岡山市議会
会議録検索サイトへ
文字サイズの変更
標準
大
録画中継
トップ
/
会議名でさがす(令和7年)
/
令和7年11月定例会
/
12月9日(火) 本会議 一般質問
会議名でさがす
議員名でさがす
会派名でさがす
操作方法について
※用語の検索は会議名、議員名、会派名、発言通告(質問項目)を対象としています。
1倍速
1.2倍速
1.5倍速
2倍速
内容
会議録
令和7年11月定例会
12月9日(火) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議会
安東 真理 議員
1 動物愛護の取組について
(1) 若い世代と連携した命の教育と学校飼育のモデル事業
(2) 動物虐待・遺棄防止に向けた行政の強化策について
(3) 保健所の収容施設について
(4) 動物愛護を軸とした「福祉・観光・まちづくり」の融合
(5) 保護した野犬の人馴れ訓練プロジェクトについて
次は,順序に従いまして安東議員。
〔6番安東真理議員登壇,拍手〕
◆6番(安東真理 議員) 皆様こんにちは。自由民主党岡山市議会の安東真理です。
本日は大学生の皆さん,先生,そして一緒に動物愛護の活動してくださっているボランティアの皆様,応援してくださっている皆様,傍聴に来てくださいましてありがとうございます。
今日は皆様の思いを市政に届けるために,皆様の代わりとなってこれから一般質問させていただきます。
1,動物愛護の取組について。
今年5月に環太平洋大学の学生さんたちが岡山市保健所を訪れ,命の尊さと人間の責任を深く学び,保護犬・保護猫殺処分ゼロの岡山を目指すプロジェクトを立ち上げてくれたことは6月議会でも申し上げました。その後の活動では,高校生とのワークショップでも人と動物が共生する岡山を掲げた仮想政党が1位になるなど,若者の動物愛護への関心の高さが明らかになっています。大学生が思う社会も高校生が思う社会も,人と動物が共に幸福に暮らせるまちです。行政として,この若者たちの思いを政策へと昇華するため,以下質問いたします。
(1)若い世代と連携した命の教育と学校飼育のモデル事業について。
(ア)小・中学校における命の教育,動物愛護教育を教育現場でより体系的に広げていくお考えはございませんでしょうか。
(イ)アレルギーや安全面など課題は承知しておりますが,地域の愛護団体や学生ボランティアが管理を担うふれあい飼育モデル校の設置を御検討いただけないでしょうか。
(2)動物虐待・遺棄防止に向けた行政の強化策について。
(ア)虐待や多頭飼育崩壊を未然に防ぐため,福祉部局や地域包括支援センターとの連携強化により潜在的な飼育崩壊の早期把握はできないでしょうか。
(イ)市独自の飼育動物の多頭飼育届出制など,保健所が早期介入できる岡山市独自の適正指導要綱の策定を御検討いただけませんでしょうか。
(3)保健所の収容施設について。
岡山市は殺処分ゼロを維持しておりますが,これは長期収容と表裏一体であり職員負担も大きい状況です。そこで,市民が気軽に訪れ譲渡対象の動物と触れ合える開かれた収容施設として整備できないでしょうか。学生ボランティアの力を生かし,市民参加を促す施設運営を求めます。
(4)動物愛護を軸とした「福祉・観光・まちづくり」の融合について。
11月の北長瀬未来ふれあい総合公園でのイベントでは,岡山市保健所,学生や企業や動物愛護団体,獣医師会,保護犬・保護猫と一緒に暮らす障害者グループホームが連携し大きな社会的効果を生みました。行政,大学,企業,学校,愛護団体が協働し課題解決,イベント,資金調達を一体で進める実行組織の設置を御検討ください。
(5)桃太郎のまち岡山の保護した野犬の人馴れ訓練プロジェクトについて。
岡山市では,多くの保護犬の命を救うために野犬の人なれ訓練を行っております。これは令和2年度から市民協働事業としてスタートし,令和5年度には野犬対策事業の目玉として野犬の人なれ訓練を開始しております。この野犬の人なれ訓練は,全国自治体に先駆けて行っており,新聞やテレビ番組でも取り上げられ,多くの方が知ることとなりました。その番組を見られた全国の視聴者の方からも,市当局への励ましの電話やメールがあったとのことを聞いております。また,寄附して岡山市の取組を応援したいなどの問合せがあったことも伺いました。全国的に岡山市の取組を支持していただいたことや応援いただいたこと,大変うれしく思っております。
そのような中,市では動物愛護事業としての初めての企画として令和7年7月からクラウドファンディング型ふるさと納税を開始することになりました。目標額は700万円,期限は12月26日金曜日です。返礼品を設けず,岡山市民の方も寄附しやすいように工夫されているということです。
そこで質問いたします。
(ア)今までどのような啓発をされてきましたか。
(イ)期限が迫る中,最後のお願いが必要だと思います。具体的な情報発信があれば教えてください。
以上,1回目の質問を終わります。
御答弁よろしくお願いいたします。(拍手)
○小川信幸 副議長 当局の答弁を求めます。
◎高木由里 保健福祉局健康衛生担当局長 1番,動物愛護の取組についての項,順次お答えします。
動物虐待・遺棄防止に向けた行政の強化策について,連携強化,多頭飼育の届出制を策定してはについてです。
多頭飼育崩壊の早期発見に向け,福祉部門や地域包括支援センターとの連携は重要であると認識しております。このため,市民の皆様への適正飼育の啓発に加え多頭飼育の崩壊を未然に防ぐため,関係職員や地域包括支援センター等へ周知し意識向上に努めてまいります。市独自の多頭飼育の届出の導入につきましては,動物愛護の観点から意義があると考えますが,多角的な検討が必要です。他自治体の事例や効果を参考にしながら,必要性や実現可能性について調査研究を進めてまいります。
次に,保健所の収容施設についてです。
保健所の収容施設は,保護した犬や猫の健康状態,感染症の有無の確認などを目的とする施設でございます。そのため,学生ボランティア等の導入による市民参加型の施設運営は現状では考えておりません。一方で,市民参加やボランティア活動につきましては,動物園などで開催する動物愛護イベントや人なれ訓練ボランティアなどにおいて引き続き協力していただければと考えております。
次に,動物愛護を軸とした福祉,観光,まちづくりの融合についてです。
現在,既に民間団体や企業などが自主的に実行委員会を組織しイベントや譲渡会を実施している状況にあり,こうした取組が機能しているため市として新たに実行組織を設置する予定はございません。今後も必要に応じて連携し,動物愛護の推進に努めてまいります。
次に,保護した野犬の人馴れ訓練プロジェクトについて,今までの啓発は,期限に向けての情報発信はです。
これまでは市のSNS,ユーチューブ,ホームページや市政テレビによる情報発信を行ってまいりました。また,動物愛護フェスティバルなどの関連イベント,公民館や民間の会合の場などで寄附への呼びかけを実施しております。加えて動物愛護ボランティアへの情報の拡散協力を依頼するなど,関係機関への周知等を行ってまいりました。クラウドファンディングの期限が迫っていることから,今後過去の啓発活動に加え市のSNSやユーチューブでの情報の再発信を行うほか,関係機関や動物愛護ボランティアへの呼びかけを重点的に行ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
◎三宅泰司 教育長 同じ項,若い世代と連携した命の教育と学校飼育のモデル事業について,命の教育,動物愛護教育を体系的に広げていかないか,そしてふれあい飼育モデル校の設置を検討しないかとのお尋ねです。
命や動物愛護については発達段階に応じた指導を行っており,小・中学校の全学年の道徳で命の大切さを学習し,小学校の生活科で動植物を飼育栽培しています。動物の飼育に当たっては,外部の方が管理する場合であっても,動物と触れ合う子どもたちのアレルギーや感染症等,衛生上の配慮やけがの防止等の安全上の管理を考慮する必要があると考えます。現在県獣医師会によるモルモットの飼育モデル事業への参加もできるため,ふれあい飼育モデル校設置の検討について現状では考えておりませんが,引き続き教育活動全体を通して命を大切にする心を育んでまいりたいと思います。
以上です。
〔6番安東真理議員登壇〕
◆6番(安東真理 議員) 御答弁いただきまして,ありがとうございました。
再質問させていただきます。
今,動物愛護法の改正を目指して議論が進められております。今回の改正は,日本における動物福祉政策の大きな転換点で遅れている日本を国際的な基準に引き上げるための重要な一歩として注目されています。虐待や多頭飼育崩壊の防止やペットを飼い主の物として扱っている所有権の見直しなど,社会の課題に対応する内容が含まれています。岡山市保健所の保護犬の対策については,クラウドファンディングが終わってからも重要だと思っています。来年1月以降も引き続き事業自体は実施されていかれると思うんですけれども,期待も込めて今後の方針等があればお示しください。
それから,1つ要望を申し上げます。
岡山市エンディングノートを拝見させていただきました。1ページ目に自分の基本情報,2ページ目,3ページ目には健康状態とかかりつけの病院を記入して,4ページ目には岡山市からのフレイル予防についてのお知らせがあり,5ページ目にペットに関することを記入するようになっていました。大変ありがたく思いましたが,ペットが犬の場合に記入してくださいという1文がありました。今では猫を飼っている方のほうが多いですし,その他の小動物も命あるものですので,ペットが犬の場合に記入してくださいという1文をなくしていただきたいという要望を申し上げます。
最後に,市長にお願いがあります。
昨日ニュースでも放送されたんですけども,岡山市保健所の保護犬たちが岡山刑務所の新たな取組として受刑者の更生のために一役買ってくれています。来年2月には全国出張さかがみ家が岡山に来てくれて,保健所は一緒にイベントされる予定で,ますます全国からも注目されます。
午前中,吉本議員が池田動物園に関して質問してくださったり,早野議員は岡山市の動物愛護センターの設置をしないかという質問してくださいました。今の収容施設はすごいいっぱいで,岡山市の殺処分ゼロが限界に近いように私は感じますので,保護犬,保護猫のために新しい施設を造るべきだと私は思うのですが,御所見をお願いいたします。
以上で再質問終わります。
よろしくお願いします。
○小川信幸 副議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 急な質問で戸惑っていますが,私もこの犬猫殺処分ゼロというのは我々の誇らしい施策の一つだと思っています。それらを実現するために何をしなければならないかというところは,考えていかなければならないと思っています。先ほど来の質問聞かせていただいておりますが,まだまだ私としてきちっと現状を十分把握できているわけではありません。高木担当局長たちともこれから相談しながら,何が必要なのか,よく議論していきたいと思います。
以上です。
◎高木由里 保健福祉局健康衛生担当局長 クラウドファンディング後の保護犬の対策について今後の方針をと再質問いただきました。
市では,多くのボランティアの皆様の御協力によって人なれ訓練を実施した後に新たな飼い主の皆様へ譲渡を行っております。安東議員も御協力いただき,ありがとうございます。
私どもといたしましては,引き続き様々な関係者の皆様と連携を図りながら人と動物の共生社会の実現を目指して取組を進めてまいりたいと思います。
以上でございます。
○小川信幸 副議長 以上で安東議員の質問は終わりました。(拍手)
ご利用について
この議会中継は岡山市議会の公式記録ではありません。
録画中継は、会議の翌日から起算して、おおむね3日後(土、日、祝日を除く)からご覧いただけます。ただし、編集の都合上、配信が遅れる場合があります。
映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
「岡山市議会インターネット議会中継」に掲載されている個々の情報(文字、写真、映像等)は著作権の対象となります。岡山市の許可なく複製、転用等を行うことは禁止されています。
戻る