録画中継

令和7年11月定例会
12月9日(火) 本会議 一般質問
公明党岡山市議団
早野 賢一 議員
1 避難所について
2 歴史遺産について
3 動物行政について(地域猫対策など)
4 公営墓地について
 次は,順序に従いまして早野議員。
     〔12番早野賢一議員登壇,拍手〕
◆12番(早野賢一 議員)  公明党岡山市議団の早野賢一でございます。
 私からも,昨夜の青森沖地震に被災された全ての皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 それでは,通告に従い早速質問いたします。
 1,避難所について。
 2024年元日に発生した能登半島地震から2年近くが経過しようとしています。本来であれば楽しい正月となるところを,突然襲った大地震により被害に遭われた住民の多くは,いや応なく避難所へ行かざるを得ない状況となりました。能登半島地震の教訓を踏まえ,避難所については小・中学校が使われるケースが多いため,体育館の空調整備の推進が全国的に実施されており,本市においても2027年夏の供用開始を目指し,中学校体育館への空調整備が事業化されていますが,避難所が災害時に支障なく機能するよう平時から計画を立て対策を講じていくことは極めて重要です。
 以下お尋ねします。
 (1)避難所としての学校体育館について。
 ある学校から体育館の照明交換を教育委員会へ依頼したところ,メーカーからの照明器具の調達が困難であるため修繕の要望は受け付けられないと断られた旨の話を聞きました。学校体育館は発災時に避難所となることを踏まえ,以下お尋ねします。
 ア,市立小・中学校の体育館における照明器具がどれくらいLED化されているのか,現状をお示しください。
 イ,学校体育館の照明器具LED化は,いつ頃を目指して完了させる計画でしょうか。
 ウ,災害発生時に避難所となる学校体育館のLED化は,優先的に実施しているのでしょうか。
 (2)停電時のリスク分散について。
 大地震が発生した際には,停電が起こる可能性が非常に高くなるものと予測されます。過去熊本地震や能登半島地震などが発生した後,数日から数週間程度電気の復旧に時間がかかったそうです。停電時には当然ながら電気が使えなくなるため,避難所においても相当の支障が生じることは容易に想像がつきます。
 そこでお尋ねします。
 ア,大地震発生時に予測される停電のリスクをどのように想定しているのでしょうか。また,岡山市全域が停電した場合,何日で復旧すると想定しているのでしょうか。
 イ,停電時におけるリスクを分散するために,どのような対策を想定しているのでしょうか。具体的にお示しください。
 ウ,学校体育館の空調については,停電時のリスク分散を図るためガス方式と電気方式のどちらを選択するか検討する必要があります。また,両者のランニングコストについても,当然考慮する必要があります。現時点でどちらの方式を選択するのか等,どのように考えているのか,当局の見解をお示しください。
 エ,小・中学校の普通教室と特別教室は,災害発生時に避難先として使用できるのでしょうか。また,普通教室,特別教室の空調についてはガス方式を採用している学校がありますが,停電時に支障なく使用できるのでしょうか。
 オ,小学校の体育館空調の整備が完了されるのは,かなり先のことになると思われます。それまでに災害が発生した場合,夏の暑い季節においてはスポットクーラーを使うことになると思いますが,停電していたときにはどのような対応を想定しているのでしょうか。
 カ,停電時のリスク分散として合理的な考えの一つに,外部からの電力供給が可能になる非常用電源装置の設置,また太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステムの整備があると考えますが,当局の見解をお示しください。
 (3)災害弱者への対応について。
 災害発生時は,平時よりも困難さを抱える方々が一層厳しい状況に置かれます。特に女性,乳幼児とその母親,また高齢者や障害者が災害弱者となってしまうケースが多いようです。
 そこでお尋ねします。
 ア,避難所において災害弱者が困る場面は,どのようなものがあると想定されるでしょうか。また,想定される場面に対して,どのように解決を図るのでしょうか。具体的にお示しください。
 イ,障害者の方が福祉避難所へ移動する場合も想定されますが,一度通常の避難所へ行き,そこでの生活が困難と判断された後に福祉避難所へ移動するのが基本なのでしょうか。直接福祉避難所へ行くほうが障害者の方にとって負担が少なくなると考えますが,当局の見解をお示しください。
 2,歴史遺産について。
 (1)日本遺産について。
 2024年6月,日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」として,ストーリーの内容を充実させるため岡山市が追加認定されました。また,本年7月には新たな構成文化財として「吉井川沿岸常夜燈群」と「コチめし」が追加認定されました。そのことを踏まえ,以下お尋ねします。
 ア,吉井川沿岸常夜燈群について,本市としての評価をお示しください。
 イ,常夜燈群は合計で9基あります。これ自体は歴史的価値のある遺産ですが,ただそこにあるだけではその価値を生かし切れません。観光振興の観点から,どのような取組を考えているのでしょうか。
 ウ,広島県福山市鞆町には,燈籠塔と呼ばれる船の出入りを誘導する江戸時代の常夜灯があります。海中の基礎の上から宝珠まで11メートルあり,港の常夜灯としては日本一の高さを誇る鞆の浦のシンボルとされています。日が暮れると当時の姿さながら明かりがともされる様子は,幻想的で観光客にも喜ばれているようです。本市においても,吉井川沿岸常夜燈群に明かりをともす取組を実験的に行ってはいかがでしょうか。
 エ,コチめしは西大寺会陽で裸衆に振る舞われていたもので,現在西大寺活性化協議会が御当地料理として普及させたいとの思いで尽力しています。私も先日西大寺の五福通りを中心に開催されたレトロ・マルシェで販売されていたコチめしを購入しましたが,昆布だしがよく利いたお汁と淡泊なコチの身と御飯が絶妙にマッチして非常においしくいただけました。機会があればぜひとも召し上がっていただきたい一品であり,日本遺産構成文化財に追加認定されたコチめしについて本市としてはどのような評価しているのでしょうか。また,活性化協議会の取組とは別に,本市としてコチめしにスポットを当てる施策を検討してはいかがでしょうか。
 (2)宇喜多家ゆかりの城跡について。
 2023年11月議会において,宇喜多家ゆかりの城跡について質問しました。その中で,亀山城の城跡については駐車場整備の提案させていただきました。今年度駐車場整備事業の予算を組んでいただいていますが,進捗状況について具体的にお示しください。また,乙子城の城跡については景観整備を提案し,今年度の予算で事業化していただいています。こちらについても進捗状況をお示しください。
 3,動物行政についてと題して,地域猫対策などについて質問いたします。
 (1)地域猫活動支援事業について。
 本市は,野良猫を放置せず地域で適正管理しながら見守っていく地域猫活動を支援する取組を実施しています。地域猫活動により,野良猫は不妊去勢手術を施された上で再び地域へ放たれるため,野放図な繁殖を防ぐことができます。
 以下お尋ねします。
 ア,地域猫活動支援事業について。
 なぜ現在の仕様となっているのか,またなぜそうなったのか,理由や経緯があると思います。以下御説明ください。
 (ア)申請者が市内で地域猫活動を行う団体(活動者2名以上の代表者)となっていますが,個人での申請はできないとした理由をお示しください。
 (イ)助成期間が2年間となっていますが,その理由をお示しください。
 (ウ)助成条件として町内会長の承諾が必要,また過去に助成対象地域となっていないこととされていますが,それぞれその理由をお示しください。
 (エ)助成金額が1匹当たりの手術代に対して上限1万円となっていますが,なぜこの金額なのでしょうか。その理由をお示しください。
 (オ)実施要項に保健所長は,活動団体との意見・情報交換を行う会議を定期的に開催するとありますが,意見交換会のようなものを定期的に開催しているのでしょうか。開催している場合は,主な内容をお示しください。
 イ,地域猫活動支援事業の現行制度見直しについて。
 現行制度は2015年に制定され,10年が経過しようとしています。この間,コロナ禍,物価高騰をはじめ世の中は変化,変化の連続です。本市の様々な計画も,5年や10年という区切りで一旦見直しを図ることになっています。本制度について見直しを実施する考えはあるのでしょうか。
 ウ,地域猫活動の取組強化について。
 地域猫活動に限りませんが,ボランティアの方々の御協力なくしては進まない活動は少なからずあり,ボランティアの方々の負担を少しでも軽くすることが行政の役割だと考えます。その意味で,ボランティアによる活動量が猫の繁殖力を大きく上回るように取組を強化できれば,野良猫が一層減少していくものと予測されます。
 そこで,提案ですが,地域猫活動を強化する取組としてボランティアの方々に大々的に活動していただくことを促進する施策を検討してはいかがでしょうか。
 (2)動物愛護センターについて。
 ほかの政令指定都市のホームページを見る限り,取組姿勢の濃淡,また名称の違いはあるにせよ,ほぼ全ての政令市に動物愛護センターが設置されているようです。本市と同規模程度の熊本市にも,動物愛護センターが設置されています。岡山県に動物愛護センターはありますが,管轄が本市と倉敷市以外となっています。本市に動物愛護センターが設置されていないことは,どのような背景があるのでしょうか。
 4,公営墓地について。
 少子・高齢化が一層進む中,様々な分野に影響が出ています。その一つに,いわゆる無縁墓と呼ばれ全く管理されていない墓が増えていることが挙げられます。無縁墓は正式には無縁墳墓等とされ,死亡者の縁故者がない墳墓または納骨堂と定義されています。本市の公営墓地にも,無縁墓が増えていると聞いています。
 そこでお尋ねします。
 (1)本市の公営墓地において,管理が十分になされていない墓所は増加しているのでしょうか。また,いわゆる墓じまいとして区画を市に返還した数は年々増えているのでしょうか。
 (2)管理が不十分な墓所に対し,本市はどのように取り組んでいるのか,具体的にお示しください。
 (3)無縁墓の縁故者がない状況になったと判断する基準は自治体により異なるようですが,本市としての判断基準をお示しください。
 (4)神戸市では,承継を前提としない利用しやすい墓地として,あらかじめ墓石の撤去や合葬墓への改葬を組み入れた期限付墓地が今年度整備されました。墓石は使用者が設置,使用期間は15年とし,期間満了後は管理者である神戸市が墓石の撤去と遺骨の合葬墓への改葬を行うとされています。あわせて神戸市は自然回帰志向の高まりに対応するため,山林の形状を活用した新たな形態の樹林葬墓地の整備を進めているそうです。無縁墓対策の一環として,本市でも同様の取組を検討してはいかがでしょうか。
 (5)無縁墓が増えることにより,連絡先として相続人をたどっていく作業が飛躍的に増えていき,とても追いつかない現状があるように聞いています。
 福島県郡山市では,AIを活用した相続人調査の実証実験を行っているそうで,AI活用により所要時間が3分の1程度に縮小したとのことです。担当職員の負担軽減のため,本市でも同様の実証実験を検討してはいかがでしょうか。
 以上で1回目の質問を終わります。
 御答弁よろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
◎嶋村真二 危機管理監  1番,避難所についての項,(2)停電時のリスク分散について順次お答えします。
 初めにア,停電リスクの想定についてです。
 岡山市業務継続計画(震災対策編)の南海トラフ巨大地震による岡山市の被災シナリオでは,発災直後は市内全域で停電となることを想定しております。1日後には約96%のエリアが復旧し,1週間後にはほぼ全域の復旧が完了すると想定しております。
 次にイ,リスクの分散対策は何を想定しているか,それからカ,非常用電源装置,太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステムの整備についてあわせてお答えします。
 停電時におけるリスクを減少させるため,市が開設する避難所にはカセットガス式発電機を備蓄しています。停電の解消が遅れる地域については,交換用カセットガスボンベを集中備蓄倉庫等から避難所へ補充し,発電時間の延長を行います。このほかにエンジン式発電機等を避難所へ設置することや,物資供給の協定を締結している事業者から提供を受けた発電機を活用するなど,リスクの分散を図ることとしております。
 議員御提案の非常用電源装置や太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステムについては,他都市の事例も参考とし研究してまいりたいと考えております。
 次にオ,小学校における停電時の暑さ対策についてです。
 本市では,停電時には集中備蓄倉庫に備蓄しているエンジン式発電機や物資供給の協定を締結している事業者から提供を受けた発電機を活用してスポットクーラーを稼働させることとしています。
 続きまして,(3)災害弱者への対応について,ア,災害弱者が困る場面と解決についてです。
 避難所においては様々な避難者が同一空間で生活するため,女性や障害者のプライバシーの欠如,乳幼児の授乳やおむつ交換する場所の不足などが想定されます。また,高齢者や障害者は,生活環境が変化することでストレスを感じ体調を崩す場合があります。これらに対しましては,備蓄しているパーティションをゾーニングに使用したり使用可能な特別教室を利用するなどして災害弱者が更衣,授乳,おむつ交換,静養などに使えるプライバシー空間や専用スペースを確保することにしています。また,簡易ベッドや毛布,スポットクーラーの活用やトイレに行きやすい通路を確保するなど,避難所の生活環境を整えるよう努めることとしております。
 以上です。
◎西謙一 保健福祉局長  同じ項,災害弱者の対応について,直接福祉避難所へ行くほうが障害者にとって負担が少ないのではないかについてです。
 福祉避難所は,大規模災害時などに一般の指定避難所において長期に避難生活を続けることが困難である方を対象に開設いたします。一般の指定避難所での避難生活が困難であることがあらかじめ明らかである要配慮者については,運営をお願いする高齢者施設や障害者支援施設などが受入れ可能であれば自宅から直接避難できる運用としておりますが,御本人の身体状況などによっては受入れできない場合も想定されるため,事前に御本人の状況や施設の利用ルールなど避難先の候補となる施設と御相談しておいていただくことも必要ではないかと考えております。
 以上です。
◎三宅泰司 教育長  同じ項,避難所としての学校体育館についてのうち,市立小・中学校体育館のLED化の現状についてです。
 令和6年度末における体育館のLED化率は小学校で25.9%,中学校で41.7%となっています。
 次に,学校体育館の照明器具LED化の完了はいつ頃を目指しているのかとのお尋ねです。
 学校体育館については,令和6年1月の岡山市環境基本計画推進本部会議において確認された目標である2030年までにLED化完了を目指しています。
 次に,災害発生時に避難所となる学校体育館のLED化は優先的に実施しているのかとのお尋ねです。
 学校体育館のLED化は,校舎棟より先行して実施しております。
 続いて,停電時のリスク分散についてのうち,中学校体育館の空調方式についてです。
 中学校体育館の空調はガス方式を予定しており,その中でも停電時でも使用が可能な方式を採用することとしております。
 次に,小・中学校の普通教室と特別教室は災害発生時に避難先として使用できるのか,空調は停電時に支障なく使用できるのかとのお尋ねです。
 災害発生時の避難所として各学校の体育館が指定されていますが,体育館だけでは避難者を収容し切れない場合や避難が長期化し配慮の必要な方がおられる場合には,教育活動に支障がない範囲で原則特別教室から開放することとしています。
 なお,普通教室と特別教室にはガス方式の空調もありますが,停電時対応とはなっておりません。
 以上です。
◎木内啓子 産業観光局長  2番,歴史遺産についての項に順次お答えします。
 まず,日本遺産について,吉井川沿岸常夜燈群への本市の評価及び観光振興の観点からの取組,また明かりをともす取組を行ってはについて一括してお答えします。
 吉井川沿岸常夜燈群は河口周辺の安全対策や船渡しの目印として江戸時代から明治時代にかけ設置されたものが多く,かつての地域の営みや繁栄,伝統・文化を今に伝える価値あるものと考えております。現在西大寺活性化協議会など地元関係者で構成する団体がボランティアガイド養成,構成文化財の保全活用や情報発信など精力的に行われており,本市も常夜燈の位置図等を盛り込んだ看板や西大寺観光ガイドマップの作成を進めているところです。
 明かりをともす取組につきましては,常夜燈の魅力を向上させ多くの方の目を引くものですが,常夜燈の構造や安全面などの課題も考えられます。常夜燈群の魅力を高め地域の観光誘客につなげるため,どんなことができるのか,議員の御提案も含め検討してまいりたいと考えております。
 コチめしについての評価,コチめしにスポットを当てる施策を検討してはについてです。
 多くの観光客が地域ならではの食や文化を体験することに高い関心を寄せていることから,西大寺の歴史文化にひもづくコチめしは魅力的なコンテンツであると考えております。現在西大寺活性化協議会がコチめしの普及に向けて飲食店等と共同で取り組まれており,本市といたしましても効果的な情報発信を行いコチめしのPRに努めてまいります。
 この項最後です。宇喜多家ゆかりの城跡について,亀山城跡駐車場整備及び乙子城跡景観整備についての進捗についてです。
 亀山城跡駐車場整備事業は,隣接するこども園や小学校など関係者との協議調整が終了しレイアウトが固まったため整備に着手する予定であり,本年度中の完了を目指しております。
 乙子城跡環境整備事業は冬場が伐採,剪定に適した時期であるため,近日中に地元や地権者と現場確認を行うこととしており,同じく本年度中の完了を目指しております。
 以上です。
◎高木由里 保健福祉局健康衛生担当局長  3番,動物行政について,地域猫対策などについての項,順次お答えします。
 地域猫活動支援事業について,地域猫活動支援事業の仕様,個人での申請はできないとした理由,助成期間が2年の理由,助成条件,助成金額,活動団体との意見交換の内容について一括してお答えします。
 まず,申請者を個人単位としていないのは,モデル事業を実施した結果,事業の継続には複数人体制が必要であったためです。
 次に,助成期間については,1つのエリアに猫の生息数が20頭程度であったこと,さらに1年で無理なく不妊手術等できる頭数が10頭程度であったことから2年間といたしております。
 次に,助成条件については,地域住民との調整を円滑に行うために町内会長の了承が必要と考えております。また,地区の制限は,より多くの団体を助成対象とするためです。
 次に,助成金額については,動物病院での不妊手術費用等を踏まえ実費の半額程度になる1万円に設定しました。
 最後に,活動団体との意見交換会は,活動者との意見交換や事業の振り返りを目的として年に1回程度開催しています。
 次に,現行制度の見直しについてです。
 本制度に関する地域住民との意見交換会は事業の開始時から毎年継続して行っており,いただいた意見は必要に応じて今後の事業運営や制度の見直しの参考として生かしてまいります。
 次に,取組の強化についてです。
 地域猫活動は,不妊去勢だけではなく餌やり,排せつ物処理,清掃なども含め生活環境への影響を減らすため地域ぐるみで継続的に行う活動です。飼い猫との区別や個体把握を行う必要もあるため,外部ボランティアに頼るのではなく地域の中で協力しながら長く続けられるよう引き続き進めてまいります。
 次に,動物愛護センターについてです。
 現在,本市では動物愛護センターを設置しておりませんが,動物取扱事業者の監視指導や動物の保護収容及び譲渡推進,動物愛護及び管理に関する啓発など,法に規定されている機能については既存の体制の中で確保しているところです。
 なお,収容については外部の委託施設なども協力いただく体制を整えており,引き続き必要な機能が発揮できるよう努めてまいります。
 以上でございます。
◎福田広志 市民協働局長  4番,公営墓地の項,順次お答えします。
 管理が十分になされていない墓所は増加しているか,また墓じまいとして市に返還された区画数は増えているかについてです。
 除草や清掃が不十分で隣接する墓所に影響を及ぼすような管理がなされていないと思われる墓所は,増加傾向にあると認識しています。また,墓じまいを理由とした返還について件数は把握できておりませんが,窓口での手続や相談を受ける中で増えてきていると感じているところです。
 次に,管理が不十分な墓所対策としての市の取組についてです。
 管理が不十分であると思われる墓所につきましては,まず使用者に連絡を取ります。連絡が取れない場合には,現地に連絡依頼を記した看板を設置しております。また,管理料を徴収している墓所におきましては,納付書が宛先不明で返送されてきた際に戸籍調査等を行い使用者の所在を把握するよう努めるとともに,使用者が亡くなっていた場合には使用承継手続を行うよう家族に依頼する等,使用者が不明にならないような取組を行っているところです。
 次に,縁故者がいないとの市の判断基準についてです。
 岡山市営墓地条例第12条第3項におきまして使用者が10年以上不明で,かつ,親族又は縁故者がいないと認められるとき,または使用者の死後10年以内に墓所を使用する権利の承継がないときに無縁墓として処置することができると規定しております。
 次に,神戸市と同様の取組及びAI活用による相続人調査の実証実験を検討してはについて一括してお答えします。
 議員御紹介の先進事例につきましては,本市での導入可能性を含め今後研究してまいりたいと考えております。
 以上です。
     〔12番早野賢一議員登壇〕
◆12番(早野賢一 議員)  御答弁ありがとうございました。
 それでは,再質問いたします。
 まず,学校体育館の照明についてです。
 LED化整備を先行して実施しているとの答弁がありましたが,であれば今後学校体育館の照明器具が故障によって点灯しなくなった場合は学校から教育委員会にLED照明への交換希望を上げれば対応していただけるという認識で間違いないでしょうか。
 次に,中学校体育館への空調整備についてです。
 今後整備される中学校体育館への空調はガス方式になり停電時でも稼働できるとの答弁がありましたが,どれくらいの日数稼働できるのでしょうか。また,ガスは都市ガスとプロパンガスがありますが,大地震発生時には都市ガスが止まる可能性があると思います。都市ガスのあるエリアの中学校体育館においては,空調整備しても停電時には使えなくなるのでしょうか。使えない場合は,どのような対策を想定しているのでしょうか。御所見をお示しください。
 以上です。
 よろしくお願いします。
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
◎三宅泰司 教育長  体育館のLED化についての再質問がありました。
 LED化器具への交換は,現地確認を行い故障と判断した場合には実施してまいります。
 なお,議員御指摘もありましたが,今LED器具が大変不足しておりますので,発注から四,五か月かかると聞いております。年度内の交換は難しいと考えております。申し添えておきます。
 次に,停電時においてのガスの供給ですが,プロパンガスについてはバルクタンクのガスがある限り空調は使用できますが,最大72時間程度です。都市ガスの供給が止まった場合については,使用はできなくなります。
 以上です。
◎嶋村真二 危機管理監  都市ガスが止まった場合の使用できなくなったときの対策についてお答えします。
 そういった使えない場合は,物資供給の協定を結んでいる事業者から提供を受けた電源とか発電機とか空調器具を活用することとしております。
 以上です。
○田口裕士 議長  以上で早野議員の質問は終わりました。(拍手)
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