録画中継

令和8年6月定例会
6月17日(水) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議会
江田 厚志 議員
1 特定外来種について
2 交通ルールとマナーについて
 次は,順序に従いまして江田議員。
     〔8番江田厚志議員登壇,拍手〕
◆8番(江田厚志 議員)  皆さん,おはようございます。自由民主党岡山市議会の江田と申します。
 ここ最近,ベジ・ファーストの話もたくさん出てはおりますが,ベジ・ファーストのこともそうなんですけど,ここ最近,岡山市政のいろんな政策面の動き等々で,市民の方も含めて,SNSが少しにぎやかになっているのかなと思っております。
 いろんな議論が交わされていて,いいこともあればというところではあるんですが,実は先日,とある報道番組の関係で,アリーナのことに関して若い大学生の方が意見を述べられていました。
 それに対してコメント欄では,全く関係のない誹謗中傷が非常に多く出まして,その人の人間性であったりとか人格であったりとか背景だったりとか,そういったことを攻撃するようなことが多々増えております。
 これは別にアリーナに限らず,本当にいろんな施策が今,岡山市の中で動いております。その中にいいなと思う人もいれば,悪いなという人もいるわけです。ただ,できれば政策について,賛成,反対の議論はしっかり市民の間ででも行われることはいいんですが,ぜひとも意見の違いがあっても,互いに尊重し合うような関係になっていただけたらなと思っております。
 本市においても,高橋雄大議員を中心にカスタマーハラスメント防止条例,つい先日,制定したばかりだと思います。そういった意味でも,その理念を大切にして,誰もが意見をしっかり言って,特に今回においては,若い世代の意見が言えるような環境づくりだったりとか風潮だったりというのを議会からもしっかり発信していただきたいですし,議会を取り巻く周りの方々にも,そういうことは伝えていただきたいと。
 もしかしたら,その言葉一つで本当に人の命は簡単に飛びます。なので,SNSの扱い,議会の方も中心にちょっと気をつけていただければなというふうな思いを持って,議会の質問に移らせていただきたいと思います。すいません,ちょっといつもみたいに楽しいお話やにぎやかな話ができないんですけど,非常に見ていて不快でございましたので,一言述べさせていただきました。
 それでは,大きな1番,特定外来生物について。
 近年,全国各地で特定外来生物による生態系への影響が大きな課題となっています。
 中でも,ミシシッピアカミミガメ,いわゆるミドリガメは,かつてペットとして広く流通した結果,野外で定着し,在来種との競合や水辺環境への影響が懸念されています。
 岡山市は,旭川,吉井川をはじめ多くの河川やため池,豊かな里山環境を有しており,これらの自然環境を将来にわたって守っていくことは重要な行政課題であると考えています。
 先日,市民の方から,ミドリガメが稲を倒して困っているとお話を伺いました。
 農業用水路などで誕生し,天敵もいないため,用水路の生態系上,頂点になりやすく,すくすくと育っているそうです。
 また,かなり大きく成長するため,車や自転車にとっては急な亀の飛び出しも大きな事故につながりかねないのです。
 そこでお伺いします。
 (1)ミシシッピアカミミガメをはじめとする特定外来生物が本市の生態系や自然環境に及ぼす影響について,当局はどのように認識しているのでしょうか。
 また,市内における生息状況や個体数について,どのような調査や把握を行っているのかをお示しください。
 (2)神戸市や明石市では,特定外来生物に関する調査や捕獲,啓発活動などを実施しながら,実態把握に努めていると承知しております。
 対策を講じるためには,まず現状を正確に把握することが必要不可欠であります。本市においても,大学や研究機関との連携も含め,特定外来生物の実態調査をより積極的に進めるべきと考えますが,御所見をお示しください。
 (3)調査を進めるとしても,特定外来生物の問題はミドリガメだけではありません。特定外来生物ナガエツルノゲイトウなどの水生植物をはじめ対象は多岐にわたり,今後も新たな特定外来生物の侵入や定着が懸念されます。
 特定外来生物対策は,一時的な取組ではなく,継続的かつ専門的な対応が求められる分野であります。
 今後,実態調査や対策を進めていく上で,体制強化の必要性について御所見をお示しください。
 (4)岡山県自然保護センターのような調査研究機能や他自治体における自然環境保全の専門拠点の取組を見ると,調査研究,対策,環境教育を一体的に担う機能の重要性を感じます。
 まずは,実態調査を進め,そのための体制を整備し,将来的には,岡山市として自然環境や特定外来生物対策を専門的に担う拠点機能の充実を図ることも必要ではないかと考えますが,御所見をお示しください。
 大きな2番,交通ルールとマナーについて。
 近年,自転車に関する交通事故や危険運転が社会問題となる中,国は道路交通法を改正し,自転車利用者のながらスマホや信号無視などの違反に対して青切符制度が導入されました。
 運用に関しても,市民の方からは,複雑な思いを持っている声もよくお聞きします。
 法改正の手段に対する賛否の声はありますが,自転車も車両として責任ある利用が求められていることは大切であると思います。
 また,自動車は,免許取得や更新時に交通ルールを学ぶ機会がありますが,自転車は免許不要であり,ルールやマナーを体系的に学ぶ機会が限られております。
 また,岡山市内には幅員の狭い道路も多く,自動車,自転車,歩行者が,同じ空間を利用している実態があります。
 交通安全は,取り締まりだけでなく,教育や道路環境整備と一体で考える必要があると思います。
 そこでお伺いします。
 (1)まず,横断歩道において歩行者優先は当然でありますが,実際には横断歩道付近で立ち話をしている方やスマートフォンを見ながら立っている方など,運転者から,渡る意思が分かりにくい場面も見受けられます。
 事故防止の観点から,歩行者による意思表示や交通マナーの啓発について,市はどのように考えているのでしょうか,御所見をお示しください。
 (2)横断歩道を自転車に乗ったまま横断したり,ルールを十分理解しないまま利用しているケースも見受けられます。信号機も,歩行者専用や,歩行者・自転車専用の標示を見極めたり,場合によっては自動車と同じ信号機の判断に従うなど,高度な判断能力が求められるケースもあります。
 法改正により責任が重くなる中,市として学校教育や地域啓発を通じて,自転車利用者へのルールの周知をどのように進めていくのか,御所見をお示しください。
 (3)自動車,自転車,歩行者が安全に共存するために,マナー向上だけでなく,道路環境の整備も重要です。通学路において,岡山市として交通安全教育と道路整備,どのように連携させながら進めていくお考えなのか,御所見をお示しください。
 あわせて,登下校時の安全確保の観点から,自転車通行空間の整備をどのように進めていくのか,御所見をお示しください。
 以上で1回目の質問を終えたいと思います。
 御答弁のほどよろしくお願いいたします。(拍手)
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
◎板野利泰 環境局長  1番,特定外来種について順次お答えします。
 まず,(1)特定外来生物が生態系や自然環境に及ぼす影響,また市内での生息状況や個体数の調査把握についてです。
 アカミミガメをはじめとする特定外来生物につきましては,本市の希少な生物の減少など,生態系や自然環境に影響を及ぼすものと認識しております。
 現時点では,一部を除き,詳細な調査や把握はできておりませんが,アカミミガメについては,本年度より学術機関と連携し,生息状況に関する調査に着手することとしております。
 次に,(2)大学等と連携し,実態調査をより積極的に進めるべきについてです。
 本市においても,アカミミガメ対策において,先進的な取組を進めている明石市へ職員を派遣するなど,他都市の事例など情報収集に努めているところです。
 今後は,大学や研究機関との連携を深めるなど,特定外来生物の実態調査を積極的に進めてまいります。
 最後に,(3)体制強化の必要性,(4)拠点機能の充実が必要について,一括してお答えします。
 議員御指摘のとおり,特定外来生物の問題は,近年,対策の重要性が増してきており,本市として,継続的かつ専門的な体制の下で取り組むべき重要な課題であると認識しております。
 また,特定外来生物対策をはじめとする生物多様性保全の取組を効果的に進めていくためには,調査研究,対策,環境教育といった様々な機能が連携しながら取り組まれていくことが望ましいものと考えております。
 その上で,本市として,生物多様性保全を専門的に担う拠点機能の充実につきましても,必要な検討を行ってまいります。
 以上です。
◎福田広志 市民協働局長  2番,交通ルールとマナーについての項,(1)歩行者による意思表示や交通マナーの啓発について,(2)地域啓発を通じての自転車利用者へのルール周知について,一括してお答えします。
 市が公民館などで実施している講座の中で,横断歩道での意思表示や青切符など,交通ルール遵守やマナー向上について分かりやすく説明しながら,理解と関心を深めてもらえるよう取り組んでいます。
 また,希望のあった小学校等に出向き,主に4年生を対象とした自転車の安全な乗り方の実技指導をするとともに,交通ルールやマナーの授業を行い,自転車安全運転免許証を発行するなどしており,昨年度は97件実施しました。
 以上です。
◎三宅泰司 教育長  同じ項,自転車利用者へのルール周知についてと通学路における交通安全教育と道路整備についてです。
 学校では,日常的な交通安全指導に加え,交通安全運動週間や長期休業前などの機会を捉えて,生活安全課や警察等の関係機関と連携した交通安全教室の実施や児童・生徒の発達段階に応じた教材の配布による啓発活動を行うなど,交通安全教育の推進に取り組み,自転車利用者等へのルール周知に努めております。
 通学路の道路整備については,関係機関と連携して合同点検を実施し,グリーンベルト設置や歩道舗装復旧等の整備につなげております。
 以上です。
◎鈴木豪 都市整備局都市・交通・公園担当局長  同じ項,登下校時の安全確保の観点からの自転車通行空間の整備についてお答えします。
 自転車活用推進計画では,自転車通行空間のネットワーク化に向けて,市内中心部の重点エリアに加え,都心アクセス軸と郊外スポット部において,自転車通行空間の整備を進めることとしております。
 その路線選定に当たっては,交通量や自転車関係事故の件数に加え,通学利用など複数の要件を勘案して決定しているところであり,まずはこの計画に位置づけた路線の整備を着実に進めてまいりたいと考えております。
 以上です。
     〔8番江田厚志議員登壇〕
◆8番(江田厚志 議員)  御答弁ありがとうございました。
 ミドリガメ,そうですよね,何か最初,僕もミドリガメの相談を受けたときに,いや,ミドリガメって,ちょっと思っていたんです。昔だと縁日ですくって,それこそクラスの子たちがいっぱい飼ってたり,学校教室の中で飼ってたりとかしてたイメージがあるもので,何かそんなにと思ったんですけど,思っている以上に,今,巨大化していて,僕自身も南区の倉敷に抜けるほうの30号線をずっと走るときに,たまに中道を抜けたりとかするときにいるんですけど,実は思っている以上に速いんですよね。亀って,物すごい勢いで走るんですよ。あれを見たときに,ウサギと亀の昔話じゃないですけど,ほんまなんかなと思うぐらいに速い生物なんですよね。でも,これはぶつかっていないから何とも思っていないんですけど,いざ目の前にあの速度で出てきたら,まあまあ大変な物体でございます。
 ただ,亀に限らず,今回,岡崎議員のほうからも話がありましたナガエツルノゲイトウとか,本当に一歩間違うとすごく大きく繁殖していって,いろんな生態系を狂わしてしまうような外来種が,もう本当にいっぱい来ております。
 なので,今回,実施する調査について,その結果をしっかり市民や議会のほうに公表して,今後の外来種対策とか体制整備を検討するための資料として活用させてもらえたらなと思うんですけど,その予定はあるのかということをちょっとお伺いできたらなと思っております。
 自転車のマナーですね。答弁では,小学生を対象にした交通安全教室というのがあって,ちょっと僕も不勉強で申し訳なかったんですが,自転車安全運転免許証というのがあるというのを聞いて,これはめちゃくちゃ面白いなと思いました。
 子どもたちも,楽しくそういうライセンスのための勉強ができるし,授業を受けられるし,特に本当に高度な,自転車の運転マナーだったりとかルールだったりとかというのがだんだん求められているので,そういうふうな子どもたち向けのドライバーライセンス制度みたいなものがあれば面白いなと思ったんですが,これをより多くの子どもたちに受けてもらえたらなというところを考えています。
 今のは,向こうから希望の声があった場合に対応するという形になっていると思うので,ぜひともそれをどんどん積極的に仕掛けていけたらなと思いますし,もし体制が許すのであれば,大きな地域行事のイベント等々があると思うんですけど,そのどこかワンスペースを借りて,そういった教室ができたら面白いんじゃないかなと思うんですけど,そのお考えをぜひ聞かせていただければと思っております。
 あとは,歩行者教育のほうなんですけど,子どもたちの学習する機会というのを設けていただいているのは非常にありがたいなと思うんですけど,ぜひその中に,自転車でのルールやマナーだけでなくて,歩行者としてのルールやマナーというのもあわせていただけたらなと思っております。
 というのが,やっぱり最近はスマートフォンを持つこと自体が普通になってきてしまっているので,車でもそうなんですけど,たまに皆さん,車を運転されるから分かると思うんですけど,目の前で全く動かない車がいませんか。信号が変わっても,ぴくりとも動かない。よくよく横をのぞいたら,スマートフォンを扱っていて,信号が変わったのに気づかなかったみたいな人がいるじゃないですか。
 あれは歩行者や自転車でも同じようなことが起きていて,信号が変わってもスマートフォンを見て,子どもたちがやっていたりとかして,車も行っていいのか行っちゃ駄目なのか分かりにくいとか,そういったこともあるので,ぜひ自転車の乗り方だけじゃなくて,歩行者としてのルールやマナー,横断歩道や道路上での振る舞いについてもあわせてしていただけたらなと思うので,その御所見だけいただけたらなと思っております。
 以上で再質問を終わります。
○田口裕士 議長  当局の答弁を求めます。
◎福田広志 市民協働局長  自転車安全運転免許証等を含めた研修とか講習について御質問いただきました。
 現在は希望のあった小学校だけに出向いているんですが,今後,どういったニーズがあるのか,いろんな,どのようなことができるか,検討していきたいと思います。
 以上です。
◎三宅泰司 教育長  歩行者のほうの交通安全教育ですが,発達段階に応じて,小学校で特に歩行者としての交通ルールを勉強する機会が多くなっています。中学校は自転車が中心になっています。
 その中で,やはり議員御指摘のとおり,自分が車に気をつけて,向こうが見てくれていると思ったらそうでもないということも含めて,様々な注意点を勉強していってもらおうと思いますが,信号機のない横断歩道の渡り方がちょっと近年話題になっていますので,そのあたりもきちんと指導してまいりたいと思います。
 以上です。
◎板野利泰 環境局長  再質問,特定外来生物の調査について公表などしてしっかり活用できるようにということだったと思います。
 今後,学術機関等の協力も得まして,課題の整理や優先順位等を検討しながら調査を行いまして,また調査結果がまとまった段階では,岡山市の自然環境保全審議会等へも諮りまして,自然環境への影響評価等について審議していただき,また結果が出ましたら,必要に応じてホームページにも公表する予定と考えておりますので,しっかりそのあたりは活用していただければと考えております。
 以上です。
○田口裕士 議長  以上で江田議員の質問は終わりました。(拍手)
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