録画中継

令和7年11月定例会
12月5日(金) 本会議 代表質問
みらいえ
鬼木 のぞみ 議員
答弁
      午後2時29分開議
○田口裕士 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 当局の答弁を求めます。
     〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長  それでは,みらいえを代表しての鬼木議員の質問にお答えいたします。
 選挙を振り返ってということで,有権者全体では16%の信任にとどまる,市民の広範な信頼を得ているとは言い難いのではないか,市長の受け止め,今後の市政運営。
 私もいろいろと今回の選挙で言われていますが,16%と言われたのは初めてであります。これは投票されなかった方は全て私の不信任と計算するとこうなるかもしれませんが,そうなんですか。今,議長から休憩いただきましたんで,この前の統一地方選の鬼木さんの票5,000票,有権者からいくと2%,98%の方から信任されていない,そういうことじゃないんじゃないでしょうか。私はそう思います,それは。確かに四十数%の得票率でありました。それもやはり大勢の方が出ている選挙とそうじゃない選挙って違いはありますよね。前回,前々回と2人の戦いであったわけです。だから,得票率も少なくていいということを申し上げるつもりはないんですが,鬼木議員も選挙のときには懸命に戦っているんじゃないでしょうか。そういう結果として,この票を私はいただいたものだと思っております。先ほど林議員の質問もありましたけど,今の選挙制度の中で法定得票率は達しているわけで,おまえもう一度市長をやってみろよと選挙制度に言われているところであります。それをこう言われると,何か違うんじゃないかなと。私は,そう言わざるを得ないと思います。どんな再質問も待っておりますから,答えていただければと思います。
 それから,思った以上に厳しい選挙だったと。応援していただいた市議の皆さんは相当数その場におられたんで,その方々はお分かりだと思いますが,NHKで当選確実が出て事務所に入ります。そこでは普通浴びることのないスポットを浴びながら,もうとっさのことを言わざるを得ない。考えて言うという感じではありません。確かに後,自分で振り返ってみると思った以上に厳しい選挙だったと,これから4年間思う存分仕事しますというようなことを言っていたということはあります。思った以上に厳しい選挙のときに,何か1つ各論が出てくるという感じでは全くないので,ただそのときまで応援していただいている様々な方,私にはあんまり情報を入れないようにしたSNS,こんなこと言われている,こんなこと言われているというのを最後のほうになっていろいろと言われてきます。それから,地元紙でも中区が別の候補が優勢だという記事も流れております。そういう選挙の中で最後に出た言葉であって,理由の一つにアリーナ整備があるのではないかというのは,これも鬼木議員,選挙をずっとやられていて,こういうことにはならないんじゃないかなと私は思います。そういう面では,少し違うんじゃないかなと思っております。
 次に,自治と分権についての考えをと,地方自治とか地方分権と言いますが,この地方自治や地方分権,地方行政の任に当たる者としてこの自治の理念は常に意識しているところであり,国にいるときから地方分権の意識は非常に強く思っていたと思います。私は国のほうも地方分権を進めていただき,地方自治もそれぞれの地方自治を担当される方は意識を持っておられるんではないかなと思っています。
 ただ,先ほど高橋雄大議員の質問でありましたように,明治4年,1871年から同じ制度をずっとやっているとどっかに綻びが来ます。特に市町村合併を繰り返してきている今,従来の議論以上にやはり制度に私は綻びが出ているんではないかなと思っております。ぜひここにおられる皆様方,国会議員の皆さんたちとも話をしていただいて,我々も指定都市市長会等々でやらせていただきますが,国民みんながよりハッピーになるように制度を改正していく,こういう努力を怠らないようにしていきたいし,よろしくお願いしたいと思います。
 以上です。
◎岩田修 スポーツ文化局長  大きい1番,岡山市長選挙を振り返ってのうち,(2)アリーナ整備への市民の意向のうち市長答弁以外で,事業に着手する前に住民投票や意向調査などで市民の意見を直接問う取組を行うべきではについてです。
 共産党を代表されての林議員に御答弁したとおりです。
 以上です。
◎西謙一 保健福祉局長  同じ項,(3)障害の害の字について平仮名表記を取り入れてはどうかについてです。
 障害の害の字の表記については,国において様々な議論の場もありましたが,法令や通知等は漢字表記で統一されております。しかしながら,一部の地方自治体や団体では平仮名表記を採用しており,表記が混在している現状がございます。本市としましても,障害者団体の意向を伺ったところ,どちらの表記も支持する御意見があったところです。引き続き国の動向を注視するとともに,当事者の方々の御意見を聞きながら状況に応じた適切な表記に努めてまいります。
 以上です。
◎北川由佳 政策局長  2,岡山市第七次総合計画についての項,順次お答えします。
 (1)最も重視したポイントはについてです。
 第七次総合計画の検討に当たって,少子・高齢化や人口減少の進展に伴う労働力不足や人材不足の問題は今後より一層厳しさを増していくものと予想しており,人口減少の影響をできるだけ和らげ適応しながら,岡山市への新しい人の流れをつくり地方経済の成長と生活の質の向上の好循環を生み出すことが必要であると考えております。また,若者や女性にも選ばれる魅力的で働きがいのある仕事の創出や生活の安全性,利便性のさらなる向上に加え,まちの居心地のよさ,創造性,期待感,高揚感など高めていくことが必要であると考えております。こうした観点から,わくわくする桃太郎のまち岡山を将来都市像に掲げ,住みやすさに一層の磨きをかけつつ,まちの楽しさ,わくわく感をさらに高める要素を取り入れることとしております。
 次に,(2)自治という言葉を明記すべきについてです。
 自治という言葉は,政策を進めていく上での大前提となる考え方であると認識しております。第七次総合計画においても,自治の要素は様々な箇所に盛り込んでいるところでありますが,自治という言葉を分かりやすく明示することを検討してまいります。
 次に,政策のタイトルに分権を入れるべきではについてです。
 分権については,第1次から第15次までの類似の地方分権一括法により事務権限の移譲等の改革が総合的に推進されており,この10年で大きく進展しており一定の整理がなされているものと認識しております。そのため政策のタイトルに記載してはおりませんが,引き続き取り組んでいくこととしており,分かりやすく明示することを検討してまいりたいと考えております。
 以上です。
◎板野利泰 環境局長  同じ項,海洋プラスチックごみ対策について,まず海ごみゲートキーパー宣言についてです。
 海ごみゲートキーパー宣言とは,市民団体等が定期的に清掃活動やごみ拾いに参加することを要件に宣言団体として登録いただき自発的な清掃活動を促すもので,岡山市海洋プラスチックごみ対策アクションプラン推進会議での提案がきっかけで開始しました。団体等の清掃活動の活性化やイメージアップ等を目的とし,市民や企業の清掃活動を支援する仕組みの構築を目指しております。また,登録方法につきましては,市ホームページ等にある入力フォームから必要情報を入力していただくこととしており,市広報紙はもとより新聞広告,ラジオ等も活用し市民,団体等へ広く周知を図ってまいります。
 次に,海洋プラスチック対策を独立した政策にとして位置づけるとともに,海洋プラスチックごみ対策アクションプランを明記すべきについてです。
 岡山市第七次総合計画における前期中期計画では,政策28にプラスチックごみを減らす取組を明記し,使い捨てプラスチックの削減や適正排出,意図しない散乱防止など海洋流出につながる手前での対策を位置づけているところです。海洋プラスチック問題は,地球温暖化対策と同様に国際的にも重要課題と考えられており,海域のみならず生活排水路や河川といった幅広い分野にまたがる総合的な対策が必要です。今後計画の成案に向けては,海洋及び河川での回収,非意図的な流出防止などを体系的に整理した岡山市海洋プラスチックごみ対策アクションプランの施策等をより明確に取り入れるとともに,海洋ごみ対策の位置づけにつきましても施策全体の整合性を踏まえながら必要な記述の充実を図ってまいります。
 以上です。
◎小林芳由 財政局長  3,アリーナ整備についての項,今後予想される大規模事業の大規模修繕が重なるのをどのように乗り切るのかについてです。
 岡山市公共施設等総合管理計画では,施設の長寿命化を図ることによる更新,改修経費の低減や人口減少,人口構造の変化等を見据え,施設の建て替え等の際,複合化や多機能化等を図ることによる施設総量の適正化などに取り組むこととしております。市全体で各施設についてこうした取組を行うことによって,財政負担の平準化を図っていきたいと考えております。
 同じ項,物価高騰による建設費高騰が考えられるが,財政局は市負担の上限額をどんな根拠で幾らと考えているのかについてです。
 負担上限額については,おかやま創政会を代表しての高橋議員,日本共産党を代表しての林議員に先ほどスポーツ文化局長がお答えしたとおりであり,財政局として独自に想定している上限額というものはありません。
 以上です。
◎岩田修 スポーツ文化局長  同じ項,アリーナ整備について順次お答えします。
 まず,アリーナ整備はいつ決定したのかについてです。
 アリーナ整備事業については,これまで基礎調査,基本計画,追加調査とその都度市議会へお諮りし,新たなアリーナの姿を検討してまいりました。今回の補正予算については,地質調査や測量設計等で実質的に整備に向けた予算となることから,今議会で承認いただくことが事業決定であると考えております。
 続いて,アリーナ整備の必要性や意義を周知するためのアンケートや市民にアリーナ整備事業を知っていただく動画の作成は本来決定後に行うものではについてです。
 これまで岡山になかったアリーナという施設は岡山にとって必要な施設であるとの認識から,その必要性や意義,地域にもたらす効果等について事業決定する前段階で御理解いただくための取組として行っているものです。
 続きまして,整備そのもののきっかけ,検討経過,目的が途中で変わったのであれば,その時期と内容を示せについてです。
 アリーナ整備事業は,プロ,アマチュアスポーツにおける慢性的な施設不足を理由に令和3年12月に経済界から提出された提言書を契機に,本市として基礎調査を実施しアリーナの必要性を確認したところです。その後,SVリーグやBリーグの施設基準の改変により5,000席以上の観客席数や大型映像設備の設置等が必須となったことで,その必要性はさらに明確となりました。さらに議会や経済界等からの御意見を踏まえ,独立採算を前提とした最適なアリーナ規模の検証を行った結果,現在の規模となったものであり,整備の目的等は当初から変わってはおりません。
 続きまして,わくわく感以外でもたらす影響をプラス面,マイナス面から具体的に説明をについてです。
 マイナス面については特にございませんが,わくわく感以外に岡山への愛着や誇りを醸成し心の豊かさを市民,県民にもたらすというプラスの面があると考えております。
 続きまして,アリーナの恩恵は誰がどういった形で受けるのかについてです。
 アリーナは金額に表すことのできない心の豊かさや岡山への愛着,誇りを生み出すものであることから,市内外の多くの方が恩恵を受けるものと考えております。
 続いて,建設予算をほかのスポーツ施設の充実や補修に充てる考えはについてです。
 アリーナ整備事業は,その必要性等から実施に向けた検討を行っているものです。ほかのスポーツ施設の充実や補修については,それぞれの施設において適宜検討していくものであり,アリーナ整備がほかのスポーツ施設のための予算に影響を与えることはありません。
 続いて,最近整備された近隣のアリーナの岡山市の興行への影響を具体的に示せです。
 イベントプロモーターからは,中四国の結節点という岡山の立地を考慮すると他都市に引けを取ることはないと伺っております。
 この項最後,いつどこでどの方式に決めたのか,またBT+コンセッション方式で行うとき岡山市が譲れない条件はについて一括して御答弁します。
 事業手法の決定については,おかやま創政会を代表されての高橋議員に御答弁したとおりです。
 なお,BT+コンセッション方式で実施するとすれば,岡山市が譲れない条件としてトップチームが必要とする施設基準等を満たすことや独立採算での運営などが考えられます。
 以上です。
◎福田広志 市民協働局長  大きい4番,性的マイノリティーの項,ファミリーシップ制度の導入についてです。
 令和6年9月1日,パートナーシップ宣誓制度を事実婚も対象とする制度に見直した際,証明カードの裏面に,パートナーの15歳未満の子を自らの子として扱われたいと希望される場合は,ご配慮くださいとの文言を追記したところです。現行の制度でも利用できるサービスは多くあることやファミリーシップ制度を導入している都市においても利用が僅かにとどまっていることから,現時点でファミリーシップ制度の導入は予定しておりません。引き続き当事者のニーズ把握に努めてまいります。
 以上です。
◎榎並義忠 岡山っ子育成局長  同じ項,性的マイノリティーカップルの里親施策について,レインボーな里親についての思いとどのように伝えるかについてお答えします。
 国の里親制度運営要綱に定められた要件を満たせば,性的マイノリティーの方も里親になることができます。本市としては,社会的養護を必要とする子どもの養育環境を考える上で性的マイノリティーの方も含め様々な方に里親になっていただくことは選択肢の幅を広げることとなり有益と認識しております。今後は,人権担当部局とも協力しながら様々な機会を捉え周知に努めてまいりたいと考えております。
 以上です。
◎木内啓子 産業観光局長  5番,岡山城の内下馬門・太鼓櫓の復元整備とNHK跡地,西の丸整備などの項について順次お答えします。
 まず,岡山城全体のテーマ,ストーリーの設計,発信,PRについてです。
 岡山城の大手側である内下馬門と太鼓櫓の復元が完了した暁には,全国に向けて広く発信するとともに,イベントを開催するなどして多くの方にお越しいただき,改めて岡山城全体の雄大さや美しさをお伝えすることになると考えています。
 次に,堀の外の石垣を巡る観光ルートの整備と路面電車への誘導についてです。
 二の丸内屋敷があった岡山県立図書館周辺や西の丸があった旧内山下小学校など,岡山城周辺には現在も多数の石垣の遺構が残されています。観光客に路面電車を使ってこれらの石垣を巡ってもらえるよう,今後どういったことができるのか研究してまいりたいと考えております。
 最後に,乗降場についてです。
 観光バス事業者にヒアリングを行いましたところ,岡山城の近くに乗降場の設置を求める声も強かったことから,現在乗降場設置に関する調査検討を行っているところです。
 以上です。
◎三宅泰司 教育長  同じ項,内下馬門と太鼓櫓の復元整備について,復元の目的,スケジュール,選ばれた理由,そしてさらなる復元予定はとのお尋ねです。
 岡山城本丸の一部復元は,往時の姿をよみがえらせることで文化財的価値や観光資源としての魅力向上を図ることを目的に行っているものです。その中でも城の表玄関を整備することが効果的と判断し,内下馬門と太鼓櫓を選定しました。整備には復元に必要な歴史的根拠などの各種情報等を整え,文化庁及びその専門委員会の許可を得る必要があります。現在様々な調査を行っており,準備でき次第国に諮り,できるだけ早期に復元許可が得られるよう尽力してまいります。今後のさらなる復元については,現在のところ決まっておりません。
 以上です。
◎鈴木豪 都市整備局都市・公園担当局長  同じ項,観光バス駐車場の西の丸エリアでの整備についてです。
 観光バス駐車場については,自民党市議会を代表されての花岡議員に御答弁したとおりです。
 以上です。
◎三宅泰司 教育長  6,市内に点在する歴史的遺産,文化資源についての項,まず市内の歴史的文化資源の整備についてです。
 操山古墳群等の埋蔵文化財などについては,文化財保護法による保護の規制があるため所管官庁の許可等を得て整備を進める必要があります。今年度は,浦間茶臼山古墳や操山古墳群の金蔵山古墳などの大型古墳9基のレーザー測量を行うこととしており,今後その成果を情報発信していきたいと考えております。こうした取組を実施することで,観光誘客や子どもたちなどへの郷土への愛着,誇りの醸成につなげてまいりたいと考えております。
 次に,歴史的遺産,資源の保全についてです。
 国指定史跡などの文化財については,文化財保護法により所有者において管理するものとなっております。岡山市が所有する史跡などについては現在も草刈りなどの維持管理を行っているところであり,今後より適切に取り組んでまいりたいと考えております。
 以上です。
◎北川由佳 政策局長  7の項,(1)5月閣議決定の重点支援地方交付金について,(3)11月閣議決定の重点支援地方交付金についてお答えします。
 5月の重点支援地方交付金につきましては,岡山市へ約2.3億円の交付額が示されました。その際にはエネルギー,食料品価格の物価高騰への支援という交付金の趣旨,また公定価格の状況や関係団体のお声などを踏まえ高齢者,障害者施設,保育園,幼稚園などへの食材費高騰分の支援や特別高圧電力を利用する市場内事業者の負担軽減を図るための支援を行いました。
 このたびの交付金の岡山市への割当てや支援策につきましては,日本共産党を代表されての林議員に御答弁したとおりです。
 以上です。
◎栗原諭 水道事業管理者  同じ項,福祉減免等の視点から水道料金を減免しないかについてお答えします。
 特定の事業者に対して福祉減免等を行うことは受益者負担が原則である水道事業にはなじまず,使用者間の負担の公平性の観点からも困難であります。
 以上です。
◎鈴木豪 都市整備局都市・公園担当局長  8の項,公園の人工芝生化について順次お答えします。
 まず,マイクロプラスチックの飛散等の調査や指摘についてです。
 マイクロプラスチックの発生流出抑制対策については,自民党市議会を代表されての花岡議員に御答弁したとおりです。
 なお,最新の知見によるガイドラインの更新等については,引き続き注視してまいりたいと考えております。
 次に,日常的な維持管理の担い手,責任の所在についてです。
 愛護委員会が設立されている公園においては,愛護委員会に公園の清掃や除草,施設の点検及び不具合があった場合の市への連絡などを実施していただいているところです。人工芝を設置する場合,その運用については愛護委員会と協議しながら進めるものと考えております。
 なお,人工芝に限らず,公園施設に問題が生じた場合には,管理者である市が責任を持って対応します。
 次に,今夏の暑さ指数では事実上使えないのではないか,またその判断等の主体,それと表面温度が高くなることについてお答えします。
 夏場の公園利用においては,人工芝の有無にかかわらず利用者自らが気象庁と環境省が発表する暑さ指数に注意し熱中症の危険が増す環境下での活動は控えていただきたいと考えております。
 表面温度については,自民党市議会を代表されての花岡議員に御答弁したとおりです。
 この項最後に,防球ネットだけで十分ではないかについてお答えします。
 人工芝を含む施設整備は,子どもたちが思い切りボール遊びができる環境整備の一つとして検討しているところであり,効果や課題等を総合的に考えてまいります。
 以上です。
◎三宅泰司 教育長  9,岡山市立岡山後楽館中学校夜間学級についての項,順次お答えします。
 まず,開設時からの在籍人数,増減の経過と所見をとのお尋ねです。
 岡山後楽館中学校夜間学級は,開設時に12名の生徒でスタートし,その後随時入学された方を加え13名となり,現在は1名減の12名が在籍しております。夜間学級は様々な理由から義務教育期間に十分に教育を受けられなかった方の学び直しの場として重要なものと考えており,引き続き県下唯一の夜間中学としての役割を果たしてまいりたいと思います。
 次に,指導計画等の工夫の検討状況についてです。
 6月から7月にかけて夜間学級の教職員が先進校で教育課程や授業の工夫,生徒支援などについて視察してまいりました。各学校の様々な実践を参考に,多様な背景を持つ生徒に対応するための学習支援や個別の支援計画について校内研修を行い,夏休み明けからの指導に生かしているところです。例えば写真やイラスト等使って掲示物を工夫したり,ICTを活用しながら理解度に応じた支援を行っております。引き続き全国夜間中学校研究大会や情報交換会等で得られた知見も生かし,来年度以降の教育課程が生徒の実態に沿ったものとなるように研究を進めてまいります。
 次に,安心して学べる学校のうち,生徒に関する配慮,研修,日常的な支援についてです。
 保健室には,段差のない体重測定計や精度の高い血圧計を設置するなど幅広い年齢層の生徒に対応できるようにするとともに,4月には夜間学級生徒を想定した職員向けの応急手当て研修を実施しております。また,日頃から夜間学級生徒の健康面についての相談に丁寧に対応し,健診時や校外学習における支援の方法についても適切に対処するなど健康管理体制の充実に努めております。今後も,生徒の安心・安全につながる取組を進めてまいります。
 次に,スクールカウンセラーの相談体制についてです。
 スクールカウンセラーとの面談については,予約制を基本としながら授業中以外の休憩時間や放課後にも相談ができるよう柔軟に対応しているところです。また,10月の教育相談期間では,生徒全員を対象にスクールカウンセラーによる面談を行うなど日頃から相談しやすい雰囲気となるよう努めています。
 続いて,「挑戦」できる学校のうち,生徒会の検討状況と今後の予定について,そして体育祭や文化祭の見学者についてのお尋ねです。
 今年度は第1学年のみの在籍のため生徒会組織を立ち上げておりませんが,校外学習に向けて実行委員会を募り生徒が自分たちで活動のルールを決めるなどの活動は始まっています。学校生活の充実と向上に向け,学年を超えて生徒同士が協力し取り組むことは大変重要であると考えており,学年が複数になる来年度以降,生徒会の組織づくりを検討してまいります。体育祭などの見学については,夜間学級の生徒は様々な背景を持つことから公開することが難しい現状があります。今後の在り方については,学校と相談してまいりたいと思います。
 次に,現在の入学希望者数と今後のスケジュールについてです。
 来年度の入学希望者は,現在のところ3名です。今後希望者に対して1月中に就学通知,3月に入学に向けた説明会を行う予定です。
 なお,入学や見学を希望される方からの相談は随時受け付けております。
 次に,不登校経験者,外国籍の方の募集についてです。
 夜間学級の開設後,市政テレビやラジオ等でのPRのほか,福祉施設の職員研修会や民生委員の会合などで説明を実施してきました。外国人の方に向けては,多文化共生ネットワーク会議の場や民間の支援団体等に直接説明させていただいたところです。これに加えて,10月には校長研修会で岡山後楽館中学校長が夜間学級の紹介したほか,1月には副校長・教頭研修会でも紹介する予定です。
 次に,夜間中学を中学校に紹介してはとのお尋ねです。
 今年度の7月から8月にかけて,夜間学級の教員が義務教育学校を含む全ての中学校を訪問し,不登校等で悩む生徒の卒業後の進路の選択肢の一つとして夜間学級を紹介しました。
 この項最後に,紹介動画を多言語化しないかとのお尋ねです。
 現在,多言語化された動画は作成していませんが,英語,中国語,韓国語,ベトナム語の紹介リーフレットを作成し周知に努めております。今後,外国人の方への夜間学級の紹介動画については研究してまいりたいと考えております。
 以上です。
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