録画中継

令和6年11月定例会
12月6日(金) 本会議 一般質問
公明党岡山市議団
林 敏宏 議員
1 岡山市の幸福度と住みよさについて
2 予防接種事業について
3 障がい者の移動支援について
4 生理の公平について
5 GIGAスクール構想の推進について
      午後1時10分開議
○田口裕士 議長  午前中に引き続き会議を開きます。
 順序に従いまして林敏宏議員。
     〔26番林敏宏議員登壇,拍手〕
◆26番(林敏宏 議員)  皆様こんにちは。私は,公明党岡山市議団,林敏宏と申します。
 今日は,1点目,岡山市の幸福度と住みよさについて,2点目,予防接種事業について,3点目,障害者の移動支援について,4点目,生理の公平について,5点目,GIGAスクール構想の推進についてお尋ねします。よろしくお願いいたします。
 前回の議会ときに副市長とか何かびっくりされたと思うんで,これ7年目を迎えております。
 質問に入る前に,今日トップバッターで前島さんがおかやまマラソンの話をされましたので,私も今回出場させていただきまして,元気いっぱい人の前を通過させていただきました。前島さんは2時間41分,僕にとってはすごい短い旅だったと思うんですけど,私自身は5時間53分,すごく長い旅をさせていただきました。
 今年はすごく暑かったんで,脱水症状みたいになりまして,20キロ過ぎ地点まではすごく順調に走っていたんですけど,急に21キロくらいから足が痙攣を始めまして,もう残り半分あったんですけど,先ほど前島さんのときにも市長が言いかけましたけど,完走も一つの本当に楽しみだということで,意義もあるんだということで,そっから約半分は完走を目指してほぼ歩いたに近いぐらいのスピードでやらせていただきました。それでも途中途中本当にたくさんの方の沿道の声援をいただきまして,何度も諦めかけたんですけども,そういった意味ではおかやまマラソンのそういう沿道の声援というなのはありがたいなと思いました。そのおかげで本当にぎりぎりではありましたけども,6回目の完走をさせていただいたということで,改めて皆さんには感謝申し上げたいなと思っております。
 あと,うちの会派の則武議員も私よりちょっと前で今回ゴールされ,無事に完走されました。また来年もすごく走る気満々でいらっしゃいますんで,しっかり来年もぜひ応募して当たっていきたいと思うし,ぜひとも皆さんも一度はフルマラソンに挑戦していただければとは思いますんで,来年楽しみにしましょう。
 それでは,長々話しました。通告に従いまして質問に入らせていただきます。
 大きな1番,岡山市の幸福度と住みよさについて。
 2年に一度お尋ねする項目となった感があります。2024年度版幸福度ランキングが10月に発行され,政令指定都市のランキングでは岡山市は前回の14位から7位と大きくランキングを上げました。
 基本指標は前回と同じ5位と上位をキープし,健康,文化,仕事,生活,教育などの分野別指標もそれぞれ前回から上昇していることを見ると,2年前の質問のとき市長が答弁でおっしゃられた岡山市民の慎重な性格から出たコロナ禍の影響からの回復傾向が見てとれますが,今後は岡山市のまちの成長と発展,各分野の課題解決がランキングの上昇や維持に欠かせないものだと考えます。
 この幸福度ランキングは,他のアンケート調査を基にランキングづけされたものとは異なり,一般財団法人日本総合研究所が様々な統計データを基に分析を行い,総合評価したものとして他都市でもまちづくりやアピールに活用されています。
 紙面にはランキングを読み解くポイントとして地域の強み,弱みを把握する,現行指標,先行指標で見る,順位の変化を経年変化で見る,分野・指標間の関連性を見る,他の都市との比較を見るの5つを挙げています。この5つのポイントから,今回の結果についてどのような分析と評価をされているのか。2年前市長は市民の最大幸福を願って行政をやっていると御答弁されています。岡山市の幸福度と今後の住みよさへの事業展開についてお考えを伺います。
 大きな2番,予防接種事業について。
 HPVワクチンについてお尋ねします。
 2022年4月に定期接種対象者に対して積極的勧奨が再開され,また積極的勧奨差し控えの期間に定期接種年齢を過ぎてしまった女性に対しても,再度接種機会を設けるキャッチアップ制度も開始されました。
 2年半が経過した先月末,厚生労働省の審議会において来年3月まで無料で行うとしていたキャッチアップ接種の期間延長が決定されました。接種は計3回受ける必要があり,このたびの決定は来年3月までに初回接種すればその後1年間無料で受けられるようにするという条件付のものです。その対象は,令和7年3月末で接種期限を迎える今年度16歳(高校1年生)から27歳になる女性であります。
 (1)岡山市におけるキャッチアップ対象者数をお示しください。あわせて,直近までの接種率の推移について定期接種対象者,キャッチアップ対象者,それぞれの状況をお示しください。
 (2)現在,岡山市では対象者に個別通知を行っていただいており,通知には初回接種期限が令和6年9月末までと記載されていると思います。今回の延長措置が受けられるのは令和7年3月までに1回目の接種をした方のみに限定されることから,16歳から27歳の未接種者に対しては一刻も早くこの条件付期間延長措置と初回接種期限の延長について,これまでと同様に個別通知が必要だと考えますが,現在未接種者はどの程度おられるのでしょうか,お示しください。
 あわせて,期間延長措置への対応について,当局のお考えをお聞かせください。
 (3)今月2日,新規の健康保険証の発行が停止され,マイナ保険証に移行されました。現在行われている予防接種事業では何か活用されるものはあるのでしょうか。特に,定期接種の機会が多い子どもを持つ保護者にとって,利便性が図られれば喜ばれるものになると考えます。マイナンバーカードを子ども医療費助成の受給者証として利用できる環境を整備している自治体もあります。今後の利活用について当局の御所見を伺います。
 大きな3番,障害者の移動支援について。
 現在,岡山市でも移動支援を利用している視覚障害者は多数おられます。視覚障害者にとって移動支援は足そのものであり,生活の基盤であります。しかしながら,その移動支援を実施する事業者が減少傾向にあるとお聞きします。現在,この移動支援に対して岡山市から事業所に支出するサービス単価が30分の支援につき900円となっており,この単価はここ十数年変更されることなく今日まで運用されてきており,昨今の物価や人件費の上昇によりこの単価での運営は厳しい状況となっているそうです。
 このような状況が続くと,ともすれば事業所の撤退につながりかねない懸念があります。これは視覚障害者にとって移動支援を奪われる事態であり,ふだんの生活に大きな制限が及ぶことから対応が必要だと考えます。
 以下,伺います。
 (1)まずはこの移動支援事業のサービス単価の見直しが必要だと考えます。この移動支援事業は,障害者総合支援法を根拠とする地域生活支援事業にある事業として実施されており,国から2分の1,県から4分の1の補助金が入ります。この単価を上げることは市の持ち出しが増えることになりますが,国と県からの補助金もあることから,増額を検討されてはと考えます。御所見を伺います。
 また,このサービス単価はいつ頃設定されたものなのでしょうか,あわせてお示しください。
 (2)今回のケースからサービス単価などしばらく変えられていないものがあるのではないかと推測します。最近の物価高騰等を鑑み,サービス提供者の負担にならないよう各事業の調査,検討が必要と考えます。御所見をお聞かせください。
 大きな4番,生理の公平について。
 昨年12月,生理用品の対応について児童・生徒や教職員を対象にアンケート調査が実施され,今年2月の我が会派の代表質問ではその提供場所や方法,困り感の実態等について,この結果を見ながら対面提供を継続しながら児童・生徒の安心感の確保のため,各校の実態に応じてトイレなど設置場所について検討するとの御答弁をいただきました。他の政令市でも少しずつ取組の広がりが見える中,岡山市における現状と今後について,以下,伺います。
 (1)昨年のアンケート結果では,提供場所について保健室以外で職員室が最も多く,トイレも一部あったとのことでした。あれから約1年。以降,学校における生理用品の提供状況について,提供場所や方法等に何か動きがあったのでしょうか。
 (2)その上で,トイレへの設置など対面でない提供方法について,当局の御所見を伺います。
 (3)岡山市の生理用品の無償提供について,現在はどのようになっていますでしょうか。現在までの取組と今後についてお聞かせください。
 大きな5番,GIGAスクール構想の推進について。
 今年度より1人1台端末の活用推進に向け,デジタルAIドリルや授業支援ソフトの導入,ICT支援員配置の充実,校務用端末の更新や学校用モバイルWi-Fiルータの配備充実等のICT環境整備,そして小学校3年生以上の端末の持ち帰りが進められています。また,校務のDX化においてもデジタル採点システムが導入されるなど,岡山市のGIGAスクール構想が本格的に動き出しています。
 第3期岡山市教育振興基本計画の令和6年度アクションプランでは,今年度は,子どもが夢中になるICTを活用した協働的な学びなど,「子ども主体の学びの推進」に取り組むとされており,岡山市教育委員会の今年度にかける思いがうかがえます。
 (1)大森市長も今年度に入りICTを活用した授業を参観されていますが,学校現場を見られた市長の御所見をお聞かせください。
 (2)今年度実施しているICT関連の取組について,現時点での状況と効果について御所見を伺います。
 (3)今年度の全国学力・学習状況調査の結果が公表されていますが,ICT機器の活用に関連するものはどのような状況だったのでしょうか,評価とあわせてお聞かせください。
 (4)今年2月の代表質問では,校務のDX化について教員の働き方改革の観点から伺いましたが,その後の取組についてお聞かせください。
 また,個人のメールアドレスの付与について,国のチェックリストに基づく自己採点結果では66.7%の自治体が付与していることから,付与の方法や効果的な活用を図るために,運用方法について他自治体の運用を参考にしながら前向きに検討していくとの答弁でしたが,その後についてもあわせてお聞かせください。
 以上で1回目の質問を終わります。
 御答弁よろしくお願いいたします。(拍手)
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
     〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長  それでは,林議員の質問にお答えします。
 まずは幸福度ランキングの評価でありますが,私2年前の質問をよく覚えています。14位になったということで,ただ我々ではどうしようもない項目もあるんで,お互い基本指標,これで5位ということをよしとして一つ一つやっていこうということだったと記憶しております。そこは変わらないんですけれども,様々な努力がこういう評価に結びついていくということは間違いないのかなと思っております。
 例えば勤労者世帯の可処分所得ということですが,一度民間投資のこの10年の伸びを説明させていただいたことがありますけれども,その伸びの傾向からいってこの数年いい傾向になっている,こういったものが可処分所得の伸びにつながっているんではないかなと思います。この結果に一喜一憂する必要は私はないと思いますけれども,市民の幸福とは何なのか,そして我々が何をしていかなければならないのかという参考には十分なるんではないかなと思います。
 今後も市民の皆さんの意見,当然ながら市議会のメンバーも毎日市民の皆さん方と会われているわけで,我々もその代表である皆さん方とも十分話をし,直接話をまた市民の皆さんともしながら一つ一つの施策をバランスよく進めていきたいなと思っております。
 次に,ICTを活用した授業を見たときの感想といいますか,意見でありますが,まずは各人にタブレットを配られているんですが,扱いがめちゃくちゃ速いんですよ。ここで,こう言うと恐縮ですけど,皆さん方の動きを見てるのとは大分違ったりして本当に速い。そんな感じがまずいたしました。
 2つ目としては,今度は授業なんですけども,例えば先生がAorBという質問をしてそのクラスに20人いたとすると,AorB,その合計が20人にならない限り次のステップに進めないわけなんで,全員が参加する,せざるを得ない。だから,こういう表現が,こういう答弁でいいのかどうか分かりませんが,サボれないんです。全員が参加する。
 それからもう一つは,自分の意見が他の人とどう違うのかというのが分かる。こういう授業を受けられていたらなと思った次第であります。ICTについての教育,これからも進めていかなければならないと思います。
 以上です。
◎後河正浩 保健福祉局長  2番,予防接種事業についての項を順次お答えします。
 まず,定期予防接種,キャッチアップの接種状況についてです。
 今年度9月末までの接種状況は,定期接種が2,784件で昨年同時期とほぼ同数となっております。また,キャッチアップ接種は7,314件で,昨年度の年間接種件数6,625件を上回っております。
 接種率を申し上げますと,定期接種は令和4年度が61.4%,令和5年度が80.2%となっており,キャッチアップ接種は令和4年度が6.6%,令和5年度が7.8%となっております。
 次に,未接種者への対応や期間延長措置への所見でございます。
 キャッチアップ接種対象者と平成20年度生まれのうち9月末までに一回も接種していない方は2万4,374人となります。
 期間延長につきましては,期間終了後の経過措置を設けるという方針と,今月中に説明会を開催し詳細が示される旨,先月29日に厚生労働省から通知がございました。これを受け,本市では予防接種医療機関に対し国の方針をお知らせするとともに,初回接種の相談があった場合には接種いただくようお知らせしたところです。
 今後,厚生労働省の説明内容を踏まえ,対象者に速やかに周知できるよう,個別通知や広報紙等の活用も視野に入れ準備を進めてまいります。
 次に,マイナンバーの予防接種や医療費助成事業での活用についてです。
 予防接種事業につきましては,国においてマイナンバーカードを利用した資格確認,予防接種の実施状況や副反応疑いの報告等に関するデータベース整備が進められており,国の令和6年度補正予算にも計上されております。こうした動きを踏まえ,本市としましても標準化システム対応後のなるべく早い時期に導入できるよう準備を進めてまいります。
 また,子ども医療費,心身障害者医療費,ひとり親家庭等医療費の助成制度につきましては,マイナンバーカードによる資格確認に対応するため現在システム改修を行っております。
 なお,医療機関等でもシステム改修が必要ですので,改修できた医療機関からマイナンバーカードでの資格確認が来年度以降可能となる予定です。
 この項,以上です。
 続きまして,障害者の移動支援についての項,県・国補助金が入ることから増額を検討しては,また単価はいつ頃設定したか,各事業の調査,検討が必要ではないか,あわせて御答弁いたします。
 移動支援事業は,障害者自立支援法が施行された平成18年10月に始まったもので,その単価は平成19年2月に定めたものです。議員御指摘の国や県からの地域生活支援事業補助金は,実額ベースでは対象経費に対して補助率を下回っており,全国市長会や二十一大都市心身障害者(児)福祉主管課長会議を通じて財源を確保するよう要望を行っているところです。
 ただ,障害者の移動支援は障害者が地域で自立した生活や社会参加するための重要な施策であり,議員の御指摘も踏まえまして,まずは関連する他の事業も含め対象範囲など他都市の状況について調査を行ってまいりたいと考えております。
 以上です。
◎田中哲也 市民協働局長  4番,生理の公平についての項,生理用品の無償提供の現在までの取組と今後についてお答えいたします。
 現在,さんかく岡山を含めた4か所の公共施設で女子トイレに生理用品を備えつけ,必要な方に利用いただいています。また,令和4年度から実施している困難を抱える女性への支援事業において気軽に立ち寄れる居場所の提供をしており,訪れた方に対して必要に応じて生理用品の提供を行っており,引き続き実施してまいりたいと考えております。
 以上です。
◎三宅泰司 教育長  同じ項,学校における生理用品の提供状況とトイレへの設置など,対面でない提供方法についての所見についてのお尋ねです。
 今年度,現状を把握するため改めて学校や生徒に対して提供方法等についてのアンケート調査を実施しております。アンケート結果によると,各学校では保健室を含めた複数箇所で提供できるようにしており,保健室以外の提供場所としては職員室が最も多いですが,新たにトイレに設置した学校が小学校で7校,中学校で4校ありました。また,トイレへの設置を予定,検討している学校は小学校で10校,中学校で10校ありました。
 なお,生徒へのアンケート調査につきましては現在実施中です。
 今後も児童・生徒の困り感に対応したよりよい提供方法について研究するとともに,女子トイレへの設置など対面でない提供方法を希望する学校については必要な支援について検討してまいります。
 続きまして,GIGAスクール構想の推進についての項,市長答弁以外お答えします。
 まず,今年度実施しているICT関連の取組の状況と効果,そして今年度の全国学力・学習状況調査におけるICT機器の活用に関わる状況と評価についてのお尋ねです。
 今年度,4月に実施した全国学力・学習状況調査では,昨年度受けた授業でICT機器をほぼ毎日使用したと回答した岡山市の小学6年生は19.8%,中学3年生は13.7%であり,前年度を上回ったものの全国平均と比較すると依然低い状況でした。この活用状況に対しては,早急な改善が必要であると考え,今年度新たに岡山市共通ソフトの導入を機に全教員を対象とした研修,指導主事等による全校訪問などを実施しました。これらの取組により,7月に実施した岡山市の独自調査では1学期に受けた授業でICT機器をほぼ毎日使用したと回答した小学生は43.8%,中学生は26.2%と小学校,中学校ともに大幅に向上しました。
 2学期からは先進校での授業公開による好事例の横展開や小学3年生以上での毎日の端末持ち帰りによる家庭学習の充実を図るなど,より効果的な活用を進めているところです。授業の中でソフトを活用することで児童・生徒が自ら考えたり生徒と話し合ったりする活動が充実し,主体的に学びを進める授業になってきております。
 この項最後に,校務DX化の取組状況及び個人メールアドレス付与の検討状況についてのお尋ねです。
 校務のDX化の取組につきましては,令和6年度からの学校給食費の公会計化に伴う給食費管理システムの運用やデジタル採点システムの活用を開始し,さらなる教員の働き方改革を進めているところです。
 デジタル採点システムにつきましては,9月に実施した教員へのアンケート調査で8割以上が採点時間が削減されたと回答しており,削減された時間は生徒とのコミュニケーションや教材研究に充てることができた等の意見も多く見られました。
 また,教職員用個人メールアドレスにつきましては,現在複数校に付与し,試行しているところです。今後,この試行結果から得られる成果と課題を分析し,全校展開に向けてよりよい運用体制を構築してまいります。
 以上です。
     〔26番林敏宏議員登壇〕
◆26番(林敏宏 議員)  御答弁ありがとうございました。
 いろいろ項目聞かせていただきましたが,まず幸福度ランキング,2年に一回聞くようになりまして,すいません,それは分かって,しつこいようですけども。
 ただ,市長おっしゃっていたように基本指標が常にずっと上位をキープしているということは僕はすごいことだなと思いますし,そのほか50近い指標も先ほど市長おっしゃったようにもうどうにもならない指標もあったりするんですよね。ただ,その中でもこの2年間で随分と数値が改善されているということは,それだけ皆さんの努力というか,そういったものの表れの一つじゃないんかなとは思っています。
 ちなみに,その基本指標の順位でいうと1位がさいたま市,2位が川崎市,3位が横浜市,4位が浜松市,5位が岡山市で,その次が,福岡,千葉とつながるんですけども,そう考えるとその中で岡山市が上位にということはすごいことだなと思いますし,せっかくここにいるのでぜひできれば1位を目指していただきたいなというふうな気持ちを持っています。
 この2年間,コロナからも回復したというふうな話もしましたし,今いろんな数字を見てもすごく改善されてきているなとは私自身も実感していますので,せっかくですから一度は1位を取っていただきたいなと希望を言うときますんで,よろしくお願いいたします。
 予防接種事業についても個別通知をしっかりまたやっていただけるというふうな感じの御答弁いただきました。それを丁寧にするというか,そこまでやっていただくことが大事だとは思っておりますので,あまり時間がない中ではありますけども,ぜひ実施していただきたいなと思います。
 あと,マイナンバーの話もさせていただきました。ちょうど前回の9月議会のときに最後に副市長にお話ししたときしっかり活用していきたいというふうな発言,利活用を広げていきたいというような話もいただきましたが,今回将来的にそういったことも,御答弁あったとおりのこともできますし,子ども医療費の受給者証も来年度からシステム改修が終わって各医療機関がそこをちゃんとすれば使えるというふうな話でしたので,ぜひ医療機関に対しても,また今子育てしている世帯にもこういうことができるようになりますよというふうなアナウンスというか,広報をしていただきたいなとは思います。現場で使える人と医療機関が増えれば増えるほど受益というか,そういったことにもつながっていきますんで,そこだけ御答弁いただければと思います。
 あと,障害者の移動支援についても平成19年2月から今のサービス単価になっているということでございますので,それからいろいろと社会情勢も変わってきたりとか,今の物価高騰とか,先ほど言いました人件費のこともあります。ぜひともその辺も加味していただいて見直し,しっかりサービス提供者がサービスを提供できるように,またサービスを受ける視覚障害者の方が不安にも陥らず日々の移動支援を受けられるように,それをキープできるようにしていただきたいなと思いますんで,よろしくお願いいたします。
 あと,生理の公平につきましても,今アンケート調査を再度していただいているということです。前回のアンケート結果以降,先ほど御答弁ありましたように小学校7校,中学校4校というふうな話もありました。今検討しているのが小学校10校,中学校10校ということで,徐々に徐々にそういった子どもたちの困り感に対応していただける学校が増えてきていることについてはすごくよかったなと思っております。
 ただ,今回アンケート調査もしていただいていますので,しっかりそこも踏まえてそういった子どもたちの困り感への対応を真剣に考えていただきたいなと思いますので,そこもよろしくお願いいたします。
 あと,市の取組も今ずっと継続してやっていただいているようですので,そちらのほうもお願いいたします。
 あとGIGAスクールですけども,いろいろお伺いしました。市長にも御答弁をいただきました,僕も見に行ったことがあるんですけど,すごく授業が変わったなというふうな感じがしましたし,うちの子どもに聞いても参加しやすくなったというか,意見なんかも手を挙げて言うのはすごく言いづらいときもああいった形で聞けるというか,参加できるというふうな話もありました。そういう意味では今年度教育委員会の皆さん頑張っていただいているなと思います。ぜひとも継続して続けていただきたいなと思います。
 あとはメールアドレスです。
 今,試行中というふうなことです。それが今年度で一応一区切りつけるのか,またどこまでやっていくのかなというのだけ気になったので,そこだけ御答弁いただければと思いますので,よろしくお願いします。
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
◎後河正浩 保健福祉局長  再度の御質問でございます。
 マイナンバーカードの利便性ということで,当然提供するサービスは我々だけでもないので,官民協力してということになろうかと思います。医師会をはじめとする団体とのチャンネルもございますので,しっかり取り組んで利便性を実感していただけるような環境づくりにしっかり取り組んでまいりたいと考えております。
 以上です。
◎三宅泰司 教育長  職員へのメールアドレスの付与につきましては,今年度中に成果,課題を分析して,その後の取組につなげたいと思います。
 以上です。
○田口裕士 議長  以上で林敏宏議員の質問は終わりました。(拍手)
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