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9月11日(水) 本会議 一般質問
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内容
会議録
令和6年9月定例会
9月11日(水) 本会議 一般質問
自由民主党岡山市議団
難波 満津留 議員
*一問一答方式
1 盛土規制法について
2 多くの部局課が関連する市の主幹事業の体制について
次は,順序に従いまして難波議員。
〔30番難波満津留議員登壇,拍手〕
◆30番(難波満津留 議員) 皆様こんにちは。自由民主党岡山市議団難波でございます。しばらくの間,お付き合いをいただきたい。
ルーチンにより,それから皆様から御好評をいただいております前段の挨拶でございますけど,(笑声)今朝一番,國友議員が地球温暖化のことを御質問されておりましたけど,今農業に本当に顕著に現れています。桃を栽培しておりますけれど,今年,清水白桃とか夢白桃が,例年より10日から2週間早く出来上がって,清水白桃の出立式へ林副市長もお見えでございましたけど,本当に作られる方というか,これからどうしていくのかな,それ本当に温暖化防止をしていかなきゃ,いろんなところで影響が出るのかなと。なぜ朝どりの桃がおいしいか,副市長分かります。朝どり。要は,日中35度ぐらいになって,夜が25度以下になるのが一番望ましいんですけど,その冷えたときに甘みをためる。それから,もう一つ朝どりの桃なんで,みずみずしい。みずみずしいからぴいちぴち,ピーチピーチということで,通告に従い質問に入りたいと思います。(笑声)
大きな1番,盛土規制法について。
昨年の11月議会で,この件について質問しておりますが,その後の進捗を含めて,改めてお尋ねいたします。
(1)林地開発の許可を受けている事業中の残土処分場について,岡山県が定期的に点検しているとの答弁でした。そこで,どのような点検をされているのか,その内容,頻度,市として,その確認状況をお示しください。
(2)規制区域指定の基礎調査進捗状況と調査内容をお示しください。
(3)その後,危険性を訴える市民の方,相談された方がおられたかお示しください。
(4)規制区域指定後,現在事業中の盛土が行われている処分場の安全基準が満たされない場合,事業は一時停止となるのかお示しください。
大きな2番,多くの部局課が関連する市の主幹事業の体制について。
ハレノワ建設・周辺整備,路面電車乗り入れ及び駅前広場整備,新庁舎建設・周辺整備,岡山城西の丸周辺広場整備,アリーナ建設施設整備など,本市の主幹事業が,完成並びに施工中,計画中がめじろ押しであります。
そうした中,プランニングの段階で,各部局課の連携協議不足とビジョン不足が感じられ,それにより完成後に問題が浮かび上がっているように思います。そうならないためにも,事業を遂行する体制を見直すべきではないかと考えます。
そこでお尋ねいたします。
(1)完成案件から,ハレノワについて,タクシーの乗降場がなく,体に障害のある方や高齢者の方からとても不便との声をお聞きいたします。当初,乗降場の計画はなされなかったのか。周辺の道路整備はどこが主管で計画されたのか,どこに原因があったのかお示しください。
(2)完成案件から,駅前広場整備計画で,タクシー乗り場の屋根についての所感をお示しください。
(3)計画案件から,新庁舎建設・周辺整備工事の中で,周辺道路・歩道の整備はどこが主管し,どのような協議をし,どのようなイメージでつくり上げるのかお示しください。
(4)計画案件から,岡山城西の丸周辺広場整備が示されていますが,どの動線で人々を呼び込み,どの動線が人々の滞留を生み,集えるのか,そのためにはどのような広場と景観形成,道路,歩道整備を施すのか,どれだけ市民が憩え,観光客が心踊るのか,完成後の管理は十分行えるのかなどのイメージを描きプランニングすることが重要と考えます。そこで,イメージ,プランニングを改めてお示しください。
(5)アリーナ建設施設整備はどのような体制で行うのかお示しください。
以上でございます。
よろしくお願いいたします。(拍手)
○森田卓司 副議長 当局の答弁を求めます。
◎小山直人 産業観光局長 大きい1番,盛土規制法について。
(1)林地開発の許可を受けている事業中の残土処分場について,岡山県の点検内容,頻度,また市としての確認状況についてお答えいたします。
岡山県に確認したところ,点検については,県の職員が梅雨の前に年1回,事業者立会いの下で洪水調整池,沈砂池,排水路,のり面勾配などの現地確認を行っております。加えて,毎月目視による巡視も行っているとのことです。
点検結果について,異常があれば,市の関係課に連絡が入り,必要な対応を行うこととなりますが,通常は市の職員による現地確認等は行っておりません。
以上でございます。
◎今井洋孫 都市整備局長 同じ項,順次お答えします。
まず,規制区域指定の基礎調査の進捗状況と調査内容についてお答えします。
宅地造成及び特定盛土等規制法,いわゆる盛土規制法の令和7年度からの運用開始に向け,基礎調査を実施しており,国土交通省が示す基本方針等に準じ,宅地造成等工事規制区域,もしくは特定盛土等規制区域を岡山市全域に指定することを念頭に作業を進めているところです。
基礎調査の内容としましては,地形の把握,既存盛土の状況把握などの調査を行い,人家等に危険を及ぼし得るエリアの選定を現在進めているところです。
続きまして,危険性を訴える市民の方からの相談についてです。
今までに,危険な盛土等による市民の方からの通報や相談はありませんが,今後,通報や相談があった場合は,適切な対応を行ってまいりたいと考えております。
この項最後,規制区域指定後,現在事業中の盛土が行われている場合の取扱いについてです。
盛土規制法の運用開始前から行われている盛土については,その盛土が過去に受けている他法令の許可に基づく適用を受けるとともに,盛土規制法の運用開始時に事業を継続している場合は,盛土の計画などの届出が必要となることから,災害,人家に被害が及ぶような災害が起きる可能性がある場合は改善命令の対象となります。
以上です。
◎中原貴美 総務局長 大きな2番,多くの部局課が関連する市の主幹事業の体制についての項,新庁舎の周辺道路・歩道の整備についてです。
周辺道路・歩道の整備の進め方については,自民党市議団を代表されての柳井議員に御答弁したとおりです。
新庁舎や庁舎前の広場,公園を市民の憩いとにぎわいの場とするためには,人や車の動線,バリアフリーへの配慮も重要です。関係部局としっかりとイメージを共有しながら整備を進めてまいります。
以上です。
◎北川由佳 政策局長 同じ項,岡山城西の丸周辺広場整備についてお答えいたします。
岡山城西の丸周辺広場は,歴史を感じる憩いの広場をコンセプトに,歴史・文化,憩い,観光などのにぎわい,防災の機能を備えたスペースとしていきたいと考えております。
具体的には,市民や観光客が広々とした緑の空間で,岡山城や旭川などの景色を見ながら休んだり交流したりと,思い思いに活動できる憩いの空間,また岡山城や石山公園,旭川河畔というにぎわいのエリアにこの広場ができることにより,イベント活用などの選択肢が増え,市民,観光客により楽しんでいただける空間になる,こうしたイメージを関係部局と調整しながら構築してまいりました。
今後の整備に当たっても,複数の部署が関係することから,政策局が中心となり,課題の把握に加え,関係部署での情報共有や対応協議を行ってまいります。
以上です。
◎岩田修 市民生活局長 同じ項,ハレノワのタクシー乗降場についてお答えします。
ハレノワのタクシー乗降場については,施設の設計時から課題であると認識し,警察や道路管理者等とも協議を行ってまいりました。周辺道路整備は,施設整備に合わせて再開発準備組合が計画したものですが,施設内外のスペース不足やタクシー事業者の意見などから,地上,地下のいずれにおいても,多数のタクシーが停留する乗降場の確保は困難でした。結果として,安全性,利便性,運用面を総合的に勘案し,降車のみ地下2階の車寄せで対応することといたしましたが,降車のみでは不便との声もいただいていることから,配慮が必要な方については,地下2階への迎車も可能となるよう運用を見直してまいりたいと考えております。
続いて,アリーナ整備はどのような体制で行うのかについてです。
アリーナ整備につきましては,市民生活局が中心となって,都市整備局等の関係部局と連携を図りながら事業を実施してまいります。
以上です。
◎今井洋孫 都市整備局長 同じ項,駅前広場のタクシー乗り場の屋根についての所感ということにお答えします。
岡山駅前広場については,路面電車の乗り入れを契機に,広場全体を後楽園に見立てるというコンセプトの下,設計,施工を進めており,令和5年12月には新しいタクシー乗降場の運用を開始したところです。
タクシー乗降場の屋根については,利用者が雨の日もぬれずにタクシーに乗降できるよう,乗降スペース全体を屋根で覆うようにしております。また,はりや軒天井は岡山らしさと自然素材の温かみが感じられるよう,岡山県産のヒノキで仕上げており,夜にもその温かみが感じられるよう,乗降場全体を柔らかい電球色の間接照明で照らしております。
現在,タクシー乗降場のみの整備ではありますが,今後の整備によって駅前広場の利便性が向上するとともに,岡山の玄関口にふさわしい快適で魅力的な空間形成に寄与しているものと考えております。
以上です。
〔30番難波満津留議員登壇〕
◆30番(難波満津留 議員) 御答弁いただきまして,順次一問一答で行きます。
林地開発の強化,何で今まで目視に同行しなかったんですか。
◎小山直人 産業観光局長 林地開発につきましては,岡山県に許可権限及び監督権限があることから,県の職員が定期点検を行っております。このため,市の職員が現地確認等を行うことは考えておりません。
以上でございます。
◆30番(難波満津留 議員) 市民の訴え云々かんぬん,私も一応市民の訴えでずっと訴えてきておる。これから目視行ってください。行きますか。行かない。行けるかどうか。
◎小山直人 産業観光局長 もちろん難波議員も市民の方のお一人であるという認識は,当然私もしてございます。市民の方からの通報がございましたら,市で状況を確認し,必要に応じ,県へ通報を行ってまいります。
以上でございます。
◆30番(難波満津留 議員) 通報じゃなくて,確認に行ってくださいよ。行けるかどうか。
◎小山直人 産業観光局長 林地開発は,開発行為により周辺地域による土砂の流出とか災害のおそれがないよう,いわゆる災害の防止や水害の防止,水の確保,環境の保全の4要件を満たしている場合に限り,都道府県知事が許可するものとされております。したがいまして,先ほども申しました市民の方から通報や相談があった場合には,市で状況確認を行い,必要があれば県に通報を行ってまいります。
以上でございます。
◆30番(難波満津留 議員) 堂々巡りだから直接言おう。
要は,(2)の規制区域です。これについては,もう全市指定するという再度の確認なんですけど,どうでしょうか。
◎今井洋孫 都市整備局長 宅地造成等工事規制区域あるいは特定盛土等規制区域,どちらかを全市に対して指定するということで,そういう考えで今現在作業を進めております。
◆30番(難波満津留 議員) それはそれで,また来年度の質問ということでよろしくお願いします。
続きまして,大きな2番です。
いろいろ言いたいんですけど,まず駅前広場の屋根の所感,自然素材というて,全部自然素材でやっていますか,局長。
◎今井洋孫 都市整備局長 屋根の軒の天井部分ですね,そちらについては,構造用の合板を使用しております。ただ表面につきましては,岡山らしさとか自然素材の温かみを感じられるように,県産材のヒノキを使用して,あえて見せるデザインとしております。このヒノキの表面材については,意匠を担当しているデザイナーも監修しており,工場で仕上がりも確認した上で使用しているというところです。
以上です。
◆30番(難波満津留 議員) あの構造用合板見て誰がええと思う。誰とは言わん,私はいっこもいいとは思わん。自然素材でも何でもない。せっかく……理事いますけど,いろんな問題があそこ起きましたよね。だけど,我々は岡山市,要は岡山の顔なんだから,いいものを造ろうと,あんなものはいいもんじゃねえよ。あんな設計した設計者誰ならというところよ。自然素材でも何でも,ただの構造用合板,岡山県産材じゃないですよ,あれは。恐らく外国産材,あれを見て,こりゃええもんできたと,局長の,こんなことをあんまり言うたらパワハラになるから,それ以上言わんけど,そりゃ美的感覚疑うよ。あれをまた,今度,バスのほうへ伸ばしていくて,そりゃ一回考え直したほうがいい,どうですか,あんなもん。考え直しましょうよ。理事,答えて。
◎今井洋孫 都市整備局長 駅前広場の再整備に当たっては,コンペというか,公募を行った中で,全体を後楽園に見立てるというデザインの下でそれを採用して設計を進めているというところで,その提案をされた方の設計者,デザイナーの考えで進めております。ですから,現時点で,今使用している材料を今後使用しないと,見直すべきだという難波議員の御意見ですけども,今現時点で,そこは私は考えておりません。
以上です。
◆30番(難波満津留 議員) 後楽園に,あんな構造用合板を貼った建物がありますか。あるわけがない。屋根裏に。だから,迎え入れる岡山市民の誇りとする駅前広場になるように僕は思えない。これ以上言ったって時間がなくなるから,それは市長,あの屋根見て,誰がええと思います。こんなんか。安普請よな。そりゃ,一回考え直したほうがいいと思います。
続いて,いろいろ言いましたけど,要は,大きな事業案がございますよね。大きな事業案。いろんな部局課が関わっていきます。当然西の丸もそう,それからアリーナもそう,新庁舎もそう,委員会の中でいろんな協議をして答弁をいただいた中に,申し訳ないけど,要は各局,各課の熱意が伝わってこない。それは僕の感覚なんかもしれません。だけど,こういったものを造ろう,こういった要は整備をして,人が潤えて,観光客を迎えてというような,その熱意がいっこも感じられん。それは,お互い局長には自分のテリトリーがありますよ。テリトリーがあって,そこを飛び越えていくと,当然大きなお世話だねということになりかねん。それはなるでしょう。俺んところの,そんなそこまで,あんた踏み込むことねえじゃねえかと。ねえ,中原局長,ありますよね。だから,こういった大きな案件を,さっき言った問題が当然,ハレノワのことについてもそうだし,ここの新庁舎の,要は広場があって大供公園があって,その課が違うというのはおかしい……おかしいことはない,いいんですよ。だけど,柳井議員に答えたとおりと言いましたけど,要は,あの歩道が車椅子の方が安心して通れるかと,今の。だから,動線を考えるのは,それは総務局もそうだし,都市整備も考えなきゃいけない。それを調整する体制をつくらなければ,いろんな問題が起きてきますよ。そりゃ屋根もそう,そりゃ局長はあれでええと思うかもしれんけど,この中で,改めて見たら,ええとは思わん人もおるかもしれん。あれが岡山の顔かというのは。市長,改めて見てください。屋根裏を。副市長も。おおこれか。思いますよ。これかというて。だから,最後に市長にお伺いします。副市長にもお伺いしたいところなんだけど,これからの案件が,要は局長同士の話の中で,やっぱり踏み込めないよねというところ,いっときお話ししましたよね。木を見て森を見ずという話を,この前あるところでしたと。要は,各局,木しか見てない。森を見ない。森をつくろうとしない。だから,こんなことが起きる。だから,それを踏まえて,森をつくるために,大森なんだから大きな森をつくりましょうや。だから,その調整をするのは,市長並びに副市長が大きな案件は,部局間を超えたものは,体制を考えてつくっていくことが,私は望ましいと思います。だから,市長最後に答えてください。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 相変わらずの迫力で迫っていただいているわけですけれども,木を見て森を見ずというか,皆さん,各局長,本当に大森見ていただいていると思ってはいますけれども。でも,アリーナの話も出ましたけど,市民生活局長は次長時代からずっとやって,結構迫力持ってやっていますよ。それと,前の局長,今総務局長になって,今回も公文書館の話も新たに踏み出していっている。各局を横断しながら,大きな案件は,私と両副市長,必ずやっているところで,それが足らないんではないかというところ,そういう御質問でしょうから,それは我々も今の御指摘を受けて,やっていきたいと思っております。
西の丸の話も,政策局長,随分,パワーアップしたと思っておりますから,いい形でこれからやられるんじゃないかなと思っております。
よろしくお願いいたします。
○森田卓司 副議長 以上で難波議員の質問は終わりました。(拍手)
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