録画中継

令和7年11月定例会
12月8日(月) 本会議 一般質問
みらいえ
土田 貴行 議員
1 就労継続支援施設について
2 介護施設について
3 空き家対策について
4 道路整備について
 次は,順序に従いまして土田議員。
     〔2番土田貴行議員登壇,拍手〕
◆2番(土田貴行 議員)  皆さんこんにちは。みらいえ土田貴行でございます。
 早速ですが,通告に従いまして質問させていただきます。
 大きな1番,就労継続支援施設についてお尋ねいたします。
 本年,岡山県では12月1日より65円,6.62%の最低賃金値上げが行われ,その結果最低賃金は1,047円となりました。この最低賃金の上昇率は年々上昇しており,このたびはここ数年でも最高の最低賃金の上昇率でした。しかしながら,報酬改定に関しては3年に1度しかございません。特に,最低賃金を保障せざるを得ない就労継続支援A型事業所にとっては死活問題であり,廃業,事業形態変更を余儀なくされる状況は,今後ますます増えるのではと懸念されます。
 そこでお尋ねいたします。
 (1)前回,令和6年11月議会でお尋ねしまして以降,A型事業所の廃止や規模縮小は出ておりませんでしょうか。逆に,A型,B型事業所への新規参入はどれぐらいあったのでしょうか,お示しください。
 (2)利用者さんの立場で考えると,A型事業所に勤めて賃金をもらわないと生活は送れないのが現実です。この現実の中で障害をお持ちの方が暮らしていける方法についていかにお考えでしょうか。現状の把握と御所見をお聞かせください。
 (3)事業所に対しては条件を設けたり,お金の使途を限定して補助していく方法などが取れるのではないでしょうか。御所見をお示しください。
 (4)利用者や事業所を支援していただけたらと思いますが,支援の在り方に関して来年度に向けて新たなお考えはございませんか。お考えをお示しください。
 (5)お仕事マッチングサイトtanomaは,その後はどのような御成果が出ておられますでしょうか。新たにマッチングされた例などがあればお示しください。
 (6)tanomaを上手に利用し,マッチングを増やすために報奨金を出してはいかがでしょうか。御所見をお示しください。
 (7)また,2026年10月より社会保険適用拡大も行われ,より一層運営が困難になることが予想され,先をにらんでの廃業などの声も聞こえております。この先どのように動いていかれますか。
 (8)話は全く変わりますが,就労継続支援事業所を支えていく上で,運営指導──旧実地指導は大切と考えますが,運営指導は年に何件ぐらい行えておりますか,きちんと定期的に行われておりますか,御担当の人員は足りていますか,お示しください。
 続きまして,大きな2番です。介護施設についてお尋ねいたします。
 本年度,国の支援に引き続き本市も介護施設の食事の提供に関して食材費高騰に対する御支援を行ってくださいました。ありがとうございました。
 介護施設に関してもとどまらない物価高騰ゆえ,現場を取り巻く環境はなかなか大変なのではないでしょうか。
 そこでお尋ねいたします。
 (1)私が施設の方から伺ったお話では,残念ですがあっという間に終わってしまったという声も聞かれました。本市で行っていただいた支援はいつまで継続して行われるのでしょうか。
 (2)本年6月議会で伺った際にも人材確保が難しい,人材不足が事業廃止の理由になるとのお話でした。その後も特別養護老人ホーム,グループホームでの事業廃止は出ておりませんか。その廃止件数を廃止要因とあわせてお示しください。
 (3)6月本会議で令和6年度の報酬改定で介護職員の処遇改善加算の加算率が引き上げられたと伺いましたが,それは人材確保のために十分であったと思われますか,御所見をお示しください。
 (4)厚生労働省の令和7年度補正予算案が閣議決定を受けて出されました。そちらを拝見すると,人材不足の要因として他職種に比べ処遇に遜色があるとあります。処遇の柱として①賃金,②職場環境,③経営改善などが挙がっております。こうした取組に対して岡山市として独自の補助をなさる御予定はございませんか。御所見とあわせてお示しください。
 さらに大きな3番,空き家対策についてお尋ねいたします。
 少子・高齢化が進み,年々増え続ける空き家に関して対策がなされず,防犯,衛生,防災,景観などの理由から歯止めをかけるべく,現状に即して法整備も進んでまいりました。本市もそれに呼応し,しっかりと対策を講じてくださっております。ありがとうございます。
 そこで何点かお尋ねしたいと思います。
 (1)今後も増え続けていくであろう空き家に関して一番の懸念はなんでしょうか。事故でしょうか。具体的事例もつけてお示しください。
 (2)そのために,特に力を入れた施策はございますか,お示しください。
 (3)逆に明るい見通しはあるのでしょうか。例えば思わぬ副次効果があった,例えば明るい見通しが見えてきたなどの具体事例を絡めてお示しください。
 (4)他市には見られない岡山市特有のケースであったり,岡山市特有の施策はありませんでしょうか。また,そのケースと施策の関係性を絡めてお示しください。
 (5)岡山市内にある空き家というくくりがありますが,公営住宅や施設内の空室も対象なのでしょうか,お示しください。
 最後に,大きな4番ですが,道路整備についてお尋ねいたします。
 下中野・平井線の旭川をまたぐ橋脚がかかりました。あと数年で橋がつながるというところまでやってまいりました。長年にわたる御苦労がまさに実を結ぼうとしております。本当にありがとうございます。
 この橋の周辺のことで少しお伺いしてまいります。
 (1)御近所の方からあの橋はたしか平成15年くらいの完成予定でスタートしているのを知っているのか,どうなっているのか,いつになるんなという御質問をいただきました。もともとの計画はそのような計画だったのでしょうか。
 (2)そのようにずれ込んだ理由はどんな理由からだったのでしょうか,お示しください。
 (3)現段階では2020年代に完成予定となっておりますが,この2020年代,すなわちあと4年以内の完成はもう遅くなる予定はないのでしょうか。
 (4)期待される効果の中で交通混雑の緩和,移動時間の短縮,救急医療の速達性・柔軟性向上,さらには地域の防災性や安全性の向上ということで3つの移動パターンとその時短の変化が示されておりますが,この中の項目での優先順位はありますか。どれも重要なことだと思いますが,お示しください。
 (5)さらにその先に牛窓線のバイパスへもつながり,早く渋滞を緩和してほしいと地元の期待にもう少し迅速に応えていただけたらと切に御要望いたしますが,御所見をお聞かせください。
 以上で1回目の質問を終わらせていただきます。
 御答弁のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
◎西謙一 保健福祉局長  大きい1番,就労継続支援施設についての項,順次お答えいたします。
 まず,(1)A型の廃止や規模縮小は出ているか,またA型,B型事業所の新規参入はあるかについてです。
 令和6年11月議会以降,廃止となったA型事業所は7件,規模縮小となった事業所はございません。
 また,新規参入した事業所につきましては,A型事業所が2件,B型事業所が27件となっております。
 次に,A型利用者の暮らしについて,現状把握と所見,事業所支援のための補助についての所見,利用者や事業所支援の在り方や来年度に向けての考えについてです。
 利用者の現状について,令和6年度の市内A型事業所の平均賃金は,速報値でございますが,月額で9万7,000円となっており,前年度8万8,277円を大きく上回っております。今後も利用者が安全・安心に暮らせるよう工賃向上が必要と考えており,本市としても引き続き工賃向上支援に取り組んでまいります。
 また,事業所に対する支援としましては,現在国の補助を活用し,生産活動の効率化に資する機器等の導入支援を実施しているところです。利用者及び事業所の支援については今般の国の経済対策の詳細を把握した上で検討してまいります。
 次に,tanomaの成果とマッチング例,マッチング増のための報奨金についてです。
 tanomaの成果につきましては,マッチング数,令和6年度は2件,令和7年度は11月末現在で5件と増えてきております。具体例を申しますと,建築現場で使用された足場の整備,清掃やニンニクの皮むきというものがあり,これらはホームページ上で事例として紹介させていただいております。
 また,企業への報奨金は行っておりませんが,参加企業にとって効果的な取組となるようホームページ等でPRするとともに,好事例の紹介によりマッチング数の増加につなげてまいりたいと考えております。
 次に,廃業などの声も聞こえるが,今後の動きはについてです。
 来年度以降,社会保険制度の適用範囲が段階的に拡大される,このことでA型事業所の利用者には保険適用になるメリットがございますが,その一方で事業所は保険料の負担が増加することが見込まれます。事業所の運営には生産活動の収支の安定が欠かせないため,本市としも国の賃上げに向けた取組に対する支援施策を周知するとともに,引き続き工賃向上支援に取り組んでまいります。
 次,この項最後ですが,運営指導の状況についてです。
 障害福祉サービス事業所における運営指導の実施状況は,今年度11月末時点において206事業所に対し行っており,月平均で25件程度実施しているところです。このうち,就労継続支援事業所には27件(後刻,「29件」に訂正),月に4件程度の指導を行っております。引き続き,現行の人員体制の中で業務効率を図りながら,適正な運営指導に努めてまいります。
 次に,大きい2番,介護施設についての項,順次お答えいたします。
 (1)支援はいつまで継続して行われるのかについてです。
 高齢者施設等への食材料費の支援につきましては,令和7年度6月補正予算で令和7年4月から9月までの上半期分,さらに9月補正予算で令和7年10月から令和8年3月までの下半期分の支援を行っており,このうち上半期分(後刻,「下半期」に訂正)については今月26日まで申請受付をしているところです。(「下半期,下半期」と呼ぶ者あり)
 すいません,失礼しました。下半期については今月26日まで申請受付をしております。
 次に,本年6月議会後の特別養護老人ホーム,グループホームの廃止件数及び廃止要因です。
 特別養護老人ホームの廃止についてはゼロ件,グループホームについては1件となっており,廃止の主な理由としては施設の老朽化と伺っております。
 この項最後です。令和6年度に改定されました介護職員の処遇改善加算は人材確保のために十分だったか,処遇に関して岡山市独自の補助の予定と所見についてです。
 処遇改善加算の加算率が上がったことで介護職員の賃金は改善しておりますが,他産業とはまだ差があり,人材確保が難しい状況であると考えております。このような状況を踏まえて,国において人材流出を防ぐための緊急的対応として他職種と遜色のない処遇改善に向けて賃上げ,職場環境改善の支援等が示されたところですので,市独自の補助は考えておりません。
 以上です。
◎今井洋孫 都市整備局長  大きい3番,空き家対策について。
 増え続ける空き家に対する懸念は何か,そして,力を入れた施策,また明るい見通しはあるのか,岡山市特有のケースや施策について一括してお答えします。
 空き家は全国的に増加しており,岡山市においてもこの10年間で約4,400棟増加し,現在約1万3,000棟の空き家が市内全体に分布しております。空き家が長期間にわたり放置されると老朽化による建物の倒壊や崩壊,屋根や外壁の落下,飛散などにより隣接する道路や住宅に危険を及ぼすこととなり,防災,衛生,景観など多岐にわたり周辺地域における生活環境の悪化が懸念されます。
 岡山市では,平成28年に岡山市空家等対策計画を策定し,空き家の適切な管理の促進,空き家の利活用促進,空き家の発生抑制の3つを目標に掲げ空き家対策に取り組んでいるところであり,空き家解消に向けてチラシや冊子等による啓発活動や除却の助成などの取組を行い,危険な損傷のある状態の悪い空き家の解消に努めてまいりました。
 しかしながら,依然として状態の悪い空き家が残っていることから,管理不全な空き家に対する措置や代執行及び所有者不明の空き家に対応する財産管理制度などを積極的に活用し,引き続き状態の悪い空き家の解消に向けてしっかりと取り組んでまいります。
 また,比較的状態のよい空き家が大きく増加していることから,中古住宅の流通促進につながる仕組みづくりについて,不動産業界などの関係団体等々とも連携しながら取り組んでまいりたいと考えています。
 続いて,空き家のくくりの中での公営住宅や施設内の空室も対象になるかということにお答えします。
 空家特措法第2条において国または地方公共団体が所有し,または管理するものは対象から除かれております。
 また,同条において空家等とは,建築物等であって居住その他の使用がなされていないことが常態であるものと定義されていることから,共同住宅や老人ホーム及び商業施設などについては1室でも使用されている状況であれば当該建築物は空家特措法上の空き家に該当せず,対象から除かれております。
 続いて,大きい4番,道路整備について。
 都市計画道路下中野・平井線(旭川工区)のもともとの計画,完成予定がずれ込んだ理由,完成予定について一括してお答えします。
 都市計画道路下中野・平井線(旭川工区)については中環状線の一部であり,平成20年度に事業着手し,当初の計画においては平成26年度末の完成を目指して整備を進めていました。現在の進捗状況については約95%(後刻,「約93%」に訂正)の用地を取得し,事業費ベースの進捗率は昨年度末で約55%となっています。
 完成予定がずれ込んでいる理由としては用地交渉の難航や工事に伴う関係機関との調整に不測の日数を要したことに加え,平成24年の道路橋示方書の改定に伴い橋梁設計の見直しを行ったことなどが挙げられます。
 今年度,旭川に架かる橋梁の上部工に着手したところであり,引き続き財源の確保に努め,2020年代の完成を目指し着実に工事を進めてまいります。
 続いて,整備効果の優先順位についてです。
 都市計画道路下中野・平井線(旭川工区)の整備効果については交通混雑の緩和,移動時間の短縮,救急医療の速達性・柔軟性向上,地域の防災性や安全性の向上があり,いずれの効果も重要であると考えています。
 この項最後,岡山・牛窓線のバイパス整備についてです。
 主要地方道岡山・牛窓線についてはピーク時に集中する自動車交通を分散させ渋滞を緩和させることを目的に,現在中区山崎から海吉間と東区松新町から西大寺中野間においてバイパス整備を進めているところです。都市計画道路下中野・平井線(旭川工区)と主要地方道岡山・牛窓線のバイパスをつなげることは旭川以東の渋滞緩和に大きく寄与するものと考えていますが,まずは事業中の都市計画道路下中野・平井線(旭川工区)や主要地方道岡山・牛窓線バイパスの中区山崎から海吉間と東区松新町から西大寺中野間の早期供用に向け,鋭意事業を進めてまいりたいと考えております。
 すいません。1つ答弁の修正をさせていただきます。
 先ほどの下中野・平井線の進捗状況について,95%の用地取得と発言しましたが,正確には約93%の用地取得ということで修正させていただきます。
 以上です。
◎西謙一 保健福祉局長  先ほど答弁いたしました1番の就労継続支援施設についての運営指導の件数なんですけれども,先ほど27件と申し上げましたが,29件の誤りでした。訂正いたします。
     〔2番土田貴行議員登壇〕
◆2番(土田貴行 議員)  丁寧で熱の籠もった御答弁本当にありがとうございました。
 再質問させていただきます。
 まず,大きな1番に関しましてですが,事業所開設の門戸を広げるために申請のハードルを下げるおつもりはございませんか,御所見をお示しください。
 次に,大きな2番目に関しまして,6月本会議の際にもお伺いいたしましたが,令和9年度の報酬改定の議論は進んで,より具体的になったのでしょうか,お示しください。
 さらに,大きな3番目に関しましてですが,住まいを探されている一般の個人もそうですけれども,事業者や法人等にも御紹介するシステムまたはそちらのほうから御紹介が可能な仕組みがおありでしょうか,お示しください。
 最後に,大きな4番目に関しての再質問です。
 とにもかくにも交通渋滞の緩和をしていただきたいと本当に要望したいです。通勤,レジャーに係るストレス解消も道路行政の重要な役目だと,このように考えます。大森市長を道路行政のプロと見込んでのお願いです。御所見をお聞かせください。
 以上で再質問を終わります。
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
     〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長  道路行政のプロと言われたんですけれども,鈴木君が笑っていましたけど(笑声),確かに道路の予算など,道路局というのが国土交通省へあるんですが,4年間ぐらいやらせていただいております。
 最後の交通渋滞の話,今現在どういうシステムかというのはよく分かりませんけれども,まずはどういったところに予算をつけていくかというところは一つは様々数字が出ますよね。経済だとか生活に対しての事業損失がどのくらいになっているのか,そういうのは割と数字的には分かりやすい。
 ただ,それだけでやるわけじゃなくて,当然ながら各地域の投資バランスというのもあります。そこは考慮していかなきゃなりませんし,そして地元の意向というのが大きいんですね。じゃあ,地元というのは何なんだといったときに都道府県から話を聞くことが多かったんですけれども,政令市の場合は政令市から話を聞きます。なぜかというとこれは地方分権のときにどこまで県と政令市の関係を整理するかというところで都道府県だけに任せていたらどうしても町なかというものの整備が遅れてしまう。そういったところから政令市にはもう道路行政は全てお任せしようじゃないかということで整理いたしました。そういう面では我々の考えというのは道路に対する影響は非常に大きいものがございます。
 様々な整備が岡山も必要になってきますけれども,最大のポイントは私は2号線だろうと思います。大動脈でありますから,高速を除いては2号線の整備,2号線は広島が高架は早く,大分前にやっているんで,岡山の渋滞長はもう中四国の中でも一番ひどいというか。
 それをじゃあ,結果的にずっとの運動で岡山から早島,倉敷,交差点の高架化の構想が固まったんですけれども,それを工事していくと車の逃げ場所が必要になってくる。ということで,環状道路,西バイパス,岡山環状南道路,そして吉備スマートインターの整備,そういったものをやらせていただいているわけであります。
 なかなか動かなかったんですけれども,それらを戦略的に動かしていくというんで,大きな舞台はこれで出来上がり,相当数のものが動いている。例えば吉備スマートインターチェンジは来年の2月1日にはこれで開通になる。来年度末には岡山環状南道路も開通になる。こういう大きな戦略が必要となってくると思います。
 また一方で,指摘のあった平井大橋のようなもの,これ旭川を渡る橋としては今のままでは対応できないというんで,これも予算の制約があるんで,なかなか動かないところもあるんですが,それはやっていかなきゃなんない。
 土田議員の中区で言やあ宍甘のアンダーパスなんかもありますし,東区は美作岡山道路の整備もあります。そういったところを今度は我々としては地元の意向などをきちっと頭の中に入れながら,どう全体の交通渋滞を解消していくのかという視点で整理しているところであります。
 大分道路整備の全体がようやく整理されつつあるということでありますんで,これから整備に向けて邁進していくということが必要だろうと思っています。
 以上です。
◎西謙一 保健福祉局長  2つ再質問をいただいております。
 1つ目は,事業所の開設の申請のハードルを下げないかというお話でございますが,障害福祉サービスの事業所の指定に当たりましては,人員や設備等の基準は法令によりまして定められており,それを踏まえた条例によって規定されておりますので,開設について基準を緩和するのは難しいと考えております。
 それからもう一つは,令和9年度の介護報酬改定について具体的になっていますかというところなんですけども,介護報酬改定につきましては主に社会保障審議会介護給付費分科会において審議されておりますけれども,令和9年度の報酬改定に向けたスケジュール等はまだ示されておりません。現在,前回の介護報酬改定の効果の検証等が行われておりますので,議論等今後進んでいくものと考えております。
 以上です。
◎今井洋孫 都市整備局長  空き家に関して事業者や法人にも紹介するシステムについてのお尋ねだったと思います。
 岡山市の空き家を紹介するシステムとしては空き家情報バンクがあり,インターネットを通じてどなたでも利用可能となっております。
 以上です。
     〔2番土田貴行議員登壇〕
◆2番(土田貴行 議員)  本当にありがとうございました。
 最後に,2つだけ伺わせてください。
 1と2と3に絡む質問なんですけれども,空き家の対策として空き家を減らす,再利用する意味と就労継続支援施設や介護施設を増やしながら空き家を減らすという観点から,空き家の利活用をあっせんしながら公的物件を好条件でお勧めするシステムを作ったらいかがでしょうか。お互いにウィン・ウィンとなるような施策は取れませんか。保健福祉局長,都市整備局長両氏からの御所見をお伺いできませんでしょうか。
 また,大きな4番に関してですけれども,お出かけ,通勤でストレスになるのではとお伺いしたのですけれども,大森市長の唱えられているわくわくとストレスは相反するものと私は思います。ぜひ交通渋滞のストレスを岡山市民のわくわくに変えていただけたらと思います。
 大森市長のわくわくはアリーナ,路面電車の乗り入れだけでしょうか。岡山市民のわくわくは道路行政にもあると思いますが,御所見をお聞かせくださいませんでしょうか。
 上手に聞けませんでしたが,よろしく御答弁のほどお願いします。
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
     〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長  森山さんはいなくなっちゃったな。先ほど,森山議員の質問に宇喜多,池田家のお話をさせていただきましたけど,わくわくすることって多いんじゃないでしょうかね。だって,例えば新しい再開発は動いていますよね。そこにどんなものができるか,それだけでもわくわくするんじゃないでしょうか。
 私,アリーナ,路面電車に限定するという話は一度も言ったことはないと思います。多くの場面で我々の心を打つような,そういったものができてくるというのがわくわくなんじゃないでしょうか。もちろんそこへ行くまでの交通渋滞の解消というのは当然あると思いますが,ただ予算というものがありますから,それは我々単独の事業をやり過ぎていくとすぐ財政破綻になってまいります。国の交付金を活用する,国の交付税を活用する,そういったことを忘れてやっていくと放漫経営になってくるわけでありますから,そのあたりバランスを取ってやっていかなきゃならないと思いますが,都市整備局長も必死で動いておりますんで,御理解をいただければと思います。
◎西謙一 保健福祉局長  空き家の利活用についての再質問だと思います。
 こちらのほうで現時点で空き家に対してのそういう制度はございませんので,なかなか提示できる形にはなっておりません。それから,先ほど申し上げましたが,国の省令等の基準にもございませんので,そういった観点から現状では考えておりません。
 以上です。
◎今井洋孫 都市整備局長  空き家をそういう就労事業所のようなものに活用できないかというような御質問だったと理解しておりますが,答弁でも申しましたように状態のいい空き家が増えているというのは事実であって,それをいかに市場へ乗せていくかというのは次一生懸命考えていかなければいけないと思います。
 そういった空き家の活用については各種法令に合致するものであれば何も居住用のものだけに限定するものではないと思いますので,これは市が率先してやるというのではなくて,ニーズがあればそういった活用というのも十分考えられる可能性はあるのではないかと考えております。
 以上です。
○田口裕士 議長  以上で土田議員の質問は終わりました。(拍手)
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