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2月26日(木) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和8年2月定例会
2月26日(木) 本会議 一般質問
みらいえ
鬼木 のぞみ 議員
1 産業廃棄物最終処分場
2 岡山市立岡山後楽館中学校夜間学級
3 公園の人工芝生化
4 こどもを性暴力から守るために
次は,順序に従いまして鬼木議員。
〔10番鬼木のぞみ議員登壇,拍手〕
◆10番(鬼木のぞみ 議員) 皆さんこんにちは。みらいえの鬼木のぞみです。
私,イノシシの猟に今年はお見送りくらいにしか行けれていないんですけども,もう猟期が終わろうとしているに,まだ一頭も私はイノシシには出会えていません。鹿がすごく多いということなんですが,昨日ニュースとか見ていたら,栃木県のほうでイノシシが大繁殖して1,000頭もいると聞いて,本当にびっくりしているんですけれども,しっかりと岡山市のほうもしてくださっていると思うので,よろしくお願いしたいと思います。
では初めに,1,産業廃棄物最終処分場について。
御津虎倉に株式会社西日本アチューマットクリーンが2022年10月に公判中にもかかわらず操業を始め,3年5か月がたちます。地元の皆さんが岡山市に産業廃棄物処理施設設置許可処分取消しを求めていた裁判は,2025年9月に最高裁で棄却され,裁判は終結しました。
地元の皆さんは,豊かな自然環境を持続的に守りたいと,四半世紀にわたって建設に反対してこられました。幾つかの裁判の中で,「一たび有害物質が大野川や宇甘川に露出すれば,その被害を回復し,拡大を防止することが著しく困難であることに照らせば,差止めの必要性を認めることができる」という判決がありました。この考え方は重要な指摘です。地元の皆さんは子々孫々まで不安の中で生活することになりました。
(1)岡山市の責任と役割。
ア,この施設は埋立て開始から廃止まで30年を要する事業計画となっています。
①岡山市の責任と役割は何でしょうか。
②稼働してから岡山市はどんな頻度で訪問し,焼却炉も含めて何を確認していますか。
③周辺の環境調査も行っておられますが,具体的に何を行っていますか。その結果も教えてください。
④この施設事業者から岡山市への報告はどのようなもので,今までは適正であったということでしょうか。
イ,私は埋立地の遮水シートなど施設が老朽化した廃止後のほうがより心配です。災害もあります。源流にある施設であり,岡山市は廃止後も監視し,検査を行うべきではありませんか。
(2)稼働中の安全の確認についてお聞きします。
ア,最終処分場が稼働してから幾度か焼却炉から煙が出ているとお聞きし,市にお伝えしました。また,最近では,臭いがするという声も聞きました。これまで煙や周辺環境においてどんな問合せがあり,原因は何だったんでしょうか。臭いについてはいかがでしょうか。住民の方は,不安なことがあれば,岡山市に連絡したらよろしいのでしょうか。対応していただけますか。
イ,焼却炉から出る有害物質,そして埋立地を通過して出る水,浸出液調整池の水量について,施設事業者の方が日々測定しています。どのような基準でそれぞれの測定をしているのかを教えてください。
ホームページで公表しているとのことですが,分かりにくいですが,どうにかなりませんか。
また,ホームページ以外にも地元の皆さんが理解できる方法が必要ではないでしょうか。
(3)私から見ると最高裁で住民側が勝利する直前に,岡山市は設置許可を職権で取り消したことの問題点,また遮水シート破損での地下水の汚染や豪雨などの災害時のことも気になります。今回の続きは6月議会で行わせていただきます。
裁判の終結に当たり,長年苦労され,源流に最終処分場を抱え,これからも危険と不安の中で過ごされる地域住民の皆さんに,大森市長には一言申し上げていただきたいと思います。
2,岡山市立岡山後楽館中学校夜間学級について。
多くの市民の期待の下に,昨年4月に開設し,はや1年が経過します。今の時期は,これまでの教育活動を振り返り,成果と課題を明らかにし,来年度の教育課程を編成する重要な時期です。
(1)昨秋,保護者にも行われた岡山市教育に関する総合調査ですが,夜間学級の生徒の多くには保護者がいません。学校運営協議会で共有,協議すべきだと思いますが,どうでしょうか。回答がなかった生徒の意向も大切にしてほしいです。
(2)開設後,夜間中学に関する質問が各議員から行われ,次の質問,要望に対して答弁がありました。
ア,生徒一人一人の実情に合わせた教育課程の編成や教職員の配置,ボランティアの配置について,その後の状況も含めてどのような工夫をされましたか。今後の課題は何ですか。
イ,将来的には外国籍で日本語能力が十分でない生徒の入学が考えられます。日本語指導の準備や体制づくりをどう考えておられますか。
ウ,給食,補食についてですが,生徒たちの多くが何らかの食事をしていると仄聞しています。給食,補食の実施をすべきではありませんか。
エ,夜間中学の広報を工夫し,新たな入学者の掘り起こしをするとのことでしたが,どのようなことを行われましたか。来年度の入学希望者は何名で,夜間中学全体では何名になりますか。入学式までのスケジュールも教えてください。
(3)最後に,多様な生徒を受け入れての1年を振り返ってみての感想と,来年度に向けて新しく準備されていることがあれば,そのことも含めてどのような希望,期待を持たれているかについて,三宅教育長にお聞きします。
3,公園の人工芝生化。
岡山市は,公園の人工芝生化モデル事業として,新年度予算に2,060万円を計上しています。人工芝は,海洋マイクロプラスチックの大きな要因です。これは,おとといごみ拾いのボランティアをされている方が児島湖締め切り堤防で撮られた写真です。この緑色が人工芝,マイクロプラスチックになります。このように,ずっとあるわけなんですね。岡山市海洋プラスチックごみ対策アクションプランを策定し,先進的に対策を進める岡山市が,どうしてプラスチックを流出させる事業に取り組むのか,取りやめるべきという指摘が,議会,岡山市海洋プラスチックごみ対策推進会議メンバー,市民から行われています。
さきの議会で大森市長は,「再度議論したい」という答弁でしたが,そのような中で予算がつきました。
(1)昨年7月に人工芝敷設についてのアンケートを全町内会等に行いました。マイクロプラスチック流出に関わる事業について,事前に環境局とのコンセンサスが必要だと考えますが,行われましたか。環境局は,この事業についていつ知りましたか。
(2)田中議員の指摘のように,多摩市と大阪市の調査では,周囲を囲まれたテニスコートでさえ,劣化した芝生の破片は約5%しか捕捉できていません。
岡山市は,人工芝敷設公園から人工芝を環境中に流出させないための対策は何をするのか,具体的に項目を挙げて示してください。
(3)管理を行うための役割分担について,岡山市や愛護委員など,誰がどの項目を担当し,対策の実施を確認するのかを具体的に教えてください。
(4)人工芝生化モデル事業で,ア,確認・検証することは何々なのかについて教えてください。
その際,イ,検証する項目一つ一つについて方法,数値目標,検証期間について教えてください。
ウ,対策したら全く外に流出することはないと考えておられますか。
エ,検証期間ですが,人工芝が紫外線や摩耗で劣化する時間はどのように考えていますか。
(5)人工芝でプラスチックを使わないものも開発されていっています。そうした検討は行われますか。
(6)海洋プラスチックごみ対策アクションプラン策定を英断された大森市長にお聞きします。
ア,公園の人工芝化による岡山市からのマイクロプラスチックの環境への流出についてどのようにお考えですか。
イ,さきの議会では把握されていなかったPFASやマイクロプラスチックそのものの人体への影響についてのお考えをお聞かせください。
4,子どもを性暴力から守るために。
子どもへの性暴力を防ぎ,子どもの心と体を守るために成立したこども性暴力防止法が2026年12月25日に施行します。特定性犯罪前科がある場合,教育・保育等の業務に従事させないなどの措置が講じられます。
この制度は,学校や認定こども園などの法律で定める義務がある対象事業者と国の認定を受ける事業者が取組を行う放課後児童クラブや指定障害福祉サービス事業などに分かれ,後者は任意の取組です。
岡山市は,認定取得を推奨するために,関係する認可外保育施設等へ認定に係る手数料3万円を補助し,認定支援の伴走支援を行う予算を上げています。
(1)この制度導入の意義について教えてください。進めるに当たっての留意事項は何ですか。
(2)対象事業者,対象者,どんな安全確保のための措置が必要なのか教えてください。
(3)大がかりな取組です。義務である認定こども園,また岡山市が認定を推奨する事業者について,それぞれどんなスケジュールで何を行っていくのかをお示しください。
(4)放課後児童クラブについてですが,運営委員会や民間クラブについて,認定取得を要件に入れるとお聞きしています。新たに人を雇う場合,たとえ1日のアルバイトでも特定性犯罪前科の有無の確認が必要であり,一定の時間を要します。夏休みなど繁忙期に現実的に対応できるのか,雇用している人に前科が判明したとき,安易に解雇はできません。子どもと接しない仕事に異動と言われても,そういう仕事がない。どうしたらいいのかなど,現場からの戸惑いの声を聞いています。
ア,制度の意義は認めつつも,事業者への負担が大き過ぎて業務に支障があってはいけません。負担が重たくなる運営委員会方式の皆さんの現場の声を聞いて,支援体制を整えていただきたいが,どうでしょうか。
イ,認定前も認定後も事業者に丸投げではなく,丁寧な伴走が必要ですが,どうでしょうか。雇用の関係で弁護士が必要な場合の費用はどうなるのでしょうか。
ウ,認定の準備,性暴力防止への従事者への研修,施設の環境面整備などは行いつつ,認定導入時期は焦らずに判断してほしいが,どうでしょうか。
以上です。
よろしくお願いします。(拍手)
○小川信幸 副議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 それでは,鬼木議員の質問にお答えします。
私は,産業廃棄物最終処分場,裁判の終結に当たり,地域住民の皆さんに一言申し上げていただきたい,これについてお話ししたいと思います。
昨年の9月に結審した行政訴訟では,遮水シートの耐久性や安全性,また豪雨などを想定した浸出液調整池の容量などについて争点となりましたが,問題はないという判決でございました。地域住民の方々には,安心していただければと思います。
稼働後の施設については,市は法令に従い,適正に維持管理されているかを確認することが求められます。したがって,今後も引き続き事業者による維持管理が法令に基づく基準を遵守していることを,立入検査や水質検査等を行って確認し,地域住民の方々の安全・安心を確保していきたいと考えております。
以上です。
◎板野利泰 環境局長 大きな1番,産業廃棄物最終処分場について,市長答弁以外について順次お答えします。
(1)岡山市の責任と役割。
まず,市の責任と役割,訪問頻度と焼却炉も含めた確認内容,周辺の環境調査の具体的内容及びその結果,事業者からの市への報告の内容及びその評価についてです。
市は廃棄物処理法に基づき,施設の維持管理基準が遵守されているかを確認するため,毎月立入検査を実施し,最終処分場については,覆土やのり面等の埋立状況,浸出液処理施設の流量,pH,浸出液調整池の水量を確認しています。
焼却施設については,燃焼ガス温度,排ガス流量,一酸化炭素濃度やその記録を確認しています。
周辺の環境調査は,市及び事業者が毎年度,直下流の河川等について有害物質等の水質検査を実施しており,稼働後の水質の変化はありません。
事業者からは,処理水の検査結果や埋立て残存容量,処分実績等の報告があり,おのおのの内容について特に問題はございません。
次に,廃止後の監視と検査についてです。
埋立て終了後に産業廃棄物最終処分場を廃止する場合,廃棄物処理法に定める廃止の基準を全て満たさなければ廃止とならないため,検査を必要とする処分場は廃止には至らないものと考えております。
次に,(2)稼働中の安全の確認について,これまでの問合せと原因,臭いについて,また住民は不安なことがあれば市に連絡したらよいかについてです。
稼働後に一度,悪臭に係る相談があり,市が現地調査を行いましたが,その時点では臭いを確認することができず,原因となるものについても分かりませんでした。住民の方は不安なことがあれば,市に御相談ください。
この項最後に,事業者はどのような基準で測定しているか,事業者はホームページで公表しているが分かりにくい,またホームページ以外に理解できる方法が必要ではないかについてです。
事業者は,廃棄物処理法に定める維持管理基準に基づき測定しており,焼却炉については,燃焼ガス温度や一酸化炭素濃度などを測定し記録しています。
最終処分場については,浸出液処理施設の流量やpH,浸出液調整池については水量を測定し記録しています。
ホームページの見やすさやホームページ以外に理解できる方法については,事業者にお伝えします。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 2,岡山市立岡山後楽館中学校夜間学級についての項,順次お答えします。
まず,岡山市教育に関する総合調査の学校運営協議会での共有,協議についてです。
岡山後楽館中学校では,今年度,学校運営協議会を5回開催し,毎回,夜間学級についても協議を行いました。
2月に開催した協議会では,総合調査の結果も踏まえて夜間学級のおよそ1年間を振り返って,開設からの取組や生徒の様子について報告しました。
委員からは,今後も一人一人に寄り添った支援を継続していくことが必要であるという御意見をいただいたところです。
引き続き,生徒の意見や気持ちを理解するために,総合調査のほかにも,教育相談や日常の学校生活の中での丁寧な対話を継続し,より一層安心して学んでいけるよう努めてまいりたいと思います。
次に,生徒一人一人の実情に合わせた教育課程の編成等の工夫と今後の課題についてです。
多様な背景を持つ生徒に対して必要な支援を行えるよう,全ての授業を複数の教員で実施しております。
さらに,グループ学習を取り入れることで,多様な考えに触れる機会となり,相互理解を深めるとともに,自主性の育成につながっていると考えております。
今後も,個に応じた指導の工夫や複数学年での授業実施など,一層の充実を図ってまいります。
また,ボランティアについては,体育祭で岡山後楽館の高校生に用具準備や得点記録を手伝ってもらい,双方にとって有意義な取組になったと考えております。引き続き,生徒相互の交流が深まるよう努めてまいります。
次に,日本語指導の準備や体制についてです。
今後,日本語指導の必要な生徒の入学が見込まれる場合には,日本語教育担当者を中心に全教職員で日本語指導に取り組む体制をつくり,別室での個別指導ができるよう準備するなど,生徒の実態や教科の特性に応じた柔軟な体制づくりを進めてまいります。
次に,給食,補食を実施するべきではないかとのお尋ねです。
夜間学級では,2時間目と3時間目の間に20分間の休み時間を設けており,その時間に生徒のほとんどが軽食やお弁当など何らかの食事をしています。食事の量や内容は様々で,自宅で済ませてくる生徒もいます。時間的制約もあり,生徒一人一人,年齢や生活リズムなど,様々ある中で,一律に給食や補食を用意することは困難と考えております。
次に,広報を工夫したこと,来年度の入学人数,入学式までのスケジュールについてです。
広報活動としましては,連合町内会などの地域で活動する団体や,市内の外国人を支援する団体を訪問し,夜間学級の状況や生徒の頑張りを伝えるなどPRしてまいりました。また,夜間学級の教職員が全ての市立中学校を訪問し,夜間学級の説明も行いました。
来年度の入学希望者は,2月20日時点で5名となっており,全員が入学すると2学年で17名となります。
今後は,3月17日に入学前説明会を実施し,入学式は4月8日を予定しております。
この項最後に,1年の感想と来年度に向けた希望や期待についてです。
生徒の皆さんは,自ら学び直しを求めて入学されており,どの授業も前向きに取り組んでおられる姿に感動しております。
夜間学級には,年齢も異なる多様な背景を持たれる方が在籍しており,それぞれの状況に応じたコミュニケーションや支援が大切だということを改めて実感しております。
来年度は,新しい生徒を迎え,学年が増えることから,新しい教室やロッカー等の施設面の準備をしてまいります。
また,学年を超えた交流や生徒が主体となる活動も充実させていければよいと考えております。
以上です。
◎板野利泰 環境局長 大きな3番,公園の人工芝生化,環境局は公園の人工芝生化モデル事業をいつ知ったのかについてです。
公園の人工芝生化につきましては,環境局として令和7年9月に把握いたしました。
以上です。
◎鈴木豪 都市整備局都市・公園担当局長 同じ項,順次お答えします。
まず,(1)環境局とのコンセンサスについてです。
公園の人工芝化は,防球ネット等とあせて人工芝の区画を整備することにより,子どもたちにとってボール遊びがしやすい利用環境の改善を図ろうとするものであることから,今後の事業化の判断材料とするため地域の意向調査を行ったものであり,多数いただいた反響を踏まえた検討を進めてきました。
並行して,マイクロプラスチックの流出抑制策について,環境省等の通知やガイドライン等を踏まえ,環境局とも情報共有や意見交換などを行ってまいりました。
これらを踏まえて,令和8年度のモデル事業では,環境省が示すガイドラインに基づくハード対策や管理方法による流出抑制を図ってまいります。
次に,(2)人工芝を流出させない対策,(3)管理の役割分担,(4)モデル事業において,ア,確認・検証する項目,イ,検証の方法,数値目標,検証期間,ウ,外部流出,エ,紫外線や摩耗で劣化する時間の認識について一括してお答えします。
人工芝が原因となるマイクロプラスチックの流出抑制策について,モデル事業における確認・検証項目について,その方法,検証期間については,日本共産党を代表されての田中議員に御答弁したとおりです。
モデル事業における効果や課題については,必ずしも数値目標によるものではなく,既存の公園の維持管理及び利用状況との比較や他都市での事例の成果を踏まえて,把握,分析していくことを考えております。
管理の役割分担については,排水部のフィルターの清掃等の維持管理や,適切な利用の呼びかけ,利用者の意向把握等について,愛護委員会等に御協力をいただきたいと考えており,詳細は今後選定する公園の愛護委員会等と協議を進めてまいります。
使用する製品は,モデル事業の中で選定していくことになりますが,耐摩耗性も向上していること,利用環境や使用頻度などの影響もあることから,管理段階において,排水部での捕捉状況とともに人工芝の劣化状況を逐次把握してまいります。
次に,(5)プラスチックを使わない人工芝の仕様の検討についてです。
人工芝の材料には,紙や植物由来の原料などによりプラスチックの割合を低減したものもあると承知していますが,その耐久性や耐候性など,利用に耐えるものである必要があります。これらを踏まえ,モデル事業における材料の選定の中で比較検討してまいります。
この項最後に(6)のア,マイクロプラスチックの流出,イ,PFASやマイクロプラスチックの人体への影響に係る所見について一括してお答えします。
公園の人工芝化によるマイクロプラスチック等の人体を含む環境への影響に対する所見については,日本共産党を代表されての田中議員の質問に市長が御答弁したとおりです。
以上です。
◎榎並義忠 岡山っ子育成局長 4番,子どもを性暴力から守るためにの項に順次お答えします。
まず,制度の意義,留意事項と対象事業者,対象者,安全確保のための措置についてです。
本制度は,学校や保育所など対象となる事業者に子どもを性暴力から守る取組を法的に義務づけ,性暴力の防止を図るものです。
今後,事業者には,法の趣旨や具体的な取組内容を十分理解していただくとともに,継続的かつ適切に取り組んでいただく必要があります。
対象事業者は,義務対象となる学校や保育所などと,任意の認定対象となる放課後児童クラブや認可外保育施設などです。
また,対象となる職員は,児童に対して優越的立場にあり,継続的に関わる教員や保育士などです。
安全確保のための措置としては,性犯罪歴確認や職員研修,相談体制の整備,子どもの保護,支援などです。
次に,今後のスケジュールについてです。
事業者は,本年12月25日の施行日までに,研修の実施,相談窓口の設置,発生時の対応ルールの策定,就業規則の整備等を行う必要があります。
施行日以降,義務事業者は,直ちに犯罪事実確認等を行うことになりますが,認定事業者は国による認定後に行うことになります。
犯罪事実確認の期限は,新規採用者は従事開始前までに,在職者については義務事業者は3年以内,認定事業者は認定後1年以内とされています。
市としても,事業者が円滑に対応できるよう,制度の周知や研修実施,就業規則等の整備に関する相談支援など丁寧に対応してまいります。
次に,放課後児童クラブについて,運営委員会の現場の声を聞いて支援体制を整えては,伴走が必要では,弁護士の費用は,認定導入時期を焦らずに判断してはについて一括してお答えします。
子どもへの性暴力を防ぎ,子どもが安全に安心して過ごせる環境を迅速に整備するため,法施行に合わせて性暴力防止の取組を実施したいと考えております。
実施に当たっては,運営委員会等のクラブが困らないよう,事務担当者に向けて制度の趣旨や国の認定を受けるための事務手続に関する説明会を開催するとともに,現場支援員に向けて性暴力防止の研修等を行っており,現場から出た疑問点などについても丁寧に対応しているところです。
今後も,市が説明会や研修会を開催し,きめ細かく伴走支援することで,法施行に向けて一緒に準備してまいりたいと考えております。
なお,雇用関係で弁護士費用が必要になった場合の費用については,通常の運営費補助のほか,別途年額36万円の経理労務事務補助を利用することができ,また市としても,問題発生時の相談に丁寧に対応してまいります。
性暴力から子どもを守るため,法の趣旨を御理解いただき,事業者の皆様にはぜひ御協力いただきたいと考えております。
以上です。
〔10番鬼木のぞみ議員登壇〕
◆10番(鬼木のぞみ 議員) 丁寧な御答弁ありがとうございました。
ちょっと順不同で失礼します。
まず,最後に質問した4,子どもを性暴力から守るためにです。
(1)この制度の施行に当たって,学校やこども園など義務になっている場合と,放課後児童クラブのように国の認定を受ける任意の場合とに分かれています。運営委員会の放課後児童クラブの要件に認定を課すと義務と同じになりますが,国は全部を義務とせず,どのような理由,また線引きで分けているのか教えてください。
(2)認定の場合,岡山市は12月に法施行が行われたら,それまでに準備して,年度内に認定を受けるという方向ですが,国の制度の仕組みとしては,その翌年度以降に申請してもいいのですよね。
(3)認定の申請に当たっては,就業規則の見直しに加え,情報管理規程,児童対象性暴力等対処規程の作成など具体的にどのような準備があるのか,全て教えてください。かなりの事務負担になります。
(4)認定後も,これまでの雇用者,在職であって前歴があった場合など,これまでにないシビアな対応が求められます。こういう場合も岡山市は一緒に対応してくださるのですか。
(5)夏休みの繁忙期に急にアルバイトを雇わざるを得ない場合でも,特定性犯罪前科の確認が必要なわけですが,確認には時間が必要です。どのように対応したらいいですか。
(6)経験がないことなので予想できない事態が多分待っていると思います。まず,来年度は事務局があるふれあい公社の児童クラブが対応して,課題を整理し,運営委員会方式は性暴力への職員の研修とか環境整備を行いつつ,ふれあいの次に導入するのは難しいことでしょうか。
(7)日常業務で多忙な中での事務所作業になります。いろんな理由で年度内の申請が難しかった場合,令和9年度には補助金を出さないということにはなりませんね。
以上です。
次,戻りまして,1,産業廃棄物最終処分場について。
焼却炉に関してはダイオキシンの排出,最終処分場に関しては水質の問題があり,この2点に関しては,先ほど裁判のことを言われたんですけど,常に常に監視の目は必要なことです。
先ほど岡山市は,月に一遍,訪問するということを言われましたが,それは予告なしで抜き打ちで行かれているのかどうか,ちょっとお聞きしたいと思います。それが私は必要だと思っています。
もう一つ,もし排ガスや水質に異常が出た場合は,どのような対応になりますか。岡山市とか地元住民への報告はどんなふうに行っていきますか,その後どうなりますか。
ほかに異常があったら,岡山市への報告がありますか,これ排ガスや水質以外という意味ですね。市長からは地元の方への思いをいただきました。また,6月議会には先ほど言われた職権取消しも含めて,シートのこととか排ガスのこととか質問したいと思います。市民の不安を拭い,安心して過ごすことのできる市政をお願いしたいと思います。
2,夜間中学についてです。ここについてはまだまだ質問したいんですが,1点だけここで言います。
来年度はより充実した内容,体制で臨んでいただきたいです。1つは──1つというのは給食,補食についてです。もうほとんどの人が今食べているということを言われました。
それで,この1年間の議会答弁を見ると,必要があれば要望を聞いて学校のほうで準備することになろうかと思うが,どういった方法が一番いいのか検討したいという答弁と,今後実態を把握する中でどのような工夫ができるのかを考えたいということがありました。
先ほど一律には困難だと一言言われたんですけれども,教育委員会としては,先ほど言われた答弁のようなことを生徒に対して何をしたか,どうなんでしょうか。
私はどのような給食,補食の選択肢が,様々な,一律ではないけれども,できるのかをきちっと調べつつ,例えば来年度置かれる予定の生徒会などの場で,生徒の皆さんの実態や意見をきちんと把握して,検討をしっかりしてほしいなと思います。また,前向きな答弁をお願いします。
3,最後,公園の芝生化についてです。
ここは市長じゃないと難しいかなと思って質問するんですけれども,海洋プラスチックごみの所管をするのは環境局です。だから,環境局がこのことに関しては一番よく知っている。アクションプランについてもどういうものか,何が目的なのかを一番よく知っている。今の話だったら,都市整備局は7月に町内会に意向調査ということで調査しています。でも,それは人工芝のことでの意向調査なので,その前に環境局には相談していないんですね。知ったのは9月だったと今言われました。
私は,この環境問題というのは,今プラスチックの問題は世界的に非常に問題になっている重要なことだと思っておりますが,そういう重要なことを一番よく分かっている,やっている環境局を交えて,本来きちっと政策判断すべきことだったと私は思っています,町内会等に配る前にね。
このプロセスは行政を進める上で私はいかようなのか,ちょっと問題があるんではないかと思うんですが,政策決定のプロセスとして市長はどういうふうに考えられるか,もう少しこういうやり方のほうがよかったんじゃないかとか,御意見を伺えればと思います。私は,事前に話があったら環境局がそんなに積極的に推奨するとは思っておりません。
次に,マイクロプラスチックの流出抑制をすると都市整備局は言われています。私は,岡山市海洋プラスチックごみ対策アクションプランをもう一回読み直しました。アクションプランの基本的な3つの方針の中の2,海洋流出対策の内容は,流出抑制ではなくて流出防止と書いてあるんですね。防止なんです。抑制じゃなくて防止なんですね。今回公園の人工芝生化は流出抑制を行うということなので,アクションプランに反するのではないかと私は思います。これが1つ。
流出抑制なら多摩市のように5%しか捕獲しなくてもいいということなのか,このことについてもお聞きします。
あと,どうしても子どもへの健康が心配ですが,田中議員の提案を受けてどんな議論をされたのか,そこの内容について教えてください。
以上です。
○小川信幸 副議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 人工芝に関して,町内会へのニーズの把握を行った,その話は伺ってはいますけれども,そのプロセスがどうだったのか私自身承知していませんので,そこのコメントというのはちょっとここではできないところがありますけれども,ただ私のところに来たときは,環境局も庭園グループと一緒に来てやっていました。田中のぞみさんの質問にもお答えしましたけれども,ベースとなるものが環境省のガイドライン,これでやっていこうと。要は環境保全の観点から整理している環境省のガイドラインでやっていくということを,そろって言っていたんで,そこは私としても,それはいろんなニーズがあります。環境汚染を防止するというニーズもあるし,やはりこういった人工芝でやりたいというニーズもある。こういう中でどこでバランスを取っていくのか,我々としては一つ一つ仕事を進めていかなければならない立場であり,その環境省のガイドラインに沿ってモデル事業をやっていくというのは,私としても来年度はそうなのかなと思い,了承したところであります。
大きな意味も小さな意味もないかもしれませんけども,今回の決定自身,欠陥があるものだとは思っておりません。
以上です。
◎榎並義忠 岡山っ子育成局長 子どもの性暴力の関係で7つほど御質問をいただきました。一つ一つお答えいたします。
まず,義務と認可の線引きということですけれども,この法律によりますと,法律に基づく認可等を受けて児童に対して教育・保育を提供するものが義務の対象ということで,例えば学校であるとか認可保育所であるとか,そういったものが義務で,それ以外の認可外保育所であるとか児童クラブはそれ以外の認定対象ということで,線引きがされていると認識しております。
それから,認定申請自体が今年の12月に制度が始まりますけど,来年でもいいかといったような御質問だったと思います。
それは制度的には,申請時期を今年度以内にしなさいということはございませんので,来年でも申請自体は可能となります。ただ,我々としては,できるだけ迅速に子どもを守る体制をつくっていきたいので,できるだけ迅速に皆様に申請していただきたいとは思っております。
それから,どのような準備が申請までに必要かといった御質問だったと思います。
まず,認定申請するためにいろいろ就業規則を整備したり,情報をしっかり管理する規定を整備したり,そういった申請のための準備作業が必要になります。この点については我々しっかり,既に説明会もしておりますが,どんどん詳細な情報が入ってきますので,順次説明会なり,どう書けばいいのかとか伴走支援を,その辺はしっかりさせていただこうと思っております。
それから,あとは研修を行うとかありますけれども,合同研修をこちらのほうで御用意させていただきますので,そこもしっかりさせていただこうと思っております。
あとは相談体制を整備していただくといったようなことが準備作業になってくると思います。
あと,いろんなことが起きたときに一緒に対応してくれるのかといったような御質問だったと思います。やっぱり初めてのことですし,これ大変迷われるというか,なかなか難しい業務になってくると思いますので,御相談いただければ,市のほうも一緒になって対応を検討させていただきますので,よろしくお願いいたします。
それから,犯罪歴の確認に時間がかかるのではないかといったような御質問だったと思います。
マニュアルによりますと,たしか2週間から1か月ほどかかると書いてあったと思います。そこはそのとおりで,ただできるだけその時間を見据えて採用活動を行っていただきたいとは思っておりますが,どうしても急な退職があって補充しないといけないようなときは,例外規定がございます。それは子どもと1対1にならないような条件付ですけれども,例外規定もございますので,御相談いただければ,どういう対処したらいいかアドバイスできると思いますので,よろしくお願いいたします。
それからあと,ふれあい公社の市立を先にして,その内容を基に運営委員会はその後にしたらどうかという御質問だと思います。確かにそれも一案だと思いますが,そうすると子どもの安全確保が遅れてしまいますので,我々としては子どもの安全な状況を迅速につくっていきたいと思いますので,できるだけ早いタイミングで認定を受けるようなことで御協力いただきたいと思っております。そのための伴走支援はしっかりさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
それから,あと最後に,認定を受けないと補助金が出るか出ないのかのような御質問だったと思いますけれども,運営委員会はその学区でクラブを運営していただいておりますので,運営補助金が出なかったら運営できませんので,それ自体がもう出ないとかというようなことは事実上不可能だと思います。その中で,この認定は認定として,しっかり迅速に受けられるように御協力願いたいと思っております。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 夜間中学の給食の再質問をいただきました。
現状,1年間たちましたけど,答弁にも述べましたが,学校からは,20分休憩,和やかに皆さん同じ空間で過ごしていると聞いておりますが,新入学生徒もおりますので,改めて聞き取りをして,必要な対応があればしていきたいと思います。
いずれにしましても,給食以外にも学校生活で困っていることがあれば,吸い上げて適切な対応をしてまいりたいと思います。
以上です。
◎板野利泰 環境局長 産業廃棄物処理施設について2点御質問いただいたと思います。
まず,市の立入調査について,予告なしで行っているかについてです。
こちらは原則,予告なし,抜き打ちで調査しております。
それからもう一点,排ガス等施設の異常について,事業者のほうから報告があった場合の市の対応は,また地元への報告はどうかということについてです。
そういった場合には,市のほうで立入調査や行政検査,数値の調査とか,そういった事実確認を行い,事業者への改善指導や行政処分等,必要な措置をまた講じていくことになると思います。
それからまた,異常によって周辺の生活環境の保全等に支障が生じている場合など,市もしくは事業者の方から地元の方々への報告や公表も検討されることになると思います。
以上です。
◎鈴木豪 都市整備局都市・公園担当局長 人工芝に関して再質問,市長答弁以外お答えしたいと思います。
3つあったかと思います。まずは,マイクロプラスチックの流出抑制という点について,海洋プラスチックごみ対策アクションプラン,こちらでは流出防止と言っていることからそごがあるのではないかという御質問であったかと思います。
アクションプランのほうでは,海洋流出対策の中で海洋流出の防止,あるいは施策として非意図的な海洋流出の防止ということがうたわれております。施策の中では,不法投棄の撲滅等による海への流出抑制などをうたわれておるわけですけれども,私どもは今回,人工芝の観点でマイクロプラスチックの流出抑制という言葉を使っておりますが,これは言葉の違いはありますけれども,趣旨は全く同一でありまして,環境局とも相談の上,取組を進めていこうと考えております。
次に,流出抑制策の結果,5%の捕捉で十分であるのかといったような御趣旨であったかと思います。5%とおっしゃられたのは,東京都多摩市の取組の捕捉した量と推計で摩耗したであろう量を割り算されたものであろうと認識してございます。当該多摩市は詳細なレポートも出されております。大阪府も詳細なガイドライン等も出されておりまして,我々も今参考にしているところです。これらのレポート等の中でも,排水部への捕捉以外に,現場に残されているものがある,あるいは確かに飛散してしまっている可能性もあるということで,その考察がなされております。そういった観点で,なかなか100%の捕捉というのは難しいんだろうと考えております。
今回私どもが考えている公園での人工芝の設置,かなり小規模かつ利用に関しても子どもたちが遊ぶものということで,スポーツ施設で使うようなものとは若干環境が異なるであろうとは思っているものの,環境省が示しているガイドライン,こちらをしっかりと使っていく,少し施設としては過剰というか,少し大きな設備が必要になってくることもあろうかと思いますけれども,そういった観点で,できる限りのことをしようということで,この環境省が示すガイドラインにのっとってモデル事業をやっていきたいと考えております。
最後に,11月議会以降の議論についての再度の質問であったかと思います。
人工芝のこのマイクロプラスチックの流出抑制に関して,可能な対策を施していくことが必要だという認識の下で,先ほど申し上げた環境省が示すガイドラインに沿った取組など,その流出抑制の施設の整備,あるいは管理方法といったところを議論したものでございます。
以上です。
〔10番鬼木のぞみ議員登壇〕
◆10番(鬼木のぞみ 議員) 岡山っ子育成局長にはぜひ真摯な態度でよろしくお願いいたします。
あと教育長じゃなくて市長,私がお聞きしたのは,要は7月に町内会に出したのに,9月に知った。だから,その判断というのはその前にしているわけですよね。そういう在り方がおかしいんじゃないかというのを私は聞いています。
勉強についても,田中議員が指摘したことについての勉強をしたという言葉はないので,しっかり勉強して臨む,今立ち止まるべきではないのかということを再度お聞きします。
○小川信幸 副議長 時間切れでございます。(「最初の質問は入っていたよ,市長の質問は」「プロセスの」「そうそうそう。その質問は最初に」等と呼ぶ者あり)
当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 町内会へのアンケートがいつだったのか,それで環境部局が知ったのがいつだったのか,そういうことを今鬼木さんはおっしゃったところでありますが,私としては,スタッフから話,その町内会へのアンケートをいつやったかなどは聞いていないんで,そこのプロセスを正確に事実として承知していない以上,なかなかコメントはしづらいなと申し上げたところであります。
例えば鬼木議員がおっしゃることが事実であったとしても,令和8年度一体何をやるかというところについては,環境汚染を防止する,また抑制という言葉もなかなか両方使い方が難しいところもあるようですが,そういう防止する観点から,彼らは一生懸命考えて整理したところであり,私は結論的には何の問題もないと申し上げたということであります。
以上です。
○小川信幸 副議長 以上で鬼木議員の質問は終わりました。(拍手)
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