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6月16日(火) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和8年6月定例会
6月16日(火) 本会議 一般質問
日本共産党岡山市議団
林 潤 議員
*一問一答方式
1 合併浄化槽の維持管理・修繕の補助について
2 新アリーナ整備・運営事業者の選定について
3 自転車利用の安全・安心について
次は,順序に従いまして林潤議員。
〔33番林潤議員登壇,拍手〕
◆33番(林潤 議員) 皆さんおはようございます。日本共産党岡山市議団の林潤です。
通告に従いまして質問に入ります。
大きい1,合併浄化槽の維持管理,修繕の補助について。
合併処理浄化槽も劣化します。先日,高齢の単身世帯の方から,浄化槽が壊れて困ったという相談がありました。空気を送るブロワーなら数万円,仕切り板の破損は状態により十数万円以上,浄化のための微生物のすみかになる担体の交換は10万円から20万円などの費用がかかります。特に高齢の単身世帯には大きな負担です。
しかし,お金がないからと修繕しなければ,排水先に水質や悪臭の問題が発生し,地域の環境の問題になります。合併処理浄化槽を正常に保つことには公共性があります。環境保全の観点から,合併処理浄化槽の法定検査と保守点検の費用や,浄化槽本体・仕切り板の修繕,浄化槽担体,ろ材などの修繕及び補充,ろ材落下・浮上等の修繕,処理水排水ポンプの交換といった浄化槽の修繕に補助金を出している自治体があります。
岡山市には合併処理浄化槽が3万7,529基あり,そのうちの2万2,131基は15年以上が経過しています。全てに修繕が必要なわけではありませんが,時間がたつほどに不具合は増えます。日常の維持管理について,国が2023年度には,少人数高齢世帯に対する維持管理負担軽減事業を創設しましたが,岡山市は活用していません。
そこで質問です。
1,合併処理浄化槽の設置に補助金を出して推進する政策目的は何ですか。
2,15年以上が経過している合併処理浄化槽について,業者の点検状況を把握していますか。修繕が必要な件数や費用はどうなっていますか。
3,合併処理浄化槽の修繕に補助金を出してはどうですか。
4,少人数高齢世帯の維持管理費の負担軽減を図りませんか。
大きい2,新アリーナ整備,運営事業者の選定について。
第8回アリーナ整備検討会議にアリーナの整備と運営を担う事業者の選定を行う選定委員会の構成の考え方が示されました。
お手元に資料をお配りしています。
議場の方はスクリーンのほうを御覧ください。
今議会に選定委員会を設置するための条例案が提案されています。もとより,新アリーナ建設をやめれば不要な委員会ですが,設置するなら課題について改めて精査する委員会であるべきです。また,市民が検証できるように,選定過程と理由の公開も必要です。
そこで質問です。
1,新アリーナの事業者を選定する委員会は,経済効果,運営経費,公共施設としての妥当性などの課題を精査すべきだと考えます。御所見をお聞かせください。
2,選定委員会の構成と人選の基準はどう定めて,選考は誰が行いますか。利害関係の調査と公開はどのように行いますか。
3,アリーナ整備検討会議のメンバーは選定委員に入りますか。
4,市が委嘱したアリーナ整備支援戦略マネジャーとの関係はどうなりますか。当該マネジャーは委員に入りますか。
5,選定委員会には公募枠をつくるべきだと考えます。公募枠は何人にしますか。
6,選定委員会の費用は,概算事業費に含まれていますか。
7,事業者選定の評価項目と配点はどのように設定しますか。
8,選定した事業者の評価点と選定過程,理由の公開はどのように行いますか。次の会議の前には議事録を公開すべきですが,そうしますか。
大きい3,自転車利用の安全・安心について。
4月から自転車の道交法違反について青切符が切られることになり,どういうことで反則金を払うことになるか分からないから乗らないほうが無難と,自転車利用をやめた人がいます。やめないまでも,何が大丈夫か分からないと心配している市民がいます。
ルールについて市民の理解がまだ十分ではありません。自転車が歩道通行可能な場合があります。ただし,通行していいのかどうか分からないことがあります。自転車で通行中に見渡せる範囲に標識がないと不安になります。ルールを分かりやすくする整備が重要です。
また,ハード面で走行環境の整備も要ります。
自転車の側の安全対策も進めなくてはなりません。市条例で保護者は子どもにヘルメットを着用させることが義務化され,道交法で全ての人の着用が努力義務とされています。
そこで質問です。
1,自転車の違反にも青切符が導入のパンフレットの学習会を,例えば全ての公民館で行いませんか。
2,自転車の交通安全教育に活用できる民間企業の機器やサービスがあります。把握や活用をどう考えていますか。
3は割愛します。
4,自転車活用推進計画に自転車通行可能な歩道を明示しませんか。
5,普通自転車歩道通行可の標識は,見渡せる範囲に1つは設置するように警察に求めませんか。
6,路面電車の線路敷には凸凹があり,交差点で自転車も横切ります。道路管理者として岡電に申し入れて,解消すべきではありませんか。
7,路肩のグレーチングの凸凹を解消するべきではありませんか。
8,全ての人に着用が努力義務になっているヘルメットについて,購入費を補助しませんか。
以上,1回目の質問とします。
答弁よろしくお願いします。(拍手)
○小川信幸 副議長 当局の答弁を求めます。
◎板野利泰 環境局長 大きな1番,合併浄化槽の維持管理,修繕の補助についての項を順次お答えします。
まず,1,合併処理浄化槽の設置に補助金を出して推進する政策目的についてです。
生活排水による公共用水域の水質汚濁を防止し,市民の健康で快適な暮らしや,良好な水環境を保全するためです。
次に,2,15年以上が経過している合併処理浄化槽について,業者の点検状況と修繕が必要な件数や費用についてです。
岡山市内の合併処理浄化槽については,保守点検業者や法定検査機関からの報告により,保守点検等の状況を把握しています。設置から15年以上経過している合併処理浄化槽について修繕が必要な件数は,法定検査機関の報告では,令和7年度において1,061件です。
なお,具体的な修繕内容は不明であり,対応手法も多様なため,費用の把握は困難です。
最後に,3,合併処理浄化槽の修繕に補助金を出してはどうか,4,少人数高齢世帯の維持管理費の負担軽減について一括してお答えします。
市民の健康で快適な暮らしや,良好な水環境を保全するために,まずは合併処理浄化槽の普及を促進し,汚水処理人口普及率を向上させることが重要と考えております。そのため,設置や単独処理浄化槽またはくみ取りからの転換に重点を置いて補助しているところであり,少人数高齢者世帯を対象としたものを含め,現時点で修繕や維持管理に対する補助は考えておりませんが,今後も効果的な補助の在り方について検討してまいります。
以上です。
◎岩田修 スポーツ文化局長 大きい2番,新アリーナ整備,運営事業者の選定について順次お答えします。
まず,事業者選定委員会は,経済効果,運営経費,公共施設としての妥当性などの課題を精査すべきではについてです。
事業者選定委員会では,民間事業者からの提案について公平公正な立場で審査し,最適な提案事業者を選定していくことになります。その際,実施方針や要求水準書に示される事項に対しての妥当性についても確認することとなります。
続いて,選定委員会の構成と人選の基準はどう定めて,選考は誰が行うのか,利害関係の調査と公開についてです。
選定委員会の構成と人選については,他都市事例やアリーナ整備検討会議等の御意見を参考に,本事業と利害関係がない方を本市において選任いたします。
委員の選任に関しては,事業者選定に影響がないと考えられる範囲内で,必要な情報については公開してまいります。
続きまして,アリーナ整備検討会議のメンバー,それからアリーナ整備支援戦略マネジャーは委員に入るのか,また公募枠についてです。
選定委員会の委員については,各分野の専門的な知識を有し,公平公正な立場で審査できる方を選任する必要があります。
戦略マネジャーは当局側の支援をお願いしており,選定委員会の委員に選任することは考えておりませんが,アリーナ整備検討会議のメンバーについては,適任者がいれば選任することもあり得ると考えております。
なお,公募による委員の選任は想定しておりません。
続いて,選定委員会の費用は概算事業費に含まれるのかについてです。
選定委員会の費用は概算事業費とは別と考えております。
続きまして,事業者選定の評価項目と配点はについてです。
事業者選定の評価項目と配点は,選定委員会での議論を踏まえて設定してまいります。
この項最後,選定した事業者の評価点と選定過程,理由などの公開についてです。
選定した事業者の評価点と選定過程,理由,議事録の公開については,岡山市情報公開条例及び岡山市会議公開要綱の規定に基づき,適切に対応してまいります。
以上です。
◎福田広志 市民協働局長 3番,自転車利用の安全・安心についての項を順次お答えします。
まず,学習会を全ての公民館で行ってはについてです。
本年4月から自転車への交通反則通告制度が導入されましたが,導入前から公民館や地元からの依頼に応じ講師を派遣し,交通ルールの遵守・マナー向上のための啓発を行っております。
また,今年3月に開催された公民館長会議の中で,青切符制度の周知を含めた交通安全に関する講座を企画してもらえるよう依頼しており,本年度も依頼に応じ啓発を行っているところです。
次に,民間企業の機器やサービスの把握や活用についてです。
これまでも,自転車利用に関する内容も含めた交通安全啓発を行う中で,民間企業の機器やサービスを活用しております。引き続き,様々な機器等を活用しながら啓発に取り組んでまいります。
次に,ヘルメットの購入費の補助についてです。
本年5月に市が実施した自転車利用に関するアンケートでは,ヘルメットをかぶる理由としては頭を守ることの大切さを認識しているが最も多く,かぶらない理由としては荷物になる,法令・校則で義務化されていない,髪型が乱れるとの理由が多いことから,補助することが必ずしも着用促進につながるわけではないと考えております。
ヘルメットをかぶることは,自分の命を守ることにつながるという意識を広める啓発が重要であると考えております。
以上です。
◎難波雅彦 都市整備局長 同じ項,6,路面電車の線路敷における凸凹の解消について岡電に申し入れてはです。
これまでも,道路パトロールで段差などを確認した場合や,市民からの通報や要望を受けた際には,軌道事業者に対し凸凹といった段差を解消するよう要請しております。今後も,通報や要望を受けた際には,引き続き軌道事業者へ要請してまいります。
次に,7,路肩のグレーチングなどの凸凹を解消すべきではについて,路肩のグレーチングなどの凸凹といった段差の解消については,道路パトロールや市民からの通報・要望を受け,危険度や緊急度の高いものなどを優先して,順次対応しているところです。今後も,引き続き道路パトロールで段差などの異状を確認した場合に加え,市民からの通報や要望などをいただいた場合には,現地を確認し実態を把握した上で,適切な対応に努めてまいります。
以上です。
◎鈴木豪 都市整備局都市・交通・公園担当局長 同じ項,4,自転車活用推進計画への自転車通行可能な歩道の明示,それと5,普通自転車歩道通行可の標識についてお答えします。
普通自転車歩道通行可の規制や標識の設置は,岡山県警察が関係法令等に基づき行っているため,まずはその設置区間の情報提供が可能かどうかを確認するとともに,見渡せる範囲への標識の設置に係る御意見についても伝えてまいります。
以上です。
〔33番林潤議員登壇〕
◆33番(林潤 議員) 御答弁ありがとうございました。
それでは,一問一答方式で再質問に入っていきたいと思います。
最初に,合併処理浄化槽のところです。
これは,暮らしのこと,水環境のことで,個人の所有物ですけど,単に個人の生活のために設置しているだけじゃなくて,公共性があるもんだと思います。今,普及を進めるという話だったんですけれども,この普及率,2009年から2024年については,汚水処理人口普及率75.4ポイントから86.4ポイントと10ポイント以上上がっていて,設置基数も2000年頃は年間1,300基ぐらいあったのが今は800基ぐらいになっていて,普及のほうも大分進んできていて,普及率をもちろん上げることは大事なんですが,既に設置されているものの数も増えて老朽化しているという点から,ここの維持管理の重要性,これ増しているんじゃないかと思うんです。さっきの普及第一ということだけじゃない観点もあるかと思うんですけど,どうでしょうか。
◎板野利泰 環境局長 前提として,浄化槽の維持管理につきましては,法律のほうでも設置管理者が管理する義務があると思います。その上で施策的にどういった支援が必要かということで,現時点で岡山市のほうでは,申し上げたような汚水処理人口の普及,これがまだ全国的には平均を下回っておりますので,それに重点を置いて実際補助しているところであり,今年度におきましても昨年よりもその補助金額の上限の引上げや,新しいメニューを創設するなどして拡充も図っているというところでございます。
以上です。
◆33番(林潤 議員) その拡充のメニューが今あるものについてじゃないというところで取り上げました。
この合併処理浄化槽について言えば,都市計画税を払ってても何年たっても下水道が来ないと。その間に不具合が発生したら,直すのは全部自分というところはちょっと不公平感があります。
それから,下水道が来ないところは,もうこれは将来にわたって下水と同じような地域環境を守る汚水処理のインフラの機能を持っているわけなんで,ここについてはやはり公共性に鑑みて補助を考えていっていただきたいと思います。
先ほど,その状況について数を聞いたところ,15年以上たっているもののうちの5%足らずですね,その点検の結果。このぐらいだったらこれがどうなっているのか,実際にどういったタイミングで修繕したのかとか,幾らお金がかかったのかとか,実態調査していただきたいと思います。それが今後,補助事業をどうしていくのかとか,そういった検討材料になるんじゃないかと思います。そこの実態調査についてお考えをお聞かせください。
◎板野利泰 環境局長 例えば,実際に補助を維持管理にするという段階では,もちろんそういったことも必要かと思います。現時点でおいては,そういう生活排水処理対策のこの目的に照らして,どういった支援が必要かということで考えてまいりたいと思いますので,そういったことの必要性もその中で考えていきたいと思います。
以上です。
◆33番(林潤 議員) 次は,アリーナ事業者の選定委員会のところです。
どんな人に専門性を発揮して調べてもらうかというのは,その要求水準書にどういう項目が盛り込まれるかによってくると思うんです。これは9月頃の公表だということなんですが,それに合わせてもうちょっと具体的な,誰をという中身が出されるんでしょうか。
◎岩田修 スポーツ文化局長 本議会で設置条例のほうが可決されたらということになりますけれども,今,いろんな分野に関して専門の方をお願いしようということで人選を進めていくと。そうなったときに選定する作業の委員になりますので,どういう影響があるのかということも加味しながら,公表時期については検討してまいりたいと思います。
以上です。
◆33番(林潤 議員) 今回,条例案が示されていて,その中には募集要項の策定も任務に入っていますよね。何かこれで,要求水準書自体はもう既に予算が通って,民間委託で業者の支援を受けながら策定しているということになっていて,その後この選定委員も策定の中身に関わるんでしょうか。この辺,一体どういう段取りで,どう要求水準書が仕上がっていって,選定委員会の任務があるんでしょうか。
◎岩田修 スポーツ文化局長 選定委員会に関しましては,要求水準書,実施方針書(案)について,中身を見ていただいて御意見をいただくということで,あくまで要求水準書,実施方針書を最終的に決めるのは岡山市のほうになります。その案の段階で議会のほうにもお示しして意見をいただこうと考えております。
以上です。
◆33番(林潤 議員) それから,公開についてお尋ねしました。
ほかの条例,決まり事によってということなんですが,この条例中に委員の守秘義務は定められているんですね,逆に。ただ,公開が明記されていない。これ,ちょっと公開の姿勢が後ろ向きなんじゃないかと思うんですが,何でこれ,条例自体にも原則公開なり,検証に必要なこととかそういったことを盛り込まなかったんでしょうか。
◎岩田修 スポーツ文化局長 公開に関しましては,先ほど御答弁したとおり,岡山市情報公開条例の規定にのっとり適切に対応するということで,今回選定委員会,原則公開ということにはなりますけれども,業者を選定していく審議の過程の中の状況について,どこまで公開するか,審議に影響がない範囲で公開はさせていただこうと思っております。
以上です。
◆33番(林潤 議員) 原則公開というところで答弁があったので,それを求めていきたいと思います。委員会で諮って,その事業者側がノウハウだから何だからということで非公開ということにはならないようにしていただきたいと思います。
次に,自転車のところで,グレーチングについて修繕していくって,これはLINE通報で取り組むことの対象にも含まれていきますか。
◎難波雅彦 都市整備局長 パトロールによって発見したものもありますけれども,それ以外にもLINE通報等で情報があったものについては現場確認後,対応していきたいと考えております。
○小川信幸 副議長 以上で林潤議員の質問は終わりました。(拍手)
質問の途中でありますが,午後1時まで休憩いたします。
午前11時53分休憩
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