録画中継

令和7年11月定例会
12月9日(火) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議会
森田 卓司 議員
1 市長提案理由説明より
 (1) 周辺地域の振興について
 (2) 旭川ダム再生事業の推進について
2 空き家対策について
 次は,順序に従いまして森田議員。
     〔32番森田卓司議員登壇,拍手〕
◆32番(森田卓司 議員)  皆さんこんにちは。自由民主党岡山市議会の森田卓司でございます。
 まず市長,遅くなりましたが,4期目の当選おめでとうございます。
 それでは,通告に従いまして一般質問に入ります。
 まず1,市長提案理由説明より。
 (1)周辺地域の振興について。
 今議会冒頭の提案理由説明で,選挙期間中市内をくまなく回る中で多くの市民の方とお会いし,物価高騰への対応や周辺地域への対応等,様々な御意見もいただいた,現状に満足することなく,より高みを目指す,皆様の声を真摯に受け止め今後の市政運営を行う,中山間や周辺地域を訪れた際には中心部との乖離があるという御意見があった,今後も地域の方々の声に耳を傾け周辺地域への対応というものを加速すると大森市長が表明されました。
 そこでお尋ねします。
 一定期間で岡山市の隅々まで見て回ることは,選挙以外ではなかなかないと思います。4年前に比べて,特に周辺地域について率直な御感想をお聞かせください。また,今後の周辺地域に期待すること,振興策についてお聞かせください。
 (2)旭川ダム再生事業推進についてお伺いします。
 提案理由説明で,安全・安心については平成30年7月豪雨における床上浸水被害2,230戸の解消のため浸水対策を行い,これまでに砂川の堤防整備や今保,白石ポンプ場が完成し約7割の床上浸水解消に至った,残る約600戸の解消に向けて旭川ダムの再生のほか,その他ポンプ場の建設を進めていくことで解消のめどが立ってきたとも述べられています。
 私からは旭川中流域のお話をさせていただくと,平成30年7月豪雨において御津国ケ原で堤防が決壊するなど約270戸の床上浸水が発生しました。近年の気候変動の影響に伴う降雨量の増大等を踏まえれば,旭川ダムの洪水調整機能向上を図る旭川ダム再生事業は緊急かつ不可欠です。大森市長を先頭に各種要望活動を行った結果,来年度旭川ダム再生事業が建設段階に移行が予定されたことは流域全体の安全性向上にとって大きな前進であると思っています。ダム再生の重要性を岡山地域の代表として一緒になって訴えていただいた逢沢一郎衆議院議員,山下貴司衆議院議員,そして財務大臣として大きな力となっていただいた加藤勝信衆議院議員には心から感謝を申し上げます。
 さて,スタートラインには立ったもののダム再生事業を行うには多くの時間と財源が必要であり,今後事業の推進に当たっては様々な課題に対し,国と地元自治体が歩調を合わせた対応をしていく必要があると考えます。
 そこでお尋ねします。
 ア,旭川ダム再生事業が建設段階に移行したことについて,市長の御所見をお示しください。
 イ,今後のスケジュールですが,来年からの事業予定についてお示しください。
 ウ,旭川ダム周辺地域は人口減少が進むなど,地域の活性化が急務であります。ダムのような長期にわたる大型事業は地域経済によい影響をもたらすと期待するところですが,御所見をお示しください。
 2,空き家対策についてお伺いします。
 人口減少,少子・高齢化,核家族化により高齢世帯が増加することにより全国的に空き家等の増加傾向が続いています。令和6年度岡山市空家等実態調査資料によると,空き家棟数は1万3,061棟であり,この10年間で4,401棟増加,空き家率は3.4%であると示されています。また,都市計画法に基づく区域別集計では,空き家棟数は市街化区域が最も多くなっている,市街化調整区域や都市計画区域外は空き家棟数は比較的少ないものの,危険な損傷のある空き家の割合が高くなっています。
 これから書画カメラを見ていただきたいんですが,この空き家の措置が進まないことからの私の今回の質問です。今ちゃんとできるか,どきどきしています。
 この空き家がなかなか処分というか,措置が進まないのかなと思っての質問でございます。
 そこでお尋ねします。
 (1)管理が行き届いていない空き家についての措置等の流れについてお示しください。これちら見せじゃないので,もう切ります。19.2秒以上見せました。(笑声)
 (2)空き家情報バンクへの登録数等についての御所見と空き家の利活用促進は空き家情報バンクの活用が有効だと思いますが,いかがでしょうか。
 (3)立木や雑草の繁茂,はみ出しの増加が課題であると思いますが,地域からこのような情報があった場合の対応についてお示しください。
 以上でございます。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○小川信幸 副議長  当局の答弁を求めます。
     〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長  それでは,森田議員の質問にお答えいたします。
 まずは,周辺地域の振興,4年前に比べて特に周辺地域について率直な感想,今後の期待すること,振興策,周辺地域って定義が難しいですよね。地域振興策では,人口が減少している地域に振興基金を対象にしていこうということでやっています。そういう面では,ちょっと広く人口減少地域として捉えていくと選挙でいろいろなことがありました。今日のアリーナの話もそうですけど,中区に行けば中区にアリーナ造ってくれと,東区へ行けば東区に造ってくれというような話もあったし,森田議員と一緒に行った御津では,もう周りの集落ほとんどなくなっちゃって非常に寂しい状態だというような,そういう話もありました。
 そういう議論が多かったことは事実ですが,一方でやっぱりいろんなことを考えられて前に動いているところも多くあったと思います。例えば西大寺でいっても五福カフェ,五福通りもいろいろな仕掛けしてきていますし,そう言えば昨日,大月議員から質問があった近水園近くの古民家イタリアン,私も入りました。本当においしい料理を提供していただいて,感激したところであります。そして,まだ具体に動いていないけれども,コミュニティービジネスをやってみるんだと前向きな発言されている方もいました。何といいますか,中心部が大きく動いたというところもあって,そういうものに対して少し羨望の念を持たれている方が多かったのは事実でありますが,やはり各地域それを自分たちの手で何とかしなきゃという雰囲気もあって,私はある面,頼もしさも感じたところであります。
 一方で,町内会のシステムもなかなかうまく動かないということで,そういう困り事対策をやっていかなきゃいかんという話もありましたし,それぞれであります。具体的に今後の振興策としては,地域振興基金なども活用しながら経済の活性化,また地域固有の歴史や文化遺産を生かした魅力づくり,地域の担い手の確保など持続可能な地域づくりを進めていきたいと思っております。
 次に,旭川ダム再生事業の建設段階移行に関しての私の所見はということであります。
 平成30年7月豪雨,この床上浸水解消を目標に様々な動きをしてまいりました。この旭川中流域の床上浸水解消には,もう直轄事業である旭川ダム再生事業の推進が不可欠ということで,国に随分話をしてきました。あるときは森田議員も一緒に行動したところであります。何とか予算がつきそうということで,これが完成すると平成30年7月豪雨と同規模の雨が洪水が発生したと想定した場合,この河川改修を含め事業が完成すると市街地の約6万3,000世帯の床上・床下浸水がおおむね解消される見込みであります。大きな前進だとは受け止めていますが,完成までには長期間を要します。総事業費も約1,100億円と膨大であり,円滑な事業推進には安定した予算確保が必要となってまいります。今後は安定的に事業費を確保して早期に事業を完成していただけるよう,国に要望していきたいと思います。
 私からは以上です。
◎内海誠一郎 下水道河川局長  同じ項,(2)旭川ダム再生事業の推進についてのうち,イの来年からの事業予定,ウの地域経済への影響について,まとめてお答えします。
 旭川ダム再生事業は,おおむね20年以内の完成を目指していると聞いております。詳細な事業予定は現在検討中とのことですが,まずは測量,調査,設計や環境影響調査を行い,地域との合意を形成しながら本体工事へ移行することになると聞いております。また,完成までに長期を要する旭川ダム再生事業の実施は,高齢化の進行や人口減少が著しい地域の活性化を促進し地域経済にも好影響を与えるものと考えられます。そのため,今後生活基盤の改善や地域振興など地域の活性化につながる取組について,国と岡山市を含めた関係市町で意見交換していきたいと考えております。
 以上です。
◎今井洋孫 都市整備局長  大きい2番,空き家対策について順次お答えします。
 まず,危険な損傷のある空き家の措置等の流れについてです。
 実態調査や通報等により把握した空き家については,担当者が現地に赴き建物の損傷度や周辺への影響度を判定票に基づき評価するとともに,所有者調査を実施し,まずは所有者に対して適切な管理を促す助言を行っています。その後,改善が見られない場合は,判定票に基づき特定空家等もしくは管理不全空き家等の認定及び指導を行います。さらに指導を複数回受けたにもかかわらず改善が見られない場合は,管理不全空き家等に対しては勧告を,特定空家等に対しては状況に応じて勧告,命令,代執行の措置を行います。
 続いて,空き家情報バンクへの登録数等についての所見と有効性についてお答えします。
 岡山市では宅建協会及び不動産協会と連携し平成22年度から空き家情報バンクを運用しインターネットを通じて空き家の情報提供を行っており,令和6年度末までに延べ147件の登録があり,そのうち106件が成約に至っています。空き家の解消に向けては,比較的状態のよい空き家の流通を促進することも重要と考えており,成約率が約7割と高い空き家情報バンクの活用は有効な施策の一つであると考えています。引き続きチラシやホームページ等において空き家情報バンクの周知を図るとともに,空き家所有者等から利活用の相談があった場合や出前講座などの機会において空き家情報バンクの積極的な利用を促してまいりたいと考えています。
 この項最後,立木や雑草の繁茂,はみ出しへの対応についてです。
 令和5年の民法改正により越境された土地の所有者が適切な手順を踏めば枝等を自ら切れることとなったことから,地域住民等から立木などの越境についての通報を受けた場合には民法改正の概要を説明するとともに手続等に関する相談先などを案内しています。あわせて担当者が現地に赴き,状況を把握し,隣地や道路への危険性など周辺への影響の有無を確認し,空き家の所有者等に対して適切な管理についての助言を行います。その後,改善が見られず保安上の危険を及ぼすおそれや周囲の建築物の破損や通行障害の発生につながるおそれがある場合は,管理不全空き家等もしくは特定空家等の認定及び指導を行い自主的な対応を促します。さらに指導を複数回受けたにもかかわらず改善が見られない場合は,管理不全空き家等に対しては勧告を,特定空家等に対しては状況に応じて勧告,命令,代執行の措置を行います。
 以上です。
     〔32番森田卓司議員登壇〕
◆32番(森田卓司 議員)  それでは,要望を含めて再質問させていただきます。
 市長ありがとうございました。
 市長選挙,僕も本当いろいろ話も聞かせていただいたし話もさせていただいたんですけど,やっぱり合併地域という言葉は使わないようにしようと思うんですが,これが最後だと思って,合併地域では今まで町長というか,そういう方はもう身近な隣の人とかじゃないですか。だから,あんまり距離感がなかったんじゃないかなと思っております。だから,役場へ行っても役場の職員ももう地元の人が多数だし,そういう意味で言えば自分らの存在というのが顔と顔でフェース・ツー・フェースで分かってもらえるというのがあったから,そういう意味で自分の意見も言ったり言わなくても分かってもらえるというのもあったんかなというような気がしたところです。
 そのような中で,今回うちの自民党の代表質問で支所の存続ということを言っていただきました。次の日に建部の3学区の町内会長の総会があって,私行かせていただいて議事録を渡して,こういうふうに市長が存続するということになりましたからという報告させていただきました。多分皆さん喜んでくださっていると思うので,あのときの拍手は私と藤原さんだけだったかも分かりませんが,岡崎議員がいればもっと盛大な拍手だったのかなと思っているところであります。
 そういうことなんで,やっぱり距離を縮めるのが我々というか,私議員の役目なんかなと思うけど,市長選挙でいろんな話を聞くと,議員は議員なんだなと,市長は市長で,もう当然そうなんですけど,我々議員ではできないこともいっぱいあるんだなと本当に力不足を感じたところでございますが,それをいい経験としてしっかり頑張っていきたいと思っております。
 旭川ダム再生でございます。ありがとうございます。その3学区の町内会長との総会のときでも,旭川ダムが建設に移行したという話をさせていただきました。いろんな意味で,今いろんなことに取り組んでおられます。町内会のほうも,それから地域の町内会でない方も,いろんなことで取り組んでもらっています。そういうことをやっていくうちに,やっぱりこの大型事業で相乗効果というか,そういうことで地域が元気になってこんなことをやっていこうということになればいいのではないかと思うので,局長もしっかりそういう部分でも頑張っていただければと思っておりますので,よろしくお願いします。
 空き家でございます。
 何回も言いますが,建部の3学区の町内会長が集まって話をされたときに,その前にも聞いていたんですけど,5年前に空き家調査を町内会でやられています。今回も5年たったからやろうということで,建部町3学区町内会空き家調査集計結果というのが作られています,局長にはお渡ししているんでぜひ。どういうことを調べているかというと,空き家を含めた全戸数と居住戸数で現在人が住んでいる戸数,空き家になって10年未満とか空き家になって11年以上,手直しすれば居住可能がBで,Cが廃屋寸前,倒壊の危険ありで壊すしかないというような項目に分けて,それでこれ空き家として売り出している家ですから,多分空き家情報バンクだと思うんですけど,そういうことを細かく調べられています。これもやっぱり地域の人が何とか空き家を減らそう,空き家を把握しておこうということでの始まりと思って,こういう方がやっている間に何とかもっともっと元気になるような方策を考えればいいのではないかと思っております。
 これが今空き家の実態調査を岡山市がやられています。これと同様の結果が,段階もA,B,C,D,Eまで実態調査ではなっていたと思うので,そういうことも整合性を取る上でもぜひこういう会議に担当課から出ていっていただいて,どういうふうな結果なんかというのをもうちょっと詳しく把握していただければ助かるのではないかと思いますので,これは要望ということでよろしくお願いします。
 では,書画カメラのこの状態の空き家の現状について聞かせてください。今所有者が分かっているのか分かっていないのか。これ僕が担当課に言っていったのが今年6月,こういうなんがあるけどどうかなというて言った,多分それ以前に地域の方も何年か前に行って言われていると思います,ああいう状態になっているので,これからあれを例えば緊急代執行とかしようと思ったら何年かかるんかなと思うんですけど,その前に建物が壊れてしまうんじゃないんかなとも思います。その現状について,まずはお聞かせください。
 それから,今のこの空き家が倒壊してけが人が出たら誰が責任を持つのか,責任を持たんというのもあるんかも分かりませんけど,倒壊してけがしないまでも崩れて道路にはみ出したり,そういうことがあった場合,誰が処分するのか,それもちょっとお聞かせいただければと思います。
 最後の草とか立木のことを聞きました。
 市民や町内会の人,僕も何ぼか市長も,1回意見交換のときに空き家どねんかならんかなというようなあれを受けられたと思うんですけど,それとは別なんですけど,結局我々に質問というか,お願いがあるのは,うちの隣に空き家があってもう木が生えたり,さっき言うたとおりなんですけど,それを処分してくれんかと言うんですけど,なかなか市が処分ができないというか,法律でできないというんか,そういうことだと思うので,そこについても処分することが可能かどうかをお聞かせください。
 以上で質問終わります。
○小川信幸 副議長  当局の答弁を求めます。
◎今井洋孫 都市整備局長  空き家について4つ御質問いただいたと思います。
 先ほど写真を見せていただいた空き家の今の現状,取組状況がまず御質問だったと思います。
 今現在,空き家の所有者の調査を進めているところです。なかなか相続がうまくいっていないようなところまで分かっていて,その相続関係人を洗い出している最中であるというような状況です。
 それから,その空き家が倒壊したら誰が責任を取るのかという御質問だったと思いますけども,やはり倒壊した場合,もし被害を誰かに与えた場合にはその所有者あるいは管理者が,その責任を取るというのが普通だと思います。
 ただ,道路等,市道等へはみ出して非常に危険である,あるいは通行の支障に著しいという場合には,道路管理者と連携しながらその対応は市のほうでやっていくというのもあると考えております。
 それから,立木等の処分,恐らくお隣の土地,民地へはみ出した場合,市でできないのかというような御質問だったと思います。
 先ほども答弁させていただきましたが,民法の改正によって越境された土地の所有者の方はできます。
 ただ,これ直接の利害関係者においてその処分が可能ということになりますので,民民の話の中に市が入ってそれを伐採するという処分は少しできないというか,現状ではできないかなと思っておりますので,そういった場合にはやはり丁寧に民法の改正であるとか,思わぬトラブルになってもいけませんので,専門の弁護士にきちんと相談していただくようなアドバイスを行っております。この制度まだまだ皆さんよく御存じないということだと思いますので,ちょっと周知の方法については考えてまいりたいと思っております。
 以上です。
     〔32番森田卓司議員登壇〕
◆32番(森田卓司 議員)  局長の答弁聞いとって,法律はできたとはいってもなかなか役所としては手を出せないというようなことだと思うので,そこを通報者というか,そういう言われた人にしっかり言っておかないと。それが中途半端で終わるから岡山市は何もしてくれんとなる,親切じゃねえとなるんだと思うんです。そこをしっかりやるようにお願いします。ちょっと御所見をお願いしたいと思います。しっかり説明することが大事だと思うし,そういうことでもう一度。
○小川信幸 副議長  当局の答弁を求めます。
◎今井洋孫 都市整備局長  改めてそういった周知といいますか,説明について御質問いただきました。
 当然直接そういう御相談があった場合には,丁寧な説明させていただくとともに,広く。やっぱり先ほども申しましたが御存じないという事実があるようなので,その辺はどういった形になるか,ちょっと研究しながら周知の方法はしっかりしてまいりたいと考えます。
 以上です。
○小川信幸 副議長  以上で森田議員の質問は終わりました。(拍手)
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