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内容
会議録
令和5年2月定例会
2月22日(水) 本会議 代表質問
おかやま創政会
小林 寿雄 議員
再質問・再答弁
〔34番小林寿雄議員登壇〕
◆34番(小林寿雄 議員) 御答弁ありがとうございました。
幾つか再質問させていただきたいと思うんですが,まず市長,ありがとうございました,いろいろ。質問のところでも申し上げましたが,私はポテンシャルが高い岡山市という言い方をずっと続けてきて,本当にこの間というかな,大森市長になられてそれがなくなった,そこに尽きる。わしだってやりゃあできるんじゃと言わんようになったっていう話ですから。きちっとできている。何でかなということなんですが,僣越ながら分析評価をさせていただくと,やっぱり市長のほうで,それぞれの事業は一体何のためにやっているのか,岡山市として何をしなきゃならんのかというのが非常に明確で,それが行かない,前に進まないとなれば,どこに課題,問題があるのかということをやっぱり明確にして取り組まれているんだろうと思うんですよね。そこは物すごく明確なんだろうと。そういった考え方,思考パターンがこの間,職員の間にずっと浸透してきているんじゃないかなと。再三,局長以下が頑張っていただいているということをおっしゃっていますけれども,まさにそういうことなのかなと思うんですね。なので,だからこそいろいろ変化がある中できちっと対応できているし,じゃあどうしましょうというときに,これをまず優先してやろうと,プライオリティーという言葉をよく使われますけれども,そこがやっぱり明確なんだろうと思うんですね。なので,引き続きそういったあたりをしっかりブラッシュアップしながらやっていただきたい。
とりわけ今回質問をやるに当たって,そろそろ変えたほうがいいんじゃないかと,もたなくなってきているものが散見されるんじゃないかということで具体的な質問もさせていただいています。町内会とかコミュニティーがしんどくなっているよということもあるし,どっかでやっぱり抜本的に手を入れていくべきものが多分あるんだろうと思うんですね。医療費助成も国のほうで,私はこの問題も都市間競争のお題なのかということを本会議でやらせていただいたこともあるんですけれども,そういった問題が様々あるので,そういうところはぜひ手をつけていただきたいと思いますし,期待しているということは申し上げておきたい。御所見があればお願いしたいと思います。
アリーナの件なんですが,つまるところスポーツ,プロスポーツをどう評価するのかということになるのかなと思うんです。これを本当に大事にして,ここを起点に盛り上げていこうと,そういうふうに思うのか,まあええんじゃないのという話になるのか。スポーツをどう評価してどうしていくのかって,もうそこに尽きると。それには県も市もねえじゃろうとも思うし,スポーツ云々の話になると,例えばさっきテレビで来年度のマラソンをやっていましたけど,42キロ走って戻るんですよ。車でくるっと回りゃすぐじゃねえかみたいな,もうそんな話にもならないような話になってしまうんで,本当にスポーツを中心にどう考えていくのか,どう評価するのかというところで,本当に市も県もなく,市民,県民でしっかりとこうやっていくんだと,そういうことなのかなと思っていますので,引き続き盛り上げて,市が中心になって盛り上げていく,あるいはそのことを大事にしていくんなら大事にしていくということをこれからもしっかりやっていただきたいということを申し上げておきたいと思います。
あと,ピンポイントの話を若干質問させていただきたいんですが,大盛トークなんですが,3月あたりから再開したいという話がありました。現時点でテーマであるとか,あるいはどういう形で再開されるのか,分かっているようなことがあれば教えていただけたらと,現時点で言える範囲で教えていただけたらと思います。
それから,1番の項の子育て世帯の経済的負担軽減の話なんですが,やっぱり実態把握やニーズ把握をきっちりしていくことが大事なのかなと思うんですね。とにかく困っている,こうだろうからこうしたらみたいな話じゃなくて,やっぱり実態とかニーズをしっかり的確に把握していくことが大事かなと思うんですね。なので,その点についてはどのようにお考えか,お聞かせいただければ。
それから,3番のコンパクトでネットワーク化されたところで,持続可能な公共交通ネットワークの構築についてということなんですが,国のほうでもいろいろお考えいただいているというのを市長のほうから御紹介いただいたんですが,交通政策だけでいけるのか,そういう課題意識は非常に持っていまして,福祉であったり教育であったり,オブザーバー的に参加するということではなくて,やっぱり総合的な議論が必要な段階に来ているんではないかなと。そうしたことも含めて総合的に進めていっていただきたいと思っております。どういう検討をされるのかということもお尋ねしたんですが,それに関わって総合的に,教育,福祉も含めて,ほかの分野も必要なのかもしれませんが,御所見をいただけたらと思います。
それから,東区の人口減少の問題も取り上げさせていただいて,私は随分単純に考えていたんですが,いろいろやり取りさせていただいて,そうじゃねえなと。細かくもうちょっと分析したほうがいいし,どういう手だてが必要なのか,総合的なものだという御指摘もありましたけれども,そういうことを踏まえて引き続きこの問題は少し追っかけていきたいと思うので,言わずもがなの話かもしれませんが,政策局としてもぜひ積極的な関与をお願いしたい,一緒にお考えいただけるとありがたいかなと思いますので,御所見があればお願いします。
それから,教育のところなんですが,不登校について,その原因云々の話があった。もう原因はいろいろありますので置いといて,どういう子どもたちの状況なのか,例えば部屋から一歩も出られない,部屋は出るけど家の外には出られない,家の外には出ることができるというあたり,どんな状況なのかを明確にしていかないと対応も難しいだろうと。完全に部屋の中に引きこもって出てこられないということだったら,医療機関へつなぐとか別の方法も考えていく必要があるんじゃないかなと思うんですね。そうしたあたりを明確にしないと,不登校特認校が必要ではないかとか,あるいはNPOとの連携が必要ではないかと,そうだと思うんですが,じゃあそれに対する回答が出せないと思うんです。なので,そこはしっかりすべきじゃないかなと思うんですが,この問題,具体的な問題については委員会のほうでまたやらせていただきたいと思いますし,いただけると思うので,ここではお聞きしません。
ただ,非常に気になったのが教育委員会の担当のほうとやり取りして,本当に一生懸命やっていただいているというのはひしひしよく分かる。涙ぐましい努力をしていただいていることも分かる。ただ,それぞれやっていらっしゃる事業が目的化してはいませんかと非常に懸念を抱きました,正直。そうじゃないだろうと。さっき市長のほうにお話もしましたけど,何のためにやっているのか,目的は何なのかを明確にして,じゃあどうすればいいのか。こうありたいよね,こうすべきだよねというのを置いて現実とのギャップが当然あるわけで,じゃあそこをどうやって埋めていくか。そこへ行くのを阻害しているものを取っていく。何なのかそれを明確にして取っていく。そういう思考パターンが絶対要るんだろうと思うんです。そういうことを含めながら,具体的な答弁は結構なんですが,思考パターン,こうしていきたいんだということを明確にしながら常に根本に立ち返って組み立て直す,あるいは考えていく作業をぜひやっていただきたいと思うんで,このことについては所見をお願いしたいと思います。
それから,犬島なんですが,難しいですよね,イノシシは難しいですよ。全市ルールでやったらそうなるんですよね。なので犬島ルールと言いましたが,その辺はどうやったらあそこで安心してできるかということで知恵を絞っていただきたいと申し上げておきます。
その中で生活支援体制整備事業,犬島で元気に暮らす会の話をさせていただきましたが,そこについてしっかりサポートしていただきたい。現状,その中で話をするのは介護だったり福祉だったりみたいな話じゃないのかなというふうな感じもしないでもないんですね。さっきのイノシシの見回りとかを島でといってそこへ持って入ると,若い人が何人かいらっしゃるんで,そこへ全部話が行ってしまわないかという話もあるんですね。そういう状況も含めながら,推進員の方に入っていただいているので,しっかりコーディネートなりサポートしていただければと思っています。
スタートアップとか雇用の話,これは要望にしておきたいんですが,なかなか難しいですよね。引き続きこれも追っかけてさせていただきたいと思いますので,どうかよろしくお願いします。思いを伝えさせていただきます。
以上で再質問を終わります。
○下市このみ 副議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫 市長 小林議員のほうから,何のためにやるのかということがきちっと整理されているというお褒めの言葉をいただいたんじゃないかなと思います。
おっしゃるとおりでありますけど,何のためにというのは時点によって当然ながら異なってくるわけであります。今アリーナの問題が議論されておりますが,じゃあ果たして5年前だったらどうなんだろう,10年前だったらどうなんだろう,そして今の時点というのは何なんだろう,これから将来どうなっていくんだろうというのを加味して判断していかなきゃならないと思っております。
先ほどBリーグの話,またVリーグの話等々をさせていただきました。諸情勢を鑑みてみると,プロスポーツの方のおっしゃっていること,また経済界の方のおっしゃっていること,十分首肯できると,うなずくことができるという判断に至っているところであります。
小林議員がおっしゃっているように,今の本質は何かというと,そういう状況下にあってプロスポーツをどう振興していくかということであります。何のためにどう振興していくか,これが議論のエキスだろうと思っています。これからそういった議論を関係各位と交わしていきたいと思います。
以上です。
◎藤澤明彦 市長公室長 大盛トークについての再質問をいただきました。
現在計画しておりますのは,コロナが始まりました3年前に中止となった会がございます。こちらの方々を対象に,現在開催に向けて準備を進めているところです。
なお,来年度以降につきましては,今後検討を進めてまいりたいと思っております。
以上です。
◎吉田元紀 政策局長 東区の件でございます。
政策局としましても,人口の分析,課題の把握,各部局への共有などに積極的に取り組みまして,必要な施策が推進されるように頑張ってまいりたいと思います。
以上です。
◎福井貴弘 保健福祉局長 犬島の関係で生活支援体制整備事業の中で,犬島で元気に暮らす会へのサポートをしっかりしてほしいということだったと思います。
推進員の人が,会が立ち上がるまではもちろんいろいろサポートしていったんだと思います。ただ,もう立ち上がったから終わったというもんじゃなくて,これからですので,当然推進員の人がコーディネートしながら,あと包括支援センターであったり,介護予防センターであったり,そういった関係機関もちょっと巻き込んで,改めてそこの元気に暮らす会の趣旨だとかその認識とともに具体的な活動にもつながっていくようにサポートしていきたいと思います。
以上です。
◎遠藤千里 岡山っ子育成局長 経済的負担軽減も含んで子育て世帯の支援について今後大きく方向性をどう考えるかというお尋ねでございました。
御承知のように,今子育て施策について国のほうでも大きな動きが予定されております。4月にはこども家庭庁ができますし,また6月の骨太の方針に向けましては次元の異なる少子化対策であるとか,将来的な子ども・子育て予算の倍増,こういったものが盛り込まれる予定です。さらに秋に向けては,今回のこども基本法の成立に伴って,こども大綱が閣議決定されるという予定になっております。こうした大きな動きはしっかりと見ていきます。
また,私ども岡山市としては,今の子ども・子育て支援事業計画が終期を迎える予定になっておりますので,令和6年の作業に向けて,来年度予算に状況把握のためのアンケートをする予算を計上させていただいております。ここでしっかりとどういった状況であるのか把握いたしまして,令和6年度の作業において新しいプランをどういった内容でつくっていくのか,しっかり検討させていただきたいと思います。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 教育委員会の各事業について目的を明らかにしてはという御質問がありました。
教育委員会では,自立に向かって成長する子どもというところがよりどころになると思います。各事業ともその子どもたちを目指しての目的ですので,それぞれが効果的に機能するようにやっていくべきだと考えています。例えば学力向上をすれば,特別支援教育の面も,不登校の面も影響が当然出てくると思うんです。不登校だけに特化してやろうとするとなかなか難しい面がありますので,やはり有機的に機能して,全てが横のつながりでできるように,今後教育委員会が一体となって取り組めるように努めてまいりたいと思います。
以上です。
◎平澤重之 都市整備局長 持続可能な公共交通ネットワークの構築について再質問いただきました。
岡山市では,交通不便地域においては,地域住民のきめ細かいニーズに対応したデマンド型乗合タクシーによる生活交通の導入を進めていっているところです。こうした中,例えば地域が生活交通導入の意向を示しても運行事業者が存在しないなど,デマンド型乗合タクシーによる必要な輸送サービスの提供が困難な場合,こういったときにはやっぱり市民の移動手段を確保するということを考えていきますと,福祉や教育部門などを含めて関係部局との議論も必要になってくる場合もあるんではないかなと思っています。
以上です。
○下市このみ 副議長 以上でおかやま創政会の代表質問は終了いたしました。(拍手)
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