますから,広場の基盤整備とするのが当然ではないですか。民間運営の施設との一体整備はなぜなのか,説明をください。
 (6)は割愛します。
 (7)石山公園は別名後楽の森として都市の森としてこれまで多くの皆さんに親しまれています。樹木の伐採については極力原形をとどめた状況でお願いしたいと思いますが,いかがですか。
 (8)市民に親しまれている石山公園のあずまや,これも撤去となります。私たちの思い出の場所,建築物,記憶がまた一つこれでなくなっていくわけです。これについてもステージと同様に基盤整備を考えられませんか。
 (9)そして,市民会館のメモリアル部材の活用でありますけれども,事業者のアイデア,これを取り込んで進めていくべきだと思いますが,御所見をいただきたいと思います。
 (10)この項最後,次年度の旧内山下小学校についての取組をお聞かせください。
 続いて,2,学びの多様化についてです。
 質問します。
 (1)この数年以上前から学びの多様化学校,不登校の子どもたちが通えるような公立の学校です。これについて質問させていただいております。これまで研究とか検討ということで御答弁をいただいているところですが,そろそろ期限ではないでしょうかということですね。というのが,令和9年度までに政令指定都市へ1校以上の設置という方向で文科省が今動いておりますが,現状報告いただきます。
 (2)令和5年度から令和9年度までの5年間に廃校や空き教室等を活用した場合,多様化学校ですね。補助率2分の1で施設整備費用の補助が可能となっています。柔軟な設置形態,分教室であったり,一つの学級のみの設置でもいいですよということなど認められていて,あるいは公民館とか教育センターの1室など,学校の外の施設の活用も可能だというところです。費用面での負担軽減も図られております。岡山市もできるところからやりませんか。御所見をください。
 3,表町商店街の点字ブロックについてお聞きします。
 時間がないので,リード文を省きますけれども。
 (1)今,新しい技術が社会実装される時代になってきました。点字ブロックという物理的なバリアフリーだけではなくて,これからは情報を取れるようなバリアフリー,これが一体となって初めてバリアフリーの効果を発揮させていくのだと考えますけれども,今後の当局の御所見をお聞きしたいと思います。
 (2)そして,点字ブロックの設置について市内で初めて商店街に設置することになる予定ですが,設置することについての思いと今後のお考え,そして今後の設置のスケジュールをお聞きしたいと思います。
 (3)そして,既存の点字ブロック,先ほど申しましたが,物理的バリアフリーというインフラ,これにITを活用して音声情報にアクセスできる情報バリアフリーインフラにグレードアップすること──創政会の高橋さんの質問でコード化ということが出ましたけども,これは各都市でも社会実験が始まっています。視覚障害者の音声情報へのアクセスを改善して安全な自立歩行をサポートして,自由な移動の権利を保障するための物理的バリアフリーと情報的バリアフリーの一体化推進について,まずは表町商店街の社会実験から取り組んでみませんか。
 (4)最後,スマホの音声読み上げ機能のある生活支援アプリ,この使い方を習得するためにも整備,ハード整備と同様に定期的な視覚障害者の方向けのスマホ教室のようなもの,それこそコロナ禍のときにPayPayの教室を各公民館でやったと思うんですが,そういったような教室も今後一緒に検討いただけませんか。
 最後,4,岡山市立岡山後楽館中学校夜間学級についてです。
 先日,私もこの夜間学級に参観させていただきまして,現在生徒数が12名で,そこに先生たちが12名配置されるというとても手厚い状況で,かつすごく温かいクラス運営をされているのを目の当たりにしましてとても感動しましたし,かつての金八先生というか,昭和の学園ドラマとか学校ドラマを生で見ているような思いもしましてとても感動したわけです。
 その学級の皆さん,大半が高齢者の方々です。ここにもっと若い人たちあるいは外国籍の方々,こういう方がもっと増えていけばさらに豊かな学びが生まれるのではないかなと感じたところです。学級に通われる皆さんは学びから,何らかのそれぞれの諸事情がある中でいろんな背景を抱えて皆さん集まってこられていますけれども,そういう共通のものがあるからこそ親しさであったりとか,信頼が生まれる,多様性を認め合うような空間になるんじゃないかなということも強く感じたところです。これこそ社会の中の余白の部分というのか,社会から離れて避難場所のようなといいますか,そういった大変必要な居場所なんじゃないかなと強く感じたところです。
 (1)この夜間学級こそ学校へ行きたくても行けない生徒のために提供できないのでしょうか。今,教育機会確保法により学ぶ機会が拡充されています。そして,2018年の通知によって既存の中学校に在籍しながら夜間中学校へ通級できるシステム,これも実は昨年から社会実験も始まっているし,全国的にも何都市かもう取り組んで実際にやられているところもあるわけです。多様な教育機会を創出するだけではなくて,夜間中学校全体の活性化,新たな役割,夜間学級の機能の拡張の方向性も見えてくるんだなと強く感じたところですが,御所見をいただきます。
 (2)は割愛します。
 (3)そして最後,夜間学級の入学希望者の掘り起こしです。
 これも前回も質問していますけれども,若い世代へしっかり届けるためにも,SNSが立ち上がっていないという状況もありますから,まずは夜間学級の活動の見える化とSNSの立ち上げ等も活用してしっかり啓発していくべきだと思いますが,いかがでしょうか。
 以上で1回目の質問を終わります。
 ありがとうございます。(拍手)
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
     〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長  それでは,森山議員の質問にお答えいたします。
 私は,後楽館中学校夜間学級についてということで,夜間学級を学校へ行けない生徒のために提供できないかということでありますが,私も夜間学級へ行ったときの空気というのは高齢者もおられますし,若い方も少しおられる。なかなか居心地のいい,そういう雰囲気を感じました。
 森山議員の指摘の2018年の通知により既存の中学に在籍しながら夜間中学へ通級できるようになっている,これは私初めて知ったわけであります。
 確かに,不登校の生徒,一人一人不登校の理由はいろいろあるようであります。学校行く意味が分からないとかという方もいるという話もあります。夜間学級の空気感,また先生も本当に真剣に教えておられたのを覚えていますが,そういう面ではいい居場所となる可能性というのは十分あるのかなと思いました。何ができるか,これからの話でありますが,教育委員会とも議論していきたいと思います。
 以上です。
◎北川由佳 政策局長  岡山城西の丸周辺広場整備,石山公園整備についてお答えします。
 (10)旧内山下小学校についての取組内容はについてですが,自民党市議会を代表されての花岡議員に御答弁したとおりです。
 以上です。
◎鈴木豪 都市整備局都市・公園担当局長  同じ項,順次お答えします。
 まず,公共工事,民間事業者公募のスケジュールについてお答えします。
 広場の造成や園路整備等の公共工事については石山公園部分を令和8年4月に工事着手,市民会館跡地については令和8年6月の解体工事完了後の速やかな工事着手,令和8年度中の完了を予定しております。
 民間事業者の公募については令和8年1月に公募の基本的な考え方を示した実施方針を公表し,令和8年4月に募集要項を公表して募集を開始し,令和8年度中には事業者を決定したいと考えております。
 続いて,サウンディング調査の提案についてお答えします。
 サウンディング調査では広告業,情報通信業,旅行業などの19企業から,市民会館跡地の施設と隣接する広場を一体的に整備したいという意見や,市民会館メモリアル部材の使い方,民間便益施設の用途,多目的施設の使い方などの提案をいただきました。あくまで提案でありますが,民間便益施設としてはレストラン,カフェなどの飲食機能やランニングステーション,地域特産品のセレクトショップなどの提案がありました。また,多目的施設の使い方としてイベント利用,就業・起業支援,貸しスペースなどの提案がありました。こういった用途や使い方は今回の事業の中で実現するものもあれば,周辺を含む将来のまちづくりの中で実現されるものもあるかと思っております。
 続いて,市民会館跡地の施設について二重投資の懸念,また必要性,そして施設とステージを一体整備する理由について一括してお答えします。
 整備後は,地域の方々の日常利用やイベント,岡山城や後楽園への観光客,観光バス利用の団体客など,多様な方々がこの公園を利用することになります。市民会館跡地の施設は市民や観光客が利用する民間事業による飲食,物販,またこれと連携することで日々きれいに管理されているトイレ,市民会館時代にも使われていたような地域活動や団体客の利用にも使える多目的室など,公園利用者が必要とする機能を導入するものです。
 この地にふさわしい機能やデザインを求めていきたいと思いますが,岡山城への眺望や周辺のまちづくりの変化等といった中・長期的な視点も踏まえ,平家建ての最低限の規模で検討しており,二重投資や手戻りはないものと考えております。
 ステージ機能については石山公園や市民会館のこれまでの活動を継承し,十分なスペースを備えた市民会館跡地側で確保することとし,その際客席に当たる広場の配置や音響を考慮した向きから敷地の東側に配置することが適切と考えております。加えて,ステージ機能に必要となる背面やひさしといった建築的要素,多目的施設の控室としての利用や電源等の観点で建築物と一体で整備することが合理的と考えておりますが,詳細は民間事業者を募集する際の要求水準として定めることとなります。
 続いて,石山公園の樹木,あずまや機能の整備について一括してお答えします。
 今回の再整備では,石山公園は緑の木陰を生かす利用を主体とし,市民会館跡地はオープンスペースを生かす利用を主体と考えています。石山公園は緑豊かな樹木がその魅力の一つである一方で,樹木が生い茂っているため夜間に暗い,根上がりにより段差が生じているなどの課題もあります。このため,再整備に当たっては良好な緑の保全や木陰確保の観点から既存の高木を極力生かすこととしており,老木化や安全性,バリアフリー等のため伐採する場合も新たな植栽を行うこととしております。
 現在のあずまやは老朽化のため撤去しますが,岡山城への眺望や木陰を生かせる位置にベンチを配置し,居心地のよい空間をつくります。
 この項最後に,メモリアル部材の活用は事業者のアイデアを取り込んで進めるべきではないかについてお答えします。
 サウンディング調査の結果でも建物の内外での活用の提案があったことから,公募の際に民間事業者に活用を求めることを検討しております。
 以上です。
◎三宅泰司 教育長  2,学びの多様化についての項,多様化学校の設置に向けた研究,検討の現状について,そして廃校や空き教室を活用した柔軟な設置形態についてのお尋ねです。
 学びの多様化学校については様々な設置形態がありますが,まずは児童・生徒が通いやすい場所にあることが重要だと考えております。一方で,学校設置基準では教室,図書室,保健室,職員室,運動場,体育館等が必要であり,それらを確保できる施設について現在廃校等も含めて調査しているところです。
 本年度,美作市の樸学園を視察し,多様な児童・生徒に適切な支援を行うためには個別支援や集団活動等が行える十分な教室数と学習環境の整備が必要であることが分かりました。引き続き,先行実施している他都市の情報を参考にしながら不登校支援の施策全体の中で慎重に検討してまいりたいと思います。
 以上です。
◎西謙一 保健福祉局長  大きい3番,表町商店街の点字ブロックについての項,物理的バリアフリー,情報バリアフリーの両者が一体となって初めて効果は発揮すると思うが,所見はについてです。
 障害の有無に関わらず,全ての人が平等に社会参加でき,住みよい社会を実現するためには物理的バリアフリーと情報バリアフリーの両者を共に推進することが重要であると認識しております。
 コード化点字ブロック等の障害者の利便性に資する新しい技術を取り入れたツールについて引き続き情報収集するほか,バリアフリー推進の必要性について広く情報発信するなど,誰もが安心,快適に暮らせるまちの実現に取り組んでまいります。
 次に,視覚障害者向けのスマホ教室の開催についてです。
 岡山市では,視覚障害者生活訓練事業の一環として視覚障害者からの申請に応じたスマートフォンの使い方の訓練に対する助成を行っているところですが,定期開催につきましては当事者団体等の御意向も伺いながら検討してまいりたいと考えております。
 以上です。
◎今井洋孫 都市整備局長  同じ項,市内で初めて商店街に設置することの思い,今後の考え,設置スケジュールについてお答えします。
 表町商店街への点字ブロックの設置については令和3年度に視覚障害者団体及び中之町商店会,下之町商店会からの相談を受け,視覚障害者団体及び商店会と勉強会を始め,令和4年度に点字ブロック設置に向けた社会実験を行いました。その後,実験結果を検証し,今年度中之町商店会に点字ブロックを設置することとなりました。商店街への点字ブロックの設置により,商店街のにぎわいを損なうことなく視覚障害者の方にも安全・安心に歩いていただける空間が形成されることを期待しているところです。今後,商店街の御理解,同意が得られる場合には,商店街への点字ブロックの設置を検討していくものになると考えております。
 また,中之町商店会への点字ブロックの設置については今年度中の工事完了を目指しているところです。
 続いて,物理的バリアフリーと情報バリアフリーの一体化の推進を表町商店街から社会実験としてできないかということについてです。
 物理的バリアフリーと情報バリアフリーを満足するコード化点字ブロックについては,スマートフォン等の専用アプリでコードを読み取ることにより音声で周辺情報や誘導情報等が得られるシステムであり,視覚障害者を支援する有効な手段の一つと考えております。現在,視覚障害者団体より中之町商店会へのコード化点字ブロック導入の相談を受けており,議員御提案の社会実験の実施については視覚障害者団体と協議しながら検討を進めているところです。
 また,ほかにも目的地までの方向や経路,進路上の障害物等を音声で伝えるアプリ等視覚障害者を支援するツールがあることから,どういったものが有効か,あわせて研究してまいりたいと考えています。
 以上です。
◎三宅泰司 教育長  4,岡山市立岡山後楽館中学校夜間学級についての項,市長答弁以外お答えします。
 入学希望者の掘り起こしについて啓発の努力が必要ではないか,そしてSNSの活用も必要ではないかとのお尋ねです。
 夜間学級の啓発内容についてはみらいえを代表されての鬼木議員に御答弁したとおりです。
 若い世代へ向けたSNSを活用したPRについては今後の検討課題としていきたいと思っています。
 以上です。
     〔24番森山幸治議員登壇〕
◆24番(森山幸治 議員)  皆さん御答弁ありがとうございました。
 特に市長,今回の夜間学級の通級をいろいろ考えてみようじゃないかというまさかの御答弁でした。驚いたんですけれども,本当にありがとうございます。
 本当うれしいですね。多様な学びの確保が今求められている中で,朝起きれない子どもたち,起立性調節障害が背景にあるような子たちもいる中で夜に行けて,かつ立地場所が中心部のど真ん中ということで公共交通の優れた場所にありますから,ぜひともこれを早く実現できるようにお願いしたいと思いますし,改めて感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。
 そして,また市長なんですけども,中心市街地の活性化の中で特に旧城下町エリアと呼ばれるまさに歴史と文化が集積した岡山の顔つきを象徴する場所です。駅前は岡山駅の再開発があったり,イオンモール岡山があったりとか,大きなにぎわいがあるわけですけども,まさに私たちの愛着というか,レガシーというのか,そこが詰まったこのエリアが今後どうなっていくのか,表町商店街とかオランダ通りについてもなかなか夜になるともう人の影がぱらぱらになってしまって,正直本当に人が減っています。
 一方で,このエリアに増えているのが高層マンションですね,再開発がどんどん進んでいまして,住宅化していくんじゃないかという懸念さえ実際私たち現場にいる中で大変憂慮しております。
 昨年,建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞した山本理顕さんという日本人がおられますけども,彼が言っているのがガザの侵攻と日本の再開発事業は一緒だというんですね。その心は何かというと,コミュニティーを破壊していくということで建築の山本さんがおっしゃっている。
 日本の大規模開発が全てコミュニティーを壊しているとも言い難いこともありますが,商業施設としてどう考えるか,一番ここ今まさに問われているときに今回の西の丸周辺広場の再開発というのがにぎわいをどう起こしていくのかと,若い人たちをどうやって集めるのか,もう大いに期待しておりますし,楽しみにもしているところです。
 であるからこそ,あそこの歴史文化をしっかり継承したような再開発というのか,施設をつくったり,そのあたりをしっかり市長がどのようにお考えになっているのか,御答弁をいただけたらと思います。
 先ほど,市民会館跡地の施設をつくるということですよね。ここについても今後の選定基準,そういったものをしっかり決めていくということですから,私も100%施設に反対という立場ではないんだが,それだけのものをつくるんですよねということをしっかり基準を持っていただいて,応援したいなという気持ちももちろんありますので,その意気込みというか,最後局長からいただきたいと思います。
 旧内山下小学校の跡地活用についてはようやく議論しましょうということになりまして,次年度,本当にこれも大切な1年を迎えることになります。
 局長にお願いしたいのは,あそこで旧内山下小学校というのは何だったのかと。池田光政の隠居所があって,そこを壊してまで教育の歴史を継続するために小学校があったとか,廃校後の20年,これは市民利用としてどんなことをしていたのか,ここは本当に丁寧に洗い出しをしてもらって,そこをもってしっかりと議論ができるような準備をしていただきたいと思いますが,それについても再答弁をいただきたいと思います。
 石山公園,これ都市の森として本当に貴重な場所です。これだけ暑い日が続いていますからね。老木があるのでそれを伐採して,しかし若木を植えていくからそこは相殺するんだみたいな御答弁だったんですが,どの程度老木を伐採していくのか,それでもすごく心配なので,そのあたりもお聞きしたいと思いますので,答弁をいただきたいと思います。
 最後,点字ブロックなんですね。それこそ局長,もう4年がかりでここまでたどり着いてきまして,目の見えない,見えづらい方々にとっての足の,移動の権利を保障するということですけども,例えば表町商店街だとバスターミナルがあります。このターミナルへの接続,せめてここをちゃんと点字ブロックを保障していただきたいと思いますが,調査のほうをお願いしたいと思います。
 お願いします。
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
     〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長  それでは,岡山の歴史をどう考えるのか,そして岡山城,後楽園の周辺,それらをこれから整備していく大きな方針は何なのかという視点で最初の質問を答えたいと思います。
 何といっても岡山のまちをつくったのは宇喜多直家公,また秀家公だろうと思います。特に,直家公に関して言えば砥石城でおじいさんが撃たれ,商人に育てられたと。ゼロからのスタートで50万石を超える大大名になり,そして備中を見渡せる岡山に大きなまちをつくっていった,これがあまり岡山では評価されていない。それは江戸時代の儒学思想等々いろんなものがあったということですが,そこは本当に見直されてしかるべきではないんだろうかということで今様々な運動もしているところであります。
 今もう一つ言えるのは,例えば森山議員が名前を出された池田光政公ですね。これは江戸時代初期の3大名君の一人と言われているわけであります。1人が徳川光圀公,もう一人が保科正之,家光の腹違い子じゃなくて同じあれですよね,何て言うのかな。兄弟ということにもなるわけですが,私はその光政公が残りの2人と同じように大きく評価されている,光政公のほうが知っている方は多いにしても,必ずしもそこが十分に流布しているのかというのは少し疑問に思わざるを得ない。ほかにもいろいろな方がおられると思いますが,岡山城周辺,後楽園周辺でいくとその3人の名前がよく出てくるんじゃないかと思います。
 これら我々の先祖としてこういう動きをしたんだと。そして,それらが岡山の空気になっていく,風になっていく。そして,多くの人に来てもらえる,そういう工夫をこれからはしていくべきではないかと思っております。
 岡山城のリニューアルもそういう視点では動いてはいますけれども,もっともっとできることがあるんではないかなと思っているところであります,そういう歴史の視点というのを生かしながら,岡山城周辺の整備を考えていきたいと思っております。
 以上です。
◎北川由佳 政策局長  旧内山下小学校のエリアについて検討するに当たりましては,江戸時代,また戦国時代を含めて西の丸周辺にこれまでどのような歴史があったのか,また廃校後に芸術交流や文学フェスティバルをはじめ市民が参加する文化芸術の場として活用されてきたこと,また国指定重要文化財である西手櫓があることなども踏まえまして,それらについて整理した上でどのような機能や施設が必要か検討していくと考えております。
 以上です。
◎今井洋孫 都市整備局長  表町バスターミナルへの接続の点字ブロックの状況について調査してくれないかという御質問だったと思います。
 現地のほうを一度確認してみたいと思います。
 以上です。
◎鈴木豪 都市整備局都市・公園担当局長  西の丸周辺広場整備,石山公園整備について2つ再質問をいただいたかと思います。
 まず,西の丸周辺広場,市民会館跡地につくる施設について意気込みということで再質問をいただきました。
 必ずしも今回の整備の中で施設だけで全てが解決すると,実現するということではないと思いますけれども,この施設は非常に重要なものだと考えております。今後のこの周辺も含めたまちづくりをリードするようなプロジェクトにできるものと思っております。また,民間事業者の力も借りながら進めていくということで,難しさもございますけれども,私どもの担当職員を含めて腕の見せどころだと思ってしっかりと取り組んでまいりたいと思います。
 もう一点,石山公園の樹木の伐採の本数についてお尋ねがありました。
 まだ精査が必要な段階ではございますけれども,対象となる樹木として30本から40本程度を今考えております。また,植え替える,新しく植えるほうの樹木についても樹種も含めて詳細を検討してまいりたいと思います。
 以上です。
○田口裕士 議長  以上で森山議員の質問は終わりました。(拍手)
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