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12月10日(水) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和7年11月定例会
12月10日(水) 本会議 一般質問
みらいえ
高成 壯磨 議員
1 市民の安心・安全のために(火災対策について)
2 非常時におけるDX活用について
3 自転車に関する法改正を控えて
4 アリーナ整備計画について
次は,順序に従いまして高成議員。
〔1番高成壯磨議員登壇,拍手〕
◆1番(高成壯磨 議員) 皆さんこんにちは。会派みらいえの高成壯磨でございます。
傍聴席の皆様もいつもお世話になり,ありがとうございます。
それでは,通告に従いまして,私から4つの項目を質問してまいります。
大きな1番,市民の安心・安全のために,火災対策について。
ここ数週間,国内外での地震や火事の被害が報道され,心を痛めるばかりです。被害に遭われた方々へお悔やみを申し上げますとともに,私たち岡山市民の生活について安心・安全が守られているのか,今回はいかに火災対策が取られているのか,確認していきたいと思います。
香港の高層住宅群で広がった火災では,修繕工事で外壁を覆っていた防護ネット,窓にはめられていた発泡スチロール,これらが急速な火災拡大の原因だと言われております。
(1)そこで,本市における高層建築物建設時の火災対策についてお尋ねいたします。
(ア)建築基準法上の規制や指導について御説明ください。
(イ)消防法上の,同じく規制や指導について御説明ください。
また,大分市佐賀関で起きた火災は,180棟以上を巻き込む惨事となりました。火災は乾燥した空気の中,強風や飛び火で燃え広がった可能性があります。大分市の調査では,被災した建物のうち約70棟が空き家だったとのことです。これは全体の4割に当たります。手入れがされていない空き家は,庭の草木も含めて火が移りやすいです。空き家の建物の傷みは,飛び火で延焼につながるおそれがあります。
(2)このような空き家が火災の被害を広げた可能性を指摘する声もあるところ,空き家の防火対策はどのような手段があるのでしょうか。現時点で市として取り組んでいることをお示しください。
引き続き,事故や災害といった非常時についてお話しします。
大きな2番,通告時には活用と書いておりましたが,よりふさわしい言葉遣いに訂正し,以下,非常時におけるDX推進についてとしてお尋ねいたします。
ほぼ全ての生活者がスマホを持つ時代になりました。大手通信会社の調査によると,スマホの所有率は2025年,ついに98%へと拡大したといいます。15歳から29歳まで,若年層は男女ともに100%,60歳以上の高齢者層でも9割以上が所有しているとのことです。行政側の体制が整えば,個人が持つ端末を利用した市民協働によるDX推進,これもさらに進んでいきます。非常時こそ,正確で迅速な情報収集が肝要です。
そんな中,本議会に向けた総務委員会協議会,消防局長の冒頭御挨拶の中で,4つの交通事業者による協力の下,岡山市とトヨタ自動車が共同実施する実証実験の御紹介がありました。
まずは,その内容について伺います。
(1)実証実験,ドライブレコーダー119の概要をお尋ねいたします。
具体的には,トヨタ自動車が開発したシステムを使って,バスやタクシーのドライブレコーダーの映像を消防が見られるようにしますとのことでしたが,具体的な操作はどのように行われるのでしょうか。通常のオペレーションとの対比とともに,迅速性,正確性について御所見をお示しください。
(2)本実証実験に係るコストについてもお示しください。
(3)実証実験は,今月12月1日から来年夏の8月末まで実施され,その後,市が本格導入するか判断するとのことでした。導入時の事業費について,見込みをお示しください。
(4)最後に,ほかの自治体での導入実績はどう評価していますか。御所見をお示しください。
豪雨時の対応においても,DX推進により,危険と負担の軽減を図ることができると考えます。
(5)岡山市内の雨水ゲートについて,DX化の進捗状況と現在更新を進めているシステムの概要についてお示しください。それにより,どのような効果が期待できますか。また,今後の課題があればお示しください。
総務委員会では,今年,静岡市への視察を行いました。静岡市では,災害時総合情報システムを独自に開発し,災害時の市民ニーズに応える情報発信を行っているとのことでした。また,防災ナビを通じて,市民から被害情報を直接収集できる仕組みが構築されているとのことでした。
(6)本市では,市民が発信する情報はどのように収集しているのでしょうか。
(7)本市LINE公式アカウントには,道路・公園損傷等通報機能がありますが,現行では,緊急性が高いと思われる場合は,電話または窓口にお越しになり,連絡をお願いしますとして運用されています。
緊急性が高い場合にも,写真での通報も済ませた上で電話連絡してもらう。写真と電話のいずれの方法でも情報提供を行っていただければよいのではと考えますが,緊急性が高い場合にこのような運用にしている理由をお示しください。
(8)このLINE公式アカウントについて,道路,公園の損傷に加えて,被害情報の提供も受け付け,非常時の対応の参考にしてはと考えます。静岡市の防災ナビには,市民のスマホから被害を投稿できる機能がありました。この点,LINEの機能追加についての御所見をお示しください。
大きな3番,自転車に関する法改正を控えて。
道路交通法が改正され,令和8年4月1日から,自転車の交通違反に交通反則告知書,通称青切符が導入されます。法改正により,市民がより厳しい罰則で縛られるだけにならないよう,これを契機に行政として自転車に関する環境整備をより一層進めてほしいと期待しますし,それが本市の役割だと考えます。
そこで以下お尋ねいたします。
(1)この法改正についてはどう周知していく予定ですか。関係者との連携は進んでいますでしょうか。お示しください。
(2)自転車を活用したまちづくりの理念をお示しください。平たんな岡山平野で,雨もそして雪も降らない温暖な気候という,自転車を有効に活用するために条件が整っている岡山市だからこその思いは込められているでしょうか。
(3)駐輪場の整備はいかがでしょうか。バス停や鉄道駅付近への駐輪場確保は進められておりますか。
ここでスクリーンに資料を提示いたします。
こちら,岡山市自転車活用推進計画,そして岡山市第七次総合計画(素案)より抜粋したこの2つの図を見比べれば,この自転車の計画,マスカット型都市構造ともリンクして,自転車を使うための整備が進められていくのかなと感じているところです。
そこでお尋ねいたします。
(4)自転車通行空間の整備はどう進めておりますか。計画と進捗状況をお示しください。
(5)自転車通行空間の損傷,不備,その他自転車で走ることに関してのお困り事に対してどう対処していますでしょうか。市民からの要望だけではなく,市による見回りや点検を強化してほしいと期待しています。
さて,残りの時間は,大きな4番,アリーナ計画について伺ってまいります。
公設民営で実現を目指している現行の計画でのアリーナの整備に対して,私は反対の立場であります。率直な思いを述べると,アリーナの必要性について言えば,あったらいいなということには同意いたします。採算面での懸念も拭えている,そうした答弁,見解は伺ってまいりました。しかし,それならばなおさら,建設費用を市が負担しない在り方を模索する,その過程を踏むべきだったと考えます。
お手本にすべきと私は考えている北海道の北広島市は,民設民営のエスコンフィールドの誘致に成功しています。誘致に当たっては,球場の固定資産税,この相当額を10年間免除,公園の土地を一定期間無償で貸し付け,野球球団,日本ハムファイターズができる限り自由に開発できる,そのようなサポートをしていく,そうした行政としての努力や工夫があったと聞いております。
なぜ,数百億円規模の投資というリスクを市だけが背負う形の公設民営方式で進まなければならないのかという疑問,これは私自身拭えておりません。50億円は,民間からの寄附を募る方針になることが示されていますが,その目標額まで寄附が達する前に岡山市は事業化を決断され,今回の補正予算が上程されています。寄附の内諾,これが約27億円とのことですが,建設費のうち10分の1のお金,280億円分の27億円,この10分の1を集めれば,その10倍規模の箱物を行政が造ってくれる,そんな前例をつくっていいのか,そこも疑問に思います。
このような経済界の言いなりで計画が進み,かついいとこ取りを許すというような経緯,また現時点では市民と共同で空間を創造していくという積極的な姿勢があまり感じられない点においても,私は議員として数百億円規模の税金の使い方をして,これがふさわしいかと問われたときに賛成することはできません。
また,1か月でアリーナPR動画の再生回数は7万回と答弁がありました。70万人いる岡山市民が母数だと仮定しても,多く見積もっても10人に1人しか見ていない計算になります。1か月の期間を考えても,全然バズっていないと思います。これは広報が弱いのではなく,アリーナ計画そのもののコンテンツ力,訴求力,魅力が弱いからだと思います。本当にわくわくさせてくれるアリーナであれば,市が広報の努力をしなくても,口コミで自然と拡散されていくのが今のSNS社会です。
そこで以下お尋ねいたします。
(1)現在計画されているアリーナの独創性をお示しください。他都市のアリーナと何が違うのですか。岡山のアリーナしか持っていないもの,岡山のアリーナにしかできないものは何ですか。
(2)アリーナを通じたわくわく感をさらに高めていくために,これから何に取り組んでいきますか。アリーナの可能性を広げるためには,どんな余地があるとお考えでしょうか。御所見をお示しください。
(3)みらいえ代表質問にて,独立採算は譲れない条件であるとの旨,答弁いただきました。独立採算は,今後どのタイミングで,どのような手続で担保されるのでしょうか。もし仮に独立採算が不可能であることが判明するとすれば,建設に着手する前後,いずれになりますでしょうか。
岡山市アリーナ整備計画概要のうち,アリーナ整備目的と効果について伺います。
(4)効果1,トップチームが本市のシンボル的な存在となるとありますが,これは,アリーナ整備だけで自動的に達成できるとは思いません。トップチームの成績向上のために,市としてどのようなことに取り組みますか。
(5)プロスポーツチームの本拠地移転,これを誘致していくことも岡山市のまちづくりに新しいわくわく感を生み出すことにつながると考えます。アリーナ整備に当たり,誘致活動を実施する予定はありますか。
(6)効果3として,北長瀬駅周辺のまちの活力,にぎわいの創出とあります。これらアリーナに付随する施設は,プロスポーツ試合やコンサートの開催がないとき,そうした平時において,どのようにわくわくを提供してくれるのでしょうか。より幅広い属性の市民にわくわくを提供するための工夫はありますか。
(7)効果4には,市民・県民のスポーツへの参加機会の拡大とあります。高校野球の選手たちが甲子園を目指すように,岡山の子どもたちにとって自分がプレーヤーとしてアリーナの舞台に立つ,そうした目標となるアリーナが望ましいと思います。岡山そして中四国の児童・生徒があの岡山のアリーナでプレーしたいと憧れる,阪神甲子園球場や,あるいはラグビーでいえば花園,そういった存在になり得るアリーナなのでしょうか。御所見をお示しください。
補正予算について伺います。
(8)アリーナ整備のための寄附の積立てですが,寄附総額50億円の目標に対して,今回の補正予算で2億5,000万円の歳出となっているその根拠をお示しください。
(9)各者が集めている寄附の見込みについて,11月11日時点で27億1,410万円とのことですが,その内訳を各者別に寄附と企業版ふるさと納税,これらを分けてお示しください。
(10)今回の補正予算にアリーナ整備に係る寄附金募集及び受入業務委託料があります。これは,既に政策局が実施している企業版ふるさと納税PR業務委託とは別の業務委託として扱われている理由は何でしょうか。お示しください。
以上で1回目の質問を終わります。
御答弁よろしくお願いいたします。(拍手)
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
◎今井洋孫 都市整備局長 大きい1番,市民の安心・安全のためにの項,(1)高層建築物の建設時の火災対策の指導や規制についてのうち,建築基準法の規制や指導についてお答えします。
建築基準法では,高層建築物の新築,大規模な修繕や除却などの工事を行う場合は,仮囲いの設置,落下物に対する防護のため,鉄柵または防炎性のあるシートの設置,安全に配慮した場所への工事用材料の集積,火気を使用する場合の不燃材料による囲いの設置などが規定されています。
また,大規模で不特定多数が利用する百貨店,病院,ホテル,集会所などの建築物を新築する場合,あるいは使用しながら工事を行う場合は,工事に伴う火災等の事故から工事関係者や利用者の安全を図るため,あらかじめ特定行政庁に工事中における安全上の措置等に関する計画の届出を行うことが義務づけられており,その中で廊下,階段,出入口などの避難施設,消火設備,排煙設備,非常用の照明装置,非常用の昇降機や防火区画等に関する工事が消防法令上も安全上支障がないことを確認するため,消防関係部署と共有し,適切な工事が行えるよう,必要に応じて指導しています。
続いて,空き家の防火対策についてお答えします。
空き家が長期間にわたり放置されると,老朽化による建物の倒壊や崩壊など,防災,衛生,景観など多岐にわたり周辺地域における生活環境を悪化させることに加え,火災発生時には延焼しやすいおそれもあることから,所有者等の方にはまずは適正な管理をしていただくよう助言,指導を行っています。その後改善が見られない場合の対応は,森田議員にお答えしたとおりです。
以上です。
◎上田匡 消防局長 同じ項,高層建築物建設時の火災対策のうち,消防法上の規制や指導についてです。
消防法では,一定規模以上の高層建築物を新築する場合や既存の高層建築物を増改築する場合において,火災予防に関して高度な資格を有する防火管理者を置くことが定められています。消防局では,防火管理者や工事関係者に対して,消火器や避難経路の維持管理,火気の使用や取扱いに関する監督など,工事中に必要な防火管理業務について指導しています。
以上です。
◎嶋村真二 危機管理監 大きい2番の項,(6)市民が発信する情報の収集方法についてお答えします。
本市では,災害時には市民から被害情報を直接電話で通報していただいており,通報を受けた被害情報については県総合防災情報システムを用いて,市の関係する各部署間で共有しております。さらに,災害状況を把握するため,Xやインスタグラムなどの各種SNSを通じて市民から発信された被害状況等を災害対策本部において一元的に確認できる環境を整えております。
次に,(8)LINE機能の追加による被害情報の受付についてですが,本市の公式LINEアカウントを用いて,市民が災害時の被害情報などを画像や動画で市へ直接通報できる仕組みは,迅速な現場情報の把握に有効であると思われますので,関係部局から情報収集を行い,同様の仕組みを取り入れている他都市の運用事例も調査し,研究してまいりたいと考えています。
以上です。
◎今井洋孫 都市整備局長 同じ項,(7)本市LINE公式アカウントにおいて,緊急性が高い場合の連絡が電話または窓口の理由についてです。
岡山市公式LINEから通報を受けた道路や公園の損傷等については,各区の担当部署にメールが届き,職員がメールを確認した時点で位置や内容等を把握し,現地を確認した上で対策を実施しています。岡山市公式LINEからの通報は,24時間いつでも受付できますが,夜間や休日にいただいた通報は,区役所等の開庁日の朝に初めて確認されます。そうしたことから,緊急性が高いと思われる事案につきましては,担当の区役所等へ電話をいただくことで,夜間,休日に関わらず担当職員へ連絡が入り,迅速な対応を行う体制を取っています。
以上です。
◎内海誠一郎 下水道河川局長 同じ項,(5)雨水ゲートのDX化の状況とシステムの概要,またその効果と今後の課題についてお答えします。
これまで,雨水ゲートの開閉操作は現地で地元操作員や市職員が行ってきましたが,開閉操作の迅速化や操作員等の負担軽減を図るため,市職員が庁内システムから遠隔操作できるよう取り組んでまいりました。また,令和2年度からは,さらなる迅速化等を図るため,タブレット端末による遠隔操作システムの導入を進めてきました。加えて,用水路に設置した水位計を活用した雨水ゲートの自動開放機能を新たに追加し,令和8年度の出水期から運用開始を予定しています。
今後の課題として,複数の雨水ゲートを順番に連動して開閉させる場合には人的な関与が必要と考えていますが,試行的に運用しながら,より効率的,効果的な運用について検討してまいります。
以上でございます。
◎上田匡 消防局長 同じ項,ドライブレコーダー119の具体的な操作と通常のオペレーションとの対比についてです。
操作につきましては,当システムの専用パソコンで,災害発生場所付近での走行履歴がある協力車両を検索し,設置されたドライブレコーダーの録画映像を確認いたします。通常の119番通報では,通信指令員が通報者から災害現場の状況を聞き取っておりますが,当システムを活用することにより,映像情報も加えて災害規模などを総合的に判断できることから,より迅速で的確な出動車両の選定や出動隊への詳細な情報提供ができるものと考えております。
次に,実証実験に係るコスト,導入時の事業費見込みについて一括してお答えします。
実証実験に係る費用は,協定先のトヨタ自動車と協力事業者が負担することとなっており,本市の負担はありません。また,実証実験を通じて,効果を検証するとともに,導入に係る費用も精査していくこととしております。
次に,他自治体の導入実績とその評価についてです。
先行の自治体は堺市と京都市の2都市で,堺市では今年度から本格導入しており,京都市では昨年の12月から開始した実証実験を継続しているところです。いずれも多くの奏功事例が確認されていることから,本市においても,同システムを活用することで,より質の高い消防サービスを提供できるものと考えております。
以上です。
◎福田広志 市民協働局長 3番,自転車に関する法改正を控えての項,法改正をどう周知していくか,関係者との連携についてお答えします。
来年度導入される自転車への交通反則通告制度,いわゆる青切符につきましては,今のところ,県警,交通安全対策協議会,交通安全母の会などとの各種会合の中で情報共有を図っているところです。また,現在啓発のためのチラシ等を作成しているところであり,今後あらゆる機会を捉えて,関係機関と連携しながら,しっかり啓発してまいりたいと考えております。
以上です。
◎平澤重之 理事 同じ項,まず自転車を活用したまちづくりの理念についてです。
温暖で晴れの日が多く,地形が平たんな岡山市では,市民の身近で便利な移動手段である自転車の利用環境向上を図るため,令和4年3月に岡山市自転車活用推進計画を策定しております。計画では,誰もが自転車を安全で快適に楽しく使うことができる都市を目指すことを基本目標としています。現在,この計画に基づき,自転車通行空間や駐輪場の整備,ももちゃりの充実などのハード施策に加え,通行ルールやマナーの周知などのソフト施策に取り組んでいるところです。
次に,バス停や鉄道駅付近への駐輪場の整備状況についてです。
岡山市では,公共交通の利用促進を図るため,鉄道駅やバス停等の交通結節点においては長時間駐輪を基本とした駐輪場の整備を進めております。令和6年度には,福田バス停において駐輪場を整備し,現在,備中箕島駅,上道駅において駐輪場の整備を進めているところです。引き続き,利用ニーズに応じ,駐輪場の整備,拡充に取り組んでまいります。
次に,自転車通行空間の整備についてです。
自転車通行空間の整備については,岡山市自転車活用推進計画に基づき,中心部の重点エリアに加え,重点エリアにアクセスする都心アクセス軸と郊外の主要駅周辺等の郊外スポット部における路線を選定し,合計119.8キロメートルを整備することとしております。令和6年度末時点における自転車通行空間の整備済み路線の延長は41.1キロメートルで,計画全体に対する整備率は34.3%となっており,引き続き自転車通行空間の整備を着実に進めてまいりたいと考えています。
以上です。
◎今井洋孫 都市整備局長 同じ項,自転車通行空間の損傷等への対応についてです。
岡山市では,自転車は車両であるという大原則を踏まえ,車道を通行することを基本に,自転車通行空間を整備しています。こうした中,自転車通行空間の維持補修については,定期的に実施している道路パトロールにおいて損傷などを発見した場合や,市民からの通報,地元からの要望があり,通行に支障があると判断した場合には必要な対応を実施しています。引き続き,安全で安心して通行できる自転車通行空間の確保に向け,適切な維持管理に努めてまいります。
以上です。
◎岩田修 スポーツ文化局長 4番,アリーナ整備計画について順次お答えします。
まず,岡山アリーナの独創性は,岡山アリーナにしかできないものは何かについてです。
岡山におけるアリーナの必要性を踏まえた要求水準書による事業者募集に対して,整備,運営を希望する事業者からの提案を精査し,事業を進めていく中で,岡山らしさやその独自性が具体化されてくるものと考えております。
続いて,アリーナを通じわくわく感を高めていくためにこれから何に取り組むのか,またアリーナの可能性を広げるためにはどんな余地があるかについてです。
ワークショップ等への参加を通じて,アリーナの必要性等を御理解いただくとともに,どんなアリーナがいいか,アリーナができたら何が起きるのかといったことを自分事として考えていただける機会を創出し,意見交換を重ねていくことで,アリーナの可能性は広がっていくものと考えております。
続いて,独立採算は今後どのタイミングで,どのような手続で担保されるのか,仮に独立採算が不可能であることが判明すれば,建設に着手する前後,いずれかについてです。
今後作成していく要求水準書に独立採算による運営を明記し,運営の条件といたしますので,事業者は独立採算が可能との判断の下,応札されるものと考えております。
続いて,アリーナ整備だけではトップチームが自動的に市民のシンボル的な存在にはならない,チーム成績向上のための市としてどのような支援に取り組むのかについてです。
本市では,これまでも市民デーの開催や小学校での交流事業,町なかバナーフラッグの掲出など,トップチームの集客促進に向けた支援事業を行ってまいりました。引き続き,各チームの意見を聞きながら,しっかりサポートすることで,トップチームの活躍や成績向上につながるものと考えております。
続いて,プロスポーツチームの本拠地移転の誘致活動を実施する予定はあるかについてです。
本市での活動を望む相談があれば,前向きに対応してまいります。
続いて,スポーツの試合やコンサートの開催がないときにはどのようにわくわくを提供してくれるのかについてです。
平日も含め,より多くの方に御利用いただき,にぎわいを創出できるよう検討してまいります。
続いて,岡山アリーナが児童・生徒が憧れるような存在になり得るのかについてです。
新たなアリーナは,観る,魅せるに特化した施設であり,子どもたちにとって憧れの場所となるものと考えております。
続いて,寄附金総額50億円の目標に対して,今回の補正予算2億5,000万円の歳出とあるが,その根拠はについてです。
50億円を5年間,60か月で集めるものと想定し,今年度の1月から3月までの3か月間で割り戻した額となります。
続いて,各者が集めている寄附の見込みについて,その内訳を各者別に寄附と企業版ふるさと納税を分けて示せについてです。
寄附の内訳については,企業版ふるさと納税制度を活用されるか未確定のため,現時点ではお示しすることができません。
最後,アリーナ整備に係る寄附金募集及び受入業務委託が,政策局が実施している企業版ふるさと納税PR業務委託と別業務として扱われている理由についてです。
アリーナ整備事業に係る寄附金募集及び受入業務委託については,企業版ふるさと納税に加え,通常の寄附も募集する点から,別途発注することとしております。
以上です。
〔1番高成壯磨議員登壇〕
◆1番(高成壯磨 議員) それぞれ御丁寧な答弁ありがとうございました。
まず,1番,2番,災害時の対応についてというところで,しっかりと岡山市で取り組んでいただいている,その現状が分かりましたので,引き続き進めていただければと思います。
3番の自転車の法改正についてですけれども,この質問に当たって,御担当者の方からも,いろいろとその法律だったり,今のルールというのを教えていただきました。この資料も頂いたんですけども,自転車は車両なので車道が原則で,例外として歩道も走ることができるということはルールとしてある一方で,市民の方からいただいた声の中では,車道を走らなければいけない,しかしその車道の路肩部分が狭い箇所もあり危険だと。一方で,そういうところでも歩道が広いところは自転車にとっても走りやすい,そうした工夫をしてほしいというような声もありましたので,普通自転車歩道通行可という標識があるところ,そういったところもしっかりと周知していただくとともに,必要なところはこれからも個別に御相談させていただければと考えております。
それで,アリーナについて再質問いたします。
(9)で伺った寄附の内訳というところは,詳細は今は示せないということだったんですけれども,市が声をかけている分は手数料なしで,委託の対象外として扱われるという理解でよろしいですよね。
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
◎岩田修 スポーツ文化局長 再質問をいただきました。
市が集めたものに関して手数料が発生するのかという御質問だったかと思います。
市が集めたものに関しては,手数料は発生いたしません。直接集めたということで,手数料の範疇ではないと考えています。
以上です。
〔1番高成壯磨議員登壇〕
◆1番(高成壯磨 議員) 分かりました。
ただ,寄附について,今まで依頼を受けていた方々は,寄附を依頼に来た人にキックバックというか,還元があるというのは想定していないと思います。そういったところでも説明がもっと必要だと思うんですけども,出前講座のような形でやっていきますか。
○田口裕士 議長 当局の答弁を求めます。
◎岩田修 スポーツ文化局長 寄附に関しての出前講座,寄附募集に対しての出前講座という認識での質問でよろしいでしょうか。
○田口裕士 議長 反問権。(「反問させてください」と呼ぶ者あり)高成議員。
〔1番高成壯磨議員登壇〕
◆1番(高成壯磨 議員) 寄附も含めたアリーナの計画全体の説明というので答えていただけたらと思います。
◎岩田修 スポーツ文化局長 失礼しました。こちらから地元説明会等するというのは御答弁させていただきましたが,出前講座という形でこちらのほうで実施することは考えておりませんが,もし各地区でいろんな集会等々ございますが,その場で説明してくれという御依頼があれば,可能な範囲で対応はさせていただきます。
以上です。
○田口裕士 議長 以上で高成議員の質問は終わりました。(拍手)
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