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6月17日(水) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和8年6月定例会
6月17日(水) 本会議 一般質問
公明党岡山市議団
松田 安義 議員
1 岡山市防犯カメラ維持管理費補助事業及び防犯灯電気代補助事業について
2 新庁舎移転について
次は,順序に従いまして松田安義議員。
〔37番松田安義議員登壇,拍手〕
◆37番(松田安義 議員) 皆さん,こんにちは。楽しい質問,ありがとうございました。公明党岡山市議団の松田安義でございます。
本当に,私が36人目なんですね,この議会でね。46人の議員がいます。いつもこのぐらいの数,岡山市議会は質問しています。物すごい活発な議会だと思いますよ。恐らく日本でもあまりないぐらいの議論が闘わされている。この後にまだ委員会もあるので,いろんな案件,議案については,また委員会でもしっかりと議論させていただいています。
当局の皆さんと,それから46名のそれぞれの地域から市民の声を拾って出てこられている議員の皆さん,しっかりといろんな案件について一生懸命議論させていただいています。決しておろそかな議論はしていないつもりでございます。アリーナの件についても,それからできている新庁舎の件についても,それぞれにそれなりのしっかりした時間を使って議論を進めていますので,そういったところも,市民の皆さんはぜひ御覧になっていただければありがたいなと思います。
それでは,通告に従いまして質問に入らせていただきます。
1,岡山市防犯カメラ維持管理費補助及び防犯灯電気代補助事業について。
今年度から新たにスタートいたしました防犯カメラ維持管理費補助及び防犯灯電気代補助事業について,お伺いします。
地域防犯力の向上において,町内会をはじめとする地域住民の皆様による共助の取組は,極めて重要であります。
これまで設置に係る費用への補助はありましたが,維持管理に伴う電気代や点検費用が毎年のように町内会の財政を圧迫していたことから,今回の維持管理費への補助制度の創設は,まさに現場が長年待ち望んでいたものであります。ありがとうございます。
現に,地域の皆様からは,非常にありがたい,助かるといった感謝の声が多く寄せられているところでございます。
しかしながら,この待望の新制度が始まったからこそ,現場の町内会役員の皆様からは様々な声をいただいております。
これらの声を今後のよりよい制度運用へとつなげてまいりたいと考え,以下,伺います。
(1)本事業は,市が広く町内会へ周知を行い,当初は6月1日までの申請を呼びかけておられたと認識しております。
補助金という公金である性質上,毎年度の申請が必要であることは理解いたしますが,初めての試みということもあり,町内会側での準備や書類の取りまとめに時間を要したケースも少なくないと聞き及んでおります。
事業開始から現時点までにおける防犯カメラ及び防犯灯の町内会からの申請状況,進捗はどのようになっておりますでしょうか。
また,当初の呼びかけ期日であった6月1日を過ぎてからの申請についても,柔軟に受け付け,今年度分の補助対象として対応されているのか,あわせてお伺いいたします。
(2)現場の町内会からは,申請手続が煩雑であるという声も聞かれます。交付要綱やQ&Aを拝見しますと,防犯カメラであれば台数確認のための支払い証明書や領収書の写し,防犯灯であれば電気事業者が発行する公衆街路灯A取付場所一覧表などの添付が求められています。
特に,防犯灯を200灯近く管理しているような大規模な町内会においては,これらの膨大な資料を確認,作成し,コピーを用意するだけでも大変な労力となっております。高齢化が進む町内会役員の皆様にとって,この事務負担は極めて重いものであります。
市のQ&Aでは,来年度以降,変更がない場合は,資料の添付を省略する方向で検討しているとの記述も見られますが,一歩進んで,そもそも市から補助を受けて設置された防犯カメラ,防犯灯であれば,設置時のデータが市役所側にも蓄積されていると思います。
それらのデータはどうなっていますでしょうか。
現場にこれ以上の負担をかけないためにも,例えば次年度以降は前年度のデータを基に,市側から申請内容を印字した書類を事前送付するなど,劇的な申請手続の簡素化,DX化を図るべきと考えますが,市の御所見をお示しください。
(3)現在,この維持管理費補助の担当窓口は,市役所本庁の生活安全課が一括して担当することとなっています。
そのため,地域の町内会役員の方が,不慣れな申請書類について直接相談したい,あるいは書類を提出したいと思っても,わざわざ本庁まで足を運ばなければならない状況にあります。
一方で,同じ防犯灯であっても,取替え,修繕の補助申請については,既に管轄の各区役所や支所が窓口となっています。
維持管理の相談は本庁,故障時の相談は区役所,支所と,窓口が分かれていることは,市民にとって非常に分かりにくく,不便と言わざるを得ません。
令和9年度からは電力会社から市へ直接,電気料金を請求する受領委任払い,一括払いの導入が予定されており,これにより町内会の振込負担が軽減される方向であることは高く評価いたしますが,それでも毎年の申請行動そのものは残ります。
であるならば,地域の最も身近な相談窓口であり,他の防犯灯補助も扱っている各区役所,支所でも,来年度以降は申請を受けられるよう,窓口を拡充,分散すべきと考えますが,御所見をお示しください。
次の質問です。
2,新庁舎移転について。
岡山市の新たなシンボルとなる新庁舎が,令和4年度の着工以来,約3年半の歳月を経て,先月5月29日に無事完成を迎えました。
約328億円の巨費を投じたこの新庁舎は,濃い灰色の外壁やひさしの重なりなど,岡山城をモチーフとした美しい外観を備え,15階の展望テラスや省エネ性能ZEB Ready,再エネ100%の達成など,まさに本市が誇るべき最先端の庁舎として誕生いたしました。
これまでの関係者の皆様の御尽力に深く敬意を表します。
来月,7月11日,12日には,ふだんは見られない議場や災害対策本部室,15階展望テラスなどをいち早く体験できる市民見学会が,定員1,700名規模で開催されるとのことであり,多くの市民が大きな期待を寄せていることと存じます。
今後,8月下旬から11月下旬にかけて,順次移転が行われ,11月24日には,いよいよ全面開庁を迎えるタイムラインとなっています。
そしてその後,令和9年度からは,整備第2期として旧庁舎の解体,さらには市民が憩い,にぎわう,野外劇場のような広場空間の整備へと移っていくことになります。
このように新たなスタートを迎える今だからこそ,単に新しい建物へ移るという物理的な移動だけでなく,これまで半世紀以上にわたり,岡山市の発展を見守り,市民に親しまれてきた旧庁舎の歴史と記憶,そしてそこに関わった人々の思いをどのように次代へ引き継ぎ,感謝を伝えるかが重要であると考えます。
そこで以下,伺います。
(1)現在の庁舎は,岡山市のまちづくりの中心として,また災害から市民の安全を守る拠点として,そして都市発展の議論の場として,様々な役割を果たしてきました。
解体作業によって形そのものはなくなってしまいますが,その歴史的価値や市民の思い出を未来に受け継ぐことは,本市のアイデンティティーを守る上でも大切なことだと考えますが,旧庁舎のレガシーについてどのように考えておられるでしょうか。
先日,この旧庁舎の建設に直接携わったある職人さんとお話しする機会があり,当時を懐かしみながら語ってくださいました。
また,この旧庁舎で,長年にわたり市民のために汗を流し,退職していかれた元職員の皆様にとっても,ここはまさに自身の青春であり,人生の軌跡そのものであると思います。
このように,旧庁舎のレガシーとは,単なるコンクリートの塊ではなく,建設に命を吹き込んだ職人さんの誇りやここで勤め上げてこられた元職員方の情熱,そして市民の皆様の様々な記憶が積み重なった岡山市の財産そのものにほかなりません。
新庁舎には,すばらしい市民ホールや展示スペースが1階に設けられると聞いておりますが,単にデジタルで記録写真を残すだけでなく,こうした職人さんや元職員の皆様の生の声,そして旧庁舎の歩みを振り返るメモリアル展示コーナーをこの新庁舎内に設置したり,あるいは解体前に,市民やこれまで通った職員が旧庁舎へ最後のメッセージを書き残せるようなお別れイベントを企画するなど,市民の記憶に残るレガシーの継承手法について,当局のお考えをお聞かせください。
(2)新庁舎の完成という華やかな光の陰には,旧庁舎において長年黙々とその維持管理や市民,職員の利便性向上に携わってくださった多くの民間事業者やそこで働く方々の存在があります。
日夜,庁舎の安全と安心を守り続けてくださった警備業者の方々,お昼どきに職員や市民の憩いの場としておなかを満たし続けてくれた地下食堂の皆様,そして日々の業務を支えてくれたコンビニや売店の業者など,多くの方々が裏方として市政の円滑な運営を支えてくださいました。
これらの中には,新庁舎への移転に伴う管理運営体制の変更や公募の結果などにより,新庁舎の運営には携わらなくなり,旧庁舎の閉鎖とともに一つの節目を迎えられる事業者も少なくありません。
行政上の契約関係としては終了するのかもしれませんが,長年にわたる岡山市への貢献度や市役所というコミュニティーを共に形づくってくれた功績には,計り知れないものがあると考えます。
岡山市として新たなスタートを晴れやかに迎える今だからこそ,これまで長く旧庁舎を支えてくれたこれらの事業者に対し,例えば市長からの感謝状の贈呈とか,退去,閉鎖時にセレモニーを行うなど,市として真心の籠もった感謝の意を表してはどうかと考えますが,いかがでしょうか。お考えをお示しください。
以上で1回目の質問を終わります。御清聴ありがとうございます。(拍手)
○小川信幸 副議長 当局の答弁を求めます。
◎福田広志 市民協働局長 1番,岡山市防犯カメラ維持管理費補助事業及び防犯灯電気代補助事業についての項,順次お答えします。
まず,現時点における申請状況,進捗について,また期日を過ぎての対応についてです。
市内の全町内会及び連合町内会等に対して,書類を送っております。そのうち,申請予定の町内会等は約1,100団体と想定しております。
現時点では,約600団体の申請があり,うち47団体については今月中に補助金が振り込まれる予定です。
また,6月1日を期限としておりますが,期限を過ぎても柔軟に受け付けるとともに,申請漏れがないよう丁寧に対応してまいります。
次に,設置時の市のデータはどうなっているか,次年度以降の申請手続の簡素化,DX化についてです。
市のデータにつきましては,台帳管理システムで管理しております。今回の維持管理費補助を機に,台帳データと申請状況の突合作業をしようと考えております。
今回の補助制度につきましては,正式な案内に先立ち,書類等の準備期間確保のため,事前のお知らせを3月中旬に郵送しておりました。
また,補助申請書類等につきましても,なるべく簡素化を図っているところですが,来年度以降についても,申請者の意見を聞きながら,改善できることは対応してまいります。
この項最後,来年度以降の申請窓口の拡充,分散についてです。
この事業につきましては,本年度,新規に創設したことから,まずは生活安全課で申請を受け付けることとしておりますが,書類自体を区役所,支所,地域センターに持参していただくことは可能としております。
申請窓口の拡充,分散につきましては,今後,検討してまいります。
以上です。
◎小林芳由 総務局長 2,新庁舎移転についての項,順次お答えします。
まず,旧庁舎のレガシーの継承手法についてです。
現本庁舎最後の開庁日となる11月20日の終業後に,閉庁式を予定しており,それに向けて,退職された方を含む職員からのメッセージの募集を計画しています。
それに加え,職員だけでなく,現本庁舎に関わった方々からのメッセージの募集や備前焼を模して作成された外壁などの現本庁舎の一部の保存等を行うほか,議員御提案の旧庁舎のメモリアル展示などについても,今後,検討していきたいと考えております。
次に,旧庁舎を支えてきた事業者へ感謝の意を表してはについてです。
現庁舎は,長年にわたって,日々の維持管理や安全の確保,市民や職員の利便性向上などの点において,多くの方の専門的な知見や献身的な努力により支えられてきました。
そういった方々に感謝の意を表すために,どのようなことができるのか,今後,検討していきたいと考えております。
以上です。
〔37番松田安義議員登壇〕
◆37番(松田安義 議員) 御答弁ありがとうございます。
来年度以降,各区役所等で受け付けてくる,そういうふうにしてほしいんですけど,そうなると,それなりの人員とか,そういった確保も必要じゃないのかなと思っておりますんで,そのあたりも考えながら頑張ってやっていただきたいなと思います。
よろしくお願いします。
それから,レガシー……。
○小川信幸 副議長 時間が参りました。
以上で松田安義議員の質問は終わりました。(拍手)
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