録画中継

令和6年6月定例会
6月17日(月) 本会議 一般質問
みらいえ
前島 慶太 議員
*一問一答方式
1 結婚しやすい岡山市,子育てしやすい岡山市へ
2 孤独死対策について
3 多目的屋内施設(アリーナ)の整備について
 次は,順序に従いまして前島議員。
     〔3番前島慶太議員登壇,拍手〕
◆3番(前島慶太 議員)  皆様こんにちは。みらいえの前島慶太です。あしたはおかやまマラソンの当選・落選発表日で楽しみにしております。
 通告に従いまして質問させていただきます。
 大きな1番,結婚しやすい岡山市,子育てしやすい岡山市へ。
 (1)今年の1月から2月にかけて市内に居住するゼロ歳から小学校6年生までの児童がいる家庭を対象に行われた岡山市子ども・子育て支援に関するアンケート調査にて,「子育てしやすいまちにするために充実が必要だと思うこと」を複数回答で尋ねたところ,最も多かった回答は「子育て世帯に対する経済的支援全般」64.7%でした。
 そこで質問です。
 本市が行っている主な子育て世帯に対する経済的支援をお示しください。あわせて,今後の展望もお示しください。
 (2)NPO法人子育てひろば全国連絡協議会が行ったアンケート調査によれば,自分の育った市区町村以外で子育てをする母親は72.1%に上るとのことです。本市が行っている子育て世帯の孤立防止のための取組とその評価,今後の展望をお示しください。
 先日発表された人口動態統計では,2023年の岡山県の合計特殊出生率は1.32,出生数は1万1,575人とどちらも過去最低,過去最少でした。合計特殊出生率の全国平均は1.2です。この合計特殊出生率は,未婚女性も含めた生涯出生数です。一方,完結出生児数という既婚女性だけの生涯出生数の最新の値は,全国平均1.90となっています。50年スパンで見てみますと,合計特殊出生率は1970年代には約2.1だったものが,昨年は1.2と大きく下がっていますが,完結出生児数は1970年代には2.2前後だったものが,昨年は1.9と50年で0.3の低下にとどまっています。
 つまり少子化に手を打つには子育て支援も大切ですが,それ以上に結婚相手を探す支援と晩婚化対策がより重要だということです。
 ゼクシイ結婚トレンド調査2023によれば,付き合い始めてから結婚するまでの平均期間は3.4年です。また,ベネッセによると,自然妊娠でどうしても,絶対にが90%,子どもが3人欲しい夫婦は23歳という早めの年齢から妊活を始めるのがよいとのことでした。
 これらの前提を踏まえて幾つか御提案いたします。
 (3)成人式に合わせて新成人限定の合コンイベントを開催しませんか。例えば,成人式翌日の月曜日に行うというのはいかがでしょうか。
 (4)出会いのひろばのノウハウを生かして,20代前半の出会いのきっかけづくりのイベント,交際相手を探すためのイベントを開催しませんか。岡山城でイベントを行うなど,行政が企画することのよさを前面に出し,岡山市の持つ観光スポットの魅力も味わってもらえるイベントになるとなおよいと思います。御所見をお示しください。
 子育て支援策の出生率に与える影響について書かれた論文によれば,地価が高いと出生率が下がる,地価を下げることは保育所の整備よりもお金をかけずに人口減少対策になるとのことでした。大きな視点からになってしまいますが,東アジアの先進国は超少子化となっています。韓国,台湾,香港,シンガポールなどは,合計特殊出生率が1以下,韓国や台湾に至っては0.7台となっています。日本の出生率が,これら東アジア先進国と比べ比較的踏みとどまれている理由は,日本の住宅価格が東アジア先進国の中で最底辺だからと言われています。
 これらを踏まえて質問です。
 (5)子育て世代の家賃を補助する制度をつくってはいかがでしょうか。結婚してから数年間,家賃補助を行うという長期的な支援がいいですが,その長期的な支援を行うのは難しくても,結婚を機に引っ越す夫婦への支援というのはできるのではないでしょうか。実際同じような人口規模の静岡県静岡市は,結婚新生活スマイル補助金を昨年度までは上限60万円,今年度は上限80万円に引き上げ,新婚世帯へ補助を出しています。岡山県内でも,玉野市や備前市などは結婚する世帯の新生活を応援する補助金の取組を実施しており,岡山市もできないことはない,やるべきだと思います。御所見をお示しください。
 大きな2番,孤独死対策について。
 65歳以上の高齢者の単独世帯の割合は,2022年には31.8%でした。今後,単独世帯の高齢者の割合がさらに増えることが予想されます。死後数週間,数か月たってから遺体が発見されるとなると,当該地域の評判が下がることも考えられます。
 本市は,地域の事業者等との相互協力のもと,高齢者と子どもの見守りを行う高齢者・子どもの見守りネットワーク事業を行っています。新聞や郵便物がたまっている,電気やテレビが長時間付きっ放しである,子どもの激しい泣き声や親のどなり声が聞こえるなどの異変に気づいた新聞の販売店,ガス会社,訪問介護会社といった協力事業者が,地域包括支援センター,地域こども相談センターへ情報提供を行い,地域と市が連携しながら対応するというものです。
 そこで質問です。
 (1)高齢者・子どもの見守りネットワーク事業の年間の通報件数は,高齢者に関しては何件でしょうか。過去数年間,増加傾向でしょうか,減少傾向でしょうか。あわせて,事業の評価と今後の展望もお示しください。高齢者の命が助かった,孤独死に早めに気づくことができた等の特筆すべき好事例があれば御紹介ください。
 (2)家の郵便物がたまっている,家から異臭がするなど異変に気づいた場合や孤独死が疑われる場合,岡山市民は役所のどこに相談すればよいでしょうか。現状,どの電話番号に相談したらよいか分かりづらいので,どこに電話したらよいか,インターネットで調べてすぐに分かるよう工夫できないものでしょうか,御所見をお示しください。
 大きな3番,多目的屋内施設(アリーナ)の整備について。
 アリーナの必要性について,私自身大変迷っております。プロスポーツチームにとって最上位のリーグ参入のためにアリーナが必要なことはよく分かります。私もスポーツが大好きですから,体を動かせる場所の必要性も大変よく分かります。ですが,145億円の費用を子育て施策に回せばよいのではないか,用水路転落防止のための柵を造るのが先だろうという建設に対して疑問を投げかける声も多く寄せられています。この議場で市民の不安を解消したい,その思いを質問にしました。
 (1)今年の4月に発表された基本計画には,隣接する北長瀬未来ふれあい総合公園と新アリーナとで連携,役割分担することでさらなる防災機能の強化が期待されると書かれています。防災面での北長瀬未来ふれあい総合公園との連携,役割分担について,もう少し詳しくお示しください。
 (2)新アリーナ建設予定地は,ハザードマップでは液状化の危険度が高いとなっています。建物の液状化対策はどのようにされるのでしょうか。
 (3)北長瀬未来ふれあい総合公園でのイベント開催時,駐車場が足りていないという声が寄せられています。駐車場不足問題,周辺道路の渋滞対策をお示しください。
 (4)自動車での来場者を抑制するため,公共交通機関の使用を呼びかけると思いますが,そうなると今度は北長瀬駅のホームが人であふれ返ることはないでしょうか。ホームの拡張を考えるなどJRとしっかり連携は取れていますでしょうか。
 (5)アマチュアスポーツ団体からも,新アリーナを建設してほしいという要望書が届いています。既存の体育館の稼働率を上げることでアマチュアスポーツ団体の要望を満たすことはできないのでしょうか。あわせて,アマチュアスポーツ団体が体育館を使いやすいよう,予約しやすいように市が行っている支援があればお示しください。
 (6)現在,市の体育館は何日前から予約できますでしょうか。施設利用の際の優先順位はどうなっていますでしょうか。
 (7)岡山市の体育館の数は,他政令指定都市と比べ,多いですか,少ないですか。また,1人当たりの体育館の床面積は,他政令指定都市と比べ,広いですか,狭いですか。それぞれの値と政令指定都市の中での順位をお示しください。
 (8)六番川水の公園体育館や浦安にある岡山市総合文化体育館のメインアリーナの週末の稼働率はどのようになっていますでしょうか。
 (9)金額が独り歩きして市民の不安が大きくなっているように思います。建設時,国からの補助金はどのような種類のが幾らもらえそうでしょうか。有利な起債で使えるものはあるのでしょうか。
 (10)アリーナの経済波及効果は,20年で911億円となっています。20年で区切った理由をお示しください。全国のアリーナを見てみますと,30年ほどで大規模改修を行っているところが多いです。大規模改修が想定される30年もしくは役目を終えるであろう五,六十年スパンでの経済波及効果の想定は出せませんでしょうか。
 (11)建設予定地のすぐ近くまで住宅街がありますが,住民の意見はどうなっていますでしょうか。そこに住む皆さんは,アリーナ建設に納得されていますでしょうか。
 (12)アリーナ建設は,特に若い世代のために,子どもたちのために必要だと強調されていますが,若い人の意見はどうやって吸い上げたのでしょうか。市内の学校から意見の吸い取りをしたのでしょうか。私も自分のことを若い世代だと思っているのですが,私や私の周りには必要性についてまだ聞き取りが来ていません。とりわけ若者のためにと強調されていますが,どのような狙いがあるのでしょうか。
 最後(13)です。建設予定費145億円は貴重な税金です。私は,やっぱり民設民営がいいと思います。公募は募らなくてよいのでしょうか。岡山市内,岡山市周辺部の企業が応じなくても,岡山のまちに可能性を見いだした外資系企業が公募に応じてくれるかもしれません。外資系企業による民設民営というのは考えられましたでしょうか。いかがでしょうか。
 以上で1回目の質問を終わります。(拍手)
○森田卓司 副議長  当局の答弁を求めます。
◎榎並義忠 岡山っ子育成局長  1番,結婚しやすい岡山市,子育てしやすい岡山市への項に順次お答えします。
 まず,子育て世帯への経済的支援についてです。
 子育て世帯への経済的支援として,令和5年度に子ども医療費助成の対象者を高校生年代にまで広げ,小学生の通院医療費を全額助成するなど大幅な拡充を実施したところです。また,令和6年度には,児童手当について,国のこども未来戦略に基づき,所得制限を撤廃し,対象者を高校生年代まで拡充,第3子以降の増額などを行う予定です。
 今後の展望については,制度を見直したばかりであるため,まずは安定的な運用となるよう努めてまいります。
 次に,子育て世帯の孤立防止についてです。
 愛育委員が生後4か月までの乳幼児がいる家庭に絵本を届けるこんにちは赤ちゃん事業や乳幼児親子に交流の場を提供する地域子育て支援拠点,子育て広場により,子育ての不安を1人で抱えることのないように支援に努めております。令和5年度の利用延べ人数は,こんにちは赤ちゃん事業が約5,000人,地域子育て支援拠点が約15万9,000人,子育て広場が約8,000人と多くの方々に利用されています。
 今後は地域子育て拠点の実施場所を増やしていくほか,来月からは保護者の就労にかかわらず子どもを保育園に預けることのできるこども誰でも通園制度の試行的事業を開始する予定としております。これらの取組を通じて,子育て家庭の孤立化を防止し,子育ての不安感や負担感の軽減に努めてまいります。
 次に,成人式に合わせたイベントと出会いのイベントについて一括してお答えします。
 結婚を希望する方に出会いの機会を提供する出会いのひろば事業では,一緒に料理やスポーツを楽しんだり,1対1のトークを中心としたティーパーティーを開催するなど多彩なイベントを実施しているところです。
 議員御提案の二十歳の集いに合わせて出会いの場をつくることは,既に自主的な集まりが数多く開催されていることから実施は考えておりませんが,今後は出会いのひろば事業をさらに魅力的な企画となるように内容や実施方法などを工夫し,より多くの方に参加いただけるよう検討してまいります。
 次に,結婚する世帯への家賃補助についてです。
 本事業の実施に当たっては,実施の財源である国からの補助金が限られることから,補助件数を限定して運用することとなり,対象世帯であっても補助が受けられない方が多数発生することが想定されます。
 岡山市としては,公平性の面で制度設計が難しいと考え,導入は考えておりません。
 以上です。
◎後河正浩 保健福祉局長  2番,孤独死対策についての項,順次お答えいたします。
 まず,高齢者・子どもの見守りネットワーク事業のうち,高齢者に関する年間通報件数,過去からの傾向,事業の評価と今後の展望,紹介事例,これについて御答弁いたします。
 高齢者に関する年間通報件数は,令和3年度10件,令和4年度19件,令和5年度35件となっており,増加傾向にございます。
 地域包括支援センターへ情報提供していただく協力事業者数も着実に増えてきており,一定の効果が上がっているものと考えております。
 今後も高齢者が住み慣れた地域で安心して生活できるよう,協力事業者の拡大に向け,周知啓発に努めてまいりたいと考えております。
 協力事業者が高齢者宅の異変に気づいたことを端緒に,関係機関へ通報に至った事例といたしまして,本人の生存が確認され,救急搬送されて助かったケースや,死亡後間を置くことなく3日後に発見されたケースなどがございます。
 次に,高齢者の異変に気づいた場合の連絡先についてでございます。
 地域住民の方が高齢者の異変に気づいた場合の相談は,市内16か所に設置しております地域包括支援センターで対応しております。現在,保健師,社会福祉士,主任介護支援専門員といった専門職員が,町内会,民生委員,介護事業者等と連携して状況確認と必要な支援を行っているところです。
 各地域包括支援センターの連絡先につきましては,岡山市のホームページに掲載しておりますけれども,議員御指摘も踏まえまして,より見つけやすくなるよう工夫してまいりたいと考えております。
 以上です。
◎岩田修 市民生活局長  大きい3番,多目的屋内施設(アリーナ)の整備について,順次お答えいたします。
 まず,北長瀬未来ふれあい総合公園との連携,役割分担についてです。
 新アリーナは,災害時に1次避難施設として活用するだけでなく,物資搬出入の広域拠点として機能することを想定しております。北長瀬未来ふれあい総合公園との連携,役割分担については,今後検討してまいります。
 続いて,建物の液状化対策についてです。
 建物の液状化対策としては,建設予定地でボーリング調査を実施し,液状化の発生が危惧される地層を具体的に把握した上で,液状化対策したくいや基礎等の構造設計を行うこととなります。
 続いて,駐車場不足問題,周辺道路の渋滞対策についてです。
 基本計画では,駐車容量の不足,近隣交差点での渋滞等が想定されております。その対策として,自動車での来場の抑制や公共交通の利用促進,シャトルバスの運行等について,アリーナ建設の具体化に合わせて検討してまいります。
 続きまして,北長瀬駅についてJRとの連携はについてです。
 イベント開催時には,駅構内が大変混雑すると想定されますので,JRともしっかり連携を図ってまいりたいと考えております。
 続きまして,体育館の稼働率,それから体育館の予約,優先順位はに対して一括で御答弁させていただきます。
 市内の体育館の多くが空きのない状況であり,現在以上に稼働率を上げることは困難と考えております。
 なお,体育館の利用予約については,一般予約は2か月前から可能となっております。
 また,大規模大会等につきましては,規模等に応じた優先順位に従い,早期に予約できる運用を行っております。加えて,スポーツ団体が利用しやすい仕組みとして,オンラインでの予約システムを導入しております。
 続きまして,体育館の数等,政令市との比較についてです。
 平成27年度に本市が実施した政令市におけるスポーツ施設数調査では,岡山市有の体育館は8館あり,人口10万人当たりでは1.12館で,政令指定都市20市中8位です。
 また,床面積の合計は1万1,038平方メートルで,1人当たりの床面積は0.015平方メートルとなっており,政令指定都市20市中11位となっております。
 続きまして,建設時の補助金それから有利な起債についてですが,江田議員に市長が御答弁したとおりです。
 続きまして,経済効果を20年で区切った理由,30年もしくは50年から60年スパンでの想定はについてです。
 経済波及効果は,単年度の効果額に年数を掛けることで算出しております。令和4年度基礎調査を実施する際に,10年では短い,30年以上では老朽化等の不確定要素があり,長過ぎるとして20年程度が適切と判断し,算出いたしております。
 続きまして,地域住民の意見はどうなっているかについてです。
 今後,地元説明会の開催を予定しております。地域の方々に丁寧に説明してまいります。
 続きまして,若者のためにと強調しているが,狙いはについてです。
 新アリーナは,トップレベルのスポーツや今まで岡山で見る機会の少なかったコンサートなどに間近で触れる機会を創出します。若い世代から直接意見を吸い上げているわけではございませんが,こういった機会はとりわけ若い世代にとって未来に向けて夢や憧れを抱くことができる契機となり,岡山への愛着や誇りが育まれ,定着にもつながるものと考えております。
 この項最後,建設について公募は,また外資系企業による民設民営はについてです。
 江田議員に市長が御答弁したとおりですが,外資系企業からも民設民営の御提案,そういう御意見はいただいておらず,公募しても応募の期待はできないのではないかと考えております。
 以上です。
◎林良太郎 都市整備局都市・公園担当局長  同じ項,六番川水の公園体育館と岡山市総合文化体育館のメインアリーナの週末の稼働率についてお答えします。
 令和5年度の週末の稼働率は,1日のうち一部の時間帯でも利用された日を稼働日として算出すると,いずれの体育館の稼働率も100%となります。
 なお,1日単位ではなく,午前,午後,夜間に区分して稼働率を算出すると,六番川水の公園体育館が98.4%,浦安の岡山市総合文化体育館のメインアリーナが84.6%となっており,利用されていない時間帯のほとんどが日曜日の夜間になっています。
 以上です。
     〔3番前島慶太議員登壇〕
◆3番(前島慶太 議員)  御答弁ありがとうございました。
 結婚で引っ越す世帯への補助は不平等感が出るからということだったんですけど,少しだけでも,まずは一歩踏み出さなきゃいけないと思うんで,予算が少ないにしても,結婚する世帯に補助を出すべきだと思うんですけど,本当にやらなくていいんでしょうか。
◎榎並義忠 岡山っ子育成局長  一部の方に補助が出るというのは,今問題があるとは思っておりますが,限られた財源の中でどのように施策を組んでいくかというのは,効果とか財源とかいろんなものを総合的に勘案してまた考えていきたいと思います。
◆3番(前島慶太 議員)  ありがとうございました。自分が20代後半で結婚を考えているからいろんな提案をさせてもらったんですけど,市長に聞きます。
 現代の20代後半もしくは30代前半で見込んだとして,一般的なお給料しかもらってないとして,市長はどんな施策があれば結婚したいと思いますか。(笑声)
     〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長  今までで最も難しい質問。(笑声)結婚したのももう40年前になりますからね。前島議員の分析は聞かせていただきました。結婚ということと子どもを産むという2つの観点から物をアプローチしていく。私も非常に重要だろうと思います。行政として何をどこまでやっていくのか,そこの最後はバランス感覚だろうと思うんですね。結婚の関係に関しては,岡山市の連合婦人会などが本当によくやっていただいていると思います。いろいろと話を聞くんです。今回は話が結構盛り上がっていたよと。となると,逆に言えば盛り上がっていないときも結構あるというような話も伺いまして,いろんな場を通じてそういうチャンスがあるようにやっていかなけりゃならないと思いますし,もう一つ何といっても,大きな面での経済的支援は私も必要だろうと思います。従来とは考え方も違うし,それから非正規の職員たちが増えているということもあります。したがって,ダブルインカムじゃなければ生活できないという話はよく聞くわけです。
 我々として何をしなければならないか,それを一番端的にやってきたのが子育て系であります。すぐに子どもを預けることができる子育て環境の整備というのは,本当に重要だろうと思ってやってきていますが,まだまだ皆さん方の御指摘からいくと不十分だと言われるかもしれませんが,やらせていただいております。そのほかコロナでも,様々な状況の中で的確に対応してきたつもりでありますが,これこそ皆さん方のいろんな意見を聞きながら,今の前島議員の御意見も一つだろうと思います。それらを踏まえて,予算に向けてきちっと議論していく,それはやらせていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
◆3番(前島慶太 議員)  アリーナ,JRと地元住民とは計画が決まったらすぐに話し合う予定でしょうか。
◎岩田修 市民生活局長  まだ具体的な日程等は決まっていませんが,今後地元説明会を開催することを計画はしております。JRさんとは,今の基本計画自体はお渡しはしていますので,今後具体的なことは何ができるか協議してまいりたいと考えております。
 以上です。
○森田卓司 副議長  以上で前島議員の質問は終わりました。(拍手)
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